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俺は小説家を目指している。

1某経大生:2004/06/12(土) 05:10 ID:Vrdb/e4Y
俺は小説家を目指している。
主人公は高崎経済大学の学生だ。
それだけは譲れない。
冴えないダメ男が恋愛や挫折、色々な事件によって
成長していく話だ。

259さおり:2006/09/09(土) 03:31:31 ID:JA8pm7Ew
(何だろう?どうしよう。)と思いながらも部屋まで行って受話器をとりました。
『シホちゃん?』
『あ、おねえさん。』(少し安心しました。)
『様子が変じゃない?カメラで覗いちゃっていたんだけれど・・・。行ってみるからね。』
身体がネチネチしたままでした。浴槽につかってからタオルで拭きました。彼はまだぐったりしたままでした。少し心配になってきました。
おねえさんと店長がきました。
『まさか、困ったことになりゃしないだろうな。』店長は風呂場の様子を見て言いました。
おねえさんは、彼の胸に手を当てています。
『おかしい。救急車、呼ぶしかない。』
店長も胸に耳を当てました。
『しかたないな。電話してくれ。』

(どうなるんだろう。また、えらいことになってしまった。)
タオルを巻いただけの姿で、わたしは急に固まってしまいそうでした。
(ともかく服を着よう。それから、彼をあのまま救急車にのせられないだろう。)
『シホちゃん。あの人の体をきれいに流しておいて、とりあえず浴衣を着せるから・・・。』
おねえさんに言われて、横向きになっている彼にシャワーをかけながらローションを洗い流しました。反対向きにしようとしたら、とても体が重くなっているように感じた。正直、気味が悪かった。でも、そんなこと考えている場合じゃないと思いました。

『死んじゃったかしれないよな。これはどうしたって、警察も入るだろう。どう見ても、あの子じゃ無理だから・・・あんたが相手していたことにして、上手くやってくれよ。ただの事故として終わるだろう。』
『だいじょうぶだろか。』
『うめあわせはさせて貰うから、ここのところは何とか上手く頼むよ。』
『しかたないわ・・・。あの子はすぐ帰しましょう。』

店長はわたしを呼ぶと、一万円渡しました。
『とりあえず、これ電車賃ということにしておいてくれ。今回のことは、よそでは絶対に言っちゃだめだよ。警察沙汰になったら大変だから。今日はこれで帰ってください。』
『はい・・・。』
(こんな状況だから仕方ないわね。)と、納得しました。

ひとりでそこを出ると、おねえさんとここに来たときと逆の道順で広い通りに出ました。しばらく、その通りを歩きました。駅に近づくと人通りも多くなりました。
(ともかく駅に行って、帰るまでのルートを確認しないと)と、思いました。
あまりにも、さまざまなことがわが身に降りかかったので、まだまだ、頭の中の整理もつきません。

いろいろと悩んだり、考えたりすることも、もちろんあったのですが、わたしには戻れる場所は他にありませんから、今まで暮らしていた学生マンションに戻ったのです。ずいぶん長いこと留守にしていたような、不思議な感覚にとらわれました。でも、これといって変わったこともなく何のトラブルもありませんでした。部屋の中もあの日(どうしても、はるか昔のように感じられてしまうけれど・・・)のままでした。ただ、当然ですけれども・・・、ユキさんの部屋を訪ねる気にはなりませんでした。それどころか、彼女の部屋がある5Fに行くことさえためらわれました。
(もしも、ユキさんと会ったら、どうしよう。)
と言うのが、わたしの最大の不安でした。
(明日は土曜日。週末だから、大学の授業はないから、外出せずにずっとここにいることもできる・・・。でも、あぁ、わたしは、もう、前とはすっかり違う自分にかわってしまったんだわ。とっても、疲れた。)と思いました。ともかく、わたしは休むことにしました。

260さおり:2006/09/09(土) 03:32:33 ID:JA8pm7Ew
***************************************

何時間眠ったのでしょう、いえ、おとぎ話の眠り姫じゃないけれど・・・何年間も眠り続けたのではないかとさえ思いました。薄目を開けると、カーテンの隙間からさす日差しがとてもまぶしかった。時計を見ようとして頭をもちあげようとすると、軽いめまいを感じました。もう、夕方近くになっていました。冷蔵庫から飲物をだしてのみました。(はあ〜)と、思わずため息が出ました。おしっこが出たくなってトイレに行きました。排尿しながら、また、いろんな出来事を思い出してしまいました。ごろんと横になると、また、うとうとしてしまいました。

部屋の呼び鈴がなったような気がしました。
(ピン、ポン)
また、なりました。(誰か来た。誰だろう?)
のぞき穴から覗こうかとしましたが、何となく体を動かせませんでした。
『やっぱり、まだ、帰ってないみたいだね。』
ドアの外で声がしました。(ユキさんだ!)
『もう、会うこともないだろう。気にするな。』
(あの男の声だったみたいです。)
わたしは、黙ってじっとしていました。

それほど時間も経たないうちに、立ち去ったようでした。そのあとも、しばらくボーっとしていましたが、また眠くなりました。そして、そのまま眠ってしまいました。

次に目が覚めたのもかなり経ってからだったと思います。そのときは、とってもおなかがすいていました。(何か食べに行こうか? 買ってきて食べようか?)と考えました。
時計を見ると、早朝です。(いや、まだまだ、夜が明ける前だろう。コンビニに行ってこよう。)と思いました。

コンビニでおにぎりとお茶とポッキーを買いました。
店を出て20〜30m歩いたら後ろから誰かに肩をたたかれました。
驚いて振り返ると、一見まじめな少年から声をかけられました。
『おねえさんのパンティー撮ってしまいました。』
携帯の画面を見せました。
『もう、いやな子ね。』と、あどけない顔の男の子をにらみました。

軽くあしらっておこうと思いました。
そのまま早足で歩きました。でも、その子はついて来るのです。
(わたしのこと甘く見てるようね。いじめて、やろうかな。)
自宅を知られちゃまずいから、ちがう方向に歩きました。
地下鉄の駅に入りました。人は少ないけど上手くまいちゃおう。
姿が見えなくなったようなので、トイレに入りました。
でも、トイレから出てホームに向かうところで、あの子が待ってました。
『ホントにいけない子だよ。』

261さおり:2006/09/09(土) 03:33:23 ID:JA8pm7Ew
見るとズボンのチャックが開いたままになっています。
そればかりか、股間が大きくなっているのがわかります。
(幼い顔のわりに、ませた男の子なのかしら。)
そう思うと、わたし自身も急に欲情してきたのです。
(ちょっと、遊んじゃおうかな。)
なんて、思ったのです。
『もう一度、携帯を見せてごらんなさい。』
ポッケットから出した携帯をサッと取り上げました。
『何するんだ。返せよ。』
『だまって、おねえさんについてきなさい。』
『悪かった。ごめんなさい。警察とかだけは、よしてよ。』
『いい子ね。こっちに来なさい。』
股間のふくらみをそっとなでてあげたのです。
(固くなってる。)と思いました。

別のトイレに行って、身障者用に入りました。
『いい子だから、もう悪いことはしないのよ。』
『...』
『いいことしてあげるから、じっとしていなさい。』
彼のベルトをはずすと、一気にズボンごとパンツを下げました。
まだ、包皮をかぶったままで勃起しています。
手で握って皮をめくると、先端がピンク色です。
膝をついて、それをぱっくりくわえました。
舌先で先端の太くなったあたりをゆっくり刺激してやりました。
声を出すのをこらえて顔を真っ赤にしています。

『ああん...。おねえさん。出ちゃうよ。』
かまわずに、舌を使いつづけました。彼の下半身が急に硬直して
『ううぅ…。わぁ〜。』
またたくまに、わたしのお口からもあふれてしまうくらいの、おびただしい量の白い体液を噴出したのです。
トイレの壁に取り付けられた、金属製の手すりにつかまったまま、そそり立った彼のものが上を向いていました。
その先っぽにはふきだしたままの白濁液が少しついています。

『もう、悪いことしちゃだめよ。』
男の子は、こっくりと頷きました。
わたしは、そのままひとりで表に出て、何事もなかったように歩き出しました。
そして、自分の部屋に戻りました。
買ってきたものを食べたら、気持ちが落ち着きましたが、あの子のにょきっとしたピンク色のものをくわえた感覚が、またわきあがってきました。そして、自分の股間が、潤っているのを感じました。

262さおり:2006/09/09(土) 03:34:13 ID:JA8pm7Ew
(やっぱり、わたしって我慢できないんだわ。)
ベッドに横たわると、いきなり2本の指を入れて遊びだしました。
親指の先でクリットを刺激すると、わたしのあそこは、きゅーっと締まっていい気持ちです。
もう一方の手で乳首をつまみました。頭の中がおかしくなるほど感じてしまいました。さっきの男の子が射精の瞬間、両目を固く閉じ、口を半開きにして気持ちよさそうにしている顔を思い出しました。どんな男でも、果てる時はあんなものなのでしょうが、あの男の子のことがひときわ愛らしく思えてきました。

(かわいい顔とは不釣合いなくらい元気に突き出したあのもので、わたしは奥まで突かれてみたい。)そう思いながら、自分の指を激しく出し入れしました。手のひらは、不規則にあの固くなったところにあたって刺激します。わたしの額は汗ばんできました。全身に広がった快感は、また1点に集中してきました。そして、頂点に達しました。(あぅっ。あ、あ、あ、あ、…  あぁ〜ん。)それは、体の芯まで熱くなるほどの、たまらない快感でした。気がつくと、わたしの手やおしりのあたりまでぐっしょりと濡れていました。でも、しばらくそのままの姿で快感の余韻にひたっていました。

263某経大生:2006/09/10(日) 04:49:33 ID:vwcMharQ
↑すばらしい。何度も抜けた。

264某経大生:2006/09/10(日) 04:50:21 ID:vwcMharQ
こんなことが、あっていいのか?

265某経大生:2006/09/10(日) 17:35:09 ID:vwcMharQ
さおり・・・か?

266某経大生:2006/09/12(火) 03:03:54 ID:x.V2EYVQ
オレの彼女には、何と(!)こんな過去があったのか?【愕然】

267某経大生:2006/09/13(水) 03:00:35 ID:3jalwcpw
フウゾク高校三年のマサミのことだろう。
男とやりたくなると、平気でまたひらく。
やりすぎで、もう締りが悪いガバガバ○んこ。
この夏、ラブホで遊んだ時なんか・・・。
ずぶとい、おもちゃを入れたら、
よろこぶのなんのって
顔を真っ赤にして、アヘアヘ。
泣いてよろこんでた。
オレは、もうあきた。

268某経大生:2006/09/13(水) 03:02:18 ID:3jalwcpw
一見こがらでカワイイ女子高生なんだが・・・近くで見ると。
化粧や雰囲気で、なれた男ならすぐわかる。
(アッ。ヤリマンだ!すぐ、落とせる。金でも出せば確実!)
いろんな、あんちゃんや、チンピラ、スケベおやじ・・・
のアレで、さんざんしごかれているうちに、
形も崩れ、ビロビロになっている。
○液やロ○ション、唾液、尿など・・・
男のあらゆる欲望のはけ口に使われた。
いちどに二本とやったこともアル!
本人は平気でヨガッテいるのだから、いいバカ女だ!
自分が美人で可愛いから、もてもてなんだと
勝手に思って夜の街を歩いている。(バカなやつ!)
やがて、どこかの風俗にお勤めするか、
恐い目つきの男の愛人にでもなるのだろう。
こんなオンナにだまされる男がいたら超不幸が待っている・・・

269某経大生:2006/09/13(水) 03:24:58 ID:3jalwcpw
カラオケ帰りの女の子に
『ねぇ。よかったら、ドライブしない?』
すぐ乗ってくるやつも、けっこういるもんだ。
今度は、こっちがのせてもらう。
いろんな○○あるもんだ。
いろいろ○○したもんだ。
今夜も出したくてたまらなくなってきた。
街に入って見るか。
あれのニオイが、ぼくを呼んでいる気がする。

270某経大生:2006/09/19(火) 21:50:00 ID:FE2d.7YI
附属(=風俗)高校なのか?
まさかと思うが・・・
まさかというようなことしてる女の子も多いはず。
でも、オレにはどうして、だれも振り向いてくれないのか?

271某経大生:2006/09/28(木) 17:17:46 ID:pZ97fPeo
だって、だって、
せっかくのBMなのに、はるひべナンバーで台無しなんですもの・・・
せめて練馬ナンバーにしてよ。

272某経大生:2006/10/01(日) 21:55:04 ID:Ft75tynY
  / ̄\
  | 'A` | 
  \_/

273某経大生:2006/10/04(水) 21:33:57 ID:t/PXER4k
ひみつのレッスン
わたしがお気に入りのパジャマに着替えて自分のベッドにもぐりこんだら、机に向かっていたおねえさんがわたしのところへきて、耳元でそっとささやきました。
『今夜12時ごろ、ミナちゃんをおねえさんが起こしたら、ぜったいに声を出しちゃダメよ。』
『エッ!どうして?』(思わず大きな声をあげかけると・・・)
『だめよ。大きな声なんか出しちゃ。その時になったら、黙っておねえさんの後についてくるのよ。すっごくいいものを見せてあげるから・・・。』
『きっと、エ○チなことでしょ?』(何となく、おねえさんのふんいきでわかるのです。)
『その時になればわかるから、それまでゆっくり寝ていなさいね。』

274某経大生:2006/10/04(水) 21:34:55 ID:t/PXER4k
中学2年生のおねえさんの名前はユミ。小柄で小麦色の肌をしているおませな女の子だ。わたしは小学校5年生のミナ。身体は大きくて色白でぽっちゃりしている。姉とは対照的な妹だ。最近、胸もけっこうふくらみだしてきた。去年の冬に初めて生理があった。みんな早熟な子だというが、自分はおとなの男と女のことなど、ぜんぜん興味がないのに自分の身体ばかり成長していくのに戸惑っている。生理がきても、まだ、何も知らないも同然なのです。女の人ならいずれは結婚したり赤ちゃんを産んだりするのはわかるけど、じっさい自分の身体のあそこから赤ちゃんが生まれてくるなんて信じられない。いや、自分にとっては、まだまだ遠い先の話で、今はお姉さんと二人の部屋で、お姉さんが聞かせてくれる音楽を聴いたり、中学生の女の子や男の子の友だちの話をきかせてもらったり、マンガを読んだりするのが楽しくてたまらない。おねえさんとは、わたしのクラスメートの女の子たちのこと、小学校で起きたことなど、どんなことでも何も秘密もなくすべてを話している。夜は8時から9時の間には眠くなってしまう。

275某経大生:2006/10/04(水) 21:35:42 ID:t/PXER4k
実は、数日前からひとつだけ困っていることがある。これはお姉さんにもまだ話していないことだ。下腹部のおしっこの出るところより少し上のあたりにお毛けがはえだしてしまったのだ。でも、真っ黒とかで目立つようなものではない。よく見なければわからない程度だが、薄い栗色のふさふさした毛がほんの少しだが生えてきたのだ。困ってもどうしようもないものなのか。抜いたり剃ったりしてもいいものなのか、わからないし、ただ恥ずかしくて誰にも見せたり話したりできないでいる。
お姉さんが中学生になっても、しばらくいっしょに入浴もしていた。お姉さんがつけるブラやパンティーも平気で見せてもらった。おねえさんの胸は小さい方なのだが、かわいいブラをつけると大人びて見えた。ただ、おまたはろくに毛も生えないでつるつるしていた。それどころか、ピンク色をした割れ目もお尻の穴も丸見えだった。そして、割れ目の上のあたりに少し大きくふくらんで少しだけ顔をのぞかせているものがあった。お姉さんだけにあるものでなく、自分のあそこを手で拡げて見ると、確かに小さなつぶのようなものはあるのだが、成長するにつれて自分もあんなにも大きくピンク色になるものなのか、お姉さんの身体のあの部分にだけある特別なものなのかも知れないとも思ったりした。最近はおたがいに身体のサイズが大きくなってきてきゅうくつだから、いつともなくお姉さんといっしょにお風呂に入らなくなっっていた。

276某経大生:2006/10/04(水) 21:36:26 ID:t/PXER4k
その夜も、小さい音で音楽をかけてくれた、わたしはお気に入りのメロディーを聴きながらいつの間にかベッドで寝てしまったらしい。
突然、身体を揺り動かされた。思わず声を出しそうになったが、お姉さんは唇に人差し指をあててかすかな声で『シィー』と言った。
『今はじまったばかりよ。』
兄の真一郎夫婦の寝室の方を指差した。わたしたちの兄は、父の後を継いで歯科医師になるために最近まで大学に行っていたが、今は父の医院を手伝っている。妻の佐代子とは、学生時代から付き合っていたが昨秋結婚したばかりだ。私たち姉妹と同じ2階に寝室があるが普段はそこに足を踏み入れることはない。歯科助手の女の人が、昼休みにふたりが物陰でキスしていたと噂するのを耳にしたことがあった。その時は『キスって、そんなに気持ちいいものなのかしら・・・。』と、思ったりした。佐代子は、わたしたちをまだほんの子どものように見ているようで、同じ屋根の下に暮らしていてもあまり話したりすることはない。

277某経大生:2006/10/04(水) 21:37:06 ID:t/PXER4k
お姉さんはすその長いネグリジェを着ている。そっと部屋の戸をあけると、その姿で廊下を這って兄夫婦の寝室に忍び寄っていく。お姉さんの目的が何なのか大体察しがついてきた。
物音をたてないようにして後に続いた。胸がドキドキしている。寝室に近づくとふたりが何か話している声がした。その内容まで聞き取れないが、佐代子の『あぁん。やだぁ。』という声がしたようだ。ドアが細く開いたままになっている。ユミは、大胆にも少しずつ細い隙間を広げていった。ここに来るまでの間、1〜2分しかたっていないが長い時間がかかったように感じた。小さな明かりはついているが、部屋の中は暗かった。でも、ふたりの声がよく聞こえてきただけではない。中の様子が大体見えてきた。
何と!佐代子は、真っ裸ではないか。真一郎は彼女の両足をひろげてあそこに顔を押し当てている。わたしは(やだ。ばっちいことをしている!)と、思った。真一郎も何も身につけていない。尻をこちらに向けた格好である。(わぁ!大っきい。)と思った。股間のふくらみである。男のあれがあんなに大きくなったのを見たことがなかった。犬のなら見たこともあったが、人間のものが大きくなったのを想像したこともなかった。アレは犬だからそうなるのだと勝手に思ったりしていた。わたしは、正直興奮していた。

278某経大生:2006/10/04(水) 21:38:00 ID:t/PXER4k
その時だった。姉がわたしの右手をひっぱった。わたしは声も出せずにいたが、わたしのその指先を姉は自分の足の付け根あたりに押し当てると、その先のよく潤ったあたりに導いた。(もぉ、やだ。)と思ったが抵抗できなかった。姉はもう片方の手を自分の乳首のあたりに持っていき、口を半開きにして潤んだ目つきで息を荒くしている。わたしはどぎまぎするよりもさらに興奮を覚えた。
再び夫婦の行為に目をやった。『ああ、佐代子。』わたしたちの前では考えられないような甘い声で乳首を吸いながら、義姉の股間を片手でまさぐっている。義姉は小刻みに身体を震わせるようにしながら小さなうめき声を上げている。(何だか苦しそうにしているみたい。あんなことされて苦しいのかもしれない。)と思った。その後、男の黒いシルエットが位置を変えた。あの大きな股間の突起を義姉めがけて振り下ろした。(えっ。何て、乱暴なお兄さん。あんな姿でお義姉さんはひどいことをされてしまう。)と感じた。しかし、ふたりの身体が重なって、男のものが強く突きつけられると、佐代子はしっかり真一郎に抱きついて、『ああ、あなた。いいわ。すごいわ。』心のそこからわきあがるような喜びの声を発した。何も知らなかったわたしにとって、まさに驚きでした。頭でわかっていても、男と女がこういうふうにするということが、今までどうしても理解できていなかったんだと感じました。
お姉さんと部屋に戻っても、自分自身の体の奥がうずいてしまい、いてもたってもいられなくなっていました。

279某経大生:2006/10/11(水) 06:00:06 ID:kyxG6imY
エロばっか
キモ

280某経大生:2006/10/14(土) 20:43:14 ID:pZ97fPeo
長ったらしい

281某経大生:2006/11/01(水) 18:30:02 ID:AFpXjqTo
お姉さんが、わたしの指先で自分を快感に導いたように、わたしもうずいているところを刺激しました。指先に大きなしこりのようなものが触れました。ふにゃふにゃした包皮におおわれた中身が、まるでビー玉のように固く大きくなっています。(そうか、女の子のものも、気持ちよくされると、こういうふうになるんだわ。)と思いました。(お姉さんだけでなくて、女の子はみんなこういうものを持っていて、気持ちよくなりたいときは、ちょっと触ってあげると、もっともっと気持ちよくなっていくものなんだ。)とわかりました。

282某経大生:2006/11/01(水) 18:30:48 ID:AFpXjqTo
そうするうちにも、たまらない快感とともに、すべすべした粘液があふれてきました。指先を膣口に近づけていくと、べっとりとあそこのひだの内側にねばねばしたものが固まるようにたまっていました。そればかりか、あそこの口をおおいかくすようにふだんはぴったりと閉じている柔らかな肉ひだが、はりをもってぷっくりとしているのです。それをゆっくりとかき分けるようにして細い指先を入り口にもっていき、そっと少しだけ中に入れてみました。よく潤っていてぬるっとしています。第一関節あたりまですぐ入りました。その先へもそっと押し込んでみるとなめらかな感触の所を過ぎると、細かな凹凸に富んだ所があります。

283某経大生:2006/11/01(水) 18:31:32 ID:AFpXjqTo
ぷつぷつした感じよりも、それがもう少し固くなったような感触が濡れた指先に伝わります。その時です。わたしは新たな快感に悶えました。おしっこのでるあたりの奥の方がくすぐられるような感じで、それでいて排尿感とはまったく違う、私自身の体の中が少し圧迫されるような不思議な気持ちよさでした。その快感は急に突き上げるように襲ってきたのです。すると、わたしの中に入れた指先をわたしのあそこが、ぎゅうっと強く締め付けたのです。

284某経大生:2006/11/01(水) 18:32:21 ID:AFpXjqTo
おもわず指に力をこめて内圧にまけないくらい内側から膣内の一箇所を押しました。それがさらに強い快感を生みました。『あっ、あっ・・・うぅっう!』こらえきれずに声を出してしまいました。あまりの気持ちよさにわれを忘れるほどでした。わたしは、ベッドの上で少し横向きの体勢で悶えていたのです。
 そのとき、いきなりわたしは胸を触られました。お姉さんが背中の側から抱きついてきたのです。『ミナちゃん。刺激が強すぎて燃え上がってしまったね。ちっちゃな乳首もこんなに固くして・・・』ユミねえさんは、パジャマの上からわたしの両方の乳首をつまみました。

285某経大生:2006/11/01(水) 18:33:08 ID:AFpXjqTo
『やだぁ。もう、よして・・・』でも、胸の刺激がわたしをまたさらに高めてしまったのです。わたしのパンティーをズボンごとはぎとると、おねえさんはさっき真一郎兄さんがお義姉さんにしてたようにわたしを―わたしの一番敏感なあそこを舐めだしたのです。舌先のざらざらした刺激がたまりません。『あっ、あぁ〜ん。』さっきより大きな声を出しました。固い突起を舌先ですくいあげるようにされると、股間から力が抜けて、おしっこが出そうになりました。『だめ。出ちゃいそう。』でも、おしっこが出たわけではありませんでした。気が遠くなるような快感で体中がほてっていました。

286某経大生:2006/11/01(水) 18:34:04 ID:AFpXjqTo
さらに、おねえさんは自分の指でわたしをせめてきました。また、もう一度、快感が高まっていきました。膣口に指を入れてきました。『ユミねえさん。もう止めて。』わたしは少し恐かったのです。『ミナったら・・・。指一本くらいでバージンを破ったりしないわ。』わたしの中に人差し指の先を突っ込むと指先を曲げて内部を刺激したのです。自分でやるのと違って、不意に動く指の刺激が体の奥を揺さぶりました。『いいわ。いいわ。気持ちいいよ。』わたしは、快感にふるえながら、ユミねえさんにしがみつきました。しばらくうつろな表情のままで、お姉さんと身体を寄せ合っていました。

287某経大生:2006/11/07(火) 13:23:59 ID:1sNTr6vU
官能小説としては3流だな。

288某経大生:2007/01/02(火) 07:37:21 ID:4rzjqlYk
何流でも・・・いければいいでしょ?もう一回する?

289某経大生:2007/02/17(土) 08:02:08 ID:8CItq5MA
>>267
まさみのメルアド
おしえて・・・・

290某経大生:2007/02/21(水) 18:44:03 ID:QSJf/3Lo
まさみについてttp://school6.2ch.net/test/read.cgi/design/1030901770/l50

291某経大生:2007/02/21(水) 18:48:47 ID:QSJf/3Lo
黒のステップワゴンのあんちゃんの車に乗り込むのを目撃されている。
3月1日の卒業式の日は、どこかで記念○ックスする日だと思う。
東京方面に男あさりに行くこともあるらしい。アナルもありだ。

292某経大生:2007/02/24(土) 05:20:07 ID:xhMWFQuA
童貞狩り

『お見合いなんて、かっこわるいからいやだ。』
何度もおふくろに言いつづけた。
『わかったよ。』
と、一応返事はするのだが…これが少しもわかってもらえない。どんどん段取りを進めてしまう。これほど、はっきり断っているのにもう明日の朝、東京のホテルで会うのだという。
『断るにしてもここまで進めた話なのだから、向こうのお嬢さんの顔を一度も見ずに断れないのよ。こういうことは・・・。』
『こういうことって、ほんとに迷惑なんだけどなあ。』
『まあ、人生経験を積まなきゃ大人になれないんだから・・・素直になりなさい。』
こう言われても、俺って断ったり逃げ出したりできない。それを見透かしたように弱い所をついてくる。

293某経大生:2007/02/24(土) 05:20:57 ID:xhMWFQuA
『それとも将晴には、どうしても別れられない彼女でもいるの?それとも、まさか女の子に全然関心ないの?わたしだっていやなことも多かったけど、これまでいろいろな人生経験を積んで女として一人前になってきたのよ。若い男の欲望だって、どんなものかわかるつもりよ。あなたがどこかで変な女の人とおかしなことしたりしないとは思っているけど、どんなはずみで女の子とできちゃうかわからないでしょう。幸せに長つづきする確かな娘さんなんて、最近はなかなか見つからないものなのよ。今度会う女の子だって、どんなに気に入ってもすぐ飛びついちゃダメ。少し時間をかけて冷静に人生を考える余裕がないとだめなのよ。とりあえず、一度会ってみなさい。』

294某経大生:2007/02/24(土) 05:21:47 ID:xhMWFQuA
去年の10月で27歳になった。彼女と呼べるような付き合いをした女の子は今までひとりもいない。もちろん、女性と性交渉を持ったこともない。(童貞って恥ずかしいのかなぁ、やっぱり・・・)などと思ってもみるけれど、情けないが恋人と呼べる女性とこれから巡り合う自信はない。きっかけさえ作れないのは、照れくさいのか、面倒くさいのか自分でもわからない。まあ、そういうことが苦手な人間なんだろうと自分ひとりで納得している。このまま、ずっと独身でいたらどうなるのか?という不安もあるが、もし結婚でもしたら・・・やたらと重い荷物をかかえこんで、自分の手におえないような気もする。そんな漠然とした不安からは、まだしばらく遠ざかっていたい。

295某経大生:2007/02/24(土) 05:22:33 ID:xhMWFQuA
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『いい、ホントにお願いですよ。あなたみたいなやさしい女の子なら、男に恥をかかせないでその気にさせてくれると思ったのよ。どういうのかわからないけど、世間並みの女じゃ尻ごみしちゃうのよ。もう27になったんですけど、いい年して童貞なんです。女の体が欲しくないわけはないだろうに、勇気がないというか意気地がないというか。そのくせ、自分の部屋には、ヌードのグラビアのある雑誌なんかこっそり隠してあるのよ。普通の男ならもう堂々と見るでしょう。あなたに上手く誘ってもらえば、きっとイチコロよ。こんなこと言ってると、何て下品なお母さんだと思うでしょう。でも、見ていてじれったくてしょうがないの。まさか、わたしを抱かせるわけにもいかないでしょう。おかしなことになっちゃうし・・・』
『お母さん。もうそれ以上は言わないで下さい。わたしも恥ずかしくなります。』
(女どうし顔を見合わせて笑いあった。)

296某経大生:2007/02/25(日) 06:44:14 ID:xhMWFQuA
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297某経大生:2007/02/25(日) 06:44:54 ID:xhMWFQuA
『お茶室はこちらでございます。』
ホテルの係員というよりも、料亭のおかみのような感じのする年配の女性が案内してくれた。
戻っていく後姿をチラッと見ながら、地味な和服がよく似合っていると、将晴は思った。
ドアの中には、もうひとつ格子戸があった。それを開けて内に入った。彼女もつづいて入ってきた。
『失礼いたします。』
いかにもお嬢様らしい言葉づかいだ。
(はぁ〜、疲れる。今朝から緊張しどおしだ。まあ、今日一日すめばそれで終わりだから辛抱すればいいんだ。)と、自分に言い聞かせた。

298某経大生:2007/02/25(日) 06:46:25 ID:xhMWFQuA
(何が茶室だよ。)屋内に、また小さな部屋を作ったようなおかしなものだと思った。茶道なんて興味ないし、まったくわからない。
(こういうことを習ったり、またそれを人に自慢したりしている人たちとは俺は無縁な人間だ。レイコさんという、このお嬢さんもそんなひとりなのだろう。まあ、それはそれで大したものなんだろう。)
『わたしが先に上がらせていただいてよろしゅうございますか?』
『どうぞ。』
『それではすみませんが、これを持っていてください。』
小さな風呂敷包みを渡された。
『はぁ』
風呂敷包みを受け取って、そのまま茶室の前に立っていた。

299某経大生:2007/02/25(日) 06:48:06 ID:xhMWFQuA
彼女は小さな引き戸を開け、ぞうりを脱いで敷石の脇にそろえて置くと、着物のすそを軽く手で押さえながらすべりこむようにミニチュアのような空間の中に入った。
『先程の風呂敷包みをかしてください。』
彼女の動きに目をやりながら、じっと立ったままの俺は、さっき預かったものを手渡した。
入り口が狭いので彼女の顔は見えなかったが、白い指先はよく見えた。
『どうぞ、お入りになって。』
落ち着いた口調で言われると、こちらは緊張して胸がドキドキした。
狭い入り口にぶつかったりしないように、頭を低くして下を向いたまま上がり込むと、後ろを向いて引き戸を閉じた。
『あなたとわたし、二人きりよ。』
『・・・』

300某経大生:2007/02/25(日) 06:49:32 ID:xhMWFQuA
俺は、彼女の態度の変化に気がついた。
着物の帯をくるくるとほどくと、いきなり上半身裸になってしまった。
『・・・』
俺は、あっけにとられて言葉も出ない。
逃げ出そうと思ったが金縛りにあったように全身が固まって動けない気がした。それでも、逃げようとして立ち上がりかけたら・・・天井に頭をぶつけてしまった。かなり痛くて、頭がくらくらしてきた。
『あっ、痛てぇ・・・だめだ。』
両手で自分の頭を押さえた。
『あわてちゃダメでしょ。こっちをよく見て。』
彼女はこっちをにらんでいる。目の前で小ぶりだが形のいいおっぱいが突き出している。小さな乳首の先は、うっすらと桜の花びらみたいにほのかに色づいている。俺は、一瞬で気が狂いそうなほど欲情した。でも、どうしていいのかわからない。

301某経大生:2007/02/25(日) 06:50:13 ID:xhMWFQuA
『あせらないで、もっと見せてあげるから・・・』
さっきまで、あんなおしとやかだったお嬢さんが、着物をすべて脱ぎ捨てると脱いだ着物の上に横たわり両足を大きく広げたのだ。
『・・・』
ずべて、丸見えだった。黒々した○毛や、その下のアレも・・・陰○突起や尿道口、それにキュッとしまった肛門までも。そして、目をそらさずに凝視すると、縦長のいくつものひだのような花びらもぱっくりと広がって、うすいピンク色の膣口がこちらを向いている。広げたまた越しに見える腹部やつぼみのような乳首を頂いた乳房は、男なら誰でも肉欲をそそられてしまう光景だ!
『あなた、欲しいでしょう。』
『・・・』
『ここに来て。おさわりさせてあげるから・・・』

302某経大生:2007/02/25(日) 07:01:23 ID:xhMWFQuA
∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝∽∝
初めて知った甘美な世界。
でも、彼女の中に放出することはなかった。
女体におおいかぶさっただけで、勢いよく出てしまったのだ。
『元気過ぎるとこうなるのね。中で出したいでしょう。』
『・・・』
『結婚を迫ったしやしないから・・・安心して楽しんでちょうだい。』
『あなたは、いったい?』
『ゴチャゴチャ言わずに・・・上に乗っかりなさい。
わたしの体で、一人前の男にしてやるんだから・・・』

303某経大生:2007/02/25(日) 07:14:29 ID:xhMWFQuA
正直に言えば、うれしかった。一生女体を知らずに老いてゆく自分を想像しては落ち込むこともあった。
(これで死んでも後悔しないだろう。)とさえ思った。
彼女は、つながったまま下から腰を振った。
『もういいわ。今度は、あなたが下になるのよ。』
言われるままに仰向けにねかせれると・・・
彼女は上からまたがって腰を上下動させてきた。
自分の股間のものがはげしくしごかれた。気持ちよかった。自分の手で自分を慰めるだけだった今までの俺が哀れだった。我慢しきれずにそのままはじけるように放出した。

304某経大生:2007/02/25(日) 07:15:15 ID:xhMWFQuA
『2回目なのに、こんなに早くよくでたね。』
彼女は俺の先っぽをつまんでひっぱた。(何をするんだ。)と、思ったが、驚かされたのはその後だった。彼女は俺のものからコンドームを抜き取った。
(いったい?何時ゴムをつけたのだろう?上から乗っかる前に装着して、膣口を使ってかぶせていったのだろうか?そんなことが、できるのだろうか?いずれにしても。この娘はその道のプロかも知れない。)

305某経大生:2007/02/25(日) 07:23:27 ID:xhMWFQuA
次週以降の予告

①『潮を吹いた少女』

②『尿をかける少女』

作者の高揚の仕方しだいで、タイトルや内容は変わることもあります。

306某経大生:2007/02/26(月) 09:58:52 ID:wK0poalw
美乳なアネゴを希望

307某経大生:2007/03/04(日) 04:54:12 ID:LL9/ziM6
彼女の名前はメグミという。
その名は何と!関東北部のある場所の『帝宮殿』という名のソープランドの看板コンパニオンである。
他のコンパニオン―実際のところソープ嬢だがこの店はコンパニオンと呼んでいる―とは格がちがうのだ。
この店にはVIPルームという上客用の特別室が2部屋あった。高級ホテルのスウィートと寸分たがわない豪華さである。

308某経大生:2007/03/04(日) 04:56:05 ID:LL9/ziM6
そして、彼女のテクニックは・・・上客たちの誰からともなく
『ゴッドハンド』と呼ばれた。顔は良家のお嬢様風、スタイルも、マナーも、
そして・・・そして何と言っても、おとこを受け入れる女性器の色や形の可憐さ、
そして結合時の心地よさ・・・。
ヤクザの幹部、政治家、会社経営者、医師、弁護士、大学教授など・・・
その客質も並ではないのだ。客からのチップだけでも目が回るほどの収入がある。
2つあるVIPルーム、そのうちの一部屋は彼女の持ち部屋なのだ。
彼女以外のコンパニオンが上客を取るときはもう一つのVIPルームを使う。

309某経大生:2007/03/04(日) 04:57:35 ID:LL9/ziM6
彼女について詳しく知るものはいない。
他人の間では、真偽はともかくもメグミについての伝説
のようなものは語られている。それに、よるならば…
彼女は銀行に金を預けない。彼女の父はさる右翼大物の参謀として名をはせたが、
脳卒中で急死した。

彼女はスイスに留学中だったが呼び戻されて大きなお屋敷に住んでいる。
それも、たったひとり…で。家政婦さえいない。

310某経大生:2007/03/04(日) 04:59:19 ID:LL9/ziM6
週2日は、必ず午後3時半から黒い高級車が迎えに来て外出する。
そして、翌朝未明に同じ車で帰宅する。それ以外の外出は滅多にしない。
食品や日用品は、1日おきであるが昼間に宅配される。
野菜や卵、肉、魚、お菓子、ミルク・・・など

庶民となんら変わらないものが届くのを見た人もいる。

311某経大生:2007/03/04(日) 05:00:37 ID:LL9/ziM6
衣類や化粧品などは、元々このお屋敷には相当たくさん保管されているらしい。
でも、新調した流行の服やバッグなども持っているようだし、
ぜいたくをしようと思えばいくらでも出来ないことはないようだ。

都心のお屋敷は、その中の様子までわからない。
防犯システムを備えたとても高い塀や、
たくさんの樹木でさえぎられており世間の人からはわからない。

312某経大生:2007/03/10(土) 05:57:50 ID:qiPhOTPM
㈱データ・リサーチという興信所の婦人調査員丸橋京子は、ある男性から前金200万円で、この女性の素行調査を依頼され、
さっそく翌日から張り込みや尾行を始めた。週2回、彼女を迎えに来る黒塗りの高級車に関心を持ち、部下の男性調査員小林正雄に車で後をつけさせた。
『車は首都高速を走り、東京郊外の大きなショッピングセンターの屋上駐車場で女を降ろしました。女は白い乗用車を運転してここから出て行きました。』
報告を受けると京子は、すぐ次の指示を出した。
『黒の高級車、白の乗用車、両方に発信機を装着してちょうだい。それから、何とか隙を見て、車内に隠しカメラも付けられないかしら。』
『すぐには無理でしょうが、やってみます。』

313某経大生:2007/03/10(土) 05:59:49 ID:qiPhOTPM
こうして、調査活動は、京子の思惑どうりに着々と進んでいった。メグミの週2回の外出の足取りやその内容が、次第に明らかになっていった。

黒塗りの高級車で首都高速に入るまでは車のカーテンは閉めたままだ。
メグミは車の中に設けられた化粧台の前で身づくろいをする。
どこにでもいる普通の娘(といっても今はもう34歳になるのだが・・・誰の目にも20代半ばくらいに見える)に扮するのだ。
服装もやや派手な程度でどこにでもいそうなカワイイ女の人になる。
その日も、東京郊外の大きなショッピングセンターの屋上についた。
ここで、車を降りてすぐに白の小型乗用車に乗ると、自分でハンドルを握って走り出す。買い物帰りか何かの若奥さん風に見えるだろう。
しばらく、市街地を走ってから、三郷インターチェンジでまた高速に入る。スピードを上げて追い越し車線に入っていった。
ハンドルさばきは、かなり運転に慣れているようである。

314某経大生:2007/03/10(土) 06:02:22 ID:qiPhOTPM
もう時刻は午後6時間近で、辺りはうす暗くなってきている。
高速から降りて、その車は茨城県○○市の中心部に入った。
狭い路地を何度か曲がって小さな駐車場に入った。
月極め客用の駐車場のようで、叶商事という表示があるスペースに車を駐めると、
メグミはやや大きめのトートバッグと小さい黒のハンドバッグを持って歩いていった。
ほんの2・3分歩いたところにその建物はあった。彼女は裏口のようなドアを開け、そこから中に入っていった。

 『今日の調査はここまでで。でも、これからが大変よ。』
 『どんな手を使いますか?』
 『あなた、ズバリ聞くけれども・・・。ソープで遊んだことある?』
 『はぁ?』
 『わたしたちの仕事は、とてもきれいごとじゃすまない仕事なのよ。正直におっしゃい。』

315某経大生:2007/03/10(土) 06:03:35 ID:qiPhOTPM
『実は・・・、一度もないです。』
『そうか、それじゃ少し経験を積んでもらってからだねえ。』
『どういうことでしょうか?』
『あなたに、あの女の客として店に乗り込んでもらおうと思うんだけど、他所で少し経験を積んでからじゃないと心配よねぇ・・・、やっぱり。』
小林正雄は、この仕事に就いてまだ半年足らずである。自動車の販売会社に2年ほど勤めたが、思うように勤務成績も上がらず職場の雰囲気にどうしてもなじめずに退社した。
再就職先さがしにはとても苦労したが、何とかこの会社に仮採用されたのだった。

316某経大生:2007/03/10(土) 06:04:28 ID:qiPhOTPM
今まで任せられた仕事は、主に企業の信用情報調査のためのデータ集めだった。
登記所に行って商業登記簿を閲覧したり、大手の他社から購入した情報を整理したりと地味な仕事ばかりだった。
今回初めてベテランの丸橋京子と組んで、外回り(素行調査)の仕事のやりかたを教えてもらうことになったのだ。
『10万円あるわ。これで、ソープに慣れた客を演じられるように修行しておいで。』
そう言って封筒を手渡しながら、京子は意味ありげに微笑んだ。

317某経大生:2007/03/11(日) 06:10:26 ID:qiPhOTPM
【予告】
まもなく、わたしの小説に茨城大助教授時代の某先生が(仮名ですが・・・)登場します。
意外な(でもないか?もう)真実が次々と語られるでしょう。ご期待下さい。

318某経大生:2007/03/12(月) 04:48:05 ID:qiPhOTPM
┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬

『ごめんなさい。こちらを向いてくださいますか。』
メグミにそう言われて、小林正雄は体ごと向きを変えた。
『ファスナーがまだ開いているわ。』
そう言って閉めてくれたのだが・・・
『まだ、遊び足りないんじゃないの?』
ファスナーを下ろして、ズボンの中に手を入れてきた。
下着ごしではあるが、女の手の柔らかさが伝わってきた。
まだ硬直していた肉茎がグッと強くそそり立ち、ズボンの窓からせり出すように首をもたげた。
女は正雄に目線を合わせるとかすかに微笑んだ。

319某経大生:2007/03/12(月) 04:49:39 ID:qiPhOTPM
『わたしもほんとはまだ欲しいの。とても硬かった。まだ、お股に違和感が残ってるわ。』
女は、そこから手を離して立ち上がると正雄にやわらかく身をよせて抱かかってきた。
『今度はいつ会える?』
『・・・』
『お願い。また来てね。あなたのこと待ってます。』
と言いながら首筋にキスしてくれた。心臓がドキドキしてくるのが自分でわかった。
(これも芝居なんだ。)
と思いながらも、正雄は何だか悪い気がしなかった。
しかし、自分にとって、また来ようにも今日のように大枚はたいていたら身が滅びてしまう。
そうそう来れるような所ではない。
『ありがとう。楽しかったよ。』
そういい残して女と別れた。
メグミは、部屋の出口までいっしょにきて見送った。
『ありがとうございました。』
と、もう一度頭を下げた。ベールを身にまとったような薄むらさきの衣装から
チラッとのぞいた胸元がたまらなくセクシーだった。

320某経大生:2007/03/12(月) 04:52:31 ID:qiPhOTPM
チラッとのぞいた胸元がたまらなくセクシーだった。

その店を出た正雄は、繁華街のネオンがギラギラしている街並みをしばらく歩いた。
そして、人通りの多い歩道をゆっくりと歩きながら、あのメグミとの甘いひとときの余韻にひたっていた。
(最高のソープ嬢として、この世界では評判というが・・・
あの快楽の世界を知ってしまった男は他の女と遊ぶ気になどならないだろう。)
素行調査の仕事のために、女性上司の丸橋京子に命じられて来たことなど、忘れて夢中になってしまうほどのひとときだった。

321某経大生:2007/03/12(月) 04:54:17 ID:qiPhOTPM
ただ、ひとついだいた素朴な疑問は・・・なんで、こんな茨城あたりで働いているのかということだ。
吉原の超高級店にでも勤めればもっと身入りがいいだろうと思った。
けれど、夢のような経験は出来たし、京子から指示されたことは確認できた。
明朝、出社して報告が済めば、この仕事ももう終わるのだろうと思った。

翌朝8時半に出社した正雄は、京子がかなりいらだって機嫌が悪いのに気づいた。
正雄が、命じられた調査報告をしようと思っていると
『小林、すぐ応接室に来て。』
と、京子から声をかけられた。いっしょに部屋に入るなり京子は話し出した。
『依頼主に中間報告をしたんだけどね・・・。そんなことは、こっちもあらかたわかっている。
女の過去の遍歴をすべて知りたいんだ。と、こういうわけなのよ。』

322某経大生:2007/03/12(月) 04:55:32 ID:qiPhOTPM
『わたしたちのこれまでの調査は無駄だったという・・・』
『まるっきり無駄でもないでしょうけど、あの女性の子ども時代からの過去を調べなければならないよ。
現在のことを調査するのは簡単さ。でも、これはおおごとになったわよ。』
京子はしばらく黙ってしまった。ふたりの間にきまずい空気が流れた。
正雄は、そんな重苦しい雰囲気を断ち切るようなつもりで
『あの、昨日の報告ですが・・・』と、言いかけた。

323某経大生:2007/03/12(月) 04:56:33 ID:qiPhOTPM
『風俗の女の話なんて、何が信じられますか。
あの店で確かにソープ嬢やってるっていう、裏がとれれば十分よ。
それより・・・おまえ、楽しめたか?』
『は、はい、まぁ・・・』
『この仕事、何日かわたしひとりでやってみるから、その間あなたは降りてちょうだい。
また、必要な時には声をかけるから、ともかくそういうことだからよろしく。』
京子は一方的にいうとサッサと立ち上がり出て行ってしまった。

324某経大生:2007/03/14(水) 03:13:52 ID:GVazNYKg
************************
正雄が京子から再び呼び出されたのは、それから数日後だった。
彼女の言いつけどおりに地方の町役場に行き住民票の閲覧を申請した。
申請書の閲覧目的には、京子に言われたとおりに「縁談」と書いた。
窓口で書類を受け取った職員が向こうのデスクにいる上司らしい職員の所から戻ってきた。
『ご存知でしょうが、昨今、プライバシーにかかわる情報の取り扱いについては、
とりわけ慎重を期しておりますので一応お伺いしておきますが、ご家族以外の方ですね。』
『はい。』
『差し支えなかったら、閲覧目的について
もう少し詳細に訊かせていただいてよろしいですか。』

325某経大生:2007/03/14(水) 03:15:39 ID:GVazNYKg
『私、実は興信所の調査員の小林といいます。
依頼主様のご子息の縁談にあたって、家族構成や勤務先等を調査しておるわけでして、
ご家庭内やお勤め先などでトラブルをかかえていないかをしらべる程度です。
ご懸念のようなことはないように十分認識いたしておりますので、
よろしくおねがいします。』
正雄は、京子に教えられたとおりの受け答えをした。

用事がすむと、調査結果を電話で京子に伝えた。

326某経大生:2007/03/14(水) 03:16:31 ID:GVazNYKg
『あらそう、じゃあご苦労だけど、今度は川崎市の緑区役所に入ってもらわなくちゃだね。
除籍簿というのを閲覧しなくてはならない。この手続きは、他人じゃだめだから
本人に成りすませるような女の子をそっちにやるわ。
こしらえた保険証を持たせれば疑われないでしょう。
いい、近くについたらまた電話して。詳しく指示するから。』

正雄は、それからしばらく忙しい毎日が続いた。京子はもっと忙しそうだった。
でも彼は、京子のことをさすがだと思った。自分は彼女の指示通りに動いているだけだが、
次々に驚くべき真実が手元にたぐりよせられてくるのだ。

327某経大生:2007/03/14(水) 03:17:22 ID:GVazNYKg
都心のお屋敷で、世間と交わることなくひとりぐらしをしているお嬢様。
婚期を逸するのではと案じられる年齢に近づいている彼女は、
何と!ある場所で風俗嬢として働いている。これだけでもすごい秘密なのだが・・・。
右翼の大物の片腕と目されていた実父が急死する前は、スイスで暮らしていた。
それは・・・留学だと、世間は疑いもしなかったのだが、
その裏には・・・誰もが仰天するような真実が隠されていたのだ。

凄腕女性調査員と自他共に認める丸橋京子でさえも、さすがに驚いている様子で、
『費用も相当かかるし、これ以上は身の危険さえある。社長に相談してみましょう。』
と言った。

328某経大生:2007/03/14(水) 03:18:41 ID:GVazNYKg
一方、小林正雄は
(いったい今回の調査の依頼主は、いったいどんな人で何が目的なのだろう?)
と、思った。

正雄ばかりか京子までもが、唖然とした事実はたくさんあるのだが・・・
それらが、出てくるきっかけはこうだった。
メグミは少女時代にある写真集のモデルになっていた。それも、幼女ポルノである。

329某経大生:2007/03/14(水) 03:19:21 ID:GVazNYKg
オランダ在住の写真家が撮影したものだが、発禁処分となり回収されたものだ。
しかし、回収しきらなかったものもかなりあったようだ。
ある非合法組織の資金源として日本にも持ち込まれて、密かに高値で売買されていたらしい。
正雄がある人物の家を密かに調査した折、隠しもっていたDVDや裏本といっしょに
偶然見つけたのだ。花束をかかえた全裸の少女の写真が表紙になっていたのを見て、
(これはメグミだ!)と正雄は直感した。書名や版元を見ると横文字だった。
正雄は小型カメラで丹念に撮影した。

330某経大生:2007/03/17(土) 04:05:15 ID:UjHdp98M
υφυχυφυχ♭υψ? υχυφυχυφυχ♭υψ? υχυφυ

その名刺の名前には、やや大きめのルビがふってあった。
逆槙除夫(さかまき のりお)
珍名と言っても過言でないだろう。
そこに書かれた肩書きからわかる立場を考えると・・・仮名だとは思えない。
青いプラスチック製のケースに入っている名刺は、まだケースに半分以上残されている。

正雄は、興信所の社長らに命じられるままに、きわどい仕事を続けていた。
今日は、調査対象者が自宅とは別に借りている部屋の中を調べている。

331某経大生:2007/03/17(土) 04:06:04 ID:UjHdp98M
めぼしいものを見つけても、小型カメラで撮影するだけだ。
そこにある物を持ち出したりするようなことはしない。
もし、その一線を越えれば、住居不法侵入の上に立派な窃盗罪が成立してしまう。
(給料はそれほどは貰えないが・・・スパイ映画に登場する人物のようじゃないか。)
正雄は、今の自分に酔っていた。
その部屋の中は、まさに足の踏み場もないくらいたくさんのものがあった。
(この人は、スポーツおたくかも知れないな。しかし、それ以外の関係のものも多い。
ずいぶんと多種多様なモノを集めているんだな。
いろんなことに対して、好奇心が旺盛な人なんだろな。)
などと、感心してしまうほどだった。

332某経大生:2007/03/17(土) 04:07:05 ID:UjHdp98M
しかし、期待した収穫はなかった。
本棚にも雑然とたくさんの書物が置かれているが、調査を指示されたものと無関係のようだ。
(いったん、退散しようか?)
と思った時、本棚に置かれている本のうち一部分に、やけに前面に出すぎているところが
あるのに気づいた。
(手前と、その奥と、本が2列に置かれているんじゃないかな。)
そう思って、調べてみると…、手前の本で隠すように置かれた本が数十冊ある。
そのうちの数冊を見て (これだ!)と、思った。
明らかに外国製の児童ポルノだった。

333某経大生:2007/03/17(土) 04:08:07 ID:UjHdp98M
一連の作業が済むと、正雄は用心しながらその部屋を出て、
鍵束を取り出してマスターキーのような鍵を使ってドアに施錠した。

************************
その日の調査報告を終えて数日後、正雄は社長に呼ばれた。
『やばい仕事ばかりでご苦労だったが、今回、小林君の取ってきてくれた結果はどえらいものだよ。』
『ありがとうございます。』
『ただ、こういったものの取り扱いを間違えると、命がいくつあっても足らんようなことになる。』
『…はい。』

334某経大生:2007/03/17(土) 04:09:07 ID:UjHdp98M
『ボルデュックっていう絵かきの名前を聞いたことあるかい?』
『いえ、わたしは・・・。』
『そうだろう、わたしも知りはしなかった。丸橋は知っていたそうだ。』
『さすが・・・京子先輩ですね。』
『しかもだ、あのこはこんなものまで見つけてきてくれた。』
社長はワインのビンを2本持ってきて、応接室のテーブルの上に置いた。
片方は空き瓶だが、もう一方はまだ栓が抜かれていない。
『ラベルをよく見てごらん。』
正雄は、まず中身が入っている方を手にとってラベルを見た。別に何もわからなかった。
横文字がよく読めないことは言うまでもないが、クリーム色のラベルが貼られている。
(おそらく)高級ワインなんだろうが・・・こんなものなんだろうとしか思えない。

335某経大生:2007/03/17(土) 04:10:22 ID:UjHdp98M
けれども、もう一方の空き瓶を手に取ると、正雄は思わず声をあげてしまった。
『あっ!これは…』
こちらもまったく同じ色で同じ文字が書かれたラベルだが、
クリーム色のラベルの中央部分の空白に、幼い少女のヌードが描かれている。
しかも、どう見ても日本人だ。
欧米人の目からは、日本人も中国人もフィリピン人も区別がつかないというが、
日本人が見れば、誰でも、
この全裸で横たわり少し恥ずかしそうに目線をそらす少女は日本人とわかる。
『これは、メグミですね。』

336某経大生:2007/03/18(日) 16:41:49 ID:UjHdp98M
『わたしもそう思った。』

そう言うと、社長はわたしに詳しく説明をしてくれた。
1983年に、フランスのあるワイナリーが新酒のラベルに使う絵を
ボルデュックという絵かきに依頼したのだそうだ。
前年の新酒を口にしたボルデュックは
『少女の裸体のような味だ。』
と言って、その絵を描いたというんだ。

337某経大生:2007/03/18(日) 16:42:36 ID:UjHdp98M
股間のくぼみまでリアルに描かれたクロッキー画は、
フランスではさして問題もなかったそうだが…
アメリカに輸出したら、人権団体から強い反発を受けてしまい、
急きょ絵のないラベルを作成して出荷したんだそうだ。
まあ、このボルデュックだけじゃなく、絵かきなどというのは変人が多いんだが、
この人の経歴というか遍歴は、とても変っていておもしろいんだねえ。
ルーツは東欧の貴族で祖父の代にフランスに亡命してきた。財産はかなりあるようだ。

338某経大生:2007/03/18(日) 16:45:11 ID:UjHdp98M
ボルデュックという名前は、絵かきとしての通称で、
戸籍名は、ボルダザール・スルツカイック・ド・レーヌ伯爵という。
3つ年上の実兄ピエールという人も、作家・思想家として知られた人なんだが、
本業よりも、例のサド侯爵の研究家として、その方面では名高かったようだ。
二人とも、もう死んでいる。兄弟して同じ2001年に死んだようだ。
風変わりな絵を描くボルデュックがパリの画壇で注目されだした28歳の頃、
ある若い人妻に惚れてしまった。叶わぬ恋に苦しみ抜いた彼は、
自殺を試みたんだが、ちょうど訪ねて来た友人に助けられて一命をとりとめた。

339某経大生:2007/03/18(日) 16:46:14 ID:UjHdp98M
その人妻だった女性も、深く悩み続けたようなんだが、
結局、夫のもとを去って、ボルデュックと結ばれた。
ボルデュックはスイスの山荘を手に入れて、二人はそこで暮らした。
妻は、間もなく男の子を産んだ。この人は芸術にはあまり関心がなかったのか、
現在はパナマの海運会社で仕事をしている。
これほど激しい恋を成就させたボルデュックだったのだが、1970年に離婚している。
理由は、いろいろ語られてはいるようだが、不明だ。
問題はその後なんだ。
離婚した年に来日している。

340某経大生:2007/03/18(日) 16:47:15 ID:UjHdp98M
自分の絵画展開催の準備や観光が目的だったようなのだが、
その折に、ある若い日本人女性と出会った。
遠山サチ子さん、当時20歳の大学生でフランス文学を学んでいた。
この人はある実業家のお嬢様だったんだが、絵画や芸術にも関心があり、
ニューヨークの美術館で、『入浴後の少女』というボルデュックの絵を見たことがあったんだ。
ふたりは意気投合して、ボルデュックは彼女をスイスに招待してくれたりもしたんだ。
国も立場も大違い、年の差もある、など・・・周囲は猛反対したそうだが、
初めてであってから5年後、この遠山サチ子さんは、ボルデュックの二人目の妻となった。

341某経大生:2007/05/15(火) 02:50:37 ID:dDC5vGPI
スイスのバーゼル近郊の素晴らしい山荘で二人の新生活は始まった。
ボルデュックも東洋の神秘の国から迎えたあどけない新妻を心から愛した。
ある時、親しい友人が山荘を訪れると、サチ子さんは優美な和服姿で迎えてくれたという。
ボルデュックは、以前から日本の着物に愛着を持っていたようで、その日は彼もゆかたを着こんで出てきたそうだ。
その友人というのは、若い頃に自殺未遂事件を起こしたボルデュックを助けた人だったのだが、
長年付き合ったもの直感で彼の心の変化をよみとっていた。彼はそのときに感じたことを後に語っている。
(デュックは、今までの自分の世界に飽き足らずに、遠い異国で見つけた宝を欲しくなったのかもしれない。
だが、果たして、それは・・・この可憐に咲き誇るような美しい新妻だけなのだろうか?)
サチ子さんはやがて身ごもり、女の子を産んだ。現在はジュエリーデザイナーとして活躍しているハルミさんという人だ。
幼いハルミさんという新たな宝も得て、幸福な日々を謳歌していたボルデュックであったが、
その幸福の中から、今まで彼自身の心の闇に埋もれていた危険極まりない性癖が突如首をもたげてしまった。

342某経大生:2007/05/15(火) 03:21:24 ID:dDC5vGPI
以前にも少女をモデルに絵を描くこともあったボルデュックだが・・・
この頃から、女の子のモデルを見つけては丹念にスケッチするようになる。
少女というより、女性としての体に成熟していない幼女ばかりだった。
もちろん、はじめはヌードなど描くことはなく、こどもが遊ぶ姿の絵が多かった。
それに、どういうわけだか、サチ子さんやハルミさんを描くことはしなかった。
サチ子さんも夫の影響で油彩画を描くようになる。
風景や草花などを好んで描いていたが、なかなかの腕前であったようだ。
バーゼルはフランス・ドイツ・スイスの三国の国境付近にあるが、ハルミさんを
小学校に入れるために家族はフランス東部のストラスブールという町に引っ越した。
ここはドイツ国境沿いの古い町だが、街の中心部の高級アパートで暮らした。
夏休みになると、家族3人は、またバーゼルの山荘に戻ってすごした。

343某経大生:2007/05/15(火) 03:42:16 ID:dDC5vGPI
時おり、ボルデュックは絵を描いてくると言って、ひとりでストラスブールのアパートにでかけた。
実はその頃に、オランダ人の写真家からある少女の絵を描かないかと持ちかけられたのだが、
ボルデュックは、そのモデルに夢中になってしまっていた。

社長は、ここで話を切った。灰皿を引き寄せてタバコを取り出した。
ここまでの話に、引き込まれるように聞き入っていたが・・・
(まさか?そのモデルというのは・・・?)と、正雄は思わずにはいられなくなった。
しかし、その後の話は・・・正雄の想像をはるかに超えるものだった。

社長は、また話を始めた。
その少女のモデルが、メグミだったわけなのだがね。
彼女の父が大物右翼のブレーンだというのも、スイスに留学しているというのもみんなウソだった。
たしかにメグミはベルギーの小学校に通っていた。放課後の補習授業を受けたりして
フランス語の日常会話も上達して、家庭事情で日本から来た女の子ということで過ごしていた。
でも、彼女はおとなの欲望を満たすために、赤ん坊の頃に買われた少女だったんだ。
もちろん、合法的にできることじゃない。しかし、世の中というのは蛇の道はヘビというやつでな。

344某経大生:2007/05/16(水) 05:00:53 ID:qrpye5c2
でも、彼女はおとなの欲望を満たすために、赤ん坊の頃に買われた少女だったんだ。
もちろん、合法的にできることじゃない。しかし、世の中というのは蛇の道はヘビというやつでな。

日本人の乳幼児の変死や行方不明事件をしらみつぶしに調査したところ、可能性として浮かんだものがある。
わたしの憶測だけで確証は得られないのだが・・・こんな事件の記録が見つかった。年齢などつじつまが合う点も多い。
女の子の赤ちゃんが、まだ若かった実の母親と香港のホテルに滞在中に行方不明になっている。
ホテルで火災発生を知らせる警報器が鳴り響き、あわてて子どもを抱きかかえ軽装のまま避難しようとした母親は、
非常階段を降りる途中で作業服を着た現地の係員に誘導された。
赤ちゃん連れで苦労している様子を見かねたのか、『赤ちゃんをだっこしましょう。』と、日本語で話しかけ、
いっしょに逃げてくれた。近くの小さな公園に着くとおおぜいの人でごったがえしていた。
その場所までは確かに一緒だった赤ちゃんがあの男とともに見えなくなってしまった。
ホテルに戻って事情を話したが結局わからずじまい。たまたま、買い物に出ていた夫とともに
現地の警察に届けたり、英国領事館に援助を求めたが、何の情報もなかったらしい。

345某経大生:2007/05/16(水) 05:03:16 ID:qrpye5c2
その夫婦は、その後に国内で交通事故にあって死亡している。
この事件などは、かんぐれば、怪しいことだらけだ。火災の原因さえ不明だったようだ。

身寄りのない乳幼児の里親を募る団体の紹介で、あるオランダ人の夫婦が
孤児となってしまっていた日本人の女の赤ちゃんを育てることになった。
赤ちゃんの実父母や孤児となったいきさつなどは一切知らせない取り決めになっていたようだ。
その夫婦はかなりの年齢になるまで実子がなく、ドイツ人とトルコ人の混血の男の子を養子として育てていた。
メグミはこの子の新しい妹になったわけだ。
この兄妹は善意の両親のもとで大切に育てられた。
ところが、ある事情で養父母がメグミを手放さねばならないことになってしまった。
7つ年上のお兄さんから性的な虐待を受けたらしい。両親がその事実を知らないうちに、外部に通報されてしまった。
メグミは施設に保護された。新たな里親として名乗り出たのが・・・どうも、うさん臭い輩だったようだ。
しばらくして、メグミは別の人と正式に養子縁組をしている。この養父が、例の写真家のようだ。

346某経大生:2007/05/16(水) 05:05:44 ID:qrpye5c2
最初から、ある目的がひそんでいたようだ。男の異常な欲望をみたすために、さまざまなことを次々と教えこんでいった。
まだ、7・8歳のほんの子どもだったろうが・・・おそらく、何も知らずに、男が求めるまま、教えるままに、
欲望をみたしてやらねば・・・今の自分は、誰からも愛されることもなく、生きていくこともできないと、悲しくさとっていったのだろう。

こんなことは何も知らなかったボルデュックは、アパートの一室で少女と会うと、おじさんの絵のモデルをしてくださいといった。
バスルームから脱衣かごと大きなタオルを持って少女に渡した。ためらうことなく彼女は何もかもすぐに脱ぎすてた。
タオルも持たずに彼の前にちょこちょこと歩いてきた。その肉体は女として開花するどころか、まだつぼみもつけ始めてもいない少女ではあるが、
ボルデュックは、おとなの男をそそる奥深い妖艶さをもっていると感じた。
そして、大きな黒い瞳で自分をみる姿に、たまらなくなってしまった。彼女は恥らうことさえ知らぬような無邪気さで、
全裸のまま彼に向かって微笑むのである。彼はおもわずモデルの少女を抱き寄せた。
少女はいつともなく覚えこんでしまったやりかたで、男の欲望をそそるようなしぐさでこたえてくる。
ボルデュックは、何もかも忘れて、禁断の果実をむさぼりつくしてしまった

347某経大生:2007/08/07(火) 06:15:46 ID:7LGcAKeU
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           O 。
                 , ─ヽ
________    /,/\ヾ\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_   __((´∀`\ )< というお話だったのサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/'''  )ヽ  \_________
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|_|_| 从.从从  | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\  /   ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/        = 完 =

348某経大生:2007/08/09(木) 20:55:40 ID:GPiQNe.6
乙。

349某経大生:2007/08/13(月) 14:10:32 ID:/BMyAKZU
                  ,..-──- 、
                /. : : : : : : : : : \
           冒  /.: : : : : : : : : : : : : : ヽ
            l l ,!::: : : :,-…-…-ミ: : : : :',
          ./〜ヽ{:: : : : :i '⌒'  '⌒' i: : : : :}     ________
           |__| {:: : : : | ェェ  ェェ |: : : : :}   /
.           .||ボル.|| { : : : :|   ,.、  |:: : : :;! <  ボルビックを飲めばすべてリセットさ!
         /|.l  ||_.ヾ: :: :i r‐-ニ-┐| : : :ノ   \
         |  ̄ -!、 ゞイ! ヽ 二゙ノ イゞ‐′      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         |    −!   \` ー一'´丿 \
         ノ    ,二!\   \___/   /`丶、
        /\  /    \   /~ト、   /    l \
       / 、 `ソ!      \/l::::|ハ/     l-7 _ヽ
      /\  ,へi    ⊂ニ''ー-ゝ_`ヽ、    |_厂 _゙:、
      ∧   ̄ ,ト|    >‐- ̄`    \.  | .r'´  ヽ

350某経大生:2007/11/18(日) 18:37:43 ID:QhMUAfTg
次は?

351某経大生:2007/11/18(日) 19:37:30 ID:H0Ie6iT6
ユネスコ物語

352某経大生:2008/03/02(日) 11:01:15 ID:b86cdmrg
ユネスコに見も心も捧げなさい。

353某経大生:2008/04/06(日) 16:57:02 ID:imBkbXAo
まだこのスレあったんだ

354某経大生:2008/05/18(日) 12:48:50 ID:QEVvqpUU
残った!

355某経大生:2008/06/01(日) 06:58:02 ID:2qUCWCi.
中路を意識した(?)内容もストーリーに含まれてるな。

356某経大生:2008/10/24(金) 20:23:11 ID:W7Ggx2eg
ナカジを見かけた人っている?


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