- 1 :名無しさん@いらっしゃい :2006/05/17(水) 16:22:03
- 前のスレタイトルがあれだったので新たにスレを立てました。
ここで質問を書いてはいけないと思いますが 仏教についての質問なので書かせて頂きます。 仏教と金剛禪の話の中で法燈明の話はいつか出てくるのでしょうか? やはり自燈明と法燈明は二つで一つの教えだと思いましたので一様・・・
- 258 :250 :2014/08/14(木) 12:25:27
- >金剛禅の魂魄論が二元論を指しているのか、正直わからないままであります
魂魄論は肉体と魂を分けて考えているからです、教義では仏教は身心一如であります、肉体と心は分けれないと考えます。 死後において、魂と魄が分裂し天に魂が登り地に魄が眠るというのは、まるでプラトン等の言う霊肉二元論ではないでしょうか?
>どうも多くの拳士は、漠然と少林寺拳法は完成されたすげー体系であると信じこむフシがありますが そうですね、技術においてだけではなく、教義においても教範により完成されたものであると勘違いしていますね。
ダーマ論においても、呼び方からしてダルマ=法を達磨と混同しない為にダーマと呼んでいるなんて言わず、 サンスクリット語のダルマやダンマではなく、広く民衆に広められたパーリ語のダーマと言う語句を利用とすればいいと思います。
ダーマ=法をきちんと説明するのは大変ですが、法については天親菩薩の書かれた阿毘達磨倶舎論とかを本気で読むのもいいかもしれません まあ、難しいですけど・・・ それと、少し前のあ・うんで横山鉱一氏と瑜伽行唯識学派の事について書かれていましたが、これはいいですね。 如来蔵思想と唯識思想の統合された教えは、達磨禅の根本教義ですからね。 いっその事、般若心経ではなく楞伽経を唱えればいいと思いますwww
- 259 :250 :2014/08/14(木) 16:44:02
- >開祖はどこから魂魄という概念を入れようと思い立ったのでしょうね。
全くわかりません、開祖の仏教理解力や儒教の考え、また教範の教学は何処から来たのか? 一切謎ですね、>>222は自分ですが開祖は後藤伊山師の元で臨在禅を学んだのか?
臨在禅が少林寺拳法の教義の基かな?と思っていましたがそうでもないようにも思えます。
秘伝少林寺拳法で後藤伊山師の法弟になるとありますが、出家得度していたのでしょうか?
- 260 :615期生 :2014/08/15(金) 11:55:33
- 京都別院育ちの人が言うには、
「開祖は後藤伊山老師にもとにあししげく通って学んだ」 「開祖『わしはこれまで禅風に触れたことがなかった』とか言っとったーーー」 てな話は聞いたことがありますが、にその話の状況やらニュアンスはよくわかんないのでなんともですね。
昭和40年手前で力愛不二がようやく導入され、つまるところ行念一致の概念が「明確に」金剛禅にようやく投入されたことで、一応最低限の要素は 揃ったかなと私は思いますが、やはり後藤老師の影響が大きかったのではないでしょうか。
出家得度はどうなでしょう。(会ったことすら無いけど)開祖のキャラからすると山で修行というよりは里で走り回るような感じなので、してないのではないですか。 少林寺拳法は拳も禅もどちらかというと現代人、素人向きの人里や都向きのものであると考えていますし。深山幽谷で修行する道ではないと思います。
開祖的には臨在に学んだというよりは、老師に学んだという感じなのではないですかね。 法形演練はどちらかという公安みたいなものだと思います。 法形は初版教範からすでに大量にあったので、後藤老師とは関係ないですが、相性の良さは感じています。 まぁ現在の法形は、その問答に彼我の関係や術理以上に形式が求められ、とても組手主体になってるとは思えませんが。
開祖が遷化した時、戒名がついて線香にそれが印字されてるみたいな話も聞きましたが、本山の開祖廟の線香は無地でしたし、この話もまゆつばです。
禅宗師家として宗道臣の立ち位置はほぼ無いでしょう。 戦後新宗教禅宗的な本をいくつ見ても、金剛禅が載ってるの見たこと無いですし、会員数は結構いたはずなのにw 本人と高弟は結構まじめに、仏法まなぶ気概を持ってたように思うのですが、その気概は伝わらなかったようですし。
- 261 :250 :2014/08/15(金) 14:03:39
- やはり後藤老師の影響が大きかったのでですか
教範にも開祖の次に出てくるのが後藤老師ですもんね。
臨在禅との影響は少ないながらも、後藤老師から色々学んでいるという具合でしょうね。 >本人と高弟は結構まじめに、仏法まなぶ気概を持ってたように思うのですが、その気概は伝わらなかったようですし。
自分の古い先生に聞きましたが、京都別院では非常に座禅をやられたようすね。 今は座禅は、鎮魂行のオマケ程度になりもったいなく思います。
後藤伊山老師は山田無文老師門下で、山田無文老師は臨済宗の花園大学学長でもありました。 また、花園大学少林寺拳法部初代顧問は義弟の原田公臣先生です原田先生は京都別院の法輪寺の別院長代務ですね、義弟を小さな大学の顧問に据えたのには何か意味があったのかもしれません。
今も花園大学拳法部には山田老師が自ら書かれた部の看板があるそうです。
教範にある達磨大師の記述は中国の歴史文献より出展ですが、古い会報では花園大学の柳田聖山氏の説を取りますね、敦煌遺跡により実在としての達磨大師の存在が認められたのがセンセーショナルだったんでしょう。
昨年のあ・うんだったと思いますが新大乗の秋月龍眠師の名前が出ていましたが、この方も山田門下ですね秋月師はは鈴木大拙居士と西田幾多朗氏の研究家でもあります。 金剛禅が秋月師の目指した在家禅にどのように向かうか、教義の補完として唯識に挑戦するのか楽しみであります。
>615期生 楽しいお話ありがとうございました、自分は金剛禅に興味がありまして、また新たな発見や疑問がありましたら質問させてください。でわでわ
- 262 :615期生 :2014/08/15(金) 17:04:57
- こちらこそ、大変楽しく、またよい刺激となり勉強になりました。
ありがとうございました。(^人^)
- 284 :坊主拳法 ◆he6/GQW19c :2017/12/07(木) 00:56:51
- > 今も花園大学拳法部には山田老師が自ら書かれた部の看板があるそうです。
稽古やってる時は今でも出してます。 部員が少ないので‥‥‥
- 285 :坊主拳法 ◆he6/GQW19c :2024/01/30(火) 03:14:10
- まだ生きてるかな?
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