時事ニュース＠アラビア語

57：さーひぶ。：2011/07/26(火) 01:29:11: （>>56の続き）【ノルウェーのテロ実行犯は、イスラームを敵視する右翼過激派？！】

7月22日(金)にノルウェーの首都オスロ官庁街で勃発した爆弾テロ事件で死者７人、
直後に近郊の湖に浮かぶウトヤ島での銃乱射事件で死者８５人、死者計９２人
をはじめとする多数の死傷者が出た大惨事は、衝撃的なニュースでした。

ノルウェーといえば、ノーベル平和賞が授賞される平和なイメージの豊かな国で、
中国の民主化運動家にノーベル平和賞を授与したり、福祉が進んでいて、
スウェーデンやデンマークなどと並んで途上国からの難民・移民の受け入れに
熱心な「良い国」という印象があります。しかしながら、欧州金融危機の最中で、
移民に強い反発を感じる右翼の台頭は、この国でも例外ではなかったようです。

実行犯と目されるアンネシュ・ブレイビクという32歳の男は、キリスト教原理主義
かつて右翼政党「進歩党」に所属していた右翼過激派とされています。
とりわけ、ムスリム（イスラーム教徒）系移民がノルウェーを侵略していると
して、移民受け入れに積極的な労働党に強い反感を抱いていたようです。
このような移民排斥の動きは、フランスをはじめ欧州に広がっています。
600万人のムスリムを抱えるフランスに限らず、北欧の「平和」な国においても
ムスリム系移民とキリスト教系白人との葛藤は激化しつつあるのですね。

しかしその一方で、経済的に豊かになり福祉も進んだ北欧の先進国において、
人々は生きる活力を失い、世俗化・形骸化したキリスト教を見放しつつあり、
北欧や北米などの白人の間でイスラームへの改宗が進行中であるともいわれて
います。

2011年ノルウェー連続テロ攻撃　http://en.wikipedia.org/wiki/2011_Norway_attacks
アンネシュ・ブレイビク　http://en.wikipedia.org/wiki/Anders_Behring_Breivik

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