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真言宗系は此方で

6川蝉:2003/11/13(木) 09:29
込山さん今日は。

空き缶さんが
>「山岸観深氏」の説は、私どもからするとごく自然な主張に思わ
>れます。

と云われるとおりですね。

込山さんの友人が

『信仰の読経を因縁とする成仏なら、得られるとしても因縁仏です。これは滅仏です。例えば我心を放下して仏に成るというような発想に近いものが潜んでいると思います。もちろんこの道にも悟りは有りますが、低次の悟りです。少なくとも空海の即身成仏頌を見れば、即身成仏は因縁処生の法には引っかかりません。』

と云っているとのことですが

恐らく、「因縁所生の存在(いろいろな条件によて生じたもの)は、やがて変化消滅する無常の存在である」と云う佛教の教説に基づいて、その友人は
「信仰の読経という修行によっての成仏は修行いう条件によって得た成仏であるから、因縁仏であり、やがて滅する仏である」
と批判しているのでしょう。

法華経では十界互具思想があります。元々具している仏界を唱題受持によって顕現化することを成仏といいます。修行と云う条件によって、元来無かったものが新たに生じたと云う思想ではないのです。
ですから法華経が説く成仏を因縁仏とか、やがて滅する滅仏だとかと貶すことは、法華教学にたいする無知に基づいています。

涅槃経にも「法をが常住であるから、常住の法を悟った仏は未来常住不変の仏である」と主張されています。


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