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『日蓮大聖人が御本仏である』という教義について

779独学徒:2011/09/18(日) 16:25:12

樽之助さん、

私はネットで語られることよりも手にした史資料や、実際に現地に足を運んで確認した事実を最重要視します。

北山本門寺は少なくとも、日蓮正宗や安房妙本寺のような「日蓮本仏」主義ではないです。
もし北山本門寺が「日蓮本仏」主義であるというならば、その根拠を文献・文書から例をあげて示して欲しいと思います。

日蓮正宗は日寛上人、安房妙本寺は日我上人とそれぞれ日蓮本仏義を体系化した上人がいます。
しかし北山本門寺の歴代に、日蓮本仏義を主張した上人がいたのでしょうか。
私が手にする史資料では、そのような上人は見当たりません。

最も広範な富士門史料を網羅した、「富士学林教科書 研究教学書」にさえ北山本門寺関連の日蓮本仏義は見えません。

御先代貫首本間猊下は、集録『教箋閑古錐』の「序に代えて」の中で、「わが宗門寺院は、是が非でも純正な本化日蓮大聖人の信仰に徹して」と述べられている通り、日蓮大聖人を『本化』とされています。
『本化』は『本仏』ではないですね。『本仏』より化導されてきた菩薩を『本化』というわけです。
同じく本間猊下は同著にて「本化正信の根本道場、法主聖人御影の安座ましますここ重須の地に」とも述べられていることから、日蓮大聖人に関する尊称を整理すれば、北山本門寺では片山猊下以降も日蓮大聖人を『法主』=『本化』として解しており、『本仏』とは解していないことになります。


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