板情報 | 映画/テレビ/本/サブカル ]

◎レビュウ掲示板

スレッド作成:
タイトル:
名前: E-mail(省略可)
内容:

1 : 管理者のメールアドレス(1) / 2 : 理想的ポエムサイト(116) / 3 : レビュウ掲示板の説明(4) / 4 : 詩集読書感想文(23) / 5 : こめんてぇたぁのひとりごと(18) / 6 : お気に召すままタマぁ取ったる!(4) / 7 : ◎詩人迷鑑(5) / 8 : 帰ってきた仮想批評(5)
  (全部で8のスレッドがあります)

掲示板の使い方 / 新着をメールで受信 / 過去ログ倉庫 / スレッド一覧 / リロード




1 管理者のメールアドレス (Res:1)All First100 Last100 INDEX SubjectList ReLoad 1
1 名前: したらば (JBBS3cPo) 投稿日: 2003/11/08(土) 20:59
したらば管理人です。
この掲示板の管理者のメールアドレスですが、無効になっていますので、 早急
に有効なメールアドレスに変更していただくようお願いいたします。

なお、1週間以上経過しても変更されない場合については、管理放棄とみなし、
掲示板を閉鎖させていただきます。
なお、「閉鎖」ですが「削除」ではありませんので、管理者より連絡があり、ア
ドレスが有効なものに変更されたことを確認した場合には、掲示板を復元いたし
ます。
--- error message ---
ERROR: highwayman@excite.co.jp(movie/604)
250-smtp.c000.nrt.cp.net Hi.
250-PIPELINING
250 8BITMIME
250 ok
550 User unknown

--- error message ---

名前: E-mail(省略可)
レスを全部読む 最新レス100 レス1−100 索引 新着をメールで受信 掲示板のトップへ リロード


2 理想的ポエムサイト (Res:116)All First100 Last100 INDEX SubjectList ReLoad 2
1 名前: ボルカ 投稿日: 2003/04/15(火) 20:38
「理想的スレッド」においては、多数の参加者による自由で活発な議論が、
楽しく行われる。
その結果、ネット市民が自らの歴史を主体的に創造するための学習活動が
支援される。


「理想的スレッド」の参加者には、誰でも自由になることができる。なんぴと
も「理想的スレッド」に参加することを強制されないし、なんぴとも排除され
ない。

また、「理想的スレッド」における発言の価値は、その内容のみによって決定
される。誰も自分が誰であるかによって、発言の重要性を主張できないし、
なんぴとも、自分が誰であるかによって軽んじられることはない。

したがって、「理想的スレッド」における発言においては、なんぴとも、彼が
何者であるのかを問われない。

110 名前: ボルカ 投稿日: 2003/07/27(日) 21:33
命題20

私は、「詩学」誌2002年度における「いとう」氏の連載を楽しく読んだ。
ネット詩には、イヤシとしての機能、リハビリとして、コミュニケーションと
して、色々な楽しみ方があるだろう。
しかし、妥協を排する、という私自身のスタンスについては、ここに言明する
通りである。

111 名前: ボルカ 投稿日: 2003/07/27(日) 21:38
***********

第二章は、以上です。

***********

112 名前: ボルカ 投稿日: 2003/07/27(日) 21:43
目次は >>3

次回、第3章は、「理想的ポエムサイト」に出現する「理想的ポエム」とは何か。

について論じます。サブタイトルは変更するかもしれないです。

113 名前: ボルカ 投稿日: 2003/07/27(日) 22:09
言い逃したけど、「理気二元論」と「窮理」に言及すんのは、文系で
「反権威」やるときのキホンね。

難しい言葉や概念を使えないってのは、別に反権威でも何でもない。
私自身は、特に反権威を自分のスタンスとしてはいないが、反権威を
気取って発言しているポエマーは、是非そのへんは抑えやがって欲し
いです。

114 名前: ボルカ 投稿日: 2003/07/28(月) 20:49
*********************
*********************

以後しばらく、雑談。3章は来月。

115 名前: ボルカ 投稿日: 2003/07/28(月) 20:51
間違える人もいないだろうけど、当然のことながら、この連載は私が個人で
考えたことを述べてるだけです。

私と違う考えの人は、フツーに、自分の考えを展開するが吉ならむ。

116 名前: ボルカ 投稿日: 2003/07/28(月) 21:00
それにしても、自然災害ってのは怖いですよね。

なんか、ナゴムことを書きたいけど、武士道の話の後じゃなあ。。
タイミング悪くてすんません、とこっそり思う也。

名前: E-mail(省略可)
レスを全部読む 最新レス100 レス1−100 索引 掲示板のトップへ リロード


3 レビュウ掲示板の説明 (Res:4)All First100 Last100 INDEX SubjectList ReLoad 3
1 名前: 構造 投稿日: 2002/06/21(金) 13:53
よく考えたら、このレビュウ掲示板の説明をすっかり忘れてました。
この掲示板は、さまざまな連載のために作られた掲示板です。
よって、管理人が発行したパスがないと残念ながら書き込めません。
ちょっと連載をもってみたいなあと思う方は下のメールアドレスまで
HNをご記入のうえ、ご一報ください。記入されたHNで登録しますので
記入されたHN以外ではパスが無効となります。

それでは、お楽しみください。


c0033@infoseek.jp

2 名前: 構造 投稿日: 2003/07/20(日) 04:38
今まで、詩人ギルドレビュウの例の反省を含め
スレ立ておよび感想は連載持ってる人しかカキコ
できないようになっていましたが

実験的にではありますが

HN:意見者
PW:kikansyathomas(#kikansyathomasをメール欄)

で感想が言えるようにしてみました。

3 名前: 意見者 投稿日: 2003/07/22(火) 09:17
サイトウ・キネン・カキコ

4 名前: ボルカ 投稿日: 2003/07/27(日) 21:53
皆さま、お気軽にご意見よろしく。
スルーはするかもしれないけど、いきなりキレたりはしないから、率直にどうぞ。

名前: E-mail(省略可)
レスを全部読む 最新レス100 レス1−100 索引 掲示板のトップへ リロード


4 詩集読書感想文 (Res:23)All First100 Last100 SubjectList ReLoad 4
1 名前: かのっぴ 投稿日: 2002/03/20(水) 00:48
詩集を読んだらここに書こう!
簡単な感想でも、批評でもOK。
詩人論になだれ込むもまたよし。
そんな感じで。

17 名前: かのっぴ 投稿日: 2003/06/07(土) 19:46
現代詩手帖2003年6月号(3)

 だから歴史書の切り口は少しでも多いほうがいい。今月のこの詩手帖の
特集は、戦後関西限定という切り口で「もうひとつ」の現代詩を探っている。
「何と」もうひとつなのかがいまいちよくわからない。ある教養が要求されて
いるのだろうか。また杉山平一という人がごく最近書いた本のことや、小野
十三郎という人の評論とそれが詩人たちに与えた影響も予備知識として
要求されているようだ。そう考えるとブツブツいろいろ言いたくなるけれど、
この特集で名前が挙がっている詩人の詩は、読んで損はなさそうだ。図書館で
ぱらぱらと詩集をめくった限りでは。こういうのは年表や辞書の代わりに
活用するのがよさそうだ。せっかくなのでこの特集で知った詩人の詩の
感想を幾つかここに書いてみたい。それと特集のなかの与太話のなかにも、
当時の状況を知る手がかりになりそうなものがあるので、取り上げたい。
これらは次回書くことにしたい。いつ書くかは未定。

18 名前: ぽげ 投稿日: 2003/06/07(土) 23:10
|ー゚) ミテルヨー

19 名前: ボルカ 投稿日: 2003/06/08(日) 22:08
今月号買って無いけど、たしか高階さんも関西人ですよね。
彼の「キリンの洗濯」の表紙とカットやってる原律子(本業は、どエッチ漫画家)も
マンガ作品は関西人ポイ感じやねんな。

20 名前: かのっぴ 投稿日: 2003/06/15(日) 22:36
>>18
ありがとー
>>19
原律子さん、スピリッツかなんかで見かけたことあるような。

なんだか地域差の問題って、つかみどころがないんですよね。
苦戦中。うちのサイトのレビュウには適当に書いておいたけれど。

21 名前: かのっぴ 投稿日: 2003/06/30(月) 16:03
歴史を考察の前提とするとき、誰もがそれを前提とし得る「正史」は
存在するのか、またその内容は正しいのか、ということを不問にしては
いけない気がする。おそらく正史の内容では、戦後詩の出現の歴史的意義はこうだ。

感情の赴くまま詩を綴る行為が、詩人の裏側にある何か大きな力にたいして
批評的精神を持ちえず、結局それは自由な表現とはならない。内省によって
批評的精神の裏付けのある真の自由を獲得され、より深い表現が目指された。

上記は誰かの言葉を引いたわけではなく、いろいろ読み漁って、時代背景も
考え、こんなところだろうと私が勝手に推測したものに過ぎない。でもおそらく
当たらずとも遠からず、といったところで、上記のような主張は(今でさえも!)
形を変えていろいろなところに現れてきていると思う。小野十三郎の場合、
短歌的抒情の否定という主張にそれが現れているようだ。この言説は、定型批判を
内容とする否定命令として広がっていった。その過程で原文とは違うニュアンスで
広がった形跡もちらほらと見える。それはそういう事実として捉えるべきで、誤解
だからといって軽視してもいけないだろう。そのような誤解を生む素地が当時の
読み手にあったという事実と、その背景にある何か空気のようなもの、それを
探ることも重要だ。しかしながらまずは発信源の小野十三郎について探ることが
先決と思われる。

22 名前: かのっぴ 投稿日: 2003/06/30(月) 16:03
「正史」は必ず歪められている。

これは第四次十字軍を持ち出すまでもなく、もはや一般常識に属することだろう。
検証が可能な限りにおいて、疑うべきは疑い、「正史」の存在を無批判に許しては
いけないだろう。歴史を背負うとか、ある時代は終わったとか、そんなことを言う前に、
依って立つ「正史」は何なのか。レトリックとして語る場合であっても歴史という
言葉を用いる者がこのことに無関心というのでは、あまりに無責任だろう。

23 名前: かのっぴ 投稿日: 2003/06/30(月) 16:17
関西についての私の中にある先入観も、とてもじゃないけど信頼に足るもの
ではないので、あっさり捨ててかかろうと思う。日本のあちこちで区画整理
などの都市基盤の整備が行われ尽くした後では、戦後のどの地域であれ、
現在からその実像を的確に把握することは容易ではない。先入観は邪魔に
なるだけであろう。結局、個々の詩人の生い立ちなり作品なりに依存して
調べざるを得ない。幸い小野十三郎の場合、文献も豊富なのでそれが可能だ。

戦後(歴史)、関西(地理)、といったことは後回しにし、個々の詩人について
探ることにしたい。手始めは小野十三郎から。

名前: E-mail(省略可)
レスを全部読む 最新レス100 レス1−100 掲示板のトップへ リロード


5 こめんてぇたぁのひとりごと (Res:18)All First100 Last100 SubjectList ReLoad 5
1 名前: かのっぴ 投稿日: 2002/04/06(土) 11:48
某ばあすのコメンテーターもやっているかのっぴ。
言いたいことは間違いなくたまると思うので
書く場所としてここを確保します。
あそこだけだと言うことが限られそうだから。
ぼやきだけでなく、いい詩があったとか、
こいつ面白そう、とか、そんな雑感も書いて行きます。
明日から第3回。ちょっとかったるいが、
どうせやるなら面白く、表と裏を使い分けて(w

12 名前: かのっぴ 投稿日: 2002/04/20(土) 01:00
「パンが欲しい。ジャムはもういいから。」

結局石南花君に感じた違和感はそんなものなんだろう。
評はジャムの味への賞賛の言葉で結んでおいた。
真剣勝負と気張ったにしてはあまりに滑稽だったようだ。
こうしている間に自分にとってのパンをみつければよいものを。

13 名前: かのっぴ 投稿日: 2002/04/22(月) 21:07
次回が最終回の予定。
第3クールが終わった後にまとめ書きします。
今回は推薦権があるので予想はしません。

14 名前: かのっぴ 投稿日: 2002/04/27(土) 12:17

<最終回 前編>
注目の詩人 in 『群青詩賞』

4.いいみ
(サイトなし。ギルド登録詩2篇)
http://www17.big.or.jp/~kinro/make1/r5903.htm
http://www17.big.or.jp/~kinro/make1/r6141.htm

書き連ねた経験からくる独特の練りこまれた言葉づかいがとても興味深い。
今回の投稿詩はそれに加えモンタージュ効果などによる立体感もあった。
これからが楽しみな詩人といえるだろう。洗練されたものを目指す過程で
持ち味を殺してしまわないか心配でもある。彼女を生かすか殺すかにより、
評者は存在意義を問われるだろう。彼女を殺すような評者はもういらない。

5.石南花(ちょり)
http://members.tripod.co.jp/calmfield/

人間的な感情を前面に押し出すようなタイプとは正反対の作風である。
しかしそれでいて言葉の感触はどこかやわらかい。スペースや改行を
今回は使っていなかったが、へたにそれらを使った詩よりも空虚で
不思議な世界を表現していたように思う。実をいうと彼はスペース、改行を
比較的多用するが、それらは意味のある使われ方であるように思う。
がきんちょのような普段の発言を我慢すれば(笑)、作風はまあまあ
読ませるものではあると思う。現代絵画でもみているような気にさせる。

6.たまこむし
http://shibuya.cool.ne.jp/tamakomushi/

作品は短かったがどこか忘れられないような印象が残っていたので、
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

15 名前: かのっぴ 投稿日: 2002/04/27(土) 12:32

<最終回 中編>

本当はコメンテーターを前回でやめるつもりではあったが、
ただでさえコメンテーターの人数が少ないことを考えて、残ることを決意した。
(詩について考えすぎると実生活がめちゃくちゃになる自分をなんとか
コントロールしてここまでやっているが@笑)

コメンテーターはもっと流動化していいと思う。
いまはみんな同じ方向をみているのではないか、そんな気さえする。
もちろん個々の作品評をみるとそうでもないのだけれど。
洗練だけが言葉の力を引き出すわけではない。引き算だけが推敲ではない。
洗練だけを目指せば活力がなくなって行く。
好みをオブラートに包んで提示することは、へたすればその人の持ち味を
殺してしまう。たかが読み手のエゴのために!!
どうせ好みをいうなら誉めるところは誉めろ!
詩を楽しんで読め!しかめっ面するな!!
向上心?真摯??ふざけんな!!!
詩は勉強するものじゃねぇんだよ。
書かなきゃいられないもんなんだ!!!!!!!!!!!!!

16 名前: かのっぴ 投稿日: 2002/04/27(土) 12:50
<最終回 後編>

今回救いなのは、書き手が流動的なところ。
この点において群青詩賞は将来性があると思う。
常連の投稿者のなかにも注目していい人は確かにいるのだが、
彼らには後進に道を譲る潔さをそろそろ求めたいところである。
群青詩賞の枠は限られている。その枠のひとつを占有することの
重みは理解しているのであろうか?
彼らはむしろ読み手として貪欲になるべきであろう。
ただでさえ人手不足のコメンテーターサイドにもっと人が流れてくることを期待したい。
評の多様性も私はもっと見たい。私だけが異端になるのはもうごめんだ。

愚痴ばかりだが私はこの場所が嫌いではない。
詩板でウザイと叩くなら叩け!だが馴れ合いサイトには私がさせない。
葉月くんもそれは望んでいないはずだから。
これにて最終回になるが、詩人の発掘場所として群青は興味が尽きない。
ギルドも離れたことだし、ネット詩紀行を書くための拠点のひとつに
群青を活用して行きたい。

気が向いたらネット詩紀行の連載をこのレビュウではじめたいが、
なんだか私の連載だけで気が引ける(笑)少し様子をみてみようと思う。

17 名前: かのっぴ 投稿日: 2002/06/13(木) 10:59
振り返って

自分の見る目に自信がないことを晒しているような文章だなと反省。
最近は書き手のための批評は書いていない。純粋に詩を読むのを楽しみ、
それをレビュウ記事にしている。それが詩集読書感想文であり、ネット詩
紀行だ。その傾向はギルドで推薦式選集を書き始めた頃からあった。
Verse Verge のような投稿サイトの詩に対するレス、とくに「批評」と
呼ばれているものは、書き手のためのものか、書き手の視点でみたものが
ほとんどであり、読み手の視点でレスを書いていた私はそこに違和感を
感じていたのかもしれない。それがわからずに苛々していた。
その苛々がこの文章になったのかもしれない。

虫のいい話だが、この記事が Verse Verge と◎の対立を煽らないことを
願っている。この文章に対する非難は私に向けて欲しい。
読み手として自分の視点で読むことはこれからも続けるし、
あそこでのコメンテーターをするときもそれは変わらない。
そのことによって私に来る非難も甘んじて受けよう。

読み手の視点での批評は書き手には向かわないし、別のことを感じているはずの
他の読み手とも共有されることはない。それを考えると虚しくはあるけれど、
伝えようとする努力の前に伝える内容の吟味をする段階はある。それを軽視しては
いけない。詩に向き合ったときの自分を見つめることをもっと繰り返して行きたい。

18 名前: かのっぴ 投稿日: 2002/07/16(火) 17:10
群青とは離れますが、よそで展開している批評論をこちらにもリンクして
おこうと思います。

http://www11.u-page.so-net.ne.jp/sc4/kano-i/criticism1.html

名前: E-mail(省略可)

レスを全部読む 最新レス100 レス1−100 掲示板のトップへ リロード


6 お気に召すままタマぁ取ったる! (Res:4)All First100 Last100 SubjectList ReLoad 6
1 名前: kay 投稿日: 2002/03/22(金) 20:56
独断と偏見で、色んな物をぶった切ったり惚れたりする。
勝手に書くぜ。知的階級を絨毯爆撃するのが目的です。
脳味噌無い人だって色々考えたり感じたりするのです。
嘘もつくよ。何でも信じちゃいけないよ。

2 名前: kay 投稿日: 2002/03/29(金) 02:08
そのうち書くよ

3 名前: 構造 投稿日: 2002/04/10(水) 17:53
早く書いてよ

4 名前: Kay 投稿日: 2002/04/10(水) 23:00
kay吉の本棚訪問、今日は神奈川県のkay邸の本棚に訪れました。
やぁ、なんともバラエティーに富んだ本棚ですねぇ。
今日ご紹介していただけるのはどの本でしょうか?

バガヴァッド・ギーター〜あるがままの詩〜
(クリシュナ意識国際協会日本支部=訳)

購入経路;新宿駅で修行僧に売りつけられる。職業を聞かれたので「風俗業」と言ってみた。

表紙は総天然色インド舞踊ちっくでそそられる。
ページをめくると、中身はナントわら半紙だ。すげー。ちょろい。カッコイイ。
して、初手から用語説明が15ページ。それだけでコスモを感じる。
アから始まりロで終わる。クリシュナへの献身を感じさせる用語集である。
カ行から抜粋してみよう。

カリ・ユガ(争いと偽善の時代。五千年前に始まり四十三万二千年続く。)

ながっ!インド恐るべし!
調子に乗ってナ行からも抜粋。

ナーラーヤナ(主ヴィシュヌ。ヴァイタンタ惑星に住んでいる四本腕の姿をした主クリシュナ。)

惑星って・・・。スゲェなぁ。
と妙な感動を覚えつつ、本編へと進もうとしたkayを更なる衝撃が!

第七章から始まってる・・・。
これ、読める自信がないです。用語集だけで十分楽しみました。
最後にもう1個、用語集から抜粋。

パランパラー(師弟継承)
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

名前: E-mail(省略可)

レスを全部読む 最新レス100 レス1−100 掲示板のトップへ リロード


7 ◎詩人迷鑑 (Res:5)All First100 Last100 SubjectList ReLoad 7
1 名前: ぽげ 投稿日: 2002/03/20(水) 00:18
 
◎の生態系を知りたいあなたに。

2 名前: ぽげ 投稿日: 2002/03/24(日) 21:54

HN:構造
HP:http://members.tripod.co.jp/c0033/ (製作中)
etc.:http://www17.big.or.jp/~kinro/dokuritu/hyperbbs.cgi?mode=view;Code=19

「ふるえ」

板の間の水打つ音も聞こえぬの中に
わんわとわめくどよめきが棲んでいるがために
ヒャァーヒャーと踊る私に踏まれ
キィ
と尚更に騒ぐ部屋に
桜の花がめまいめまいくるくると入りこみ
ガチ
ガチガチと歯軋りを花びらの数だけ
幾千幾万とわたくしの目の前で見せるがため
私の汚らしい家に立派な
能舞台が出来あがるのです

──────────────────────────

◎の管理者の一人で、武闘派として知られる毒舌家。
彼の詩は「男気」を感じさせる密度の濃い作風で、
キッツイ酒をぐびぐびと流し込むようにして読むのが吉。
踏みとどまって考え込むと悪酔いします。
どかーんとぶつかっていきましょう。

3 名前: ぽげ 投稿日: 2002/03/30(土) 23:13

HN:(kau-a)
HP:(製作中)
etc.:http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=poem&key=986200848 (孤立無援の肖像)

「○について」

僕らはいつも
この曖昧な感情に突き動かされる
様々な欲求の根源としてあり
様々な欲求の果てとしてある
盲目になり得る行動
何時まででも
何をせずとも
雨が体を汚したとしても
風が喜びを消したとしても
そう
何時まででも
何をせずとも
ここに立っている事を可能にする
力を産む
朝一杯に吸い込む空気は
こんな風に軽やかになるし
行き交う感情は柔和だ
不可思議な事だ
大抵の感情はこれから派生する
ただ
そんなにも声高らかにしなくても
いいのではないのかなと
時々思う
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

4 名前: ぽげ 投稿日: 2002/04/01(月) 22:14

>>3 追記

http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/poem/1016705018/7

(kau-a)    静かなる詩板の帝王。言葉の重さと感無量の響き。クールさが素敵である。
        初期の毒々しさも素敵。なんせ私個人で一番好きなんだもん☆
        ……少し壊れてしまいました。とにかく私の貧弱な力ではこの人の美しさを再現できません
        表現の違いでここまで深みを出せる詩人。Thanx!という言葉がまたイカス
        時々、変わった趣向の詩も制作。新しいものを創り続けるパワーには感服する。
        批評家としての顔もある。見てない人は一度御覧アレ!!

──────────────────────────

熱狂的なファンもいるらしい。
ひゅーひゅー

5 名前: ぽげ 投稿日: 2002/04/08(月) 17:33

HN:かのっぴ
HP:http://www11.u-page.so-net.ne.jp/sc4/kano-i/
etc.:http://homepage2.nifty.com/verse-verge/index3.htm (群青詩賞コメンテータ)

「詩集を買うくらいなら地図を買うさ」

 そう言って彼は、僕の買った一冊の詩
集と、同じ値段の一枚の地図を買い、僕
が詩を読むのと、同じだけの時間をかけ
て、その地図の端から端までを、丹念に
眺めていた。


 7杯目のコーヒーを飲みながら、僕ら
はお互いを認め合った。

──────────────────────────
この詩いいよねー。
一見何気ない風景を切り取ったかのように見せながら、
よく考えるとわけがわからないというのがいい。
自分がもし「詩集を買うくらいなら地図を買うさ」なんて言われたら、
おまえ、地図と言いたいだけちゃうんかと小一時間ほど(略
それはいいから詩を味わえ(命令

オチはありません(ぺこり

名前: E-mail(省略可)

レスを全部読む 最新レス100 レス1−100 掲示板のトップへ リロード


8 帰ってきた仮想批評 (Res:5)All First100 Last100 SubjectList ReLoad 8
1 名前: ρ(=$ω\)ノ さぃきょぅ 投稿日: 2002/03/20(水) 13:39

読んだ事の無い本、観た事の無い映画、聴いた事の無い音楽。
何でも批評しちゃうヨ!

2 名前: ρ(=$ω\)ノ さぃきょぅ 投稿日: 2002/03/20(水) 13:40

「 男はつらいよ 」( 山田洋次 1969 )

日本映画史上に残る最高傑作。文芸と娯楽の両立を成し得た唯一の作品であり、
J.L.ゴダール、V.ヴェンダース、S.スピルバーグなど直接の影響を公言して憚らない作家も多い。

物語は主人公、車寅次郎とその妹さくらとの禁断の愛を軸に、世界を又にかけ活躍する秘密諜報員 寅次郎の活躍を描いている。
悲劇的な愛の行方やハリウッド顔負けのアクションシーンに眼を奪われがちだが、
この映画の真の見所は、キャメラワークの美しさにあるだろう。
映画冒頭の松竹の社名ロゴは一見他の作品と同じに見えるが、背景の富士は本作品の為に山田洋次自らデジタルハイビジョンで撮りなおし、
社名ロゴを米コダック社でデジタル合成するという懲り様である。
そのこだわりは本編でも遺憾なく発揮され、寅次郎の初登場シーンにおける、
浅草の街の俯瞰から寅次郎の雪駄へと切れ目無くズームしていく奇跡的なドリー撮影。
あるいは、遂に想いを遂げながらも不治の病いに冒された事実を兄に隠そうとするさくらの心情を描写する、
映画史上最も挑発的な、一切の台詞を省いた1シーン1ショットの長回し撮影。
そして妹の死を知らずに気楽な足取りで叔父夫婦の店へと帰って行く寅次郎の、
切なくなる程の陽気さをたたえた主題歌を唄うミュージカルシーンは、渥美清の好演とも相俟って、
フレッド・アステアの「踊らん哉」、ジーン・ケリーの「雨に唄えば」に並ぶ最高の演出となっている。
圧巻は寅次郎の駆るトヨタ 2000 GTのカーチェイスシーンでの、
未だハリウッドでも成し得ない空間を自在に駆け巡るキャメラワークであり、
この撮影には延べ 3500 台のキャメラが使用され、
最大の見所である三社祭へと暴走した車が突っ込むシーンに動員された 5 万人のエキストラの贅沢さには目眩いすら憶える。

大ヒット映画の常としてシリーズ化され、その何れも傑作であったが主役を務める渥美清の逝去によってシリーズは途絶えていたが、
二代目寅次郎として西田敏行を迎えタイトルも「釣りバカ日誌」と改められ、
シリーズを重ねる毎に円熟味を増しながらも意欲的に実験を繰り返す山田洋次。

彼の目指す究極とは如何なる映画であろうか。

3 名前: ρ(=$ω\)ノ さぃきょぅ 投稿日: 2002/03/20(水) 13:42
>>2 こんな感じ(これは以前のリプライズ)

参加、リクエストも待ってるよ!

4 名前: ρ(=$ω\)ノ さぃきょぅ 投稿日: 2002/03/22(金) 11:49

「奥の細道」( 松尾芭蕉 1689 )

日本の暗黒時代を赤裸々に描いたディストピア小説。
徳川幕府批判に満ちており、時の将軍綱吉によって長らく発禁とされ、明治になり、ようやく日の目を見る事となった俳聖・松尾芭蕉の問題作。

物語は遠い未来と設定されてはいるが、進化した犬に奴隷として飼われている人間、野生の人間を狩る場面など、当時の "生類憐れみの令" を揶揄したと思わしき骨子は、当時の権力者に充分な脅威となったのであろう。
原本は幕府により発禁とされ全て焚書となったため、現在「奥の細道」として流通しているのは、スウィフトが「ガリバー旅行記(1762年)」の下敷きとした英訳版からの再翻訳である。
そのため、物語の途中に効果的に挿入された俳句の一部は、芭蕉本来の句とは若干ニュアンスを変えている。
例えば有名な「夏草や 兵どもが 夢の跡」の、"夏草" は英文で "grass" であるが、これは当然 "マリファナ" の俗称であり、これを踏まえると「大麻による幻覚から醒めた後」の脱力感や、60 年代のフラワームーブメントに繋がる芭蕉のヒッピー精神の表れを読み取れなくてはならない。
芭蕉本来の意図としては『武士階級も(自分たちと同じく)マリファナを吸えば、平和的解決を悟ってくれるであろうになあ』である。(平泉は大麻の自生地)

これ以外にも数多くの反体制、反権力へのメッセージが込められ、自由人・芭蕉の扇情的な思想を色濃く映した作品だけに、発禁も止むを得なかったであろう事は想像に難くない。
タイトル「奥の細道」は、徳川幕府の行く末が先細りであり、物語の最終場面で再び旅立ったバショウとソラが見つける、朽ち果てた江戸城天守閣に直接繋がる暗示である。
ディストピア小説として読む「奥の細道」は、現在でも充分にエンターティメント小説として通用する作品となっており、後に映画「猿の惑星」の原作として再評価されている。

5 名前: ρ(=$ω\)ノ さぃきょぅ 投稿日: 2002/03/25(月) 15:12

「星の王子様」( サン・テグジュペリ 1943 )

童話や神話を詳細に読むと様々な隠された歴史の闇を読み取る事が出来る。
例えば「赤ずきんちゃん」であれば、表面的には "野生動物の恐怖" や、人狼伝説に結びついた "レイプ" への警鐘と読める事に加え、『なぜ、狼が出るような森の中に赤ずきんちゃんは一人で赴くのか』『なぜ、人里離れた森の中におばあちゃんは一人で住んでいるのか』といった疑問から、中世ヨーロッパで行われていたであろう、「子捨て」「姥捨て」の歴史が導かれる。

「星の王子様」は王家に産まれた、双子の内の一人である。王家にとって畜生腹は忌まわしい事である事に加え、王位継承の際のトラブルを未然に防ぐために、「星の王子様」は "小さな星" に流された、と考えて良い。
そこで王子は王家への反逆者(バラ)によって育てられ、自分自身を遺棄した "王家" に対する怨念を増幅させながら時を待つのである。
小さな星を押しつぶしかねない "バオバブの木" とは、王制による圧政を意味している。

そして、遂に王子様はバラの言葉によって "蜂起" し、自分自身を正当な継承者として現王家に対抗しようとするのである。
地球に至る道のりは王家に対抗する勢力集めの旅であるが、物語りの中でそれは失敗している。
そして、その力不足によって当然ながら、王子様は王家によって "反逆者" として殺されるのであるが、恨みそのものとなった怨霊としての王子様は、小さな星に戻り再び王家への怨念を育てる、という構造が見て取れる。

子供向けには書かれてはいるが、レジスタンス小説として書いたサン・テグジュペリの脳裏には、当時記憶に新しいナチズム、ファシズムへの恐怖と、それに屈した母国フランスへの不甲斐なさや哀惜の入り混じった複雑な感情があったのだろう。
それ故に、王制をナチス・ドイツ、小さな星を作者が亡命したアメリカ(の小さな自室)と読み替えれば、この作品が旧いヨーロッパのお家騒動劇になぞらえた、作者自身の物語りでもある事に気付かされる。

名前: E-mail(省略可)

レスを全部読む 最新レス100 レス1−100 掲示板のトップへ リロード