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カルト的状況の検証

12にほ:2006/10/26(木) 19:19:38 ID:rYdrWbR6
読売新聞 大阪本社の記事から

http://osaka.yomiuri.co.jp/ritsumei/rs51020a.htm(新聞記事は一定期間の後削除されリンク切れになります。)

アッセンブリー京都教会牧師・村上密氏 講演「カルトからの脱出 マインドコントロールの被害と克服」2005年10月20日

以下要所を抜粋――――――――――――――――――――――――――――――――

カルトは非常に家族的な雰囲気を持ち、寂しい人の受け皿になっている。強烈な父性的、個性的な指導者によって導かれ、閉塞感のある社会を打破し、ユートピアを実現する様に思わせ、一部の人々を引きつけています。

◆カルトの特徴

 カルトは既存の文化を否定し、独自の文化を持ちます。自らを神、もしくは「神と特別な関係にある」とする指導者が集団を支配している。指導者が「黒」と言えば「白」も「黒」になる。指導者を絶対化、神格化し、信者には絶対服従を強いる。宙に浮くなどの奇跡や啓示を演出し、信者を一層獲得しています。

 神格化にはもう一つの作業があります。指導者に反対する者を悪魔(サタン)にしてしまうことです。反対者が正しい情報を提供しても、「この人は嘘を言っている」とだまし、悪魔にする。そうすれば完全服従の精神状態にできます。

 アメリカのカルト問題の専門家スティーブン・ハッサン氏は、マインドコントロールには、行動、情報、思想、感情の4つの要素があると指摘しました。「行動」とは、信者に毎日、報告と連絡、相談を課し、服従させることです。どこに行くにも許可が必要という団体もあります。「情報」とは、他の情報を制限すること。ほとんどのカルトは新聞や本を読ませない。あらゆる情報から遮断させる。「思想」とは、白を黒と言い換えることです。間違った教えでも批判を許さず、批判したら「地獄行き」と教え込む。別の思想を十分知らないのに、平気で「世界で一番」と言います。「感情」とは、「その団体から追い出されたら滅びる」などと恐怖心をあおることです。例えば、サーカスのゾウは力強いのに、足が鎖で杭(くい)に結ばれていたら動きません。動けば痛いことを小さい時から刷り込まれているから、自分で行動を制限する。人間も痛みなどの条件づけによって、行動を制限できます。

 カルトから組織的にアプローチを受け、拒みきれる人はそんなにいません。非常に巧妙に近づいてきます。独特の教義で行動を規定し、信者獲得のために偽装団体をもつくっています。一見して宗教とは思わせない。また、承諾、誘導の手口も巧妙です。勧められたら「はい」と言わせてしまう。どうやったら若い人たちを信者にできるか、マインドコントロールの手法は洗練されています。

>>13へつづく


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