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御遺文関係は此方で

113日蓮信者:2012/08/20(月) 22:18:35
管理人様、有難うございます。

偽御真筆が江戸時代に盛んだったのは、知りませんでした。

一部の本尊(通称、万年救護の本尊)のように版木が造られて
木版画が出回ったような物を除くと日蓮署名、花押のある曼荼羅も
立正安国会の123幅の写真でその相貌を伺い知ることの出来る現代では、
すぐに贋作で有ることが判るくらい似ていないものが多いように
思います。
ただ年中、ヤフオクを見ていると、稀に「むむ、これはっ…」と思う
特徴の似ているものが有ります。
これらの何幅かは真筆か現在は真筆自体が失われた、かって存在した
真筆を横に置いて模写したものでは在るまいかと思わせられるものが
存在します。
これらは中尾先生の云うように文字ではなく紙で判断するのが正しい
鑑定であるのかも知れません。

尚、ヤフオクに出てくる諸先師の曼荼羅の体裁はいろいろパターンが
違っているので、日蓮聖人の曼荼羅の体裁は今の私たちのように写真で
見ることの出来なかった時代では数々のパターンが存在しています。

そういった時代の曼荼羅はおそらく身近な師僧の曼荼羅を真似ていただけの
ように思われます。
中央の題目の下に直接、自身の署名、花押を記したもの有り
題目の下に日蓮 在御判と記し脇に自身の署名、花押のもの有り
題目の下に日蓮大菩薩と記し脇に自身の署名、花押のもの有り
題目の下に自身の門流の先師名、自身の諸名、花王のもの 等々
本当に種類が豊富ですが、いろいろ見ていると各門流毎の相伝のようなものが
存在したのかも知れません。

脇の授与書きも、様々ですが、田舎の旧家などご先祖が寺院に田畑を寄進した
篤信のご信者の子孫が、ヤフオクで1千円スタートで出品されているのも
なにか、やるせないような気になってしまいます。

オークションに出品する人を見ている人も様々なので、時には高額になり
1千円で終わってしまう場合が有りますが、時に本法寺 日親上人のものと
思われるものなど出ていて不謹慎ながら面白いです。


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