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カルト的状況の検証
13
:
にほ
:2006/10/26(木) 19:20:44 ID:rYdrWbR6
>>12
のつづき
◆カルトの被害
カルトは、目的のためには手段を選びません。組織拡大のため、多額の資金獲得など違法な行為をします。
経済的被害だけでなく、精神的な被害もあります。コミュニケーションができなくなる、自信喪失になる、うつ状態になる。失語症になったケースもありました。他にも家庭破壊、職場放棄など大変深刻です。カルトは、家族が救出のために取りうる手段を知り尽くし、すべて対策を立てています。そのため、脱カルトの専門家に相談してともに取り組まなければ、マインドコントロールを解いて被害者を救済することは容易ではありません。
◆カルトからの救出
まずカウンセリングのために必要なのは、入信の動機の理解です。多くの人の動機は間違っていないのに、教団内でゆがめられます。カルトは独特の教義を持っていますから、その実態や用語を知らないと話すらできません。さらに信者の心の中を知るには、教団の規範を理解することも必要です。
カルトは疑似家族で温かく居心地がいい。そのため、まず父母ら家族のカウンセリングをし、子どもが戻る受け皿づくりから始めます。親の愛がカルトの愛に勝っていることを示し、家族や友人らによる受け皿を用意しなければ、なかなか救出はできません。
宗教的なアプローチには4つの段階があります。まず「融合」で、彼らの教義のよい部分を評価する。次の「競合」では、教義を比較検討させ、カルトよりも優位なことを証明していく。続いてよい部分を結びつけて「併合」し、最後に道徳的に許されないものを禁止事項、つまり「タブー」として語る。この4つの段階を行き来しながら、カウンセリングを続けます。
カルトから会員を救出し、様々な被害救済をし、マインドコントロールを解いても終わりではありません。心のケアが必要です。信者だった時は簡単に犯罪を犯しても、脱会後に罪悪感にさいなまれることもあります。親への違和感や不信感、あるいはつらい気持ちを抱くこともあります。心を十分にケアしないと、突然、行方不明になってカルトに戻る場合がある。また、元信者は「頭がおかしい」などと偏見で見られがちですが、「彼らは真理を探究して誤ってカルトに入った」と、穏やかに受け入れてあげなくてはいけません。
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