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日本企業の生き残り作戦
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凡人
:2016/02/09(火) 09:07:50 ID:17z.r60U0
■「発明」という宿命
日清食品HDは2025年に海外売上比率を5割超にする目標を掲げるが、現在は2割ほど。シンガポール、インド、タイ、ベトナムでは、三菱商事と手を組み、テコ入れに懸命だ。そして、今後の成長を見込む北アフリカには日本勢でいち早く進出。海外市場を開拓するスピードも上げているが、周囲は楽観視していない。
野村証券のアナリスト、藤原悟史は「先行投資はしていても、いつ回収期を迎えるのだろうか。先行きが見えない」という。
少子高齢化で日本市場が縮んでいくのは自明の理。「即席めん帝国」の将来を左右する海外戦略に黄信号が灯っている。日清食品を良く知る食品業界の経営幹部は、こう話す
日清食品創業者、安藤百福氏の社葬では、往年の姿をしのぶ映像が上映された(2007年2月)
「最終的に、徳隆さん自身がなんらかの『発明』をしなければ、海外戦略もうまくいかないのではないか。そして、日清食品のグループ全体を引っ張る経営トップの仕事はつとまらないのではないか」
徳隆が宏基の後継者になるのなら、祖父や父親と同じく、新機軸のヒット商品づくりが求められるという指摘である。
日清食品の歴史は、ヒット商品とともにある。初代の百福はチキンラーメン、カップヌードルをつくった即席めんのパイオニアだ。2代目の宏基は即席うどん「どん兵衛」、カップ焼きそば「U.F.O.」を生み出し、即席めんの市場を広げていった。
■「NISSIN」を目指すために
3代目の徳隆の場合は何か。世界の「NISSIN」を目指すなら、日本人というより、日本以外の国の人々から支持されることを前提にしたヒット商品づくりという難題かもしれない。
日清食品と同じく、大阪を発祥とするサントリーは、創業者の鳥井信治郎の孫にあたる会長の佐治信忠の手で大きく変わった。米ビームなど大型M&A(合併・買収)の連続で、グローバル企業に一気に生まれ変わりつつある。
企業はリーダーの世代交代とともに姿を変える。日清食品はどこに向かっていくのか。そのカジは、2代目から3代目に託されようとしている。
=敬称略
(企業報道部 佐々木元樹)[日経電子版2015年8月24日付]
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