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祈り・祈祷に関する事

4川蝉:2004/10/31(日) 10:06
ドプチェク さん今日は。

2、その人を守護すると、結果的に信行者を護ることになる人。
3、意識的ではないが、信行者を助けているような人。

は同趣旨なので二つに分ける必要は無かったようですね。
2、3、は建治三年九月「崇峻天皇御書」の

「さてはなによりも上の御いたはり(所労)なげき入て候。たとひ(設)上は御信用なき様に候へども、との(殿)其内にをはして其御恩のかげ(蔭)にて法華経をやしなひまいらせ給へば、偏に上の御祈とぞなり候らん。大木の下の小木、大河の辺の草は正く其雨にあたらず其水をえずといへども、露をつたへいき(気)をえてさかうる(栄)事に候。此もかくのごとし。阿闍世王は仏の御かたきなれども、其内にありし耆婆大臣、仏に志ありて常に供養ありしかば、其功大王に帰すとこそ見へて候へ。」
(昭定1390頁・真。学会版1170頁)
の部分を思って挙げました。

>信仰者自身にとっては個人的に大切な存在も含まれるのでしょう
>かね?

「薬草喩品」に 
「皆苦を離れて 安穏の楽  世間の楽 及び涅槃の楽を得せしむ」
とありますが、「安穏の楽  世間の楽」は、心(精神)、健康、財が護られて得られる楽だとおもいます。
信行者の心(精神)、健康、財の為めに支えになる人が入ると思います。

ある婦人信徒さんは、お酒にだらしないご主人に苦労しておりまして、参詣を続けていました。ご主人は立ち直りかけたいたところ急死しました。二人の息子さんは父親を反面教師としたようで、真面目に成人し、現在では兄弟二人とも嫁さんともども、母親を大事にしております。
息子さん達が良く成長したには、その婦人の晩年の幸せのために、諸天の影の力が関与していたに違いないと思っています。
    
>日蓮宗では祈祷が縁で入信される人が多いのですか。

若いときに新寺建立を果たした説教の大家である千葉誕生寺の現貫主さんや、瀬戸内寂聴さんのような例外は有るでしょうが、昔から説教では寺は建たないと云われているそうです。

現に、寺院・教会・結社で盛んな所は修法師とか霊能力のある教師の所が多いようです。

一般的には、お参りの動機のほとんどは病気や何かの悩みですから、修法師とか霊能力のある教師の所に先ず足を運びたくなるのでしょう。

>動物や植物へも通じるのでしょうかね?

ペットの病気平癒祈願は頼まれたことはありませんが、一度、出先で行方不明になった愛犬の発見祈願を頼まれたことがあります。
諸天はペットのことまで守護してくれるかどうかの理屈は抜きにして、飼い主の心情をおもんばかり祈願の読経唱題をしたことがあります。

植物(作物)は病虫害の対処などの生育上の工夫努力と気象が極めて強く作用するので、個人の祈願の作用が関与する余地がないのだろうと思われます。

>「山川草木悉皆成仏」
この熟語は聞き慣れた言葉のようにも思えますが、御書に無い熟語のようですね。(有りましたかね?)
御書には「草木成仏」の語はありますが、草木が修行開覚すると云う意味ではないようですね。


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