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御遺文関係は此方で

96直人:2004/04/24(土) 05:34
自己レス

>「本門寺の本尊造立記文相伝別に之有り」

 日尊上人がこう云われたのは日興上人から本門寺本尊造立に関する教示
を受けたからではないだろうか。とすれば、当然、日興上人在世の時代には
本門戒壇之大御本尊など存在しなかったことになる。
 「久成釈迦造立の事」は造仏について触れられており、日興上人は「広宣
流布の時分まで大曼荼羅を安置し奉る」(宗全2-419)と云い、日尊上人は
宗祖在世の時代に造立された二つの仏像(富木常忍・浄妙比丘尼)を「略本
尊」(宗全2-420)とした上で、「但し本門寺の本尊造立記文相伝別に之有り」
と述べている。「久成釈迦造立の事」全体から察せば広宣流布のときに造立
される御本尊は一尊四士のような仏像であったかもしれない。日順師・日代師
に同様の思想が見られることがそれを裏づけているように思える。察して云え
ば「本門寺の本尊造立記文相伝別に之有り」とはどの大曼荼羅を設計図とし
て造立されるべきかについて記されていたものかもしれない。


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