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貞操の危機

4:2003/05/29(木) 00:06

ひょんなことで中国は天津の天津医科大学に2日ほど泊めてもらう事に
なったんですが、そこで私が泊めてもらった部屋と言うのが、アフリカ
のガボンから来たミッシェルと言う屈強の学生さんの部屋でありました。
とても素晴らしい秀才で、関西弁をはじめ各国の言語に精通していて
しかも結構ハンサムで感心することも多かったのですが、いざ寝ようと
すると、部屋に一個しかないシングルベッドを勧めてくれるではないで
すか!きついチャイナですっかり疲れていた私は喜んでシングルベッド
に飛び込みました。
ミッシェルは当然ですがにこりと私を見下ろし、無言で私の横に入って
きました。
どちらかというと筋肉質で肩幅の広い私ですが、アフリカの大地の匂い
をさせる190cmほどの巨体が、しかも驚くべきことにブリーフ一丁
になって、中国人規格のシングルベッドにさらに入ってきたので、当然
ぴったりと密着した形になりました・・・。
何かあったら敵わぬまでも抵抗し、イザというときは大和男児として
立派に死のうと覚悟を決めましたが、その反面、疲れてたのでそういう
緊張感をも無視して、すぐ寝ちゃいました。

翌朝、さわやかな光の中で見渡すとミッシェルの姿はなく、一通の置手
紙がおかれてました。とくに全身に痛みなし。
「バイトに行ってます。食事は冷蔵庫のものを適当に食べて。鍵はドア
ポストに入れておいてください。いつかまた会いましょう。」

ミッシェルぅ。お前良い奴なのに、そういう行動してると誤解されるぞ
って忠告してあげたかったけど、英語でそういう表現をするのが面倒で
そのまま又旅に出ちゃいました。

書いててふと気がついたのですが。これって嫌われているゲ○ネタですね。
長々とごめんなさい。


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