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南アフリカの言語・アフリカーンス

2BOTSHABELO:2003/10/30(木) 21:26
南アフリカの国歌の行くへ

南アフリカの国歌は『ンコシシケレリアフリカ・ダイステム』で、途中でメロディーが変わるので有名です。最初の歌い出しは黒人言語ズールー語で、その後、黒人言語のソト語でンコシシケレリアフリカが歌われます。その後、白人言語のアフリカーンス語でダイステムが歌われ、最後に英語の歌が歌われます。
『ンコシシケレリアフリカ』は、弾圧されていた黒人の方たちが、アパルトヘイト政府への抵抗の歌として歌われていたそうです。1897年に作られ、多くのアフリカの言語に訳されているそうです。ザンビアおよびタンザニアの国歌にもなっているそうです。
『ダイステム』は、黒人の方たちからは『アパルトヘイトの歌』として嫌われているそうです。1967年に起きたソウェト蜂起は、黒人の方たちのアフリカーンス語の授業の放棄から起きたことは、あまりにも有名な話です。この嫌われている『ダイステム』も、アフリカーナーの方たちにとっては、1899年から1902年のイギリスとの苦しい戦争(ボーア戦争)時に作られた、ボーア人(アフリカーナー)の勇気をたたえる歌なのだそうです。1957年に国民党政権下で国歌になったそうです。
1994年にマンデラ氏が大統領に就任した際に、『ンコシシケレリアフリカ』と『ダイステム』の両方が国歌になるだろうと宣言し、1996年に2つの歌が結合して新しい国歌の『ンコシシケレリアフリカ・ダイステム』を作ったそうです。
ある黒人の方は「アフリカーンス語の部分は歌いたくない」と言い、ある白人の方は「ズールー語やソト語を知らないので歌えない」と言っているそうです。また11言語あるナショナルランゲージの、他の7言語の黒人の方たちからも不満があるみたいです。
『ンコシシケレリアフリカ・ダイステム』の『ダイステム』部分は、「アパルトヘイトの遺産のうちの1つとして政府が廃棄するのは時間の問題」と言われていたみたいですが、政府は「国歌を変更するつもりはない」と言っているそうです。


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