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大石寺戒壇板本尊の歴史について

99問答迷人:2011/01/16(日) 17:22:45

素朴な隣人 さん

書き込み有難う御座います。詳細に当掲示板の書き込みを御覧戴いたこと、有り難く存じます。

僕は、日蓮聖人は徹底した合理主義者で在られたのだと拝しています。神秘的なものを徹底して排除されていると考えています。96でも書きましたが、信仰対象についての基本設計は、簡潔にして、合理的、具体的です。何しろ「妙法蓮華経の五字」に尽きるとされる訳ですから。

後世の人々が、日蓮聖人の御本意から大きく外れて、大石寺戒壇板本尊の様に色々と飾り立て、神秘化してしまいましたが、これは日蓮聖人の何ら知らぬことだと考えています。

信仰対象を「妙法蓮華経の五字」と日蓮聖人は示されます。それが一大秘法であり、上行菩薩が神力品で久遠釈尊より授与された正体であることを諸御書において繰り返し示されています。そして、この「妙法蓮華経の五字」を信じて南無妙法蓮華経と唱えることを繰り返し勧められています。

この妙法蓮華経の五字とは、言うまでも無く妙法蓮華経という経典の経題であり、そして、この妙法蓮華経という経典に何が説かれているのかと言えば、突き詰めれば、如来寿量品第十六に説かれるところの「久遠五百塵点劫に顕本した仏様」であり、それを日蓮聖人は観心の本尊抄に於いて「無始古仏」と示されています。

つまり、この「無始古仏」こそが妙法蓮華経という経典の正体であり、釈尊の悟りの正体でもあると日蓮聖人は悟られて、妙法蓮華経という経典の経題である「妙法蓮華経の五字」を信仰の対象とされたのだと考えています。

この一連の思考は極めて合理的であり、神秘主義の入り込む余地は何処にも無いのではなかろうか、と思います。


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