- 1 :ムッチョさん :2020/10/24(土) 20:14:34
- 悟空vsマジュニアのif小説を皆さんで考えませんか?
一人で長い文章を考えるのも手間がかかるので、1投稿ごとに交代する感じで書けば気軽に出来ると思います。
文章の最後に※で交代。他に投稿する人がいなければ続けて同じ人が書いても良し。
- 94 :ムッチョさん :2021/01/18(月) 02:48:35
- 「うっ…!」
「ひ、ひどいわ…」
悟空の身体を見たブルマを初め仲間たちは言葉を失った。 右胸に空けられた穴の中は肉や骨がグチャグチャになり直視できない状態に。 穴の周囲は化膿によって変色し皮膚が腐り始めていた。 そして大きくはれ上がった腹や足と、折れ曲がった左腕。 とてもではないが生きているのが不思議で、治療でどうにかなるとは思えなかった。
「早く右胸の傷を止血しないと、孫くんが死んじゃう!」 「こんな大きい傷どうやってふさぐんだ!!おまけに背中まで貫かれてるのにどうやるんだよ!!」 「医者じゃない私にもわかんないわよ!!少しはあなたたちも考えて!!」
あまりの惨状に混乱した仲間たちが言い争いを始める。 もはや悟空が優勝した喜びは忘れ去られていた。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 95 :ムッチョさん :2021/01/22(金) 21:23:31
- 「これ以上、治療もせずにいるのは危険よ!病院まで運びましょう!」
「けど、病院とか島の施設は全部吹き飛んじまってるぞ!」
マジュニアが最後の賭けと言って放った巨大な爆発破によって、武道会場のあった島は荒地と化していた。
「私が飛行船を用意するから、ちょっと待ってて!」
ブルマは自らが持つポイポイカプセルを使って飛行船を出した。 すぐに発進できるように中へ飛び込み準備を進めている。
クリリンたちは倒れた悟空に寄り添うが、身体に触れると痛みを誘発してしまいかねない恐怖から何もすることができない。
「ハァ…ハァ…うっ!…ぐぐっ!!」 「悟空、しっかりしろっ!!」 「ああああっ!…ぐっ…息…するだけで…いてぇ……もう…目が…見えねぇ…」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 96 :ムッチョさん :2021/01/22(金) 21:26:02
- 「悟空さ…」
「その…声は…チチ…か……でぇ…じょうぶ…か…」 「大丈夫だ。おっ父に鍛えられてるから、これぐらいじゃ死なねぇだ」 「よか…った……」 「悟空さ…せっかく優勝したのになんて姿になってんだよぉ」 「すま…ねぇ…うっ…ぶふっ!!ごほっ!!ごほっ!!」
悟空の口からまたしても血が噴き出した!
「悟空さっ!!」
突然チチが悟空の口に自らの口を当てた。
「う…うぐっ…うっ…」 「悟空さ、今助けるだ……ぶぅっ!!」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 97 :ムッチョさん :2021/01/24(日) 03:37:14
- 「準備できたわ!早く孫くんを運んで!!」
「悟空、がんばれっ!今から病院へ連れて行くからな!」
仲間たちが慎重に悟空を飛行船の中に運び込もうとする中、神様はずっと倒れこんでいるマジュニアを見つめていた。 それに気づいた天津飯が声をかける。
「神様、あなたはどうされますか?」 「うむ…ピッコロとわたしだけにしてくれぬか。ケリをつける」 「…わかりました」
意を決した様子を感じた天津飯はこれ以上神様に声をかけられず、飛行船へと走っていく。 荒地となった会場にはマジュニアと神様だけが残り、飛行船が飛び立っていった。 ※
- 98 :ムッチョさん :2021/01/24(日) 03:45:12
- 悟空は飛行船内の部屋に用意されたベッドへと運ばれていた。
悟空の横にはマジュニアから受けたダメージが回復していないチチだけがいる。 ブルマやクリリンたちは何も言わず二人っきりの状態にしてくれたのだ。
「ハァ、ハァ…ぐっ…ううっ…!」 「悟空さ!」
チチはとっさに悟空の手をつかもうとするが、痛みが誘発して悟空がさらに苦しむ恐怖からとっさに手を引っ込めた。
「こんな時に悟空さの手をつかむこともできねぇだなんて…」 「や、やべぇ…もう…気が…遠くなって…きやがった…」 「しっかりするだ!悟空さが簡単に死ぬわけねぇ!!」 「チチ…すぐに…助けてやれなくて…すまねぇ…」 「あの時…アイツから目を離して…おめぇに…カッコつけたから…こんなことに…なっち…まった…」 「そんなのいいだっ!悟空さが生きて勝ってくれたから…結婚するだっ!絶対に!!」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 99 :ムッチョさん :2021/01/24(日) 03:48:01
- 「あ…り…が…とう…ぐうっ!!ぶほっ!!ごはぁ!!」
「ご、悟空さっ!!」
突然、悟空の口から血が噴き出し全身が痙攣を起こした!!
「うあああっ!あ…う…」
痙攣がおさまると同時に悟空の身体は全く動かなくなった…
「悟空さ…ウソ…死ぬわけねぇ!!悟空さが死ぬわけねぇ!!」 「悟空さぁぁぁ!悟空さぁぁぁぁぁ!!目を開けてくれぇぇぇ!!悟空さぁぁぁぁぁぁ!!」
飛行船内にチチの鳴き声が響き、仲間たちは悟空の死を悟った。 一方、神様はマジュニアを殺し、ドラゴンボールの消失と引き換えに世界の平和は守られた。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 100 :ムッチョさん :2021/01/24(日) 03:48:51
- 最後は駆け足気味になってしまいましたが、構想通りの結末で終了となりました。
執筆にご協力いただいた方や読んでくださった皆さん、ありがとうございました。
次回はまた違う感じで書きたいですね。
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