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御遺文関係は此方で

98直人:2004/04/24(土) 19:41
川蝉さん、こんばんは。

>御本尊書写をされたとも推測出来ますね。

 私も川蝉さんと同じように考えています。

>上行院の日伊上人が日代上人(西山本門寺)

 これは釈迦立像・十大弟子像の寄進をめぐっての質疑ですね。西山で思い出し
ましたが、西山には「円融大曼荼羅口決」という御本尊書写に関する相伝書があ
るようです。これは『本尊論資料』『富士学林教科書研究教学書』にも載っておらず、
如何なる内容かは私にはわかりませんが、西山の「円融大曼荼羅口決」と云い、
大石寺の「御本尊七箇相承」と云い(西山は「御本尊七箇相承」を「円融大曼荼羅
口決」の換骨奪胎と云いますが)、尊門では尊師実録に「本尊書写の事」があり、
上代興門には御本尊書写に関する何らかの伝承があったものかもしれませんね。
 「御本尊七箇相承」には宗祖本仏思想が見られますから、後代の偽書であること
は明らかですが、偽文書と云ってもイキナリ作れるわけではないでしょうから、上代
興門には御本尊書写に関する何らかの伝承があり、その発展として「御本尊七箇
相承」といった本尊相伝書が成立していったものかもしれませんね。
 実際、興門諸師の書写本尊を見たとき、首題の直下の「日蓮」「日蓮在御判」「日蓮
聖人」は別としても、大体は同じように御本尊を書写しているようです。(小泉久遠寺
蔵・日郷上人書写本尊は他の興門諸師と比べてシンプルすぎますが)


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