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カルト的状況の検証

1にほ:2005/10/31(月) 16:53:37 ID:rYdrWbR6
TLCCC以外の教会・宗教でも、マスコミその他を通してカルト的状況が報告されていますが、
カルト化を特徴付けるさまざまな現象をここに集めて検討してみたいと思います。

2仁保 裕介:2005/10/31(月) 17:07:02 ID:rYdrWbR6
今日読売新聞がネットで記事を配信したものです。

原点回帰派と、表立って事件や狂信の批判をする動きが対立していることが、書かれています。
原点回帰派は、教団への反省と批判の情報を信者が遮断するように呼びかけ、「魔境に入った」などと批判をしているとのことです。

これは、TLCCCの教職と献身者による脱会者批判と非常に良く似ています。
宗教においてカルト的な境地に入った人間の心理は、このような形になるようです。


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オウム派閥争い?上祐代表VS松本被告への信仰絶対視

 オウム真理教の内部で、幹部らの主導権争いに端を発した信者同士の対立が起きていることが、警視庁公安部など公安当局の調べでわかった。

 上祐史浩代表(42)を中心とした勢力と、松本智津夫被告(50)への信仰を絶対視する「原点回帰派」が、互いに信者らを巻き込んだ多数派工作を続けているという。公安当局は、信者同士のトラブルの激化を警戒している。

 公安当局によると、教団は、2003年10月、上祐代表が、松本被告を強く信仰する古参信者らの反発を受けて教団運営から離脱して以降、原点回帰派が実質的に運営しているという。

 ところが、上祐代表は昨年秋以降、月に数回ずつ都内の飲食店などで開いている独自の会合で、「私が地方を回れば教団の収入を増やせる」と述べるなど、教団運営復帰に意欲を示し始めているという。

 さらに上祐代表は、独自に開設しているブログ(日記形式のホームページ)でも、「(信者が起こした)事件が無かったかのような振る舞いが見られる」などと、原点回帰派批判とも受けとれる意見を記している。

 今月上旬には、上祐代表を支持する信者約10人が、都内の教団道場を訪れ、「教団は狂信を排除すべきだ」などと原点回帰派を批判する文書を同派信者に手渡す動きもあった。

 一方、原点回帰派は、こうした動きに反発。今年8月11日夜、千葉県内の教団道場に信者約10人が押し掛け、上祐代表に近いとされる道場長(39)に対して「(施設を)出ていけ。おまえは(道場長を)解任だ」と迫ったという。

 今年夏の説法会でも、最高幹部が「上層部に、グルを否定し魔境に入った者がいる」などと、事実上、上祐代表を批判する発言をした。原点回帰派は上祐代表のブログを見ないよう呼びかけてもいるという。

 教団では現在も、双方の勢力が多数派工作を続けているとされ、警視庁公安部の幹部は「先鋭化した信者の行動が心配だ」と話している。

         ◇

 団体規制法の「観察処分」を受けているオウム真理教の動向監視を続けている公安調査庁は、来年1月で満了する同処分の適用期間(3年)について、公安審査委員会に再更新を請求する方針を固めた。教団が違法行為を繰り返していることなどを根拠に、12月上旬をメドに請求する見通し。

 教団を巡っては、昨年1年間に全国で32人の信者らが検挙されており、今年も、パソコン関連会社に信者を無許可で派遣した職業安定法違反事件で、最高幹部の杉浦茂被告(47)ら8人が警視庁に逮捕されている。

 教団が埼玉県内で、教団の関与を隠して食品工場を建設していたことも発覚。また、同県内の教団施設で、松本被告の呪文(じゅもん)を大音響で聞く修行が行われていることも確認されたという。

 このため、公安調査庁は「教団は依然として、反社会的、閉鎖的で、重大な犯罪を繰り返す危険性のある団体」とみている。
(読売新聞) - 10月31日15時25分

3ヨエル:2005/11/15(火) 17:13:23 ID:/o7/jg0k
 H松市にS原牧師のカルト的教会があり、主の重と同じように被害者が続出している。ここのカルトの特徴は暴力とセクハラだが、ついに被害者4人が裁判へ訴えでた。12月19日に初公判が開かれる。ハーザーでも取材にいく準備を整えている。ここが以前、所属していた教団やJEAはことなかれ主義で問題を隠蔽していたことも明らかになりそうだ。裁判が始まれば、ハーザーでは実名報道をすると言っているので、また来年早々、バイブルカルト問題に新展開が見られそうだ。

4名無しさん:2005/11/27(日) 14:16:13 ID:MUVnuVdE
S原じゃ東真一郎になってしまうなあ。別に本名書いてもいいんじゃね?2000年の
時点で2ちゃんにカキコされてたわけだし。

5仁保(管理人):2005/11/29(火) 14:44:27 ID:rYdrWbR6
>>3 >>4についてですが、刑事罰の可能性がある問題ですので、
この掲示板では、現段階では、告発相手個人を実名にはしないでください。

その教会内部や脱会者の方がHPを立ち上げて告発したり、取材の上での記事はあると思いますが、当方では内容が事実かどうか確認できません。
ですので、ここでは、情報があるURL(掲示板以外でお願いします)をリンク、または、文書の引用元を明かした上で引用元に実名がある時にのみ書き込む以外は、相手実名を出さないでください。

ここの管理は、私個人で行っており、何の後ろ盾もありません。
管理主体のあり方も掲示板の主旨も2chとは全く違いますので、何卒、ご理解ください。

6にほ:2005/12/28(水) 12:53:28 ID:rYdrWbR6
訴訟が起こされたとの静岡新聞の記事が、2つの掲示板にありました。
資料として転載します。

http://life7.2ch.net/test/read.cgi/psy/1133993414/10
10 :名無しさん@3周年:2005/12/16(金) 21:38:05 ID:uZcniM47
『セクハラ受けた』と宗教法人代表を訴える。

浜松市内にある宗教法人の男性代表者から暴行やセクハラ行為を受けたなど
として、元信者の男女4人が15日までに、代表者と宗教法人に合わせて1360万円
の損害賠償を求める訴訟を静岡地裁浜松支部に起こした。
訴状によると、4人は昭和63年から平成2年の間に入会。仕事の合間に奉仕や
伝道活動などに従事していたが、代表者から殴られたり大量の灸を受けて
やけどを負うなどした。代表者は次第に宗教活動を強要するようになり、
元女性信者の一人は下着を脱ぐように命じられたり体を触られるなどの
セクハラ行為を受けたという。
宗教法人側は「原告が訴えるような暴行やセクハラ、宗教活動の強要行為は
なく、裁判の中で真実を明らかにしたい」として、全面的に争う姿勢を
示している。

静岡新聞朝刊 12月16日

JWIL みんなの掲示板 1659. 第2の聖神? 匿名  2005/12/17 (土) 19:57
http://hpmboard3.nifty.com/cgi-bin/bbs_by_date.cgi?user_id=ICK26889

8にほ:2006/02/21(火) 13:24:08 ID:rYdrWbR6
聖神中央教会事件の判決が、今日ありました。

「被告人(牧師)の指示に従わなければ地獄に落ちて、永遠の苦しみを続けるなどと説教され、神に最も近い畏怖(いふ)・敬愛の対象だった」
「被告人(牧師)から要求されれば拒絶することは不可能だった」
と裁判所が認定しました。

TLCCCでも、聞き従いと権威の名の下に、スタッフに同じような心理状態をつくりだしていました。
また、他にも伝道・救霊至上主義の教会に同じような事例を聞きます。

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京都・聖神中央教会事件、金保被告に懲役20年の判決

 信者少女7人に教会内で性的な暴行をしたなどとして婦女暴行、準婦女暴行など22の罪に問われた京都府八幡市の「聖神中央教会」元主管牧師、金保被告(62)の判決公判が21日、京都地裁であった。

 上垣猛裁判長は「性犯罪事案の中で他に類をみない極めて悪質な事案。刑事責任は重い」として、金被告に求刑通り、改正前の刑法で有期刑の上限だった懲役20年の実刑を言い渡した。

 公判では、22の罪のうち13歳以上の少女に対する準婦女暴行罪で起訴された16罪について、金被告の説教などによるマインドコントロールで少女たちが抵抗不能の状態に陥っていたかが争点だった。

 判決で、上垣裁判長は金被告と少女らの関係について、「被告人の指示に従わなければ地獄に落ちて、永遠の苦しみを続けるなどと説教され、神に最も近い畏怖(いふ)・敬愛の対象だった」と指摘。「被告人から要求されれば拒絶することは不可能だった」として、当時、少女らが抵抗不能の状態だったことを認定。「少女らにぬぐいがたい精神的な傷跡を残した」とした。

 上垣裁判長は、犯行後、口止めしたり、発覚しそうになると、被害に遭っていない旨の念書を作成させたりするなど、「犯行後の情状も極めて悪い」と指弾した。

 さらに、「公判で被告は事実関係について、争わないとしながら、犯行の内容を説明せず、説教に関しては虚偽の供述に終始するなど、犯行や結果の重大性を十分に認識し、反省の態度が見えない」とした。

 起訴状によると、金保被告は2001年3月から04年9月にかけて、教会の牧師室などで、信者少女7人(当時12〜16歳)に未遂1罪を含む計22罪の性的暴行を加えた。
(読売新聞) - 2月21日11時27分更新

9うざい:2006/02/21(火) 14:54:38 ID:gqug0H9I
あなたはうざい

11にほ:2006/10/05(木) 09:33:53 ID:rYdrWbR6
キリスト教の名を騙る異端のカルト宗教として、エホバの証人(ものみの塔)と並んで問題を指摘されている統一教会(統一協会)に対して、10月3日に東京地裁判決で宗教団体に対する「不安をあおる行為」
「信者への指揮監督関係・使用者責任」が指摘されました。
統一教会の責任については、これまでも多数の判決が出ています。
参照(全国霊感商法対策弁護士連絡会サイト資料)http://www1k.mesh.ne.jp/reikan/japanese/siryou/genjyou/0601jittai.htm
信教の自由を逆手にとった「信徒の自己決断、自己責任」とする宗教団体の主張は退けられています。

不安をあおって、教会や指導者への従順や犠牲を迫るのは不法行為です。

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不安あおり献金、統一教会などに2億9千万円賠償命令

 世界基督教統一神霊協会(統一教会)の信者から脅され、多額の献金や商品を購入させられたなどとして、東京都内の女性(68)が統一教会などに約5億4680万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が3日、東京地裁であった。

 橋本昌純裁判長は「原告の不安や恐怖心などをあおって過大な献金をさせた」などと述べ、統一教会などに約2億8940万円の支払いを命じた。

 判決によると、統一教会の信者らは1991年から2003年にかけ、女性に「地獄に行くことになる」などと述べて不安をあおり、不法に約2億6000万円の献金をさせた。こうした信者らの行為について、判決は「宗教団体は信者に対し指揮監督関係がある」と述べ、統一教会は民法上の使用者責任に基づく賠償責任を負うと結論づけた。

 原告代理人の渡辺博弁護士は「統一教会に対する賠償命令としては最高額ではないか」としている。

 世界基督教統一神霊協会の話「判決文の内容をよく検討し、控訴を含めて今後の対応を決めたい」

(2006年10月3日20時58分 読売新聞)


統一教会に賠償命令 霊感商法で東京地裁判決

 霊感商法で多額の献金や商品購入を強いられたなどとして、東京都内に住む資産家の女性(68)が統一教会(東京)と信者に約5億4000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は3日、統一教会側に約2億8000万円の支払いを命じた。

 橋本昌純裁判長は「女性に対し『家系が途絶える』『地獄に行く』などと不安や恐怖心をあおるような信者の献金勧誘行為は違法。信者による勧誘は統一教会の事業であり、使用者責任が認められる」と判断した。

 原告側の弁護士によると、統一教会の霊感商法被害をめぐり、個人への賠償を命じた判決では過去最高額とみられる。

 判決によると、女性は1991年に統一教会信者の勧誘を受け、2003年までの約12年間に献金や絵画、印鑑などの購入名目で計約4億5000万円を支払った。

 橋本裁判長は献金の一部や商品の購入について「不安や恐怖心をあおっていない」として違法性を認めなかった。この部分を不服として原告側は控訴する方針。

 統一教会の太田朝久広報部長は「判決文の内容をよく検討し、控訴を含めて今後の対応を決めたい」と話している。

 全国霊感商法対策弁護士連絡会などのまとめによると、統一教会についての被害相談は昨年1095件あり、被害額は計約28億円に上っている。1990年代半ばに一時下火になったが、最近は増加傾向という。

(中日新聞)


橋本昌純裁判長は「心理的圧力を加え、不安や恐怖心をあおる献金勧誘は、社会的に相当な範囲を逸脱し違法」と述べた。(日経新聞)

判決で、東京地裁は「殊更に不安や恐怖心をあおるなど自由な意思決定に制限を加えることが認められる勧誘は、違法と言わざるをえない」と指摘した。(日本テレビ)

12にほ:2006/10/26(木) 19:19:38 ID:rYdrWbR6
読売新聞 大阪本社の記事から

http://osaka.yomiuri.co.jp/ritsumei/rs51020a.htm(新聞記事は一定期間の後削除されリンク切れになります。)

アッセンブリー京都教会牧師・村上密氏 講演「カルトからの脱出 マインドコントロールの被害と克服」2005年10月20日

以下要所を抜粋――――――――――――――――――――――――――――――――

カルトは非常に家族的な雰囲気を持ち、寂しい人の受け皿になっている。強烈な父性的、個性的な指導者によって導かれ、閉塞感のある社会を打破し、ユートピアを実現する様に思わせ、一部の人々を引きつけています。

◆カルトの特徴

 カルトは既存の文化を否定し、独自の文化を持ちます。自らを神、もしくは「神と特別な関係にある」とする指導者が集団を支配している。指導者が「黒」と言えば「白」も「黒」になる。指導者を絶対化、神格化し、信者には絶対服従を強いる。宙に浮くなどの奇跡や啓示を演出し、信者を一層獲得しています。

 神格化にはもう一つの作業があります。指導者に反対する者を悪魔(サタン)にしてしまうことです。反対者が正しい情報を提供しても、「この人は嘘を言っている」とだまし、悪魔にする。そうすれば完全服従の精神状態にできます。

 アメリカのカルト問題の専門家スティーブン・ハッサン氏は、マインドコントロールには、行動、情報、思想、感情の4つの要素があると指摘しました。「行動」とは、信者に毎日、報告と連絡、相談を課し、服従させることです。どこに行くにも許可が必要という団体もあります。「情報」とは、他の情報を制限すること。ほとんどのカルトは新聞や本を読ませない。あらゆる情報から遮断させる。「思想」とは、白を黒と言い換えることです。間違った教えでも批判を許さず、批判したら「地獄行き」と教え込む。別の思想を十分知らないのに、平気で「世界で一番」と言います。「感情」とは、「その団体から追い出されたら滅びる」などと恐怖心をあおることです。例えば、サーカスのゾウは力強いのに、足が鎖で杭(くい)に結ばれていたら動きません。動けば痛いことを小さい時から刷り込まれているから、自分で行動を制限する。人間も痛みなどの条件づけによって、行動を制限できます。

 カルトから組織的にアプローチを受け、拒みきれる人はそんなにいません。非常に巧妙に近づいてきます。独特の教義で行動を規定し、信者獲得のために偽装団体をもつくっています。一見して宗教とは思わせない。また、承諾、誘導の手口も巧妙です。勧められたら「はい」と言わせてしまう。どうやったら若い人たちを信者にできるか、マインドコントロールの手法は洗練されています。

>>13へつづく

13にほ:2006/10/26(木) 19:20:44 ID:rYdrWbR6
>>12のつづき

◆カルトの被害

 カルトは、目的のためには手段を選びません。組織拡大のため、多額の資金獲得など違法な行為をします。

 経済的被害だけでなく、精神的な被害もあります。コミュニケーションができなくなる、自信喪失になる、うつ状態になる。失語症になったケースもありました。他にも家庭破壊、職場放棄など大変深刻です。カルトは、家族が救出のために取りうる手段を知り尽くし、すべて対策を立てています。そのため、脱カルトの専門家に相談してともに取り組まなければ、マインドコントロールを解いて被害者を救済することは容易ではありません。


◆カルトからの救出

 まずカウンセリングのために必要なのは、入信の動機の理解です。多くの人の動機は間違っていないのに、教団内でゆがめられます。カルトは独特の教義を持っていますから、その実態や用語を知らないと話すらできません。さらに信者の心の中を知るには、教団の規範を理解することも必要です。
 カルトは疑似家族で温かく居心地がいい。そのため、まず父母ら家族のカウンセリングをし、子どもが戻る受け皿づくりから始めます。親の愛がカルトの愛に勝っていることを示し、家族や友人らによる受け皿を用意しなければ、なかなか救出はできません。

 宗教的なアプローチには4つの段階があります。まず「融合」で、彼らの教義のよい部分を評価する。次の「競合」では、教義を比較検討させ、カルトよりも優位なことを証明していく。続いてよい部分を結びつけて「併合」し、最後に道徳的に許されないものを禁止事項、つまり「タブー」として語る。この4つの段階を行き来しながら、カウンセリングを続けます。

 カルトから会員を救出し、様々な被害救済をし、マインドコントロールを解いても終わりではありません。心のケアが必要です。信者だった時は簡単に犯罪を犯しても、脱会後に罪悪感にさいなまれることもあります。親への違和感や不信感、あるいはつらい気持ちを抱くこともあります。心を十分にケアしないと、突然、行方不明になってカルトに戻る場合がある。また、元信者は「頭がおかしい」などと偏見で見られがちですが、「彼らは真理を探究して誤ってカルトに入った」と、穏やかに受け入れてあげなくてはいけません。


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