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御本尊のご開眼について

57顕正居士:2005/05/24(火) 17:27:14
川蝉さん。今日は。

>単なる法身としての実相真如の理法は本尊と成り得ません。

わたしは、本尊問答抄は中尊が法であることを示されたのであって、一遍首題がより正式の本尊である
と示されたとは思いません。そういう宗派がありますが。中尊が法であるからこそ、曼荼羅が人法ともの
本尊になるのだとおもいます。また中尊が法であるといっても、単なる実相真如の理というよりは法華経
という教法としてあらわれたものであるから、智応居士のおっしゃる「本仏の一念」というのも適切な方面
があります。

しかしそれでもやはり法身として理解するべきでははないかとおもう理由は、「諸法実相抄」があります。
「諸法実相抄」を依用しないのなら別ですが、宗門諸派の先師、近代の智学居士や智応居士は依用して
おられます。同抄の文脈は在纏位の法身をいっておりますから、いきなり「本仏の一念」というと矛盾が
生じます。また体用本迹の「体用」を蒙培元教授のいわれるように解すれば、この抄には論理的な飛躍
があるわけではありません。


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