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暴力と日本社会

1凡人:2003/07/07(月) 09:30
「村八分」、「出る釘は打たれる」ことが当たり前な日本社会では社会的、身体的自己防衛の為に、「寄らば大樹の陰」や「ノンポリ」が必要不可欠な外交の技なのか?八方美人振りを見せる日本の国際外交で、国際テロリストのトップの標的になりがたい。一見すると平和な日本であるが、国内をよく見渡すと、それとは裏腹な日本像が浮かび上がってくる。このテーマに興味があるので関連したニュースのスクラップを集めて見たい。

2凡人:2003/07/07(月) 09:37
キレる20・50代、駅員や車掌らへの暴力被害急増(07/07 朝日新聞)
駅員や車掌らが乗客から受ける暴力事件が、増加している。JR6社で、昨年度は過去最多の445件起こり、前年を約10%(46件)上回った。首都圏を抱えるJR東日本が8割近くを占める。20代と50代が、ささいなことでキレるのが特徴だ。各社とも警察への通報や、傷害罪などでの刑事告訴に踏み切るケースが増えている。02年度の暴力事件の内訳は、JR東日本350件▽東海45件▽西日本48件▽四国2件──などとなっている。 加害者を東京支社分でみると、7割が酔客だ。年代別では、20代と50代が全体の半分近くを占める。98年度以降、ずっと50代がトップだったが、02年度は8年ぶりに20代が取って代わった。東海道新幹線を抱えるJR東海では、新幹線の車内検札時に車掌が殴られるケースが多い。02年度の45件のうち、新幹線車内が31件を占めた。以前は、駅員らと口論の末につい手がでるというのが一般的だったが、ここ数年はいきなり暴力を振るうケースが急増している。JR東日本の幹部は「リストラを心配する中高年と、将来の展望が持てない若者にストレスがたまっているのでは」とみる。対策として、JR側は接客態度に注意している。JR東日本の「トラブル対応ハンドブック」では、「いきなり注意するのではなく、申し訳ございませんが……などの言葉を一言入れる」「寝ている乗客を起こす際は(殴られないように)距離を保ち、正面に立たない」などと例示しているが、あまり効果はない。このため各社は、積極的に告訴する「強硬手段」に出ている。JR東日本の告訴率は99年度以降、40〜50%だが、東京支社に限ると60〜86%に跳ね上がる。JR東海の告訴率も02年度、84%に達した。各社とも謝罪を受けて告訴を取り下げるケースが大半だが、罰金や懲役に至った事例もあるという。さらに自衛手段として、駅員に携帯の防犯ブザーを貸与し、ガードマンの巡回も強化。駅構内の防犯カメラの配置も見直している。

3凡人:2003/07/10(木) 09:59
組長 放火未遂容疑で逮捕(7/9朝日新聞)
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昨年3月、前橋市内であった暴力団元総長宅の銃撃事件にかかわったとして群馬県警は8日、暴力団住吉会幸平一家系組長の矢野修容疑者(54)を放火未遂の疑いで逮捕した。幸平一家には、前橋市内のスナックで今年1月、2人組の男が銃を乱射して一般市民ら4人が死亡した乱射事件で、銃刀法違反容疑で逮捕された組幹部が所属している。この幹部は処分保留で釈放されたが、県警は矢野容疑者の乱射事件の関与を視野に捜査する模様だ。前橋市内の元暴力団総長宅放火未遂事件に関与したとして東京都豊島区長崎4丁目、暴力団住吉会幸平一家系組長矢野治容疑者(54)が8日、県警の「前橋市三俣町けん銃使用殺人事件特捜本部」に現住建造物等放火未遂容疑で逮捕された。乱射事件をめぐって銃刀法違反容疑で逮捕され、処分保留で釈放された組幹部は幸平一家に所属していた。特捜本部は矢野容疑者の逮捕を足がかりに、解明を急ぐ。警視庁などによると、幸平一家は東京の池袋や新宿などの繁華街を縄張りに傘下組員が500人を超す。資金力があり、抗争で先陣を切る武闘派として知られる。乱射事件では前橋市が拠点だった稲川会系大前田一家の元組長が狙われたとみられる。調べでは、発端は01年8月に東京都内の斎場で起きた銃撃事件。住吉会系幹部ら2人が死亡、1人が重傷を負い、前橋市内に住む稲川会系の幹部ら2人が逮捕された。大前田一家の総長らが稲川会から「絶縁」され、表面上は住吉会と稲川会の「手打ち」となった。しかし、昨年2月に前橋市内の大前田一家元総長宅付近の民家に銃弾が撃ち込まれ、3月には今回逮捕された矢野容疑者らが関与したとみられる元総長宅の放火未遂事件があった。10月には、白沢村内でスナック乱射事件で狙われた元組長が銃撃されている。
■■ これまでのいきさつ■■
01年8月18日 東京都葛飾区白鳥2丁目の四ツ木斎場で住吉会系暴力団幹部ら2人が銃撃されて死亡、1人が重傷。前橋市を拠点とする稲川会系大前田一家の組員2人が緊急逮捕される。大前田一家は消滅し、総長が「絶縁処分」となる。
02年2月21日 前橋市朝倉町3丁目の大前田一家元総長宅近くの会社員宅に銃弾が撃ち込まれ、ガソリン噴射器などが近くに放置されたトラックから見つかる。
3月1日 大前田一家元総長宅が銃撃される。現場近くに残された乗用車からガソリン噴射器や火炎瓶などが見つかる。
10月14日 白沢村の村道で、ゴルフ帰りの大前田一家元組長が銃で右肩を撃たれ、重傷を負う。
03年1月25日 前橋市三俣町3丁目のスナックで男2人組が銃を乱射、一般客3人を含む4人が死亡。居合わせた元組長も重傷。
2月8日 県警がスナック乱射事件で使われた拳銃を所持したとして、住吉会系幸平一家矢野睦会幹部を銃刀法違反容疑で逮捕。同月27日、処分保留で釈放される。
3月25日 白沢村での銃撃事件で使用された車をめぐり、前橋地検が埼玉県内の男2人を盗品等処分あっせんの罪で起訴。
6月24日 元総長宅襲撃で使われたガソリン噴射器を製造したとして、前橋地検が鉄工会社社長ら4人を放火予備罪で起訴する。
7月8日 県警が矢野睦会の矢野治会長(54)を、元総長宅襲撃にかかわったとして現住建造物等放火未遂容疑で逮捕。

4凡人:2003/07/10(木) 10:16
大学2件、高校19件不祥事処分 日本学生野球協会(07/07朝日新聞)
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日本学生野球協会は7日、東京都内で審査室会議を開き、大学2件、高校19件の不祥事に対する処分を決めた。先月、仙台市で行われた大リーグ球団の入団テストに高校、大学の現役部員が参加していた問題では、部員に受験を勧めたなどの理由で仙台東高の監督に6月14日から6カ月間、不用意にグラウンドを提供したとして東北福祉大の総監督に同日から1年の謹慎処分が科せられた。
 そのほかの処分は次の通り。
 【対外試合禁止】茨城・松丘(部員の暴力、5月20日から1カ月)▽宮崎・都城東(部員の暴力、5月30日から1カ月)▽鹿児島・国分中央(部員の暴力、6月25日から1カ月)
 【謹慎】青森大の部長(部員の窃盗、5月3日から1年)▽兵庫・飾磨工の監督(監督の暴力、5月26日から1カ月)▽福岡・小倉工の部長兼監督と副部長(部長、副部長の暴力、6月6日から3カ月)▽高知・中村の監督(監督の暴力、6月20日から3カ月)
 【警告】香川・藤井学園寒川、山口・下関国際、宮城・松島、富山・砺波工、鹿児島・入来商、静岡・浜松南(部員の暴力)▽兵庫・神戸弘陵(部員の万引き)▽福岡・飯塚(部員の飲酒)▽神奈川・柏木学園(部員の暴力、喫煙)▽和歌山・伊都(部員のバイク無免許運転事故)▽神奈川・小田原城北工、高知中央(部員の喫煙)

5凡人:2003/07/13(日) 08:54
オーストリアの精神科医フロイトも言っているが、本音ってつい口からすべり出てしまいますね。次回からはもっと気をつけましょう。
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集団レイプする人はまだ元気がある 自民・太田議員発言(2003年06月26日)
自民党衆院議員の太田誠一党行政改革推進本部長が26日、鹿児島市内で開かれた公開討論会で、早大サークルの強姦(ごうかん)事件が話題になった際に「集団レイプする人は、まだ元気があるからいい。正常に近いんじゃないか」と発言した。

6凡人:2003/07/28(月) 09:57
小泉首相の「靖国問題」への対処の仕方といい、過去の日本と決別し新しい日本の建設を頑なに避けている日本指導者の態度が気になっている。今回の太田議員の発言を思えば思うほど、隣国に略奪、強姦、残虐の限りを尽くした旧日本軍の精神構造は50年以上を経た今も日本のリーダー層に受け継がれている気がしてならない。もし沖縄駐留のアメリカ兵が若い日本人女性を強姦する事件は珍しくないが、その被害者に向かって「集団レイプする人は、まだ元気があるからいい。正常に近いんじゃないか」と言ったとしたら、口が滑ったではすまないだろう。

7凡人:2003/07/28(月) 10:05
「満州国は独立国家」残留邦人賠償訴訟で国が見解 (朝日新聞07/28)
中国残留邦人による日本政府に対する損害賠償訴訟で、国が準備書面の中で終戦前の中国東北部(旧満州)について「満州国は我が国とは別の独立国家だった」との見解を述べていることがわかった。弁護団は「満州国が実質的に日本の傀儡(かいらい)国家であったことは歴史的な事実。日本政府の見識を疑う」と批判。国際法や歴史の研究者からは「日中の歴史認識に影響を及ぼす問題のある見解だ」との指摘も出ている。 この訴訟は、戦後中国東北部に取り残された日本人女性3人が、国の政策の不備で帰国が遅れ、帰国後の生活も苦難を強いられているとして、01年12月に東京地裁に提訴した。24日に開かれた第10回の口頭弁論で、国側は準備書面を提出。この中で「我が国の主権は、ポツダム宣言を受諾した昭和20年8月14日の前後を通じ満州国に及んでおらず、満州国は我が国とは別の独立国家であった」と主張した。この訴訟では、原告の「ポツダム宣言受諾により中国東北部は日本国の主権の及ばない領土外となった」との主張を国側が否認。原告側が「何を否認するのか」との求釈明書を出していた。国側の見解は、ポツダム宣言受諾前も日本の主権が中国東北部に及んでいなかったとすることで、原告らを保護し、戦後速やかに帰還させる責任を負うことを回避する狙いがあるとみられる。戦後補償裁判などに取り組む弁護士らによると、国が「満州」について「独立国家」との認識を示したのはこれまで聞いたことがないという。国側の訴訟代理人になっている法務省大臣官房の訟務部門は、同省広報室を通して「訴訟が継続しているので、裁判外では取材に応じられない」としている。また、外務省中国課の堀之内秀久課長は、中国に対する一般的な日本政府の立場と断りながら「当時の日本政府の考え方は、独立国として承認していたということだが、今は95年8月の村山談話に書いてある通りだ」と話し、裁判での見解についてはコメントできないとしている。山室信一・京都大学人文科学研究所教授(法政思想史)は「法的、形式的には通らないわけではない」としながらも、「日本と満州は政府としては一体で、満州国に派遣した官吏は国内勤務と同一に扱われてきた」と指摘。さらに、「国の見解は、満州国の主権性を否定する国際社会の認識と異なるため、衝突を引き起こすことになりかねない」と話している。
◆「満州国」と村山談話..中国東北部を占領した旧日本軍の関東軍が1932年、清朝最後の皇帝・溥儀を執政(34年に皇帝)にして建国。45年の日本の敗戦で崩壊した。ドイツやイタリアは承認したが、33年の国際連盟総会は満州国を認めないとするリットン報告書を採択していた。戦後50年の95年、政府は植民地支配と侵略で被害を受けた人々への謝罪を盛り込んだ村山富市首相(当時)の談話を閣議決定した。この中には中国東北部など個別の地域に対する言及はなかった。

8凡人:2003/07/28(月) 10:54
自殺者5年連続3万人超す 経済・生活問題が大幅増 (07/25朝日新聞)
昨年1年間に自殺した人は3万2143人で、前年より1101人増え、5年連続で3万人を超えたことが24日、警察庁のまとめでわかった。統計をとり始めた78年以降3番目の多さ。動機では「経済・生活問題」が大幅に増え、過去最多だった01年(6845人)を1095人上回る7940人となり、増加分のほとんどを占めた。 経済・生活苦による自殺がいっきに増えたのは98年。それまでは2000〜3000人台で推移していたのが、98年に6000人台に増加。同年は経済成長率がマイナスに転じた年(内閣府調べ)にあたり、不況に伴う倒産や失業などが絡む自殺が増えたことが背景にある。低成長時代からマイナス成長時代に入った節目で、この傾向はそれ以来、ずっと続いていると言える。02年の自殺原因のトップは前年と同じ健康問題で1万4815人。経済・生活問題、家庭問題がそれに続いた。経済・生活問題の内訳をみると、増えたのは負債、生活苦、失業の三つ。負債は4143人(前年比664人増)、生活苦は1168人(同232人増)、失業が683人(同117人増)で、借金やリストラが要因とみられるものの増加が目立った。事業不振(1098人)や倒産(97人)、就職失敗(155人)はほぼ横ばいだった。最近、ヤミ金融を巡っての自殺が社会問題化している。実数の統計はないが、負債や生活苦の中に、この動機の自殺が相当含まれているとみられる。専門家は「ヤミ金に手を出し、借金地獄にはまっての『追い込まれ自殺』も少なくないのでは。対策を立てるためにも、分析をすべきだ」と指摘する。一方、年代別では60歳以上が最も多く1万1119人。次いで50歳代が8462人と、中高年自殺の多さが依然、目立っている。30歳代も増加傾向で、20歳代と19歳以下は前年より減った。遺書が残っていた人の原因・動機を年代別でみると、60歳以上と20歳代、19歳以下は「健康問題」が一番多いが、30、40、50歳代は「経済・生活問題」がトップになり、40、50歳代は半数近くを占めた。総数の男女比は男2万3080人、女9063人。人口10万人当たりでは男37.1人、女13.9人が自殺した計算。全体では99年、98年に次ぐ多さだった。 自殺について研究している武蔵野大の松本良夫教授は「30歳代の増加や、動機として生活問題が増加しているのをみると、問題の中心がリストラショックから、その後遺症としての生活難に移ってきているのではないか。自殺率と失業率は密接に関連しており、国として雇用の創出や失業に伴う生活難への対策が必要だ」としている。『中高年自殺』などの著書がある高橋祥友・防衛医大教授は「高齢者の自殺が多い。若い頃から自殺率の高かった今の40、50歳代がこれから高齢者になっていき、さらに増える恐れがある。自殺には心の病が隠れていることが多く、周囲の人が兆候に気付いて治療を受けさせるなど、きちんとした対策をとることが必要だ」と話している。

9凡人:2003/08/05(火) 12:36
山口組系ヤミ金融、最高責任者を手配…警視庁など(8/5読売新聞)
 指定暴力団山口組系ヤミ金融グループの出資法違反事件で、警視庁などは5日までに、グループの最高責任者の梶山進容疑者(53)を出資法違反(高金利)容疑で指名手配した。 また、同グループから資金を吸い上げていたとみられる山口組系五菱(ごりょう)会の東京事務所(東京都渋谷区)など関係約30か所を同容疑で捜索した。調べによると、梶山容疑者は、すでに捕まった同グループの貸金業経営者(38)らと共謀、昨年4月から12月にかけて、49回にわたり、札幌市の主婦(47)ら6人に計52万6000円を貸し付け、法定利息の27倍から380倍にあたる不当な利息計122万円を取り立てた疑い。警視庁によると、梶山容疑者は暴力団組員ではないが、ヤミ金グループ傘下にある20以上のミニグループを統括していた。2000年ごろ、多重債務者の名簿を販売する名簿屋が登場し始めたのをきっかけに、ダイレクトメールや電話の勧誘で顧客を集める現在のヤミ金融スタイルを考え出したという。事務所で対面しながら現金を貸し出すのが主流だった「町金融」から、電話の申し込みだけで、現金が気軽に借りられる方式に変えたことで、利用者が急増。「五菱会」内部に次々と店舗を増やし、業界では「ヤミ金の帝王」などと呼ばれていた。

10凡人:2003/08/06(水) 07:01
神奈川県警茅ヶ崎署が少年事件など200件放置(8/6読売新聞)
神奈川県警茅ヶ崎署の警察官らが、被害届を受けた軽微な少年事件など約200件について、適正な処理をしないまま放置していたことが5日、県警の内部調査で明らかになった。 県警は6日にも県公安委員会に報告し、担当者や上司ら数人の処分を発表する。県警の調査などによると、放置されていたのは、いずれも3年ほど前に被害届を受けた事件で、少年の万引きや自転車盗など。署員ら4人程度が関与していたとみられ、一部は、少年が成人したため家庭裁判所で審理できなくなったり、時効を迎えたりしているという。 今年に入り、関係書類が倉庫の中で放置されているのが見つかり、発覚した。少年事件について、県警は、被害額が5000円未満の窃盗事件や1000円未満の恐喝事件、けがの程度が10日以内の傷害事件などを「軽微な事件」と規定。通常の送検とは異なり、厳密な証拠調べをしなくても送致できることになっている。今回問題が発覚した事件の大部分は、この手続きを踏んでいなかったという。 ただ、書類を意図的に隠したり、捨てたりした形跡がないことから、県警は刑事事件としての立件を見送り、内部処分を行う方針。少年事件の放置では、今年6月、埼玉県警の4署が、容疑者がほぼ特定されていた約70件について必要な捜査を行っていなかったことが発覚。当時の担当者5人が訓戒や注意の内部処分を受けている。神奈川県警でも昨年1月、旭署の巡査長が10年間にわたって窃盗事件などの被害届67件を放置していたとして懲戒処分を受けているが、今回のように大量の未処理事件が発覚したのは例がないという。

11凡人:2003/08/08(金) 09:44
 
殺人・強盗件数が急増、検挙率5割切る 今年上半期 (08/08朝日新聞)
 今年上半期(1〜6月)の殺人や強盗(いずれも未遂などを含む)など重要犯罪は、1万1304件で前年同期より約1600件、2割近く増え、統計の残る89年以降で最悪になったことが警察庁のまとめでわかった。検挙率も48.6%と初めて5割を切った。殺人や強盗で逮捕、書類送検された19歳以下の少年(少女を含む)も、ここ20年ほどでは最悪の状況。一方、少年が被害に遭ったのは約17万件。小学生、未就学児は合わせて約1万3000件で低年齢化が進んでいるという。まとめでは、殺人は735件で前年同期より12.2%増、強盗は3919件で25%増だった。刑法犯全体は約133万9000件で、前年同期より1万件余減った。上半期で前年より減ったのは8年ぶり。力を入れてきたひったくりなどの街頭犯罪が減ったためだ。全体の検挙率は21.7%と前年同期(20.1%)より上がったが、依然厳しい治安状況だ。上半期の著しい特徴は殺人など凶悪犯罪で少年の摘発が増えていることだ。殺人で摘発されたのは63人。10年前の93年同期に比べて1.4倍に上り、半期ごとの記録が残る79年以降で最悪となった。強盗も93年の2.4倍の876人と急増した。殺人、強盗を含む凶悪犯全体は1105人で、2倍近くとなった。補導された14歳未満の触法少年は9154人で前年同期より5%減ったが、放火は112人で2.3倍になる。こうした少年事件のうち、仲間と犯行に及んだ共犯事件の割合は28.6%。成人(14.4%)のほぼ倍で、集団で犯行に及ぶ特徴が浮かび上がる。殺人事件でも多人数によるものが目立っているという。少年が被害に遭ったのは17万2745件。小学生は1万2768件、未就学児は252件で、ともに前年同期より被害が増えた。強姦(ごうかん)や強制わいせつの性犯罪の被害に遭うケースも3398件で、前年同期より2割近く増えた。特に小学生の被害は945件で、前年同期(649件)より5割近く増えている。また、少年、成人とも自転車盗やオートバイ盗、ひったくりなどの街頭犯罪は減少が目立った。警察当局が力を入れたためとみられるが、摘発者のうち3分の2は少年だった。記者会見した佐藤英彦長官は重要犯罪について、「検挙件数、人数とも増えたが、それを上回って認知(発生)が増えている」と述べ、検挙率が低下した理由を説明した。少年については街頭活動の強化だけでなく、「新たな観点からの対策が必要かもしれない」と話している。警察庁によると、1年間で、殺人で摘発された少年のピークは51年で443人。その後、減少傾向に入り、75年からはおおむね70〜90人台で推移したが、98年から3年間は再び100人を超えた。強盗は統計の残る49年の2832人がピークで71年からは3けたになったが、96年からは1000人を超えている。

<重要犯罪と凶悪犯> 警察庁は89年秋以降、国民がより強く不安を感じる犯罪として殺人と強盗、放火、強姦(ごうかん)、略取・誘拐、強制わいせつの6罪種を「重要犯罪」と位置づけた。一方、刑法犯を犯罪の態様などから「凶悪犯」「粗暴犯」「窃盗犯」「知能犯」「風俗犯」「その他」に6分類。凶悪犯は殺人と強盗、放火、強姦の4罪種で構成されている。

12凡人:2003/08/14(木) 10:51
北大医学部医師274人、120医療機関に名義貸し(8/14読売新聞)
 北海道大医学部(札幌市北区)の医師274人が過去5年間に、道内の病院で働いていたように見せかける「名義貸し」をして謝礼を得ていたことが、13日までの同大の内部調査で明らかになった。名義貸しが医局の指示だったことを認める医師もおり、同大は、医局をまとめる教授や医局長を対象とした再調査を行う。文部科学省も事態を重視、同大に詳しい報告を求める方針だ。国立大学で、これほど大規模な名義貸しが明るみに出たのは初めて。同大は、道立札幌医大で同様の名義貸しがあったことから、今年5月、調査委員会を設け、4月1日現在で大学に在籍した教員、研修生、大学院生計1100人を対象に調べた。調査によると、94人の医師は、勤務実態がないのに月額8万―50万円超、平均で約15万円の謝礼を給与名目で受け取っていた。また、180人は、名義を貸した病院で診療はしていたものの、勤務日数が規定に満たないのに、常勤医師扱いされていた。名義の貸し先は道内120前後の公立病院を含む医療機関。医師不足に悩む病院は、名義を借りることで、ベッド数などに応じて医療法で定められた医師数の基準を満たしていた。また中には、この基準に連動して行われる診療報酬の減額を免れていたケースもあるとみられる。名義貸しをしていた医師らは、31の医局などに所属。第2内科が37人と最も多く、第2外科も35人に上った。複数の医師は調査に、「所属する医局の指示で名義貸しをした」と答えたが、名義貸しの謝礼が医局名の口座経由で医師個人に渡っていた医局もあった。このため北大は、教授や医局長からも事情を聞き、医局がどのように名義貸しに関与したのか調べる方針。文科省は同大の調査を待って、処分も検討する。一方、北海道と厚生労働省は、名義を借りた病院側に医療法や健康保険法に基づく立ち入り調査を行い、診療報酬の不正受給がないか調べる方針だ。

13凡人:2003/08/14(木) 10:53
国民年金保険料強制徴収へ、1万人をリストアップ(2003/8/14/読売新聞)
 社会保険庁は13日、国民年金保険料の徴収対策として、十分な所得があるにもかかわらず、保険料を納めない悪質な未納者約1万人をリストアップし、預貯金などを差し押さえる強制徴収に乗り出す方針を決めた。9月に各都道府県の社会保険事務局に指示し、昨年度の未納者から約1万人を絞り込む。最終的な督促にも応じない場合には、年度内にも差し押さえ手続きに入る考えだ。国民年金は20歳以上の学生、自営業者らに加入が義務づけられている。正当な理由がないのに保険料を滞納している人に対しては、税金と同様、預貯金の差し押さえなど強制徴収を行うことが国民年金法で認められている。強制徴収は1988―90年度にかけて、計5件実施されただけ。財産調査や戸別訪問などで事務コストがかかる割に徴収効果が上がらないため、その後は行われていない。しかし、2001年度末で2207万人の加入者のうち、保険料未納者は327万人にも上っている。今年7月に公表された2002年度の保険料納付実績では、納付率は過去最低の62・8%で、未納者は全体の約4割を占めた。このため、社会保険庁は「保険料を納めている人が納付意欲を失う恐れもあり、これ以上放置できない」として、今年度は13年ぶりに強制徴収に踏み切ることにしたものだ。未納者のリストアップでは、昨年度の未納者のうち、所得や財産があって負担能力があるにもかかわらず、長期間納付していない悪質な人を抽出する。抽出は全国的に行い、所得額や未納期間を勘案して決めるとしている。約1万人に「最終催告状」を送付し、それでも納付に応じない人から強制徴収の対象者を選定する。強制徴収は最大2年分の未納保険料を対象とする。その手続きについては、〈1〉納付期限を定めた督促状を送付〈2〉対象者を戸別訪問し、納付の意思などを確認〈3〉市町村や金融機関に差し押さえのための財産調査を依頼〈4〉差し押さえ予告通知書を送付〈5〉財産差し押さえ――という手順を想定している。対象者が手続き中に納付に応じるケースもあるため、最終的に差し押さえがどの程度の件数になるかは不明だ。

14凡人:2003/08/14(木) 11:00
札幌医大学長らを減給 名義貸しで139人処分(6月20日共同通信)
 北海道立札幌医大(札幌市、秋野豊明学長)の医師が、勤務実績がないのに病院から報酬を受け取っていた「名義貸し」問題で、同医大は20日、教育公務員特例法に基づき秋野学長ら11人を懲戒処分とするなど、計139人の処分を発表した。懲戒処分の内訳は、秋野学長や医学部長ら5人が減給10分の1(1−4月)、名義貸しにかかわった講師6人が戒告。研究生や大学院生ら128人は訓告や厳重注意とした。病院での勤務日数が足りないのに、報酬などを受け取っていた「類似行為」も、厳重注意の対象とした。会見した秋野学長は「誠に遺憾。再発防止に努め、道民の信頼を回復したい」と謝罪した。札幌医大は先月、処分対象者へ通知し、不服申し立ての期間などを経て道に報告した。また、学内に設置した再発防止の検討委員会で、医局の廃止などの方針を決定し、具体策の検討に入っている。

15凡人:2003/08/14(木) 16:03
北大医師の277人が勤務実態ない「名義貸し」行為 (08/14朝日新聞)
 北海道大学医学部(札幌市)に在籍する医師のうち95人が、民間や国公立病院で勤務実態がないのに常勤医などとして扱われる「名義貸し」行為をして平均で月額15万円の報酬を得ていたことが、同大の調査でわかった。また、非常勤でのアルバイトなのに常勤医並みの扱いとされる「名義貸し類似行為」にも229人がかかわっていた。1人で両方の行為をしていた医師も47人おり、実数は277人という。同大には約1100人の医師がいるが、ほぼ4人に1人がかかわっていたことになる。「名義貸し」行為をめぐっては、名義を借りた病院が、医師数を水増しして診療報酬の不正請求に使ったケースもある。北海道内では、道立札幌医大で今年1月以降、「名義貸し」が相次いで発覚、医師139人が処分を受けたのを機に道が調査を実施した。この中で、北大の医師の「名義貸し」も分かったため、北大は5月に学内調査を開始。免許を持つ教員や大学院生計約1100人に自己申告書を配布し、過去5年間にさかのぼって内容を聴いた結果、実態が判明した。名義貸しを受けた病院は約120に上るという。同大は過去5年間に在籍していた卒業生約1200人を対象にした調査も進めており、「名義貸し」などはさらに増える可能性がある。また、教授らから事情を聴き、名義貸しに医局の関与があったかなどについても解明することにしている。

16凡人:2003/08/17(日) 07:29
反戦論一色の戦後日本は実際変わったのか?いやぜんぜん変わっていない。日本の反戦論は感情論であり、それを支える論理的学問的精神的基盤がもろ過ぎる。東京を中心とした中央集権や権威主義やこと無かれ主義や自己主張無しの日本人の社会行動様式は変わらず、そのため反戦論を後ろ立てする「民主主義社会」の精神が脆弱である。特権階級やそれを保証している「天皇制」は戦後もいまだ健在で、その責任論は皆無。靖国をめぐって政治と宗教との分離も曖昧。日本を象徴する社会の守護神であるアウトローの暴力階級は衰えを見せず。日本が主因となった戦争の史実への客観的発掘とそれにふまえた原因論や責任論がなかなか聞こえてこない。学校での歴史教育はただ受験のために教えられ、文部省は戦争の史実の改ざんに忙しい。戦前と戦後の日本は根本において変わっていない。日本の反戦論は地盤がもろいので、時代の風潮がいま反戦色だからといって将来どうなるかはわからない。合掌。
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<終戦記念日>遺族ら6000人が参列 全国戦没者追悼式(8月15日毎日新聞)
 58回目の終戦記念日を迎えた15日、第二次世界大戦の戦没者を追悼する政府主催の全国戦没者追悼式が、東京都千代田区の日本武道館で開かれた。小泉純一郎首相は式辞で、今年も不戦を誓う一方、イラク支援を意識して「世界の恒久平和の確立に積極的に貢献する」と述べた。国内外の緊張が影を落とす中、遺族ら約6000人の参列者は、310万人に上った戦没者の冥福を祈り、平和への思いを新たにした。式典は午前11時50分に始まり、天皇、皇后両陛下をはじめ、衆参両院議長、最高裁長官や各界の代表らが参列した。小泉首相は式辞で「多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた」と述べたうえで「深い反省」と「哀悼の意」を表明。93年の細川護煕首相以来の政府の姿勢を踏襲した。さらに昨年と同様「不戦の誓いを堅持する」と表明する一方、「国際社会の一員として、世界の恒久平和の確立に積極的に貢献するよう全力を尽くす」と述べた。平和貢献は一昨年、昨年の小泉首相の式辞になかった表現で、イラクへの自衛隊派遣を可能にしたイラク復興特別措置法の成立を意識したものとみられる。また、昨年は「近隣諸国」との友好関係を発展させると述べたが、今年は「世界各国」に改められた。正午に1分間の黙とうをささげ、衆参議長や遺族代表の高橋文一郎さん(83)=山形県寒河江市=らがそれぞれ追悼の辞を述べた。綿貫民輔衆院議長は有事法制の成立に触れ「日本国民は自らの手で自らの国を守るという精神を大切にするとともに、さらなる国際協調に努めていかなければならない」と強調した。追悼式は今年で41回目。参列予定遺族は5199人と昨年より128人増えたが、85歳以上が過去最多の163人(全体の3.1%)を占めるなど、高齢化は確実に進んでいる。妻の参列は昨年より5人減の380人で、過去最低となった。

17凡人:2003/08/18(月) 05:21
アメリカも不正を正そうとしてヒーローが命を落とす事件が日本と同様に起こるが、日本と違うのはヒーローに対する社会的同情や支持が強力である。マスコミもヒロイズムを絶賛する。そのため強い正義心も相まって検察側も必死で解明に乗り出す。その全容は後に裁判で明らかにされる。それが語り継がれる。アメリカはそうしたヒーローがいたるところで現れる。それが社会の変革のきっかけにもなる。またハリウッド映画に格好の題材を提供している。一方日本はどうか。ヒーローに対する同情はあるものの、ヒロイズムを信じない。日本人はそれを社会の教訓として捉え、黙認の賢明さを学ぶ。アメリカの社会は数百年の短い歴史のなかで大きく変わったし、今後もそれは止まることはないだろう。またアメリカの地方や連邦を問わず指導者層が理想を夢見て変えようとする意思がひしひしと感じられる。その変革の影にアメリカの正義感にもとずいたヒロイズムの存在があることを忘れてはならない。
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殺害された鹿沼市参事、収入役らから再三“圧力”(8/18読売新聞)
 栃木県鹿沼市の環境対策部担当参事だった小佐々(こささ)守さん(当時57歳)が、廃棄物処理業者(事件発覚後に自殺)の指示で殺害された事件で、複数の市職員が宇都宮地検の調べに対し、当時の市収入役(退職)や市議から、事実上、業者が有利になるように指示や働きかけを受けた、という趣旨の供述をしていたことが17日、わかった。殺害事件の背景を調査している鹿沼市議会調査特別委員会(百条委)の事情聴取でも、この収入役らが圧力とも取れる働きかけをしていたことが判明している。小佐々さんはそうした癒着を断ち切ろうとして逆恨みされており、百条委は19日にまとめる報告書で、「幹部職員が長年、不正を黙認していたことが事件の遠因になった」との調査結果を盛り込む方針だ。 市職員の供述調書は、小佐々さん殺害事件の公判で証拠採用されている。 供述によると、鹿沼市は1998年に千葉県松戸市から、問題の業者が経営する「鹿沼環境美化センター」に一般廃棄物の処理を委託したいと打診を受けた。焼却に伴うダイオキシンの発生が全国的な問題になっていたことから、6月に市長室で環境対策部長や小佐々さんらを交えて事前協議制度の創設を検討した。ところが、当時の収入役が「内容が厳しすぎる」「これでは決裁が通らない」などと、緩和するように求めたという。 こうした経緯を経て、事前協議制度は、「処理施設で問題がある時には、住民が立ち入って確認できる」という項目が削除されるなど、業者が不利にならないよう、原案より緩やかな内容に変更された。 同席した職員は地検の調べに対し、「収入役がこれほど口を出すのはおかしいと思った」と供述している。 読売新聞社の取材に対し、当時の収入役は「『法令通りやるように』と言っただけだ」と話している。 また、別の職員は宇都宮地検の調べに対し、2001年4月、問題の業者が鹿沼市のごみ焼却施設に持ち込んだごみをめぐって、有力元市議や市議から電話があったと供述していた。 持ち込まれたごみには、許可されていない産業廃棄物が混入していた疑いが持たれたが、市職員の供述によると、業者が市環境対策部に「(許可を受けている)事業系ごみだ」とどなり込み、その後、当時の有力市議から小佐々さんに「業者が国会議員の事務所に行って、『ごみの件で何とかしてくれ』と言っている。うまくやってくれ」と電話がかかってきたという。 さらに、小佐々さんの上司も、有力元市議から「ごみの相談があった。うまくやってほしい」と頼まれたという。この上司は「有力元市議が業者に頼まれて動いていることがわかった」と供述している。

18凡人:2003/08/18(月) 09:09
自衛官の自殺増加、最悪ペース 防衛庁が対策本部設置 (08/18朝日新聞)
 自衛官の自殺が増えている。今年4月から7月末までの4カ月間で31人。このまま続けば、過去最多だった昨年度の78人を超える。防衛庁は7月に自殺事故防止対策本部を設置したが「原因も特定できず、決め手となる対策もない」(人事教育局)というのが実情だ。防衛庁によると、今年度の自殺者の内訳は、陸自が19人、海自が7人、空自が5人。女性は1人で、40歳代後半から50歳代にかけてのベテラン男性自衛官が多いという。 防衛庁の調査によると、動機は「借財」や「家族の悩み」「職務上の悩み」など多岐にわたり、動機が解明できない事例も多かったという。 自衛官の自殺者は、90年代半ばまでは40〜50人で推移していたが、97年度ごろから増加傾向に転じ、98年度に75人を記録。その後、増減を繰り返し、昨年度、最多記録を更新した。警察庁が毎年発表する自殺者も5年連続で3万人を超えるなど近年増加傾向にある。自衛官の自殺者数も、一般男性と似た傾向を示しているが、防衛庁は「自衛官の仕事は景気の影響を受けないし、リストラの心配もない。なぜ自殺が増えるのか分からない」という。 防衛庁は00年、外部の精神科医や心理学者を集めて「メンタルヘルスに関する検討会」を設置。自殺防止策として、部隊にカウンセラーを呼んで悩み事相談を受け付けたり、幹部による相談所を設けたりしてきた。今年7月からは外部の専門機関に委託し、心の相談に応じるフリーダイヤルも始めた。しかし対策の効果はいまのところ上がっておらず、同庁は「まだ原因を調査している段階。対策もなかなか見あたらない」としている。

19凡人:2003/08/19(火) 06:18
ヤミ金献金:亀井静香議員へ、計60万円(毎日新聞8月19日)
 指定暴力団山口組五菱会による組織的ヤミ金融事件で逮捕された梶山進容疑者(53)が自民党前政調会長、亀井静香衆院議員の資金管理団体「亀井静香後援会」に献金していた問題で、亀井事務所は18日、梶山容疑者から95、96年と昨年にも各10万円の寄付を受け取っていたことを明らかにした。同後援会は99、00、01年に各10万円を受け取ったことが判明していたが、これで総額は計60万円になった。事務所は18日、全額を返還する手続きを取った。事務所は「改めて調べて見つかり、それ以前にはなかった。おそらく95年ごろ、第三者の紹介で寄付が始まったが、誰から紹介されたかは8年前のことで分からない。そういう人物と知っていたら断っていた」と釈明している。

20凡人:2003/08/19(火) 06:24
暴力団入店拒否の店に爆発物、9人重軽傷・容疑者死亡 (8/19読売新聞)
18日午後8時ごろ、北九州市小倉北区鍛冶町1、藤原ビル1階の「倶楽部ぼおるど」=藤原敬造さん(69)=経営で、店内に爆発物が投げ込まれ、従業員がけがをしたと、同店から110番通報があった。福岡県警小倉北署などによると、従業員9人(男2人、女7人)が、やけどや破片が刺さるなどして救急車などで病院に運ばれた。うち女性2人が重傷を負うなど計3人が入院した。爆発物を投げ込んだとみられる男は店を飛び出した後、従業員に取り押さえられた。男は自分で舌をかみ切っており、午後9時過ぎに死亡した。 男は指定暴力団・工藤会の関係者(33)とみられ、同署は身元確認を急いでいる。藤原さんは地域の暴力追放運動の中心的な存在で、同署は暴力団による報復などの可能性があるとみて、殺人未遂事件として捜査している。 調べによると、男はフルフェースのヘルメットをかぶり、入り口から突然、入ってきた。店長と主任の2人が不審に思って制止しようとしたが、男は押しのけて進み、爆発物を投げ込んだ。爆発物は壁に当たって床に落ち、直後に爆発音とともに蛍光色の光が出たという。現場にピンが落ちていたことから、爆発したのは手投げ式爆弾とみられる。 関係者によると、あっという間に火が出て壁などに燃え移り、店内に煙が充満。店は開店直後で、店内には客約10人を含め三十数人いたが、重いやけどを負った女性従業員もおり、パニック状態になった。ソファやカーペットを焼いたほか、爆風で天井や壁の一部が壊れるなどした。 現場はJR小倉駅の南東約500メートルで、同区中心部の繁華街の一角にある3階建てビルの1階。藤原さんは、暴力追放を目的に約300店が加盟する「鍛冶町・堺町を明るくする会」の会長で、同店は暴力団関係者の入店を強く拒否。昨年4月には店内にふん尿がまかれ、工藤会系の組員6人が威力業務妨害容疑で逮捕された。今年5月には、支配人の男性が同区内の路上で男に胸や足を刺され、重傷を負っている。

21凡人:2003/08/19(火) 07:52
2ちゃんねる:名誉棄損訴訟 勝訴後も脅迫数千件[毎日新聞8月13日]  
 インターネット掲示板「2ちゃんねる」の管理人を相手取った名誉棄損訴訟で、6月に原告の女性プロ麻雀(マージャン)士、清水香織さん(30)が勝訴した直後、同掲示板に「殺す」などと脅迫的文言を数千件書き込まれる新たな被害を受けていたことが分かった。清水さんが所属する麻雀店のホームページ(HP)上の掲示板にも同様の書き込みが10万件以上あり、HPは閉鎖に追い込まれた。清水さんの弁護士は「これでは勝訴しても意味がない。何らかの対策が必要」と話している。清水さんは同掲示板に「整形しすぎ」などと書き込まれたとして提訴した。東京地裁は6月25日、「(整形は)真実とは言えない」として、管理人の西村博之氏に書き込みの削除と100万円の損害賠償を命じた。双方が控訴せず、判決は確定した。清水さんの代理人、中島成(なる)弁護士によると、2ちゃんねるの掲示板には、判決の数時間後から清水さんを攻撃する書き込みが相次いだ。「殴り殺す」「とっとと首を吊(つ)れ」「夜道は相当危険」などの脅迫的文言や、「整形きもーい(気持ち悪い)」などと訴訟で虚偽と認定されたことまで記載された。清水さんが所属する麻雀店のHPも、書き込みに加え、店のメールアドレスに嫌がらせの文言を並べた大量の電子メールが届いた。店は管理不能に陥ったとしてHPを閉鎖した。ネット上で自宅の住所を明らかにされたため、清水さんは実家に戻り、外出を避けた。被害はネット上にとどまらず、嫌がらせや脅迫まがいの電話が店に相次ぎ、清水さんは所属プロなのに店に顔を出せなくなったという。2ちゃんねるの書き込みを巡っては、他にも名誉棄損訴訟が起こされ、昨年12月の東京高裁判決や、今年7月の東京地裁判決も西村氏の削除義務を指摘し、損害賠償を命じている。今年5月には、静岡県の住宅建設販売会社が「暴利をむさぼる悪徳会社」などと書き込まれたとして、1000万円の賠償などを求め、東京地裁に提訴している。一方で、勝訴後の「二次被害」を恐れる被害者も多く、現在相談を受けている東京都内の弁護士は「被害者が心配して提訴に踏み切れないままだ」と話している。▽中島成弁護士の話 勝訴後の脅迫的文言については、新たな法的措置を検討している。ネット上の書き込みは匿名なので、通常の名誉棄損よりも被害が深刻化する。書き込み者の情報を蓄積・管理する第三者機関を創設し、この機関を通さなければ掲示板に書き込めないようにするなど対策が必要だ。西村博之氏の話 (勝訴後の二次被害は)削除要求だけでなく、掲示板管理人から金を取ろうとした裁判なので、清水さんを知らない一般ユーザーからも反感を買ったためだと思う。(相次ぐ厳しい司法判断は)出版社と読者という関係を想定して法律が出来ていて、掲示板のようなメディアを想定していないためではないか。▽ルール自ら形成を 田島泰彦・上智大教授(メディア法)の話 ネットでの二次被害を現行法で防ぐのは限界があるが、だからといってネットを規制するような新法にも反対だ。ネットは市民個人が発信し、影響力を行使出来るのが利点であって、これを規制するのは表現の自由からも問題だ。だからこそ、利用者はルールを自ら形成しなくてはならないのに、現状はネットの匿名性に隠れ、やりたい放題となっている。利用者がその実態を直視しなければ、規制しか対抗手段はないと言える。

22凡人:2003/08/19(火) 08:01
日医大事件:組幹部射殺を供述 住吉会関係者 [毎日新聞8月19日]
 東京都文京区の日本医科大付属病院で昨年2月、入院中の指定暴力団住吉会幸平一家系組幹部が射殺された事件で、同じ組関係者の男(56)=別の事件で起訴・拘置中=が、警視庁組織犯罪対策4課の調べに殺害を認める供述をしていることが分かった。既に供述に基づき埼玉県内の川を捜索し、事件に使われたとみられる拳銃を押収した。同課は、この男と同一家系組長(54)=別の事件で群馬県警が逮捕=の2人が実行したとの疑いを強め、今月下旬にも殺人容疑などで逮捕する方針だ。 警視庁は、巻き添えになった市民3人を含む計4人が死亡した今年1月の前橋市のスナック乱射事件と日医大病院の事件はいずれも、01年8月に東京都葛飾区の斎場で起きた稲川会大前田一家系組員による住吉会幹部射殺事件が発端とみている。この事件で幹部2人を失った住吉会の一部が大前田一家の元総長や元組長を付け狙い、元組長の常連のスナックで乱射事件を起こし、日医大病院で射殺された幹部は元総長宅襲撃に失敗したためその口封じだった疑いがあり、警視庁は群馬県警と連携して一連の全容解明を目指す。供述しているのは、幸平一家矢野睦会関係の男。同会系組長と昨年2月25日午前9時ごろ、日医大病院東館1階の高度救命救急センター集中治療室のベッドで寝ていた同会の石塚隆幹部(当時54歳)に拳銃数発を発射し、殺害したことを認めたという。石塚幹部は事件前日、豊島区内の路上で脇腹を拳銃で撃たれて重傷を負い、搬送されていた。集中治療室前では警察官が警戒していたが、男は窓ガラスを外から割り、組長が約1メートルの至近距離から銃撃したとみられる。男と組長は昨年8月、別の詐欺事件で警視庁に逮捕された。また組長は、ガソリン噴射器を使った昨年3月の大前田一家元総長宅襲撃事件に関係したとして今月、群馬県警に放火予備容疑で逮捕されている。

23凡人:2003/08/23(土) 07:56
女性管理職ゼロ、自治体の4割 内閣府調査 (08/23朝日新聞)
 全国約3200の市区町村のうち、女性管理職(課長相当職以上)が一人もいない自治体が全体の4割近い1272に上ることが22日、内閣府の調査で分かった。一方、女性管理職の割合が10%を超える市区町村も800を超え、自治体間に大きな格差が出ている。4月現在の調査で、女性管理職がゼロの市区町村は39.6%。登用率が5%未満の自治体も含めると全体の51.5%に達する。 管理職に女性が占める割合は都道府県では4.8%、政令指定市では6.3%、市区町村では7.2%だった。市区町村で高いのは、管理職に保育所の園長なども含めているためという。一方、厚生労働省の調査では、民間事業所の女性管理職の割合は8.7%(01年)。民間に比べて行政の女性登用は遅れているといえそうだ。

24凡人:2003/08/24(日) 03:56
日本でのヘイトクライム(憎悪犯罪)は古くからあるが、経済の国際化で他国籍の住民が増えるとともに、この手の犯罪がますます顕著になる。国際化の道は決して平坦ではない。
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福岡の総連施設に爆発物?、岡山の朝銀は弾痕 予告電話 08/24
23日午後10時56分ごろ、東京都中央区の朝日新聞東京本社など複数の報道機関に「朝鮮征伐隊」を名乗る男から、「博多の朝鮮総連本部と、朝銀の西信用組合に爆弾を仕掛けた」「岡山駅前の朝銀の本店を銃撃した」と電話があった。福岡県警で捜査したところ、福岡市博多区下呉服町の朝銀西信用組合福岡支店の建物と、近くの在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)福岡県本部が入った建物付近から2個の不審物が見つかった。ポットにリード線がついており、県警は爆発物の可能性もあるとみて、23日深夜から24日未明にかけて、付近のマンション住民ら約80世帯に避難を呼びかけた。現場はマンションや商業ビルが立ち並ぶ。 また岡山市駅前町2丁目の朝銀西信用組合本店1階の入り口ガラス扉に直径約3センチの穴が1カ所開いているのが見つかり、岡山県警は弾痕ではないかとみて23日深夜から実況見分を始めた。現場は車通りの多い道路沿いで、23日午後10時すぎに近所の人が銃声らしき音を聞いている。電話の男は、25日に新潟西港に入港する北朝鮮の貨客船・万景峰(マンギョンボン)号への抗議行動とし、「無法国家の船が入ることに対する抗議」などと語った。電話は40秒で切れた。同様の電話は読売新聞社などにもかかった。「朝鮮征伐隊」と名乗る団体は、02年11月に社民党本部と朝鮮総連中央本部に銃弾を送りつけている。報道機関に犯行声明を送るなど同手口の事件としては、7月に新潟市の朝鮮総連で発火物が仕掛けられるなど、今年になって事件が相次いでおり、警察当局は関連を調べている。◇報道機関に犯行声明があった最近の事件(かっこ内は名乗った名称)02年11月 東京都千代田区の社民党本部と朝鮮総連中央本部に銃弾1発と文書入りの封筒が届く(朝鮮征伐隊)03年1月 名古屋市の朝銀中部信組名古屋支店で銃弾が見つかる(朝鮮征伐隊)5月 東京都杉並区のアーレフ東京本部道場で1階鉄製ドアに弾痕が見つかる(国賊征伐隊)6月 大阪市のアーレフ大阪道場の窓ガラスに弾痕3カ所が見つかる(国賊征伐隊)広島市の広島県教職員組合書記局で発砲(建国義勇団別動隊国賊征伐隊)7月 新潟市の朝鮮総連県本部で銃弾1発、ハナ信組新潟支店でポットにガスボンベが入った発火物が見つかる(建国義勇軍)

25凡人:2003/08/25(月) 06:35
朝日新聞の記事では、カリフォルニアの知事選に立候補しているシュワルツネッガーを「シュワちゃん」と呼んでいる。今回が初めて見かけるのでないが、多分日本での彼の愛称なんだろう。ところがそれを読むたびに不快感が湧き上がってくる。「ちゃん」とは何か。年少の子供に対して使う言葉ではないか。シュワルツネッガーはすでに中年に達し、米国でもある程度の尊敬を勝ち得ている人物である。だから日本を代表する新聞紙上でこのような呼び名を繰り返し見かけることに困惑する。小泉首相を「純ちゃん」とか石原東京都知事を「慎ちゃん」とか天皇を「秋ちゃん」とかの呼称を有力新聞紙上で使ったら、ただでは済まされないはず。日本語の用法やしきたりはアメリカ人には当てはまらないとでも言うのであろうか?

26凡人:2003/08/25(月) 15:06
【正論】国際競争力失いつつある日本の高等教育 京都大学教授・西村和雄(2003年6月30日)
目を覆う大学院生らの学力低下
<<評価急落する日本人学生>>この数年、アメリカの大学院に学生を送り出していて疑問に思っていたことがある。優秀な学生を推薦しているのに、入学許可がなかなか出ないからである。他大学の教官の何人かに聞いて、どこでも同じ状況であるとわかった。多数の日本人の経済学者を輩出している東部の名門Y大学では、この四年間は、一人も日本人に入学許可を出していないという。京大からアメリカへ留学し、今は、やはり東部の名門B大学で助教授をしているN氏は、今年は、彼が審査委員会に入っていたので、やっと日本人学生に入学許可を出せたという。それでも昔なら容易に取れた授業料免除もなしである。やはり、東部のP大学の工学系の教授は、「日本からの大学院生は、学力が低くて、とてもついていけない。痛々しいのでもう入学させない」と言う。アメリカの大学院の日本人学生への対応の変化を知って、ついに来るべきものが来たという感想をもった。以前も日本を代表する国際的企業の経営者から「会社の研究職に日本人技術者は雇用せず、すべて中国人を雇っている」と聞いた。そして松下電器も来年度から採用技術者の五分の二を日本人から外国人に変えるという。
<<改革とは名のみの空洞化>>初等・中等教育の「ゆとり教育」については、実態が国民に知られるようになったが、文科省が大学と大学院に対しても、改革という名で、教育水準を切り下げてきたことは余り知られていない。平成十年度の文部省高等教育局の通知「大学入学者選抜実施要項について」の中で、「本要項の第十の一の(三)に記載のとおり、出題する教科・科目数の削減に引き続き努力すること。この場合、個別学力検査を行わないか、あるいは行ったとしても当該大学・学部の目的、特色、専門分野等の特性に応じ必要な限りとし、小論文、面接、実技検査、外国語におけるリスニングテスト等を適切に組み合わせて実施することが望ましいこと」(『日本の理科教育が危ない』学会出版センター、二九七ページ)とあるように、入学試験における学力試験の教科数を減らすべく圧力をかけていたのである。入試科目数の削減は高校教育の現場に大きな影響を与えた。文系の学生は数学や理科を勉強しなくなり、大学で必要な微分・積分や物理を学ばずに工学部に入学したり、生物を学ばずに医学部に入学する理系の学生が多くいる。東大ですら、後期入試で文系進学コースに入学するのに、数学を受験する必要がない。大学に入ってから、数学や理科が必修として存在したときは、まだましであった。しかし、文科省は、一九九〇年代初めに、スペシャリストの養成といううたい文句で、教養課程を廃止し、一〜二年生の必修科目を事実上なくする改革を進めた。数学と理科を勉強せずに入学した理系の学生が、入学後ですら、必要な科目をとらずに専門課程に進学できることになり、大学生の学力低下に歯止めがかからなくなった。それでも、優秀な学生、そして大学院に来る学生だけは、何とかものになるのであれば、希望がもてる。ところが、文科省は、大学院生の数を二倍にするという数値目標を出し、大学院入学者数を無理やり倍増させた。これによって、教育レベルはとても専門家を養成する場所にふさわしいとはいえないものになってしまった。
<<基礎学力短大並みの院生>>実際に大学院を教える者として、この七年ほど、著しくレベルが低下していることに危惧(きぐ)を抱き、他大学の教官と協同で、二〇〇二年に旧帝大系の国立大の経済系大学院生の基礎学力を調査してみた。singの過去形、絶□絶命の□の中、二次方程式の解の公式、日本国憲法の戦争放棄をうたっているのが第□条かを問うそれぞれの問題の正答率が、六四%、七六%、六〇%、八八%であった。これは、同時に調査した短大での結果とほぼ同じである。日本を代表する大学ですら、大学院生はこの程度なのである。日本人学生を入学させても、痛々しいだけだと言われる原因が見えるであろう。現場を知らない人たちに、過度の権力が与えられたことで、改革を通じて、教育・研究は形骸(けいがい)化し、行政の力が肥大化した。中央集権を維持したままの改革ということでは、国立大学の独立行政法人化も同じ運命にある。このまま進むなら、結果として、文科省のコントロールが強まるのと引き換えに、日本の大学の国際競争力が失われてしまうことであろう。

27凡人:2003/09/01(月) 19:32
朝鮮人犠牲者追悼式に約100人 東京・墨田 (09/01朝日新聞)
 関東大震災後の混乱の中、流言飛語をきっかけに虐殺された朝鮮人の追悼式が1日午前、東京都墨田区の横網町公園にある追悼碑前で開かれた。日朝協会都連合会など日本人を中心に約100人が集まり、6000人といわれる犠牲者に黙祷(もくとう)をささげた。

28凡人:2003/09/03(水) 11:10
北朝鮮は各国間の協議を通して「核の破棄」を餌に自由諸国から経済援助をもぎ取ろうとしている。仮に核廃棄に対する何らかの締結に達しても、今までの経過からして、北朝鮮が約束を守らない可能性のほうが大きい。最近見たアメリカでのテレビ議論や新聞記事から読み取れる僕の勘では、今後も北朝鮮は核を秘密裏に維持しつつ、かつ国際社会から経済援助を必死で得るに違いない。核保有諸国の仲間入りを果たし、外交で常に有利な立場を保つことが目的である。だいいちもし核廃棄の意思があったのなら、北朝鮮はさっさと国際社会と協調し核から手を洗い、必要な経済援助をすでに受けていたに違いない。経済援助でお金を出しても、もし北朝鮮が核を手放さなかったら何の意味がない。イラクの前大統領サダン・フセインと同じように、独裁者金正日はなかなか曲者である。日本人拉致事件といい、核の脅威といい、まったく日本人のプライド逆撫でする事件であることには間違いない。
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米が北朝鮮の挑発発言暴露 6カ国協議の激論が判明(9月3日AP通信社)
 北朝鮮が先の6カ国協議の全体会合で「核実験の用意がある」などと表明したのは、米側が米朝2国間協議での挑発的な発言を各国の前で暴露し、確認を迫ったためだったことが2日、分かった。また、北朝鮮が「日本の経済協力実現を米国が妨害している」と非難し、日本が強く反論したことも判明。北京の釣魚台迎賓館で展開された全体会合の激しい応酬の全容が明らかになった。米国が一般的な外交儀礼に反する形で「暴露戦術」に踏み切ったのは、4月の米朝中協議に続いて、米朝2国だけの協議の場面で「脅迫外交」を繰り返す北朝鮮の姿勢を中国、ロシアなどにも認識させる狙いがあったとみられる。

29凡人:2003/09/04(木) 13:27
訂正:テレビ議論→テレビ討論

30凡人:2003/09/04(木) 13:27
アメリカで犯罪が多い大きな理由の一つに国際社会が上げられる。日本も国際化に伴って犯罪の増加は避けられない。犯罪を効率よく抑えていた日本のしつけや見えない規範やしきたりが日本人間で崩れ、それと同時に外国人にはまったく通用しないからだ。この傾向に対処できる法律や裁判制度の改正が当然伴う。来春各大学で開設予定の法科大学院(ロースクール)はそうした社会の複雑化に対応したものだろう。面白いことに、日本の指導者、特に政治家は「社会の改革」をよく唱えているが、実は単に古い社会の擁護者でしかなかったし、今後もそうだろう。ところが日本の「本当の」変革はこの犯罪の増加によってもたらされる。多くの者が意識するかしないかを全く問わず、その水面下で進行する。もっとも民主主義はとてもお金がかかる制度で、無駄も多い。その無駄を排除しようとすると民主主義自体が死んでしまう。そのバランスが難しい。それゆえ国の経済や財政が豊かでないと民主主義はなかなか賄えないのである。
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犯罪で摘発の外国人、今年上半期は過去最高の9千人台(9/4読売新聞)
 今年上半期(1―6月)に全国の警察が犯罪で摘発した外国人は、昨年同期に比べ19・8%(1501人)多い9084人で、過去最高だった昨年同期を上回ることが、警察庁のまとめでわかった。殺人や強盗など凶悪犯も30・6%(56人)増の239人。刑法犯は10年前に比べ、東京、九州を除くほとんどの地域で倍増し、外国人犯罪の地方拡散が浮き彫りになっている。上半期に摘発された外国人は、刑法犯が10・2%(371人)、特別法犯28・7%(1130人)それぞれ増えた。 凶悪犯では、殺人が19人から44人に急増、強盗も151人から174人に増えた。組織化も進み、刑法犯に占める共犯事件の割合は、昨年同期よりも5・1ポイント上昇して59・9%になった。 また、ピッキングなど侵入盗で摘発された外国人も昨年同期の1・4倍という363人に増加。国籍別では中国人が45・2%(4109人)を占めた。

31エリートさん:2003/09/04(木) 20:57
http://jbbs.shitaraba.com/school/14/

32凡人:2003/09/07(日) 15:14
日本の変革は口だけ。トップの権力構造はそのまま旧態依然とし、競争の原理の適用や組織の統合はその下位部に集中させ変革をした振りをするという狡猾さは世界一流。
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天下り:10月発足の独立行政法人トップ、4分の3が官僚出身(毎日新聞9月7日)
 小泉改革の柱である特殊法人改革で、「廃止」される特殊法人に替えて10月に発足する32の独立行政法人のうち、4分の3に当たる24法人のトップは天下り官僚に占められることが6日、毎日新聞のまとめで分かった。そのうち20法人のトップは、前身の特殊法人から同一人物の横滑りだ。小泉純一郎首相は昨年7月の閣僚懇談会で、特殊法人トップが天下りで占められている現状を改めるため、官邸主導で人事を行う決意を表明したが、これまで同様の「官僚偏重」が続いている。小泉内閣が1年目に打ち出した特殊法人の整理合理化計画で、今年10月には34の特殊法人が32の独立行政法人に改組される。トップが代わるかどうか未定の2法人を除く30法人の人事は5日までに閣議で承認された。天下り官僚の24人は、各法人を所管する省庁のOBがほとんど。8人は事務次官経験者で、うち7人は前身の特殊法人から引き続いてトップに就いた。小泉首相は昨年8月、整理合理化の対象となった特殊法人のトップらを官邸に集めた際、「事務次官が惰性で特殊法人のトップに座ることは今後ない」と語ったが、指示は守られていない。次官OB以外も、局長級以上の元高級官僚がずらりと並ぶ。特に総務、財務、農水、経産、国交5省が所管する法人は全員が前身の特殊法人トップからの横滑り。「原則廃止」という小泉改革の趣旨に反し、人事の抜本的な見直しは行われなかった。一方、官僚以外のトップは6法人。国際協力機構は前国連難民高等弁務官の緒方貞子氏、理化学研究所は01年ノーベル化学賞受賞者の野依良治氏を起用したのが目立っている。しかし、他の4法人は現在も外部から登用しており、大学教授や旧国鉄出身者、中には同一人物が横滑りするなど、これまでのパターンから抜け出ていない。

33凡人:2003/09/11(木) 07:25
宗教は人間形成において道徳倫理心を育てる糧になることは認めるが、なにせ根本が非科学と排他主義の性質上、経典を強く信じれば信じるほど人々は無知の世界に落ち込んでしまう。特にイスラム教国では人々の生活は一部の支配者層を除いて経済的に豊かでは無いし、思想の自由も保証されているとは言えない。独裁政権が生まれやすい土壌でもある。イスラム教はそういう意味であまり自慢するような宗教ではない。宗教は阿片であるというマルクスの言葉に信憑性を与えている。サダン・フセインは石油からの財源を元手に強兵と自分のための無数の宮殿や贅沢品にに費やし、その一方で国民は医薬品や粉ミルクや日常生活品に困っている有様。そして国民の貧困状態を国連の対イラク禁輸措置のせいだとプロパガンダに使う狡猾さ。「人間の盾」リーダーはさぞかしフセインのお気に入りだった違いない。「市南部のドーラ浄水場とドーラ発電所を守り抜いた。」には笑わずにはいられない。と言うのは米英軍はその攻撃の標的をイラク軍や政権担当者や軍事・通信・政治施設とし、電気や水供給へのインフラ破壊を極力避けていた。今イラクでは役割が一変している。米英軍がイラクのために生活の安全保障とインフラの建設に忙しい。反米ゲリラである前政権の残党や外国兵は石油パイプラインや水の幹線パイプ等の爆破に忙しい。米軍の占領やイラク再建と民主化にかかる莫大な費用と経費がアメリカ国民の税金から賄われることやほとんど毎日のように米兵が命を無くしていることをめぐって、国民をどこまで説得できるかが、ブッシュ政権にとってのおおきな課題である。
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イラクの子供に医療を 14日、高崎で講演会−−ジャミーラ・高橋千代さん (9月10日毎日新聞)
 ◇イスラムの人々と触れ合う−−「人間の盾」リーダー、出身地・高崎で講演会
 NPO「アラブ・イスラム文化協会」の代表で、イラク戦争時に「人間の盾」を呼び掛け、爆撃下の現地にとどまった高崎女子高出身のジャミーラ・高橋千代さんが14日、高崎市を訪れ、講演する。午後1時半から同高同窓生有志らの呼び掛けで実現した講演会が、高崎労使会館(同市東町)で開かれるのに続き、午後4時からはカトリック高崎教会(同市高松町)で開かれる「諸宗教者による平和を祈る集い」で特別講演する。ジャミーラさんは70年にアラブを旅して以来、アラブにかかわり続け、74年にイスラム教に改宗し、77年同協会を設立、アラビア語教室を開いたり、学生の派遣、留学生の受け入れに携わるなど友好の懸け橋役を果たしてきた。02年からイラク戦争を止めようと「イラク国際市民調査団」を提唱、03年3月に「人間の盾」の国際的なリーダーになり、バグダッド市民の飲料水と電気を確保するために、市南部のドーラ浄水場とドーラ発電所を守り抜いた。5月に帰国した後も、医薬品や粉ミルクなど支援物資を送る活動に携わっており、今月下旬には支援物資と共に、再びイラクに向かう予定。

34凡人:2003/09/13(土) 15:59
02年度の銀行の天下り役員111人、大手へはゼロ (09/12朝日新聞)
 大手銀行や地方銀行の役員のうち、政府や日本銀行など公的機関からの天下りが、02年度は111人で、役員総数に占める割合が6.6%だったことが帝国データバンクの調べで分かった。大手銀行はゼロだった。役員総数は1687人で前年度より72人減少。これに伴い天下り役員も6人減った。リストラで天下りの受け入れも減少傾向にある、という。調査は大手銀行、地方銀行、第二地方銀行の計124行が対象。大手銀行では前年度まで三菱信託銀行と中央三井信託銀行でそれぞれ天下り役員が1人いたが、ゼロになった。地銀では役員数の5.7%にあたる54人、第二地銀では9.6%にあたる57人が旧大蔵省などからの天下り役員だった。

35凡人:2003/10/01(水) 20:32
独立行政法人発足、理事長8割は天下り(2003/10/1読売新聞) 
 政府の特殊法人等整理合理化計画に基づき、特殊法人などから移行した32の独立行政法人が1日発足した。独立行政法人は、特殊法人より所管省庁の監督が緩く、経営の自由度が高いが、3―5年間の中期計画を十分達成できなければ事業を廃止・縮小させる仕組み。各法人の裁量に委ねながら放漫な経営に歯止めをかけ、行政のスリム化につなげるのが狙いだ。 しかし、32法人のうち、発足にあたって他法人との統合など何らかの変更があったのはわずかで、福祉医療機構など25法人は組織形態を特殊法人から独立行政法人に変えただけに過ぎなかった。理事長人事でも、官僚OB以外が就任したのは、緒方貞子・前国連高等難民弁務官を据えた国際協力機構(国際協力事業団から移行)など5法人だけだ。他の27法人のうち7法人は、すでに特殊法人の理事長に就いていた事務次官経験者が横滑りした。小泉首相は昨年8月、主な特殊法人の総裁・理事長を首相官邸に集めて、「所管官庁の事務次官が惰性的に特殊法人のトップに座ることは今後あり得ない」と強調したが、首相の言葉が骨抜きにされた格好だ。業績評価の基本となる中期計画における経費削減計画も不十分なままだ。これまで計画の改善を求めてきた政府の特殊法人等改革推進本部参与会議のメンバーの1人は、「計画は満足のいくものではない。今後も厳しくチェックしていかなければ、官僚にいいように利用される」と指摘している。
 1日に発足した独立行政法人は次の通り。▽国民生活センター▽北方領土問題対策協会▽平和祈念事業特別基金▽国際交流基金▽国際協力機構▽日本万国博覧会記念機構▽通関情報処理センター▽科学技術振興機構▽理化学研究所▽日本芸術文化振興会▽日本学術振興会▽日本スポーツ振興センター ▽宇宙航空研究開発機構▽福祉医療機構▽国立重度知的障害者総合施設のぞみの園▽勤労者退職金共済機構▽高齢・障害者雇用支援機構▽労働政策研究・研修機構▽緑資源機構▽農業者年金基金▽農林漁業信用基金▽農業・生物系特定産業技術研究機構▽水産総合研究センター▽農畜産業振興機構▽日本貿易振興機構▽新エネルギー・産業技術総合開発機構▽水資源機構▽国際観光振興機構▽自動車事故対策機構▽海上災害防止センター ▽空港周辺整備機構▽鉄道建設・運輸施設整備支援機構

36凡人:2003/10/10(金) 15:21
日本の偽善ジャーナリズム・・・・反米反イラク戦争の立場を喧伝している今の日本のマスコミや平和団体は、イラク戦争前、サダン・フセインが権力掌握以来国内で何十万人に対する処刑、拷問等の非人道的行為を継続的組織的に行なっていたことに目をつぶり、その独裁者を政権の座から力ずくで引き降ろそうとして、戦争をした米英を悪人と決め付けて非難していることになにか大きな矛盾はないのか。もっとも、もしサダン政権下のイラクに乗り込んで政権非難をしたら、たちまち不法逮捕拷問され、挙句の果ては生きて帰れないので、マスコミにとっては口出ししないのが懸命なんだろう。それとは反対にアメリカに行ってブッシュ政権を公に非難しても身の危険に会わない。日本のマスコミにとっては「世界のアメリカ」を帝国呼ばわりして、平和や人権の擁護者振りを宣伝するにはとても安心で、国民に受けがいいことは確かである。

37凡人:2003/10/21(火) 14:50
「有栖川宮」名乗った結婚パーティー、詐欺で3人逮捕(2003/10/21読売新聞)
 旧皇族の「有栖川(ありすがわ)宮」を名乗る男らが東京都内で結婚パーティーを開き、出席者から祝儀として現金などをだまし取っていた事件で、警視庁公安部は21日、この男ら3人を詐欺の疑いで逮捕した。 逮捕されたのは、京都市左京区、無職北野康行(41)、東京都文京区向丘、無職坂本晴美(45)、目黒区目黒、会社役員楠信也(42)の3容疑者。調べによると、3人は今年4月6日、東京都港区赤坂の会員制レストランで、北野容疑者を皇族の「有栖川宮識仁(さとひと)」と詐称。坂本容疑者と結婚したかのように装って結婚披露パーティーを開き、参加者357人から、「ご祝儀」として現金約1200万円や絵画をだまし取った疑い。北野容疑者と坂本容疑者は、昨年10月に都内の宗教団体施設で知り合ったが、婚姻届は出していなかった。北野容疑者らは、約2000人に招待状を送り、パーティーには約400人が参加した。多い人は1人で30万円のご祝儀を渡していたという。楠容疑者はパーティーの会計などを担当していた。パーティーで北野容疑者は、衣冠束帯と呼ばれる古装束に身を包み、参加者にも燕尾服(えんびふく)を着るよう求めていた。参加者の中には、俳優の石田純一さんやタレントのエスパー伊東さんもいたという。参加した男性によると、北野容疑者は途中で何度も衣装を替え、軍服姿でも登場していた。男性は「食事も洋食と和食がごちゃまぜになっていた」と話した。会場では、北野容疑者と坂本容疑者と一緒に記念撮影をする際には、1枚につき1万円を集めていたが、その後、写真は送られてこなかった人が多いという。公安部は、宮内庁や北野容疑者の親族らに照会した結果、北野容疑者が有栖川宮家とは無関係であることが判明、被害額が大きいことなどから逮捕に踏み切った。北野容疑者は10年以上前から「有栖川宮」を名乗り始め、自ら政治団体「有栖川宮記念」を設立していたほか、一時は右翼団体の名誉総裁にも就任していた。

38凡人:2003/10/27(月) 06:56
大学制度による階級層の再生産とその正当化・・・いわゆる偏差値の高い大学に通う学生の親の多くは、統計的に、大企業のサラリーマン、公務員、弁護士・医師、教員などの出身者である。

39凡人:2003/10/30(木) 14:24
お金に余裕のある大企業が集中している大都市圏(とくに東京)。そこにある大学は財源供給先を探しやすい。だから簡単に考えて大都市圏に位置する国立大が経営的にも大きな優位に立っている。そのため地方国立大と大都市国立大の資金力とそれに基づく創意工夫に大きな差が生まれることは必須。その結果、優秀な受験生は以前にもまして、東京へと流れていく。それにより、東京大を頂点とする大学の格付けがますます強化され、大学教育の中央集権化が進む。国立大の独立法人化は地方分権の地盤を崩す画期的な政策である。現行の受験体制にどっぷりつかり、東京にある大学を出て学閥にうつつを抜かす政治家と官僚が考え出すものとはこんなものである。「日本の変革」とは地方切捨ての、中央集権の強化に他ならない。そうした政治家を選ぶ近視眼的な国民も非難されてしかるべきである。いや待てよ、もしかして現状の体制維持は日本の指導者とそれを選ぶ大衆間の暗黙の了解なのかも知れない。 
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一流の「教授」寄付金で賄います、東大が新制度(2003/10/30読売新聞)
 東大先端科学技術研究センターは30日、企業などからの寄付金で教授の給料や研究費を賄う新制度を創設すると発表した。第1号として、製薬会社「興和」(三輪芳弘社長、本社・名古屋市)が4億円を寄付し、生命科学分野の教授職を来春から提供する。国立大は来春法人化され、運営資金の一部を国以外から調達する必要に迫られるだけに、大学関係者に注目されそうな試みだ。新制度では、「興和基金教授」というように寄付者名を肩書に冠し、その人件費や研究費を、寄付金による基金から拠出する。学内での立場は通常の教授と同じだが、分野を代表するような一流研究者を充て、多額の報酬で厚遇、高い水準の研究を展開してもらう。細かい研究内容などについて、寄付者から束縛は受けない。

40凡人:2003/11/02(日) 11:32
血統主義、学歴主義、東京を中心とした中央集権は強化されることはあっても、衰えを見せない。それを是正する努力が見えない。田中真紀子にしても石原慎太郎にしても、不動の人気が背景にあるからこそ、知性を逸脱した「好きなこと」が言えるのだろう。こうした政治家を生み出す社会的土壌があるかぎり、日本は国際舞台ではリーダーになれない。国際社会にあっては日本は多国籍住民で構成されるアメリカに追従するのが一番である。だいいち、日本の指導者の国際感覚のなさを見せつけられるにつけ、日本が独走することを想像するだけでも怖くなる。日本の指導者や官僚は自らの社会的身分を守護する上でも国内体制を維持しつつ、アメリカが国内政策に口出ししない限り、国際問題に関してはアメリカの傘の下で追従する。このカタチが日本の将来である。
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石原知事が発言「中国人は無知」「宇宙船は時代遅れ」(2003/11/2読売新聞)
 石原慎太郎東京都知事は1日、鹿児島県指宿市内のホテルで演説し、中国が先月、有人宇宙船打ち上げに成功したことに触れ、「中国人は無知だから『アイヤー』と喜んでいるだけ。あんなものは時代遅れ。日本がやろうとすれば1年でできる」などと発言した。石原都知事はこの日、衆院選候補者の応援のため、同県を訪れた。演説の際、特殊法人批判でロケット開発に話が飛んだ。石原都知事は先月28日、東京で行われた北朝鮮による拉致被害者を救出するための決起集会で、1910年の日韓併合について「彼ら(朝鮮人)がロシアなどと比較した上で、近代化が進んだ日本を選んだ」などと発言し、物議を醸したばかり。

41凡人:2003/11/02(日) 15:06
訂正: 多国籍住民→多民族住民

42凡人:2003/11/03(月) 05:44
日中間の友好がうまくいっているとばかり思っていたが、この事件を見ると友好とは政府間でのことで、市民レベルではまだまだという印象を受ける。両国とも積極的に留学生を受け入れるなどして、市民レベルでの交流を図っているものの、その効果がなかなか現れていないようだ。中国を毛嫌いする日本人がいるように、中国には日本を心底嫌悪する学生や市民が存在することは事実。それらに爆発する良い機会を与えたことは、寸劇を計画した者たちの全くの手落ちである。彼らたちには中国人の友人はいなかったのだろうか。本番で演技する前に、その寸劇が妥当かどうか、中国側に何らかのかたちで打診できなかったのだろうか。信じられないほど国際感覚の疎さを感じる。でもその一方、無関係な日本人留学生を殴るなどの暴行は、決して許されない。中国当局は事件の解明を急ぎ、デモを駆り立てた者や参加者たちの熟考を促し、無防御な日本人の女性学生を殴るなどの野蛮行為や違法行為に走った者たちの処罰を厳しく行なうことが、この事件を二度とあってはならない教訓とさせ、日本との友好を更に深めていく上で極めて重要である。
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日本人留学生が殴られ軽傷 中国・西安の寸劇反発問題 (11/01朝日新聞)
 中国・西安市の西北大学での文化祭で、日本人留学生の寸劇に中国人学生が反発している問題で、同大学の日本人留学生の男女2人が中国人学生に殴られ、軽傷を負ったことが分かった。北京の日本大使館が31日、職員を現地に派遣して確認した。約40人の日本人学生を含む同大学の外国人留学生らは31日未明、中国当局により市内のホテルに移され、安全が確保されているという。中国外務省の羅田広(ルオ・ティエンクワン)領事局長は同日午前、日本大使館の高橋邦夫公使を同省に呼び、日本人留学生の卑猥(ひわい)な出し物に中国人学生が謝罪を要求した経緯を説明。日中双方の学生の衝突を避ける措置をとったことを伝えた。 そのうえで「留学生のパフォーマンスは日本の公の場所でも許されておらず、まして中国ではなおさら許されない。日本人が中国で学習や旅行をする間、中国の法律、風習、習慣を順守するよう希望する」と述べた。 これに対し高橋公使は「日本人留学生が負傷したり、複数の留学生の部屋が荒らされたりした。理由がどうであれ、このような事態に強い遺憾の意を表明する」と伝えた。・・・中国国営通信・新華社によると、29日夜にあった同大学外国語学院の文化祭で、日本人留学生3人と同教師の計4人が、胸に赤いブラジャー、下腹部に紙コップを付けて踊り、ブラジャーから紙くずを出し観客席にまいた。中国人学生や教師が怒って中止させ、翌30日には同大以外も含む千人以上の中国人学生が留学生寮前に集まり、謝罪を要求した。

43凡人:2003/11/05(水) 15:08
さすがに伝統校あって、すさまじい早慶合戦ですな。
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新たに7人を準強姦容疑で逮捕 早大サークル事件 (朝日新聞11/05)
 早稲田大学のサークル「スーパーフリー」(解散)のメンバーによる集団強姦(ごうかん)事件で、警視庁は5日、女子大生を約2時間にわたって順番に乱暴したとして、法政大3年の吉野豪洋容疑者(20)=東京都八王子市上野町=、慶応大2年の少年(当時19)=さいたま市南区=ら7人を準強姦容疑で新たに逮捕した、と発表した。サークル代表の元早大生和田真一郎容疑者(29)=2件の準強姦罪で公判中=、サークルOBで求人情報サイト運営会社社長岸本英之容疑者(28)=同罪で公判中=ら4人も同じ容疑で再逮捕した。計11人は全員、容疑を認めているという。捜査1課の調べでは、11人は4月27日午後8時20分〜10時半、港区六本木5丁目の雑居ビル12階にある居酒屋で、ディスコパーティーの2次会に参加した大学1年の女性(18)を泥酔させ、11階のエレベーターホールで代わるがわる乱暴した疑い。2次会のゲームで女性が負けたとしてアルコール度数96度の蒸留酒をサワーに混ぜたものを何杯も飲ませて酔わせ、介抱を装って連れ出していたという。女性はこの後、さらに豊島区内のサークル事務所に連れ込まれて乱暴された疑いがあり、同課は関与したメンバーの特定を進めている。

44凡人:2003/11/05(水) 16:43
(毎日新聞11月5日)新たに逮捕されたのは八王子市上野町、法政大3年、吉野豪洋(20)▽北区豊島5、無職、宇田篤史(20)▽埼玉県蕨市北町1、フリーター、関本雄貴(23)▽神奈川県平塚市出縄、元産能大2年、小泉創一郎(20)▽豊島区高松3、会社員、若松直樹(27)の5容疑者と当時少年の2人。

45凡人:2003/11/05(水) 18:23
先生は権威を振りかざし、暴力団はアウトローという特権を使い、弱者を食い物にする。くわばらくわばら。
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教え子レイプ未遂、熱血小学校教師の“性癖”(夕刊フジ)
 青春ドラマに出てくるような熱血先生は、ロリコンのレイプ魔だった。警視庁成城署に、強姦(ごうかん)未遂容疑で逮捕された東京都世田谷区立小学校教諭、橋本拓容疑者(33)。普段は生徒から慕われるスポーツマン先生の凶行に、関係者は「なぜ」と声を挙げるが、「兆候はあった」と指摘する者も…。教え子を校内で、レイプしようとした鬼畜の正体を追った。【犯行の経緯】前代未聞の事件があったのは、23日午後5時半ごろ。橋本容疑者は、顧問を務めるバスケットボール部に所属する5年生の女子生徒を「部活の相談がある」などと言葉巧みに、校内の会議室に誘い出した。「『より強くなるため、マッサージをしてあげる』と足などを触り始め、まもなく短パン姿の生徒の服を剥(は)ぎ取り、強姦しようとした」(捜査関係者)生徒が泣き出したため、橋本容疑者はレイプを断念。生徒は会議室から脱出し、帰宅後、犯行を両親に打ち明けた。 「夜9時ごろ、両親が学校を訪れ、被害を訴えたが、校長と橋本容疑者は『マッサージだった』の一点張り」(同)両親は翌日未明まで、抗議を続けたが、学校側が聞く耳を持たないため、知人を通じ、同署に通報し、逮捕となった。 【NBAファンの熱血指導】橋本容疑者は教員歴12年、同校に来て6年目というベテラン。八王子市の京王線・南大沢駅徒歩10分の3DKマンションを数年前に約3000万円で購入、妻と幼い子供2人で暮らしていた。「父親と夫人、義弟も教師の教員一家だった」(知人)という橋本容疑者は大のバスケ好き。学校近くの飲食店主は「『NBAを2度見に行った』と自慢していた。土、日も部活指導で、2〜3歳の息子を連れ、学校に来ていた。明るくて、学園ドラマに出てくるような熱血先生だった。ラーメンはいつも大盛を注文していた」と話す。商店主も「身長180センチでスポーツマンタイプ。先生の周りには常に子供の輪ができていた。駄菓子屋で子供に、菓子を買い与えることもあった。信じられない。魔が差したのか…」と驚く。【裏の顔】周囲では評判のいい橋本容疑者の仰天事件に、学校側は生徒を集団下校させたほか、PTA関係者が自転車でパトロールするなどピリピリムードが漂う。学校側も「マスコミの方は一歩も学校の敷地に入らないで下さい。取材は勘弁して…」(教頭)と話すばかり。学校側がナーバスになるのは、橋本容疑者が事件前も頻繁に“裏の顔”を見せていたからか。保護者は「家庭訪問の際、『部屋を見せてください』といい、過剰にジロジロと見回していた。修学旅行では消灯後、生徒の部屋へ行き、ビデオ撮影していたらしい。また、女子の着替えている教室に『誰かいるか』と入ってきたこともあるんですって」と話す。別の保護者も「1年ほど前から、おかしくなり始めた。部活の子に『マッサージしてやる』と保健室に連れ込み、必ず明かりを消してマッサージを始めたと聞く。卒業生にも同じ手口で手を出したようだ」と明かす。【学校の責任】学校側には今年7月、生徒の親から「橋本容疑者に腰などを触られた」との苦情が2件も寄せられていた。同署は余罪を追及しているが、前出の保護者は「子供に容疑を告げず、『橋本先生が捕まった』と話したら、『セクハラだったの』と言い返してきた。それほど、子供の間では有名だったのに、同僚や校長らが知らないワケがない。結局、校長らが処分を恐れ、隠したことが事件につながったのではないか」と憤りを隠せない様子だった。[産経新聞社:10月30日 17時16分]

46凡人:2003/11/05(水) 18:31
女子高生2人にわいせつ行為 容疑の長野県立高教諭逮捕 (朝日新聞11/05)
 長野県警は5日、女子高生2人に現金を渡してわいせつな行為をしたとして、同県佐久市志賀、県立臼田高校教諭木内正浩容疑者(33)を児童買春禁止法違反容疑で逮捕した。容疑を認めているという。松本署などの調べでは、木内容疑者は8月下旬、携帯電話の出会い系サイトで知り合った同県松本市内の16歳と15歳の高校1年の女子生徒が18歳未満であることを知りながら、2人に計3万数千円を渡し、同県塩尻市内のホテルでわいせつな行為をした疑い。木内容疑者は地理・歴史を教え、1年生の担任と男子バレーボール部の顧問を務めていた。同校の平林昌広校長は「スポーツマンタイプで生徒からの信頼もあったと思う。信じられない」と語った。
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文科次官「職員間で兆候見逃すな」 わいせつ事件多発で (朝日新聞10/29)
 教え子に対する、学校教員のわいせつ行為や事件が相次いでいることについて、文部科学省の御手洗康事務次官は29日の記者会見で、「まったく申し訳なく、残念な気持ちだ」と述べた。 次官は「職員間で(わいせつ行為の兆候のような)ささいな事でも見逃さないようにしたり、保護者や住民からの情報をしっかり受け止めたりする具体的な学校の意識がないと抽象論では防げない」と指摘。学校現場に対して「モラルを厳しく問い直していく必要がある」と求めた。

47凡人:2003/11/06(木) 08:39
アメリカでも老人は犯罪者に狙われやすい。例えば一人暮らしの老人の家をねらい、家を修復すると言って、ろくな仕事もせずに多額の報酬を請求したり、あるいは複数で家に押しかけ、見積もりをするからと行って家の中に上がり、ひとりが老人の注意を引き付けている間に、もう一人は家の中をがさ探しして、現金や宝石などの貴重品を盗むという手口が一般的。日本で大きな問題になっているサラ金に絡む事件は見かけない。脅しや世間体に弱い日本人と社会に根を張る組織的暴力団の存在という社会的背景がないからだろう。
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違法金利、自殺者も出たヤミ金業者の登録取り消し (2003/11/6読売新聞)
 東京都は5日、違法な高金利の貸し付けや取り立てを行っていたとして、ヤミ金融業者「アルコフィナンシャル」(東京都台東区)の貸金業登録を取り消した。同社を巡っては、横浜市内の男性(当時70歳)が、激しい取り立てを受けて今年8月に自殺。神奈川県警が先月20日、同社を経営する坂田純容疑者(23)ら3人を出資法違反容疑で逮捕している。都によると、同社はこのほかにも、昨年12月、世田谷区内の女性(70)に2万円を貸し付け、3日間で法廷利息の333倍の4万円を取り立てるなどしていた。

48凡人:2003/11/07(金) 16:35
もう少し#47の補足をすると、アメリカでは消費者が手厚く保護されているため、取立てにはかなりの規制がある。例えば電話での催促に脅しを使ったり、生活を脅かすような時間に電話をすることは固く禁止されている。裁判が手軽にできる社会なため、被害に会った消費者は逆に取り立て業者を相手に訴訟を起こし、厳しい刑罰を加えることも可能。脅しや恫喝に震え上がる市民が少ないため、アメリカでは暴力団の肩身が狭い。

49凡人:2003/11/09(日) 10:12
民主主義には事実の隠蔽があってはならない。ところが日本では非民主主義国のように統治のうえで常套手段のように使われる。情報公開のない民主主義はありえないし、それを守る国民も無知であってはならない。故平井憲夫氏の『原発がどんなものか知ってほしい』は、日本の原発の実態を暴き、放射能の恐ろしさを今一度教えてくれる。原発行政の一つをとっても、地方の切り捨てや天下りの実態、事実の隠蔽等が見られ、日本が抱える諸問題の縮図を見る。
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『原発がどんなものか知ってほしい』

<私は原発反対運動家ではありません>1の21
私は原発反対運動家ではありません。二○年間、原子力発電所の現場で働いていた者です。原発については賛成だとか、危険だとか、安全だとかいろんな論争がありますが、私は「原発とはこういうものですよ」と、ほとんどの人が知らない原発の中のお話をします。そして、最後まで読んでいただくと、原発がみなさんが思っていらっしゃるようなものではなく、毎日、被曝者を生み、大変な差別をつくっているものでもあることがよく分かると思います。はじめて聞かれる話も多いと思います。どうか、最後まで読んで、それから、原発をどうしたらいいか、みなさんで考えられたらいいと思います。原発について、設計の話をする人はたくさんいますが、私のように施工、造る話をする人がいないのです。しかし、現場を知らないと、原発の本当のことは分かりません。私はプラント、大きな化学製造工場などの配管が専門です。二○代の終わりごろに、日本に原発を造るというのでスカウトされて、原発に行きました。一作業負だったら、何十年いても分かりませんが、現場監督として長く働きましたから、原発の中のことはほとんど知っています。

<「安全」は机上の話>2の21
 去年(一九九五年)の一月一七日に阪神大震災が起きて、国民の中から「地震で原発が壊れたりしないか」という不安の声が高くなりました。原発は地震で本当に大丈夫か、と。しかし、決して大丈夫ではありません。国や電力会社は、耐震設計を考え、固い岩盤の上に建設されているので安全だと強調していますが、これは机上の話です。この地震の次の日、私は神戸に行ってみて、余りにも原発との共通点の多さに、改めて考えさせられました。まさか、新幹線の線路が落下したり、高速道路が横倒しになるとは、それまで国民のだれ1人考えてもみなかったと思います。世間一般に、原発や新幹線、高速道路などは官庁検査によって、きびしい検査が行われていると思われています。しかし、新幹線の橋脚部のコンクリートの中には型枠の木片が入っていたし、高速道路の支柱の鉄骨の溶接は溶け込み不良でした。一見、溶接がされているように見えていても、溶接そのものがなされていなくて、溶接部が全部はずれてしまっていました。なぜ、このような事が起きてしまったのでしょうか。その根本は、余りにも机上の設計ばかりに重点を置いていて、現場の施工、管理を怠ったためです。それが直接の原因ではなくても、このような事故が起きてしまうのです。

50凡人:2003/11/09(日) 10:18
<素人が造る原発>3の21
 原発でも、原子炉の中に針金が入っていたり、配管の中に道具や工具を入れたまま配管をつないでしまったり、いわゆる人が間違える事故、ヒューマンエラーがあまりにも多すぎます。それは現場にブロの職人が少なく、いくら設計が立派でも、設計通りには造られていないからです。机上の設計の議論は、最高の技量を持った職人が施工することが絶対条件です。しかし、原発を造る人がどんな技量を持った人であるのか、現場がどうなっているのかという議論は1度もされたことがありません。原発にしろ、建設現場にしろ、作業者から検査官まで総素人によって造られているのが現実ですから、原発や新幹線、高速道路がいつ大事故を起こしても、不思議ではないのです。日本の原発の設計も優秀で、二重、三重に多重防護されていて、どこかで故障が起きるとちゃんと止まるようになっています。しかし、これは設計の段階までです。施工、造る段階でおかしくなってしまっているのです。仮に、自分の家を建てる時に、立派な一級建築士に設計をしてもらっても、大工や左官屋の腕が悪かったら、雨漏りはする、建具は合わなくなったりしますが、残念ながら、これが日本の原発なのです。ひとむかし前までは、現場作業には、棒心(ぼうしん)と呼ばれる職人、現場の若い監督以上の経験を積んだ職人が班長として必ずいました。職人は自分の仕事にプライドを持っていて、事故や手抜きは恥だと考えていましたし、事故の恐ろしさもよく知っていました。それが十年くらい前から、現場に職人がいなくなりました。全くの素人を経験不問という形で募集しています。素人の人は事故の怖さを知らない、なにが不正工事やら手抜きかも、全く知らないで作業しています。それが今の原発の実情です。例えば、東京電力の福島原発では、針金を原子炉の中に落としたまま運転していて、1歩間違えば、世界中を巻き込むような大事故になっていたところでした。本人は針金を落としたことは知っていたのに、それがどれだけの大事故につながるかの認識は全然なかったのです。そういう意味では老朽化した原発も危ないのですが、新しい原発も素人が造るという意味で危ないのは同じです。現場に職人が少なくなってから、素人でも造れるように、工事がマニュアル化されるようになりました。マニュアル化というのは図面を見て作るのではなく、工場である程度組み立てた物を持ってきて、現場で1番と1番、2番と2番というように、ただ積木を積み重ねるようにして合わせていくんです。そうすると、今、自分が何をしているのか、どれほど重要なことをしているのか、全く分からないままに造っていくことになるのです。こういうことも、事故や故障がひんぱんに起こるようになった原因のひとつです。また、原発には放射能の被曝の問題があって後継者を育てることが出来ない職場なのです。原発の作業現場は暗くて暑いし、防護マスクも付けていて、互いに話をすることも出来ないような所ですから、身振り手振りなんです。これではちゃんとした技術を教えることができません。それに、いわゆる腕のいい人ほど、年問の許容線量を先に使ってしまって、中に入れなくなります。だから、よけいに素人でもいいということになってしまうんです。また、例えば、溶接の職人ですと、目がやられます。30歳すぎたらもうだめで、細かい仕事が出来なくなります。そうすると、細かい仕事が多い石油プラントなどでは使いものになりませんから、だったら、まあ、日当が安くても、原発の方にでも行こうかなあということになります。皆さんは何か勘違いしていて、原発というのはとても技術的に高度なものだと思い込んでいるかも知れないけれど、そんな高級なものではないのです。ですから、素人が造る原発ということで、原発はこれから先、本当にどうしようもなくなってきます。

51凡人:2003/11/09(日) 10:27
<名ばかりの検査・検査官>4の21
 原発を造る職人がいなくなっても、検査をきっちりやればいいという人がいます。しかし、その検査体制が問題なのです。出来上がったものを見るのが日本の検査ですから、それではダメなのです。検査は施工の過程を見ることが重要なのです。検査官が溶接なら溶接を、「そうではない。よく見ていなさい。このようにするんだ」と自分でやって見せる技量がないと本当の検査にはなりません。そういう技量の無い検査官にまともな検査が出来るわけがないのです。メーカーや施主の説明を聞き、書類さえ整っていれば合格とする、これが今の官庁検査の実態です。原発の事故があまりにもひんぱんに起き出したころに、運転管理専門官を各原発に置くことが閣議で決まりました。原発の新設や定検(定期検査)のあとの運転の許可を出す役人です。私もその役人が素人だとは知っていましたが、ここまでひどいとは知らなかったです。というのは、水戸で講演をしていた時、会場から「実は恥ずかしいんですが、まるっきり素人です」と、科技庁(科学技術庁)の者だとはっきり名乗って発言した人がいました。その人は「自分たちの職場の職員は、被曝するから絶対に現場に出さなかった。折から行政改革で農水省の役人が余っているというので、昨日まで養蚕の指導をしていた人やハマチ養殖の指導をしていた人を、次の日には専門検査官として赴任させた。そういう何にも知らない人が原発の専門検査官として運転許可を出した。美浜原発にいた専門官は三か月前までは、お米の検査をしていた人だった」と、その人たちの実名を挙げて話してくれました。このようにまったくの素人が出す原発の運転許可を信用できますか。東京電力の福島原発で、緊急炉心冷却装置(ECCS)が作動した大事故が起きたとき、読売新聞が「現地専門官カヤの外」と報道していましたが、その人は、自分の担当している原発で大事故が起きたことを、次の日の新聞で知ったのです。なぜ、専門官が何も知らなかったのか。それは、電力会社の人は専門官がまったくの素人であることを知っていますから、火事場のような騒ぎの中で、子どもに教えるように、いちいち説明する時間がなかったので、その人を現場にも入れないで放って置いたのです。だから何も知らなかったのです。そんないい加減な人の下に原子力検査協会の人がいます。この人がどんな人かというと、この協会は通産省を定年退職した人の天下り先ですから、全然畑違いの人です。この人が原発の工事のあらゆる検査の権限を持っていて、この人の0Kが出ないと仕事が進まないのですが、検査のことはなにも知りません。ですから、検査と言ってもただ見に行くだけです。けれども大変な権限を持っています。この協会の下に電力会社があり、その下に原子炉メーカーの日立・東芝・三菱の三社があります。私は日立にいましたが、このメーカーの下に工事会社があるんです。つまり、メーカーから上も素人、その下の工事会社もほとんど素人ということになります。だから、原発の事故のことも電力会社ではなく、メー力−でないと、詳しいことは分からないのです。私は現役のころも、辞めてからも、ずっと言っていますが、天下りや特殊法人ではなく、本当の第三者的な機関、通産省は原発を推進しているところですから、そういう所と全く関係のない機関を作って、その機関が検査をする。そして、検査官は配管のことなど経験を積んだ人、現場のたたき上げの職人が検査と指導を行えば、溶接の不具合や手抜き工事も見抜けるからと、一生懸命に言ってきましたが、いまだに何も変わっていません。このように、日本の原発行政は、余りにも無責任でお粗末なものなんです。

52凡人:2003/11/09(日) 10:32
<いいかげんな原発の耐震設計>5の21
 阪神大震災後に、慌ただしく日本中の原発の耐震設計を見直して、その結果を九月に発表しましたが、「どの原発も、どんな地震が起きても大丈夫」というあきれたものでした。私が関わった限り、初めのころの原発では、地震のことなど真面目に考えていなかったのです。それを新しいのも古いのも一緒くたにして、大丈夫だなんて、とんでもないことです。1993年に、女川原発の一号機が震度4くらいの地震で出力が急上昇して、自動停止したことがありましたが、この事故は大変な事故でした。なぜ大変だったかというと、この原発では、1984年に震度5で止まるような工事をしているのですが、それが震度5ではないのに止まったんです。わかりやすく言うと、高速道路を運転中、ブレーキを踏まないのに、突然、急ブレーキがかかって止まったと同じことなんです。これは、東北電力が言うように、止まったからよかった、というような簡単なことではありません。5で止まるように設計されているものが4で止まったということは、5では止まらない可能性もあるということなんです。つまり、いろんなことが設計通りにいかないということの現れなんです。こういう地震で異常な止まり方をした原発は、1987年に福島原発でも起きていますが、同じ型の原発が全国で10もあります。これは地震と原発のことを考えるとき、非常に恐ろしいことではないでしょうか。

53凡人:2003/11/09(日) 10:32
<定期点検工事も素人が>6の21
 原発は1年くらい運転すると、必ず止めて検査をすることになっていて、定期検査、定検といっています。原子炉には70気圧とか、150気圧とかいうものすごい圧力がかけられていて、配管の中には水が、水といっても300℃もある熱湯ですが、水や水蒸気がすごい勢いで通っていますから、配管の厚さが半分くらいに薄くなってしまう所もあるのです。そういう配管とかバルブとかを、定検でどうしても取り替えなくてはならないのですが、この作業に必ず被曝が伴うわけです。原発は一回動かすと、中は放射能、放射線でいっぱいになりますから、その中で人間が放射線を浴びながら働いているのです。そういう現場へ行くのには、自分の服を全部脱いで、防護服に着替えて入ります。防護服というと、放射能から体を守る服のように聞こえますが、そうではないんですよ。放射線の量を計るアラームメーターは防護服の中のチョッキに付けているんですから。つまり、防護服は放射能を外に持ち出さないための単なる作業着です。作業している人を放射能から守るものではないのです。だから、作業が終わって外に出る時には、パンツー枚になって、被曝していないかどうか検査をするんです。体の表面に放射能がついている、いわゆる外部被曝ですと、シャワーで洗うと大体流せますから、放射能がゼロになるまで徹底的に洗ってから、やっと出られます。また、安全靴といって、備付けの靴に履き替えますが、この靴もサイズが自分の足にきちっと合うものはありませんから、大事な働く足元がちゃんと定まりません。それに放射能を吸わないように全面マスクを付けたりします。そういうかっこうで現場に入り、放射能の心配をしながら働くわけですから、実際、原発の中ではいい仕事は絶対に出来ません。普通の職場とはまったく違うのです。そういう仕事をする人が95%以上まるっきりの素人です。お百姓や漁師の人が自分の仕事が暇な冬場などにやります。言葉は悪いのですが、いわゆる出稼ぎの人です。そういう経験のない人が、怖さを全く知らないで作業をするわけです。例えば、ボルトをネジで締める作業をするとき、「対角線に締めなさい、締めないと漏れるよ」と教えますが、作業する現場は放射線管理区域ですから、放射能がいっぱいあって最悪な所です。作業現場に入る時はアラームメーターをつけて入りますが、現場は場所によって放射線の量が違いますから、作業の出来る時間が違います。分刻みです。現場に入る前にその日の作業と時間、時間というのは、その日に浴びてよい放射能の量で時間が決まるわけですが、その現場が20分間作業ができる所だとすると、20分経つとアラ−ムメーターが鳴るようにしてある。だから、「アラームメーターが鳴ったら現場から出なさいよ」と指示します。でも現場には時計がありません。時計を持って入ると、時計が放射能で汚染されますから腹時計です。そうやって、現場に行きます。そこでは、ボルトをネジで締めながら、もう10分は過ぎたかな、15分は過ぎたかなと、頭はそっちの方にばかり行きます。アラームメーターが鳴るのが怖いですから。アラームメーターというのはビーッととんでもない音がしますので、初めての人はその音が鳴ると、顔から血の気が引くくらい怖いものです。これは経験した者でないと分かりません。ビーッと鳴ると、レントゲンなら何十枚もいっぺんに写したくらいの放射線の量に当たります。ですからネジを対角線に締めなさいと言っても、言われた通りには出来なくて、ただ締めればいいと、どうしてもいい加滅になってしまうのです。すると、どうなりますか。

54凡人:2003/11/09(日) 10:37
<放射能垂れ流しの海>7の21
 冬に定検工事をすることが多いのですが、定検が終わると、海に放射能を含んだ水が何十トンも流れてしまうのです。はっきり言って、今、日本列島で取れる魚で、安心して食べられる魚はほとんどありません。日本の海が放射能で汚染されてしまっているのです。海に放射能で汚れた水をたれ流すのは、定検の時だけではありません。原発はすごい熱を出すので、日本では海水で冷やして、その水を海に捨てていますが、これが放射能を含んだ温排水で、一分間に何十トンにもなります。原発の事故があっても、県などがあわてて安全宣言を出しますし、電力会社はそれ以上に隠そうとします。それに、国民もほとんど無関心ですから、日本の海は汚れっぱなしです。防護服には放射性物質がいっぱいついていますから、それを最初は水洗いして、全部海に流しています。排水口で放射線の量を計ると、すごい量です。こういう所で魚の養殖をしています。安全な食べ物を求めている人たちは、こういうことも知って、原発にもっと関心をもって欲しいものです。このままでは、放射能に汚染されていないものを選べなくなると思いますよ。 数年前の石川県の志賀原発の差止め裁判の報告会で、八十歳近い行商をしているおばあさんが、こんな話をしました。「私はいままで原発のことを知らなかった。今日、昆布とわかめをお得意さんに持っていったら、そこの若奥さんに「悪いけどもう買えないよ、今日で終わりね、志賀原発が運転に入ったから」って言われた。原発のことは何も分からないけど、初めて実感として原発のことが分かった。どうしたらいいのか」って途方にくれていました。みなさんの知らないところで、日本の海が放射能で汚染され続けています。

<内部被爆が一番怖い>8の21
 原発の建屋の中は、全部の物が放射性物質に変わってきます。物がすべて放射性物質になって、放射線を出すようになるのです。どんなに厚い鉄でも放射線が突き抜けるからです。体の外から浴びる外部被曝も怖いですが、一番怖いのは内部被曝です。ホコリ、どこにでもあるチリとかホコリ。原発の中ではこのホコリが放射能をあびて放射性物質となって飛んでいます。この放射能をおびたホコリが口や鼻から入ると、それが内部被曝になります。原発の作業では片付けや掃除で一番内部被曝をしますが、この体の中から放射線を浴びる内部被曝の方が外部被曝よりもずっと危険なのです。体の中から直接放射線を浴びるわけですから。体の中に入った放射能は、通常は、三日くらいで汗や小便と一緒に出てしまいますが、三日なら三日、放射能を体の中に置いたままになります。また、体から出るといっても、人間が勝手に決めた基準ですから、決してゼロにはなりません。これが非常に怖いのです。どんなに微量でも、体の中に蓄積されていきますから。原発を見学した人なら分かると思いますが、一般の人が見学できるところは、とてもきれいにしてあって、職員も「きれいでしょう」と自慢そうに言っていますが、それは当たり前なのです。きれいにしておかないと放射能のホコリが飛んで危険ですから。私はその内部被曝を百回以上もして、癌になってしまいました。癌の宣告を受けたとき、本当に死ぬのが怖くて怖くてどうしようかと考えました。でも、私の母が何時も言っていたのですが、「死ぬより大きいことはないよ」と。じゃ死ぬ前になにかやろうと。原発のことで、私が知っていることをすべて明るみに出そうと思ったのです。

55凡人:2003/11/09(日) 10:41
<普通の職場環境とは全く違う>9の21
 放射能というのは蓄積します。いくら徴量でも十年なら十年分が蓄積します。これが怖いのです。日本の放射線管理というのは、年間50ミリシーベルトを守ればいい、それを越えなければいいという姿勢です。例えば、定検工事ですと三ケ月くらいかかりますから、それで割ると一日分が出ます。でも、放射線量が高いところですと、一日に五分から七分間しか作業が出来ないところもあります。しかし、それでは全く仕事になりませんから、三日分とか、一週間分をいっぺんに浴びせながら作業をさせるのです。これは絶対にやってはいけない方法ですが、そうやって10分間なり20分間なりの作業ができるのです。そんなことをすると白血病とかガンになると知ってくれていると、まだいいのですが……。電力会社はこういうことを一切教えません。稼動中の原発で、機械に付いている大きなネジが一本緩んだことがありました。動いている原発は放射能の量が物凄いですから、その一本のネジを締めるのに働く人三十人を用意しました。一列に並んで、ヨーイドンで七メートルくらい先にあるネジまで走って行きます。行って、一、二、三と数えるくらいで、もうアラームメーターがビーッと鳴る。中には走って行って、ネジを締めるスパナはどこにあるんだ?といったら、もう終わりの人もいる。ネジをたった一山、二山、三山締めるだけで百六十人分、金額で四百万円くらいかかりました。なぜ、原発を止めて修理しないのかと疑問に思われるかもしれませんが、原発を一日止めると、何億円もの損になりますから、電力会社は出来るだけ止めないのです。放射能というのは非常に危険なものですが、企業というものは、人の命よりもお金なのです。

<「絶対安全」だと五時間の洗脳教育>10の21
 原発など、放射能のある職場で働く人を放射線従事者といいます。日本の放射線従事者は今までに約二七万人ですが、そのほとんどが原発作業者です。今も九万人くらいの人が原発で働いています。その人たちが年一回行われる原発の定検工事などを、毎日、毎日、被曝しながら支えているのです。原発で初めて働く作業者に対し、放射線管理教育を約五時間かけて行います。この教育の最大の目的は、不安の解消のためです。原発が危険だとは一切教えません。国の被曝線量で管理しているので、絶対大丈夫なので安心して働きなさい、世間で原発反対の人たちが、放射能でガンや白血病に冒されると言っているが、あれは“マッカナ、オオウソ”である、国が決めたことを守っていれば絶対に大丈夫だと、五時間かけて洗脳します。こういう「原発安全」の洗脳を、電力会社は地域の人にも行っています。有名人を呼んで講演会を開いたり、文化サークルで料理教室をしたり、カラー印刷の立派なチラシを新聞折り込みしたりして。だから、事故があって、ちょっと不安に思ったとしても、そういう安全宣伝にすぐに洗脳されてしまって、「原発がなくなったら、電気がなくなって困る」 と思い込むようになるのです。私自身が二〇年近く、現場の責任者として、働く人にオウムの麻原以上のマインド・コントロール、 「洗脳教育」をやって来ました。何人殺したかわかりません。みなさんから現場で働く人は不安に思っていないのかとよく聞かれますが、放射能の危険や被曝のことは一切知らされていませんから、不安だとは大半の人は思っていません。体の具合が悪くなっても、それが原発のせいだとは全然考えもしないのです。作業者全員が毎日被曝をする。それをいかに本人や外部に知られないように処理するかが責任者の仕事です。本人や外部に被曝の問題が漏れるようでは、現場責任者は失格なのです。これが原発の現場です。私はこのような仕事を長くやっていて、毎日がいたたまれない日も多く、夜は酒の力をかり、酒量が日毎に増していきました。そうした自分自身に、問いかけることも多くなっていました。一体なんのために、誰のために、このようなウソの毎日を過ごさねばならないのかと。気がついたら、二〇年の原発労働で、私の体も被曝でぼろぼろになっていました。

56凡人:2003/11/09(日) 10:44
<だれが助けるのか>11の21
 また、東京電力の福島原発で現場作業員がグラインダーで額(ひたい)を切って、大怪我をしたことがありました。血が吹き出ていて、一刻を争う大怪我でしたから、直ぐに救急車を呼んで運び出しました。ところが、その怪我人は放射能まみれだったのです。でも、電力会社もあわてていたので、防護服を脱がせたり、体を洗ったりする除洗をしなかった。救急隊員にも放射能汚染の知識が全くなかったので、その怪我人は放射能の除洗をしないままに、病院に運ばれてしまったんです。だから、その怪我人を触った救急隊員が汚染される、救急車も汚染される、医者も看護婦さんも、その看護婦さんが触った他の患者さんも汚染される、その患者さんが外へ出て、また汚染が広がるというふうに、町中がパニックになるほどの大変な事態になってしまいました。みんなが大怪我をして出血のひどい人を何とか助けたいと思って必死だっただけで、放射能は全く見えませんから、その人が放射能で汚染されていることなんか、だれも気が付かなかったんですよ。一人でもこんなに大変なんです。それが仮に大事故が起きて大勢の住民が放射能で汚染された時、一体どうなるのでしょうか。想像できますか。人ごとではないのです。この国の人、みんなの問題です。

<びっくりした美浜原発細管破断事故!>12の21
 皆さんが知らないのか、無関心なのか、日本の原発はびっくりするような大事故を度々起こしています。スリーマイル島とかチェルノブイリに匹敵する大事故です。一九八九年に、東京電力の福島第二原発で再循環ポンプがバラバラになった大事故も、世界で初めての事故でした。そして、一九九一年二月に、関西電力の美浜原発で細管が破断した事故は、放射能を直接に大気中や海へ大量に放出した大事故でした。チェルノブイリの事故の時には、私はあまり驚かなかったんですよ。原発を造っていて、そういう事故が必ず起こると分かっていましたから。だから、ああ、たまたまチェルノブイリで起きたと、たまたま日本ではなかったと思ったんです。しかし、美浜の事故の時はもうびっくりして、足がガクガクふるえて椅子から立ち上がれない程でした。この事故はECCS(緊急炉心冷却装置)を手動で動かして原発を止めたという意味で、重大な事故だったんです。ECCSというのは、原発の安全を守るための最後の砦に当たります。これが効かなかったらお終りです。だから、ECCSを動かした美浜の事故というのは、一億数千万人の人を乗せたバスが高速道路を一〇〇キロのスピードで走っているのに、ブレーキもきかない、サイドブレーキもきかない、崖にぶつけてやっと止めたというような大事故だったんです。原子炉の中の放射能を含んだ水が海へ流れ出て、炉が空焚きになる寸前だったのです。日本が誇る多重防護の安全弁が次々と効かなくて、あと〇・七秒でチェルノブイリになるところだった。それも、土曜日だったのですが、たまたまベテランの職員が来ていて、自動停止するはずが停止しなくて、その人がとっさの判断で手動で止めて、世界を巻き込むような大事故に至らなかったのです。日本中の人が、いや世界中の人が本当に運がよかったのですよ。この事故は、二ミリくらいの細い配管についている触れ止め金具、何千本もある細管が振動で触れ合わないようにしてある金具が設計通りに入っていなかったのが原因でした。施工ミスです。そのことが二十年近い何回もの定検でも見つからなかったんですから、定検のいい加減さがばれた事故でもあった。入らなければ切って捨てる、合わなければ引っ張るという、設計者がまさかと思うようなことが、現場では当たり前に行われているということが分かった事故でもあったんです。

57凡人:2003/11/09(日) 10:48
<もんじゅの大事故>13の21
 去年(一九九五年)の十二月八日に、福井県の敦賀にある動燃(動力炉・核燃料開発事業団)のもんじゅでナトリウム漏れの大事故を起こしました。もんじゅの事故はこれが初めてではなく、それまでにも度々事故を起こしていて、私は建設中に六回も呼ばれて行きました。というのは、所長とか監督とか職人とか、元の部下だった人たちがもんじゅの担当もしているので、何か困ったことがあると私を呼ぶんですね。もう会社を辞めていましたが、原発だけは事故が起きたら取り返しがつきませんから、放っては置けないので行くのです。ある時、電話がかかって、「配管がどうしても合わないから来てくれ」という。行って見ますと、特別に作った配管も既製品の配管もすべて図面どおり、寸法通りになっている。でも、合わない。どうして合わないのか、いろいろ考えましたが、なかなか分からなかった。一晩考えてようやく分かりました。もんじゅは、日立、東芝、三菱、富士電機などの寄せ集めのメーカーで造ったもので、それぞれの会社の設計基準が違っていたのです。図面を引くときに、私が居た日立は〇・五mm切り捨て、東芝と三菱は〇・五mm切上げ、日本原研は〇・五mm切下げなんです。たった〇・五mmですが、百カ所も集まると大変な違いになるのです。だから、数字も線も合っているのに合わなかったのですね。これではダメだということで、みんな作り直させました。何しろ国の威信がかかっていますから、お金は掛けるんです。どうしてそういうことになるかというと、それぞれのノウ・ハウ、企業秘密ということがあって、全体で話し合いをして、この〇・五mmについて、切り上げるか、切り下げるか、どちらかに統一しようというような話し合いをしていなかったのです。今回のもんじゅの事故の原因となった温度センサーにしても、メーカー同士での話し合いもされていなかったんではないでしょうか。どんなプラントの配管にも、あのような温度計がついていますが、私はあんなに長いのは見たことがありません。おそらく施工した時に危ないと分かっていた人がいたはずなんですね。でも、よその会社のことだからほっとけばいい、自分の会社の責任ではないと。動燃自体が電力会社からの出向で出来た寄せ集めですが、メーカーも寄せ集めなんです。これでは事故は起こるべくして起こる、事故が起きないほうが不思議なんで、起こって当たり前なんです。しかし、こんな重大事故でも、国は「事故」と言いません。美浜原発の大事故の時と同じように「事象があった」と言っていました。私は事故の後、直ぐに福井県の議会から呼ばれて行きました。あそこには十五基も原発がありますが、誘致したのは自民党の議員さんなんですね。だから、私はそういう人に何時も、「事故が起きたらあなた方のせいだよ、反対していた人には責任はないよ」と言ってきました。この度、その議員さんたちに呼ばれたのです。 「今回は腹を据えて動燃とケンカする、どうしたらよいか教えてほしい」と相談を受けたのです。それで、私がまず最初に言ったことは、「これは事故なんです、事故。事象というような言葉に誤魔化されちゃあだめだよ」と言いました。県議会で動燃が「今回の事象は……」と説明を始めたら、「事故だろ! 事故!」と議員が叫んでいたのが、テレビで写っていましたが、あれも、黙っていたら、軽い「事象」ということにされていたんです。地元の人たちだけではなく、私たちも、向こうの言う「事象」というような軽い言葉に誤魔化されてはいけないんです。普通の人にとって、「事故」というのと「事象」 というのとでは、とらえ方がまったく違います。この国が事故を事象などと言い換えるような姑息なことをしているので、日本人には原発の事故の危機感がほとんどないのです。

58凡人:2003/11/09(日) 10:50
<日本のプルトニウムがフランスの核兵器に?>14の21
 もんじゅに使われているプルトニウムは、日本がフランスに再処理を依頼して抽出したものです。再処理というのは、原発で燃やしてしまったウラン燃料の中に出来たプルトニウムを取り出すことですが、プルトニウムはそういうふうに人工的にしか作れないものです。そのプルトニウムがもんじゅには約一・四トンも使われています。長崎の原爆は約八キロだったそうですが、一体、もんじゅのプルトニウムでどのくらいの原爆ができますか。それに、どんなに微量でも肺ガンを起こす猛毒物質です。半減期が二万四千年もあるので、永久に放射能を出し続けます。だから、その名前がプルートー、地獄の王という名前からつけられたように、プルトニウムはこの世で一番危険なものといわれるわけですよ。しかし、日本のプルトニウムが去年(一九九五年)南太平洋でフランスが行った核実験に使われた可能性が大きいことを知っている人は、余りいません。フランスの再処理工場では、プルトニウムを作るのに核兵器用も原発用も区別がないのです。だから、日本のプルトニウムが、この時の核実験に使われてしまったことはほとんど間違いありません。日本がこの核実験に反対をきっちり言えなかったのには、そういう理由があるからです。もし、日本政府が本気でフランスの核実験を止めさせたかったら、簡単だったのです。つまり、再処理の契約を止めればよかったんです。でも、それをしなかった。日本とフランスの貿易額で二番目に多いのは、この再処理のお金なんですよ。国民はそんなことも知らないで、いくら「核実験に反対、反対」といっても仕方がないんじゃないでしょうか。それに、唯一の被爆国といいながら、日本のプルトニウムがタヒチの人々を被爆させ、きれいな海を放射能で汚してしまったに違いありません。世界中が諦めたのに、日本だけはまだこんなもので電気を作ろうとしているんです。普通の原発で、ウランとプルトニウムを混ぜた燃料(MOX燃料)を燃やす、いわゆるプルサーマルをやろうとしています。しかし、これは非常に危険です。分かりやすくいうと、石油ストーブでガソリンを燃やすようなことなんです。原発の元々の設計がプルトニウムを燃すようになっていません。プルトニウムは核分裂の力がウランとはケタ違いに大きいんです。だから原爆の材料にしているわけですから。いくら資源がない国だからといっても、あまりに酷すぎるんじゃないでしょうか。早く原発を止めて、プルトニウムを使うなんてことも止めなければ、あちこちで被曝者が増えていくばかりです。

59凡人:2003/11/09(日) 10:54
<日本には途中でやめる勇気がない>15の21
 世界では原発の時代は終わりです。原発の先進国のアメリカでは、二月(一九九六年)に二〇一五年までに原発を半分にすると発表しました。それに、プルトニウムの研究も大統領命令で止めています。あんなに怖い物、研究さえ止めました。もんじゅのようにプルトニウムを使う原発、高速増殖炉も、アメリカはもちろんイギリスもドイツも止めました。ドイツは出来上がったのを止めて、リゾートパークにしてしまいました。世界の国がプルトニウムで発電するのは不可能だと分かって止めたんです。日本政府も今度のもんじゅの事故で「失敗した」と思っているでしょう。でも、まだ止めない。これからもやると言っています。どうして日本が止めないかというと、日本にはいったん決めたことを途中で止める勇気がないからで、この国が途中で止める勇気がないというのは非常に怖いです。みなさんもそんな例は山ほどご存じでしょう。とにかく日本の原子力政策はいい加減なのです。日本は原発を始める時から、後のことは何にも考えていなかった。その内に何とかなるだろうと。そんないい加減なことでやってきたんです。そうやって何十年もたった。でも、廃棄物一つのことさえ、どうにもできないんです。もう一つ、大変なことは、いままでは大学に原子力工学科があって、それなりに学生がいましたが、今は若い人たちが原子力から離れてしまい、東大をはじめほとんどの大学からなくなってしまいました。机の上で研究する大学生さえいなくなったのです。また、日立と東芝にある原子力部門の人も三分の一に減って、コ・ジェネレーション(電気とお湯を同時に作る効率のよい発電設備)のガス・タービンの方へ行きました。メーカーでさえ、原子力はもう終わりだと思っているのです。原子力局長をやっていた島村武久さんという人が退官して、『原子力談義』という本で、「日本政府がやっているのは、ただのつじつま合わせに過ぎない、電気が足りないのでも何でもない。あまりに無計画にウランとかプルトニウムを持ちすぎてしまったことが原因です。はっきりノーといわないから持たされてしまったのです。そして日本はそれらで核兵器を作るんじゃないかと世界の国々から見られる、その疑惑を否定するために核の平和利用、つまり、原発をもっともっと造ろうということになるのです」 と書いていますが、これもこの国の姿なんです。

60凡人:2003/11/09(日) 10:56
<廃炉も解体も出来ない原発い>16の21
 一九六六年に、日本で初めてイギリスから輸入した十六万キロワットの営業用原子炉が茨城県の東海村で稼動しました。その後はアメリカから輸入した原発で、途中で自前で造るようになりましたが、今では、この狭い日本に一三五万キロワットというような巨大な原発を含めて五一の原発が運転されています。具体的な廃炉・解体や廃棄物のことなど考えないままに動かし始めた原発ですが、厚い鉄でできた原子炉も大量の放射能をあびるとボロボロになるんです。だから、最初、耐用年数は十年だと言っていて、十年で廃炉、解体する予定でいました。しかし、一九八一年に十年たった東京電力の福島原発の一号機で、当初考えていたような廃炉・解体が全然出来ないことが分かりました。このことは国会でも原子炉は核反応に耐えられないと、問題になりました。この時、私も加わってこの原子炉の廃炉、解体についてどうするか、毎日のように、ああでもない、こうでもないと検討をしたのですが、放射能だらけの原発を無理やりに廃炉、解体しようとしても、造るときの何倍ものお金がかかることや、どうしても大量の被曝が避けられないことなど、どうしようもないことが分かったのです。原子炉のすぐ下の方では、決められた線量を守ろうとすると、たった十数秒くらいしかいられないんですから。机の上では、何でもできますが、実際には人の手でやらなければならないのですから、とんでもない被曝を伴うわけです。ですから、放射能がゼロにならないと、何にもできないのです。放射能がある限り廃炉、解体は不可能なのです。人間にできなければロボットでという人もいます。でも、研究はしていますが、ロボットが放射能で狂ってしまって使えないのです。結局、福島の原発では、廃炉にすることができないというので、原発を売り込んだアメリカのメーカーが自分の国から作業者を送り込み、日本では到底考えられない程の大量の被曝をさせて、原子炉の修理をしたのです。今でもその原発は動いています。最初に耐用年数が十年といわれていた原発が、もう三〇年近く動いています。そんな原発が十一もある。くたびれてヨタヨタになっても動かし続けていて、私は心配でたまりません。また、神奈川県の川崎にある武蔵工大の原子炉はたった一〇〇キロワットの研究炉ですが、これも放射能漏れを起こして止まっています。机上の計算では、修理に二〇億円、廃炉にするには六〇億円もかかるそうですが、大学の年間予算に相当するお金をかけても廃炉にはできないのです。まず停止して放射能がなくなるまで管理するしかないのです。それが一〇〇万キロワットというような大きな原発ですと、本当にどうしようもありません。

61凡人:2003/11/09(日) 10:59
<「閉鎖」して、監視・管理>17の21
 なぜ、原発は廃炉や解体ができないのでしょうか。それは、原発は水と蒸気で運転されているものなので、運転を止めてそのままに放置しておくと、すぐサビが来てボロボロになって、穴が開いて放射能が漏れてくるからです。原発は核燃料を入れて一回でも運転すると、放射能だらけになって、止めたままにしておくことも、廃炉、解体することもできないものになってしまうのです。先進各国で、閉鎖した原発は数多くあります。廃炉、解体ができないので、みんな「閉鎖」なんです。閉鎖とは発電を止めて、核燃料を取り出しておくことですが、ここからが大変です。放射能まみれになってしまった原発は、発電している時と同じように、水を入れて動かし続けなければなりません。水の圧力で配管が薄くなったり、部品の具合が悪くなったりしますから、定検もしてそういう所の補修をし、放射能が外に漏れださないようにしなければなりません。放射能が無くなるまで、発電しているときと同じように監視し、管理をし続けなければならないのです。今、運転中が五一、建設中が三、全部で五四の原発が日本列島を取り巻いています。これ以上運転を続けると、余りにも危険な原発もいくつかあります。この他に大学や会社の研究用の原子炉もありますから、日本には今、小さいのは一〇〇キロワット、大きいのは一三五万キロワット、大小合わせて七六もの原子炉があることになります。しかし、日本の電力会社が、電気を作らない、金儲けにならない閉鎖した原発を本気で監視し続けるか大変疑問です。それなのに、さらに、新規立地や増設を行おうとしています。その中には、東海地震のことで心配な浜岡に五機目の増設をしようとしていたり、福島ではサッカー場と引換えにした増設もあります。新設では新潟の巻町や三重の芦浜、山口の上関、石川の珠洲、青森の大間や東通などいくつもあります。それで、二〇一〇年には七〇〜八〇基にしようと。実際、言葉は悪いですが、この国は狂っているとしか思えません。これから先、必ずやってくる原発の閉鎖、これは本当に大変深刻な問題です。近い将来、閉鎖された原発が日本国中いたるところに出現する。これは不安というより、不気味です。ゾーとするのは、私だけでしょうか。

62凡人:2003/11/09(日) 11:57
<どうしようもない放射性廃棄物>18の21
 それから、原発を運転すると必ず出る核のゴミ、毎日、出ています。低レベル放射性廃棄物、名前は低レベルですが、中にはこのドラム缶の側に五時間もいたら、致死量の被曝をするようなものもあります。そんなものが全国の原発で約八〇万本以上溜まっています。日本が原発を始めてから一九六九年までは、どこの原発でも核のゴミはドラム缶に詰めて、近くの海に捨てていました。その頃はそれが当たり前だったのです。私が茨城県の東海原発にいた時、業者はドラム缶をトラックで運んでから、船に乗せて、千葉の沖に捨てに行っていました。しかし、私が原発はちょっとおかしいぞと思ったのは、このことからでした。海に捨てたドラム缶は一年も経つと腐ってしまうのに、中の放射性のゴミはどうなるのだろうか、魚はどうなるのだろうかと思ったのがはじめでした。現在は原発のゴミは、青森の六ケ所村へ持って行っています。全部で三百万本のドラム缶をこれから三百年間管理すると言っていますが、一体、三百年ももつドラム缶があるのか、廃棄物業者が三百年間も続くのかどうか。どうなりますか。もう一つの高レベル廃棄物、これは使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを取り出した後に残った放射性廃棄物です。日本はイギリスとフランスの会社に再処理を頼んでいます。去年(一九九五年)フランスから、二八本の高レベル廃棄物として返ってきました。これはどろどろの高レベル廃棄物をガラスと一緒に固めて、金属容器に入れたものです。この容器の側に二分間いると死んでしまうほどの放射線を出すそうですが、これを一時的に青森県の六ケ所村に置いて、三〇年から五〇年間くらい冷やし続け、その後、どこか他の場所に持って行って、地中深く埋める予定だといっていますが、予定地は全く決まっていません。余所の国でも計画だけはあっても、実際にこの高レベル廃棄物を処分した国はありません。みんな困っています。原発自体についても、国は止めてから五年か十年間、密閉管理してから、粉々にくだいてドラム缶に入れて、原発の敷地内に埋めるなどとのんきなことを言っていますが、それでも一基で数万トンくらいの放射能まみれの廃材が出るんですよ。生活のゴミでさえ、捨てる所がないのに、一体どうしようというんでしょうか。とにかく日本中が核のゴミだらけになる事は目に見えています。早くなんとかしないといけないんじゃないでしょうか。それには一日も早く、原発を止めるしかなんですよ。私が五年程前に、北海道で話をしていた時、「放射能のゴミを五〇年、三百年監視続ける」と言ったら、中学生の女の子が、手を挙げて、「お聞きしていいですか。今、廃棄物を五〇年、三百年監視するといいましたが、今の大人がするんですか? そうじゃないでしょう。次の私たちの世代、また、その次の世代がするんじゃないんですか。だけど、私たちはいやだ」と叫ぶように言いました。この子に返事の出来る大人はいますか。それに、五〇年とか三百年とかいうと、それだけ経てばいいんだというふうに聞こえますが、そうじゃありません。原発が動いている限り、終わりのない永遠の五〇年であり、三百年だということです。

63削(^з^):削(^з^)
削(^з^)

64凡人:2003/11/09(日) 12:05
<住民の被曝と恐ろしい差別>19の21
 日本の原発は今までは放射能を一切出していませんと、何十年もウソをついてきた。でもそういうウソがつけなくなったのです。原発にある高い排気塔からは、放射能が出ています。出ているんではなくて、出しているんですが、二四時間放射能を出していますから、その周辺に住んでいる人たちは、一日中、放射能をあびて被曝しているのです。ある女性から手紙が来ました。二三歳です。便箋に涙の跡がにじんでいました。「東京で就職して恋愛し、結婚が決まって、結納も交わしました。ところが突然相手から婚約を解消されてしまったのです。相手の人は、君には何にも悪い所はない、自分も一緒になりたいと思っている。でも、親たちから、あなたが福井県の敦賀で十数年間育っている。原発の周辺では白血病の子どもが生まれる確率が高いという。白血病の孫の顔はふびんで見たくない。だから結婚するのはやめてくれ、といわれたからと。私が何か悪いことしましたか」と書いてありました。この娘さんに何の罪がありますか。こういう話が方々で起きています。この話は原発現地の話ではない、東京で起きた話なんですよ、東京で。皆さんは、原発で働いていた男性と自分の娘とか、この女性のように、原発の近くで育った娘さんと自分の息子とかの結婚を心から喜べますか。若い人も、そういう人と恋愛するかも知れないですから、まったく人ごとではないんです。 こういう差別の話は、言えば差別になる。でも言わなければ分からないことなんです。原発に反対している人も、原発は事故や故障が怖いだけではない、こういうことが起きるから原発はいやなんだと言って欲しいと思います。原発は事故だけではなしに、人の心まで壊しているのですから。

65凡人:2003/11/09(日) 12:08
<私、子ども生んでも大丈夫ですか。たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ>20の21
最後に、私自身が大変ショックを受けた話ですが、北海道の泊原発の隣の共和町で、教職員組合主催の講演をしていた時のお話をします。どこへ行っても、必ずこのお話はしています。あとの話は全部忘れてくださっても結構ですが、この話だけはぜひ覚えておいてください。その講演会は夜の集まりでしたが、父母と教職員が半々くらいで、およそ三百人くらいの人が来ていました。その中には中学生や高校生もいました。原発は今の大人の問題ではない、私たち子どもの問題だからと聞きに来ていたのです。話が一通り終わったので、私が質問はありませんかというと、中学二年の女の子が泣きながら手を挙げて、こういうことを言いました。「今夜この会場に集まっている大人たちは、大ウソつきのええかっこしばっかりだ。私はその顔を見に来たんだ。どんな顔をして来ているのかと。今の大人たち、特にここにいる大人たちは農薬問題、ゴルフ場問題、原発問題、何かと言えば子どもたちのためにと言って、運動するふりばかりしている。私は泊原発のすぐ近くの共和町に住んで、二四時間被曝している。原子力発電所の周辺、イギリスのセラフィールドで白血病の子どもが生まれる確率が高いというのは、本を読んで知っている。私も女の子です。年頃になったら結婚もするでしょう。私、子ども生んでも大丈夫なんですか?」と、泣きながら三百人の大人たちに聞いているのです。でも、誰も答えてあげられない。原発がそんなに大変なものなら、今頃でなくて、なぜ最初に造るときに一生懸命反対してくれなかったのか。まして、ここに来ている大人たちは、二号機も造らせたじゃないのか。たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ」と。ちょうど、泊原発の二号機が試運転に入った時だったんです。何で、今になってこういう集会しているのか分からない。私が大人で子どもがいたら、命懸けで体を張ってでも原発を止めている」と言う。二基目が出来て、今までの倍私は放射能を浴びている。でも私は北海道から逃げない」って、泣きながら訴えました。私が「そういう悩みをお母さんや先生に話したことがあるの」と聞きましたら、「この会場には先生やお母さんも来ている、でも、話したことはない」 と言います。「女の子同志ではいつもその話をしている。結婚もできない、子どもも産めない」って。担任の先生たちも、今の生徒たちがそういう悩みを抱えていることを少しも知らなかったそうです。これは決して、原子力防災の八キロとか十キロの問題ではない、五十キロ、一〇〇キロ圏でそういうことがいっぱい起きているのです。そういう悩みを今の中学生、高校生が持っていることを絶えず知っていてほしいのです。

66凡人:2003/11/09(日) 12:14
<原発がある限り、安心できない>21の21
 みなさんには、ここまでのことから、原発がどんなものか分かってもらえたと思います。チェルノブイリで原発の大事故が起きて、原発は怖いなーと思った人も多かったと思います。でも、 「原発が止まったら、電気が無くなって困る」と、特に都会の人は原発から遠いですから、少々怖くても仕方がないと、そう考えている人は多いんじゃないでしょうか。でも、それは国や電力会社が「原発は核の平和利用です」「日本の原発は絶対に事故を起こしません。安全だから安心しなさい」「日本には資源がないから、原発は絶対に必要なんですよ」と、大金をかけて宣伝をしている結果なんです。もんじゅの事故のように、本当のことはずーっと隠しています。原発は確かに電気を作っています。しかし、私が二〇年間働いて、この目で見たり、この体で経験したことは、原発は働く人を絶対に被曝させなければ動かないものだということです。それに、原発を造るときから、地域の人達は賛成だ、反対だと割れて、心をズタズタにされる。出来たら出来たで、被曝させられ、何の罪もないのに差別されて苦しんでいるんです。みなさんは、原発が事故を起こしたら怖いのは知っている。だったら、事故さえ起こさなければいいのか。平和利用なのかと。そうじゃないでしょう。私のような話、働く人が被曝して死んでいったり、地域の人が苦しんでいる限り、原発は平和利用なんかではないんです。それに、安全なことと安心だということは違うんです。原発がある限り安心できないのですから。それから、今は電気を作っているように見えても、何万年も管理しなければならない核のゴミに、膨大な電気や石油がいるのです。それは、今作っている以上のエネルギーになることは間違いないんですよ。それに、その核のゴミや閉鎖した原発を管理するのは、私たちの子孫なのです。そんな原発が、どうして平和利用だなんて言えますか。だから、私は何度も言いますが、原発は絶対に核の平和利用ではありません。だから、私はお願いしたい。朝、必ず自分のお子さんの顔やお孫さんの顔をしっかりと見てほしいと。果たしてこのまま日本だけが原子力発電所をどんどん造って大丈夫なのかどうか、事故だけでなく、地震で壊れる心配もあって、このままでは本当に取り返しのつかないことが起きてしまうと。これをどうしても知って欲しいのです。ですから、私はこれ以上原発を増やしてはいけない、原発の増設は絶対に反対だという信念でやっています。そして稼働している原発も、着実に止めなければならないと思っています。原発がある限り、世界に本当の平和はこないのですから。

 優しい地球 残そう子どもたちに

筆者「平井憲夫さん」について:
1997年1月癌により逝去。1級プラント配管技能士、原発事故調査国民会議顧問、原発被曝労働者救済センター代表、北陸電力能登(現・志賀)原発差し止め裁判原告特別補佐人、東北電力女川原発差し止め裁判原告特別補佐人、福島第2原発3号機運転差し止め訴訟原告証人。「原発被曝労働者救済センター」は後継者がなく、閉鎖されました。

67凡人:2003/11/10(月) 18:29
衆院選:新人議員は100人 サラリーマン出身は8人 [毎日新聞2003年11月10日]
 今回の衆院選で当選した新人議員は100人に上った。このうちサラリーマン出身の新議員は8人。国会議員の「3大人材供給源」と言われてきた首長・地方議員、議員秘書、中央官僚に迫る健闘だった。8人のうち7人は民主党で、官僚出身(2人)を上回った。小選挙区での新人当選率(8.3%)は前回(7.5%)をやや上回り、世代交代を印象づけた。女性は候補者数は減ったものの、現憲法下の最多記録だった前回(35人)並みの34人が当選した。
■全体像:全当選者の出身区分は、首長・地方議員が132人と前回同様トップだったが、議員秘書(81人)と中央官僚(74人)の順位が入れ替わった。会社員出身者は38人と当選者を伸ばしたのに対し、労組出身は半減した。政党別に当選者全体の出身区分を分類すると、自民党は首長・地方議員72人、官僚51人、議員秘書47人と「3大供給源」が上位を占めたが、民主党は会社員(15人)が官僚(14人)を上回り、首長・地方議員(48人)、議員秘書(30人)に続いた。公明党は政党職員(6人)や官僚(4人)、共産党は首長・地方議員(4人)や政党職員(3人)が当選者の中心となった。
■新顔:新人600人が立候補した小選挙区の当選者は50人(96年60人、00年58人)。比例代表での当選者50人(96年55人、00年48人)を加えると計100人(96年115人、00年106人)だった。新人全体に対する当選率は14.9%で、前回の12.1%を上回った。新人当選者を出身区分別でみると、首長・地方議員が34人と3分の1を占め、議員秘書13人、官僚11人、会社員8人が当選。党派別では、自民党は官僚10人が立候補して6人、民主党は8人を擁立して2人が議席を得た。会社員出身者では、世襲候補4人を含む6人が立候補した自民党はゼロだったのに対し、民主党は25人のうち7人が当選し、当選率は28%と官僚の25%を上回った。自民、民主両党の当選者を前・元・新に分けると、自民党は前職186人、元職24人、新人27人、民主党は前職111人、元職8人、新人58人と、民主党のほうが議席の入れ替えが激しかった。他党の新人当選数は公明3人、共産1人、社民2人、その他9人だった。
■女性:社民党と共産党が女性候補を次々と落選させる中、民主党は前回の2.5倍となる15議席を獲得。自民党(9人)と公明党(4人)は前回より1人増やし、自民党を離党して新潟5区から出馬した田中真紀子氏は無所属で当選した。女性の立候補者は149人(前回202人)だったが、現憲法下では過去2番目の34人が議席を得る結果となり、86年の38回衆院選を底に女性議員が伸びる傾向に陰りは見られなかった。以前、「女性党」への党名変更も取りざたされた社民党は17人の女性候補を擁立したが、当選はわずか3人と前回の10人から激減。77人を擁立した共産党も前回の4人から2人に減らした。民主党は29人が出馬し、約半数の15人が当選した。女性が初めて国会に進出し、最多となる39人の当選者を出した22回衆院選(1946年)には及ばなかったが、今回は前回の35人に次ぐ戦後3番目の当選数。女性の立候補者が前回より53人少なくなった分、女性の当選率は小選挙区制として過去最高の22.8%を記録した。

68凡人:2003/11/11(火) 14:06
原発「後処理」費用は18.9兆円 電力業界が初の試算 (朝日新聞2003/11/11)
 電力会社で組織する電気事業連合会は11日、使用済み核燃料の再処理など原子力発電の後処理(バックエンド)費用が総額18兆9000億円に達する、との試算を初めてまとめた。経済産業相の諮問機関である総合資源エネルギー調査会の電気事業分科会小委員会で公表した。電力業界は今後、後処理費用の負担を利用者や新規参入業者に求めていく方針で、今回の試算公表はそのたたき台となる。後処理費用とその負担を巡り、政府と業界との議論が本格化することになる。政府と電力業界は、使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを取り出し、発電に使う核燃料サイクルを推進している。試算では、青森県六ケ所村で建設中の再処理工場が06年から40年間操業すると想定。それらの関連施設の廃止、排出された放射性廃棄物の処分費まで積み上げた。内訳は、再処理工場の操業費9兆4000億円、高レベル放射性廃棄物を地下に埋める処分費2兆5000億円、使用済み核燃料の保管費用1兆9000億円など。原発は現在、全国に52基ある。18兆9000億円の後処理費用を1キロワット時あたりに換算すると、1円53銭になる。後処理費用のうち半分程度はすでに、電気料金で徴収する制度が導入され、積み立てが始まっている。政府は99年、原発の発電コストが1キロワット時あたり5円90銭との試算を公表している。これには廃炉費用などは含まれるものの、後処理全体は入っていなかった。今回の試算を織り込んで発電コストを計算すると、天然ガス火力(6円40銭)や石炭火力(6円50銭)と「同等水準になる」(電力関係者)という。

69凡人:2003/11/16(日) 07:21
暴力団:スポーツ紙に求人広告 若手組員の獲得困難で [毎日新聞11月16日]
 「ボディーガード募集」。こんな求人広告が先月から今月にかけ、関西で発行されている複数のスポーツ紙の求人欄に掲載された。広告主は会社名だが、関係者によると、実体は大阪市内の山口組系暴力団。暴力団も長引く不況で資金難に陥っているうえ、上下関係の厳しさが一般にも知られて若手組員の獲得が困難になっているとされ、苦肉の求人広告とみられる。大阪府警も「暴力団の求人広告など前代未聞。組員集めの新たな手段になる恐れがある」と警戒している。求人広告は先月下旬〜今月中旬、少なくともスポーツ紙2紙に掲載された。いわゆる「3行広告」で、「高給」「寮有」「三食付」などと厚遇をうたっている。最寄り駅と会社名、電話番号が記されているが、府警などの調べで、この電話番号の届け出人の住所が暴力団の事務所の所在地と一致。さらに、会社名と組名も酷似している。事情を知らずに面接に訪れて暴力団事務所と分かり、府警に相談した人もいた。この電話番号にかけると、相手は業種について「金融や建築などさまざまな会社をやっている」、職種は「会社の役員らの運転手兼ボディーガード」、給料は「最初は見習いとして15万円」、寮は「マンションでの共同生活」と説明。さらに「とにかく、やる気があるなら面接に来て」と勧めた。広告を掲載したスポーツ紙の広告担当者の説明では、「3行広告」は広告代理店を通じて持ち込まれ、広告文の字数や内容が社内基準を満たせば掲載となる。「新聞社側で事前に広告主の実体を見抜くのは事実上不可能」と話している。府警暴力団対策課によると、暴力団への加入強要や脱退妨害に対する中止命令件数は今年10月末現在で75件と、前年1年間の合計を既に16件上回っている。組員確保の困難さが背景にあるといい、府警は「暴力団への勧誘や脱退については府警や府暴力追放推進センターなどに相談してほしい」と呼び掛けている。
 暴力団事情に詳しいノンフィクション作家の溝口敦さんの話:厳しい経済状況の中、暴力団もシノギ(資金稼ぎ)ができず、組員のなり手がない。「社員」という形をとってでも、組織に若者を引き入れようとしていることは間違いない。ヤクザ社会に魅力を感じる若者がいなくなったことの表れでもある。

70凡人:2003/11/19(水) 01:12
売春という行為そのものは珍しくも無いが、会社というプライベートの枠を越えた社会組織が社会的に認められていない行為に係わっているというところや二百人を超える大所帯が旅の恥は掻き捨て的な同一行為に参加するところに注目が行く。会社だから女性社員がいるはずである。その場合、男性ホストでも都合したのだろうか。記事に出てこないということはここでも男女平等はない(笑)。建設会社という職場にもよるのだろうが、集団で行動する日本人の典型的な行動様式や心理を改めて考えさせられるという意味で興味をそそる。これが当然だと疑いもなく行動する会社人間の集団。なにが正しいか、そうでないか自分で判断不可能な、日本の教育が生み出すエコノミックアニマルはここでも健在である。
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日本人「集団買春」事件、上海紙が起訴状?報道(2003/11/18読売新聞)
中国広東省珠海市で今年9月、日本人団体観光客が「集団買春」を行ったとされる事件で、上海紙「東方早報」(電子版)は18日、公安当局による事件の捜査結果の内容を詳報した。これによると、ツアーを行った日本の建築会社社員と、同地で世話役となった中国人男性は8月、一行が宿泊する同市の高級ホテル「国際会議センター」で商談し、会社側がコンパニオン役の女性派遣を要求。さらに、参加者が希望した場合、コンパニオンが一緒に宿に帰るよう手配を求めたため、この男性がホテル内でナイトクラブを経営する女性に相談を持ちかけ、女性の差配を依頼した。女性経営者は別の店の女性約10人と協力して、市内各地のナイトクラブから計約300人を招集、会社側一行285人が参加した9月16日夕のパーティーに参加させた。パーティーでは、会社側が、女性を帯同して帰る場合の費用を説明、185人の女性が売春行為を行った。「収益」は、女性の派遣料9万元(約135万円)と、売春行為の代金約20万元(約300万円)を合わせ約29万元(435万円)。仲介に入った男性やナイトクラブ経営者がそれぞれ報酬をとった後、女性たちに振り分けられたが、中心となったナイトクラブ経営者は8万9000元(133万5000円)を受け取ったという。情報の具体性からみて、報道内容は起訴状とみられる。同紙によると、被告人は計14人。10月末に初公判の予定だったが、一部の容疑者の身柄が確保できないため開廷が遅れていたという。

71凡人:2003/11/19(水) 01:29
公職に就く者が右翼、暴力団、やくざ等の法治国家の理念を揺さぶる無法団体と深く癒着していることは、古くからあるそれらの集団への本格的解体を、法律を変えてでもやる意思がない、過去から現在までの政治家や指導者の態度をみれば説明がつく。かたちだけの民主主義の正体が垣間見られる。
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「幹部、右翼関係者とは知らず」国家公安委員長が釈明 (2003/11/18読売新聞)
 小野清子・国家公安委員長(参院議員)が、国内最大の右翼団体幹部が関係する建設会社から献金を受けていた問題を巡り、小野委員長は18日の閣議後会見で、「幹部が右翼団体関係者ということはまったく知らなかった」などと述べ、この日朝、1998年までの4年間の企業献金計96万円を返金したことを明らかにした。記者会見の中で小野委員長は、「右翼団体の関係者は単なる大学の先輩の仲なので、きちんと都の選管に政治資金として届け出た」と釈明した。これに対し、報道陣から「委員長の事務所関係者が『小野委員長は、幹部が右翼団体関係者だったことを承知していた』と証言している」との質問も出たが、小野委員長は「私は存じ上げない」と強調し、「国家公安委員長に就任した後のことなら責任を取ることも考えなければならないと思ったが、就任前のことなので、まずは仕事に全力でまい進したい」と述べた。

72凡人:2003/11/19(水) 03:06
車内暴力:主役は飲酒の中年会社員 JR東日本まとめ [毎日新聞11月18日]
 駅や車内暴力の主役は酒に酔った働き盛りのサラリーマン――JR東日本東京支社管内のJR社員に対する暴力行為が今年4〜9月、前年同期比3件増の71件に上り、加害者の平均年齢は43歳とストレスのたまりやすい中年がほぼ半数を占めることが分かった。同社は、忘年会・新年会シーズンの来月中旬から1カ月間、警察庁と合同で暴力追放キャンペーンを行う。券売機のいたずらや喫煙の注意、駅構内の乗り換え案内中に駅員が暴行されたケースが48件、東海道線グリーン車内の改札などで車掌が被害に遭ったのが23件。9月18日夜、山手線原宿駅で痴漢を追跡していた18歳の新入駅員が犯人に殴られて顔面骨折1カ月の重傷を負うケースも。加害者の約8割は酔客で、40代が50代を抜き17件でトップだった。

73凡人:2003/11/20(木) 00:02
死人に口無し。日本の社会を自賛する人は自殺者にはいないだろう。
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OECD:自殺者数(人口10万人当たり)[最近年]
1 ハンガリー 29.2 2001
2 日本 25.1 1999
3 フィンランド 22.5 2000
4 ベルギー 19.8 1996
5 オーストリア 18.3 2001
6 スイス 18.1 1999
7 フランス 17.5 1999
8 ルクセンブルグ 17.2 2001
9 チェコ共和国 16.1 2000
10 ニュージーランド 15.1 1998
10 ポーランド 15.1 2000
12 デンマーク 14.4 1998
13 スウェーデン 13.8 1999
14 ドイツ 13.6 1999
14 韓国 13.6 2000
16 スロバキア 13.5 2000
17 オーストラリア 13.1 1999
17 ノルウェー 13.1 1999
19 カナダ 12.2 1998
19 アイスランド 12.2 1997
21 アイルランド 11.3 1999
22 アメリカ合衆国 10.7 1999
23 オランダ 9.6 1999
24 スペイン 8.1 1999
25 イギリス 7.5 1999
26 イタリア 7.1 1999
27 ポルトガル 5.1 2000
28 ギリシャ 3.6 1999
29 メキシコ 3.1 1995
トルコのデータはなし
出典:世界保健機構(WHO)

74凡人:2003/11/20(木) 00:14
この1年 視野広げ、果敢に動こう(毎日新聞2002年12月31日)
 日本の1年間の自殺者は、98年以来4年連続で3万人を超えた。残された22歳未満の遺児は、年間約1万人。毎日27人出ていることになる。今年の自殺者も相当数にのぼるだろう。深刻なのは、自殺率(人口10万人当たりの自殺者数)の高さだ。日本の25人は、世界でもトップクラスという。尋常ではない。警察庁によると、01年の自殺者3万人余のうち、6845人の動機が、経済・生活苦だ。統計を取り始めた78年以降最多。働きざかりの男性がほとんどだ。長引く不況に加え、先行き不透明なことが不安を募らせている。この1年、完全失業率は5%台の高い水準に終始した。一方で企業側の求人数は激減。来春の高校卒業予定の就職希望生徒の内定率は、47・1%(10月末現在)で過去最低だ。21世紀に入っても、日本は閉塞感(へいそくかん)に覆われた混迷の中におり、希望を見いだせないでいる。今年もまた脱出の手がかりをつかめず、厚い壁の前で右往左往した。

75凡人:2003/11/20(木) 00:14
 ■誰も責任を取らない・・・・改革断行を掲げて2年目の小泉政権は、アドバルーンは掲げるものの成果は見えない。道路関係4公団民営化に見られるように、既得権益に固執する抵抗勢力は、むしろ存在感を強めている。経済界、特に銀行も悲惨だ。バブル期以来の不良債権を処理しきれず、多額の税金がつぎ込まれたにもかかわらず、世界で戦うどころか、国内での金融機能さえ果たせずにいる。それでいて誰も責任をとらない。国家財政は、すさまじいことになった。税収は落ち込んでいるのに給付にはメスが入らず、地方と合わせ公的な借金の累計は730兆円に膨れ上がる。政治家とともに、官僚の責任も重いが、その官僚は権限も天下りなどの権益も手放さない。今年衝撃的だったのは、9月の首脳会談で北朝鮮が日本人拉致を認めたことだ。許せない国家テロである。が、日本の政治家や外務官僚らがきちんと対応してこなかった点の責めも免れない。はっきりしているのは、グローバル化の進行で安全保障はもちろん、政治も経済も環境も日本の力だけでは完結しない時代であること、そして旧来の発想を抜け出せない前例主義では立ち向かえなくなっていることだ。にもかかわらず、今の日本には旧態依然の内向きの対応が目に付く。その一例が中央教育審議会の中間報告だ。中間報告は「時代は我が国の経済、社会に否応(いやおう)なしに大転換を迫っているが、国民の間ではこれまでの価値観が揺らぎ、自信の喪失とモラルの喪失という悪循環が生じている」という。その通りだとしても、問題なのは「日本人のアイデンティティ―(伝統、文化の尊重、郷土や国を愛する心)の視点」を教育基本法に書き込むことに解決を求めていることだ。安易であり、本質から目をそらす。愛国心や公共心は、普遍的な原理であり、身につけるのが望ましい。しかし法律に規定すればはぐくまれるものではない。危ういのは、スローガンとしての愛国心が容易に偏狭なナショナリズム、排外主義に転ずることだ。それが閉塞状況下で生じやすいことは、古今東西の歴史が示しており、戦前の日本も痛い目にあっている。中間報告は「国家至上主義的な考え方や全体主義的なものになってはならない」と自ら規定した。教育改革国民会議で浅利慶太氏が「うっ積した日本の状況は、右の人が火をつけると一気に爆発して右傾化すると見ている」と懸念したのを受けたものだ。自由党の小沢一郎党首も「世の中が深刻になると、日本で出てくるのは了見の狭いナショナリズム。……(今はその)昭和史の悲劇が繰り返されるかどうかの瀬戸際だ」(11月26日朝日新聞)と見る。この苦境を抜け出すのに必要なのは、抽象的な愛国心や、外からは理解不能な国粋主義を振りかざすことではなく、具体的な日本の良さ、底力を素直に見て、それを未来に生かすことだろう。今年もその事例はいくつもあった。3年連続、初のダブル受賞となったノーベル賞は典型だろう。日本の科学水準の高さを示した。米国で取得した特許の数も、米国以外では断然トップである。そしてサッカー・ワールドカップ(W杯)だ。日本は見事に決勝トーナメント進出を果たした。ファンも熱狂的に後押しし、外国にも温かく接した。「サッカーは楽しむべきもの、という真実を世界に気付かせた」(英国の新聞)として、「日本と韓国のサッカー・コミュニティー」は、国際サッカー連盟のフェアプレー賞を受賞した。寛容なスタイルは世界の中で生きる日本の可能性を示した。
 ■外からの評価で脚光・・・・日産自動車のゴーン社長は、先日、「日本には優れた労働力があり、インフラも整備されている。そんなに悲観することはない」と話した。社会資本も生活水準も、かつてに比べ、格段に豊かになっていることは間違いない。ノーベル賞もW杯も経済も、外部の目で日本の良さを再認識させられることが多かった。自信と誇りを失わず、過信やおごりに陥ることもなく、視野を広げ、世界と手を携えて進みたい。もう一点、お上や権威に頼るのではなく、自ら声を上げて、その声を結集していく必要がある。今秋出版された「自殺って言えなかった。」(自死遺児編集委員会・あしなが育英会編。サンマーク出版)で、中学2年生のときに父を失った大学生は「死ななくてもいいような社会とか環境を用意していかなきゃ。大人が自殺せずにすむ、そんな社会をつくらなければいけないと思う」と記した。遺児たちは、社会に発信する活動を始めている。それぞれの場で、それぞれの方法で、果敢に動かなければ難局は乗り切れない。

76凡人:2003/11/21(金) 02:19
見かけ倒しとはこのことか。日本は制度を欧米から取り込んで欧米並みを誇っているが、一皮剥けば本当の姿が見えてくる。特に怖いのは、権力の側にあるものが、その知名度や地位を利用して、弱いものに対し好きかってなことをやる。セクハラの権化がセクハラ防止の委員会の長だという、この皮肉。笑えないのは、こういう道理に合わないことが、疑いもなく、日常で繰り返されていること。例えば政治をみれば、地方分権の時代だと言って、やっていることは中央集権の強化だったり、新日本の建設だと言って、実は旧日本の復活を図っているにすぎない指導者。このように言っていることと遣っていることが全く相反する、精神分裂気味の日本の指導者がやけに目に付く。海の向こうのアメリカでも同じことが起こる。例えばまだ記憶に新しいが、カソリック教会内での権威者による少年少女への日常化した性的侵害の事件は、強いショックである。権力にある者たちは、事実の隠蔽や無視を通し、被害者の救済や事態の解決を図るよりも、権力の保全に全力を尽くす。アメリカは強いジャーナリズムと市民の強い関心があるから、病気の根源にメスが入る。日本はジャーナリズムも含めて、権力追従色が強く、全体的権力構造は今後も揺るがないだろう。
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出張先で女子高生に痴漢行為 信大教授を停職処分(朝日新聞11/20)
 信州大学(本部・長野県松本市)は20日、出張先の富山市内で女子高生(16)に痴漢行為をしたとして、理学部化学科の男性教授(44)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。教授は学内のセクハラ防止の委員会で委員長を務めていた。教授は同日付で辞職願を提出し、受理された。 大学によると、教授は10月3日、学会に参加するため訪れた富山市内の書店で、女子高生に「遊ばない」と裏側に書いた名刺を見せながら、体を触ったとして、富山県警に県迷惑防止条例違反容疑で書類送検された。被害者側とは示談が成立し、富山区検は起訴猶予処分とする方針。東京や大阪で10人ほどの女性に同様の行為をしたという。「女性に触るとドキドキしてストレス解消になった」と話しているという。教授は学内でセクハラ防止や人権侵害問題などに取り組む「イコール・パートナーシップ委員会」の委員で、7月から委員長を務めていた。小宮山淳学長は記者会見し、「被害者や社会に迷惑をかけて申し訳ない。今後は全教職員をあげて服務規律の周知徹底に努めたい」と述べた。

77 凡人:2003/11/25(火) 08:02
昨年度の「わいせつ」で免職の教師、最悪の98人(2003/11/25読売新聞)
調査は47都道府県と13政令市を対象に、わいせつ行為で懲戒(免職、停職、減給、戒告)を受けた教職員や、その処分基準の有無などについて尋ねた。文科省調査と同じく、痴漢などのほか、セクシュアル・ハラスメント(性的嫌がらせ)による処分も含めた。それによると、2002年度に懲戒処分を受けた教職員は139人(非公開の広島市を除く)で、このうち免職は98人。残る41人は停職、減給、戒告となった。今年度も10月末までの7か月間に75人が懲戒処分となり、53人が免職になっている。毎年暮れに公表される文科省の前年度統計では、過去10年間で最も免職が多かったのは2000年度の71人。2001年度の免職は53人だった。

78凡人:2003/11/25(火) 08:14
福岡市:職員、受注企業に約120人天下り[毎日新聞11月25日]
 福岡市職員が、市が発注する公共事業の受注先に大量に天下っていたことが市民オンブズマン福岡の調べでわかった。オンブズマンが入手したOB名簿に掲載された124人のほぼ全員が市の公共工事の受注先に勤務しており、不透明な関係が批判を呼んでいる。名簿は技術系企業に再就職したOBでつくる任意団体「福岡市OB懇和会」(02年度分)。オンブズマンによると、124人のうち、80人が土木建設会社▽25人が移転補償の補償額を決める補償設計コンサルタント会社▽18人が水道部品会社や業界団体など――に再就職。コンサルタント会社の数人を除いてすべてが、市発注の公共工事の受注先に職を得ていた。環境局長が環境局発注のごみ焼却場を受注した造船会社▽土木局幹部が大手ゼネコンや補償コンサルタント会社▽港湾局幹部がマリコン▽水道局幹部が水道工事会社――など業務に関係の深い企業へ再就職している例もあった。同会会長は「市役所に30年も40年も勤めていると、知っている会社に行くこともある。会として市に何か言ったりするわけではない」と古巣への影響力を否定。ごみ焼却場を受注した企業に在籍する元環境局長も「一切市とは関係ない。会社にも福岡市の(仕事を取る)ために入ったのではないと宣言している」と主張した。市民オンブズマン福岡の児嶋研二代表は「毎年のように汚職で市職員が逮捕されている中、先輩のつてで関係業者に就職するというのは業者とのもたれ合いだ。工事を発注して監督する市と業者が天下りというシステムでつながっていると、市民から疑惑の目で見られても仕方ない」と非難する。国家公務員法により、国家公務員は人事院の承認を得た場合を除き、退職後2年間は在籍していた官庁に関連する民間企業への天下りが禁止されている。しかし、地方公務員には同様の規定はない。

79凡人:2003/11/25(火) 08:22
外国人女性の人身売買[毎日新聞11月25日]
 「売春かストリップ劇場か。二つに一つだ」。国際労働機関(ILO)駐日事務所が調査開始を決めた外国人女性の人身売買。北関東で昨春、東京の人権保護団体に保護されたコロンビア人女性(29)は同団体職員に重い口を開き、自らの体験を語った。豊かさにあこがれた日本で待っていたのは奴隷同然の生活だった。市場規模9兆円とされる風俗産業の一端を支える人身売買。国際的な組織が介在しているとみられ、専門家は「各国の捜査共助が必要だ」と指摘している。◆軟禁、売春強要も◆女性はコロンビアの首都ボゴタでエステティックの仕事をしていたが、あっせん組織のメンバーとみられる男に「いいエステの仕事がある」と言われ、来日した。連れて行かれたのは北関東の田舎町。パスポートを取り上げられ、裸にされてビデオ撮影された。「逃げるな」という脅しだ。指示されたのはストリップ劇場への出演。わずかな生活費を渡され、劇場内の宿泊施設に軟禁された。あっせん費用などの名目で500万円の借金を背負わされ、売春も強要された。断ると暴力を受けた。すきをみて逃げ出し、助けを求めた。◆タイの13歳少女も◆この人権保護団体は毎年30人前後の被害女性を受け入れ、本国に帰るまでの間、緊急の避難所(シェルター)として生活支援を続けている。最近では、ウクライナ人など東欧の女性や、タイから連れて来られた13歳の少女を保護した。この少女は親に売られて日本に入国、神奈川県内で売春をさせられた。少女が保護されたことが本国のあっせん組織に分かると、親が危害を加えられる恐れもあるという。◆暴力団が利権支配◆入国ルートも複雑だ。コロンビア人女性の場合、ベネズエラ、オランダを経由して入国。別のタイ人女性はブラジルを経由するなど、あっせん組織は各国の規制の網をすり抜けるようにして日本に送り込んでいる。暴力団犯罪に詳しい日弁連民事介入暴力対策委員長の矢島正孝弁護士(大阪弁護士会)は「人身売買は国内の性産業の利権支配を目的に、暴力団が行っている組織的犯罪だ」と話し、国際的な捜査協力の必要性を指摘している。東京地裁は今年3月、コロンビア人女性2人を山梨県内などのストリップ劇場にあっせんしたブローカーの男に懲役1年10月(求刑懲役3年)を言い渡した。裁判で女性らは「命令に従わないと家族がどうなるか分からなかった」と証言。判決も「女性を物のように扱った」と指摘したが、罪の重さに対し刑が軽過ぎるとの批判もある。民間団体「人身売買禁止ネットワーク」(事務局・京都市)は「日本では出入国管理法の不法就労あっせんくらいしか適用する罪がなく、軽い判決しか出ない。重い刑罰を科せる『人身売買禁止法』のような法律を制定しない限り、抑止力はないに等しい」と新たな法規制を求めている。

80凡人:2003/11/28(金) 11:04
強盗が95年の3倍に…犯罪白書 (2003/11/28読売新聞)
 法務省は28日、2003年版「犯罪白書」を公表した。「凶悪犯罪」についての特集では、不況などを背景に、強盗が1995年の3倍に急増したと指摘。発生率の伸びは、東京都が全国平均を下回ったのに対し、周辺の千葉、埼玉、茨城各県などのベッドタウン地域では大幅に上回っており、「東京圏で強盗事件のドーナツ化現象が起きている」と分析している。 白書によると、昨年1年間に警察が把握した刑法犯は、369万3928件(前年比3・1%増)に上り、7年連続で戦後最悪を更新した。窃盗と交通人身事故で全体の約87%を占め、傷害や婦女暴行などの「暴力的色彩の強い事件」や詐欺、横領などの「知能犯」が増加した。今回の白書は、治安悪化の実態に迫るため、殺人と強盗という「凶悪犯罪」について特集した。それによると、殺人の件数は1396件で、91年ごろから微増傾向が続いている。これに対し、強盗は近年急増しており、昨年は前年比9・2%増の6984件に上った。検挙人数が検挙件数を上回っており、複数犯の犯行が目立っている。人口10万人あたりの強盗発生率は、東京が20年前と比べて、約1・9倍と増加率が全国平均(約2・2倍)を下回った。しかし、その周辺部の千葉は約4・5倍、埼玉は約3・7倍、茨城は約3・4倍に達し、栃木や群馬でも全国平均を上回った。こうした現象について、白書は「ベッドタウン化が進み、都心に通勤・通学する地元意識の希薄な新住民が増えることで、そのスキを狙った強盗が横行するという図式が考えられる」と分析している。また、<1>小遣い欲しさの少年による路上強盗<2>不況による生活苦や借金返済を動機とした強盗<3>外国人による集団強盗――も増えており、被害者は女性や未成年者が目立っている。少年による強盗事件についても調査した。少年鑑別所を昨年に入退所した男子約900人を調べたところ、半数が「4人以上」の複数犯で、共犯者が増えるにつれて被害者の負傷程度が進むという「エスカレート化」の傾向が見られた。また、加害少年の約6割に「家族との不和」など家族関係の問題点があることも浮かんだ。強盗以外では、ひったくりが昨年、89年の5倍にあたる5万2919件と急増。建設機械などを使い、現金自動預け払い機(ATM)ごと盗む手口も前年の9件から57件に増えており、「手っ取り早く荒っぽい犯行」(法務省幹部)が目立っている。◆犯罪白書=法務省が1960年から毎年発行している。前年の犯罪動向や犯罪者の処分状況について分析し、データとともに公表する。毎回、関心や重要度の高い事件について、特集を設けており、今回は「少年による強盗事件の実態」と「凶悪事件の近年の動向」という2つの特別調査の結果を盛り込んだ。

81凡人:2003/11/30(日) 04:02
日本は公然と差別がまかり通る国。この場合、薬害エイズの被害者遺族は更なる差別の被害者となるうる。ただ世間からひたすら隠すことが唯一の身を守る技。さまざまな他の事件で、このような声無き被害者が日本中に沢山存在するだろうと想像するだけで、とても悲しくなる。アメリカでは権利を公に主張することが正しいとされる。よく見られることとして、一人の被害者が恥かしげもなく、マスコミに登場し、それをきっかけに被害者グループができる。それに対応して援助グループが続々出現するという活発な社会のダイナミズムがみられる。そこに日本社会との大きな違いを感じる。
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薬害エイズ患者遺族、8割が「今も偏見恐れる」 (2003/11/30読売新聞)
 血液製剤のHIV(エイズウイルス)に感染して死亡した薬害エイズ患者の遺族の80%以上が病名を知られるのを恐れて今も隠し続け、90%以上の遺族が自責の念に苦しんでいるという実態が、東京大学などの調査で明らかになり、日本エイズ学会(神戸市)で29日発表された。 差別を恐れ、深い孤立感を感じている遺族の実態が詳しくわかったのは初めてで、専門家は「遺族の60%は心的外傷後ストレス障害(PTSD)が疑われる。心のケア、生活支援事業の拡大が必要だ」と指摘している。3年がかりで調査を行ったのは東大大学院医学系研究科の山崎喜比古・助教授らのグループ。全国には約540家族の薬害エイズの遺族がいるが、このうちHIV訴訟に加わった遺族など392家族に協力を呼びかけ、回答のあった225家族、307人のデータを分析した。「HIV感染での死亡を気づかれないよう苦労しているか」との質問に「よくある」と答えた遺族は58%。「ときどき」の23%を加えると、81%が差別や偏見を恐れて暮らしていることが明らかになった。60%以上は「支えてくれる人がおらず、つらい」と回答、孤立状態にあることが浮き彫りになった。国や製薬企業に対する遺族の気持ちは鎮まっておらず、今も「憎しみを感じる」との回答が96%にのぼった。その一方、90%以上の遺族は「血友病患者として生を授けて申し訳ない」「血液製剤の危険に注意すべきだった」と自分を責めていることもわかった。

82凡人:2003/12/04(木) 00:59
強姦軍団スーフリメンバーリスト(他の掲示板から)
■和田真一郎(早稲田大学2文2年)
東京都豊島区高田3-11-14-405 **-3203-3032 ***-9322-3333
■沼崎敏行(早稲田大学3年)横浜市緑区寺山町 ***-4922-5488
■小林潤一郎(早稲田大学4年)新宿区中落合1 ***-1850-0588
■藤村翔(日本大学3年)神奈川県茅ケ崎市今宿 ***-8313-9239
■小林大輔(学習院大学経済1年)横浜市泉区西が岡2 ***-7637-1513
佐藤慎一郎(サヴ)***-4386-6180東洋大学
飛田 祐介***-4247-9174横浜市立大学 辻 純平***-9051-6081東京理科大学
江澤 匡亮***-3043-2811早稲田大学   西井 薫***-4450-0033東洋大学
木村 直人***-3534-1741早稲田大学   細見 圭太郎***-7882-5434大阪府立大学
谷田 詔一***-5880-1668京都大学     足立 浩雅***-9096-3148帝塚山大学
山川 貢太***-9257-1367京都文教大学 川崎 慧 ***-5057-4366早稲田大学
島崎 諒  ***-6118-3415 帝京大学    高山 知幸***-4734-1922東京大学

83凡人:2003/12/04(木) 05:21
原爆は二度と使用してはいけない兵器という認識は多数のアメリカ人も同じである。アメリカが議会制民主主義を貫く限り、将来原爆を使う可能性は稀。ここで気になるのは原爆反対の市民団体のそうしたエネルギーの使い方。今の世界を見渡すと、市民団体が今までいったいどこにいたのか疑いたくなるほど、核兵器が核散していることである。しかもインドやパキスタンといった民主主義の地盤が弱い国や反国際社会の北朝鮮すら核兵器保有国に名前を連ねる。イランや北朝鮮への核兵器開発への強い非難やロシアの核燃料や核弾頭のずさんな管理体制、テロリストの核兵器取得への強い監視等、核兵器が使われないように、日米を問わず力を結集する必要がある。それにも関わらず、現実の世界が置かれている危険性を無視し、原爆のおかげでいつのまにか被害者として振舞っている日本、しかも、反米感情をあおるだけの、アメリカ非難はあまりにも視野が狭い。第二次大戦の加害者としての日本を再認識し、二度と同じ核の被害者にならないようにすることに努力する必要がある。日本人が一番の危機感を感じなければならないのはアメリカの核政策ではなくて、日本の原爆反対市民団体の指導者たちの頭の硬直化にあるということだ。
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エノラ・ゲイ:訪米市民団体に、原爆投下正当化のメール[毎日新聞12月4日]
 広島に原爆を落としたB29爆撃機「エノラ・ゲイ号」を米・スミソニアン航空宇宙博物館が15日から一般公開することに抗議し、広島から訪米する被爆者の所属する市民団体に2日以後、「原爆投下は素晴らしいことだった」などと原爆投下を正当化する内容の英文メール4通が届いたことが分かった。エノラ・ゲイの展示を巡っては、95年にも米で原爆投下の正当性を巡る論争が起きた。広島からは被爆者ら3人が、11〜18日に訪米する。メールは訪米団の通訳も務める小倉桂子さん(66)が代表を務める市民団体に送られてきた。小倉さんによると、差出人はそれぞれ違う外国人名で、団体名などの記載はなかった。メールには「われわれはそこに爆弾を落としたことを素晴らしいと思っている。エノラ・ゲイも誇りに思っている」などと書かれていた。中には、「地獄へ落ちろ」と書いたものもあったという。広島からの抗議の訪米を報じた記事を添付したものもあった。エノラ・ゲイは原爆投下から50年となる95年、機体の一部が同博物館で特別展示された。当初は広島や長崎の被害実態を同時に伝える「原爆展」として企画されたが、退役軍人団体や米議会から強い反発があり、エノラ・ゲイの歴史と復元作業だけに焦点を当てた展示に切り替えられた。95年当時に原爆資料館長だった被爆者の原田浩さん(64)は「被爆50年の夏、米新聞に核兵器廃絶を訴える全面広告を出した時も、同様のメールが届いた。原爆を正当化する声を乗り越えて核兵器の恐ろしさを伝えることが、ヒロシマに求められている」と話している。
<<エノラ・ゲイ号>>1945年8月6日に、広島へ原子爆弾を落とした米陸軍航空隊所属の爆撃機の名称。同機のポール・ティベッツ機長(当時)の母親のファースト・ネームからとった。機体は、第二次大戦中に製造されたB29型重爆撃機で、全長30・2メートル、翼幅43メートル。原爆投下用に改造されていた。同号は同日午前2時45分(日本時間同1時45分)、原子爆弾リトル・ボーイを搭載し、12人の搭乗員とともに、太平洋西部のマリアナ諸島テニアン島の基地から飛び立った。原爆投下時の科学観測と写真撮影を行う2機を従えていた。日本時間午前8時15分、高度約9600メートルで原爆を投下した。同号は一線を退いた後、解体し保管された。95年には米スミソニアン博物館が同機の胴体部分などの展示し、併せて「原爆展」も企画したが、米議会や退役軍人団体などが強く反発、原爆投下の正当性をめぐる論争に発展した。結局、原爆展は中止され、短い説明文とともに機体だけが展示された。長崎に原爆を落としたB29爆撃機「ファットマン」は、オハイオ州デイトンのライト・パターソン空軍基地に展示されている。

84凡人:2003/12/13(土) 07:51
日経景気討論会(2003/12/12)<大阪>
――12日発表の日銀短観は大企業製造業を中心に大幅改善したが、景気の現状と見通しは。
 柿本寿明<㈱日本総合研究所理事長> 回復局面入りがはっきりした。バブル崩壊後で3回目の回復過程だが、大規模な財政出動や一段の金融緩和を伴わず、企業の体質が改善し、個人消費が健闘している点で従来と違う。ただ、好調な「大企業・製造業・東京」と、低調な「中小企業・非製造業・地方」との2極化が鮮明になっている。

85げん:2003/12/13(土) 15:08
薬害エイズ被害者のPTSDはHIV感染者の人間関係構築を阻害し隔離するという製作の結果ですか?

86凡人:2003/12/15(月) 15:01
「人間関係構築を阻害し隔離するという製作(政策)」の意味が不鮮明で解答に苦労するが、PTSDは強度の自責の念、差別や偏見の恐れが原因と記事から読み取れる。救済するはずの政府の政策が悪いと被害者のストレスを一層助長する。

87凡人:2003/12/15(月) 15:14
人生の半分も送ってない若者が死を選ぶことはまったく尋常ではないが、この手の記事がやたらと目に付く。それにしても日本が世界第2位の自殺率を誇ることはあまり知られていない。それに対する積極的な解明と解決策探しが全国民を上げての中心議題にならないのは驚くべきことである。日本の要職につく指導者たち(老人)や文化人を気取って鼻の高い連中はいったい何と考えているのか。国外では世界第2位の経済力を維持しなければならないし、国内では天皇家の健康や二本足で歩くロボット開発や、派閥や学閥争いに忙しいので、そんなことに気を回す暇は無いのだろう。
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集団自殺?岐阜・根尾村で乗用車に男女3人の遺体(2003/12/15/読売新聞)
 14日午後3時半ごろ、岐阜県根尾村上大須の林道わきの空き地に止まっていた乗用車内で、男女3人が倒れているのを、登山者が見つけ、近くの交番に届け出た。 北方署の調べによると、運転席で男性、後部席で女性2人が死亡していた。助手席には、練炭の入った七輪が置かれており、窓には内側から粘着テープで目張りされていた。車内に遺書などはなかったが、同署では、集団自殺とみて3人の関係などを調べている。 3人は、所持していた免許証などから大阪市平野区の男性会社員(31)と滋賀県甲西町の無職女性(18)、同県彦根市の無職女性(19)と判明。乗用車は、13日午後、18歳の女性名義で、大阪市内のレンタカー会社から借りたものだった。

88凡人:2004/01/02(金) 09:08
靖国を参拝しなくても、「国家元首」として戦没者を元日に敬い、お参りする方法、工夫は存在する。それなのに隣国の国民を反日の感情に煽る「伝統」に何故そこまで固執するのか。北朝鮮の拉致問題や国内外国人の犯罪増加への不安感やマスコミ・文化人の反米反イラク戦争のプロパガンダ、また不況下で暴力団の資金稼ぎ難等々、国粋・右翼にとってマタとない時期が遣ってきたようです。「伝統、習慣を尊重することに」忙しい小泉首相。日本の伝統でないあのマッカーサーが作った「平和憲法」はどうしましょうか?
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(2004/1/1読売新聞)首相1日、東京・九段北の靖国神社参拝について中国など近隣諸国の反発が予想されることについては「どこの国でも、その(他の国が)国の歴史や伝統、習慣を尊重することに、とやかくは言わないと思う。理解してもらえると思う」とした。
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中国、首相の靖国神社参拝で抗議 「強く憤り、非難」(01/01朝日新聞)
 小泉首相が靖国神社を参拝したことに対し、中国の王毅・外務次官は1日、在中国日本大使館の原田親仁・臨時代理大使を外務省に呼び「中国とアジア人民の反対を顧みず参拝したことに強い憤りを表明し、戦争被害国人民の感情を傷つける行為を強く非難する」と抗議した。王次官は、靖国神社について「中国とアジア人民の鮮血で両手を血まみれにしたA級戦犯がまつられている」と言及。「日本の指導者の参拝は決して日本の国内問題や歴史、伝統、習慣に属する問題ではない。侵略の歴史に日本政府が正しい態度で臨めるか否かの問題だ」と指摘した。同時に、王次官は「中日関係は重要な時期にあり、双方は関係改善と発展に役立つことを行うべきだ」とし、「日本の指導者が中国とアジア人民の声に耳を傾け、参拝による悪影響を実際の行動によって取り除くことを求める」とも述べた。これに対し原田臨時代理大使は「申し入れは本国政府に伝える。小泉首相の参拝は特定の個人への参拝が目的ではない。日本が将来にわたり平和を守ることに何ら変わりはない」などと答えた。
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韓国政府も首相の靖国参拝に「深い遺憾」声明 (2004/1/1読売新聞)
【ソウル=豊浦潤一】聯合ニュースによると、韓国政府は1日、小泉首相が同日靖国神社を参拝したことに対して「深い遺憾を表明する」との抗議声明を発表した。声明は、「韓国民の感情が再び傷付けられたことに憂慮と怒りを覚えずにはいられない」とし、「靖国神社を再び参拝しないことを強く求める」と明確な表現で参拝中止を要求した。

89 凡人:2004/01/05(月) 11:55
小泉総理の成績表。日本国民の総意が生んだ総理大臣である。そのため総理を見れば、多数派の日本国民が何を考えているかが垣間見られる。そこで改革を呼びかける小泉総理の成績表を作ってみた。内閣改革。大臣を慶応出身でかためる。マンモス大学の機関紙化したマスコミも話題にしない。教育改革。−COE、教育支援プログラム等−。私大への国費援助拡大。特にベネフィットが大きいのは東京のマンモス私大。毎年多数の卒業生を産業界に送り出し、そこから莫大な資金が大学に流れているが、その他にも国からの資金も期待できる道を大きく開く。その反面、国立大の独立法人化による国からの補助金削減。しかも絶対数の少ない卒業生のため、OBOGからの資金援助も限られている。現状の産業の東京集積や東京への中央集権強化の中では、地方国公立大がますます弱い立場に追い込まれることは自明。地方私大はおろか地方国公立大学の冬の時代の本格的な到来である。外交に目を向けると、汚いことはアメリカにすべて任せるという日本人の賢さを実践。国内改革やイラクへの自衛隊派遣に忙しい総理は、残念ながら北朝鮮の拉致問題、北方領土問題まで首が回らず。中国の西北大学で起きた反日抗議暴動の教訓を省みず、「わかってくれるだろう」ということで、靖国神社に元日参拝。「分からない中韓」の反日感情を買う。年中行事化させた靖国問題で日本国民の愛国心をことの他高揚させることに成功。日本国民もさぞ大満足だろう。

90凡人:2004/04/08(木) 04:54
大学生の犯罪がやけに日本のニュースを賑わせている。それも強盗、強姦などの凶悪犯罪にかかわる事件である。一昔に比べ異常に多いように感じるのは自分だけなのか。統計等の数値の裏づけが欲しいところ。もしそれが事実なら、大學の大衆化が言われて長いが、大学生の質が劣化している証拠なのだろうか。もう大學は猫も杓子もいける時代にあって、大学生という肩書きからもはや教養が高い人とか社会に貢献できる人材というイメージが沸かなくなる。時代の流れなのか、質を伴わない、大学の乱立や大学生の大量生産を許してきたお役所の無責任な政策や大學経営者の金儲け主義の結果なのか。恐ろしい世の中になったものだ。
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不採用逆恨み?大阪のトイレ放火、大学4年生逮捕 (2004/4/8読売新聞)
 大阪府庁のトイレ放火事件で、府警捜査1課と東署は7日、大阪府池田市桃園1、大阪経済大学4年小山真司容疑者(21)を建造物侵入、現住建造物等放火の両容疑で逮捕、東署に捜査本部を設置した。小山容疑者が2002年7月に起きた大阪市役所のトイレ放火事件に絡んで2700万円を要求する脅迫状を同市に送った疑いが強いことも判明。府警は、大阪市役所の2件のトイレ放火事件のほか、3年前、大阪府豊中市立岡町図書館のトイレが放火された事件についても、小山容疑者が関与した可能性が強いと見て調べる。調べでは、小山容疑者は2月3日午後4時50分ごろ、ガソリンを入れたポリ容器などを持って府庁本館1階の車いす用トイレに侵入。何らかの方法で点火、便器や壁を焼いた疑い。府警は小山容疑者宅で爆発物の作り方を記したフロッピーを押収した。調べに対し容疑を認めているという。大阪市役所の事件は2001年2月と翌年7月に発生。脅迫状は2件目の事件直後、当時の磯村隆文市長あての封書で届いた。A4判の紙にワープロで「市への次の攻撃を見合わせる代償として2700万円を用意しろ」などと記載。金融機関の京都市内の支店の口座を指定し、金を振り込むよう指示していた。この口座の名義人は小山容疑者が通っていた自動車教習所の教習生になっていたが、開設時の防犯カメラには小山容疑者が写っており、府警は、小山容疑者がこの教習生になりすまして開設、脅迫状を送ったとみている。一方、豊中市の事件は2001年3月に発生。金属製の缶を使った発火物が仕掛けられ、便器の一部が壊れるなどした。小山容疑者は高校卒業前に大阪、豊中両市の採用試験を受験。大学入学後、大阪府警の採用試験を受けたが、いずれも不合格だった。府警は不採用を逆恨みした犯行と判断。脅迫状については、捜査のかく乱を狙った可能性が強いと見ている。小山容疑者は高校時代、水泳部の主将を務め、大学ではアイススケート部所属のスポーツマンだった。

91凡人:2004/04/15(木) 02:39
日本の大學教授が、こんなにお洒落になったとは今まで知らなかったよ。だって手鏡もってお出かけだもの?
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逮捕の植草教授、スカート内「のぞいていない」と否認 (04/14)
 女子高校生のスカート内を手鏡でのぞこうとしたとして、東京都迷惑防止条例違反(粗暴行為の禁止)の疑いで逮捕された経済評論家で早稲田大学大学院教授の植草一秀容疑者(43)が「手鏡は持っていたが、のぞいていない」と容疑を否認していることが14日わかった。植草教授は8日に現行犯逮捕された直後は容疑を認めていたが、東京地検の勾留(こうりゅう)請求を受けて11日に東京地裁で裁判官による勾留質問が行われた際、「不当逮捕だ」などと答え、否認に転じたという。同地裁は10日間の勾留を認めた。調べでは、植草教授は8日午後、JR品川駅構内のエスカレーターで、前にいた女子高生(15)のスカートの中を手鏡でのぞこうとしたとされる。

92凡人:2004/04/23(金) 05:28
一度も世界をリードしたことのない、あるいはその能力や情報を持たない老人の戯言。行為の妥当性は歴史家に任せるとして、アメリカは中東と政治的にも軍事的にも深いかかわりを持って歴史的に長い。アメリカの傘の下で、八方美人外交を繰り返している日本とアメリカを外交で比べること自体が滑稽。次元が違う。例えばパレスチナ問題に政治的にも深くかかわっていることや冷戦下、旧ソ連のアフガン侵攻に対し対ソ・ゲリラを軍事的に後押しして、ソ連軍のアフガンからの撤退させたり、イラン・イラク戦争ではサダン・フセインに軍事的に援助をした長い歴史がある。「米国は単細胞」などとあたかも知ったかぶりして、その無知さ披露しているところに、日本の指導者のエリート主義と無知と傲慢を見る。もしアメリカで中曽根氏と同程度の名の知れた白人が「日本は単細胞」だなどと公言したら、日系アメリカ人やその他のマイノリティグループは黙っていない。マスコミでその人物は徹底的に叩かれるだろう。アメリカは中曽根氏が思うほど単純な社会ではない。何故世界の国から優秀な人材がアメリカに集まるか考えてみよ。むしろ日本の方が昔に異常に固執し、「長い物に巻かれろ」的人間関係の社会ではその国民をより簡単に操作できるという点で、単細胞という言葉がより合っている。今アメリカ兵とその連合軍がイラクに駐留し、反革命勢力のゲリラ戦や世界テログループによる反撃を受け命を失っている。米兵が何のために戦っているのか。それを考えると目頭が熱くなる。イラクの子供たちとその将来のためにである。イラクの社会の変革のために、そしてそれが将来の米国のためになるという確信のために。(ここではオイル供給の安定化と世界経済の発展という観点はここでは触れない)幼少時代からイスラム教世界観一辺倒の教育と「鬼畜米兵」を洗脳するテロリスト養成機関と化した教育システムの変革や全く無視されている女性の基本的人権を少しでも認めるイスラム教社会の国作りである。敗戦後の日本社会にアメリカ占領軍が果たした役割は絶大である。その直接の影響を受けて育った日本国民はそのことに今いったい何と考えているのか。中曽根氏は多分悪と思っているに違いない。
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「米国は単細胞」 中曽根元首相がイラク問題で批判(朝日新聞04/21)
 中曽根元首相は21日、東京都内で講演し、イラク問題について「米国人は(ペルシャ)湾岸で政治をしたことがない。しかも単細胞だから自分の民主主義が一番いいと思って押しつける癖がある。アラブの民衆の所へ行ったら失敗するに決まっている」と述べ、米国の占領政策を痛烈に批判した。 その上で「米国は軍事戦争に片が付いたら仏独ロを迎え入れ、相当譲って平等に一緒にやっているという姿をアラブ人に見せるべきだ」と指摘した。中曽根氏は、イラク戦争開戦時に、小泉首相にこうした考えを伝えたことを明かした。さらに「パレスチナの独立国家をつくって、アラブ人が納得すればイラクもうまく行く」と助言したという。パレスチナ問題では、「イスラエルに圧力をかけると、11月の大統領選の時にユダヤ人の票が入ってこないので手を抜いている」と、米国の対応を批判した。

93凡人:2004/04/23(金) 07:46
訂正:鬼畜米兵→鬼畜米英

94凡人:2004/05/23(日) 03:43
この記事を見かけて、ふとカフカの小説を思い出した。戦後の日本は変わったのか。昔はたしかに援助交際なんて無かった(笑)。日本のジャーナリズムは「反米論」では事の他、威勢がいい。ところが自国の事となるとなんとも腑抜けになる。この点がアメリカのジャーナリズムと違う。全体主義や管理社会国家におかれたジャーナリズムとはそんなものなのだろう。
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「君が代」問題 「式を混乱」で強制捜査、元教諭宅を異例の捜索(5月22日毎日新聞)
 ◇都立板橋高の元教諭宅
 都立板橋高校の卒業式で週刊誌のコピーを配布し、式を混乱させたとして21日、同校の元教諭(63)が威力業務妨害容疑で板橋署の家宅捜索を受けたが、関係者の間には驚きが広がった。「卒業式の妨害」を理由とした異例の強制捜査に、元教諭は「式を妨害していないことは200人の出席者が目撃している」と困惑している。家宅捜索は同日午前8時ごろから約2時間半にわたって行われた。埼玉県内にある元教諭宅を5人の捜査員が訪れ、ビラやハガキなどを押収した。都教委によると、元教諭は3月11日の同校の卒業式に来賓として出席。式の開始前、都教委の「日の丸・君が代」徹底方針を報じた「サンデー毎日」の記事コピーを校長らの制止を振り切って父母らに配布し、この影響で開式が約5分間遅れた。式では卒業生の大半が君が代斉唱時に起立しなかった。元教諭は21日、「会場で静かに配布し終わって、保護者に『よろしくお願いします』とあいさつした後に校長らが来た。なんで追い出すんだと抗議したが、式を妨害してはいない」と話した。一方、家宅捜索を知った都高等学校教職員組合の幹部は「紙を配ったというだけで、警察がここまでやるかとびっくりした」と驚きを隠せない様子だった。

95凡人:2004/08/03(火) 03:49
研修の内容に興味津々!?
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都教委、国歌斉唱で不起立の221教職員に研修開始(2004/8/2読売新聞)
 東京都教育委員会は2日、今春の卒業式や入学式で国歌斉唱時に起立しなかったことなどを理由に懲戒処分を受けた教職員に対し、再発防止のための研修を始めた。研修は221人を対象に2日間に分けて行われる。この日は100人が、教職員は校長の職務命令に従う義務があることなど、地方公務員法の内容について説明を受けた後、研修の感想などを提出した。

96凡人:2004/08/22(日) 15:08
アメリカの現大統領ブッシュの政策を批判していることは明らか。都立大学の再編計画への批判に他国の大統領を持ち出しイグノラントと決め付け、石原都知事にアメリカ大統領をオーバーラップさせているのは、なんとも理不尽。政治的立場を越えた視点て大学への教育問題を論じなければ、多数の同意を得ることは難しい。アメリカ大統領を出せば発言が見栄え良く見えるのか知れないが、イグノラントで世界を動かすアメリカ大統領がつとまるとでも思っているのか。テロ行為で世界経済の破壊や世論を動かそうと企てている国際テロリストの存在が表面化している現状にあって、千羽鶴を折っていれば世界に平和が自ずと天から降ってくるとでも思っているのか。こういう発言を読んでいると、現実の世界から隔離された大学の牙城に閉じこもり、個人の興味に基づいて研究している大学教授というイメージが浮かび、言っていることの説得力がまったく欠ける。

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6. 世界の多くの国で、ignorant としかいいようのない政治家が不必要な不安定要因を作り出し、あたかもそれが「改革」かのように誇大宣伝している。どこかの大国の大統領のように、IvyLeague や名門大学出身という肩書きとignorant であることは互いに矛盾しない。大学のような研究教育機関は、研究という個人の知的レベルを深める行為が、教育に直接反映される場であり、これが制度として保障されていることが必要なのである。大学に蓄えられた知的財産(特に基礎学問の)は、教育や著書を通して人々に伝わり、それが総体として国あるいは世界の「文化」を形作っている。このことを知らずして、大学の機能を破壊するのならignorant の呼称が相応しいし、知っていて無視するのなら、tyrant としかいいようがない。(砂田利一・明治大学・理工学部数学教室)・・・この記事は平成16 年1 月26 日、鬼界彰夫(筑波大学教授)が文部科学大臣に正式に当てた、都立大学再編計画に対する指し止め要望書のなかの連著者メッセージの一つ。

97凡人:2004/10/29(金) 05:54
勤めていた所が営業不振で閉鎖。次の日から仕事探し。こういう話し頻繁に聞く話し。庶民なら、ハイそうですかとその悲運を飲むしかない。ところが競馬関係者の行動はまったく違う。「俺の職が無くなったら、お前ら役人達が何とかせい。俺は馬に乗ることしかできないんだぞ。」ふと何様のつもりかと思う。競馬関係者が特別法かなにかで、法的に身分が保証されているのか知らない。それで、あまり偉そうなことは言えないがと断っておくが、傍から見ていて、彼等の態度が高慢ちきに見える。いままで職を失うという現実になんら直面することが無かった、ある意味羨ましい人たちが我等庶民の仲間入りをしただけなのに。
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関係者が知事に陳情 高崎競馬廃止問題 (2004/10/28上毛新聞)
県が年内で高崎競馬を廃止する方針を打ち出したことを受け、競馬関係団体の代表七人は二十七日、県庁を訪れ、廃止後の関係者の生活補償や競馬存続の可能性について、小寺弘之知事に陳情を行った。話し合いで、小寺知事は高崎競馬が廃止に至った経緯を振り返り、「廃止は関係者の生活に直接影響が出る。少しでも負担が軽くなるように誠心誠意話し合いたい」とあいさつ。県として再就職のあっせんや住宅対策を進めていることを明らかにした。競馬団体の代表らは、競馬関係者の仕事が専門的で、再就職が非常に厳しい現状を説明し、「安定した生活への道筋をつけてほしい」などと要望した。

98凡人:2004/12/01(水) 16:14
<自殺率>日本が先進国でトップに WHO調査(毎日新聞9月9日)
 日本の自殺者数が人口10万人あたりの比率に換算すると世界第10位で、旧ソ連・東欧圏を除く主要先進国の中では最も多いことが8日、世界保健機関(WHO)の調べでわかった。99年の前回調査では、日本は16.8人(96年)で23位だったが、今回は特に45〜64歳の中高年男子の自殺者数が急増した。また、世界全体の自殺者数は推計で年間約100万人に達し、「殺人や戦争の死者の総計を上回る」と指摘している。調査は、データが入手可能な99カ国を対象に直近の数字を比較した。日本は00年で、自殺者総数3万251人だった。それによると、人口10万人あたりの「自殺率」が最も多いのはリトアニア(44.7人、02年)で第2位がロシア(38.7人、02年)。日本は24.1人(男35.2人、女13.4人)で10番目。主要先進国では米国10.4人(00年)、英国7.5人(99年)、フランス17.5人(99年)、ドイツ13.5人(01年)など。調査にあたったWHO精神保健局は、日本の自殺急増について「十分な分析はできていないが、不況による仕事でのストレスの増加が大きな理由のようだ。また、日本の場合“腹切り”の伝統があるように、自殺に寛容な文化的土壌もあるのではないか」と話している。

99凡人:2005/01/28(金) 12:24:35
慰謝料はともかくとして、政教分離は日本政治を民主主義に保つ重要な頚木。それなくして近代的民主主義は枯渇してしまう。何が公的参拝か私的か、裁判所で明確にされてしかるべき。だが日本の場合、叡知のみを頼り、中立的な立場をとれる裁判官がどれぐらいいるのであろう。司法・行政・立法の三権分立は代議制民主主義の基本であるが、戦前からの非民主主義伝統の上に外部から強制的に築かれた歴史的背景があるので、その礎は強固とは言い難い。日本の民主主義の弱さであり、怖さである。
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沖縄靖国参拝訴訟、原告側が全面敗訴 那覇地裁判決 (朝日新聞01/28/2005)
 小泉首相の靖国神社参拝は政教分離を定めた憲法に違反し、精神的苦痛を受けたとして、沖縄戦戦没者の遺族ら94人が首相と国に1人当たり10万円の慰謝料を求めた「沖縄靖国参拝訴訟」の判決が28日、那覇地裁であった。西井和徒裁判長は「参拝による法的利益の侵害はない」として、原告の請求を全面的に棄却した。参拝についての憲法判断はせず、参拝が公的か私的かも判断しなかった。原告側は控訴する方針。小泉首相の靖国神社参拝をめぐる訴訟は、大阪、松山、福岡、千葉、東京、那覇の全国6地裁で8件が起こされ、東京、松山(2次)、那覇のほかは昨年、一審判決が出た。5件とも原告側が敗訴したが、昨年4月の福岡地裁判決(確定)は、違憲の判断を示した。ほかに2件の判決も憲法判断には踏み込まないものの、参拝は公的としていた。 今回の裁判では、首相が行った01年8月と02年4月の参拝の是非が問われた。01年8月の参拝では、首相は秘書官らを連れて公用車を使い、「内閣総理大臣小泉純一郎」との名前入りの封筒で献花料を支払った。02年4月の際にも公用車を使い、「内閣総理大臣小泉純一郎」と記帳し、献花した。原告側は参拝を「公務は明らかで、憲法20条で禁じる宗教的活動にあたる」として政教分離に反すると主張。さらに沖縄戦の「被害者」が「国事に殉じた英霊」として戦争を推進した側とともに、靖国神社に無断合祀(ごうし)されている不当性などを指摘。軍国主義の精神的支柱の役割を担った靖国神社への首相の参拝は「遺族感情を踏みにじるもので耐え難い苦痛だ」と首相と国に慰謝料を求めた。 これに対し、首相と国は「参拝は私人の立場で行ったもので、信教の自由など原告らの権利を侵害してもいない」と棄却を求めていた。今回の裁判では、原告が被害立証のために現場検証を求めたのに対し、那覇地裁は、裁判の証拠にはならない「現地進行協議」の形で、一連の靖国訴訟として初の現地視察を実施。裁判官が沖縄本島南部の激戦地跡を訪れ、遺族の戦争体験を聴いた。小泉首相は03年1月と04年元日にも靖国神社に参拝している。

100凡人:2005/05/19(木) 03:30:20
あくまでも天皇は権威の象徴であることに注目。その権威の裏で物事が決定され、動いている恐ろしさ。誰が日本を統治しているのか。国民と自分等を隔てているところに貴族・特権階級を伺わせる。我々、庶民が議論すらしない、またはできない問題が存在し、国民の知らない、あるいは手の届かないところで、それらが審議・計画され実行されている。日本国民は税金を納め、天皇制の下で恩恵を受けている階層を肥やすために存在する働きアリや兵隊アリなのだろうか。誰が日本国の主権者か?暴力団的右翼や社会的、経済的制裁におびえ、発言の自由など無いに等しい国の国民から何の意見を聞こうとするのか?もう結果は分かっているのに!!・・・・クワバラクワバラ
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天皇の元首化は見送り 自民新憲法起草委(2005年05月18日朝日新聞)
 自民党新憲法起草委員会(委員長・森喜朗前首相)は18日、有識者や財界人らでつくる「諮問会議」の初会合を党本部で開き、安全保障など10小委員会の各要綱をもとに議論した。集団的自衛権では憲法に明記するかどうか意見が分かれ、天皇は元首と明記しない方向となった。4月にまとめた要綱で条文化せずに政府の憲法解釈の変更で認めるとした集団的自衛権の行使について、日本経団連、日本商工会議所の代表はこの日の会合で「国民の間に論争があるので明記したほうがすっきりする」と主張。岡崎久彦元駐タイ大使は「自衛のためと書くだけでいい」と、政府解釈で行使を容認すべきだとの考えを示した。要綱で「明記すべきだとの意見もあった」と付記された天皇の元首化については、天皇小委員長の宮沢喜一元首相が「今さら元首と呼ぶのはそぐわないという意見があった」との小委の議論を紹介。作家の三浦朱門元文化庁長官が「元首という言葉は時代遅れになっている」と発言したほか、慎重論が相次ぎ、見送られる方向になった。諮問会議は委員の意見を採り入れ、起草委試案をまとめる。同委幹部は会合後、「6月中に試案をまとめ、7月から条文化に入りたい」との見通しを示した。6月から全国10ブロックでタウンミーティングを開き、国民から意見を聴くことも決めた。

101削(^з^):削(^з^)
削(^з^)

102削(^з^):削(^з^)
削(^з^)

103某経大生:2006/08/16(水) 03:45:25
政教分離の重要性が理解できないのでは民主主義の要も理解できないだろう。ましてや憲法の人権保護も。
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政教分離に違反、靖国「国営化」懸念も 高橋東大教授 2006年08月16日朝日新聞
 首相が靖国神社に参拝した15日、「靖国問題」の著書で知られる高橋哲哉・東大教授(哲学)が、日本教育会館など東京都内2カ所で講演し、靖国問題では首相参拝やA級戦犯合祀(ごうし)だけが焦点なのではないと述べた。高橋教授は小泉首相の参拝について「公約とうたって公用車を使い、内閣総理大臣と記帳した参拝は、私的行為であるはずはなく、憲法の政教分離原則に違反する」と批判。さらに「宮内庁長官メモの報道以来、『昭和天皇ですらA級戦犯が合祀された靖国に行かなかった。小泉首相も行くべきでない』という議論がある。首相の参拝は、まず憲法の政教分離の問題から指摘すべきで、憲法より天皇のことばに権威があるかのような報道は問題だ」と指摘した。また、A級戦犯を分祀して靖国神社を非宗教法人化して国営化すれば首相の参拝はもちろん天皇参拝も復活できる、などと自民党の有力政治家が発言したことに触れ、「かつて自民党が断念した靖国神社国家護持法案の焼き直しであり、今後自衛隊が新たに海外で戦死者を出した場合の慰霊・顕彰施設としての『国営靖国神社』に再び道を開くものだ」と警鐘を鳴らした。
 ●日本弁護士連合会の平山正剛会長は15日、小泉首相の靖国神社参拝について、「国政の最高責任者である内閣総理大臣が、一宗教法人である靖国神社に公式参拝することは、国の宗教活動の禁止を定めた憲法20条の精神にもとることは明らか」などとする談話を発表した。「このような憲法違反が問責される行為を、今後繰り返すことのないよう強く要請する」としている。

104凡人:2011/02/05(土) 05:27:21
Wednesday, Jan. 26, 2011
By MARK SCHILLING
Special to The Japan Times

Yakuza movie lines without honor or humanity

Japanese movies, like their Hollywood counterparts, have produced plenty of 名台詞 (meiserifu, famous lines) over the years, in just about every genre. But when I was researching a book on ヤクザ映画 (yakuza eiga, Japanese gangster movies), I realized that this particular genre had generated more than its share.

One reason is that Japanese gangster-speak is filled with not just flavorsome slang — 娑婆 (shaba, the world outside prison), 島 (shima, gang territory) and 堅気 (katagi, straight) being among my favorites — but also expressions that sum up an entire world view in a few pungent words or characters.

一宿一飯の仁義 (isshuku ippan no jingi), for example, encapulates the classic gangster movie story of the 股旅物 (matatabimono, wandering gambler), who, in exchange for 一宿一飯 (isshuku ippan, a night's lodging and meal) at the house of a friendly 親分 (oyabun, gang boss) becomes involved in the gang's battles in accordance with 仁義 (jingi, the gang code). For an old-time gangster, typically played by Ken Takakura, an obligation, no matter how slight, must be repaid, even if it means risking his own skin.

The battles of postwar gangsters, however, have more usually been 仁義なき戦い (jingi naki tatakai, battles without honor or humanity) — Darwinian struggles that trash the gang code. This was also the general title of the five-part Kinji Fukasaku epic 「仁義なき戦い」 ("Battles Without Honor or Humanity," 1973-74) about a 20-year gang war in Hiroshima — and has since become a phrase in non-gangster use.

Another reason is that, in their 1960s and 70s heyday, hundreds of ヤクザ映画 were made by Toei and other studios and several produced lines still remembered by fans today.

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105凡人:2011/02/05(土) 05:40:01
Among the most famous was uttered by Takakura just as he was about to dispatch an enemy with a ドス (dosu, short sword) — never a gun: 「死んで貰います」("shinde moraimasu"), which is a polite way of saying "I want you dead."

Another immortal Takakura line was one he delivered just before he and Ryo Ikebe were about to 殴りこみ(nagurikomi, invade the headquarters of a rival gang) in Kosaku Yamashita's 「緋牡丹博徒」 ("Hibotan Bakuto," "Red Peony Gambler," 1968): 「所詮、俺達の行く先は赤い着物か、白い着物」 ("Shosen, oretachi no ikusaki wa akai kimono ka, shiroi kimono ka"; "After all, we're bound for either a red kimono [worn by prisoners] or a white kimono [worn by the dead].")

This stoic view of life extended to affairs of the heart. In Seijun Suzuki's 「東京流れ者」 ("Tokyo Nagaremono," "Tokyo Drifter," 1966), Tetsuya Watari, whose character has become a hunted outcast after killing his duplicitous boss, must say farewell to his nightclub singer girlfriend, played by Chieko Matsubara. Before departing, he tells her 「流れ者に女はいらない、女がいちゃ歩けない」 ("Nagaremono ni onna wa iranai, onna ga icha arukenai"; "A drifter doesn't need a woman. If a woman's around he can't walk").

Heroes in traditional gangster movies, the so-called 任侠映画 (ninkyō eiga, chivalry films) set from the early Meiji Era (1868-1912) to the prewar period of the Showa Era (1926-1989), often had a similarly negative view of the gangster life, with the hero, fresh from むしょ (musho, short for 刑務所 [keimusho, prison]), trying earnestly to 足を洗う (ashi wo arau, literally "wash the feet," or go straight). But, inevitably, since he is 義理人情に厚い (giri ninjō ni atsui), that is, faithful to his personal obligations, no matter what the cost to himself, he ends up being dragged into a gang 出入り (deiri, battle), tossing away his shot at a normal life.

The purest distillation of this gangsters-are-lost-souls attitude is found in Yamashita's genre classic 「博奕打ち 総長賭博」 ("Bakuchiuchi Sōchō Tobaku," "Big Gambling Ceremony," 1968). Koji Tsuruta plays a self-sacrificing peacemaker in a gang succession struggle who is repeatedly forced into deadly violence. Finally realizing that the machinations of his own uncle, a gang boss, have led to the killings, he confronts him with a sword, bent on revenge.

The uncle turns coward and begs for his life: 「叔父貴分のワシにドスを向ける気か!てめぇの任侠道は そんな もんだったのか! 」("Ojikibun no washi ni dosu wo mukeru ki ka! Temē no ninkyōdō wa sona mon dattanoka!"; "You can turn a sword on me, your uncle? Is that what the Way of Chivalry is to you?")

Tsuruta replies before he plunges in the blade: 「任侠道か. そんなもん俺にはねえ。俺はただの"ケチな人殺し''だ.」("Ninkyōdō ka. Sonna mon ore niwa nē. Ore wa tada no "kechi na hitogoroshi" da; "The Way of Chivalry? That has nothing to do with me. I'm just a low-down killer.")

Dirty Harry has nothing on this guy.

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106凡人:2011/02/18(金) 02:10:46
相撲の世界は日本の世界。礼儀正しさ、武士道の裏に隠された醜い現実。長老管理体制、伝統固持、不透明、ヤクザ関連、暴力や嘘やもみ消し、腰抜けたメデイアの報道。それが日本の日常を支配している。もう日本は世界にとってミステリーの国ではない。この事件は、それがただ明るみになっただけでなにも驚くに値しない。
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Sumo will change or die
By DAVID T. JOHNSON(professor of sociology at the University of Hawaii)
Special to The Japan Times
Thursday, Feb. 17, 2011

"Please hit hard at the faceoff and then go with the flow.''
"Will do!! I'll put up a little resistance to make it look good.''
— Text messages exchanged by wrestlers Kiyoseumi and Kasuganishiki (May 10, 2010)

In the film "Back to the Future," a scientist invents time travel, which leads the character played by Michael J. Fox to prevent his parents from meeting, thus imperiling his own existence. It is a fine and funny film — and a cautionary tale for sumo, which is now facing its most serious crisis ever.

The match-fixing documented in text messages and acknowledged by several wrestlers raises serious questions about the future of Japan's national sport (kokugi). If sumo is to survive, it cannot pretend to "reform" by clinging to its dysfunctional "traditions," as it has routinely done in the past. If sumo keeps going back to the future, the end result will be self destruction.

I have followed sumo since I first came to Japan in 1984. The matches are small volcanoes of violence, and the rikishi are impossibly powerful, flexible and fat. If a television is near, it is hard not to watch.

I also am intrigued by sumo's hybrid nature: part martial art, part sport, part theater. Like karate and kendo, sumo has many ritual elements, a strong emphasis on tradition, and a hierarchical structure. Unlike other martial arts, promotion and demotion are supposed to depend solely on performance in tournaments, with each elite wrestler competing once a day for the 15 days of each of the six tournaments each year. The crucial question is one's record, and there is a world of difference between finishing with eight wins as opposed to seven. Statistical studies suggest that many wrestlers near that threshold throw matches to achieve the coveted outcome.

Depending on status, there is also a world of difference in how wrestlers are paid and treated. To make it into the highest divisions, where revelations of match-fixing are concentrated, is to be guaranteed an income of more than \1 million per month and the services of one or more "assistants" (tsukebito) to help perform such arduous tasks as the pulling on of socks and the wiping of the buttocks.

It's not a bad lifestyle — if you can make it into the juryo or makuuchi ranks, which employ 70 of Japan's 900 pro wrestlers.

In principle, achieving that elite status is based solely on one's record, not (as in karate or kendo) on how perfectly one has mastered "form" (kata). But the reality of match-fixing suggests that this principle is pretension. For an activity supposedly premised on merit and governed by norms of fair play, the match-fixing (yaocho) scandal is sumo's worst nightmare — a direct hit to the heart of Japan's national sport. It is also a massive betrayal of trust.

107凡人:2011/02/18(金) 02:16:24
Sumo will change or die. The illusion of reform — press conferences, bows, apologies, promises — is not enough. And for real reform to occur, it cannot be entrusted to the 105 elders (toshiyori) in the Japan Sumo Association who govern the sport and who have tolerated, condoned and caused the problems that have long plagued this pastime. Allegations of match-fixing have nagged sumo for decades, tainting the reputations of many elite wrestlers, including some yokozuna (grand champions). The JSA has dismissed all allegations as lies or as the misperceptions of ignoramuses. Until now, when there is digital evidence that cannot be denied.

After the telltale text messages were made public, Hanaregoma, the chairman of the JSA, performed the predictable bows and apologies and then insisted — repeatedly — that "this kind of thing has never happened in the past."

His claims are contradicted by what many rikishi have confessed. "Match-fixing was kind of a matter of fact among the wrestlers," former komusubi Keisuke Itai told a magazine in 1999. "The fixing used to be much worse than it is now" and "none of us felt any guilt at all." Itai's career as a wrestler, which ended in 1991, overlapped with that of Hanaregoma.

Besides denouncing whistle-blowers, the JSA is willing to sue to see its truth claims prevail. Some observers believe sumo elders and their agents are also willing to use extra-legal means in order to enforce their version of reality.

In 1996, after a former wrestler and his supporter went public with allegations of match-rigging, drug use, tax evasion and close connections to the yakuza, both died in the same hospital, hours apart, of "respiratory illness." No proof of poisoning was ever found, so the deaths cannot be called homicides, but causes of death are often misdiagnosed in Japan. In a country where the clearance rate for homicide is 95 percent, these deaths remain two of the most mysterious in postwar history.

Since the deaths of those two whistle-blowers, a series of scandals has exposed many of the JSA's assertions as self-serving nonsense. Wrestlers do not consort with gangsters, we have been assured, nor do they engage in illicit gambling. And that bar that was all broken up? Sorry about that, but our boys have big bodies, and one of them slipped and fell.

But facts are stubborn realities. Last summer the JSA was forced to dismiss an ozeki and a stable master for betting on baseball in a ring run by gangsters. Other culpable wrestlers and elders could have been fired or indicted, but meaningful accountability and reform were not pursued. The scandal was put to sleep with the demotion of two more stable masters, the banning of 18 wrestlers for one tournament and displays of bowing.

The JSA also administered a "survey" to its wrestlers, asking if they had ever gambled or been encouraged to do so. Those who said yes were punished. How's that for an incentive to tell the truth?

Last month, the gambling scandal was reawakened with the arrest of three former wrestlers — again for betting on baseball. This led to the smoking cell phones.

Gambling on baseball is a crime, and so is gambling on sumo. It is reasonable to wonder whether one motivation for fixing sumo matches is the desire to guarantee gambling payoffs for self, family, friends and mob affiliates. It is also reasonable to suppose that the text messages discovered so far are from the whole shebang.

Rigged matches and illegal gambling are one part of a much larger pattern of bad behavior and customs in the insular world of sumo. Connecting the dots is a precondition for meaningful conversations about reform.

108凡人:2011/02/18(金) 02:29:05
There have been numerous revelations of illicit drug use among wrestlers, and there would be more if the JSA required testing for the use of performance enhancing drugs. In an age when pills and injections can markedly increase power and decrease recovery time, and in a sport where those qualities are cherished, the failure to test for PEDs reflects the depth of the JSA's "see no evil" philosophy.

Violence outside the ring is a persistent problem. There has been a steady stream of churlish and brutal behavior by sumo wrestlers partying in bars, restaurants and clubs, occasionally with consequences, as when Asashoryu was forced to retire after one tantrum too many. Usually the thuggery is covered up and glossed over by sumo elders and their adoring friends and fans — as it was at least once during the January tournament in Tokyo.

Violence also permeates life inside the country's 51 sumo stables. Extreme "hazing" is common, ostensibly to "toughen up" young wrestlers and to teach them to respect their elders. Some stable masters have used wooden swords and baseball bats to drive their messages home.

In 2007, a teenage trainee named Takashi Saito died after his stable master (Junichi Yamamoto) beat him with a beer bottle and a bat and then ordered senior wrestlers to continue this pedagogy of the body on their own. At first the cause of death was falsely reported as heart failure; the real cause was revealed only when the victims' father insisted on an autopsy. Yamamoto and three of his wrestlers denied wrongdoing, but all were eventually arrested and convicted. Yamamoto has been sentenced to six years in prison for manslaughter; the others received suspended sentences.

Nonviolent but premature death is a fact of life for most retired wrestlers. Sumo is the only sport in the world where the rate of morbid obesity approaches 100 percent. The stress of lugging around scores or hundreds of extra pounds results in chronic health problems, from high blood pressure and diabetes to heart attacks and arthritis. Retired wrestlers have a life expectancy of 60 to 65 years, compared to almost 80 for the average Japanese male.

109凡人:2011/02/18(金) 02:44:58
Sumo also fails to respect norms of equality. Women are excluded from many competitions and ceremonies. They are not even permitted to touch the "sacred" ring lest they pollute it with their two X chromosomes. When Osaka Gov. Fusae Ohta was asked to present a prize to the champion of the annual Kansai tournament, she was required to make the exchange on a walkway next to the ring or to send a male representative. She repeatedly asked to perform this role inside the ring, as her male counterparts do, but her requests were rejected because, the elders insisted that to change this tradition would dishonor their predecessors who had observed it.

This kind of specious reasoning is common in sumo's echo chamber — as it is with respect to foreigners' participation in the sport. Sumo's top ranks are now dominated by foreign wrestlers, and many elders regard this as a crisis. Last year, the JSA responded by announcing that it would limit sumo stables to one foreign wrestler each — a reduction from the two gaijin rule it established in the late 1990s. The same reform defined "foreign" as "foreign-born," which means that naturalized Japanese citizens are now counted as "foreign." That's back to the future with a vengeance. It may also be illegal.

The fan in me would like to see sumo survive. But another part of me recognizes that its problems are so severe and so pervasive that perhaps this dinosaur does not even deserve treatment. For sumo to endure in a form that is worth caring about, fundamental reform is essential. That won't be easy, but one thing is clear: The JSA has proven itself incapable of modernizing the sport on its own.

Meaningful reform will have to be pressed upon it from the outside, by those agents of government charged with overseeing the country's national sport, by the media, which have long been too cozy with the sport to call it properly to account, and by people like you and me, who must decide whether to watch something that, in its present form, is more farce than competition. Sumo has imperiled its own existence. It will take more than the familiar script to save it from extinction.

(End)

110凡人:2011/02/18(金) 03:11:09
弱いものいじめは日本の伝統。それはどこの国も同じかもしれない。泣き寝入りが関の山。アメリカも同じと言うかも知れないが、日本よりは法律が整備、プロボノ弁護士や援護活動家の強い存在やマスコミの弱者サイドにたつ報道姿勢があるので、弱者が極端に孤立する危険から逃れられる。日本の行動が明文化された法律よりも慣習や世間体に縛られる部分が大きいため、法律があるといっても弱者は救われない場合が多い。日本の自殺率が高いのは弱者には行き場がなかったり、すがるものが極端に限られている点だろう。
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ストーカー593件、配偶者への暴力531件 過去最多
2011年2月17日

 2010年に県警が認知した県内のストーカー被害と配偶者などから暴力を受けた事案が、統計を取り始めた01年以降で最多だったことが、県警のまとめでわかった。ストーカー被害は5年連続、暴力事案は4年連続で増えた。

 県警生活安全企画課は「被害を警察に相談する流れが浸透してきた結果ではないか」と見ている。

 発表によると、10年に認知されたストーカー事案は593件で、前年比で41件増。交際相手(元も含む)からの被害が約47%と最も多く、知人・友人が約20%だった。配偶者や元配偶者などによる暴力事案は531件で、前年比30件増。被害者のほとんどは女性だ。

 県警は被害を認知した場合、110番通報を受けたらすぐ対応出来るよう被害者の電話番号を登録する▽住民基本台帳の閲覧制限などを自治体に申し入れる▽監視カメラや、通報者の居場所を知るための全地球測位システム(GPS)発信器を貸し出す――といった援助をしてきた。県警の援助実施件数も過去最多だった。

111凡人:2011/02/18(金) 04:00:55
みんなでやれば怖くない。子供は親の背中(社会)をみて育つ。ここにも弱いものいじめが日本の伝統として見られる。グループで犯罪行動に走るのは日米でも同じであるが、日本では攻撃の対象が弱者に集中している点に特徴があるように思う。日本社会に巣くうヤクザや暴力団(政治家だって手が出せない)に殴りこみをかけるような集団をしらない。アメリカではKKK集団(白人至上主義を唱え、暴力も辞さない団体)の法的ラリーに、人種差別反対を唱える市民団体が反ラリーで集結し、殴ったりけったりして襲い掛かるなんていうのがよくテレビニュースで報道される。ここではヒーローが高く評価され、大衆から尊敬される。日本の場合、テレビ映画等で、ヤクザ(強者)をヒーロー化している点が日本的でなかなか面白い。
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ホームレスに投石少年3人処分

面白半分で犯行が加速


ホームレスの男性らが襲われた現場(16日、伊勢崎市三光町で)  伊勢崎市内の河川敷で1月、いずれも同市立中学2年で14歳の少年4人がホームレスの男性に石を投げて軽傷を負わせた事件。傷害の非行事実で家裁送致されていた4人のうち3人の少年審判で15日、児童自立支援施設送致などの処分が決まった。4人は周囲から「素直な子」「明るい子」と評され、逮捕後も反省の態度を示した。だが、面白半分でエスカレートさせた犯行からは、少年犯罪の危うさが透けて見える。(上村健太)

 ■最初は遊び

 伊勢崎市の中心部にかかる橋の下。昨年、少年らは、地面に敷いた布団に横たわるホームレスの男性2人(63歳と67歳)に、大声をかける「遊び」を始めた。男性が向かってくると、走って逃げる。「追いかけてくる様子が面白かった」 捜査関係者や被害者への取材によると、犯行は加速した。少年たちは男性の「家」に石を投げ始めた。やがて的は、人となった。 「ジジイ!」。1月11日夜、少年の声とともに、石が投げ込まれ、目覚めた男性に向かって、一斉に石を投げてきた。石は男性1人に命中し、顔面が血まみれになった。少年は逃走し、男性の「うーうー」とうなり声だけが響いた。

 ■態度一変

 通行人の通報により、少年4人はすぐに見つかり、逮捕されると、態度は一変した。取り調べには素直に「面白半分でやってしまった。反応を見るのが楽しかった」と答えた。 少年らは、学校での遅刻や服装の乱れ以外、暴力などの大きな問題を起こしたことはなかった。登校の際、あいさつの声が小さいことを教員にたしなめられると、大きな声で「はい」と返事をしていたという。捜査員は「逮捕されて事の重大さに気づいたのだろう。それでも無防備な者を狙って危害を加えたことは残虐性を感じる」と話す。

 ■残虐性

 ホームレスに対する少年事件は後を絶たない。20002年には埼玉県熊谷市で、中2の少年たちが暴行を加えて死なせた。いずれも犯行を徐々に悪質化させたもので、別の捜査員は「思いやりと想像力が欠如している」と嘆く。 少年犯罪に詳しい東京工業大学の影山任佐教授は「遊び感覚の犯罪ほどエスカレートしやすく、重大な結果になる」と説明した。 15日に前橋家裁で言い渡された処分では、2人が児童自立支援施設への送致、1人が保護観察、もう1人の処分は後日に行われる。16日午前、事件にかかわった少年のうち2人が学校を訪れ、校長の話に黙って耳を傾け、まじめに生活を送ることを誓った。だが、橋の下で今も暮らす男性は、おびえた様子で言う。「今も不安で眠れない」

(2011年2月17日 読売新聞)

112凡人:2011/03/04(金) 06:13:29
暴力団関係者の露店、村上市が許可(2011年3月3日 読売新聞)

県警が認めないよう指導

 (新潟県)村上市が管理する公園で、暴力団関係者が市から許可を得て露店を出店していたとして、県警が市に対し、今後出店を認めないよう指導していたことがわかった。市は「暴力団関係者と気づかなかった」としており、指導に沿って対応を急ぐ考え。県警は、「出店申請の段階で照会があれば、暴力団関係者か否か調べて回答する」と自治体などに呼びかけ、露店を活動資金源とする暴力団の排除を強化する方針だ。

 市などによると、この露店は、市都市公園条例に基づく出店許可を得て、2000年から毎年冬、市が管理する公園内の駐車場で、小麦粉や黒砂糖などで作る、カステラに似た焼き菓子の露店を構えている。県警が調べたところ、稲川会系暴力団組員が出店に関与していることがわかった。

 条例の規定では、公園内で物品を販売する場合、出店者は1平方メートルあたり1日50円の使用料を支払う。この露店は毎回、所定の用紙に申請者名や使用区画(8平方メートル)を記載して市に出店を申請。市は過去5年分だけで計135回、計約6万3000円の使用料をこの露店から得たという。

 この露店が扱っていた焼き菓子は、「ぽっぽ焼き」と呼ばれる新潟名物で、直径数センチ、長さ十数センチの円柱状。黒砂糖の香ばしさと、もちっとした食感などが特徴で、9本300円程度で販売され、近年、B級グルメブームの中、人気が再燃しているという。

 県警は、この焼き菓子の露店出店を巡り、県内を拠点とする稲川会系暴力団が権利を主張し、出店を希望する各地の暴力団関係者らに権利を売っているとみている。また、売り上げの一部が、出店に関与する暴力団に活動資金として吸い上げられているとみて、自治体が管理する施設からの暴力団関係者の排除を進めている。

113凡人:2011/03/25(金) 11:54:19
日本の社会に深く巣くっているヤクザ。その社会が天災によって壊れているのだから、その被災者を助けるのはもっとも。吸血鬼が人間がいなくなったら、滅亡するのに似ている。ただこういう天災のような緊急時はそう頻繁にあるわけない。ヤクザの本性は法律の届かないところであらわれる。オポチュニストで目的や欲しいものがあったら、そこに立ちふさがるものを法律の外で排除する。他人の人権や法律をまったく無視するので、民主主義の敵であることにはかわりがない。人災であるヤクザと天災である地震は対照的。地震は起こると怖いが、そう頻繁に起こらない。起こらなかったら忘れてしまうほど平和そのもの。一方、ヤクザは緊急時に頼りになるが、日常、いつも無法者として住民の生活を脅かしている。庶民にとって忘れることは決してありえない。
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海外で報道される、震災地でのヤクザの活躍
投稿日: 2011年3月21日 2:47 PM 作成者: 365yen:ソース(円と生活)

ご存じの方も多いでしょうが、阪神淡路大震災でも山口組の炊き出しや支援物資が話題になりましたが、今回の東日本大震災でも世間の目を忍んで「ヤクザ」のボランティア活動が行われています。

今回の東日本大震災では、複数の組織が第一波の数時間後には東京で足止めを余儀なくされた人に事務所を開放(実際に利用した人はいるんでしょうか?)、同時に2トントラックを手配して被災地へ水、食料、毛布などの支援物資を緊急輸送しています。

翌日には稲川会が4トントラック25台に紙おむつ、インスタントラーメン、乾電池、懐中電灯、飲料など日用品を満載して東北地方に向け出発しています。

住吉会は避難所を提供、最大派閥の山口組も被災者に全国のオフィスを開放、救援物資を詰んだトラックを東北地方に向かわせています。

なかでも稲川会は、東北地方をルーツとしていることもあり、今回の被害に対するボランティア活動に最も積極的です。

東京支部は3月12日から翌13日の朝にかけて、茨城県ひたちなか市のひたちなか市民ホールに50トンの援助物資を東京から12時間も掛けて送り届けました。その際、受け取り拒否にあわないよう、ヤクザという身分は隠したそうです。

また、神奈川支部も茨城と福島にトラック70台の支援物資を送り届けるなど稲川会全体では、およそ100トンに上る支援物資を提供したと見られています。彼らは防護服もヨウ化カリウム剤も持たずに任務に当たったそうです。

山口組の構成員は記者に対し、寄付を断られたくないので、彼らのボランティア活動を余り報道して欲しくないと語っています。

警察とヤクザの間では、こうした震災時のヤクザのボランティア活動は黙認するという不文律があるそうです。

しかし、こうした震災でヤクザのボランティア活動が注目を集めてしまうと、平常時の警察組織への信頼が揺らぎかねないという理由から、日本ではヤクザのボランティア活動は報道されません。

1995年の阪神淡路大震災でも彼らの救援物資の費用の出元はどこなのか、人々は十分承知していました。しかし、本当に支援を必要としているときは、どんな支援でも断ることは出来ません。今回も、そういったときかもしれません。

奈良県警の調査では、40才以下の成人の10人に1人は「ヤクザ」を必要悪だと考えてるそうです。

114凡人:2011/03/30(水) 09:14:03
組関係者の車に数発発砲 福岡・久留米の駐車場(朝日新聞2011年3月30日)

銃撃された車を調べる福岡県警の捜査員=29日午後2時34分、福岡県久留米市上津町

留米市の発砲の現場
 29日午後0時半ごろ、福岡県久留米市上津(かみつ)町の農産物直売所の駐車場で「車に銃弾が撃ち込まれた。撃たれた車が犯人を追いかけている」と110番通報があった。久留米署員が捜したところ、現場から約300メートル南の国道3号で撃たれた四輪駆動車を発見。指定暴力団道仁会(本部・久留米市)の関係者2人が乗っていたが、けがはなかった。

 県警は暴力団同士の抗争の可能性があるとみて、殺人未遂と銃刀法違反(発射)容疑で調べている。

 発表によると、車に乗っていたのは、いずれも住所、職業とも不詳の30歳と28歳の男性。直売所の駐車場に停車していたところ、フルフェースのヘルメットをかぶった人物が歩み寄り、車に向けて数発を撃ったという。助手席付近の5カ所に弾痕があり、一部は車内に貫通していた。

 犯人は身長170センチぐらいで中肉、茶色のジャンパーと紺色のジーパン姿。顔はヘルメットで隠れていたという。現場から走って逃げたらしい。

 現場は国道3号沿いで、約100メートル南には上津小学校がある。この日は春休み中だったが、敷地内にある上津学童保育所には1〜3年生約80人が預けられていた。

 小学1年生の息子を迎えに来た40代の母親は、学校からの連絡メールで事件を知った。「発砲事件が起きました」「子ども1人で遊ばせないように」との内容だった。母親は「物騒です。子どもたちは春休みなので外で遊びたいだろうけど、我慢してもらうしかない」と話していた。

 道仁会を巡っては、2006年に同会から分裂した指定暴力団九州誠道会(本部・福岡県大牟田市)との抗争が続いている。09年9月には道仁会系組長がダンプカーで誠道会幹部の車に突っ込む事件があったほか、昨年11月には同県柳川市で誠道会系組長が覆面姿の2人組に襲われかけたのが確認されている。

115凡人:2011/03/31(木) 04:16:57
(上)狙い通りのトップ3不在 2010.12.1産経

集中取り締まりの一環で山口組総本部の家宅捜索に入る兵庫県警の捜査員ら。頂上作戦は功を奏するか=9月2日、神戸市 

 ようやく空が明るくなり始めた1日午前6時32分、大阪府豊中市。閑静な住宅街に構えた自宅で捜査員から令状を示された男は、淡々とした様子で逮捕に応じた。指定暴力団山口組のナンバー3である総本部長、入江禎(ただし)(65)。「逮捕しようと思えば、もっと早くできた」(大阪府警幹部)。時機をうかがい続けてきたターゲットを、大阪府警がついに捕らえた瞬間だった。

 これに先立つ11月18日早朝、新神戸駅近くの住宅街の一角を異様な緊張感が覆っていた。1軒の住宅を、京都府警を中核とした捜査員約140人が取り囲む。やがて数人が屋内に踏み込むと、山口組ナンバー2の若頭、高山清司(63)は配下の組員がぐるりと周囲を固める中央にじっと座っていた。みかじめ料名目で4千万円を脅し取ったとする恐喝容疑の逮捕状が読み上げられると、ただ一言、「そんなの関係ない」と答えたという。

 神戸市を本拠地とする山口組では代々、関西を地盤とする最高幹部が運営の実権を握ってきた。しかし、平成17年7月に6代目組長となった篠田建市(68)=通称・司忍=は、自身の出身母体で名古屋市が本拠である弘道会会長の高山を若頭に登用。「非関西」ということだけでなく、同一組織の出身者がナンバー1、2を占めたのも山口組の歴史で初めてだった。しかもこの年の末、篠田は銃刀法違反罪による懲役6年の刑が確定、収監されトップ不在となる。

 だが高山は異例づくしの状況に、強引ともいえる手法で臨んだ。不満分子とみられた直系組長らを相次いで絶縁。篠田の代理として巨大組織を取り仕切ってきた。

 一方の入江は高山の若頭就任と同時期に総本部長に就任。弘道会が勢力を急速に伸長させていく中、「関西代表」として他の直系組長らとの間の緩衝材としての役割も担ってきた。

 高山の逮捕後は幹部の間に広がる動揺を収拾。高山に代わって山口組を切り盛りしていくとみられていた。その矢先の逮捕について、冒頭の大阪府警幹部は言う。

 「京都府警が高山を逮捕するのをずっと待っていた。入江を逮捕するなら、実質トップになってからの方がはるかに組織に与えるダメージは大きいやろう」



 来年4月に迫る篠田の出所を前に山口組の弱体化を目指す警察当局は、トップの3人を不在にする状況に追い込んだ。両者の攻防を追う。

=呼称略

(山口組取材班)

116凡人:2011/03/31(木) 04:22:29
(中)なぜ弘道会は「狙い撃ち」されるのか 2010.12.2 産経

 指定暴力団山口組ナンバー3の総本部長、入江禎(ただし)(65)の逮捕翌日となる2日午前、警察庁長官の安藤隆春は国家公安委員会後に記者会見に臨んだ。「組長と若頭が不在の中、山口組の組織運営の中心を担っていたナンバー3の総本部長を逮捕したという点で、重要な意味を持つ」と、大阪府警による今回の逮捕を評価。そして、こう言葉を継いだ。「まさに、これまで全国警察が一体となって取り組んできた集中取り締まりの成果だ」

 弘道会の弱体化なくして山口組の弱体化はなく、山口組の弱体化なくして暴力団の弱体化はない−。昨年6月に就任した安藤は山口組、とりわけ組長の篠田建市(68)=通称・司忍=とナンバー2である若頭の高山清司(63)の出身母体の弘道会の取り締まりに傾注してきた。服役中の篠田に代わり高山が山口組を取り仕切る中、来年4月に篠田が出所すると、弘道会による山口組支配が盤石になってしまうとの危惧(きぐ)があったからだ。

 警察当局が弘道会を警戒する最大の理由は、その警察に対する強硬姿勢にある。警察に会わない▽事務所に入れない▽情報を出さない−の「3ない主義」を徹底しており、ある捜査幹部は「このまま弘道会支配が進むと、山口組の不透明化がさらに深まる」と懸念を示す。

 警察当局は「こうした状態は日本の治安に重大な脅威になる」として、昨年10月から弘道会頂上(壊滅)作戦を展開。各都道府県警が争うように捜査を進めた結果、これまでに摘発された直参(じきさん)と呼ばれる直系組長は26人、弘道会直系組織幹部は48人に上った。直系組長の逮捕者には、山口組内で最大の構成員を持つ山健組の組長(62)など、総本部長に次ぐポストである若頭補佐も含まれる。その総仕上げともいえるのが、京都府警による高山、大阪府警による入江の逮捕だった。

 「高山の身柄は、のどから手が出るほど欲しかった。警視庁や大阪府警も同じ気持ちなのでは。われわれは9月に山健組組長ら7人の直系組長を逮捕したが、京都府警に逆転負けさせられた心境だ」と複雑な胸の内を打ち明けるのは、山口組総本部を管内に持つ兵庫県警の幹部。一方で、「今回の逮捕を機に山口組の内部がごたごたしてくれれば、いい事件を新たに組み立てられるはずだ」と期待をにじませた。

 =敬称・呼称略

 (山口組取材班)

117凡人:2011/03/31(木) 04:24:44
(下)「頂上作戦」の次は… 2010.12.3 産経

 対照的な情景だった。指定暴力団山口組ナンバー3の総本部長、入江禎(ただし)(65)が逮捕された今月1日朝、神戸市灘区の山口組総本部の周辺は静かなままだった。逮捕から数時間が過ぎても時折、高級車が出入りするだけ。11月18日午前5時、ナンバー2の若頭、高山清司(63)が逮捕された際には、1時間もたたないうちに「直参(じきさん)」と呼ばれる直系組長が続々と参集し、騒然としたにもかかわらず、だ。

 「総本部に集まれと指示する人間すら、もういなくなった」。捜査関係者はこう見る。組長の篠田建市(68)=通称・司忍=の服役中に留守を預かる幹部を次々と逮捕し、組織を弱体化させる。その狙いが功を奏した結果だというのだ。

 しかも高山の場合、4千万円の恐喝容疑のうち500万円分の共犯とされた組員には、懲役4年の判決が言い渡されている。高山が起訴され有罪になれば、これ以上の服役は免れない。弘道会に詳しいジャーナリストは「高山は10月中旬に府中刑務所で篠田と面会している。自身が逮捕されることをうすうす分かっていて、今後の体制を相談したのではないか」と話す。

 だが、このまま山口組を壊滅へと追い込んでいけるのか。

 警察当局はこれまでも繰り返し「頂上作戦」を展開してきた。古くは昭和39年に始まった第1次作戦。4代目組長の人選をめぐる昭和59年の山口組分裂も、壊滅の絶好の好機ととらえた。平成9年8月に若頭だった宅見勝=当時(61)=が射殺された事件の後は、後継若頭の有力候補と目された篠田をはじめ、若頭補佐3人を相次いで逮捕。8年近く若頭不在の状況を作り出した。

 にもかかわらず山口組は今も存在し、変わらず国内最大の暴力団であり続けている。関係者は「一時的に動揺することはあっても、われわれの組織も、資金源もなくなることはない」と豪語する。

 長年、山口組を追い続けた警察OBは「最高幹部を次々に逮捕するという見えているところをたたく捜査から、資金源など見えないところに手を突っ込む捜査に変えられるか。それがカギだ」と指摘。そのためには、「司法取引や通信傍受などの捜査手法を機能させなければ」と訴える。

 入江逮捕の後、大阪府警の幹部は苦笑を浮かべこう話した。「次のターゲット? わしらは打ち出の小づちを持ってるわけやないんやで」。だが、構成員1万9千人の巨大組織との見えざる闘いは、きょうも続けられている。=呼称略

(山口組取材班)

118凡人:2011/03/31(木) 04:38:43
幹部逮捕…山口組が「納会」初めて中止 
2010.12.11 11:04

 指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)で、ナンバー2、ナンバー3が相次いで逮捕されたことを受け、年末恒例の組行事「納会」(事始め)を中止することが11日、捜査関係者への取材でわかった。山口組は現在の組長も服役中で、トップ3が不在という事態。山口組の年末の組行事が行われないのは初めてという。納会の代わりに毎月開かれる通常の「定例会」として直系組長を集め、今後の体制を協議するとみられる。

 捜査関係者によると、山口組の年末行事は、毎年12月13日に「事始め」として開かれており、全国の直系組長らが羽織袴(はかま)の正装で参加。山口組組長から盃(さかずき)をうける儀式という。

 現在の組長、篠田建市受刑者(68)=通称・司忍=が平成17年12月に銃刀法違反罪で収監された後は、「納会」と名称を変えて実施されていた。

 しかし、今年11月に京都府警が恐喝容疑でナンバー2の高山清司被告(63)=恐喝罪で起訴=を、今月1日には大阪府警が暴力団対策法違反容疑でナンバー3の入江禎(ただし)容疑者(66)を逮捕。かじ取り役が不在となった山口組は「新年を祝えるような状況ではない」と中止を決めたとみられる。

 例年の納会では、短時間の宴会も開かれていたが、今年は酒も控える予定という。

 また、12月末に総本部で開いてきた恒例の餅つきにも今年は付近住民を招かず、組員のみで実施する方針という。

119凡人:2011/03/31(木) 04:39:22
取引停止などを義務付け 暴排条例で全国初、福井
2010.12.17 22:53

 福井県議会は17日、電力やガス、鉄道などの公益事業者に対し、取引の相手が暴力団と関係がある業者だと分かった場合に、取引停止などの措置を取るよう義務付けた「暴力団排除条例」を全会一致で可決した。施行は来年4月1日。

 罰則は設けていないが、福井県警によると、公益事業者に対する取引相手の確認などを暴排条例に盛り込んだのは全国で初めて。

 また条例は福井市、あわら市、敦賀市の繁華街や温泉地を「暴力団排除特別強化地域」に指定、暴力団に金銭を提供しないよう旅館や飲食店に求めている。

 金銭提供が確認された場合は警察が勧告を出し、悪質なケースは業者名を公表する。

 さらに暴力団が学校周辺で組事務所を新設することを禁じているほか、県の全事業からの暴力団排除を盛り込んでいる。

120凡人:2011/03/31(木) 04:39:55
山口組ナンバー3宅見組組長起訴 「ヒットマンへの報奨金」では初
2010.12.22 23:18 (1/2ページ)

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送検のため大阪府警本部を出る入江禎容疑者=2日午後0時19分
 宅見勝・宅見組長射殺事件の報復で抗争相手を射殺し、服役した組員(60)に報奨金を与えていたとして、大阪地検は22日、暴力団対策法違反(賞揚等禁止命令違反)罪で、山口組ナンバー3の宅見組組長、入江禎(ただし)容疑者(66)ら宅見組幹部2人を起訴した。「ヒットマン」に褒美を与えたとして公判請求されるのは全国初という。抗争事件で報奨を組織運営の柱とする暴力団に打撃を与えそうだ。

 他に起訴されたのは、宅見組石原総業組長、玄正吉被告(57)。地検によると、入江被告らは起訴内容を認めている。また、大阪区検が同日、共犯として逮捕された宅見組幹部の柳沢昌行(43)と石原総業幹部の重里建一(36)の両容疑者を同罪で略式起訴。大阪簡裁が罰金50万円の略式命令を出し、2人は即日納付した。重里幹部の内妻(39)と犯人隠避容疑で逮捕された組員の内妻(58)は不起訴処分(起訴猶予)とした。

 起訴状によると、入江被告らは共謀の上、平成20年10月、府公安委員会から服役中の組員に金品を渡すことを禁じる命令が出されたにもかかわらず、20年11月〜22年4月、組員の内妻の銀行口座に計390万円を振り込み、供与したとしている。

121凡人:2011/03/31(木) 04:41:10
2010.12.22 23:18 (2/2ページ)

 宅見組は組員が服役した12年12月以降、月20万円、盆暮れには30万円を内妻に渡し、これまでの支給総額は計2435万円にのぼる。禁止命令が出される以前は、入江被告ら幹部3人が振り込み名義人となり、禁止命令後は、重里幹部の内妻が振り込み役を担当。今年5月以降は、柳沢幹部がホテルなどで組員の内妻に直接渡していたという。

 また、13年には、大阪府内の一戸建て住宅がこの組員の所有となり、家族が暮らしていた。住宅も宅見組側から提供されたものとみられる。

 「賞揚禁止」は20年8月に全面施行された改正暴対法に盛り込まれた。府警は入江被告らが違法性を認識しながら報奨を止めることは組織運営上できず、供与を続けていたとみている。府警によると、宅見組では通常、抗争で服役した組員に月30万円、傘下組織組員には月20万円を渡していた。

122凡人:2011/03/31(木) 04:41:42
45%占める山口組「一極集中」
2010.12.30 07:00

 警察庁によると、暴力団構成員と準構成員の合計は平成21年末時点で8万900人で前年に比べ1700人減少している。ピーク時の昭和38年の18万4千人から半分以下にまで減少しているが、平成3年以降は7万9千人台〜9万1千人台で推移し、横ばい状態だ。

 団体別では、山口組(神戸市)は前年に比べ1600人減少したものの、全体の45・0%の3万6400人に上る。全国の指定暴力団は22団体あるが、まさに一極集中の様相を呈している。住吉会(東京都港区)は15・8%、稲川会(横浜市)は11・6%で、この主要3団体で72・4%を占めているという。

 山口組では直参(じきさん)と呼ばれる直系組織が86団体あり、最大勢力は5代目組長を輩出した山健組(神戸市)で、弘道会は2番目。組長と若頭、総本部長のトップ3と7人の若頭補佐による執行部で組織を運営している。

 ただ、組長の篠田建市受刑者は平成17年末から収監中で来年4月に出所予定。この間、事実上のトップとして君臨してきた若頭の高山清司被告は今年11月に逮捕され、現在起訴勾留(こうりゅう)中。12月に逮捕された総本部長の入江禎被告も起訴勾留中で、トップ3不在の状態が続いている。

 一方、今年1〜6月の暴力団の摘発人数は1万2588人。罪種別では、覚せい剤取締法違反と恐喝、賭博、競馬法など公営競技関係法違反が34・6%を占めており、依然として有力な資金源になっている。

123凡人:2011/03/31(木) 04:42:09
弘道会系事務所を捜索 大相撲野球賭博で「胴元」の疑い
2010.12.31 02:00

 大相撲の野球賭博事件で、力士らを顧客とする賭博に胴元として関わった疑いがあるとして、警視庁組織犯罪対策3課が賭博開帳図利の疑いで、指定暴力団山口組弘道会の傘下団体だった組事務所を家宅捜索していたことが30日、関係者への取材で分かった。元琴光喜関(元大関)らの仲介役だったとされる元力士(35)が同課の任意聴取に「(この組の)組長が胴元だった」と供述しており、同課は賭博システムの実態解明に向け、慎重に裏付け捜査を進めている。

 関係者によると、元力士は大学卒業後の平成10年に阿武松部屋に入門。現役時代の12年ごろ、飲食店で組長に声をかけられたことを機に野球賭博を始めた。組長は当初、客として元力士を誘い込んだとみられる。

 その後、元力士は同じ部屋に所属していた床山らを勧誘。18年に引退して以降は、床山を通じて元琴光喜関や元大嶽親方(元関脇)ら他の部屋に所属する力士らも仲介するようになり、角界への野球賭博が広がっていったとされる。

 同課の任意聴取に対し、元力士は「野球賭博の胴元として組長が関与していたが、亡くなった」などと供述。同課はこの供述を裏付けるため、大阪府内の組事務所など関係先を家宅捜索した。だが、組長は21年に病死しており、間もなく組が解散したため、捜索時に組事務所としての活動実態はなかったという。

 一方、仲介役とされる元力士は、組長の死亡前後も賭け金を募るなどしていたとみられ、同課はこの仲介役も野球賭博を運営していた可能性があるとみている。

124凡人:2011/03/31(木) 04:42:46
パチンコ店恐喝未遂容疑で工藤会最高幹部を逮捕
2011.1.12 20:55

 パチンコ店出店をめぐり約7千万円のあいさつ料を要求したとして、指定暴力団工藤会系組幹部らが昨年9月に恐喝未遂容疑で逮捕された事件で、福岡、山口両県警は12日、同容疑で新たに工藤会最高幹部の一人、田中十四春容疑者(61)を逮捕した。福岡県警によると「まったく関係ない」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は、組幹部ら4人と共謀の上、平成19年9月から21年9月にかけて数回にわたり、北九州市門司区で新規出店の準備を進めていたパチンコ店運営会社(大阪市)の社長(68)に「パチンコ台1台につき10万円出すよう工藤会が言っている」などと現金を要求した疑い。

 会社側は支払いを拒否。山口県内の系列店でガラスが割られるなどの事件があり、田中容疑者の傘下の組員が逮捕されている。

125凡人:2011/03/31(木) 04:43:16
人気クラブ「エーライフ」店長が客を恐喝し逮捕 10万円脅し取る
2011.1.13 15:51

 客の男性に因縁をつけ現金10万円を脅し取ったとして、警視庁麻布署は恐喝の疑いで、人気クラブ店「エーライフ」(東京都港区西麻布)の店長、笠井克啓容疑者(51)ら3人を逮捕した。同署によると、笠井容疑者は「よく覚えていない」と容疑を否認、他の2人は認めている。

 他に逮捕されたのは、同店に警備員として派遣されていた家庭教師、富樫利彬(32)=千葉県柏市=と、ナイジェリア国籍の店員、イグエアグ・イケンナ・マイケル(34)=松戸市=両容疑者。

 同署の調べによると、脅された男性は同店で女性と知り合ったが、目を離した隙に別の男性と雑談していたためトラブルになった。別の男性は店の常連客で、笠井容疑者らに「男性が女性のバッグを盗み、殴った」などと嘘を伝えたことをきっかけに、笠井容疑者らが男性を脅したという。

 逮捕容疑は昨年9月26日午前3時40分ごろ、同店前の路上で、男性に因縁をつけ「金を払うか、殴られるか、どっちがいいのか」などと脅し、男性に近くのATMで現金10万円を引き出させて奪ったとしている。

 同店は芸能人ら著名人も利用する店として知られている。

126凡人:2011/03/31(木) 04:43:46
警察庁が山口組・弘道会対策会議 6代目組長の出所控え
2011.1.26 10:56

 警察庁は26日、指定暴力団山口組と中核を担う2次団体「弘道会」に対する取り締まりを強化するため、全国の警察本部の暴力団対策関係課長を集め、「山口組・弘道会対策会議」を開いた。中枢幹部や資金源となっている関係企業、共生者の取り締まり徹底などを指示した。

 同会議は昨年9月にも開催されている。今回は4月に山口組6代目組長、篠田建市受刑者=通称・司忍=の出所が迫っていることを受け、改めて徹底取り締まり方針を示すために開催された。

 警察庁の安藤隆春長官が会議の冒頭で「社会が一体となった暴力団排除の気運が高まっており、山口組、弘道会を弱体化、壊滅させる千載一遇の好機」と指摘。「まさに今が暴力団対策の勝負の時。山口組、弘道会の弱体化、壊滅を現実のものにしてほしい」と訓示した。

 具体的には、あらゆる法令を駆使し、次世代を担う若手幹部を含めた中枢幹部の検挙徹底▽組織的犯罪処罰法や課税通報、暴力団排除条例の活用による資金の永続的な遮断▽社会全体による暴力団排除の推進−などが指示された。

127凡人:2011/03/31(木) 04:44:22
「弘道会」東京責任者を恐喝未遂容疑で逮捕
2011.1.29 13:03

 会社役員の男性から500万円を脅し取ろうとしたとして、警視庁組織犯罪対策4課は29日、恐喝未遂と出資法違反の疑いで、指定暴力団山口組の中核組織「弘道会」の若頭補佐で、傘下暴力団「小松組」の組長、椎名数男容疑者(56)を逮捕した。同課によると、「何も話すことはありません」などと、供述しているという。

 小松組は名古屋市に拠点を置く弘道会の東京進出の足がかりになっており、椎名容疑者は弘道会の実質的な東京責任者だという。

 逮捕容疑は平成22年5月ごろ、埼玉県の会社役員の男性に2000万円を貸し付けた後、同年12月ごろまでに法定金利を大幅に上回る計1400万円の利息を受領。さらに同年11月ごろには、「今すぐに500万円準備しろ。会社がつぶれてもいいのか」などと言い、500万円を脅し取ろうとしたとしている。

128凡人:2011/03/31(木) 04:44:54
山口組系幹部と組員、飲食店アルバイト店員の胸触る 強制わいせつ容疑で逮捕
2011.2.15 14:29

 飲食店の店員にわいせつな行為をしたとして、大阪府警捜査4課と旭署などは15日、強制わいせつ容疑で、山口組系暴力団幹部、清水博之(49)=大阪市旭区生江=と同組員、牛嶋達也(43)=同市東淀川区豊里=の両容疑者を逮捕したと発表した。府警によると、いずれも容疑を認めている。

 逮捕容疑は、2人は共謀し、平成22年12月3日夜、大阪市旭区内の飲食店で、20代のアルバイト女性の胸を触るなど、わいせつな行為をしたとしている。

 府警によると、2人は個室で飲食中で、酒に酔っていたという。

129凡人:2011/03/31(木) 04:46:20
山口組弘道会系組長らを傷害で逮捕 組長から二千万円借金の不動産業者の顔殴る 
2011.2.23 13:02

 男性を車に押し込もうとしてけがをさせたとして、警視庁大森署は23日、傷害と強要未遂の疑いで、指定暴力団山口組弘道会系組長、芝本憲明容疑者(64)と組員2人の計3人を逮捕した。

 捜査関係者によると、芝本容疑者らは1月30日、神奈川県大和市内の路上で、不動産業の男性(56)を無理やり車に乗せようとしたうえ、拒否する男性に「ぶっ殺すぞ」と顔を蹴るなどの暴行を加え、全治約2週間のけがを負わせた疑いが持たれている。

 男性は組長側から計2千万円を借りていたが、返済が滞っていたという。

130凡人:2011/04/05(火) 05:34:35
オリエンタルランドの敗訴確定、課税処分めぐり最高裁
2010.10.9 19:47

 東京ディズニーランド(TDL)などの運営会社「オリエンタルランド」(OLC、千葉県浦安市)から右翼関連会社に支払われた清掃委託料の一部などが、課税対象となる「交際費」に当たるかどうかが争われた訴訟で、最高裁第2小法廷(竹内行夫裁判長)は9日までに、OLCの上告を退ける決定をした。

 交際費と認定して国の課税処分を適法とし、OLCの処分取り消し請求を棄却した一、二審判決が確定した。決定は8日付。

 昨年7月の一審東京地裁判決などによると、OLCは昭和59年、右翼関連会社との取引を開始。東京国税局から平成17年3月期までの7年間で約12億円の申告漏れを指摘された。

 地裁は、実際の清掃業務がこの会社から別の会社に丸投げされていたとして、再委託料との差額が「右翼団体幹部への謝礼、贈答と認められる」とした。

131凡人:2011/04/05(火) 05:35:45
プリンスホテル「不起訴相当」 検審議決に旅行業界ホッ
2010.10.12 23:54 産経

プリンスホテルに対する検審の判断に、多くの業界関係者が注目していた。左はプリンスの取締役で西武ホールディングス社長の後藤氏

 日本教職員組合(日教組)の集会をめぐり、一部右翼団体の抗議活動を避けるため宿泊を拒否し、書類送検されたプリンスホテルとその経営陣。東京第1検察審査会(第1検審)は先月末、不起訴などにした検察判断を妥当とする「不起訴相当」との議決を下した。この判断に安堵している旅館・ホテル関係者は少なくない。事件以降、一部右翼団体とのトラブルが頻発していたからだ。(夕刊フジ)

 日教組は2007年8月、翌年2月の全国集会に向けてグランドプリンス新高輪など3ホテルに190人分の宿泊を予約。だが例年、一部右翼団体が会場周辺で抗議活動を行うことから、それを知ったプリンスが07年11月に契約を解除した。

 警視庁は昨年3月、正当な理由なき宿泊拒否を禁じた旅行業法違反の容疑でプリンスの渡辺幸弘会長(63)と法人としてのプリンス、同社取締役でもある西武ホールディングス、後藤高志社長(61)を書類送検した。

 実はこれ以降、全国各地の宿泊予約担当者が頭を悩ます事態が頻発するようになったという。

 栃木県内の老舗旅館のマネジャー(46)は「事件以降、忘年会などの団体予約で、芸能プロや建設会社を名乗り、予約を入れてきた一部の右翼団体が、われわれの要望を聞き入れなくなった」と声を潜める。

 要望とは、一般客の心情を踏まえ、宿泊を自粛してもらうことを指す。

 「暴力団員の宿泊拒否は認められていますが、右翼団体の規定はなく、本来予約はお断りすることはできません。それでも、一帯のホテルと連携してご遠慮いただくようねばり強く交渉してきました。でも、プリンスの一件で知識を得た方々が『法的根拠を示せ』と出るようになったのです」(マネジャー)

 東京地検は今年7月、渡辺会長と法人を起訴猶予、後藤社長を不起訴処分にし、一件落着するかにみえたが、日教組が異議申し立てを行い、事態は第1検審という第2ラウンドに移っていた。

 その注目の結論が先月末、「不起訴相当」と下り、旅館・ホテル業界は「ご遠慮いただきたいわれわれの立場が市民感覚でもお墨付きを得た」(同)ともろ手を挙げて大喜び。

 法人営業を担当する旅行会社の社員も「今後は、同様の事態に際し、『出るところ(法廷)に出ていただいて結構です』と自信を持って主張することができます。われわれも予約確定後に、一部右翼団体と判明した際は、今回の検審判断を元に毅然とした態度でお断りできる」と胸をなで下ろしている。

 プリンスホテルでは「ご利用者、周辺住民、受験生の方々へのご迷惑を避ける…この苦渋の決断をご理解いただけたものと大変ありがたく思っています」(広報)とコメントしている。

132凡人:2011/04/05(火) 05:37:14
暴力団装い読売新聞の契約を強要 容疑の拡張員を逮捕 警視庁
2010.10.19 12:51

 暴力団組員を装い、読売新聞を強引に購読させたとして、警視庁浅草署は強要の疑いで、東京都中野区江古田、新聞拡張員、長井信良(しんりょう)容疑者(37)を逮捕した。同署によると、長井容疑者は「1件は強引に迫ったが、もう1件は脅したつもりはない」と容疑を一部否認している。

 逮捕容疑は7月と9月、台東区内のマンションと一戸建ての新築工事現場で、現場監督をしていた男性会社員らに対し「新聞の勧誘を事務所から任されている。地回りをしている連中の管理をしている」「周辺で工事をしている会社には全部協力してもらっている」などと脅迫。それぞれ読売新聞を2部ずつ、計4部を3カ月間契約させたとしている。

 長井容疑者は平成15年7月から派遣会社に登録し、拡張活動をしていたという。同署は同様の被害を5件把握しており、関連を調べている。

133凡人:2011/04/05(火) 05:38:49
「子供さらう」と交際相手の女性に電話 脅迫容疑で25歳男を逮捕
2010.11.11 13:08

 交際相手を脅したとして、警視庁中野署は住所不定、自称右翼団体「統一戦線義勇軍」幹部、牧田祐二郎容疑者(25)を逮捕した。同署によると牧田容疑者は「女性に電話をかけたが脅迫はしていない」と否認している。

 逮捕容疑は7月9日午後9時ごろ、交際していた女性に電話をかけて「(お前の)子供をさらう」「本当の恐怖を味わわせてやる」などと脅したとしている。

 同署は、牧田容疑者と女性に交際のトラブルがなかったか調べている。牧田容疑者は平成19年、防衛省に火炎瓶を投げ込んだとして、火炎瓶処罰法違反の現行犯で逮捕されていた。

134凡人:2011/04/05(火) 05:43:12
まるでゴーストタウン 厳戒の横浜・みなとみらい地区
2010.11.13 21:22

各国の首脳が集合し、APEC会場周辺のデモも活発化した。神奈川県外の警官も警備にあたった=13日午後、横浜市内(緑川真実撮影)

 アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が始まった13日、会場の「パシフィコ横浜」(横浜市西区)がある、みなとみらい(MM)地区を中心に神奈川県警による警備態勢は最高レベルに達した。全国から応援を含めた2万1千人の警察官が警備に当たる中、普段は観光客や買い物客でにぎわう街は、全く違う顔を見せていた。(太田明広)

□騒々しい結婚式

 赤色灯を点灯させた警察車両が行き交い、主要道路には数メートルおきに警察官が整然と立ち並ぶ。通行人は次々と職務質問を受ける厳戒のMM地区を歩くと、賛美歌が聞こえてきた。

 会場から北に約500メートル離れた横浜美術館の前で、結婚式が行われていたのだ。厳かな雰囲気の中、新郎新婦が指輪を交換すると、参列者からは祝福の拍手が送られた。

 しかし、その拍手をかき消すような警察のヘリコプターの轟音が上空から鳴り響き、地上では右翼団体の街宣車が大音量で抗議活動。

 「こんな日に結婚式とはかわいそう。日取りの変更は難しいものね」と通りかかった同市港北区のパート女性(63)は同情のまなざしを向けた。

 MM地区内のすべての交差点には警察官の姿。交通検問や封鎖のためのバリケードが設置されている。不審者を警戒する私服警察官の姿も数日前に比べ、明らかに増えた印象だ。記者証を掲げている記者も職務質問を何度も受けた。

□商業施設に影響

 「ゴーストタウンになったみたい。街に活気がない…」。変わり果てた街の表情に近くに住む会社員の女性(56)は困惑した様子。

 商業施設への影響は深刻だ。会場近くの焼き肉店では、客足が遠のくことを予測して約1400円の和牛カルビを半額の700円に下げた。それでも来客は予想をはるかに下回り、売り上げは3分の1ほど。店員は「死活問題だ」と嘆く。一方で、MM地区に係留されている帆船「日本丸」の絵を描いていた東京都渋谷区の自営業、小又富士夫さん(71)は「普段と違い静かで集中できた」と満足そうだった。

□さまざまなデモ

 MM地区の外に足をのばしてみると、桜木町駅(同市中区)の周辺では、反グローバリズムを主張するグループが集会を行っていた。オバマ米大統領と菅直人首相の着ぐるみをかぶったメンバーらが、おどけたポーズで米国におもねる日本の姿勢を批判していた。

 菅首相役を演じていた東京都世田谷区のフリーター男性(29)は「米国にいいなりの日本を批判したかった。言葉より伝わると思い、パロディーでアピールした」と説明。

 通りかかった横浜市栄区の女性会社員(30)は「景観の美しさが売りの横浜で、物々しい雰囲気は違和感を覚える」と警察の警備と騒々しいデモに批判的。会場周辺を歩いたのはわずかな時間だったが、都市部での大規模国際会議のさまざまな影響を肌で感じた。

135凡人:2011/04/05(火) 05:46:07
APEC、過去最多の団体がデモ計画 警備当局が厳戒態勢
2010.11.7 21:39

APEC実務者会合が始まり、警備が一段と厳しくなった会場前=7日午前、横浜市西区のパシフィコ横浜(寺河内美奈撮影)

 10〜14日に横浜市で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)閣僚・首脳会議に合わせ、デモ行進や抗議集会を計画している反グローバリズムなどの団体が、国内の国際会議では過去最多規模に上ることが7日、警備当局の調べで分かった。右、左翼団体に加え、複数の保守系の市民団体や宗教団体が尖閣諸島、北方領土問題をめぐって中国とロシアへの抗議デモを行う可能性があり、警備当局は団体同士が衝突する恐れもあるとみて警戒を強める。

 警備当局によると、平成20年7月7〜9日に開かれた北海道洞爺湖サミットでは、開催前から反グロを掲げる国内外の多数の団体が札幌市内で合同デモや抗議集会を実施。極左団体も4〜9日で延べ1370人を動員したほか、右翼団体も約90団体が街頭宣伝活動を行ったという。

 これに対し、今回のAPECでは、主に反グロ運動に取り組む人たちが実行委員会を組織し、13日に横浜市の会場近くを通るデモ行進を計画。貿易の自由化に反対する農業系団体も14日に抗議集会を予定している。

 特に農業問題では農作物の関税撤廃が原則の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加の是非が議論されており、激しい抗議運動も予想される。

 このほか、複数の左翼団体も機関誌などでデモを「予告」。尖閣諸島問題を受け、一部の右翼団体に横浜への「集結」を呼びかける動きもみられ、サミットよりも多数の団体が街宣活動を行う見込みという。

 こうした「従来型」に加え、最も人が集まる可能性が指摘されているのが保守系市民団体の抗議活動。ある団体は10月中旬と11月上旬の2回、尖閣諸島をめぐって中国への抗議デモを行い、それぞれ約3千人と4500人を集めた。13日にも横浜でデモを計画しており、多数の市民が集まる可能性が高い。

 また、近年では、別の保守系市民団体と左翼系団体が靖国神社近くで小競り合いを起こしたこともあった。警備当局は「横浜は人が集まりやすい環境がそろっている」としており、団体同士の衝突から最悪の場合は暴徒化につながる恐れもあるとして警戒態勢を強めている。



 反グローバリズム勢力 市場経済原理が地球規模で拡大することにより、貧富の差の拡大や環境破壊などさまざまな社会問題が発生すると主張するグループ。サミットなどの世界各地の大規模な国際会議で、抗議活動を行っている。近年、デモ隊が暴徒化して警察官と衝突するケースが相次いでおり、警察当局が警戒を強めている。

136凡人:2011/04/05(火) 05:48:16
「海老蔵を絶縁しろ」 松竹に強要未遂容疑、右翼団体幹部を逮捕
2011.1.11 11:53

 歌舞伎俳優、市川海老蔵さん(33)暴行事件に絡み、海老蔵さんを歌舞伎界から追放するよう要求したとして、警視庁築地署は11日、強要未遂の疑いで、右翼団体総裁、早川明生容疑者(73)=東京都港区赤坂=を逮捕した。

 築地署の調べでは、早川容疑者は昨年12月6日、中央区築地の松竹本社で社員2人に対し、欠損した両手小指と右翼団体の名刺を示し、「日本の伝統文化である歌舞伎が汚された。絶縁しろ」「自分が腹を切ったら右翼は黙っていないだろう」などと要求した疑いが持たれている。

 同署によると、早川容疑者は海老蔵さんの追放を求める一方で、「今後、飲酒をしないならば謹慎処分でもよい」と話したという。

137凡人:2011/04/05(火) 05:49:59
教研集会、32年ぶり県内開催 1900人態勢、物々しい警備 茨城
2011.1.23 02:02

笠松運動公園の全体集会会場周辺で、警備にあたる警察官ら

 日本教職員組合(日教組)の第60次教育研究全国集会(教研集会)が22日、開幕した。県内での開催は昭和54年以来32年ぶりとなる。24日までの3日間にわたり全国から教職員ら約3千人が参加し、教育現場の活動を報告、意見交換する。一方、会場周辺では右翼団体などによる抗議行動があり、県警が大規模警備で対応するなど、物々しい雰囲気に包まれた。

 笠松運動公園(ひたちなか市など)で始まった全体集会では、日教組の中村譲中央執行委員長が今大会の開催意義を「教育と福祉を中心とする民主的社会をどう創り上げ、話し合い、具体化させることにある」などと強調。茨城県教組の高野冨二男・執行委員長は「60年目と節目の大会が本県で開催されることに大きな意義を感じる」とあいさつした。また、神野直彦・東大名誉教授による「危機を越えて『教育社会』へ」と題する記念講演も行われた。

 この集会には文部科学省の政務三役が欠席。ただ、連合の古賀伸明会長、日本PTA全国協議会の相川敬会長らが来賓として駆けつけ、県内からも橋本昌知事や鈴木欣一県教育長らが顔をそろえた。

 橋本知事は「教育の成果が実を結ぶには現場の先生方が力を発揮してもらうことが大切」と全国から訪れた教職員らをねぎらうと同時に、茨城のPRにも言葉を重ねた。「茨城は北海道に次ぐ農業県。日本一も多いが、全国的なイメージは47位」と述べると、会場から笑いが沸き起こった。

 同日午後からは水戸市やその周辺の各会場で、テーマ別の分科会が行われた。県内の教職員らも50〜60人が参加する予定。開催期間中、小学校での英語教育など県内の先駆的な教育例について紹介する。

 一方、県警は他県警の機動隊などの応援も得て、約1900人態勢で大規模警備に当たった。全体集会が行われた笠松運動公園や県庁周辺では、多数の街宣車が抗議行動を行ったが、開催初日は大きな混乱はみられなかった。ただ、県庁では混乱を避けるため、22、23の両日、25階展望台や2階広場がある県庁舎の一般開放を中止する措置を取っている。(西川博明、前田明彦)

138凡人:2011/04/05(火) 05:50:44
未払い賃金の立て替え制度を悪用 2850万詐取で山口系元組員ら6人逮捕 
2011.1.25 12:51

 厚生労働省所管の独立行政法人「労働者健康福祉機構」(川崎市)が運用する倒産企業などの未払い賃金を国が立て替える制度を悪用し、約2850万円をだまし取ったとして、神奈川県警は25日、詐欺の疑いで、元指定暴力団山口組系組員で自称タクシー運転手、小西裕容疑者(50)=東京都大田区=ら男女計6人を逮捕するとともに、右翼団体幹部の男(63)ら8人の逮捕状を取り、行方を追っている。

 県警は同日朝、東京都や神奈川県、北海道などの関係先を家宅捜索した。県警によると、小西容疑者は「申請手続きはしたが、だますつもりはなかった」と容疑を否認している。

 県警の調べによると、小西容疑者らは平成21年3月、東京都大田区の経営実態のない土木解体会社が倒産して未払い賃金が生じたように装い、労働者健康福祉機構に対し「未払賃金立替払制度」に基づき、17人分を虚偽申請。同年5月に計約2850万円をだまし取った疑いが持たれている。

139凡人:2011/04/05(火) 05:51:21
生活保護など狙った詐欺摘発、5年で2倍以上に 警察庁まとめ
2011.2.2 00:39

 全国警察の知能犯罪を担当する捜査2課が平成22年に摘発した生活保護などの社会保障制度を狙った詐欺事件は80件で、5年前の2倍以上になったことが1日、警察庁のまとめで分かった。被害総額は立件分だけで約2億8000万円に上る。警察の摘発をきっかけに廃止された国の融資制度もあり、警察と行政側の連携による不正防止策も課題になっている。

 まとめでは、最も摘発件数が多かったのは生活保護の27件。18年は5件だったが、19〜21年は17〜20件と増加。22年は大阪などで「貧困ビジネス」の摘発が相次いだこともあり、5年前の5倍以上の摘発件数になった。

 2番目に多かったのは年金の15件で、前年比2・5倍。所在が確認できない100歳以上の高齢者が社会問題化したことを受け、子供や孫の年金詐取が相次いで発覚したことが大幅増の背景になったという。

 続いて、健康保険と失業者を対象に住宅の入居費用を融資する「就職安定資金融資制度」の詐取がそれぞれ7件あった。同制度は20年末に創設されたが、大分県警が昨年、申請者と事業者、不動産業者が結託して約2000万円を詐取したとして暴力団幹部ら計24人を逮捕するなど不正の摘発が続いた。厚生労働省はこれを受け、昨年9月に制度を廃止した。このほかは雇用保険が5件、労災保険と介護保険がそれぞれ4件だった。また、捜査2課だけでなく、暴力団対策部門や右翼団体などを取り締まる警備部門による摘発も相次いでおり、全体の摘発数はさらに多いとみられる。

 警察庁は「社会保障をターゲットにした詐欺はまだまだ潜在している」と指摘。大阪などで警察と行政が連携する動きもあるが、「行政側の対応にはばらつきがあり、なかなか摘発に結びつかない。セーフティーネットを守るために今後は連携が重要になる」としている。

140凡人:2011/04/05(火) 05:52:01
厚木市長の長男殴った疑い 街宣の元右翼幹部を逮捕 神奈川県警
2011.2.3 21:02

 神奈川県厚木市の小林常良市長(61)の長男を殴りけがをさせたとして、同県警は3日、傷害の疑いで右翼団体「大行社」の元幹部、岡樹延容疑者(62)=厚木市下依知=を逮捕した。県警によると「服をつかんだだけ」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は1月24日夕、同市水引にある市長の後援会事務所前に街宣車で乗り付け、様子を携帯電話で動画撮影した長男の団体職員、大介さん(35)に「肖像権の侵害だ」と言って顔などを殴り、2週間のけがを負わせた疑い。

 小林市長は6日投開票の市長選に立候補しており、県警が背景を調べている。

 県警によると、岡容疑者は、市が昨年4月に買い取った病院跡地の解体事業をめぐり、昨年10月から「アスベスト(石綿)が出たので解体を中止しろ」と訴える街宣を続けていた。

141凡人:2011/04/05(火) 05:52:37
失業救済金詐欺事件でリーダー格の男逮捕 神奈川県警
2011.2.8 23:15

 厚生労働省所管の独立行政法人「労働者健康福祉機構」(川崎市)が運用する失業救済金詐欺事件で、神奈川県警は8日、新たにリーダー格の元右翼団体幹部、浅野憲介容疑者(63)=東京都大田区東六郷=を逮捕した。

 県警によると、「全く知らない」と容疑を否認している。

 県警の調べによると、浅野容疑者は経営実体のない大田区の土木解体会社が倒産したように装い、同機構が運用する未払賃金立替払制度を悪用して職を失った従業員の給料立て替え名目で金をだまし取ることを計画。平成21年3月、同機構に立替払いを請求し、2850万円をだまし取った疑いが持たれている。

 この事件では、すでに13人が逮捕されている。県警は詐取した金の使途先などにてついて調べを進める。

142凡人:2011/04/05(火) 06:15:57
政府は国内の左翼団体は「百害あって一理無し」。体制を脅かすものとして過激派と一括り、徹底的に壊滅させ一掃している。
ところが右翼団体に対してはどうか?日本の「国体」を堅持する体制側にとって、法律を超えたところで暗躍するナチの親衛隊を演じてくれる。政府にとっていつの時代でも必要悪なのであろう。たとえば右翼のロシア国旗侮辱問題にたいする日本政府の対応がちょっと気になる。
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Youtube コメント: いつも思うのだが、暴力団、右翼団体を本気で撲滅しようという気&shy;がはたして警察(国)にはあるのだろうか。確かにこの国は戦後奴&shy;らを「必要悪」として政治利用して来た時代があった。。しかし時&shy;代が変わり先進国として歩きだしている現在、奴らの存在理由など&shy;何も無い。

このビデオの行為だけでも充分に検挙の対象になる迷惑行為だ。騒&shy;音を撒き散らし違法改造した車両を堂々と乗り回し警察官の指示に&shy;従おうとしない。公安が奴らを本気で潰そうとしていない理由を、&shy;誰か教えて欲しい。
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ロシア、右翼の国旗侮辱で日本に捜査要求 公使を呼び付ける
2011.2.9 09:36

 東京のロシア大使館前で右翼の活動家がロシア国旗を侮辱する行為を行ったとされる問題で、ロシア外務省は8日、日本大使館の井出敬二公使を呼び、日本の当局が捜査をして犯人を処罰するよう要求した。

 同外務省が出した声明では、日本側が国際義務に従い、ロシア大使館がきちんと業務ができるようにし、同様の事件の再発を防止することも求めている。

 モスクワの日本大使館の周囲では7日以来、若者組織の抗議デモが続いている。(共同)

143凡人:2011/04/05(火) 06:20:11
「露国旗への冒涜を謝罪せよ」 プーチン親衛隊が在露日本大使館前で抗議デモ
2011.2.11 18:00 (1/2ページ)

7日、モスクワの日本大使館前で抗議デモを行ったプーチン首相親衛隊の若者たち。「菅首相はロシア国旗への冒涜を謝罪せよ」のプラカードを掲げている(ロイター)

 今月7日の「北方領土の日」、東京のロシア大使館前で右翼団体の活動家がロシア国旗を“引き裂いた”事件がロシアで波紋を広げている。露国営放送は記者が現場リポートし、大使館前の街宣活動の方を、菅直人首相が参加した北方領土返還要求全国大会の模様よりも長く報道。事件は衝撃を持って受け止められており、モスクワの日本大使館前でも抗議デモが繰り広げられた。「強いロシア」の象徴であるプーチン首相を支持するデモ参加者は「菅首相は、ロシア国旗への冒涜(ぼうとく)を謝罪せよ」というプラカードを掲げていた。(佐々木正明)

 毎年2月7日に東京都港区のロシア大使館前で行われる街宣活動はロシア国内でも伝えられているが、今回は例年に比べ、そのボリュームが違う。昨年11月のメドベージェフ露大統領の国後島訪問以降、反発する日本側の反応が頻繁に報じられており、戦後最悪レベルとされる日露関係のきしみが深く影響している。

 ロシア国営通信の東京特派員は、7日のロシア大使館前の様子を詳しくリポートした。重装備の警視庁機動隊による物々しい警備がしかれる中、日の丸をつけた街宣車が次々に現れ、拡声器を使って「北方領土を返せ」「お前たちはわれわれの領土を不法占拠している」と叫ぶ。周囲には軍艦マーチが鳴り響き、「国粋主義者」や「急進主義者」たちの行動だという。

144凡人:2011/04/05(火) 06:20:46
(2/2ページ)

 さらには「ある団体の活動家は、地面をひきずってぼろぼろにしたロシア国旗を掲げて、大使館職員に詰め寄った」と伝え、「国旗への冒涜」としてその旗の写真も配信した。

 東京発の記事は他のメディアにも取り上げられ、有力紙ガゼータが「ロシア国旗が引き裂かれた日」と報じたほか、露国営放送もニュースサイトで「北方領土の日に、日本はロシアの国旗をやぶってうさをはらした」と伝えた。

 また、この出来事に関連し、大使館に、ライフル銃の銃弾とみられる金属弾1個が送られてきた事件も同時に報じられた。

 こうした事態を受け、ロシア外務省は、在モスクワ日本大使館の井出敬二公使を呼び「反露行為は受け入れられない」と厳重に抗議。日本政府に捜査を行い、責任者を処罰するよう求めた。

 11日にモスクワで開かれる前原誠司外相との日露外相会談を前に、ラブロフ露外相は「(この事件を)結びつける考えは少しもない」と冷静に対処する姿勢を見せたが、国旗事件はロシアの対日世論に深刻な影響を与えている状況だ。

 モスクワの在ロシア日本大使館前では7日、プーチン首相支持の若者組織「ナーシ(友軍)」と、最大与党「統一ロシア」傘下の「若き親衛隊」の活動家約20人が集まり、抗議デモを繰り広げた。

 ナーシのメンバーは「菅首相は南クリール(北方領土)がロシア領だという現実を十分理解していない」と批判した上で、この事件についての謝罪を要求。さらに、北方領土をロシア領と明記したロシアの地図と、第二次大戦の結果と賠償金について記されている歴史教科書を大使館を通じて首相に渡そうとした。しかし、大使館側は受け取りを拒否したという。

 ロシアでは極右政党の自由民主党が呼びかけ、国内で人気の日本食レストランでの食事をボイコットする動きも始まっている。日本に長らく住むロシア人男性は「ロシアの対日感情の悪化は、歯止めが利かなくなっている状態だ」と憂慮している。

 モスクワの在ロシア日本大使館前では7日、プーチン首相支持の若者組織「ナーシ(友軍)」と、最大与党「統一ロシア」傘下の「若き親衛隊」の活動家約20人が集まり、抗議デモを繰り広げた。

 ナーシのメンバーは「菅首相は南クリール(北方領土)がロシア領だという現実を十分理解していない」と批判した上で、この事件についての謝罪を要求。さらに、北方領土をロシア領と明記したロシアの地図と、第二次大戦の結果と賠償金について記されている歴史教科書を大使館を通じて首相に渡そうとした。しかし、大使館側は受け取りを拒否したという。

 ロシアでは極右政党の自由民主党が呼びかけ、国内で人気の日本食レストランでの食事をボイコットする動きも始まっている。日本に長らく住むロシア人男性は「ロシアの対日感情の悪化は、歯止めが利かなくなっている状態だ」と憂慮している。

145凡人:2011/04/05(火) 06:21:51
前原外相に抗議デモ 国旗侮辱で露の組織
2011.2.11 19:57

 東京のロシア大使館前で右翼活動家がロシア国旗を侮辱する行為をしたとされる問題で、モスクワの日本大使館の周辺では11日、ロシアを訪問した前原誠司外相ら日本側に謝罪を要求する与党系の若者組織のデモが行われた。インタファクス通信などが伝えた。

 若者組織は、日本の「外交的な暴挙」にも抗議した。メドベージェフ大統領による昨年11月の国後島訪問を「許し難い暴挙」と非難した菅直人首相の発言に反発したとみられる。

 若者組織は侮辱行為があったとされる7日以来、日本大使館の周辺で抗議を続けている。

 国旗の問題でロシア外務省は8日、日本大使館の井出敬二公使を呼んで抗議し、日本の当局が適切に捜査して犯人を処罰するよう求めていた。(共同)

146凡人:2011/04/05(火) 06:23:03
枝野氏、右翼のロシア国旗侮辱「法令違反ない」
2011.3.3 13:54

 枝野幸男官房長官は3日の記者会見で、右翼活動家が2月7日の「北方領土の日」に東京のロシア大使館前でロシア国旗を引き裂いたとされる問題について「捜査、調査した上で、法令に違反する事実が認められなかった。基本的にわが国の立場はこれで固まっている。しっかりロシア側に説明していく」と述べ、ロシア側が求める再捜査に応じない考えを示した。

 ロシア外務省は2日、モスクワの日本大使館の井出敬二公使を呼び、再捜査を要求したが、井出氏は日本政府の立場を改めて伝え、拒否した。

露外務省、国旗侮辱問題で日本の公使を呼び抗議 再捜査を要求
2011.3.3 10:23

 東京のロシア大使館前で右翼団体活動家がロシア国旗を侮辱したとされる問題で、ロシア外務省は2日、モスクワの在ロシア日本大使館の井出敬二公使を呼び、日本政府が刑法違反には当たらないと判断したことに抗議、再捜査を要求した。

 日本側は今月1日までに、刑事事件として立件しない方針をロシア側に伝えていた。

 ロシア外務省は公使に対し、再捜査や関係者の処罰が行われない場合には「今後の対日関係でその事実を考慮せざるを得ない」と警告。さらに、国旗を侮辱した活動家が所属する日本の右翼団体幹部のロシア入国を禁ずる方針を明らかにした。

 メドベージェフ大統領による昨年11月の北方領土・国後島訪問や、訪問を「許し難い暴挙」と非難した先月7日の菅直人首相の発言で日露関係は極度に悪化しており、国旗侮辱問題で関係改善はさらに遠のきそうだ。(共同)

147凡人:2011/04/05(火) 06:44:22
東電発電所解体工事の業者、右翼側に5000万円 国税指摘
2011.3.8 22:06

 東京電力川崎火力発電所(川崎市)の解体工事を請け負った解体業大手「ナベカイ」(東京都江東区)が東京国税局の税務調査を受け、実際は右翼団体側に支出した約5千万円を外注先への取引費用として経費計上していたことが分かった。支出目的は解体工事への妨害回避だったとみられる。国税局は仮装隠蔽(いんぺい)行為があったとして所得隠しを指摘したもようだ。

 関係者によると、ナベカイは平成19年ごろ、大手ゼネコンが受注した川崎火力発電所の解体工事の下請けに入った際、外注先への取引費用として約5千万円を経費計上。しかし、税務調査の結果、取引に実態はなく、仲介者を経由して右翼団体側に支払われたという。

 ナベカイ側は産経新聞の取材に対し、国税局から税務調査を受けたことは認めたが、「内容については調査中」としている。

148凡人:2011/04/05(火) 06:46:38
給油待ち“激怒”GSを恐喝未遂、容疑で暴力団員逮捕
2011.3.29 10:05

 東日本大震災によるガソリンスタンド(GS)の混雑に腹を立て、経営者に現金を要求したとして、警視庁竹の塚署は恐喝未遂の疑いで、暴力団組員の増谷(ますや)満容疑者(60)=東京都足立区舎人=を逮捕した。同署によると、「組を名乗り脅したが、金は要求していない」と否認している。

 逮捕容疑は16日正午ごろ、足立区内のGSで給油のため約3時間並んだことに怒り、社長の男性(51)を「いい加減にしろ。金をよこせ。組に金が必要だ」と脅迫したほか、翌17日にも付近を通りがかった際、同様に脅したなどとしている。

 同署によると、増谷容疑者は16日に社長を脅した後、給油しないまま帰宅。「翌日、近くを通った時に思い出して、頭に血が上った」と説明している。

149凡人:2011/04/09(土) 07:44:50
相撲は神道色を強く持つ。それが日本の国技として長く国家に守られて現在に到る。「古代から現代に至るまで皇室との縁は深い。(ウィキぺデア)」。八百長は日本の文化であると言う者さえいる。表では伝統と格式、その尊厳を豪語し、その中身は腐敗に簡単に染まり、長くそれを隠蔽できる構造をもつ。政治や経済や社会のあらゆる組織・団体運営もまた、伝統があればあるほど、その色を強く染めている。戦後の復興から産業経済のピークを迎え、そのバブルがはじけた昨今、国際的競争力が徐々に失われて行く日本の将来を暗示する大きな事件としてみると面白い。
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Saturday, April 9, 2011

JAPAN TIMES EDITORIAL
Sumo must clean up its act

The Japan Sumo Association on April 1 took disciplinary action against 21 wrestlers and two stable masters for their involvement in match-fixing. Nineteen wrestlers — six in the elite makuuchi division, eight in the second-tire juryo division and five in lower divisions — and one stable master were called on to retire, while one stable master and two wrestlers were banned from sumo activities for two years.

By April 5, 21 wrestlers and one stable master retired. Stable master Tanigawa refused to retire, saying he never fixed matches during his 14 years' career as a wrestler. He was fired April 6.

It is significant that the JSA, which had long denied charges of match-fixing, has finally admitted that it exists and has taken disciplinary actions against wrestlers and stable masters. Ultimately it had no choice as long-standing contention that match-fixing does not exist in the sumo world has been undermined by the investigation.

The match-fixing scandal surfaced about two months ago when text messages suggesting such activities were found on mobile phones by chance during a police investigation into illegal betting on pro baseball games by sumo wrestlers. A special investigation committee questioned wrestlers who played a central role in match-fixing and wrestlers who fought them on the ring. But it did not question all wrestlers, particularly those in the higher ranks. In this sense, the committee failed to unravel the whole picture of the scandal and its investigation remains incomplete.

Having seen the mass media reports, especially in weekly magazines, fans and others harbor strong suspicions that match-fixing is not a short-term problem involving only a few wrestlers, but rather a cancer that has been eating away at the sumo world for a long time.

Match-fixing is a betrayal to diligent wrestlers who devote themselves to fierce training every day, and to fans who expect to watch fact, not fiction. The JSA must strive to strengthen professionalism among wrestlers and adopt concrete measures that will help to prevent them from being lured into match-fixing.

150凡人:2011/04/09(土) 07:54:09
暴力団壊滅へ「環境は整った」 警察庁組織犯罪対策部・小谷渉部長に聞く
2010.12.30 07:00 (1/2ページ)

警察庁組織犯罪対策部の小谷渉部長=13日、東京都千代田区霞が関(瀧誠四郎撮影)

 維持員席での大相撲観戦に続き、今年は力士らによる野球賭博事件が発覚するなど、日本相撲協会と暴力団の関係が大きくクローズアップされた。一方、警察当局が暴力団壊滅を狙う平成版“頂上作戦”で国内最大の暴力団「山口組」最高幹部を相次いで逮捕。一般市民の間にも暴力団排除の機運は広がりつつある。暴力団対策の指揮を執る警察庁組織犯罪対策部の小谷渉部長(53)に暴力団情勢と今後の対策を聞いた。(楠秀司)

 −−警察庁は最近、暴力団対策に特に力を入れて取り組んでいます。なぜ今なのですか

 「暴力団は、世界的にも銃の管理が厳しい日本で、白昼に公道で発砲事件を起こすなど、依然として社会にとって大きな脅威です。身近に起こらないと実感がわかないかもしれませんが、今年も福岡で暴力団事務所を撤去しようと立ち上がった地元住民の自宅や会社に向けた発砲事件が起きています。一般市民が巻き添えにならないようにするためにも、暴力団を壊滅に追い込むことが警察の使命であり、今ここで全力を注がなければ後に禍根を残します」

 −−暴力団の現状は

 「暴力団の勢力は昭和38年のピーク時と比べると半減しています。しかし、準構成員を含めた勢力はここ十数年はずっと8万人台で推移しており、さまざまな犯罪にかかわっています。もちろんこれまでも暴力団対策に力を注いできましたが、依然として8万人を超える勢力がいるという事実は、厳しく受け止めなければなりません」


 −−暴力団の中でも山口組の取り締まりを強化しています。どのような狙いがあるのですか

 「山口組は暴力団勢力の半数近くを占めています。その上、ほかの暴力団の組長就任時の後見人になったり、ほかの暴力団と兄弟盃(さかずき)を交わしたりして、大半の暴力団の組織運営に影響力を行使できる立場を確保しています。山口組と小競り合いを起こすような暴力団もありますが、山口組の一極集中が進んでいるといっても過言ではありません。山口組の弱体化を図ることで暴力団全体の弱体化を図るというのが狙いです」

 −−山口組の中核組織である弘道会に対しては非常に強い姿勢で臨んでいます

 「現在は刑務所に収監されていますが、山口組の6代目組長の出身が弘道会であることに加え、留守を預かるナンバー2の若頭も弘道会会長です。この弘道会が豊富な資金力と強権的な組織運営によって山口組を支配していることが山口組強大化の原動力になっています。つまり、弘道会の弱体化なくして山口組の弱体化はなく、山口組の弱体化なくして日本の暴力団全体の弱体化はない、という考えです」

 −−山口組組長が来年4月に出所しますが、暴力団情勢に変化などはありそうですか

 「組長が出所するまでに決定的な打撃を加えるべく、11月に若頭を恐喝容疑で、12月にはナンバー3の総本部長を暴対法違反容疑で逮捕したところです。トップ3がいなくなり、組織運営に支障を来しているかも含め、組内の状況や他団体との関係を注視しています。組長の出所で暴力団情勢に何らかの変化が起きることは当然予想されますが、現時点では具体的には申し上げられません。ただ今後も全国警察を挙げた徹底取り締まり方針は変わりません」

151凡人:2011/04/09(土) 07:55:51
2010.12.30 07:00 (2/2ページ)

 −−今年は相撲協会と暴力団との関係が社会問題化しました。協会は反社会的勢力との関係を断ち切ることは可能でしょうか

 「警察がコメントすることではないかもしれませんが、相撲協会はこれまで断ち切ることができなかった反社会的勢力とのしがらみを一掃しようとしています。警察としてはその取り組みを支援していきたいと考えています」

 −−芸能界なども反社会的勢力との関係が取りざたされています

 「いま、暴力団排除の機運は社会全体に広がってきています。こうした大きな流れに例外はなく、芸能界など他の業界においても必要な取り組みがなされるものと期待しています。大事なことは、それぞれの業界の方々が暴力団の実態を把握し、暴力団を利用せずに縁を切るところまで勇気を持って踏み出すことだと思います」

 −−暴力団対策は今後、どのような方向性で進めていくのですか

 「警察だけで暴力団を壊滅できるとは考えていません。社会が一体となって暴力団を排除し、社会から孤立させていくことがきわめて重要です。徹底した取り締まりに加え、暴力団対策法や都道府県の暴力団排除条例の効果的な運用などの対策も進めていく方針です。

 −−一般市民の暴力排除運動へのサポートは?

 「暴力団事務所の撤去運動など、地域住民による活動の機運も盛り上がっています。このような活動に対しては、警察としても都道府県の暴力追放運動推進センターや弁護士会などとも緊密に連携して、必要な情報提供をするとともに、万が一にも地域住民や関係者に危害が加えられることのないよう安全確保に万全を期したいと考えています」

 −−暴力団の壊滅は可能でしょうか

 「壊滅を現実のものにするには、国民一人一人が暴力団との関係を断ち、その存在を許さないことが何よりも重要です。今、地域住民、行政、事業者など社会が一体となって暴力団排除に取り組もうとする機運が大きく高まっており、壊滅のための環境は整いつつあると思います。警察としては暴力排除運動をしっかりと支えるとともに、取り締まりを徹底することにより、必ず実現できると信じています」

152凡人:2011/04/09(土) 07:56:37
激化する暴力団の資金獲得競争
2007.12.21 13:55

 全国最大の指定暴力団、山口組の傘下組織を数多く抱える近畿地方では、繁華街でのみかじめ料徴収や賭博、覚醒(かくせい)剤密売といった従来型の資金獲得手段に加え、証券取引や公共事業に進出する組も増加、資金獲得競争が激化している。

 これに対し、証券業界による暴力団関係者の排除や行政による公共事業からの締め出しなど、合法、非合法を問わず、暴力団の資金獲得への規制が年々強化されている。

 大阪市などは昨年から今年にかけて、暴力団と関係を有していると認定した企業を公共工事から排除する要項を制定。大阪府ではこれまでに3社に対し指名除外と下請けの禁止を決定した。

 証券市場をめぐっては、大阪府警捜査4課が今年3月、証券取引等監視委員会と合同で、上場企業の株価操縦を行い不正に利益を得ていた元山口組系暴力団幹部らを逮捕するなど、監視を強めている。

 関係者によると、暴力団にとって資金獲得が難しくなっているのが現状で、組の中でも「経済力の二極分化」が著しいという。

 こうした中、資金源獲得を原因とした縄張り争いが激化しており、全国で抗争事件が相次いでいる。2月には東京都内で指定暴力団住吉会系幹部、8月には福岡市で指定暴力団道仁会会長がそれぞれ射殺されたほか、3月には仙台市で住吉会系組員が重傷を負うなどした。

153凡人:2011/04/09(土) 07:57:09
暴力団組員装い各地で通行人を恐喝、男2人を逮捕
2009.11.17 08:26

 暴力団組員を装って通行人から金を脅し取ったとして、住所不定の男ら2人が恐喝容疑などで兵庫県警暴力団対策課と垂水署に逮捕されていたことが16日、わかった。男らは兵庫や東京、北海道で約90件の犯行を自供しており、被害総額は約1200万円にのぼるとみられる。

 逮捕されたのは、住所不定、無職の長谷部充(25)と神戸市中央区熊内橋通の無職、末廣忠利(27)の両被告=ともに恐喝罪などで起訴。「ヤクザを装うと簡単に金を脅し取れた」などと供述しているという。

 長谷部被告は8月8日、神戸市垂水区の路上で、会社員の男性(29)から金を脅し取ろうとしたところを垂水署員に恐喝未遂容疑で緊急逮捕された。

 捜査関係者によると、長谷部被告らは平成17年以降、神戸市などの路上で、暴力団組員を装い「3カ月病院から出られんようしたるぞ」、「こういう時は50万くらい払うもんや」などと通行人を恐喝。コンビニなどに連れて行き、現金自動預払機(ATM)から金を引き出せていたという。

 同課などは、長谷部被告らが自供した約90件のうち12件(約221万円)について裏付け、17日にも最終送検する方針。

154凡人:2011/04/09(土) 08:09:46
組長の手当10万弱では「ゆとり生活できない」生活保護不正受給の組員逮捕 
2011.2.9 12:32

 暴力団組員であることを隠し大阪市から生活保護費をだまし取ったとして、大阪府警捜査4課と西成署は9日、詐欺の疑いで、山口組系暴力団組員、寺井秀明容疑者(58)=大阪市住之江区御崎=を逮捕したと発表した。府警によると寺井容疑者は「組長から毎月10万円弱をもらっていたが、ゆとりのある生活を送りたかった」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は、平成21年12月、大阪市住之江区役所の担当職員に、組員であることを隠して失業中と申請し、受給資格がないのに、今年1月まで、大阪市から保護費計約220万円をだまし取ったとしている。


生活保護受けながらタワーマンション暮らし 大阪府警が詐欺容疑で組幹部逮捕
2011.2.10 19:14

 住所を偽り、大阪府和泉市から生活保護費約270万円をだまし取ったとして、府警捜査4課と和泉署は10日、詐欺容疑で、山口組系暴力団幹部、金子勲容疑者(37)=大阪市中央区松屋町=と母親の山口美代子容疑者(67)=和泉市肥子町=を逮捕した。2人は平成16年以降、和泉市から総額約1千万円の生活保護費を受け取っており、府警は大半が不正受給だったとみて調べる。

 逮捕容疑は22年1月、金子容疑者が山口容疑者と和泉市内で同居すると偽り、市役所に生活保護の受給変更を申請。同年2〜10月、引っ越し代や生活扶助費など計268万円をだまし取ったとしている。

 府警によると、山口容疑者は16年5月から、金子容疑者は20年12月から生活保護を受給。金子容疑者は21年8月から、大阪市中央区の家賃月額31万円のタワーマンションに居住していたが、2人は和泉市内のマンションに他の同居人らと住んでいるとうそをつき、月30万円以上の保護費を受給していたという。

155凡人:2011/04/09(土) 08:10:21
生活保護など狙った詐欺摘発、5年で2倍以上に 警察庁まとめ
2011.2.2 00:39

 全国警察の知能犯罪を担当する捜査2課が平成22年に摘発した生活保護などの社会保障制度を狙った詐欺事件は80件で、5年前の2倍以上になったことが1日、警察庁のまとめで分かった。被害総額は立件分だけで約2億8000万円に上る。警察の摘発をきっかけに廃止された国の融資制度もあり、警察と行政側の連携による不正防止策も課題になっている。

 まとめでは、最も摘発件数が多かったのは生活保護の27件。18年は5件だったが、19〜21年は17〜20件と増加。22年は大阪などで「貧困ビジネス」の摘発が相次いだこともあり、5年前の5倍以上の摘発件数になった。

 2番目に多かったのは年金の15件で、前年比2・5倍。所在が確認できない100歳以上の高齢者が社会問題化したことを受け、子供や孫の年金詐取が相次いで発覚したことが大幅増の背景になったという。

 続いて、健康保険と失業者を対象に住宅の入居費用を融資する「就職安定資金融資制度」の詐取がそれぞれ7件あった。同制度は20年末に創設されたが、大分県警が昨年、申請者と事業者、不動産業者が結託して約2000万円を詐取したとして暴力団幹部ら計24人を逮捕するなど不正の摘発が続いた。厚生労働省はこれを受け、昨年9月に制度を廃止した。このほかは雇用保険が5件、労災保険と介護保険がそれぞれ4件だった。また、捜査2課だけでなく、暴力団対策部門や右翼団体などを取り締まる警備部門による摘発も相次いでおり、全体の摘発数はさらに多いとみられる。

 警察庁は「社会保障をターゲットにした詐欺はまだまだ潜在している」と指摘。大阪などで警察と行政が連携する動きもあるが、「行政側の対応にはばらつきがあり、なかなか摘発に結びつかない。セーフティーネットを守るために今後は連携が重要になる」としている。

156凡人:2011/04/09(土) 08:10:48
生活保護3兆円突破…不正受給急増 暴力団資金源根絶へ連携強化
2011.2.9 14:47

 生活保護をめぐっては、支給額の増加傾向が続き平成21年度に3兆円を突破し、不正受給件数も大幅に増えている。厚生労働省は生活保護費が暴力団の資金源になるのを防ぐため、暴力団組員に支給せず、告訴などで対応するよう各自治体に通知している。

 厚労省は18年3月、「暴力団組員に対して生活保護を適用すると、暴力団の資金源となるため、社会正義の上で極めて大きな問題」などとして、暴力団組員に対する生活保護の適用基準を各自治体に通知した。

 この中で暴力団組員について、違法・不当な収入を得ている可能性が高いため、原則として申請を却下し、支給後に暴力団組員と判明した場合は保護を廃止する−と明記。暴力団組員かどうかの情報提供を警察に依頼し、不正受給が判明した場合は告訴や捜査協力により厳正な対応を取るよう示している。

 警察庁も各都道府県警に対し、自治体に積極的に情報提供するよう通達。警察庁によると、暴力団組員以外による犯行も含めた生活保護費の不正受給の摘発件数は、平成18年には少なくとも5件だったが、19年に17件、22年には27件と年々、増加している。

157凡人:2011/04/09(土) 08:11:47
暴力団事務所一般企業装い進出 広がる住民包囲網
2011.3.9 02:00

 暴力団事務所をめぐっては、昨年末、東京都台東区に移転してきた山口組弘道会系のフロント企業に対し、周辺住民が使用差し止めの仮処分を申請。茨城や大阪などでも事務所の撤去を実現するなど、住民運動を機に暴力団の活動を封じ込めるケースが各地で相次いでいる。

 暴力団が事務所を開設する手段としては、フロント企業の名義を使って物件を入手。一般企業を装って進出した後に組事務所として使用を始め、その地域に居座るというものが多い。

 関係者によると、今回の渋谷区のケースでは、現在の所有者側が物件取得後すぐに、各階に菓子折りを持ってあいさつ回りをするなど、他の所有者の中に溶け込む姿勢を見せていたという。しかし、昨年12月に入り、入れ墨の入った暴力団員風の男が出入りを始め、事務所の実態が出来上がった。

 暴力団対策に詳しい弁護士は「暴力団に居座られた時点で、その不動産や地域の資産価値低下につながる」と指摘。警察などとも連携した上で、地域住民が足並みをそろえて反対運動をすることが重要という。

 住民運動の広がりと並行して、法律面での整備も各地で進んでいる。都道府県では、21年に佐賀県が事務所の開設を防止するための条例を制定。23年中には全国すべての都道府県で暴排条例が出そろう見込みだ。内容は各地でさまざまだが、都議会に提出されている都の条例案では、暴力団への利益供与などを自主申告した事業者には罰則や調査を免除する条項が全国で初めて盛り込まれている。条例案は都議会会期末の今月11日に可決される見通しだ。

158凡人:2011/04/09(土) 08:23:14
日米では暴力に対する反応が違う。ここでは日本人の暴力に対する弱さ、また事なかれ主義をあからさまにしている事件で面白い。不正を黙認した職員がその後どうなったか分からないが、アメリカだったら即職員の首が飛ぶ。
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区役所が不正黙認 社長が「これでいいんや」と恫喝
2010.8.27 13:31

 大阪市天王寺区の不動産会社「家のはしら」による生活保護費の詐取事件で、逮捕された社長の大強起徳(だいきょう・きと)容疑者(57)=本名・金太烈(きん・たいれつ)=が、家主の立場では受け取れない不動産の仲介手数料を、大阪市に繰り返し不正請求していたことが27日、市関係者への取材で分かった。家主と仲介業者を、ともに「家のはしら」として申請しており、不正は一目瞭然。申請窓口の区役所は書面ですぐに見抜いたが、金容疑者に「これでいいんや」と恫喝(どうかつ)され、なし崩しに支給が続けられていた。

 こうした仲介料請求は、金容疑者が関与した134人の生活保護申請のほぼ全件で行われており、不正を黙認する形で市が支出した公金は、約550万円に上るとみられる。

 国土交通省によると、マンションの家主が直接、入居者を募った場合、賃貸契約が成立しても第三者による仲介行為が存在しないため、仲介料は発生しない。

 金容疑者が生活保護の受給者を囲い込んでいたマンションは、いずれも同社の管理物件。金容疑者が自ら勧誘して入居させており、仲介業者は入っていなかった。

 ところが、金容疑者が昨年8月以降、市への保護申請に同行して入居させた134人の受給者のうち、1人を除くすべてのケースで、1人あたり4万2千円の仲介手数料が保護費から支払われていた。

 大阪市によると、市に提出された申請書類では、家主と仲介業者の項目がいずれも「家のはしら」と記載されていたため、窓口の区役所職員がすぐに不正に気づいたが、金容疑者に「おれは不動産のプロ。これでいいんや」と大声で恫喝されたり、指導に従わず事務を停滞させたりしたため、そのまま請求を認めていたという。

 貧困ビジネス排除を進める市のプロジェクトチームが調査したところ、各区役所で不正が黙認されてきた実態が判明。同チームが今年3月になって金容疑者に是正を指導し、ようやく改善されたという。

 大阪市の担当者は「今にして思えば、対応が弱かったと言わざるをえない」と釈明。「いずれにせよ、支払う理由のない仲介料であり、被害を受けたという認識を持っている」として、金容疑者に返還請求することも検討するという。

160凡人:2011/04/29(金) 10:19:46
飲食店から現金、暴力団排除条例違反で勧告 群馬
2011.4.29 02:51

 県警組織犯罪対策1課などは28日、県内の飲食店などが暴力団に現金を供与したとして、吉岡町の指定暴力団松葉会系組長の男(67)など計6人と県内の飲食店1店に対し、県暴力団排除条例に基づいて行為をやめるよう勧告をしたと発表した。勧告は27日付。4月に施行された同条例の県内初適用で、従わない場合は事実関係を公表する。

 同課などによると、組長らは17日、県内の飲食店で、親睦(しんぼく)会の会費として同店の男性店長(31)や渋川市の男性会社役員(60)などから、現金1万円ずつを受け取った。組長は約3年前から会費を取り始め、これまでに計1千万円近く受け取った。

161凡人:2011/04/29(金) 23:51:27
機関銃所持容疑 稲川会系組幹部を逮捕
2011.4.26 21:55

 キャバクラ店経営者らが機関銃などを隠し持っていた事件で、神奈川県警は26日、新たに銃刀法違反(加重所持など)の疑いで、指定暴力団稲川会系幹部、浦和秀樹容疑者(42)を逮捕したと発表した。県警によると、「身に覚えがない」と否認している。

 県警の調べによると、浦和容疑者は3月31日、キャバクラ店経営の久生(ひさお)尊幸(たかゆき)容疑者(35)=同法違反容疑で逮捕=らと共謀し、相模原市中央区のキャバクラ店従業員の少女(18)の自宅に機関銃1丁と拳銃1丁などを所持していた疑いが持たれている。

 久生容疑者は「死亡した組員から預かった」と供述しているが、県警では浦和容疑者が久生容疑者に機関銃などを預けていたとみて捜査している。

162凡人:2011/05/12(木) 08:43:50
前橋の弁護士宅に銃弾 「脅迫なら司法への挑戦」 (産経2011.5.11 22:09群馬地方版)

ガラスに弾痕が残った弁護士宅の玄関=11日午後、前橋市南町

 11日朝、前橋市南町の男性(78)宅に拳銃弾が撃ち込まれているのが見つかった。男性は民事介入暴力に長く取り組んできたベテラン弁護士で、過去には暴力団周辺者に押しかけられるなどの脅迫を何度か受けていたという。前橋署は弁護士業務に対する脅迫目的の可能性も視野に捜査を始めた。「司法に対する挑戦で許せない」。男性は憤った。

 11日午前6時。起床した妻(71)がいつものように玄関に新聞を取りに向かったところ異変に気付いた。玄関ドアの窓ガラスに放射状のひび。よく見ると、小さな穴が空いている。「玄関に穴が…」。銃弾が頭をよぎり、妻は前橋署に通報した。

 前橋署の調べでは、付近の駐車場で空の薬莢(やっきょう)1個が落ちているのが見つかり、1階玄関ホールの壁からは弾丸が発見された。窓ガラスの穴は直径6ミリ。同署は男性宅に拳銃弾1発が撃ち込まれたと断定した。

 同署などによると、男性は妻と会社員の二男(40)の3人暮らし。男性は10日は早くに就寝したが、家族が午後11時半ごろに確認した際には、玄関に異常はなかったという。発砲時は全員が就寝中だったとみられ、けが人はなかった。妻は「銃弾痕には恐怖を覚えた。(寝ていて)だれも発砲音には気付かなかった」と振り返る。

 男性によると、最近は自宅を事務所に弁護士活動をしていたが、従前より仕事量は減らしていたという。このため、男性は「この数カ月に嫌がらせや脅しなどの予兆は、まったくなかった」とする。

 ただ、以前は事務所や自宅に暴力団周辺者らからの電話や直接押しかけられるなどの脅迫を何度か受けていた。男性によると、仕事量は減らしていたが、現在脅迫を受けそうなものは3件ほど抱えているという。

 男性は「(発砲が)もしも業務に対する脅迫だったなら、司法に対する挑戦で断じて許せるものではない」と憤る。

 一方、近隣住民によると4月に入り、ジャンパー姿の見慣れない男が日中、男性宅周辺を徘徊する姿が数回見られたという。

 現場は大型商業施設「けやきウォーク前橋」近くの住宅街で、付近には県立前橋商業高校などの学校施設も多い。近くに住む女性(77)は「住宅街で発砲するなんて信じられない。早く犯人を捕まえて不安を解消してほしい」と訴えた。

     ◇

 群馬弁護士会は同日夕、緊急の会見を開いた。同弁護士会によると、弁護士宅や事務所への発砲事件は全国でも例はほとんどなく県内では初めてだという。

 小渕喜代治会長は「弁護士業務に起因するものであるならば、法秩序に対する重大な挑戦で、許し難い暴挙。決して屈することなく毅然(きぜん)とした対応をする」との声明を読み上げた。

163凡人:2011/05/12(木) 14:06:58
78歳元町議「オレの怖さ知らねえか」 恐喝容疑で逮捕 (朝日新聞2011年5月12日13時6分)

 知人の女性と交際していた男性から現金300万円を脅し取ったとして、埼玉県警は12日、同県小鹿野町小鹿野、元同町議で無職須田要三容疑者(78)を恐喝の疑いで逮捕し、発表した。

 小鹿野署によると、須田容疑者は、同町内の会社経営の男性(73)が、知り合いの女性(61)と交際していることに腹を立て、「オレの女に手を出すな。オレの怖さを知らねえか」などと男性を脅迫。今年2月15日ごろ、現金を脅し取った疑いがある。

 須田容疑者は1980年から計6期、同町の町議を務めた。

164凡人:2011/05/19(木) 10:18:01
東電社員を逮捕 保険金470万円詐取容疑
2011.5.19 08:11

 交通事故を偽装し保険金をだまし取ったとして、神奈川県警暴力団対策課は18日、詐欺容疑で、東京電力東京支店品川支社大田営業センター主任、横溝秀明容疑者(45)=横浜市都筑区=を逮捕した。県警によると「事故の詳細は知らない」と否認している。調べでは、横溝容疑者は指定暴力団住吉会系組幹部の千葉宏一被告(45)ら4人=いずれも同罪で起訴=と平成20年2月28日、東京都大田区内の都道で、信号待ちの乗用車にレンタカーを衝突させ、損害保険会社から修理費など約470万円をだまし取った疑いが持たれている。

 東電によると、横溝容疑者は電柱の用地買収交渉などを担当。広報部は「原子力の関係で世間をお騒がせしているが、こうした状況にかかわりなく、世の中をお騒がせしたことは大変申し訳ない」と話した。

165凡人:2011/05/19(木) 22:17:27
避難所から自宅に誘い家賃要求、拒否され暴力(2011年5月19日20時29分 読売新聞)

 宮城県警暴力団対策課などは19日、いずれも同県名取市那智が丘、山口組系暴力団幹部で無職大村代寿(45)と元妻で無職大村美奈子(38)の両容疑者を傷害容疑で逮捕した。

 発表では、両容疑者は3月29日から30日にかけ、自宅リビングで仙台市宮城野区の主婦女性(39)の顔を殴るなどして軽傷を負わせた疑い。

 両容疑者は津波で自宅が流され、避難所生活を送っていた女性や家族を自宅に誘い、移り住むと「家賃」などと称して現金を要求。

 女性は1度、現金約5万円を支払ったが、再度金銭を要求され、女性の夫が「避難所に戻る」と拒否したところ、女性に暴力が加えられたという。

166凡人:2011/05/19(木) 22:45:08
少女に売春させた疑いで暴力団組員逮捕 約30人、大半は18歳未満
2011.5.19 11:29

 少女を男性客と引き合わせ売春させたとして、警視庁少年育成課は売春防止法違反と児童福祉法違反の疑いで、東京都葛飾区西新小岩、指定暴力団松葉会系組員、佐瀬裕昭容疑者(29)を逮捕した。

 逮捕容疑は昨年9月ごろ、同区新小岩に停車中の車内で、無職少女(16)にテレクラで男性客と連絡を取らせ、1万5000円で売春する契約をさせたほか、昨年末に別の男性会社員(43)と少女を同区のホテルで引き合わせ、2万円でわいせつな行為をさせたとしている。

 同課によると、佐瀬容疑者は1万5000円〜2万円で売春させ、うち5000円を自分の収入にしていた。昨年6月〜今年1月にかけて同じ手口で約30人の女性に売春させ、大半は18歳未満だった。「500万〜600万円稼いだ。若くてかわいい子を使った」と供述しているという。

167凡人:2011/05/28(土) 22:42:24
「検察は証拠を隠すな」 布川事件無罪の2人が批判
2011.5.28 21:45

布川事件再審判決の報告会で話す左から桜井昌司さん。後方は、杉山卓男さん=28日午後、大阪市北区の大阪弁護士会館(山田哲司撮影)

 昭和42年に茨城県で起きた布川事件で、強盗殺人罪に問われて無期懲役が確定後、再審判決で無罪を言い渡された桜井昌司さん(64)と杉山卓男さん(64)が28日、大阪市内で開かれた大阪弁護士会主催のシンポジウムに出席。不都合な事実を開示しない検察の「証拠隠し」が刑事司法の一番の問題点だと指摘し、「この経験を伝え、冤罪(えんざい)がなくなるよう頑張っていきたい」と語った。

 逮捕から40年以上を経た24日の無罪判決について、2人は「ほっとした」「やっと区切りがついた」と笑顔で振り返る一方、「過去の裁判所が誤った判断をしてきたことに、一言の謝罪もなかった」(桜井さん)と不満も訴えた。

 無罪の証拠が再審段階まで開示されなかったことを踏まえ、桜井さんは「検察官による証拠の独占をやめさせなければ」と批判。杉山さんも「一番の問題は証拠を隠すこと。裁判官が法廷での証言を重視してくれれば、冤罪はなくなると思う」と話した。

168凡人:2011/05/28(土) 22:43:05
暴力団の贈答品お断り! 兵庫の百貨店5社決議
2011.5.28 21:55

兵庫県百貨店協会の支店長会議で講演する県警暴力団対策室長の倉野喜朗警視=28日午後、神戸市中央区

 兵庫県内の百貨店5社でつくる「兵庫県百貨店協会」は28日、暴力団組織名での中元や歳暮などの贈答品の注文を拒否する決議を支店長会議で採択した。中元シーズンが始まる6月1日から各店でスタートする。

 会議の冒頭で講演した兵庫県警暴力団対策室長の倉野喜朗警視は「全面的にバックアップしていく。警察との連携を深めてほしい」と話した。

 協会に加盟する県内のそごう、阪急阪神、大丸松坂屋などが対象となる。店頭にはポスターなどを掲示。贈答品の販売や注文のほか、暴力団組織名の入った商品製作の注文も拒否する。

 今年4月施行の県暴力団排除条例に基づき、県警が今月初旬に協会に要請していた。

169凡人:2011/05/31(火) 22:57:17
同じイラク国内を例にとって、サダン政権の圧政下とその後の民主主義度が増した社会を比較した場合、どちらがランキングがよくなるのか気になる。サダン政権健在の頃のほうが数値がよくなるのではと、伝わってくるニュースから推測される。
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平和度1位アイスランド 日本は2年連続3位
2011.5.30 19:53

 シドニーなどを拠点とする国際研究機関「経済・平和研究所」などは30日までに、各国・地域の平和度合いをランク付けした2011年の「世界平和度指数」を公表、アイスランドが1位、日本は2年連続で3位となった。最下位はソマリア。

 英調査機関などが153の国と地域を対象に、外国との紛争やテロの危険性、人権状況、政治の安定度など23項目の要素を数値化した。

 日本は暴力事件の少なさやテロの危険性の低さなど治安面で評価されたが、前年に続き、北朝鮮や中国との緊張関係がマイナス要素とされた。

 前年トップのニュージーランドが2位となり、4位はデンマーク、5位はチェコだった。(共同)

170凡人:2011/06/11(土) 11:32:49
福岡の宗教法人、暴力団側へ利益供与 公安委が中止勧告 (2011年6月11日8時17分朝日新聞)

 福岡市の宗教法人が、暴力団幹部が実質的に経営する会社に霊園の清掃業務などを委託して多額の報酬を支払ったとして、福岡県公安委員会は10日、宗教法人代表の男(47)と指定暴力団山口組系組幹部の男(61)に対し、県暴力団排除条例に基づき中止を勧告した。勧告は3例目で、宗教法人に対しては初めて。

 県警組織犯罪対策課によると、代表は霊園の建設や清掃業務を福岡市早良区の会社に委託。昨年10月から今年1月にかけて報酬として計1160万円を支払ったとされる。対価に多額の金額を上乗せし、暴力団側に利益供与していたという。業務委託は1987年から続いており、これまでに8億5500万円が流れたと県警はみている。

 同社はパート作業員を雇って霊園の清掃などをしていたが、所在地が組事務所と同じで、組幹部が実質的に経営していたという。

171凡人:2011/06/12(日) 05:26:10
民主主義を支える自由な討論や発言の自由を大きく脅かす暴力が見え隠れする日本の事情。この事件は死に至るという最悪のケース。事件の起こる前に脅迫や嫌がらせがあったと予想される。それを知りつつ、重要人の生命を守ることのできない警察にも大きな失望を感じる。はたして日本の警察に生命を預けてもよいほど、信用できるものだろうかとふと疑う。自由があるようでない形だけの民主主義。意見や思想が違うと相手を討論ではなく、抹殺するという思考や論理をもつ団体や組織があることも事実。多くの出来事は時の経過とともに風化するのが常だが、この事件はそうさせてはいけないと強く思う。余談だが、2007年前後の日本の事件には疎い。他の事に没頭し、日本の出来事にまったく注意を払っていなかったため。
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長崎市長、銃撃され心肺停止…殺人未遂で組幹部を逮捕 (2007年4月17日21時47分配信 読売新聞)

病院に搬送される伊藤市長(17日午後7時58分、長崎市大黒町の選挙事務所近くで)

 17日午後7時52分ごろ、長崎市の伊藤一長(いっちょう)市長(61)が、JR長崎駅前にある同市大黒町の選挙事務所前で、男に銃撃された。

 市長は救急車で市内の長崎大医学部・歯学部付属病院に運ばれたが、心肺停止の状態。直後に事務所員が犯人と見られる中年の男を取り押さえ、長崎県警が、男を殺人未遂の現行犯で逮捕した。

 県警によると、男は長崎市風頭町、指定暴力団山口組系水心会会長代行、城尾哲弥容疑者(59)。調べに対し、「自分が撃った」と容疑を認めている。県警は、男から回転式の拳銃1丁を押収した。

 伊藤市長は15日告示された市長選(22日投開票)に、4選を目指し、立候補していた。市長の事務所によると、銃声は2発聞こえ、市長が遊説を終え、事務所に入ろうとしたところを玄関前で背後から撃たれたという。

172凡人:2011/06/12(日) 05:28:01
長崎市長射殺「深くお悔やみを」 国連事務総長が声明(朝日新聞2007年4月19日)

 国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は18日、長崎の伊藤一長市長の殺害について「ショックを受け、遺憾に思う」との声明を発表した。声明では、伊藤市長を「平和な世界の唱道者で、核兵器の廃絶を求める平和市長会議のキャンペーンのリーダーでもあった」とたたえ、「彼の家族と長崎市民、日本国民に深くお悔やみを申し上げたい」と述べた。

173凡人:2011/06/12(日) 05:28:33
長崎市長銃撃 発砲、背後1メートルから 支持者装って接近(朝日新聞2007年4月20日)

 長崎市の伊藤一長(いっちょう)市長(61)が射殺された事件で、逮捕された指定暴力団山口組系「水心会」会長代行、城尾哲弥容疑者(59)は約1メートルの至近距離から市長の背中に向けて1発目を撃っていたことが18日、わかった。さらに、うつぶせに倒れた背中へ2発目を放ち、銃弾はいずれも心臓を貫通していた。市長が選挙カーを降りた直後の犯行で、待ち伏せていたとみられる。こうした状況や本人の「殺すつもりだった」などの供述から、長崎県警は威嚇などの意図はなく、城尾容疑者が当初から明確な殺意を抱いていたとの見方を強めている。

 調べでは、殺害に使われたのは米国スミス&ウエッソン社製の38口径回転式拳銃で、城尾容疑者は犯行当時、銃弾約20発を所持していたことも新たに判明した。

 現場はJR長崎駅近くにある伊藤市長の選挙事務所前。17日午後7時50分ごろ、市長が車道に止めた選挙カーを降り、近くの事務所へ歩いて向かうまでのわずかな間の犯行だった。

 付近の歩道に買い物客らが行き交うなかで、同容疑者は、支持者のようなそぶりで近くにいた陣営関係者らとあいさつを交わした後、選挙カーから姿を現した市長に近づき、背後から発砲。直後に、陣営関係者らに取り押さえられた。

 城尾容疑者は調べに対し、市発注の歩道工事の現場にあったくぼみに自分の車が転落した事故や、知人の会社への公的融資などをめぐって市への不満を募らせていたと供述。県警は、暴力団の組織とは関係なく、市や市長に対する恨みなど個人的な動機による単独犯行とみている。

 一方、城尾容疑者が所属する水心会は事件を受け、18日付で県警に解散届を出した。捜査関係者によると、水心会は県内では結成時期の古い組から分裂して生まれ、山口組内では「直参(じきさん)」と呼ばれる格上の扱いをされている。ただ、現在の構成員は数十人と少なく、資金確保に苦しんでいたという。

 県警による司法解剖と入院先の長崎大付属病院によると、伊藤市長の死亡は18日午前2時28分。背中から撃ち込まれた銃弾2発が心臓に達しており、銃創による大量出血が死因だった。銃弾は背骨の右側から左上方に向かって撃ち込まれ、心臓を損傷。胸の骨で止まっていた。

174凡人:2011/06/12(日) 05:29:31
長崎市長射殺、試し撃ちした形跡 容疑者の服に空薬莢(朝日新聞2007年4月21日)

 長崎市の伊藤一長(いっちょう)市長(61)が射殺された事件で、指定暴力団山口組系の組幹部、城尾哲弥容疑者(59)が犯行直後に逮捕された際、上着のポケットに銃弾の空薬莢(やっきょう)1個を所持していたことが19日、わかった。市長に向けて撃った2発の空薬莢は拳銃の弾倉内に残っていた。長崎県警は、城尾容疑者が事前に試し撃ちをし、その空薬莢をポケットに入れていたのではないかとみて調べている。

 これまでの調べでは、犯行に使われた拳銃は米国スミス・アンド・ウエッソン社製の38口径「M49ボディーガード」。捜査関係者によると、暴発などが少ないため暴力団員らが好んで使うタイプで、最近は抗争事件の減少傾向を受け、1丁10万〜15万円程度の安値で売買されているという。

 この銃は回転式弾倉に最大5発の弾を込めることができる。城尾容疑者が犯行に使った銃の弾倉には空薬莢2発と未使用の3発が残っており、伊藤市長に向けて撃ったのは2発と裏付けられた。

 城尾容疑者は他にも実弾22発を所持していたことがすでに判明していたが、さらに空薬莢が1個あったこともわかった。自宅など関係先の家宅捜索では、他に銃弾などは見つかっていない。

 こうしたことから県警は、犯行を考えた城尾容疑者が事前に1発を試射、その空薬莢を抜いたうえで弾倉に弾を満たし、伊藤市長を撃ったとみている。

 県警は19日、城尾容疑者を殺人、銃刀法違反(銃の所持・使用)、火薬類取締法違反(銃弾所持)の容疑で長崎地検に送検した。警備上の理由から実際に身柄は移さず、勾留(こうりゅう)中の長崎署に検事が出向いて手続きした。

175凡人:2011/06/12(日) 05:30:27
長崎市長射殺 見張り役の男逮捕 組関係者ほう助容疑(朝日新聞2007年5月1日)

 長崎市の伊藤一長・前市長が射殺された事件で、指定暴力団山口組系の組幹部、城尾哲弥容疑者(59)=殺人容疑で送検=に指示されて前市長の後援会事務所を見張るなどしたとして、県警は1日、同組関係者で、同市坂本1丁目の無職山下正樹容疑者(29)を殺人幇助(ほうじょ)容疑で逮捕した。

 県警は、城尾容疑者を現場近くまで車で送り届けたとして、すでに知人の建設会社長小川弘美容疑者(60)を同容疑で逮捕しており、ほかにも協力者がいなかったかどうか、慎重に捜査を進めている。

 調べでは、山下容疑者は事件があった4月17日夜、銃撃現場となった伊藤前市長の選挙事務所とは別の場所にある後援会事務所近くで、前市長の出入りを見張っていた疑い。

 山下容疑者は、伊藤前市長を見張っていたことは認めているが、事件の一端を担うことになるとは思っていなかった、との趣旨の供述をしているという。

 山下容疑者は城尾容疑者の運転手で、普段から行動をともにしていたが、県警の事情聴取には事件への関与を否定。数日前から行方が分からなくなり、県警が29日に同容疑で全国に指名手配した。同容疑者は1日未明に知人に付き添われて、長崎署に出頭してきたという。

 また、城尾容疑者が事件前、テレビ朝日(東京)に市を批判する文書を送った際、封筒のあて名は山下容疑者が書き、文書は小川容疑者が代筆した疑いがあることも分かっている。

 この封筒には事件2日前の4月15日の消印があり、城尾容疑者は銃撃する日を、「文書がそろそろ到着するころだと思って決めた」と供述しているという。

 一方、小川容疑者が経営していた建設会社が城尾容疑者の資金源になっていた疑いが強いことが、これまでの捜査でわかってきた。市の公共事業を受注した利益などの一部が、城尾容疑者に流れた疑いが浮上しているという。

 市などによると、この会社は01年度には市発注の公共工事を約2940万円受注していたが、02年度は約1330万円、03年度は約600万円に落ち込み、04年には事実上の倒産に追い込まれていた。市が談合防止のため入札制度を改正し、一般競争入札を増やしたことが原因とみられ、県警は、城尾容疑者が事件を起こした背景には、こうした経緯への不満もあったとみている。

 ただ、城尾容疑者が所属していた暴力団で、事件翌日に県警に解散届を出した「水心会」の組織的関与を疑わせる具体的な供述は今のところないといい、県警は、背後関係については慎重に捜査を進めている。

176凡人:2011/06/12(日) 06:50:32
市長と面識ないまま凶行 城尾容疑者、長崎市長射殺事件 2007/04/19 04:52 【共同通信】

 長崎市の伊藤一長市長の葬儀で遺影を抱く長女の横尾優子さん=19日午後、長崎市  長崎市長射殺事件で逮捕された指定暴力団山口組系水心会(解散届提出)の会長代行城尾哲弥容疑者(59)が、伊藤一長市長(61)と直接の面識がなかったとみられることが19日、分かった。長崎署捜査本部は、市に度々抗議していた城尾容疑者が行政トップに一方的な恨みを抱き、凶行に及んだ可能性もあるとみている。  城尾容疑者はこれまでの調べに対し、2003年に自分の車が市道の工事現場で傷ついたことについて「市側の対応に我慢ができなかった」などと動機を供述。銃撃直前にテレビ局に送った文書にも「市長を許せない」と記していた。  しかし、城尾容疑者と市のトラブルを当時知っていたのは助役(副市長)までで、市長には報告されておらず、市幹部や市長の親族らはいずれも「(市長は容疑者と)面識はなく、個人的な恨みを持たれるはずはない」と証言している。  一方、城尾容疑者は03年ごろ、多額の資金を提供していた建設会社をめぐり、市と別のトラブルになっていた。

177凡人:2011/06/12(日) 06:51:38
「市の対応悪い」=弁護士に告訴相談も−長崎市長銃撃の城尾容疑者(時事通信)

伊藤市長銃撃事件で逮捕された城尾哲弥容疑者(59)と30年来の付き合いのある松尾千秋弁護士は18日、市道工事現場での事故をめぐり、同容疑者から市側を告訴する相談を受けた、などと語った。

(略)

この際、同容疑者は「おれの言うことを認めない」と市職員に対する怒りを口にしたが、市長個人に対する恨みめいたことは言っていなかったという。

*****
長崎市長である伊藤一長氏を暗殺した、城尾哲弥容疑者の弁護士を務める松尾千秋氏は、城尾容疑者とは30年来の付き合いのある人物である。松尾氏は愛国運動団体「日本会議」長崎副会長でもあり、「新しい歴史教科書をつくる会」の長崎県支部長でもある。

178凡人:2011/06/12(日) 06:58:35
長崎地裁;長崎市長射殺 城尾被告に死刑判決(08年5月26日)=被告は判決を受け入れる意向を示したが、弁護人が福岡高裁に即日控訴。

 長崎市長選中の07年4月17日午後7時50分ごろ、JR長崎駅前の選挙事務所近くの歩道上で、至近距離から伊藤一長・前市長(当時61)に拳銃2発を発射(銃撃)して殺害(翌18日未明に死亡)したとして、殺人などの罪に問われた指定暴力団山口組系の元幹部、城尾哲弥被告(60)の判決公判があった(検察側は、選挙中に候補者が襲われて殺害された事件の判例は少なくとも戦後にはなく、そのためこの事実を重視して公選法違反=自由妨害の罪も加えて起訴。同月22日投開票の市長選は、補充立候補の受け付けが行われ、田上富久氏が当選)。

判決は、被告側の「市への不正追及だった」との主張を、被告が事件前、資金源としていたとされる建設業者に公的融資制度が適用されなかったことや市発注の道路工事現場で起きた車の事故をめぐり、市役所に押しかけて助役に面会を求めるなどしていたことや、事件直前に市への不満などを書いた文書を報道機関に送った事実を認定した上で、全く理由のないものだとして退け、犯行を、経済的困窮の中で市に要求を断られ、暴力団幹部としてのプライドを傷つけられて自暴自棄になり、前市長への恨みを一方的に募らせたと指摘、動機を「4選を阻止して阻止して市への恨みを晴らし、社会を震撼(しんかん)させて力を誇示しようとしたと推認できる」と断定し、「前市長の選挙運動と政治活動の自由を永遠に奪い、選挙民の選挙権行使を否定するものだ。選挙妨害としてこれほど直接かつ強烈なものはない」と指摘、また、殺意の形成時期については、前市長が出馬を表明した07年2月末ごろと認定、市長選告示後に後援会や選挙事務所を見張らせ様子を探るなどしていたこと、事件約1カ月前から息子に「何があっても驚くな」と告げていたこと、殺傷能力の高い拳銃をためらいなく発射したことなどを挙げて、「犯行は計画的で殺意は強固だ」とのべた上で、「民主主義を根底から揺るがす犯行で、民主主義社会において到底許し難い。被害者が1人にとどまることを考慮しても結果の重大性などから極刑を科すことはやむを得ない」として、求刑通り死刑を言い渡した。

検察側は「我が国の犯罪史上例のない『選挙テロ』で、被害者は1人でも死刑を選択すべきだ」と主張。

弁護側は、「被告は事件直前の07年3月までは紹介された警備会社を経営するつもりだった」「前市長の失脚を狙い、衆人の中で空に向かって発砲して騒動を起こそうと思った。前市長を追いかけるうちに積もった不満がわき上がり、我を忘れて撃った」と述べて、犯行の計画性を否定した上で、現場で殺意が突発的に芽生えたと主張。また、取り調べ段階で計画性を認める供述をした点については、被告は「検察庁を信用できないのでうそをついた」と弁明したが、判決は「合理的説明ができておらず信用できない」とその主張を退けた。さらに弁護側は、死亡被害者が1人であることから、83年に最高裁が示した「永山基準」に照らして「死刑選択が認められる場合にあたらない」と主張していた。
1-3

179凡人:2011/06/12(日) 07:00:13
永山基準

警備員ら4人を殺害した19歳だった永山紀夫元死刑囚に対する判決(第1次上告審判決)で示した基準。最高裁が83年、無期懲役とした2審判決を破棄し差し戻し、第2次上告審で死刑が確定した。

(1)犯行の罪質(2)動機(3)態様、特に殺害の手段方法の執拗(しつ・よう)性・残虐性(4)結果の重大性、特に殺害された被害者の数(5)遺族の被害感情(6)社会的影響(7)犯行時の年齢(8)前科(9)犯行後の情状――を考慮してもなお刑事責任が重大で、罪刑均衡の見地などからもやむを得ない場合、死刑選択が許されるとされる。だが、一般市民が、永山基準から死刑と無期の決定的な差を読み取るのは難しい。

なお、この判決以降、死刑が確定したのは166件で、うち被害者が1人だったのは26件。その多くは殺人の前科があったか、仮釈放期間中の殺人や営利誘拐殺人、わいせつ目的の殺人などの残忍なものである。

昨今の厳罰化の流れは、検察が97〜98年、強盗殺人など5件の2審無期懲役判決について「被害者が1人というだけでは死刑回避の理由にならない」などとして上告したことが、そのきっかけになったといわれている。その後、子どもを狙った犯罪などが相次ぐ中、流れが加速していく。

 ちなみに、91〜96年の6年間と01〜06年の6年の死刑判決数を比較すると、地裁では28件が81件、高裁では20件が82件、最高裁では22件が45件にそれぞれ増え、死刑判決確定数は26件から51件になった。

 そうした中、一般市民が死刑か無期かの判断を迫られる。
2-3

180凡人:2011/06/12(日) 07:01:08
長崎市長射殺事件判決要旨

 長崎市長射殺事件で長崎地裁が058年5月26日、城尾哲弥被告に言い渡した判決の要旨は以下の通り。

1.殺害動機

 被告は1965年ごろから暴力団組員として活動し、次期会長を期待されたが2002年には実質的に降格となり、組織内で浮いた存在になっていた。同年1月、金を引き出すなど利用してきた建設会社を使い、長崎市の中小企業向け融資あっせん制度を申し込んだが、信用保証協会の保証が得られず融資を受けることができなかった。03年2月、市の歩道工事現場で自ら起こした車両事故でも賠償を得られなかった。
 被告は融資制度を利用した活動資金獲得や賠償金取得に失敗し自暴自棄となる一方、長崎市が自らの不当な要求などを受け入れず暴力団幹部としてのプライドを傷つけられたと感じ、首長である伊藤一長前市長を逆恨みした。前市長を殺害して当選を阻止し、前市長と市への恨みを晴らすとともに、世間を震撼させるような大事件を引き起こすことで暴力団幹部としての意地を見せようと考えたと推認できる。

2.殺意発生の時期
 被告は07年4月2日ころからしきりに前市長の動向を調べようとしていたことなどから、そのころには重大な覚悟を固めていた様子がうかがえる。殺害を決意したのは前市長が選挙への立候補を表明し、そのことを知った直後ころと解するのが相当で、殺意は強固であったと認められる。
 前市長を目前に唐突に殺意が生じたという被告の弁解は信用できない。

3.量刑の理由
 被害者には被告から命を奪われなければならないような理由は何一つなかった。被告は自分の思い通りにならない行政への憤まんなどから暴挙に及び、これを世間に誇示する意図もあった。暴力団による銃器犯罪の典型で、行政対象暴力として例のない極めて悪質な犯行だ。
 また、殺害によって当選を阻止するという目的を遂げており、選挙の自由を妨害する犯罪の中でも、これほど強烈なものはなく、民主主義社会において到底許し難い。
 動機は暴力団特有の身勝手極まりないもので、酌量の余地は全くない。周到とはいえないが、計画的で強固な殺意があったのは明らかだ。
 多くの市民に支持されてきた前市長が、選挙期間中に志半ばでこの世を去らなければならなかった無念さは計り知れず、遺族の処罰感情は極めて厳しい。現職の市長が暴力団の凶弾に倒れるという事態は、社会全体を震撼させた。
 被告は真摯に反省しているとは認められず、人命軽視の姿勢は顕著で、矯正や改善は困難極まりない。被害者が1名にとどまることなどを十分考慮しても、結果の重大性や犯行の悪質さなどからして、被告に極刑を科すのはやむを得ない。
3-3

181凡人:2011/06/12(日) 07:02:58
 長崎市長射殺犯に死刑判決 2008(平成20)年5月27日付EX(3面、[DIGEST]記事5本目)

 「選挙権の行使を妨害し、民主主義を根底から揺るがす行為」として、長崎市長射殺犯に死刑判決が出された。長崎市のJR長崎駅前で昨年(2007年)4月、選挙運動中の伊藤一長(いっちょう)市長=当時(61)=を射殺したとして、殺人や公選法違反(選挙の自由妨害)などの罪に問われた暴力団幹部、城尾哲弥(しろお・てつや)被告(60)の判決で、長崎地裁は(2008年)5月26日、求刑通り死刑を言い渡した。

 金銭強奪目的などでなく、被害者が1人で、殺人の前科がない被告への死刑判決は異例。選挙運動中の市長をいきなり背後から銃撃した犯行様態や、検察側が「民主主義の根幹を揺るがす『選挙テロ』」と指摘した社会的影響の大きさを重視したとみられる。

 判決は、計画性や強固な殺意を認定し、「冷酷、残忍で極めて凶悪、卑劣極まりない。到底許し難く、刑事責任は極めて重大」と厳しく非難。「被害者に命を奪われる理由は何一つない。行政対象暴力として類例のない極めて悪質な犯行だ」と指摘した。

 記者会見した伊藤前市長の長女、横尾優子さん(37)は「遺族が思っていた判決。二度とこのような事件を起こしてはならない」と語った。

 城尾被告の弁護団によると、被告は判決を受け入れる意向を示したが、弁護人が福岡高裁に即日控訴した。

182凡人:2011/06/12(日) 07:03:38
長崎市長射殺犯 死刑から無期懲役に減刑― 2009/09/29-12:50 時事通信 ―

 城尾被告、二審は無期=死刑破棄、「選挙妨害目的」 認めず −長崎市長射殺・福岡高裁

 長崎市の伊藤一長前市長射殺事件で、殺人などの罪に問われた元暴力団幹部城尾哲弥被告(62)の控訴審判決公判が29日、福岡高裁であった。松尾昭一裁判長は 「主な動機は被害者に対する恨みで、利欲的側面は認められず、選挙妨害そのものを目的としたものではない」 などと述べて、求刑通り死刑とした一審長崎地裁判決を破棄、改めて無期懲役を言い渡した。
 選挙期間中に現職市長を殺害するという前例のない事件で、被害者が1人でも死刑を適用するかが焦点だった。長崎地裁は昨年5月、「暴力によって民主主義を根幹から揺るがす犯行」 として死刑を言い渡し、被告側が控訴していた。
 松尾裁判長は動機や経緯、計画性など、一審の事実認定をすべて認めた上で、死刑を選んだ地裁判決について 「理解できないものではない」 とした。
 しかし、被害者が1人である点について 「全体の犯情評価との関係で重視される事情であることは否定できない」 と指摘。当選阻止が目的で 「民主主義に対する挑戦との評価は当然」 としながらも、金銭や選挙妨害が目的ではないことは軽視できないとした上で、「死刑選択は躊躇(ちゅうちょ)せざるを得ない」 と結論付けた。

183凡人:2011/06/12(日) 07:04:17
週刊朝日との和解に関する安倍晋三事務所コメント

週刊朝日記事にかかわる裁判で和解

長崎市長の射殺事件をめぐり、週刊朝日が2007年5月4日・11日合併増大号が安倍晋三総理(当時)や安倍事務所の秘書が射殺犯と関係があるとする新聞広告を掲載した問題で、秘書らが週刊朝日などを名誉毀損で提訴していましたが、12月1日東京地裁で和解が成立しました。新聞広告の内容、また週刊朝日の記事は事実無根で到底容認できませんが、朝日新聞社、週刊朝日の編集長が謝罪することになり、東京地裁の勧めもあって和解しました。週刊朝日側が反省し、これを教訓とすることを強く望むものであります。

<東京地裁の和解概要>

被告株式会社朝日新聞社及び被告山口一臣は、本日、原告らに対し、以下のとおり表明する。
(1)被告株式会社朝日新聞社及び被告山口一臣は、週刊朝日2007年5月4・11日合併増大号の新聞広告に、「長崎市長射殺事件と安倍首相秘書との『接点』」と記載したが、これは安倍首相の秘書が同事件や同事件の容疑者と関係があるとしたものではない。
(2)被告株式会社朝日新聞社及び山口一臣は、上記新聞広告に対するお詫び新聞広告及び週刊朝日2007年5月18日号のおわび記事に、「記事は、首相の元秘書が長崎市長銃撃事件の容疑者の所属する暴力団組織の幹部などから被害を受けていたとの証言などを伝えたものでした」と記載したが、これは元秘書が同容疑者の所属する暴力団と特別の関係があったとしたものではない。
(3)被告株式会社朝日新聞社及び被告山口一臣は、(1)の新聞広告、(2)のお詫び新聞広告及びおわび記事の記載が誤解を与えるとの原告らの指摘を真摯に受け止め、原告らにおわびするとともに、今後の教訓とする。

週刊朝日との和解に関する安倍晋三事務所コメント
平成20年12月1日

 安倍晋三の総理当時、長崎市長が選挙期間中に暴力団幹部の凶弾に倒れるという痛ましい事件がありました。世間がこの凶行を非難している最中の平成19年4月24日付朝日新聞をはじめとする複数の朝刊やJRの中吊り広告に、あたかも安倍晋三や弊事務所の秘書が長崎市長射殺犯と関係があるとする週刊朝日の新聞広告が大きく掲載されました。当然のことながらそのような事実が全くないことは明らかであり、朝日新聞は週刊朝日の広告を掲載した朝日新聞をはじめとした各紙朝刊に謝罪広告を掲載しました。
 しかし、秘書に関する謝罪内容が不十分であり、謝罪内容自体が秘書の名誉を傷つけるもので、さらに朝日側の姿勢にまったく誠意がみられなかったことから、弊事務所秘書らが朝日新聞社と記事を掲載した週刊朝日編集長山口一臣氏らを名誉毀損で提訴し、裁判をしてきました。
 そして、今般、朝日新聞社および山口編集長が
 (1)弊事務所の秘書が同事件や同事件の容疑者と関係があるとしたものではない
(2)弊事務所の元秘書が同容疑者の所属する暴力団と特別の関係があったとしたものではない
ことを認め、謝罪をしました。
 JRの中吊り広告や全国紙の大きな新聞広告で、あたかも秘書が暴力団と関係しているとの見出しを喧伝され、秘書らはもちろんのこと、その家族までもが多大な迷惑を被る被害を受けました。今回、朝日新聞社と山口編集長が弊事務所の秘書が暴力団とは関係のないことを認め謝罪をしたことから裁判所の勧めもあり和解をすることにしました。
 週刊朝日は編集長の交代以来、外部の契約記者を多用しているようで過激な見出しでスキャンダラスな記事が目立ち、新聞社の発行する雑誌とは思えない侮辱的な表紙など、娯楽大衆誌のような編集方針になりました。聞いたところによれば、週刊朝日は本年3月に朝日新聞社から分社され、いまでは朝日新聞社の週刊誌ではなくなったとのことです。週刊誌も販売部数が減少し廃刊になっているものが多いようですが、新聞社の発行する週刊誌は娯楽大衆紙とは一線を画した品格が感じられたものでしたが、この分社が過剰な販売競争の中で本来のマスメディアの矜持を失わせないことを祈るばかりです。

184凡人:2011/06/13(月) 13:14:06
美人局で恐喝未遂容疑、組員ら逮捕 大阪
2011.6.12 01:44
 「美人局(つつもたせ)」を仕掛けて会社経営者から借入金の棒引きを図り現金を脅し取ろうとしたとして、府警捜査4課は11日、恐喝未遂容疑で、芸能プロダクションの実質経営者だった竹下將人(52)=池田市畑=と、山口組系暴力団組員、大西雅彦(35)=大阪市西区川口=ら5容疑者を逮捕したと発表した。府警によると、いずれも容疑を認めている。

 逮捕容疑は、5人は共謀し平成21年8月、カラオケクラブ勤務の女性(27)を豊中市の会社経営男性(43)と交際させ、大西容疑者が「おれの女になにすんねん、お前の人生をめちゃくちゃにする」などと脅迫。竹下容疑者の会社が経営者から借りていた5千万円を慰謝料にまわすと嘘をついて返済請求を断念させ、さらに現金2千万円を脅し取ろうとしたとしている。


美人局? 会社社長から500万円脅し取る
2011.5.25 22:27
 知人女性と関係を持ったなどと因縁をつけて、男性から現金500万円を脅し取ったとして、警視庁三鷹署は25日、恐喝の疑いで、東京都杉並区善福寺、指定暴力団山口組系幹部、松沢優喜容疑者(62)ら男女4人を逮捕した。同署によると、うち2人は容疑を認めているが、松沢容疑者らは「同席しただけ」などと一部容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は平成22年11月15日、三鷹市のファミリーレストランで、同市の男性社長(65)に対し、「あんたが付き合ってる女はヤクザ者の女だ。出所したら何をしでかすか分からない」などと脅して、男性から現金500万円を脅し取ったとしている。

 同署によると、男性は飲食店従業員の女性と付き合い始めてから、繰り返し松沢容疑者らに脅されていたという。

185凡人:2011/06/15(水) 15:15:53
元暴走族が暴力団組員を集団暴行  監禁傷害容疑で男2人逮捕
2011.6.14 16:55

 元暴走族同士の抗争の場に同席した暴力団組員を拉致し、集団で暴行を加えたとして、警視庁組織犯罪対策4課は14日、監禁致傷などの疑いで、東京都八王子市を拠点とする暴走族「打越スペクター」元幹部、斎藤邦実容疑者(24)=港区芝浦=ら2人を逮捕した。同課によると、2人は「身に覚えがない」と容疑を否認しているという。

 同課の調べによると、斎藤容疑者らは4月中旬、八王子市内のファミリーレストラン駐車場で、対立関係にあった別の暴走族の元リーダーの男性(23)を呼び出した際、元リーダーから相談を受けて同席した指定暴力団山口組系の組員(37)=同市=を約20人の集団で襲い、金属バットなどで殴打。車で拉致して市内のマンションに20時間近く監禁し、2週間のけがを負わせた疑いが持たれている。

 斎藤容疑者は昨年末から元リーダーが不良向けファッション雑誌のモデル活動を始めたことに腹を立て、金銭などを要求していたという。元リーダーはファミレス内の調理場に逃げて無事だった。

186凡人:2011/06/16(木) 00:26:54
わいせつDVD16万枚押収 販売目的で所持容疑
警視庁、12人逮捕 2011/6/15 23:09

 わいせつなDVDを販売目的で所持していたとして、警視庁保安課は15日までに、東京都新宿区大久保1、無職、芹沢仁容疑者(35)ら12人をわいせつ図画販売目的所持容疑で逮捕した。同課は販売店舗やダビング工場などを家宅捜索し、計約16万枚のわいせつDVDを押収した。

 芹沢容疑者らは2006年9月以降、新宿区内の販売店舗2店舗で毎月計約600万円を売り上げていたとみられる。同課は売上金の一部が暴力団に流れていたとみて調べている。

 逮捕容疑は4月15日〜6月13日、販売する目的で新宿区内の販売店舗やダビング工場兼倉庫でわいせつDVDを所持した疑い。

 同課によると、芹沢容疑者らは正規のビデオ店の隣にわいせつDVD店を設けており、客に声をかけて勧誘していた。

187凡人:2011/06/16(木) 01:03:39
大江健三郎さん:高校生に読んでほしい…最高裁の決定受け 毎日新聞 2011年4月22日

「沖縄ノート」をめぐる訴訟で著者と出版元の勝訴が確定し会見に臨む大江健三郎さん=東京・霞が関の司法記者クラブで2011年4月22日午後2時28分、塩入正夫撮影 

ノーベル賞作家、大江健三郎さん(76)の著作「沖縄ノート」の記述などを巡る名誉毀損(きそん)訴訟で、最高裁が旧日本軍隊長らの上告を棄却する決定を出し、「旧日本軍が住民の集団自決に関与した」と認定した2審が確定したことを受け、大江さんは22日午後、東京都内で会見を開き「ようやく強制された集団死が正しく認識される」と訴訟終結の意義を語った。

 訴訟の原告は、沖縄・座間味島にいた海上挺進隊第1戦隊長の梅沢裕さん(94)と渡嘉敷島の同第3戦隊長だった故赤松嘉次さんの弟秀一さん。軍が集団自決を命じたと記した沖縄ノート(70年出版)と、梅沢さんの実名を記した故家永三郎さんの「太平洋戦争」(68年出版)の記述を巡って提訴。「住民の遺族が戦後の補償を受けるため自決命令を捏造(ねつぞう)した」と主張していた。

 大江さんは22日の会見で「文科省はこれまで係争中を理由に(軍の強制を記した)教科書を印刷できないとしてきたが、もう係争中ではない」と指摘。「今回の決定で沖縄の基地問題が一変するわけではないが、沖縄戦のことを覚えていてもらいたい。(沖縄ノートを)高校生に読んでほしい」と若者たちへの思いを語った。

 これに対し、元隊長側の松本藤一弁護団長は「1、2審とも元隊長らによる集団自決命令は『証拠上断定できない』としながら、論点をずらして軍の関与を認めて名誉毀損を否定し、最高裁も踏襲した。日本や日本軍の名誉を決して回復させてはならないという強い戦後の観念のもとで下された決定だ」とするコメントを出した。

 1審の大阪地裁は08年3月に「隊長の関与は十分に推認される」として請求を棄却。2審・大阪高裁も同10月に「隊長命令は出版時は学会の通説で、記述に真実と信じる相当性があった」と名誉毀損の成立を否定した。

 提訴後に文部科学省が「自決は軍の強制」とした高校教科書に初めて検定意見を付け、教科書会社が記述を削除する動きに発展。沖縄県の反発を受け、文科相の諮問機関が「軍の関与は主要な要因」と認め、教科書会社が「軍の関与」の表現を復活させるなど、訴訟外にも影響が広がった。【伊藤一郎】

188凡人:2011/06/18(土) 05:17:04
暴力団摘発過去最大 震災復興便乗も警戒 静岡県警
2011.6.18 03:08

 県警が警戒を強めている暴力団員の任意も含めた摘発が17日までの約2カ月間で約250人に上った。捜査関係者への取材によると、摘発数は過去最大とされ、逮捕容疑は脅迫、強要が多いという。関係者は「上納金目的の違法な資金集めの一環」とみてさらに警戒を強めていく方針だ。

 県警は4月、指定暴力団山口組の篠田建市組長が刑期を終え、東京都の府中刑務所から出所したことによる祝い金集めを警戒。東日本大震災の発生に乗じた震災復興ビジネスへの進出による組織拡大にも目を光らせ、県内の山口組傘下の団体を中心に2カ月間にわたり摘発を強化してきた。

 捜査関係者は「カネが集まらず、一般人から無理矢理むしり取る事件が多かった」と指摘。こうした動きなどを踏まえ、清水一家や藤友会の家宅捜索も行ったという。

 捜査は今後も続けられる見通しで、県警は「今年8月の県暴力団排除条例の施行も控え、取り締まりを続けて、排除を目指したい」と話している。

189凡人:2011/06/20(月) 06:38:05
女子高生盗撮したのは暴力団組員 容疑の57歳男を送検 上尾署
2011.6.18 18:58

 埼玉県警上尾署は県迷惑行為防止条例違反の現行犯で逮捕した指定暴力団山口組系組員、占部茂実容疑者(57)=北本市朝日=を18日、さいたま地検に送検した。

 送検容疑は16日午後4時10分ごろ、上尾市原新町のJR高崎線北上尾駅西口上りエスカレーターで、県立高校2年の女子生徒(16)の背後からスカートの中に携帯電話を差し入れ、撮影したとしている。

 上尾署によると、この直前に別の女子高生(16)が「男に盗撮された」と駅員に通報。駆けつけた同署員が再び盗撮をしている占部容疑者を発見、取り押さえた。同署の捜査関係者は「まさか暴力団組員が盗撮をするとは」と首をかしげている。

190凡人:2011/06/23(木) 09:55:55
パチンコ店恐喝未遂容疑で工藤会最高幹部を逮捕
2011.1.12 20:55

 パチンコ店出店をめぐり約7千万円のあいさつ料を要求したとして、指定暴力団工藤会系組幹部らが昨年9月に恐喝未遂容疑で逮捕された事件で、福岡、山口両県警は12日、同容疑で新たに工藤会最高幹部の一人、田中十四春容疑者(61)を逮捕した。福岡県警によると「まったく関係ない」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は、組幹部ら4人と共謀の上、平成19年9月から21年9月にかけて数回にわたり、北九州市門司区で新規出店の準備を進めていたパチンコ店運営会社(大阪市)の社長(68)に「パチンコ台1台につき10万円出すよう工藤会が言っている」などと現金を要求した疑い。

 会社側は支払いを拒否。山口県内の系列店でガラスが割られるなどの事件があり、田中容疑者の傘下の組員が逮捕されている。

191凡人:2011/06/23(木) 09:56:30
「弘道会」東京責任者を恐喝未遂容疑で逮捕
2011.1.29 13:03

 会社役員の男性から500万円を脅し取ろうとしたとして、警視庁組織犯罪対策4課は29日、恐喝未遂と出資法違反の疑いで、指定暴力団山口組の中核組織「弘道会」の若頭補佐で、傘下暴力団「小松組」の組長、椎名数男容疑者(56)を逮捕した。同課によると、「何も話すことはありません」などと、供述しているという。

 小松組は名古屋市に拠点を置く弘道会の東京進出の足がかりになっており、椎名容疑者は弘道会の実質的な東京責任者だという。

 逮捕容疑は平成22年5月ごろ、埼玉県の会社役員の男性に2000万円を貸し付けた後、同年12月ごろまでに法定金利を大幅に上回る計1400万円の利息を受領。さらに同年11月ごろには、「今すぐに500万円準備しろ。会社がつぶれてもいいのか」などと言い、500万円を脅し取ろうとしたとしている。

192凡人:2011/06/23(木) 09:57:02
覚醒剤8300万円相当押収 福岡、元暴力団員を逮捕
2011.2.3 13:00

 九州厚生局麻薬取締部小倉分室は3日、覚醒(かくせい)剤約230グラムを所持したとして覚せい剤取締法違反容疑などで、元指定暴力団道仁会系組員の吉富博和容疑者(41)を逮捕し、関係先で発見した分と合わせ920グラムの覚醒剤を押収したと明らかにした。分室によると、押収した覚醒剤の末端価格は約8300万円相当という。

 分室の説明などによると、吉富容疑者は昨年9月6日、福岡市内のマンションで覚醒剤約230グラムに加え、大麻約657グラム、合成麻薬MDMA640錠(計約2700万円相当)を販売目的で所持したとされ、既に覚せい剤取締法違反などの罪で公判中。

 小倉分室は同じ日に福岡市内の運送会社の事務所にあった吉富容疑者宛ての荷物から覚醒剤約690グラムを発見。今年1月に再逮捕したが、吉富容疑者は容疑を否認しており、福岡地検小倉支部は2月1日付で処分保留としている。

193凡人:2011/06/23(木) 09:57:37
海賊版DVD販売容疑で暴力団幹部と大阪市職員ら逮捕 KARAのコピーCDも
2011.2.8 19:59

 海外ドラマをコピーした海賊版DVDをネット販売したなどとして、大阪府警平野署などは8日、著作権法違反容疑で、山口組系暴力団幹部の岸本清和(41)=堺市西区下田町、大阪市環境局職員の辻田尚仁(41)=大阪市東住吉区北田辺=の両容疑者ら6人を逮捕したと発表した。

 グループは「ショップユメ」の名でホームページを開設。大阪市平野区のマンション一室などを製造拠点としており、部屋には韓国の人気グループ「KARA」のコピーCDもあったという。平成19年以降、約2億円の売り上げがあったとみられ、府警は利益が暴力団の資金源になっていたとみて調べている。

 逮捕容疑は昨年8月、台湾のドラマをコピーしたDVD14枚を計5100円でネット販売したとしている。府警は製造拠点からDVDなど約5万枚、複製機器18台を押収した。

 府警によると、岸本容疑者と辻田容疑者は高校の同級生。辻田容疑者は時給制でダビングを担当していたという。

194凡人:2011/06/23(木) 09:58:08
暴力団側から土地買い戻し 北海道厚真町、3カ月後に金額100万円上乗せ
2011.2.8 14:39

 北海道厚真町が100%出資する土地開発公社が、暴力団関係者に町中心部の土地を売却、3カ月後に100万円を上乗せして買い戻していたことが8日、町への取材で分かった。町は「町民の安全を守るためやむを得なかった」としている。

 町によると、暴力団飯島会系組長の親族が平成21年6月、地元の祭りが催される公園に面した土地340平方メートルを約290万円で購入し、直後の祭りで露店を出した。契約後、購入者が暴力団関係者と気付き、買い戻しを求めた公社に対し、購入者側は金額の上乗せを要求。同9月に約390万円で買い取り、現在は町が公園の駐車場として利用している。

 宮坂尚市朗町長と古川元三副町長が、町職員による別の不祥事と合わせ減給10分の3(1カ月)の懲戒処分を受けた。

195凡人:2011/06/23(木) 09:58:42
バブル後、暴力団が群がり浸食、老舗の面影失い
2011.2.8 19:12

岡本ホテルの運営会社会長らが逮捕された事件を受け、会見する被害弁護団の藤森克美弁護士=静岡市葵区安藤柳町

 事件の舞台となった「岡本ホテル」は約80年の歴史を持つ熱海の老舗として知られた。だがバブル崩壊を機に資金繰りが悪化。ホテルに資金調達することで経営に参画したのが大東正博容疑者だった。不正な預託金商法で集めた「あぶく銭」に複数の暴力団関係者が群がり、ホテルは老舗の面影を失っていった。

 岡本ホテルは昭和7年、帝国ホテルなどの食堂経営を手がけた事業家、岡本正次郎氏(故人)が創業。純和風の客間に大型ホールを備えるなど新旧織り交ぜたたたずまいのホテルは、団体客を中心に宿泊者が途絶えることはなかった。しかしバブル崩壊後に経営が一転。平成12年ごろには数十億円の負債を抱えた。

 そんなホテルの窮状を聞きつけたのが指定暴力団山口組系元組員の大東容疑者。大東容疑者は宇都宮市の不動産業者の仲介で、同年、ホテルに約2千万円を融資。資金調達役を担うことで、15年ごろから本格的にホテル経営に乗り出した。

 大東容疑者が創業家の一部を味方につけ、事実上、経営を乗っ取った形だが、地元の旅館経営者は「金を引っ張ってくる大東容疑者の言いなりになるしかなかったのでは」と推測する。

 以降、老舗ホテルは大きく変貌を遂げる。「スーパーコンパニオン」と称する女性による接待や、音楽イベントを開催するなど大衆路線へかじを切った。さらに大東容疑者は17年、山脇一晃容疑者(56)=組織犯罪処罰法違反容疑で逮捕=とともに、逮捕容疑となった集金システムを構築。預託金で得た資金で施設買収を繰り返し、11のホテルを運営するまで“成長”させた。

 「まるで金のなる木だ」

 大東容疑者の周辺によると、大東容疑者はホテル経営についてこう吹聴していたという。こうして集めた資金は、暴力団にとっても格好の標的となった。

 大東容疑者が経営権を握って以降、複数の暴力団関係者が大東容疑者に接触。「ホテル利権」を求め、施設周辺には暴力団組員とみられる男らが頻繁に確認されるようになる。

 預託金が経営に還元されることもなくグループの資金繰りは悪化し、競売にかけられた一部ホテルの所有権は暴力団と関係の深い企業に移転。移転先周辺からさらに高値での買い取りを持ち掛けられるなどし、預託金の一部は暴力団側に流れていった。

 ホテル関係者は「大東容疑者が経営に参加したことが、反社会的勢力が付け入る呼び水になってしまった」と話している。

196凡人:2011/06/23(木) 09:59:18
土木会社と偽り暴力団事務所に利用 容疑の組長逮捕 警視庁
2011.2.22 19:55

 土木会社の事務所に使うと偽ってビルを借り、暴力団事務所として使用したとして、警視庁戸塚署は22日、詐欺の疑いで、指定暴力団住吉会系組長、藤本政弘容疑者(73)=東京都中野区本町=を逮捕した。同署によると、藤本容疑者は容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、平成17年8月上旬、新宿区高田馬場のビルの一室を土木会社事務所に使用すると偽って契約。19年8月までの2年間、暴力団事務所として使っていたとしている。

 同署によると、藤本容疑者の暴力団事務所は、17年8月にこのビルに移転し、現在も使用を続けているという。ビルのオーナーが同署に相談して発覚した。

197凡人:2011/06/23(木) 10:00:12
建設業9社を県に通報 福岡県警「ゴルフ通じ暴力団と密接交際」
2011.3.1 19:37

 福岡県警は1日、暴力団幹部とゴルフを繰り返すなど密接に交際したとして、県の指名停止等措置要綱などに基づき、福岡市の建設会社「河野組」など県内の建設業者9社を県や市に通報、県警のホームページで公表した。

 県警によると、県内の建設関係業者約70社が参加する、ゴルフを通じた親睦団体「おにぎり会」に、指定暴力団道仁会や山口組系の幹部が加わり、ゴルフコンペやゴルフ旅行を繰り返していた。金を賭けていた疑いもあるとみている。

 県警はほかに、東京都内の大手ゼネコン1社の幹部らが会に参加し、この2年半ほどで少なくとも十数回、暴力団幹部とゴルフをしていたことを確認。同社を今月中にも厳重注意する。

198凡人:2011/06/23(木) 10:00:50
暴力団勢力、暴対法施行以降、最小に 山口組の減少目立つ 警察庁
2011.3.3 10:18

 平成22年末の全国の暴力団構成員と準構成員は前年比2300人減の7万8600人で、平成4年の暴力団対策法施行以後、最少になったことが3日、警察庁のまとめで分かった。山口組の減少が目立ったが、依然として全体の44・4%を占める3万4900人の勢力を維持しており、警察当局は引き続き、徹底取り締まりなど対策を強化する。

 まとめでは、暴力団全体の正規構成員は3万6千人で2600人減少した一方、準構成員は300人増の4万2600人だった。組織を離脱したものの、資金獲得活動など何らかの形で関係を維持している者が増えているとみられる。

 組織別では、山口組が1500人減、住吉会が200人減の1万2600人、稲川会が300人減の9100人。山口組のうち中枢の弘道会は400人減の3600人と初めて大きく減少した。

 摘発人数は822人減の2万5681人。賭博(17・4%減)や恐喝(6・4%減)といった暴力団特有の事件の摘発が減少したのに対し、窃盗が6・1%増加。覚せい剤取締法違反も所持や使用が増え、2・0%増になった。

 また、山口組と弘道会に対する集中取り締まりの結果、山口組直系組長の摘発は21年の6人から25人に、弘道会直系組長は3人から11人に急増。こうした摘発強化に加え、資金獲得が難しくなったことにより、21年に続いて138組織が消滅したという。

 山口組組長の篠田建市受刑者(69)は4月に出所する予定。警察庁は「出所で組織の立て直しを図るとみられるが、それを許さないよう取り締まり強化など対策を講じる」としている。

199凡人:2011/06/23(木) 10:01:23
他人名義の保険証使い口座開設 暴力団幹部を逮捕
2011.3.7 17:24

 他人名義の健康保険証を使って預金口座を作ったとして、警視庁組織犯罪対策4課は7日、有印私文書偽造・同行使と詐欺の疑いで、住所不定、指定暴力団極東会系組幹部、朝日伸一容疑者(49)を逮捕した。同課によると、朝日容疑者は容疑を認めているという。

 逮捕容疑は平成21年6月下旬、東京都豊島区のゆうちょ銀行豊島出張所で、他人の健康保険証を使って預金口座を開設し、通帳をだまし取ったとしている。

 朝日容疑者は同年5月、別の事件で留置施設で一緒になった50代の男性から、「航空会社のポイントを換金してほしい」などと頼まれ、カードとともに男性の保険証を託され、事件に悪用した。また、朝日容疑者は男性名義の保険証を使用して4台の携帯電話も契約、不正取得した口座を料金引き落としに使っていた。

200凡人:2011/06/23(木) 10:01:59
名古屋のキャバクラ放火に関連? 暴力団関係者6人、暴力行為で逮捕
2011.4.29 17:03

 名古屋市中村区のキャバクラ「インフィニティ」が昨年9月に放火され、3人が死傷した事件に絡み、愛知県警は29日、暴力行為法違反の疑いで、暴力団関係者6人を逮捕した。

 逮捕容疑は事件直前、同店に言い掛かりを付け、入り口のガラス戸を壊して逃げた疑い。県警は放火殺人への関与も調べる。

 事件は9月3日未明、店にタオルで顔を隠した男2人組が押し入り、ガソリンが入ったペットボトルに火を付けて投げた。店内にいた系列の店員佐野方紀さん=当時(27)、同県知立市=が死亡、従業員の女性2人が頭などにやけどを負った。

 出火の約2時間前、男3人が来店し「シマを荒らすな」などと怒鳴ってガラス戸を壊して逃げたとされ、県警は“縄張り”をめぐるトラブルとみて調べていた。

201凡人:2011/06/23(木) 10:03:06
“復興利権”に暴力団の影 被災者に3万円入り茶封筒も 
2011.5.12 23:22

 東日本大震災の復旧・復興事業に、暴力団関係者が参入を目指すような動きをみせ、警察当局が警戒を強めている。被災地では、日本最大の指定暴力団・山口組と関係があるとみられる団体の活動も確認された。がれき除去、家屋の再建、都市再開発…。多岐にわたる震災関連事業の総額は15兆円とも試算される。その一部を受注するなどして“復興利権”に食い込もうとする反社会的勢力の脅威に、暴力団の専門家は「警察や行政、業界の三者で進出を食い止めることが重要だ」と警鐘を鳴らす。

 ●現金バラマキ

 最大の被災地の1つとなった宮城県石巻市。いまだにがれきの山が積み上げられている。復旧作業は始まったばかりだ。そんな中、同市の避難所5カ所に先月21日、「西日本小売業協会」「西日本有志の会」などと名乗る集団が現れ、現金3万円入りの茶封筒を被災者に配って回った。

 現金を配られなかった人に不公平感が生じることを懸念した同市の関係者は、「個人に配る形ではなく、義援金として扱わせてほしい」と求めたが、集団の男性らは配り続けたという。

 北隣の南三陸町でも、町の災害対策本部に3万円ずつ入った茶封筒の束を置いていったグループがあった。現金の総額1千万円以上。石巻市とあわせ、総額3千万〜5千万円に上るとみられる現金が、実態不明の団体によって配られた。

 ●“仁義”の後に…

 茶封筒に入った3万円。有無を言わせず被災者たちに現金を受け取らせようとする手法。2つの自治体に現れたグループには共通点があった。警察当局が調べたところ、いずれも山口組の最有力組織、弘道会の関係者で構成されているとみられることが判明した。

 警察幹部は「被災地では復旧・復興事業に伴うがれきの除去や建物建設、道路工事などが長年続く。被災者に金を配ることで存在感を発揮し、事業に食い込もうとしているのだろう。最初に仁義に厚いところをみせて、徐々に利権に浸透していくのは暴力団の典型的な手口だ」と分析する。

 別の捜査関係者によると、被災地周辺では複数の暴力団関係者が、復興事業に関連する動きをみせている。がれき処理事業に関わろうとしているのか、運用可能なゴミ処理施設や埋め立て地などの情報収集を開始。道路工事や建物建設のため、リースなどの需要が高まることが予想される重機の買い占めも始まった。
1-2

202凡人:2011/06/23(木) 10:03:40
 ●どう防ぐ?

 過去の震災でも復興事業が反社会的勢力の資金源となってきた。平成7年の阪神大震災の後には、自治体が発行する廃棄物搬入承認証を偽造し、大量の廃棄物を施設に運び込ませた詐欺容疑で元山口組系組員が逮捕される事件も起きた。

 警察幹部は「がれきの山は、暴力団には宝の山。至る所に金脈が眠っている」と話す。警察庁は震災後、全国の警察に復興事業に暴力団を一切入り込ませないよう、業界と協力して動向を注視するよう指示した。

 被災地の宮城県では4月1日から、暴力団排除条例を施行した。業者が経済活動で暴力団を利用することや、金品を受けたり、供与したりすることを禁じ、違反者には勧告や公表などの措置を取る。ただ、巧妙に一般企業を装う暴力団関係企業もあり、条例が十分に機能するかは不透明だ。

 長年、暴力団問題に携わってきた犬塚浩弁護士は「近年は暴力団に関係するのか、普通の企業なのかを判断することが難しくなっている。条例の適用を厳しくしすぎれば、復興事業の停滞にもつながりかねず、バランス感覚が求められている」と話している。
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203凡人:2011/06/23(木) 10:04:16
「フラット35」悪用、詐欺容疑で暴力団組員ら4人逮捕 奈良県警
2011.5.20 21:38

 長期固定金利住宅ローン「フラット35」を悪用し、ローン会社から融資金をだまし取ったとして、奈良県警組織犯罪対策2課と奈良、生駒両署は20日、詐欺容疑で同県大和郡山市稗田町、山口組系暴力団幹部、三瓶良介容疑者(34)=恐喝未遂罪などで服役中=ら4人を逮捕したと発表した。

 他の逮捕者は、大阪府高槻市芝生町の飲食店経営、古屋敷明(39)=別の詐欺罪で服役中▽同府吹田市高野台の会社員、丹亮(31)▽大阪市浪速区下寺の不動産仲介業、三好健秀(30)の3容疑者。三瓶、三好両容疑者は容疑を認めているが、他の2人は否認しているという。

 逮捕容疑は4人は共謀し平成21年2月、同府寝屋川市内の住宅を三瓶容疑者名義で購入する際、虚偽の収入状況などを記載したフラット35の申込書を東京都内のローン会社に提出し、住宅ローンの融資名目に約3340万円を詐取したとしている。同課によると、購入した住宅は第三者に賃貸していたという。

204凡人:2011/06/23(木) 10:06:46
暴力団幹部が振り込め詐欺未遂 息子装い「会社つぶれてしまう」
2011.6.7 12:51

 息子を装って高齢女性から現金をだましとろうとしたとして、警視庁赤羽署は詐欺未遂の疑いで、横浜市中区矢口台、指定暴力団稲川会系組幹部、村田雄一容疑者(44)を逮捕した。同署によると「仲間に(犯行に使われた)携帯電話を渡しただけだ」と容疑を一部否認しているという。

 逮捕容疑は1月下旬ごろ、飲食店従業員の男(29)=詐欺未遂罪で有罪判決=らと共謀し、東京都北区の無職女性(84)方に息子を装って電話をかけ、「税務署に確定申告に来ているが200万円足りない。このままでは会社がつぶれてしまうので金を貸してほしい」などといって、現金100万円をだまし取ろうとしたとしている。

 同署によると、電話を不審に思った女性が2月1日に110番通報。同日、自宅に現金を受け取りにきた飲食店従業員を警戒中の署員が現行犯逮捕し、村田容疑者が浮上したという。

205凡人:2011/06/23(木) 10:11:57
元ボクサーの暴力団組員逮捕 キャバクラのスカウト恐喝未遂容疑で 警視庁
2011.6.10 16:41

 キャバクラのスカウトから金を脅し取ろうとしたとして、警視庁新宿署は10日、恐喝未遂の疑いで、指定暴力団山口組系組員、三沢淳一容疑者(47)=東京都中野区鷺宮=を逮捕した。同署によると、容疑を認めているという。

 逮捕容疑は5月2日午後8時ごろ、新宿区新宿のJR新宿駅東口地下で、キャバクラ店員などのスカウト活動をしていた男性(45)に「たいした金額じゃないんだから払うもん払えよ。払わないじゃ通らないぞ」などと金を脅し取ろうとしたとしている。

 男性が同日中に被害を届け出たため未遂に終わった。

 三沢容疑者は元プロボクサーで日本ライト級2位の実績がある。

206凡人:2011/06/23(木) 10:12:33
暴力団関係企業から献金 松浪議員支部長の自民支部
2011.6.13 12:01

 松浪健太衆院議員が支部長を務める自民党大阪府第10選挙区支部が平成17〜22年、暴力団と関係が深いとして府の公共工事入札から排除されている大阪府高槻市の建設会社から、約60万円の政治献金を受けていたことが13日、同支部などへの取材で分かった。

 政治資金収支報告書などによると、同建設会社は17〜22年、同支部に毎年6万〜12万円を寄付していた。松浪議員の秘書は「暴力団と関係のある企業とは知らなかった。事実を確認し、返金を検討したい」としている。

 大阪府警は22年10月、同建設会社の社長(64)が指定暴力団山口組系幹部名義の口座に計約2700万円を振り込むなど資金提供していたとして、府暴力団等排除措置要綱に基づき、公共工事の入札から排除するよう府に通報。通報を受けた府は、同月から少なくとも1年間、同社を入札から排除する措置をとっている。

207凡人:2011/06/23(木) 10:13:04
拳銃と覚醒剤所持容疑で暴力団幹部を逮捕 警視庁
2011.6.20 12:10

 自宅に販売目的で覚醒剤を持っていた上、中国製トカレフも隠し持っていたなどとして、警視庁組織犯罪対策5課は銃刀法違反(加重所持)と覚せい剤取締法違反(営利目的所持)の現行犯などで、東京都多摩市東寺方、指定暴力団山口組系幹部、井上勝元容疑者(49)を逮捕した。

 同課によると、井上容疑者は覚醒剤とトカレフを持っていたことは認めているが、「覚醒剤は自分で使うために持っていた。仲間にも譲ったが、売るためではない」と否認しているという。

 逮捕容疑は、5月31日、自宅に覚醒剤約19グラム(末端価格約150万円)を持っていたほか、中国製トカレフ1丁と実弾計14発を持っていたなどとしている。

 同課によると、井上容疑者の自宅からは注射器36本も押収された。昨年4月末に覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕した女(49)に覚醒剤を譲った人物として井上容疑者が浮上。同課が捜査を続けていた。

208凡人:2011/06/23(木) 10:13:56
黄綬褒章、異例の取り消し 元暴力団組長の親族
2011.6.21 06:48

 平成23年春の褒章で黄綬褒章を受章した近畿地方の会社社長の男性について、政府が暴力団との関係を理由に授章を取り消していたことが20日、内閣府などへの取材でわかった。受章者が死亡したり、辞退したりして取り消しとなるケースはあるが、今回のようなケースは極めて異例という。

 関係者によると、近畿地方の会社社長の男性は指定暴力団山口組の元組長(故人)の親族。15日付で受章者が発表されたが、17日付で取り消しが閣議決定された。男性の会社によると、取り消しの連絡があったのは16日。7年前の還暦の祝賀会に暴力団関係者3人の出席が確認されたとの理由が示されたという。

 黄綬褒章は特定の業務に精励した人に贈られる。内閣府は「受章者にふさわしくない事実が判明した。それ以上は答えられない」としている。

209凡人:2011/06/23(木) 10:14:29
警官が捜査情報漏えいか 大阪府警、暴力団関係者に 月数十万円の現金授受も
2011.6.23 07:28

 大阪府警の男性巡査部長が、暴力団関係者から現金を受け取る見返りに警察の内部情報を提供していた疑いのあることが22日、関係者への取材でわかった。すでに府警は巡査部長から事情を聞いており、近く懲戒処分とする方針。

 関係者によると、巡査部長は捜査を通じて知り合った暴力団関係者から毎月数十万円の現金を受け取る見返りに、依頼された人物の前科や車両の照会結果など内部情報を伝えていた疑いがあるという。

 巡査部長は、これまで主に暴力団捜査を担当。捜査4課にも在籍した経験があり、現在は西淀川署刑事課に在籍している。

 暴力団関係者の関係先からは捜査員の名簿も発見されており、巡査部長が提供した可能性もあるという。暴力団関係者は6月、山口組直系組長とともに詐欺容疑で府警に逮捕され、起訴猶予となっている。

210凡人:2011/06/23(木) 10:15:01
うその養子縁組で臓器移植はかる 医師と暴力団組員ら逮捕へ
2011.6.23 08:09

 腎不全を患った東京都内の医師(55)が元暴力団組員と虚偽の養子縁組をして親族間の生体腎移植を装い1千万円を支払って腎臓の提供を受けようとしたとして警視庁組織犯罪対策4課は、臓器移植法(臓器売買の禁止)などの疑いで、医師と仲介した暴力団組員(50)らを近く逮捕する方針を固めた。

 移植をめぐる国内の臓器売買をめぐり、医師と暴力団の関与の疑いが明らかになったのは初めて。移植医療への信頼性を揺るがすことにもなりそうだ。

 捜査関係者によると、医師は自分の妻や仲介役の組員、元組員らと共謀。元組員との虚偽の養子縁組を届けた上で、親族間の生体腎移植を装い元組員から腎臓の提供を受ける約束をし、見返りに組員側に1千万円を支払った疑いが持たれている。

 元組員の腎臓を医師に移植する手術は都内の病院で実施される予定だったが、組員がさらに金銭を要求したことなどから、実際には行われていないという。

211凡人:2011/06/26(日) 14:27:34
コカイン、覚醒剤、大麻草を所持 暴力団組員を逮捕
2011.6.26 13:33

 自宅でコカインや覚醒剤、大麻草などを営利目的で所持していたとして、警視庁葛飾署は麻薬取締法違反(営利目的所持)、覚せい剤取締法違反(所持)、大麻取締法違反(同)の現行犯で、東京都墨田区江東橋、指定暴力団住吉会系組員、川瀬清二容疑者(45)を逮捕した。

 同署によると、川瀬容疑者はコカインなどの所持については認めているが、営利目的だったことは否認している。一方、覚醒剤の使用についても認めており、同課で調べている。

 逮捕容疑は24日午後3時ごろ、自宅マンション内にコカイン103・7グラム(末端価格約620万円)と覚醒剤18・9グラム(同約170万円)、大麻草3・7グラム、注射器約1000本を営利目的で隠し持っていたとしている。

212凡人:2011/06/28(火) 02:06:41
因縁つけ「土下座しろ」と暴行 傷害容疑で飲食店経営者ら逮捕 警視庁
2011.3.7 12:14

 居酒屋店員に因縁を付けて暴行し、負傷させたとして、警視庁城東署は傷害の疑いで、飲食店経営、加藤剛(31)=東京都江戸川区南葛西=と同社専務、小野田裕(31)=同区北葛西=の両容疑者を逮捕した。同署によると、2人は「酒を飲んで気が大きくなっていた」などと、いずれも容疑を認めている。

 同署の調べでは、加藤容疑者らは不良グループ「怒羅権」(ドラゴン)の構成員。支払伝票の渡し方をめぐり因縁をつけ、店員に「謝るとはそういうことじゃないだろう。土下座しろ」などと迫り、暴行したという。事件当日は仲間数人で飲酒していたとみられ、同署は他にも関与した人物がいるとみて調べる。

 逮捕容疑は昨年2月8日夜、江東区亀戸の居酒屋で店員=当時(20)=に土下座させ、頭突きしたりコップで頭をたたいたりしたほか、駆けつけた別の店員2人にも土下座させて暴行し、それぞれ軽傷を負わせたとしている。

213凡人:2011/06/28(火) 02:13:55
「パンツ見られた」因縁つけた男…今度は覚せい剤取締法違反容疑で再逮捕
2011.1.15 12:41

 衣料品店で試着中にわざとズボンを下ろして、「パンツを見られた」と店側に因縁を付けて金を脅し取ろうとしたとして、恐喝未遂罪で起訴された男が15日、警視庁千住署に覚せい剤取締法違反(所持、使用)の疑いで再逮捕された。

 再逮捕されたのは東京都足立区栗原、無職、橋本敦夫容疑者(27)。捜査関係者によると、同署員が恐喝未遂事件で逮捕した際に橋本容疑者の所持品を調べたところ、覚醒(せい)剤0・157グラムが見つかり、尿検査で陽性反応が出た。橋本容疑者は「自分で使うために持っていた」と供述しているという。

 逮捕容疑は昨年9月下旬〜10月13日にかけて、都内または周辺で覚醒剤を所持、使ったとしている。 

 橋本容疑者は10月、足立区の衣料品店の試着室で大きいサイズのズボンを試着して自ら脱ぎ、男性店員に「俺のパンツ姿をお客さんに見られた。どうしてくれるんだ。100万円寄こせ」と脅した恐喝未遂容疑で逮捕されていた。

214凡人:2011/07/11(月) 20:47:43
駅員への暴力減らず 多発は「7月の日曜日」
2011年7月11日 19時15分(共同)

 日本民営鉄道協会と鉄道各社が15日から駅や車内に張り出す、暴力行為防止のポスター

 鉄道の駅や車内で2010年度に起きた駅員や乗務員への暴力行為は少なくとも868件に上り、過去最多だった09年度(869件)とほぼ変わらなかったことが11日、日本民営鉄道協会の集計で分かった。私鉄やJR東日本など計25事業者が集計した。

 集計によると、暴力をふるった乗客の56%が飲酒しており、ほとんどが男性。月別では7月が全体の11%で最多だった。また日曜日(18%)と金曜日(16%)、時間帯では「深夜10時以降」(38%)に多発。同協会は「飲酒の機会が多い曜日で、天候によるいらいらも影響しているのではないか」と分析している。

215凡人:2011/08/01(月) 15:54:56
組員の不正生活保護受給、滋賀県栗東市 一転し被害届
2011.2.24 22:54

 暴力団組員が生活保護費を不正に受給したとして滋賀県警が詐欺容疑で立件する方針を固めたのに、同県栗東市が被害届を出さなかった問題で、市は24日、被害届を草津署に提出した。問題発覚後、野村昌弘市長が一転して被害届提出の意向を示していた。

 また市は、不正受給分約142万円の返還を求める方針。野村市長は「大変申し訳ない。二度と起こらないよう事務態勢や窓口業務を見直し、万全を期したい」と述べた。

216凡人:2011/08/01(月) 15:55:24
生活保護費250万円を不正受給 暴力団組員を逮捕 警視庁
2011.6.1 12:39

 居住実体のない住所を使って生活保護費を不正に受給したとして、警視庁蒲田署は詐欺の疑いで、住所不定、指定暴力団山口組系組員、安田朋広容疑者(51)を逮捕した。同署によると、「不正受給ではない」と容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は平成21年11月25日ごろ、川崎市の川崎区役所に対し、同区の簡易宿泊所に居住しているといううその申告をしたうえで、生活保護費として同12月〜23年4月の間に計17回、現金計約250万円をだまし取ったとしている。

 同署によると、安田容疑者は当時東京都大田区内に住んでいたが、川崎市の簡易宿泊所の1室を1日2300円で借りて荷物を置き、居住しているように装っていたという。

217凡人:2011/08/01(月) 15:56:01
身分隠して生活保護費1100万円、暴力団元幹部を逮捕 警視庁
2011.7.4 18:14

 暴力団幹部であることを隠して生活保護費約1100万円を不正に受給したとして、警視庁西新井署は4日、詐欺の疑いで、東京都足立区関原、指定暴力団松葉会系元組幹部、瀬田政広容疑者(63)を逮捕した。同署によると、容疑を認めているという。

 逮捕容疑は平成17年1月26日〜23年4月27日、暴力団幹部であることを隠して足立区に生活保護を申請し、82回にわたって生活保護費計約1100万円をだまし取ったとしている。

 同署によると、瀬田容疑者は申請の際、審査のために自宅を訪問したケースワーカーの男性(33)に「体が悪いが金がなくて医者にも行けない。今は足を洗ったので組とは一切縁がない」などとうそを言っていたという。

 瀬田容疑者は8年に組を脱退し、12年から約2年間、同区から生活保護費を受給していたが、17年から再び暴力団幹部として今年6月まで活動していた。

 3月、不審に思った同区が同署に組員登録の照会を求めていた。

218凡人:2011/08/01(月) 15:56:43
自動小銃など14丁所持容疑 福岡の暴力団関係者を再逮捕
2011.7.13 19:09

マンションの一室から押収された自動小銃や拳銃など=13日午後、北九州・小倉北署

 福岡県警は13日、福岡市内のマンションに自動小銃や拳銃など計14丁を隠し持っていたとして、銃刀法違反(加重所持)などの疑いで、同市早良区、自称会社員、菅正知容疑者(38)=覚せい剤取締法違反の罪で起訴=を再逮捕した。

 県警によると、菅容疑者は指定暴力団工藤会系組員と交友関係があり、マンションの部屋が工藤会の武器庫として使用されていたとみて調べている。

 再逮捕容疑は6月22日午後3時5分ごろ、福岡市西区の賃貸マンション一室で、自動小銃やライフル銃、散弾銃など計14丁と実弾431発を所持した疑い。

 菅容疑者は6月22日、自宅マンション駐車場で袋に入った覚せい剤を持っていたとして現行犯逮捕された。

219凡人:2011/08/02(火) 14:43:15
居眠りウガンダ人に立腹「人権いらん」 暴行巡査部長を書類送検へ
2011.5.27 08:47

 大阪府警関西空港署生活安全刑事課の男性巡査部長(40)が、取り調べ中に容疑者の男(37)に暴行を加えたとされる特別公務員暴行陵虐事件で、巡査部長が「居眠りするなど、容疑者の態度に腹が立った」と供述していることが26日、府警への取材で分かった。府警は、巡査部長がおおむね容疑を認めていることに加え、逃走や証拠隠滅のおそれがないことから、身柄を拘束せずに在宅のまま捜査を進め、書類送検する方針。

 府警によると、男はウガンダ国籍で、今月2日に覚せい剤取締法違反(営利目的密輸)容疑で逮捕された。

 17日に行われた男の弁護人からの苦情の申し立てによると、男は5日の取り調べの際に足をけられたほか、胸を殴られたり耳を引っ張られるなどの暴行を受けたとされる。また、巡査部長はその数日後には「お前には人権がない」などと暴言を吐いたという。

 取り調べには、通訳の女性や20代の男性巡査長も同席しており、苦情通りの暴行があったことを証言。巡査部長も、府警の事情聴取におおむね暴行の事実を認めたうえで、「不適切な取り調べだった」と供述しているという。

 府警の取り調べをめぐっては、東署の警部補(35)が任意の事情聴取中に暴言を浴びせたとして、4月28日に脅迫罪で罰金30万円の有罪判決を受けたばかり。

 ■遺憾、厳正に対処

 南野伸一監察室長の話「組織を挙げて、取り調べの適正化に向けて取り組んでいた最中で、極めて遺憾。厳正に対処することはもとより、さらに踏み込んだ指導を実施したい」

220凡人:2011/08/05(金) 05:15:36
「東京はおそろしい」 茨城の少年グループ襲撃、暴走族8人逮捕
2009.3.6 11:56

 茨城県から来た少年グループに暴行を加えたとして、警視庁少年事件課などは傷害と暴力行為法違反の疑いで、暴走族「葛西怒羅権(ドラゴン)」構成員9人のうち、いずれも東京都江東区の16〜18歳の少年8人を逮捕、17代総長の無職少年(17)の逮捕状を取った。

 茨城の少年グループは、東京タワーの消灯の瞬間とお台場の夜景を見るために上京してきたといい、「東京はおそろしいところだ」などと話しているという。

 同課の調べによると、8人は昨年11月6日、江東区有明の交差点で、オートバイ3台に分乗して信号待ちをしていた茨城県の17歳の少年5人を取り囲み、「どこの暴走族だ。なめんじゃねぇよ」などと威嚇。金属バットで腕や顔を殴るなどして、4人に重軽傷を負わせた疑いがもたれている。

 同課によると、「葛西怒羅権」は中国残留孤児の2世、3世らを中心とした約60人が、昭和63年に江戸川区葛西地区で結成した不良グループ。他の暴走族を傘下におさめて不法行為を繰り返していたが、16代総長が仕切っていた平成18年に解散していた。ところが昨年9月、16代の構成員から「17代総長を襲名して、勢力を拡大しろ」と指示を受け、少年17人で再結成されたという。

 グループは江東区、港区台場、江戸川区をなわばりにしており、「なわばりで他の暴走族を見たらボコボコにする」「金属バットを持つ」「髪形はパンチパーマか角刈り」などの掟(おきて)を持っていた。茨城から来た少年グループを暴走族と勘違いしたとみられる。

221凡人:2011/08/17(水) 02:29:26
追い越し怒り妊婦の腹ける 傷害容疑、44歳男を逮捕
2011.8.16 12:29

 車を追い越されたことに腹を立て、運転していた札幌市北区の妊娠4カ月の女性(25)の腹などをけって軽傷を負わせたとして、札幌・白石署は16日までに、傷害容疑で同市清田区里塚2条、無職、田村智容疑者(44)を逮捕した。おなかの子どもは無事だったという。

 同署によると、田村容疑者は「妊娠していたとは知らなかった」と供述している。

 逮捕容疑は7月11日夜、同市白石区の道路で自分の車を追い越した女性の車を追い掛け、クラクションを鳴らして停車させた上、土下座して謝る女性の顔や腹をけった疑い。

 同署によると、田村容疑者は女性につばを吐き「なめるな」などと大声を出していたという。女性が車のナンバーの一部を覚えており、被害届を出していた。

222凡人:2011/08/17(水) 02:52:46
コンビニで店員蹴った陸自隊員を暴行容疑で逮捕 兵庫・宝塚署
2011.6.19 18:01

 コンビニで店員を蹴ったとして、兵庫県警宝塚署は19日、暴行の疑いで、陸上自衛隊中部方面衛生隊所属の1等陸曹、重松保志容疑者(47)=宝塚市山本丸橋=を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は19日午前3時50分ごろ、自宅近くのコンビニで、男性店員(21)の足を蹴ったとしている。容疑を認めているという。同署によると、重松容疑者がレジ付近で突然騒ぎ始め、男性店員が注意しようと近づいたところ蹴られたという。

223凡人:2011/08/17(水) 02:53:39
座いす投げつけ…宴会で寝た部下の警察官に立腹し暴行、書類送検
2011.6.30 13:11

 宴会中に寝ていた部下の警察官に暴行を加えて負傷させたとして、兵庫県警は30日、傷害容疑で西宮署の男性課長(52)=警部=を書類送検し、減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にした。

 捜査関係者によると、男性課長は2月14日午後9時ごろ、同県豊岡市内の旅館で開かれた宴会中、寝ていた男性巡査部長(39)に立腹、座いすを投げつけたうえ、暴行を加え、鼻やあごなどに10日間のけがをさせた疑いが持たれている。

 男性課長は、課内の非番日を利用した親睦旅行のため、同月14〜15日の1泊2日で課員ら約50人と旅館に宿泊した。

 初日夜の宴会中、寝ている巡査部長に気づき、木製の座いすを投げつけたところ、顔面に直撃した。さらにもう一度別の座いすを投げつけたが、当たらなかったため、巡査部長を殴るなどの暴行も加えたという。

 男性課長は当時かなり酒に酔っていたといい、当初の調べに対し「よく覚えていない」と供述。その後、巡査部長が被害届を出したことや、宴会に同席し目撃していた課員が多かったことなどから、事実関係を認めたという。

224凡人:2011/08/19(金) 23:19:09
殴られた部下死亡、上司を逮捕
2011.8.19 14:11

 雇用している従業員を殴ってけがをさせたとして、和歌山県警和歌山東署は19日、傷害容疑で和歌山市西浜の運転代行業、西尾匡隆容疑者(38)を逮捕したと発表した。従業員が外傷性ショックで死亡したことから、同署は傷害致死容疑の可能性もあるとみて捜査している。

 逮捕容疑は、17日午前3時ごろ、同市宇須(うず)のコンビニの駐車場に停めていた軽乗用車の車内で、同市紀三井寺の運転手、山口博巳さん(62)を殴り、けがをさせたとしている。

 同署によると、17日午後6時ごろ、和歌山市内の病院から「救急搬送された男性患者が死亡した。殴られた形跡がある」との通報があり、判明した。

225凡人:2011/08/24(水) 03:19:07
業界では知られていたことではないのか。何故今なのか疑問が残るが、大騒ぎするようなことではない。
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島田紳助さん:芸能界引退 暴力団関係者と交際
毎日新聞 2011年8月23日 22時54分

暴力団関係者とのメールのやりとりが発覚し、芸能界からの引退を発表する島田紳助さん=東京都新宿区で2011年8月23日午後10時、竹内幹撮影 

 人気タレントの島田紳助(本名・長谷川公彦)さん(55)が23日夜、東京都新宿区の吉本興業東京本部で会見し、暴力団関係者との間で親密な交際関係があったとして、同日限りで芸能活動から引退することを表明した。所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーの水谷暢宏社長と共に会見した。多くのレギュラー番組を持ち、社会に大きな影響力を持つ著名タレントの“黒い交際”が明るみに出たことは、今後大きな影響を及ぼしそうだ。

 吉本などによると、島田さんは05年6月から07年6月ごろまで、暴力団関係者との間に、知人を介して一定の親密さをうかがわせる携帯メールのやりとりを行っていたことが、今月中旬に外部からの情報提供で発覚。島田さんに事実確認したところ、本人も認め、自ら引退を申し入れたという。

 関係者によると、この知人は元プロボクシング世界王者の渡辺二郎被告(56)=恐喝未遂罪で大阪高裁で実刑判決を受け上告中=という。

 吉本側は「社会的影響力の高いテレビなどのメディアに出演しているタレントとしては理由を問わず許されない」と了承したという。

 硬い表情で会見場に現れた島田さんは、暴力団関係者との関係について「十数年前に、抱えていたトラブルを知人に話したところ、知人が暴力団関係者に相談して問題を解決してくれた」と経緯を説明。その暴力団関係者とは4年半前に飲食店を開業した時に会うなど「十数年間で4、5回会った」と認めた。さらに「付き合ってはいけないのは分かっていた。僕の中ではセーフだと思っていたが、(21日夜に指摘を受け)アウトだと知りました。自分が軽い処分で終わっては、若手芸人に示しがつかない。本当に申し訳なく思っている」と引退という重い決断を下した心境を率直に語った。

 一方、突然の芸能界引退を受けて、島田さんがレギュラー番組を持つテレビ局は対応に追われた。テレビ東京は、司会を務める人気番組「開運!なんでも鑑定団」の再放送を24日から別の番組に差し替えることを決めた。収録済みの30日放送分についても撮り直しや差し替えを検討している。【木村光則、佐々木洋】

226凡人:2011/08/25(木) 11:39:12
紳助さん引退 よしもとコメント全文 「暴力団との携帯メール、タレントとして許されない行為」
2011.8.23 22:55

緊急会見の冒頭、手をついて謝罪する島田紳助さん=23日夜、東京都新宿区(北野浩之撮影)

 タレントの島田紳助さん(55)の引退に関し、よしもとクリエイティブ・エージェンシーが23日に発表したコメント全文は以下の通り。

 「このたび、弊社所属のタレント・島田紳助について、平成23年8月23日をもって芸能活動を引退することとなりましたのでご報告申し上げます。

 弊社の調査によれば、島田紳助について、平成17年6月頃から平成19年6月頃までの間、暴力団関係者との間に一定の親密さをうかがわせる携帯メールのやり取りを行っていたことが判明しました。このような行為は、社会的影響力の高いテレビなどのメディアに出演しているタレントとしては、その理由を問わず、許されないものであります。

 今回判明した行為自体は法律に触れるものではなく、また、経済的な利害関係が認められるものでもありません。しかしながら、島田紳助が、多数のテレビ番組にメーン司会者として出演していることなどに鑑(かんが)みれば、弊社としては厳しい態度で臨むべきであると判断するに至りました。

 この点について本人に事実確認を行った結果、当該行為を認め、何ら弁解することなく深く反省したうえ、今後について、自ら社会的責任を取って芸能活動を引退したい旨の申し出を受けましたので、弊社はこれを了承し、本日限りで芸能活動から引退することとなりました。

 弊社では、皆様からのご批判・ご意見を全て真摯(しんし)に受け止め、今後の会社運営に生かしていくとともに、さらに反社会的勢力との関係を断ち切る取り組みを一層強化してまいる所存です。

 最後となりますが、島田紳助が出演するテレビ番組などを楽しみにしていただいたファンのみなさまを始め、関係各位の信頼を裏切り、多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」

227凡人:2011/08/26(金) 01:49:01
視聴率優先、吉本興業の大物…疑惑放置のTV界
2011年8月25日23時17分 読売新聞

 暴力団山口組の最高幹部との交際を理由に引退した人気タレント、島田紳助(本名・長谷川公彦)さん(55)を巡っては、以前から暴力団との関係が取りざたされていた。

 だが、各テレビ局で、島田さんの出演場面が減ることはなかった。「黒い交際」の疑惑は放置されたのか。

 2007年、島田さんと、今回問題になった幹部とのつながりを巡る記事が、複数の週刊誌に相次ぎ掲載された。

 当時について、18年間続く「クイズ!紳助くん」を制作する朝日放送広報部は「その記事を把握していたかどうかは不明」とする。

 一方、あるテレビ局幹部は「局側がタレントを調べるわけにもいかず、事務所との信頼関係に頼るしかない」と言う。

 別の局の制作幹部は「あってもおかしくないとは薄々感じていたが、積極的に尋ねようという雰囲気にはならなかった」。その理由を「紳助さんが吉本興業の大物だということが大きい」とし、「近年のバラエティー番組ブームを先導しているのは吉本のタレント。その源泉は視聴率だ」と明かした。

 島田さんが所属していた吉本興業は、こうした記事が出る度に、同社のコンプライアンス推進委員会の調査チームで島田さんから事情を聞いた。その結果、幹部との面識がある程度で、問題となるレベルではないと判断。その上で、交流しないよう忠告してきたという。

 しかし今月中旬、幹部との親密さをうかがわせるような携帯メールを知人と交わしていたことが判明したため、再度聴取した結果、今回の引退に至った。

228凡人:2011/09/02(金) 06:46:47
やくみつるさん「なお本音と建前の世界」 
2011.8.24 12:01

記者会見で暴力団関係者とのメールのやりとりがあったことを認め、目をはらしながら話す島田紳助さん=23日夜、東京都新宿区(北野浩之撮影)

 人気タレントの島田紳助さん(55)=本名・長谷川公彦=が暴力団関係者との親密交際を理由に引退を表明した問題は、一夜明けた24日も関係者らに波紋を広げた。テレビで見ない日はない「大物司会者」を引退へと追い込んだ闇社会とのつながりについて、有識者らからは「引退に驚きはない」などと厳しい反応が相次ぐ。一方、前夜の記者会見でも事実関係の詳細が判然としない中、激震を受けたテレビ各局の担当者らは対応に追われた。

 闇社会と芸能界のつながりは、過去にもたびたび問題となり、暴力団排除の機運が国民的に盛り上がる中で、芸能界も厳しい倫理観をもとに決別を目指してきたはずだった。

 「人を介しての付き合いなのでセーフだと思っていた」。紳助さんは前夜の会見でそう語ったが、紳助さんと同じ「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」に所属する関西のベテランタレントは、暴力団関係者とタレントの交際について「最近は(よしもとの)コンプライアンス担当者から定期的に個人面談がある。今春も『暴力団関係者との関係には気をつけてください』とクギを刺された」と打ち明ける。

 引退の道を選んだ紳助さんに対し、有識者は厳しいまなざしを向ける。

 「引退するということ自体には驚いたが、その理由について驚きはなかった」と、暴力団問題に詳しいノンフィクションライターの溝口敦さん。「暴力団と交際することについて、法的な罪はなくても社会的には問題とされるし、芸能人にとって暴力団と付き合うメリットはなくなってきている」と指摘する。

 漫画家のやくみつるさんは「紳助さんは民放中心に出演していたので、暴力団関係者との交際が判明すればスポンサーの撤退などで活動できなくなる事情もあったのではないか。相撲なども含め、興行の世界では反社会的勢力との交際が従前通りにいかないという認識が広まっているが、なお本音と建前を使い分ける現状もある」と話す。

 また、作家の麻生千晶さんは「テレビ局は、暴力団がらみの不祥事が起きると糾弾するが、そんな彼(紳助さん)を起用してきた責任は大きい」と、テレビ局側の問題点に言及した。

 一方、視聴者側の受け止めはさまざまだ。

 京都市中京区の飲食店員、米原麻衣さん(27)は「引退することで芸能界の華やかなイメージを保とうとしたのかもしれないが、芸能界と暴力団とのつながりの深さを逆に露呈したように思う」。神戸市中央区の大学3年、原田敬さん(21)は「法に触れることをしたわけでもなく、誰かに迷惑をかけたわけでもない。引退は過剰反応ではないか」と話した。

229凡人:2011/09/03(土) 02:19:33
実弾入り拳銃所持容疑、68歳男を逮捕 福岡県警
2011/9/3 1:56

 実弾5発が入った拳銃1丁を持っていたとして、福岡県警田川署は2日、無職、中藤健次容疑者(68)=同県川崎町川崎=を銃刀法違反の疑いで逮捕した。

 同署によると、中藤容疑者が所持していたポーチには、実弾5発が装填された拳銃1丁のほか、実弾14発が入っていたという。

 逮捕容疑は2日午後2時20分ごろ、川崎町の建設会社敷地内で、実弾が詰め込まれた回転式拳銃1丁を持っていた疑い。

 同署によると、建設会社の隣に住む男性(71)宅に「暴力団のような人が押しかけている」と110番があった。同署員が駆けつけたところ、中藤容疑者が建設会社敷地内で男性と口論になっていたという。

 川崎町では今年2月、会社経営者宅に銃弾が撃ち込まれる事件があったが、県警は関連がないとみている。

230凡人:2011/09/06(火) 11:52:55
組員相手に野球賭博、容疑の主婦逮捕 奈良県警
2011/9/4 2:47 〔共同〕

 暴力団組員らを相手に野球賭博をしたとして奈良県警は3日、賭博開帳図利の疑いで福岡市博多区東光寺町1の主婦、竹田智子容疑者(41)を逮捕した。

 県警によると、約2年前にインターネットのサイトで知り合った奈良県橿原市の男性介護士(29)=同ほう助容疑で逮捕=を通じ、同県香芝市の指定暴力団山口組系組員、松岡伸和容疑者(49)ら3人=賭博容疑で逮捕=に賭博を持ちかけ、携帯のメールでやりとりをしていた。

 竹田容疑者の逮捕容疑は8月、高校野球やプロ野球の試合で勝利チームを予想させ、1口1万円で計95万円を賭けさせた疑い。

 県警によると5人とも容疑を認めており、竹田容疑者は「(集めたお金は)自分の小遣いにしていた」と話している。

231凡人:2011/09/07(水) 05:41:49
「暴力団組長がついてる」借金踏み倒そうとした会社役員を逮捕 警視庁
2011.9.6 15:06

 「暴力団組長がバックについている」などと知人を脅して、2千万円の借金返済を拒もうとしたとして、警視庁組織犯罪対策4課は6日、恐喝未遂の疑いで、東京都港区六本木、飲食店運営会社「エタニティ」代表、安藤陽彦容疑者(44)を逮捕した。同課によると、「金は借りていないし、暴力団の名前も出していない」と容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は4〜6月、知人だった富山県の30代の男性会社役員から2千万円の借金の返済を迫られた際に、「(指定暴力団山口組傘下の)小松組の組長がバックについている。山口組組長の出所のときには(自分が)車を貸した仲だ」などと暴力団との関係を強調して男性を脅し、借金返済を拒もうとしたとしている。

 同課によると、安藤容疑者は経営する飲食店の新店舗を出店する資金として、男性から2千万円を借りており、返済期限は平成22年9月下旬だったという。

232凡人:2011/09/08(木) 11:18:41
1〜6月に山口組幹部50人摘発 警察庁「社会全体で排除」
2011年9月8日 10時31分(共同)

 今年1〜6月に全国の警察が摘発した指定暴力団山口組直系組長は10人(昨年同期比2人減)、同組の最大勢力とされる弘道会の直系組長は11人(同3人増)、同会直系組織幹部は29人(同11人増)で、計50人に上ることが8日、警察庁の統計で分かった。

 同庁は各警察本部に山口組や弘道会の集中取り締まりを引き続き指示し、「社会全体による暴力団排除」を進める。暴力団関係者との交際でタレント島田紳助さん(55)が引退した芸能界への働き掛けも検討している。

233凡人:2011/09/09(金) 03:46:27
暴力団排除へ奮闘 「保冷車突入事件」で石岡市民ら【茨城】
2011年9月8日

豪華けんらんな山車が繰り出した昨年の「石岡のおまつり」=石岡市で

 島田紳助さんの芸能界引退で暴力団との“関係”に厳しい視線が注がれる中、県内で、関係断絶に奮闘する市民がいる。昨年十二月、県議の選挙事務所に保冷車が突入して一人が死亡、元組幹部の男が殺人容疑で逮捕、起訴される事件があった石岡市の住民らだ。十七日から始まる「石岡のおまつり」では、暴力団を近寄らせないよう力を入れている。

 「暴力団とは一切、かかわりません」

 祭礼の実務を取り仕切る「おまつり振興協議会」は今年、参加する全三十六町会に誓約書を書かせた。市の暴力団排除条例が先月十一日に施行されたことを受けた初の試みだ。

 市条例は県の暴力団排除条例に準じたもので「祭礼、興業や公共イベントからの暴力団排除」を市独自に明記したのが特徴だ。

 ■祭りで存在誇示
 石岡のおまつりは、主催者によると「関東三大祭り」の一つ。毎年九月に三日間あり、約四十万人が訪れる。高さ二メートルの山車や大きな獅子頭が幌(ほろ)車を引く幌獅子が見どころ。山車や獅子頭は県指定文化財にもなっている。

 保冷車突入事件は祭りと直接関係はないが、事件を通して地元で活動する指定暴力団山口組系の組の実態が明らかにされた。祭りを資金獲得や存在を誇示する場としており、逮捕された男もこの組に所属していた。

 捜査関係者や祭り関係者によると、巡行では組員らが中心となって引く山車が一台あり、法被の販売や祭りへの参加料名目で高額を徴収していた。昨年の祭りでは浜松市の上部組織に行列を見せようとして、到着が遅れた幹部のために全体の巡行を約三十分止めるトラブルもあったという。

 ■意識に変化も
 条例制定など暴力団排除への機運が高まる中、これまで黙認してきた市や住民らも意識を改めつつある。

 男が所属したのとは別の暴力団事務所も市内には点在するが、ある祭礼参加者は「これまで事務所の前を通る時は素通りするわけにもいかず、止まってあいさつしていた。今後はやめた方がいいだろう」と話す。

 祭りは昨年と違い、今年は組員中心の山車は出ないことになった。JR石岡駅前には「暴力団排除」の横断幕が掲げられる。市民や祭り関係者に毅然(きぜん)とした態度が生まれつつあるようだ。

 ■取り締まり強化
 警察も取り締まりに力を入れる。春以降、組員ら五人を風適法違反や詐欺未遂などの疑いで相次ぎ逮捕した。「細かいものも、きっちり事件化していく」(捜査関係者)と暴力団排除の姿勢を鮮明にしている。暴力団関係者に市内への自宅建設をさせなかったケースもあった。

 しかし、暴力団排除の動きは始まったばかり。「警察は困った時に本当に助けてくれるのか」と不安を持つ市民は少なくない。きめ細かな市民保護の姿勢が欠かせない。

234凡人:2011/09/11(日) 14:00:24
高校野球:秋季近畿地区滋賀県大会 比叡山高が出場を辞退
毎日新聞 2011年9月6日 東京朝刊

 滋賀県高野連は5日、比叡山高校硬式野球部が部内暴力を理由に秋季近畿地区高校野球滋賀県大会の出場を辞退したと発表した。県高野連などによると、2年生部員が6月中旬、用具の片付けが不十分だとして1年生部員にボールを投げつけ、肘を骨折させたという。同校は今月3日になって県高野連に文書で報告した。報告の遅れや指導不足などにより、小林義和監督(57)と竹川明治部長(43)が1日付で引責辞任した。

235凡人:2011/09/12(月) 06:13:21
暴行死:堺の建設業ら5人逮捕 知人男性殺害容疑
毎日新聞 2011年9月11日 15時22分

 知人男性を暴行して死亡させたとして、大阪府警西堺署は11日、堺市西区浜寺石津町東2丁、建設業、大櫛一志(33)▽同区浜寺元町5丁、同、持田晃寛(25)両容疑者ら、19歳の少年1人を含む男計5人を殺人容疑で逮捕したと発表した。

 容疑は10日午後9時ごろ、同区内の駐車場で住所・職業不詳、植野邦昌さん(29)に殴るけるの暴行を加え、殺害したとされる。5人は11日朝、「僕らのせいで人が亡くなった」と同署に自首。同署員が持田容疑者の自宅で遺体を発見し、死因などの特定を進めている。

 調べによると、大櫛容疑者はとび業を営み、他の4容疑者は従業員。植野さんも従業員だったとみられ、大櫛容疑者らは「1カ月間無断欠勤したので、腹が立った」と供述。植野さんを呼び出して暴行した後、持田容疑者の自宅に運び、11日朝になって死亡していることに気付いたという。【山田尚弘】

236凡人:2011/09/12(月) 06:40:38
元交際相手殴る 殺人未遂容疑で男逮捕 群馬・太田市
2011.9.11 19:54

 元交際相手の女性を殴り殺そうとしたとして、群馬県警太田署は11日、殺人未遂などの疑いで、同県太田市新田村田町、会社員、金子裕二容疑者(37)を逮捕した。

 逮捕容疑は、11日未明、同市嘱託職員の女性(32)宅に窓ガラスを割って侵入し、就寝中の女性と母親(61)をハンマーで殴り殺そうとしたとしている。女性は頭に重傷、母親は軽傷を負った。

 太田署によると、金子容疑者と女性は別れ話をめぐりトラブルになり、8月下旬に女性からの相談を受けた同署が金子容疑者に警告していた。金子容疑者は「無視されたので頭に来てやった」と供述しているが、殺意は否認している。

237凡人:2011/09/13(火) 06:15:34
過払い金返還:逮捕の組長ら、弁護士に顧客300人紹介
毎日新聞 2011年9月13日 2時30分(最終更新 9月13日 3時47分)

 過払い金の返還請求を巡る暴力団組長らの弁護士法違反事件で、東京弁護士会に所属する弁護士(69)が09年4月〜10年3月、逮捕された指定暴力団住吉会系組長、斉藤順平容疑者(52)らから三百数十人の顧客を紹介され、1億3000万円以上の報酬を得ていたことが捜査関係者への取材で分かった。弁護士は警視庁組織犯罪対策4課に「違法だと分かっていたが、事務所が赤字だったので引き受けた」と供述しているという。弁護士が病気であることも考慮し、組対4課は近く同法違反容疑で書類送検する。

 捜査関係者によると、過払い金を抱える人たちを弁護士に紹介する方法は、広告会社「エレメントホールディングス」(東京都港区)の代表の男が発案。斉藤容疑者に弁護士探しを依頼し、斉藤容疑者の刑事事件を担当したことがある弁護士を紹介されたという。

 斉藤容疑者らはチラシなどで貸金業者に過払い金を抱えている人たちを募集。依頼を取りまとめ、弁護士に仕事を紹介していた。弁護士は過払い金の返還請求で1億3000万円以上の報酬を得たうえで、同社には紹介料などとして約8000万円を支払い、斉藤容疑者にはこの中から約800万円が渡ったという。

 同社代表の行方は分かっていない。組対4課は事件に関与した可能性があるとみて捜査している。

 斉藤容疑者らの逮捕容疑は09年4〜10月、弁護士資格がないにもかかわらず、弁護士に顧客を紹介するなどの弁護士事務を取り扱ったとしている。斉藤容疑者は調べに対して、「違法とは思っていない」と容疑を否認しているという。

238凡人:2011/09/15(木) 22:58:31
佐賀市で組員撃たれ死亡 男ら逃走、殺人容疑で捜査
2011.9.15 20:21

 15日午後4時50分ごろ、佐賀市木原の駐車場で、指定暴力団九州誠道会の福島弘海組員(57)が拳銃で撃たれ、搬送先の病院で死亡した。撃った男らは逃走しており、佐賀県警が殺人容疑で行方を追っている。

 県警によると、現場は店舗に隣接する駐車場で、3人ぐらいの男が、白い乗用車で逃げている。

 近くに住む主婦(63)は「銃声のような音が5回聞こえ、家の中から外を見ると、乗用車が立ち去るのを見た。最近よく発砲事件があるが、こんなに近くで事件があるなんて怖い」と話した。

 佐賀県では4月にも伊万里市の病院駐車場で発砲事件があり、指定暴力団九州誠道会系組幹部ら2人が死傷。九州誠道会と対立する指定暴力団道仁会系組幹部が殺人などの罪で起訴された。

239凡人:2011/09/15(木) 23:00:09
「うちのキャバクラ4000円ポッキリだよ!」客引きしたら警察官 暴力団組員逮捕
2011.9.15 14:57

 路上でキャバクラの客引き行為をしたとして、警視庁三田署は東京都迷惑防止条例違反の現行犯で、さいたま市桜区西堀、指定暴力団住吉会系組員、神林克巳容疑者(47)を逮捕した。同署によると、容疑を認めているという。

 逮捕容疑は14日午後10時ごろ、港区芝の路上で、私服で警戒中だった同署員(35)ら2人に対し、「キャバクラはどうですか。お安くします。4000円ポッキリ」などと言いながら、つきまとう客引き行為をしたとしている。

 同署によると、神林容疑者は署員らが警察官であることに気付かず、約50メートルにわたってつきまとっていたという。現場は狭い路地に店がひしめく飲食店街で、客引きの苦情が多かったことから、同署員が巡回していた。

240凡人:2011/09/15(木) 23:01:33
組幹部に懲役2年求刑 キャバクラ放火直前に損壊 名古屋地裁
2011.7.15 17:24

 名古屋市のキャバクラで昨年、3人が死傷した放火事件の直前に店のドアを壊したとして、建造物損壊などの罪に問われた指定暴力団山口組弘道会系組幹部、浅利英勝被告(34)の公判が15日、名古屋地裁(水野将徳裁判官)であり、検察側は懲役2年を求刑した。

 論告で「店が『あいさつ料』支払いを拒否したことを挑戦と受け止め、報復した暴力団特有の考え方で酌量の余地はない」と指摘した。

 起訴状によると、浅利被告は昨年9月2日夜、店長の男性に言い掛かりを付け、店のドアを壊すなどしたとしている。

241凡人:2011/09/15(木) 23:05:10
「殺してやる」アイスピックで?少年刺す 殺人未遂容疑で組員逮捕 広島県警
2011.9.13 16:08

 広島県警捜査4課などは13日、知人の少年(17)を刺したとして、殺人未遂の疑いで、広島県竹原市の指定暴力団侠道会系組員、石井福太郎容疑者(35)を逮捕した。

 逮捕容疑は6日午前3時ごろ、同県東広島市安芸津町風早の路上で、アイスピックのようなもので、少年の胸や背中など8カ所を刺して、軽傷を負わせたとしている。

 捜査4課によると、石井容疑者は少年を呼び出して別の知人の所在を尋ねたが、拒まれたため「殺してやる」と言って刺した。調べに対し「話すことはない」としている。

242凡人:2011/09/17(土) 01:06:00
高級改造車暴走族同士で抗争 容疑のリーダーら18人逮捕 埼玉県警
2011.5.26 18:15

 埼玉県警捜査1課と交通捜査課、東入間署は26日、暴力行為等処罰法違反(集団器物損壊)などの疑いで、志木市本町の暴走族元リーダー、神田淳被告(30)=同罪で起訴済み=ら18人を逮捕したと発表した。

 捜査1課などの調べでは、神田被告らは2月6日午前0時45分ごろ、対立する暴走族の幹部の男性(23)に制裁を加えようと、ふじみ野市の国道で男性の乗用車を金属バットで殴って壊した上、男性をバットで殴り顔面打撲など全治約2週間のけがを負わせるなどした疑いが持たれている。

 捜査1課によると、神田被告らは高級改造車の暴走族仲間。被害にあった男性のグループと縄張りをめぐって対立していたという。18人は4月7日から5月25日にかけて、相次いで逮捕されている。

243凡人:2011/09/20(火) 17:32:35
 芸能界と暴力団 断ち切れぬ関係
 2011.8.24 22:37

 島田紳助さんの突然の引退劇により、芸能界と暴力団との関係が改めて明らかになった。

 両者のかかわりは古く、戦後には山口組の田岡一雄3代目組長が美空ひばりさんらの興行で資金を稼いだケースもあった。

 芸能評論家の肥留間正明さん(62)は「昔はキャバレーなどでの興業で、暴力団にみかじめ料を払うことが多かった。今では市民会館やアリーナで興業を行うことが多いが、イベンターが実は暴力団関係者という話はよく聞く」と話す。

 総合エンターテインメント産業を目指す吉本興業は昨年、グループ行動憲章に「反社会的勢力からの接近に対しては、断固として対決し、一切の関係を持たないことを誓います」と明記するなど、来年の創業100周年を前に暴力団関係者らとの接触には神経質になっていた。島田さんは「引退」で身を引いたとしているが、肥留間さんは「吉本興業による事実上の解雇。ダークなイメージのタレントを抱えることはマイナスにしかならない。稼ぎ頭を“クビ”にしたのは、暴力団との付き合いがもはや黙認できないほど深いものになってしまっていたことが背景にある」と指摘する。

 「暴力団と芸能界は、持ちつ持たれつという関係の部分がある」と話すのは、暴力団に詳しいノンフィクションライターの溝口敦さん(69)。

 島田さんの会見では「人を介しての付き合いなのでセーフだと思っていた」「(トラブル解決後に)お金を渡さなきゃいけないのかなと思ったが、『馬鹿なこと言うな。心の中でつながっていればいい』と言われた」と、暴力団側から“侵食”される手口も明らかにされた。溝口さんは、暴力団側のメリットとして「芸能人と親交を持て、連れ回せれば大きな顔ができる」と指摘。一線を越えた芸能人側には、売れ残ったチケットをさばいてもらったり、トラブルの仲介を頼めるメリットがあるという。

 ただ、「暴力団との交際に法律的な罪はなくても社会的には問題との認識が強まり、暴力団の影響力や経済力も弱体化している」と溝口さん。「芸能人にとって暴力団と付き合うメリットは少なくなってきており、関係は次第になくなっていくのではないか」

 暴力団排除の風潮で表面化しにくいが、肥留間さんも「今回のケースは、暴力団と付き合えば引退しなければならないという一罰百戒的な意味を芸能界に示せた」と“浄化作用”に期待を寄せる。

244凡人:2011/09/22(木) 23:34:26
島田紳助さん、暴行事件で和解 東京高裁で被害女性と
(2011/09/22 20:03)

 芸能界を引退した島田紳助さんが2004年、所属していた吉本興業の女性社員を殴ってけがをさせた事件をめぐり、被害者の女性が島田さんと同社に損害賠償などを求めた訴訟は22日、東京高裁(芝田俊文裁判長)で和解した。吉本興業側は「内容については明かさない」としている。

 昨年9月の一審東京地裁判決は治療費など約1千万円の支払いを命じ、会社にも使用者責任があると判断していた。

 一審判決によると、島田さんは04年10月、大阪市の放送局で女性の言動に立腹し、頭を殴ったり、つばを吐いたりした。

 島田さんは傷害罪で略式起訴され、大阪簡裁で罰金30万円の略式命令を受けている。

245凡人:2011/09/23(金) 20:48:45
暴力団排除:「黒い交際」決別求められる芸能界
毎日新聞 2011年9月23日 12時00分

芸能活動引退の会見で頭を下げる島田紳助さん=東京都新宿区で2011年8月23日午後10時6分、竹内幹撮影 芸能界に暴力団排除を求める圧力が高まっている。人気タレントの島田紳助(本名・長谷川公彦)さん(55)が暴力団関係者との交際を理由に引退したことに加え、東京都暴力団排除条例の施行が10月に迫ることが影響している。ある芸能プロダクション幹部が暴力団と交際していたとして金融機関から新規の取引を断られていたことも関係者の話で分かった。芸能界は「黒い交際」との決別を求められている。

 関係者によると、新規の取引を断られたのは、有名タレントが在籍する大手プロダクションの幹部。金融機関の調査で、暴力団側と交際していると判断された。ほとんどの金融機関は、融資先が暴力団と関係していることが判明すれば契約を解除できる「暴力団排除条項」を導入しており、暴力団排除の機運が高まっていることが背景にあるとみられる。

 この流れを加速させるのが、10月1日に施行される都暴力団排除条例だ。条例は事業者に対し、契約相手方が暴力団関係者でないことを確認することなどを義務付けている。暴力団への利益供与があると判断され、公安委員会による「関係遮断」の勧告にも従わなければ、「密接交際者」として社名を公表される。警視庁幹部は「名前が公表されれば、金融機関が暴排条項に基づき取引を止めることができる」と意義を語る。

 テレビ局や芸能界側も動き出している。在京キー局5社は今月、日本民間放送連盟からの要請を受け、タレントの出演契約書に「暴力団排除条項」を明記するなどの対策を検討中だ。芸能事務所などで作る「日本音楽事業者協会」(東京都渋谷区)も「条例の目的と中身を周知していきたい」としている。

 しかし、暴力団問題に詳しいジャーナリストの溝口敦さんによれば、興行やトラブル処理を巡って芸能界は暴力団とつながってきた。互いに利用しあう関係が続いてきたといい、関係遮断は容易ではない側面もある。島田さんだけでなく、過去に暴力団との交際が明るみに出た芸能人も多い。

 暴力団排除条例に詳しい犬塚浩弁護士は「銀行や証券業界などと違って、監督官庁のない芸能界は暴力団排除の取り組みが遅れていた。条例を機に自浄作用が働くことに期待したい」と話している。【川崎桂吾、前谷宏】

 ◇社名公表措置も…暴力団排除条例
 暴力団排除条例は、警察庁の指導で09年から全国で制定の動きが広がった。暴力団排除に向けた社会の機運を盛り上げ、暴力団の資金源を遮断するのが狙いだ。10月1日に東京都と沖縄県で施行されると、全都道府県で出そろう。

 各地の条例にほぼ共通する主な内容は(1)公共工事からの排除(2)学校周辺での事務所開設の禁止(3)利益供与の禁止(4)事務所に利用されることを知っての不動産取引の禁止。違反した事業者に対しては、勧告や名前の公表などの措置を定めている。東京都や福岡県などは罰則も定めている。

 地域の特性に応じた独自の条項もある。指定暴力団山口組の総本部(神戸市)を抱える兵庫県の条例は、総本部に招集される組幹部が待機場所に利用する施設を「準暴力団事務所」と定義し、付近の住民らに「不安を与える行為」を禁じている。警察庁の昨年の統計によると、全国の暴力団構成員は3万6000人、準構成員は4万2600人。【鮎川耕史】

246凡人:2011/09/25(日) 07:54:41
「光のルネサンス」で暴力団露店を出店登録
2011.8.21 00:00

 大阪市や地元企業などでつくる実行委員会が主催するイベント「OSAKA光のルネサンス2010」(昨年12月11〜25日開催)で、暴力団組員が運営する露店を出店登録し、実行委が出店料として50万円を受け取っていたことが20日、大阪市への取材で分かった。

 市条例に基づく警察への照会で露店代表者が組員と判明し、開催前日に出店料を返還。市は出店が暴力団の利益につながるとして露店を排除したが、「申請段階で照会すべきだった」と対応の遅れを認めた。

 同イベントの露店出店をめぐっては、平成20年11月に担当の市幹部に出店を迫ったとして、脅迫容疑で指定暴力団山口組系幹部が逮捕される事件があり、市は昨年の条例改正で公園での露店販売の暴力団排除を規定したばかり。今回の問題では、市側の出店管理のずさんさが露呈した。

 「光のルネサンス」は、大阪市中心部の中之島公園(北区)周辺をイルミネーションで彩る年の瀬の官民共同事業として、15年から開催。昨年は延べ286万人が来場し、人気イベントとして定着している。

 関係者によると、問題となった露店は、物販イベントで宮崎県のB級グルメ「肉巻きおにぎり」の販売を計画し、昨年秋に実行委事務局に申請書類を提出。書類審査などを経て出店登録が認められ、10月の事前説明会にも参加した。

 全16区画のうち1区画を割り当てられ、出店料50万円を実行委に納付。テントの設営や調理器具を搬入するなど準備を進めたが、市情報公開室が12月初旬に府警に身元照会したところ、代表者が暴力団組員だったことが判明。開催前日に急遽(きゅうきょ)出店をとりやめさせ、出店料も返したという。

 市は昨年1月、公園条例を一部改正し、市が管理する公園内で、暴力団が関係する露店の出店を全面的に禁止。ただ、実行委の出店規約には暴力団排除に関する記載はなく、出店登録に際しても暴力団との関係がないことを示す誓約書を交わしていなかったという。

 同イベントを担当する市ゆとりとみどり振興局の幹部職員は「暴力団組員から出店の申し込みがあるとは思っていなかった。出店を直前で防ぐことができたとはいえ、申請があった段階で警察に照会すべきだった」と説明。今年は公募後の審査時に警察に照会し、出店者には誓約書の提出も義務づけるとしている。

247凡人:2011/09/25(日) 07:55:24
都営住宅 暴力団組員の居住16件 根絶は難しく
2011.9.25 01:30

 10月に施行される東京都暴力団排除条例など反社会的勢力への対応が強化される中、都営住宅に住む暴力団組員の排除規定を盛り込んだ改正都営住宅条例が施行された平成19年から、居住が判明した組員の世帯数が計16件に上ることが24日、東京都の調査で分かった。大半が警視庁や住民からの通報で、毎年度2〜5件発覚。居住者全員の出自を調べるのは難しく、都の照会作業が新規入居希望者に限られるため、住宅に潜む組員の根絶とまではいかないのが実情。新たな照会システムの導入を求める声も上がっている。

 都営住宅は現在約26万戸で約50万人が居住している。都は19年に町田市で発生した暴力団組員の立てこもり発砲事件を受け、同年6月に都営住宅条例を改正。組員と判明した際の申込者や同居人の入居禁止のほか、居住者に明け渡し請求ができる排除規定を盛り込んだ。

 これまでに居住が判明した16件のうち、明け渡しのため裁判になった例は3件。資格審査で組員と判明し、入居失格となったのは計6件に上る。しかし、所得が限られる都民を対象とした公共住宅に組員が居住したり、新たに入り込もうとする状況は依然として続いているとみられる。

 組員の判明に至る経緯では、新規入居や同居申請の場合、資格審査で警察に照会をかけるため水際の防止は可能だが、居住者の場合は警視庁や近隣住民からの通報頼み。「本物の組員は暴力的な発言や行動はせず、静かに生活しているので近隣住民の通報のほとんどが事実と異なる」(都担当者)と実態把握が難しい状況だ。

 居住が判明した暴力団組員の中には居住歴が10〜20年に及んだり、指定暴力団系の組長が住んでいた深刻な状況がある上、自主退去に応じず1年以上居座る組員も少なくない。

 21年5月には、30代の男性組員の居住が発覚し、都は弁護士を通じ、自主退去通告や明け渡し勧告書を送付して再三退去を説得。しかし、組員は「自分は暴力団ではない」と弁明、23年6月に裁判で明け渡し請求が認められる判決が出た後も「9月末に退去する」との書類を提出し、強制執行を引き延ばしているケースもある。

 日本弁護士連合会民事介入暴力対策委員長の疋田淳弁護士は、「反社会的勢力が税金で格安に住める公共住宅にいるなんてとんでもない話。全国的に排除する制度はあっても人的な面などから運用が追いついていない状況がある。新たな照会システムの構築など次のステップの時期に来ているのではないか」と指摘している。

248凡人:2011/09/25(日) 07:58:50
暴力団関係企業から24万円献金 大村愛知県知事、議員時代の支部
2011.8.5 11:20

 愛知県の大村秀章知事が衆院議員時代の2007〜08年、支部長を務めた政党支部「自民党愛知県第13選挙区支部」(解散)が、暴力団関係者が役員を務める同県豊橋市の人材派遣会社から計24万円の献金を受けていたことが5日、分かった。

 政治資金収支報告書によると、07年5月と08年9月に12万円ずつの献金を受けていた。

 この企業は10年4月、夜間に青色灯をつけたパトロールカーで巡回する市の防犯事業に入札し落札。その後、市に暴力団とのつながりを指摘する匿名の情報提供があり、愛知県警の要請で県と市が同社に3カ月の入札排除措置を取っていた。

249凡人:2011/09/25(日) 08:02:33
振り込み詐欺で200万円詐取 暴力団組員を逮捕
2011.7.15 18:39

 おいを装って電話し、女性から現金200万円をだまし取ったとして、警視庁小平署は15日、詐欺の疑いで、東京都葛飾区水元、指定暴力団住吉会系組員、小林朋(とも)伯(のり)容疑者(29)を逮捕した。同署によると、「1年前のことなのではっきり思い出せない」と供述しているという。

 逮捕容疑は平成22年8月下旬ごろ、小平市の無職女性(72)方においを装って電話をかけ、「会社の重要書類が入ったかばんをなくした。大事な取引があるが金が足りないので貸してほしい」「宅配便の配達員が取りに行く」などと嘘を言って、現金200万円をだまし取ったとしている。

 同署によると、小林容疑者は配達員を装って現金を受け取りに行ったという。同署は女性に電話をかけるなどした共犯者がいるとみて調べている。

250凡人:2011/09/25(日) 08:03:07
貸し付け仲介の幼なじみ脅す 恐喝未遂容疑で暴力団幹部逮捕
2011.7.15 18:35

 他人の貸し付けを仲介した幼なじみから現金を脅し取ろうとしたとして、警視庁杉並署は15日、恐喝未遂の疑いで、東京都品川区大崎、指定暴力団山口組系組幹部、小沢達夫容疑者(40)を逮捕した。同署によると、「記憶にない」と容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は平成22年1月初旬〜23年4月27日、都内のインターネット関連会社経営の男性(40)に対し、港区のホテルなどで、「責任を取って金利をあわせた4千万円を払え」「このまま逃げたらどうなるかわかってるだろうな。痛い目に遭うぞ」などと言って、現金を脅し取ろうとしたとしている。

 同署によると、小沢容疑者は男性と幼なじみで、19年に都内の別の経営者に3千万円を貸し付けた際に、仲介役になってもらっていたという。経営者の会社が倒産したことから、小沢容疑者は貸付金を男性から回収しようとしていた。

 男性は小沢容疑者に20年4月〜22年1月、計約1800万円を支払ったが、さらに現金を要求されたため、23年5月、同署に届け出た。

251凡人:2011/09/26(月) 21:40:42
暴力団員との親密交際で河野通文調教師が免許取り消し
2011.9.26 17:44

 日本中央競馬会(JRA)は26日、暴力団員との親密な交際が競馬の公正な施行などを定めた規程に違反するとして、河野通文調教師(61)に対し、同日付で調教師免許を取り消した。免許取り消しは2001年に銃刀法違反容疑などで逮捕、起訴された田原成貴元調教師など4例目。

 JRAでは、河野氏が30代の知人が暴力団員と知りつつ交際を続けたうえ、昨年7月に現金1千万円を貸与した事実を重くみて、公正審査会議などで審議し処分を決めた。河野氏は「相手が暴力団員との認識はなく、取り消し処分に対し訴訟の準備をしている」と語っている。

252凡人:2011/09/27(火) 10:04:59
三浦皇成の元師匠・河野師、暴力団交際で追放 JRAが免許剥奪
2011.9.27 06:47

暴力団関係者との交際で調教師免許を取り消された河野通文調教師。若手のホープ・三浦皇成騎手(写真馬上)の元師匠でもあった

 芸能界に続き、競馬界でも暴力団絡みの不祥事が明るみに出た。三浦皇成騎手の元師匠としても知られる河野通文調教師(61)が、暴力団関係者と交際があったとして、日本中央競馬会(JRA)は26日付で調教師免許を剥奪。中央競馬は今週10月2日のスプリンターズSで秋のGIシリーズが開幕するが、その直前でのできごとにサークル内外でのショックは大きい。(サンケイスポーツ)

 GIシーズン開幕直前に、競馬界に衝撃が走った。JRAは26日午後、東京都港区の六本木事務所で緊急会見を開き、茨城県美浦トレーニングセンター所属の河野通文調教師が、暴力団関係者と交際があったとして、同日付で調教師免許を取り消したことを発表した。

 冒頭、緊急に会見を開いた内容を説明すると、出席した小林善一郎審判担当理事、尾関道春審判部長、菊田淳審判部公正課長が「今回の件で世間をお騒がせしたことについて、ファンの皆様、関係者の皆様に深くお詫びいたします」と深々と頭を下げた。

 JRAによると、今年3月31日の報道(別項)などで河野調教師が指定暴力団山口組系組幹部から1000万円をだまし取られた事件を知り、公判の傍聴、調教師への事情聴取などを重ねてきた。その結果、菊田公正課長は「暴力団関係者と浅からぬつきあいがあったと認めざるを得ない」として裁定委員会、公正審査会議を経て処分を決定したことを明らかにした。

 さらに、小林理事は「河野調教師は暴力団員と認識しながら交際を途絶することはなかった。調教師は少なくとも公正確保の重い責任があり、(暴力団関係者を)排除すべき立場の者で、JRAとして容認できることではない」と話した。

 JRAの調査では、河野調教師が暴力団関係者と知り合ったのは2006年頃。遅くとも09年頃には知人を介して暴力団関係者であることは認識していた。そして、10年7月30日に暴力団関係者から1000万円の借金の申し入れがあり、大阪・伊丹空港まで持参したという。菊田公正課長は「交際の深さを判断するのは難しいですが、即日、大阪まで持参するのは尋常ではない。2人の交際が形式的なものではなく、公正かつ安全な競馬の施行に支障を生じるということで、免許取り消しが相当と判断した」と厳正な処分を科した理由を説明した。

 河野調教師は1991年に厩舎を開業し、05年のGI安田記念をアサクサデンエンで制覇するなどJRA重賞11勝、通算493勝を挙げている名調教師。それと同時に、タレントほしのあきさんと25日に結婚したばかりの三浦皇成騎手の元師匠としても知られている。

 折しも10月1日から暴力団排除条例が東京都で施行する。タレントの島田紳助さんが山口組系組幹部と交際していたことが明るみに出て芸能界を引退するなど、全国的に暴力団との交際に対する目が厳しくなる中での今回の発表だが、条例との関連性について、小林理事は「JRAとしては以前から反社会的分子を排除する努力をしてきたものであり、条例の施行とは関係ない」と否定している。

253凡人:2011/09/29(木) 22:06:36
祭りの活気と暴力団とどちらを取りますか?信じられない日本人の浅はかさ。その裏には暴力団関係者からの仕返しが怖いという、大儀名文と本音を巧みに使い分ける日本人と暴力に対する態度が明確にでている。
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祭り活気・暴力団排除…露天商締め出し、一筋縄で行かず 東京都も排除条例10月1日に施行
2011.9.29 21:34 (1/2ページ)

 暴力団の資金源になることが多かった露天商を、地域の祭りから排除する動きが広がっている。事業者に暴力団との商取引を絶つよう求める暴力団排除条例が10月1日、東京都と沖縄県でも施行され、全都道府県で出そろう動きに沿ったものだ。ただ、豊富な出店のノウハウを持つ露天商なしに祭りの活気を演出するのは難しく、東京都内の祭りでは、一度排除した暴力団と関係のある露天商を再び呼び戻すケースもあった。警察関係者も「地域に巣くう暴力団の影響排除は簡単ではない」と頭を悩ませている。

 毎年夏に都内有数の繁華街で催される大規模な祭りでは、数年前、警察の要請で、露天商の締め出しを試みた。出店はすべて地域住民。暴力団関係者はすっかり姿を消したが、祭りにやってきた観光客から寄せられたのは「以前に比べて物足りない」という否定的な声だった。

 ほとんど素人ばかりの住民の出店は、運営もぎこちなく、今ひとつ活気がなかったことが原因だった。住民にとっても店の準備や後片付けなどが大きな負担となり、「暴力団関係者からの仕返しが怖い」という声も。結局、この地域では、暴力団との関係に目をつむり、再び露天商に出店を任せることになった。

 暴力団と無関係の露天商もいる。祭り関係者は「締め出すと祭りに活気がなくなる。観光客が減れば、地域で買い物をしてくれる人も減り、大きなダメージだ。出店を露天商に任せることで、地域住民は他の準備に力を注ぐこともできる」と複雑な表情を見せる。

 都内では、世田谷区の北沢八幡神社が約20年前から暴力団排除に取り組み、露天商の締め出しに成功した。

 同神社の矢島嗣久(つぐひさ)宮司は「今では、『安心して子供を祭りで遊ばせることができる』と感謝されている」と話す。ただ、成功例は珍しい。北沢八幡神社には嫌がらせの電話がかかってくるなど、成功までに多くの苦労があったという。

 警視庁幹部は「短期間でできるほど、暴力団排除は簡単なものではない。警察の協力も求めながら、地道に進めてほしい」としている。

254凡人:2011/09/30(金) 23:59:01
暴力団問題は今に始まったことではない。何十年も前にできてもいい法律だが、いかに暴力団と企業や団体、行政が根の底深く繋がっていることを暗示させる。
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暴力団排除条例:10月1日、東京と沖縄も施行
2011年9月30日 19時26分 更新:9月30日 19時42分

 市民生活や企業活動から暴力団を締め出すことを目的とする東京都暴力団排除条例が1日、施行される。暴力団だけでなく、一般の事業者も規制対象とし、暴力団関係者に利益供与を繰り返す業者は「密接交際者」として実名が公表される。同様の条例は沖縄県でも1日に施行されて全国で出そろい、暴力団包囲網が整うことになる。

 ◇企業、対応に大わらわ
 条例違反で実名を公表されれば企業にとっては死活問題。暴力団追放運動推進都民センターには施行を前に、企業からの講演依頼が絶えない。

 9月27日、商業施設「東京駅一番街」を運営する東京ステーション開発(千代田区)の会議室で開かれた社内研修。講師に招かれた暴追センターの原哲也代表理事は「暴力団の会合があると分かっていて大量の弁当を売れば、条例に抵触する可能性がある」と注意した。同社は今後、テナントの各店舗にも参加してもらう予定だ。

 暴追センターには、「暴力団排除条項」に関する問い合わせも目立つという。取引相手が暴力団と判明した場合に契約を解除できる条項を契約書に明記するもので、これまでは金融・証券業界などが中心だったが、導入を検討する企業が増えているという。

 暴力団側も対抗策を講じている。捜査関係者によると、条例施行を前に複数の暴力団が組員向けの講習会を開催。インターネットなどで集めた資料を使い、刑事弁護で関係がある弁護士らから説明を受けているという。警視庁幹部は「資金源を断たれないよう条例からの逃げ道を探しているのかもしれない」と警戒している。【川崎桂吾、前谷宏】

 ◇東京都暴力団排除条例◇
 事業者が暴力団に利益を供与したり、活動を助長する行為を禁じる。違反者には関係遮断を求める勧告が出され、従わなければ実名が公表される。「暴力団の威力を利用する目的」で利益を供与した場合は1年以下の懲役か50万円以下の罰金が科される。青少年を暴力団事務所に立ち入らせる行為や、暴力団への名義貸し行為なども規制される。

255凡人:2011/10/02(日) 02:49:28
ボクシング:組員観戦で亀田ジムに厳重注意 JBC

 プロボクシングの亀田ジムが8月31日に東京・日本武道館で主催した世界ボクシング協会(WBA)のダブルタイトルマッチを、暴力団組員がリングサイドで観戦したことが分かり、日本ボクシングコミッション(JBC)は1日までに、亀田ジムに厳重注意を行った。

 ダブルタイトルマッチでは、亀田ジムに所属するWBAバンタム級王者、亀田興毅選手(24)が2度目の防衛を果たした。JBCの森田健事務局長によると、9月2日に警視庁から、暴力団員が観戦していたとの報告があった。亀田ジムに事情を聴いたところ、「確認できていない。気をつけます」と話したという。森田事務局長は「今後はこのようなことがないよう、対応していきたい」と語った。

毎日新聞 2011年10月1日 12時02分(最終更新 10月1日 12時29分)

256凡人:2011/10/05(水) 02:14:31
京都・嵐山公園の露店責任者、暴力団組長だった
(2011年10月4日22時45分 読売新聞)

 京都市の嵐山公園で少なくとも10年以上、観光シーズンなどに出店していた露店の責任者が、今年4月の府暴力団排除条例施行に伴い始まった府警の身元照会で山口組系暴力団組長(60歳代)と判明し、京都府京都土木事務所が先月、出店申請を却下していたことがわかった。

 同条例施行後、同府内で露店からの暴力団排除は初めてという。

 同事務所や府警によると、9月6日に組長から、同公園が観光客でにぎわう10〜11月の出店許可申請があり、同事務所が府警に依頼した身元照会で「暴力団関係者」と発覚。同事務所は9月26日付で却下を決めた。組長からは同条例施行前の今年3月にも申請があったが、当時は身元照会の仕組みがなかったため、4〜5月に出店していた。

 京都府は、世界遺産周辺での組事務所新設を禁止するなどした同条例施行を受け、府立都市公園条例でも暴力団排除規定を整備。暴力団関係者は府立公園での出店やイベント開催ができなくなった。

257凡人:2011/10/06(木) 15:59:45
暴力団組員に中止命令 宇都宮南署 栃木
(2011年10月5日 14:51)

 宇都宮南署は5日、宇都宮市今泉町、指定暴力団稲川会系、加藤民夫組員(57)に、暴力団対策法に基づく中止命令を出した。

 同署によると、加藤組員は9月18日、宇都宮市、塗装業男性(31)に電話で「組長の屋根を塗りに行ったときに、いくらとは言わねえが包んでいけ」などと金銭を要求した疑い。

258凡人:2011/10/07(金) 17:24:59
暴力団との決別へ一歩 【ルポ かながわ】
2011年10月02日朝日新聞

暴力団による不当要求の対処法を再現する県警捜査員=横浜市中区

 市民や企業に対し、暴力団への利益供与や組員との交際を禁じた県暴力団排除条例が4月に施行され、半年がたった。各業界は、違反かどうかの判断などに戸惑いつつも、暴力団との決別に向けて、少しずつ歩み始めている。


◆流通・自動車・・・取引を拒否

 9月15日、横浜市内で開かれた不動産業を対象にした県警の条例講習会。

 「長い目で見れば暴力団との付き合いは必ず損をします」と力説する暴力団対策課の捜査員に、会場からは質問が相次いだ。

 「組事務所の場所はどうやったら分かるのか」「相手がヤクザかどうか、警察は教えてくれないのか」

 実際、暴力団員かどうかの確認は難しい。新横浜で不動産業を営む男性(64)は2年前、暴力団員と知らずに賃貸マンションを仲介し、故意に火災を起こされて、保険金詐欺の被害にあった。「高価な時計があったなどとすごまれ、大変な目にあった。業界団体や警察と連係し、情報共有していかないと」

 県警は「おかしいと思ったらまず県警に電話を下さい。排除する目的があれば力になれる」と呼びかける。

 「禁止される利益供与にあたるのか」と線引きに悩む業者も多い。暴対課には、霊園業者から「暴力団に墓を売ってはいけないのか」という問い合わせも。「組員が墓参で集合することのないよう契約の前に条件をつけて欲しい」と助言したという。

 各業界は悩みつつも、一歩ずつ対策を進めている。

 昨年秋、条例制定を前提に、県内のある大手パチンコチェーン店は毎月払ってきた「みかじめ料」(用心棒代)の支払いをやめた。

 高島屋横浜店など県百貨店協会に加盟する7店は9月下旬、組の名前や役職が書かれた歳暮などを受け付けないことを決めた。ある県内大手自動車販売会社は、暴力団員に車を売らない方針を固めた。

 横浜弁護士会民事介入暴力対策委員長の菅友晴弁護士は「条例は、暴力団との関係を絶つ武器になる」と強調する。そして「ヤクザはもうからず、車も買えないし、銀行口座もつくれない。となれば、若者が組に入らなくなり、組織が衰退する」と期待する。


◆名刺作れない、銀行のローンも組めず

 条例が、暴力団を取り巻く環境をどう変えているのか。県内の稲川会系暴力団の幹部に聞いた。

 「最近うちの事務所では出前を取るなと言われた。料理屋が条例に引っかかったら迷惑をかけるから」とこの幹部は話す。

 組との取引を拒む業者も相次いでいる。6月ごろ、名刺業者から「これからは作れない」と断ってきた。組葬などの行事に使う会場も貸してくれなくなった。「組名義じゃ無理。家族で葬儀をして、それから組事務所に骨を持っていって、そこで組の葬式をせざるを得ない」

 月4〜5万円のみかじめ料を払っていたある繁華街の飲食店を訪れると、入店も、みかじめ料も断られた。「ボトルキープがあると言ったら、店外でボトルを渡されたよ」

 組員も窮屈に。銀行の審査も厳格化し、暴力団員と分かれば、口座の開設もローンも組めない。「組の若い人は家も借りられないから大変」とこの幹部は嘆く。

 「名刺は自分で作るしかないか」「墓参りは、時間差で行こうか」。最近、組員が集まると、条例の話題が尽きないという。


◆潜在化に警戒感

 半年間で県警が条例を適用したのは3件。6月、暴力団の慶弔行事と知りながら場所を提供したとして、横浜市内の飲食店を勧告した。

 暴力団対策課は「暴力団の組葬や襲名披露、放免祝いなどは『義理がけ』と呼ばれる勢力誇示と祝儀集めの場。会場の提供は、資金集めの助長にあたる」と説明する。

 勧告に従わず、会場の提供を続ければ、事業者名が公表される。公表されれば、銀行の取引停止の対象となる可能性が高く事業者は存続の危機に立つ。

 県警の主なターゲットは、暴力団を利用して自分も利益をあげようとする事業者だ。森居稔・暴力団対策課長は「暴力団から利益を得る事業者は裏に回って取引をしており、より潜在化する恐れもある。条例の効果を最大限に発揮するため、市民の情報提供をお願いしたい」と話している。

(北崎礼子)

259凡人:2011/10/07(金) 21:25:15
大学生から20万円恐喝容疑、21歳男を逮捕 兵庫・葺合署
2011.10.4 02:19

 大学生から現金約20万円を脅し取ったとして、葺合署は3日、恐喝の疑いで住所不定、無職、明石光一容疑者(21)を逮捕した。「大学生のことは知らない」などと容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は7月6〜7日、神戸市中央区のゲームセンターで、私立大2年の男子学生(19)に「お前を待っている間に20万円をゲーム代で使った。今日中に20万円どうにかしろ」などと要求。契約させたクレジットカードでゲーム機や家電製品を購入後、すぐに売却させるなどして、計20万7千円を脅し取ったとしている。

 男子学生は6月末、当時初対面だった明石容疑者から100円を強引に貸し付けられていたという。

260凡人:2011/10/09(日) 12:33:34
先輩が暴行、重傷負い転校…学校側を提訴
(2011年10月9日09時51分 読売新聞)

 2007年に私立柳ヶ浦高(大分県宇佐市)野球部で起きた暴行事件でけがを負い、転校せざるを得なくなったとして、元部員の男性と父親が学校を運営する学校法人・吉用(よしもち)学園などを相手取り、計約540万円の損害賠償を求めて福岡地裁に提訴していたことがわかった。

 訴訟の過程で暴行した当時の部員6人とは和解が成立。学校側は争う姿勢を見せているという。

 訴状によると男性は1年生だった07年11月8日、校内に携帯電話を持ち込んだことを理由に、2年生部員5人から「指導が必要」として、寮や教室で顔を殴られたり胸を踏みつけられたりしたほか、利き腕の左腕を何度も蹴られた。3年生部員1人からも同様の暴行を受けたという。

 男性は左腕の筋を断裂するなどの重傷を負った。08年4月に福岡県内の高校に転校したが、左腕の違和感が残り、卒業後は野球をやめた。元部員6人は責任を認め、一定の金額を支払うことで和解が成立した。

 一方、学校側は発生当日に事件を把握したが、大分県高校野球連盟への報告は約3週間後だった。男性側は「学校側は安全配慮義務を怠った上に事件を隠そうとした可能性がある」と主張。学校法人と理事長、同高校長、同部監督に賠償を求めている。

261凡人:2011/10/10(月) 04:12:47
元阪神打撃投手に逮捕状 教え子殴った疑い 赤星さんオーナーの少年野球チーム総監督
2011.10.7 09:58

傷害容疑で任意同行される元阪神打撃投手の尻無浜啓造容疑者=7日午前9時26分、兵庫県芦屋市

 元阪神タイガースの赤星憲広さんがオーナーを務める少年野球チーム「レッドスターベースボールクラブ」(事務局・兵庫県芦屋市)の尻無浜啓造総監督(44)が、元選手の少年(18)を殴ってけがをさせたとして、奈良県警は傷害の疑いで逮捕状を取り、7日、任意同行した。容疑が固まり次第、逮捕する。尻無浜総監督は、阪神の元打撃投手。

 捜査関係者によると、尻無浜総監督は今年9月、奈良県山添村の練習グラウンドのバックネット裏で、少年の顔などを殴打。軽傷を負わせた疑いが持たれている。少年は中学時代にチームに所属。高校に進学後、総監督らの紹介で大学に入学し野球部に入部したが、けがをしたため退部したい、と報告に訪れたところ殴られたという。

 チームのホームページなどによると、尻無浜総監督は1994年、阪神タイガースに打撃投手として入団し01年に退団した。

262凡人:2011/10/10(月) 07:15:25
競売暴力団規制できず ホテル落札3億円利益
2011年10月8日 朝刊 東京中日

 横浜市の指定暴力団稲川会系組幹部が、不動産競売で静岡県・熱川温泉のホテルを三億円で落札し、十カ月後に栃木県の旅館チェーン大手に六億二千万円で転売していたことが、捜査関係者への取材で分かった。わずかな期間で組幹部に三億円余りの利益がもたらされたことになる。 

 暴力団排除条例は、今月一日の都条例施行により全国で整備されたが、民事執行法で定められた不動産競売は規制できない。暴力団への利益供与を規制する動きが広まる中、不動産競売が暴力団の資金源になっている一端が明らかになった。

 不動産登記簿などによると、ホテルは静岡県東伊豆町の企業が経営していたが、融資の返済が滞ったことなどから、金融機関が土地と建物の競売を申し立て、静岡地裁が二〇〇一年六月、競売開始決定した。地元の人らによると、その後、閉鎖されたホテルに暴力団風の男たちが頻繁に出入りしていたという。捜査関係者によると、ホテルは五年後の〇六年八月、稲川会系組幹部が三億円で落札した。

 旅館チェーンによると、栃木県内の不動産業者からホテルの売却情報を得て〇七年五月、不動産業者の仲介で組幹部とは知らずに売買契約を結んだ。契約の場に本人は現れず、代理人と手続きしたという。同年六月、ホテルの土地と建物を六億二千万円で購入。現在は閉鎖前のホテルと同名で営業している。

 落札価格の倍以上で売買されたことになるが、旅館チェーンの担当者は「購入金額は妥当」とした上で「所有者本人とは一度も会わなかったので暴力団とは分からなかった。知っていれば、後々問題になるので取引はしなかった」と話した。

 仲介した不動産業者は「所有者側の神奈川県内の代理人と話を進めた。所有者が暴力団かは分からなかったし、確認もしていない」としている。

263凡人:2011/10/12(水) 05:09:31
ヤクザ社会が日本の伝統。日本のリーダーはそれを頑なに堅持している。何事も物事を動かす場合は、親方の承認が必要。派閥抗争も、親分がだれかはっきりさせるため。国民のためと政治家はよくいうが、ヤクザの親方もよく裏の世界は棚においてそんなことをいう傾向がある。
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自民・新執行部人事 谷垣総裁が批判に反論「派閥均衡の指摘、全く間違い」
2011.10.6 17:00

 自民党の谷垣禎一総裁は6日の記者会見で、正式決定した新執行部の顔ぶれに対し「派閥均衡型」との批判があることについて「そのような受け止めはまったく間違いだ。派閥に属していない人だけを登用するわけにいかない」と反論した。

 そのうえで人事方針について「政権奪還に向け、もう1回、国民から信頼いただき、国民のために働くための布陣だ」と強調。「野田佳彦政権は国益を毀損(きそん)し、政治にする国民の不信と不安を増長させ続けている。1日も早く衆院解散・総選挙を実施させるよう全力を挙げる」と語った。

264凡人:2011/10/13(木) 10:14:15

偽装結婚:ニューハーフと…容疑の組長逮捕 福岡県警
毎日新聞 2011年10月12日 23時11分

 福岡県警は12日、ニューハーフのフィリピン人男性と偽装結婚したとして、福岡県那珂川町片縄2、指定暴力団道仁会系組長、川口勇容疑者(60)を電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で逮捕した。県警によると「女性だと思っていた。偽装結婚ではない」と容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は、フィリピン国籍の男性(40)に日本人配偶者として在留資格を取らせる目的で09年2月26日、福岡市博多区役所で、自らを夫、男性を妻とする虚偽の婚姻届を提出したなどとしている。

 県警によると、川口容疑者は数年前、ニューハーフが働く同市博多区の歓楽街・中洲のキャバレーで、従業員だった男性と知り合って愛人関係になった。こうした経緯から川口容疑者が男性の戸籍上の性別を知っていたとみて追及する。男性は女性名義の偽造旅券を所持しており、昨年3月に帰国したという。

265凡人:2011/10/13(木) 10:15:51
詐欺容疑:銀行から現金不正入手…組幹部を逮捕 警視庁
毎日新聞 2011年10月12日 20時33分

 東日本大震災直後に大規模なシステム障害が発生したみずほ銀行から、払い戻しの特例措置を悪用して現金をだまし取ったとして、警視庁組織犯罪対策4課と滝野川署は12日、東京都豊島区上池袋3、指定暴力団山口組系組幹部、山崎英敏容疑者(45)を詐欺容疑で逮捕したと発表した。不正に受け取った総額は計90万円に上るといい、組対4課が使途を追及している。

 逮捕容疑は3月20日、みずほ銀行新橋中央支店(港区)で、預金残高が約1万円しかないのに、払い戻し手続きで現金10万円をだまし取ったとしている。【浅野翔太郎】

266凡人:2011/10/13(木) 10:51:21
傷害容疑で受刑者を書類送検 秋田刑務所
2011.10.11 15:31

 秋田刑務所(秋田市)は11日、傷害の疑いで、50代の男性受刑者を書類送検した。

 送検容疑は8月3日午前6時40分ごろ、同じ室内で生活する30代の男性受刑者の顔を頭突きするなどして鼻の骨を折った疑い。秋田刑務所によると、50代の受刑者は「怒って頭突きしてしまった」と容疑を認めているという。

267凡人:2011/10/14(金) 03:41:26
企業襲撃の暴力団規制 警察庁 構成員の行動制限
2011年10月13日 夕刊

 暴力団による九州での民間企業襲撃や対立抗争の激化、企業への不当要求が相次いでいることを受け、警察庁は十三日、暴力団対策法を改正して規制を強化する方針を固めた。危険な手段で民間企業への襲撃を繰り返す暴力団を「特に危険」と指定、事務所の使用を制限し、構成員の行動を規制することなどを検討する。

 二十八日には学者や弁護士、金融や建設業界の代表者、福岡県の担当者らで構成する第一回有識者会議を開催。年内に計三回開いて意見を取りまとめ、来年二月ごろに閣議決定し次期通常国会での法案提出を目指す。

 同庁によると、民間企業に対して火炎瓶を投げ込むなど、生命や身体に危険が及ぶ手段での不法行為を繰り返す暴力団に対して、実行犯を特定できない場合でも組織の関与が明らかになれば全体を「特に危険」と指定。

 現行法では抗争がある場合に限られている事務所使用の制限について、「特に危険」と指定した暴力団であれば抗争状態になくても使用中止を命じたり、所属する構成員全体の行動を制限することなど、より強い規制方法を検討する。

 人の財産や行動の自由を制限する可能性があるため、指定の要件については有識者会議の意見を踏まえ慎重に議論を進める。

 また、抗争状態にある暴力団の構成員について、抗争相手の自宅や入院先周辺などを徘徊(はいかい)することを禁じ、対立の激化を予防する措置も想定。

 暴力団との関係遮断を進める企業に、不当要求を繰り返す事例があることを踏まえ、中止命令の対象となる行為の新たな類型化も議論する。

268凡人:2011/10/14(金) 05:28:50
押収した覚醒剤 県内今年最大49.81グラム 新潟
(2011年10月13日 読売新聞)

元暴力団組員を起訴 

 新潟中央署と県警組織犯罪対策1課は12日、阿賀町五十島、無職で元暴力団組員小日山重美容疑者(55)を覚醒剤取締法違反(営利目的所持)容疑で逮捕したと発表した。押収された覚醒剤は49・81グラム(末端価格約400万円)で、県警によると、県内では今年最多だという。過去10年間で4番目に多かった。

 発表によると、小日山容疑者は8月中旬、栃木県内で覚醒剤49・81グラムを所持した疑い。栃木県から県内に発送された小包の中に覚醒剤が隠されているのを県警が把握し、送り主の小日山容疑者を特定した。

 調べに対し、小日山容疑者は「荷物は送ったが覚醒剤については身に覚えがない」などと話しているという。

 新潟地検は12日、小日山容疑者を覚醒剤取締法違反(営利目的所持)で新潟地裁に起訴した。

269凡人:2011/10/16(日) 03:43:45
「偽装的な離脱の可能性」−当たり前だのクラッカー
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大阪市のテキ屋系暴力団が山口組を除籍 規制強化要因か
2011.10.16 01:30

 指定暴力団山口組の2次団体で、縁日などで露天商(テキ屋)を運営する「小車誠会(おぐるままことかい)」(大阪市西成区)が、9月末に山口組を除籍となっていたことが15日、捜査関係者などへの取材で分かった。全国で暴力団排除条例が施行され、暴力団の資金源根絶への機運が高まるなか、暴力団の看板を掲げたまま商売を続けていくのが難しくなったことが要因とみられる。

 除籍は、暴力団社会からの追放処分にあたる絶縁や破門とは異なり、山口組から離脱することを意味する。山口組直系の同会は、西日本有数のテキ屋系暴力団として知られる。

 祭りを開く寺社や自治体などは暴排条例の施行前も、警察と協力して暴力団が関与する露天商の参加を拒んできたが、チェックが行き届かないなどの理由で完全には排除できなかったのが実情。昨年12月に開催された「OSAKA光のルネサンス2010」(大阪市など主催)でも、組員が運営する露店が出店登録され、市側が直前に出店を排除するトラブルがあった。

 暴排条例は身元照会の徹底などにより、これまで暴力団が使ってきた“抜け道”をふさいで資金源を絶つのが狙い。今年4月に施行された大阪府の暴排条例でも暴力団への利益供与は禁じられており、同会が山口組から離脱した背景にも、相次ぐ締め付けの強化があるとみられる。

 同様の動きが広がれば暴力団の弱体化につながるが、大阪府警の捜査関係者は「偽装的な離脱の可能性もある。今後も引き続き、動向を注視していきたい」と話している。

270凡人:2011/10/17(月) 05:39:54
目撃者現れる 痴漢容疑の大学職員自殺、“被害者”仲間から激しい暴行
2010.11.6 10:13

 昨年12月、JR新宿駅で痴漢の容疑をかけられ、警察からの取り調べ後に自殺した私立大職員がいる。名前は原田信助さん=当時(25)。えん罪の指摘があるなか、事件当時、被害を受けたとされる女性の男性仲間から、原田さんが激しい暴力を受けた可能性があることも判明している。原田さんの母親は今年4月、被疑者不詳のまま原田さんが受けた暴行の被害届を東京地検に提出。最近になって目撃者が現れ、事態は新たな展開を見せ始めた。(夕刊フジ)

 原田さんは昨年12月10日深夜、宇宙開発研究機構(JAXA)から転職した私大の歓迎会の帰り、JR新宿駅の階段で、すれ違った女性から「腹を触られた」と訴えられた。その直後、階段下で女性の男性仲間から暴行を受けたとされる。

 駅員の連絡で駆けつけた駅西口交番の新宿署員に原田さんは任意同行を求められ、同署へ向かった。そこで、身の潔白と暴行の被害を主張したが、受け入れてもらえなかったという。

 翌11日未明、いったん釈放された原田さんは、その足で大学時代に使い慣れた地下鉄早稲田駅まで赴き、線路に飛び込んで自殺した。警視庁はその後、“被害女性”の証言、駅員の証言、防犯カメラの映像をもとに、原田さんを東京都迷惑防止条例違反容疑で書類送検。東京地検は被疑者死亡で不起訴処分とした。

 えん罪を信じる原田さんの母親、尚美さん(54)は当時、原田さんが受けた暴行について、被疑者不詳のまま新宿署に告発。だが、2度にわたって受理されなかったため、今年4月、改めて東京地検に告発し受理された。

 地検の捜査過程でこの9月、新たな動きが出た。事件に遭遇し、駅員に通報した会社員の女性(40)が名乗り出て、目撃した詳細な内容を「陳述書」にまとめて地検に提出したのだ。

 本紙の取材に対し、この女性がこう証言する。

 「事件後、現場を通りかかった際、お母さんがポスターを持って立たれていたのですぐに声をかけました。原田さんとみられる男性は、工事中の駅階段の壁を背にしてうずくまり、私服で少し脱色した今どきの感じの髪形の学生らしき2−3人が取り囲んでいました」

 「そのうち1人が、うずくまった男性の胴体付近を足で何度もけりました。思いきりけっている様子で、仲間の3−4人が、2−3人に『もうやめとけよ』と止めていましたが、けりやむ様子がなかったために、駅員を呼ぶことにしたのです」

 実は事件以降、尚美さんが開設したブログにも《男性A(茶髪)が1人の男性Bを羽交い締め》など、同様の意見が実名で複数寄せられている。

 尚美さんは、「(原田さんに暴力をふるったとされる)加害者に対し、あまりにも多すぎる(一連の)事件の疑問点を問いただし、息子の名誉を回復したい」と訴える。

 陳述書を提出した先の女性は「こんなことになるなら、通報後に現場に戻れば良かった。警察に対し、現場に向かった駅員が、原田さんを暴行の被害者と証言しないのは納得いかない」と話す。

 捜査関係者によると、原田さんに暴行を加えたとされる男性の1人は、東京地検の事情聴取に「暴行はしていない。痴漢をつかまえただけ」などと話しているという。

271凡人:2011/10/17(月) 08:01:45
住吉会系組幹部を再逮捕 間違えて民家に発砲
2011.10.5 19:09

 埼玉県警は5日、殺人未遂や器物損壊などの疑いで、住所不定、指定暴力団住吉会系組幹部、笠間孝容疑者(56)=銃刀法違反罪などで起訴=を再逮捕した。

 再逮捕容疑は、8月3日未明、埼玉県越谷市蒲生寿町で、同じ組の会長代行の男性(57)を射殺する目的で、会長代行宅と間違えて隣の民家の玄関ドアや窓ガラスなどに銃弾計4発を発砲し、敷地内に侵入した疑い。

 県警によると、笠間容疑者は「発砲は認める」と供述している。事件後、タクシーで逃走中に銃刀法違反(所持)容疑で現行犯逮捕された。民家には住人がいたが、けがはなかった。

272凡人:2011/10/17(月) 08:03:13
生中継。2人がマンションへ違法侵入してから、死体を運び出してくる空白の時間を、入り口のドアに群がるマスコミとともに、信じ難い出来事として息を呑んで、テレビの前で見守っていた。まさか殺人事件になるとは。暴力にはなすすべをしらないマスコミ。個人のプライバシー保護のために警察がなぜ、マスコミを個人宅に近づけないように近くにいないのか。日本は法治国家ではないことを目の当たりにしたショッキングな事件。
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【関西事件史】豊田商事会長刺殺事件 目の前で起きた殺人
2011.10.14 10:00 産経

自宅で暴漢に襲われ、救急車で搬送される永野会長

 「ひまやな、じゃんけんで負けたほうが漫画を買いに行こか」。一緒に張り込み取材をしていた他紙の記者とそんな話をしていたときだった。酒の匂いがしたように感じて、振り返ると、廊下を埋めた報道陣をかき分けるようにして、くわえタバコの中年男2人が、ゆっくりと姿を見せた。

 昭和60年6月18日午後4時半、大阪市北区天神橋筋のマンション5階。住人は当時、金の現物まがい商法が社会問題となっていた豊田商事(本社・大阪市北区)の永野一男会長(当時32歳)だった。前日に兵庫県警が外為替法違反容疑で事情聴取したため、永野会長の所在が確認されて、会長宅前の外部廊下には取材に来た新聞、テレビ各社の記者やカメラマンがひしめていた。

 2人は廊下に面した寝室の窓ガラスを叩き壊して飛び込むと、中にいた永野会長を(小銃の先に取り付ける)銃剣でめった刺しにした。30人余りの報道陣の目前で繰り広げられた前代未聞の『公開殺人劇』。私もその目撃者の1人となった。


あっという間の凶行


 当時の記憶を元に事件を再現してみる。報道陣をかき分けて玄関前に来たのは自称右翼の鉄工所経営者のA(当時56歳)=とその従業員のB(同30歳)だった。報道陣からの「何をしにきた」との問いかけに、「金を出した(豊田商事に支払った)やつに、金返してほしないから、殺してくれと頼まれた」と軽い感じで話すや、居合わせた警備員に「どんなやつでも警備するのか」と怒鳴りつけた。

 その後、Aは報道陣が使っていた折りたたみいすを手に、ガンガンと10回、玄関ドアをたたきつけた。さらにBが報道陣の脚立でアルミ格子を壊し、引きはがしてガラスを蹴破った。「おまはんら来るな」。2人は報道陣に言い捨て室内へ。直前にかばんから取り出した銃剣が光った。

 「何するんや」「うるさい」。激しいやり取りの後に、どすんという音が響いた。直後に何かを刺す音がして、寝室に吊られた白いカーテンに鮮血が飛び散った。壊した窓から這い出してきた2人は全身に血を浴び、「警察を呼べ」「俺が犯人や」と言い放った。

 すぐに、廊下側から寝室をのぞき込んだ。壁際には血にまみれた仰向けの永野会長が横たわっていた。顔が小刻みに痙攣(けいれん)しているように見えた。

 2人は、報道陣をよけながら廊下を進んだ。逃げるというのではなく、ゆっくりとした足取り。Aは銃剣を投げ捨てて、廊下奥のエレベーターに乗り込んだ。私も飛び込んだ。テレビクルーと一緒だった。

 「なぜ永野会長を刺したのですか」「だれかに頼まれたのですか」。立て続けに質問したが、「明日になったら分かる」というだけ。1階に降りてマンション前の道路を歩いているところを、通報で駆けつけた大阪府警天満署員が取り押さえた。

 「よっこらしょ」と言ってパトカーに乗り込んだのが印象的だった。出血多量による永野会長の死亡が確認されたのは45分後だった。
1-2

273凡人:2011/10/17(月) 08:05:18

批判された報道陣

 Aは平成2年6月、最高裁で懲役10年、Bは元年3月に大阪高裁で懲役8年が確定、服役した。確定判決では、犯行の動機を「豊田商事の悪徳商法で多くの老人が犠牲になっていることへの義憤」で、酒の勢いによる衝動殺人と判断した。

 事件は衆人環視ともいえる状況の中で起きた異様さが大きな衝撃となった。カーテン越しに犯行の様子をとらえたテレビ映像がそれを倍化させた。批判は現場の報道陣にも集まった。

 「マスコミは見ているだけなのか」「なぜ殺人を止められなかった」。産経新聞にも報道陣を批判する手紙が殺到。大分県の弁護士からは報道陣に対し殺人幇助(ほうじょ)罪による告発までなされ、私も含めて検察、警察の事情聴取を受けた。もちろん起訴されはしなかったが…。

 あの時、確かにドアをたたいている段階では、「2人が被害者の代表なら、永野会長は会うかもしれない。取材のチャンスが生まれるかもしれない」とは考えた。そんな思いが、「制止」という行動を鈍らせたとの批判もあっただろう。が、窓に取り付いてからの2人の行動の早さについていけなかったというのが本当のところだった。殺害に及ぼうとしているときに、「やめろ」と叫んだが、室内に入るには危険すぎた。

 被害額としては史上最大の詐欺事件となった豊田商事事件。そのキーマンだった永野会長の死によって事件の全容解明、さらには約29000人もの被害者の被害回復に重大な支障が出たのは間違いない。「本当に制止できなかったのか」。あれから四半世紀が経過したが、その思いもまだ、引きずっている。

(大阪制作局長 上坂徹)

◆豊田商事事件◆

 昭和56年4月、故永野一男会長が大阪豊田商事(のちに豊田商事)を設立。全国に9支店、60店舗を開設して、「純金ファミリー契約」のペーパー商法を展開。高利回りをうたい文句に、純金の現物取引を装って客には証券だけを渡す方法で、お年寄りを中心に全国の約2万9000人から約2025億円を集めた。

 関連会社は100社以上にのぼったが、高額な人件費などで経営が破綻。永野会長殺害の翌月には大阪地裁から破産宣告を受けた。大阪地検特捜部と大阪府警は商法そのものを詐欺と断定して元社長ら幹部5人を逮捕。いずれも懲役13−10年と、永野会長殺害の2人よりも重い実刑判決が確定した。

 被害総額は約1055億円にのぼり、破産管財人が6年かけて資産回収し、被害者に戻したのは約122億円で、配当率は10・557%だった。
2-2

274凡人:2011/10/17(月) 13:28:36
泉佐野で男性けられ車奪われる 強盗致傷容疑で捜査 大阪
2011.10.17 10:34

 16日午後9時55分ごろ、大阪府泉佐野市日根野の路上で、同府泉南市の男性会社員(30)が荷物を降ろすため乗用車を止めていたところ、別の乗用車2台から降りてきた複数の男らに「名前なんというんや」などと言いがかりをつけられ、足や腰などをけられた。男性は足などに軽傷。男らは男性の乗用車を奪って逃走しており、大阪府警泉佐野署は強盗致傷事件として捜査している。

 同署によると、男らは3、4人で、いずれも30代ぐらい。奪われた男性の乗用車は間もなく近くの路上で発見されたという。

275凡人:2011/10/18(火) 19:39:12
親子4被告 死刑確定へ、父・長男も上告棄却
(2011年10月18日 読売新聞)

 福岡県大牟田市で2004年9月に起きた4人連続殺人事件で強盗殺人罪などに問われ、1、2審で死刑判決を受けた元暴力団組長北村実雄(67)、長男の孝(30)両被告の上告審判決が17日、最高裁第1小法廷であった。白木勇裁判長は「現金を奪うことなどを目的にした、強い殺意に基づく冷酷な犯行。謝罪の言葉を述べたり、反省の態度を示したりしていることなどを考慮しても、死刑はやむを得ない」と述べ、両被告の上告を棄却した。両被告の死刑が確定する。

 この事件では、共犯として妻真美(52)、次男井上(旧姓北村)孝紘(たかひろ)(27)両被告も1、2審で死刑判決を受け、最高裁で3日に上告が棄却されている。一連の犯行で4人の死刑が確定するのは異例。

 判決によると、4人は04年9月18日、知人の無職高見小夜子さん(当時58歳)を殺害し、現金約26万円を奪ったほか、長男の大学生龍幸さん(同18歳)と、その友人の高校生原純一さん(同17歳)も口封じのため殺害した。また、孝被告は同16日、孝紘被告と共謀し、高見さんの次男の高校生穣吏(じょうじ)さん(同15歳)を殺害するなどした。

276凡人:2011/10/19(水) 10:04:03
ヤクザ社会の物事の解決法はなんと言ってもこれ。日本の伝統はそこらじゅうに息づいている。
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春日野親方が弟子暴行 服装注意、アイアンで殴る
2011.10.19 01:13

 大相撲の春日野親方(49)=元関脇、栃乃和歌=が、弟子を暴行した疑いがあることが18日、警視庁本所署などへの取材で分かった。同署によると、春日野親方は暴行を認め「外出の際、着物を着るよう何度も注意したが、言うことを聞かないので殴った」などと説明。負傷の程度など事実関係を調べている。

 同署によると、春日野親方は14日、東京都墨田区の春日野部屋で、栃ノ心(24)ら弟子3人の腹や背中を素手やゴルフのアイアンで殴るなどした疑いが持たれている。

 16日に同署などに匿名の通報があり、調べたところ、部屋でグリップが折れたアイアンが見つかったという。

 産経新聞の取材に対し、春日野親方は「悪いことをしたので、本人たちを怒った。俺もやりすぎた部分がある」と暴行の事実を認めたうえで、「重傷者もなく本人たちも元気に稽古している」と話した。

 春日野親方によると、日本相撲協会に対し、すでに経緯を説明したという。同署によると、被害届の提出などはないという。

277凡人:2011/10/19(水) 10:13:02
暴力団員かたり恐喝容疑 無職男を逮捕 愛媛県警
2011.6.24 20:29

 暴力団員と偽り現金を脅し取ったとして、愛媛県警宇和島署は24日、恐喝容疑で同県松野町松丸、自営業山口龍一容疑者(37)と同町豊岡、無職、川上毅容疑者(37)を逮捕した。2人が脅し取った総額は約400万円。

 逮捕容疑は昨年10月12日、暴力団員と偽って愛媛県の公務員男性(47)に電話で「あなたのような立場の人がうちの若い者を使っていいのか」などと脅し、現金130万円を受け取ったとしている。

 宇和島署によると、男性は債権回収に困っており、知人を介し知った山口容疑者から電話で「回収を私がやる。暴力団が入っている」と暴力団員を装って言われた。回収をやめてもらおうとしたところ、両容疑者から契約書類の回収などの名目で現金を要求された。2人は容疑を認めている。

278凡人:2011/10/19(水) 10:25:00
元ボクサーの暴力団組員逮捕 キャバクラのスカウト恐喝未遂容疑で 警視庁
2011.6.10 16:41

 キャバクラのスカウトから金を脅し取ろうとしたとして、警視庁新宿署は10日、恐喝未遂の疑いで、指定暴力団山口組系組員、三沢淳一容疑者(47)=東京都中野区鷺宮=を逮捕した。同署によると、容疑を認めているという。

 逮捕容疑は5月2日午後8時ごろ、新宿区新宿のJR新宿駅東口地下で、キャバクラ店員などのスカウト活動をしていた男性(45)に「たいした金額じゃないんだから払うもん払えよ。払わないじゃ通らないぞ」などと金を脅し取ろうとしたとしている。

 男性が同日中に被害を届け出たため未遂に終わった。

 三沢容疑者は元プロボクサーで日本ライト級2位の実績がある。

279凡人:2011/10/19(水) 13:58:57
拳銃で撃たれ男性死亡 容疑者も自殺か 千葉
2011.4.18 18:08

 18日午後2時半ごろ、千葉県山武市蓮沼ロの解体作業現場で、「男性が拳銃(けんじゅう)で男に撃たれた」という内容の110番通報があった。現場にはうつぶせで背中から血を流して倒れている男性が見つかり、駆けつけた医師により死亡が確認された。現場では60歳前後の男が車で逃走する姿が目撃されており、県警は男が拳銃のようなもので男性の背中を撃ったとみて、殺人事件として捜査している。

 県警によると、その後、さらに同市内の空き地で血を流して倒れている男性が見つかり、間もなく死亡が確認された。近くに逃走車両が止めてあったことなどから、県警は空き地で倒れていた男性が逃走した男の可能性もあるとみて、関連を調べるとともに身元の確認を急いでいる。

280凡人:2011/10/19(水) 13:59:33
男性2人刺され1人死亡 飲食店で暴力団がトラブルか 福岡・大牟田市
2011.4.3 07:39

 2日午後11時40分ごろ、福岡県大牟田市大正町1丁目のコンビニ近くで、男たちが殴り合いのけんかをしていると110番があった。

 駆け付けた大牟田署員が、倒れている男性2人を発見。いずれも指定暴力団九州誠道会の組員で、病院に運ばれたが刃物で刺されており1人が死亡、1人が腹や首などに重傷を負った。

 同署は殺人事件として捜査、現場から徒歩で逃走した男3、4人の行方を追っている。県警によると、2人は現場近くの飲食店で男らとトラブルになったとみられるという。

 現場はJR大牟田駅の北約500メートルの繁華街。

281凡人:2011/10/19(水) 14:00:09
暴力団員刺され死亡 西宮の路上、直前トラブル目撃
2011.4.19 08:43

 19日午前2時40分ごろ、兵庫県西宮市小松西町の歩道で、男性が血を流して倒れているのを通行人の男性が見つけ、110番した。男性は腹などを刃物で刺されており、搬送先の病院で死亡が確認された。県警捜査1課などは甲子園署に捜査本部を設置、殺人事件として捜査を始めた。

 捜査本部によると、男性は山口組系暴力団の三浦一夫組員(47)。三浦組員は交番前の歩道で倒れており、ジャンパーにズボン姿。靴をはいていなかったが、現場の東約50メートルの路上で三浦組員のバイクとスリッパが見つかった。刺された傷は数カ所あり、近くで凶器とみられる血のついた刃物(刃渡り約15センチ)も発見された。

 近くのマンションの防犯カメラには、三浦組員が男と数分間もみあっている様子が写っており、捜査本部は何らかのトラブルがあったとみて調べている。

 現場は阪神甲子園球場の東1キロの住宅街。

282凡人:2011/10/19(水) 14:05:51
警官から10万円恐喝で男逮捕 「おれの彼女に何をした」 千葉
2011.4.13 19:47

 交際相手の女性にメールをしたことに腹を立て、警察官から現金を脅し取るなどしたとして、千葉県警捜査1課は13日、恐喝などの疑いで、市川市福栄、職業不詳、竹下光容疑者(20)を逮捕した。容疑を認めているという。

 逮捕容疑は3月15日から4月9日にかけて、行徳署地域課の男性巡査(28)に電話で「おれの彼女に何をした」と現金を要求。同日午後に市川市内の路上で現金10万円を脅し取り、その後も現金の要求を続けたとしている。

 同課によると、巡査は以前に竹下容疑者と別の男性による口論の現場に駆けつけた際、居合わせた竹下容疑者の交際相手の女性(20)から連絡先を聞いた。現場では女性が泣いていたことから、その後、携帯電話のメールアドレスを聞いた上で、私用の携帯電話から「何かあれば相談してください」などと数回やり取りしたという。

 巡査は現金を支払った理由を「私用の携帯電話で事件当事者に連絡を取るなど軽率な行為をしていまい、表沙汰(ざた)になるのが怖かった」と話しているという。

283凡人:2011/10/19(水) 14:06:52
「俺の怖さ知らねえのか」恐喝容疑で78歳元町議逮捕 埼玉・小鹿野町
2011.5.12 15:36

 埼玉県警小鹿野署は12日、恐喝の疑いで元埼玉県小鹿野町議、須田要三容疑者(78)=同町小鹿野=を逮捕した。

 逮捕容疑は2月14日、同町の会社経営の男性(73)が自分の交際相手の女性(61)と親しくしていることに腹を立て「俺の怖さを知らねえのか」などと迫り、翌15日に男性から現金300万円を脅し取った疑い。

 小鹿野署によると「金は預かったが、脅してはいない」と逮捕容疑の一部を否認している。須田容疑者は昭和55年から町議を6期務めた。男性が3月、同署に被害届を出していた。

284凡人:2011/10/19(水) 14:09:54
「俺をなめるな」元交際相手の新恋人に面会強要…38歳の宮崎県警警部補を逮捕
2011.5.12 18:16

 宮崎県警は12日、ストーカー規制法違反と強要未遂の疑いで、県警地域課の警部補、平田勝大容疑者(38)=宮崎市花山手東=を逮捕した。大筋で容疑を認めているという。

 逮捕容疑は2月8日夜から翌朝にかけ、交際していた20代女性が30代の男性と交際を始めたことを知って、男性を宮崎市内の飲食店に呼び出したり、電話を数回かけるなどしてつきまとった上「俺をなめるなよ。家に乗り込まれたくなかったら出てこい」と脅して面会を強要したとしている。

 県警によると、男性が職場の上司に相談し、被害届を出した。

 県警の宮下貴次首席監察官は「誠に遺憾。事実関係をよく調査し、厳正に対処する」としている。

285凡人:2011/10/19(水) 14:14:29
山口国体のイメージソング歌手、高校生へのわいせつ強要で逮捕
2011.5.19 13:21

 山口県警柳井署は19日、強要未遂容疑で、同県柳井市柳井、歌手、武田裕也容疑者(28)を逮捕した。武田容疑者は今秋開かれる山口国体のイメージソングを歌うなど、国体のPR活動に参加していたが、県は降板を決めた。

 逮捕容疑は、今年2月12日、当時18歳の高校生だった女性の携帯電話に「卒業できなくなるぞ」などとメールを送り、面会やわいせつな行為を求めたとしている。

 武田容疑者はメールの送付は認めているが「強要はしていない」と供述しているという。

286凡人:2011/10/19(水) 14:16:00
読売配達員が恐喝容疑「俺は関西のヤクザ」
2011.6.7 22:20

 知人の女性を脅迫して約38万円の借金の返済を免れたとして神奈川県警三崎署は7日、恐喝の疑いで、同県藤沢市辻堂、読売新聞配達員、吉田三夫容疑者(31)を逮捕した。三崎署によると「遊ぶ金が欲しかった」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は5月15日、神奈川県座間市のアルバイト女性(27)に借金返済を迫られ「俺は関西のヤクザだよ。金が欲しいなら神戸に来い。金属バットで頭を殴ってやるよ」などと電話で脅迫し、返済を免れたとしている。

 三崎署によると、2人は3月下旬に出会い系サイトで知り合った。

 読売新聞東京本社広報部は「取引先である販売店の従業員が逮捕されたことは承知していますが、詳細については確認中」としている。

287凡人:2011/10/19(水) 14:18:22
システム障害に絡みみずほ銀を恐喝未遂 容疑の男2人を逮捕 
2011.6.10 14:59

 みずほ銀行のシステム障害にからみ、同行王子支店から現金を脅し取ろうとしたとして、警視庁王子署は10日、恐喝未遂容疑で、東京都足立区鹿浜、自営業、新妻俊哉容疑者(37)と豊島区南大塚、マージャン店店員、広瀬篤見容疑者(51)を現行犯逮捕した。同署によると、2人は容疑を否認している。

 逮捕容疑は5月29日から今月10日までに、数回にわたり、システム障害のトラブル処理をめぐる同支店行員の言動にクレームをつけ、「マスコミに公表されたくなかったら4000万円を融資しろ」と脅迫したとしている。9日に同支店が王子署に相談し、新妻容疑者らが10日に同支店を訪れた際、現行犯逮捕した。

 みずほ銀行は今年3月にシステム障害で現金自動預払機(ATM)を全面停止しており、預金者に窓口で10万円を上限に現金を支払う特例措置を取った。

 同署によると、新妻容疑者は残高が10万円以下だったが、「売掛金の30万円が入金されていない」とうその申告をし、システム障害で確認できない同支店で10万円を受け取った。復旧後に確認したが、そうした事実はなく、支店側が4〜5月、新妻容疑者に返済を求める電話をしたところ、会話を録音しており、逆に脅してきたという。

288凡人:2011/10/19(水) 14:18:56
美人局で恐喝未遂容疑、組員ら逮捕 大阪
2011.6.12 01:44

 「美人局(つつもたせ)」を仕掛けて会社経営者から借入金の棒引きを図り現金を脅し取ろうとしたとして、府警捜査4課は11日、恐喝未遂容疑で、芸能プロダクションの実質経営者だった竹下將人(52)=池田市畑=と、山口組系暴力団組員、大西雅彦(35)=大阪市西区川口=ら5容疑者を逮捕したと発表した。府警によると、いずれも容疑を認めている。

 逮捕容疑は、5人は共謀し平成21年8月、カラオケクラブ勤務の女性(27)を豊中市の会社経営男性(43)と交際させ、大西容疑者が「おれの女になにすんねん、お前の人生をめちゃくちゃにする」などと脅迫。竹下容疑者の会社が経営者から借りていた5千万円を慰謝料にまわすと嘘をついて返済請求を断念させ、さらに現金2千万円を脅し取ろうとしたとしている。

289凡人:2011/10/19(水) 14:19:32
弘道会の若頭補佐を強要容疑で逮捕 工事受注にからみ 岐阜県警
2011.6.14 17:56

 岐阜県警は14日、関係する業者をビル解体工事に強引に参入させたとして強要の疑いで、指定暴力団山口組弘道会の若頭補佐野内正博容疑者(45)ら3人を逮捕した。

 ほかに逮捕したのは、野内容疑者が組長を務める弘道会系組幹部北村和博容疑者(45)と、解体業「サカイ」(岐阜市)の社長酒井利吉容疑者(47)。

 逮捕容疑は平成21年4月ごろ、岐阜市にある柳ケ瀬商店街のビル解体工事で、工事を指揮する男性(60)を「仕事やれんくなるぞ。解体にサカイを入れろ」と脅し、サカイを工事に参入させた疑い。

 県警によると、サカイは野内容疑者の組の関連企業。解体工事で3千万〜5千万円の売り上げを得ていた。野内容疑者らは「一切関係がない」と容疑を否認している。

290凡人:2011/10/19(水) 14:20:57
ヤミ金融の手配犯、恐喝容疑時効 3人が取り立て苦に心中
2011.6.22 08:43

 大阪府八尾市で平成15年6月、ヤミ金融の取り立てを苦に3人が心中した事件で、自殺した同市内の主婦=当時(69)=らへの恐喝容疑で指名手配されていた実行犯グループのリーダー、川畑将容疑者(30)の公訴時効が22日午前0時、成立した。大阪など6府県警の合同捜査本部はこれまで、川畑容疑者が属していた組織のトップ以下59人を摘発したが、主婦の遺族は産経新聞の取材に「今も怒りは消えない」と胸の内を語った。

 15年6月14日未明、八尾市のJR関西線の踏切付近で、主婦と清掃作業員の夫=当時(61)、主婦の兄=同(81)=の3人が電車にはねられ死亡。主婦は「荷物の整理をしながらも、死にたくないという思いで涙がとまりません」などとつづった遺書を残していた。

 川畑容疑者らは主婦宅だけでなく、無関係の周辺住民の家にも繰り返し電話をかけ続けるなど、脅迫的な取り立てを続けていたことが捜査で発覚。このヤミ金組織は、川畑容疑者のグループなど計7グループで構成。全国の延べ5万8千人に現金を貸し付け、約54億円もの収益を上げていたとされる。

 府警などは18年2月、沖縄県内の拠点事務所で組織を一斉摘発。その後、組織統括者の男(44)ら幹部も逮捕されたが、川畑容疑者は逃亡。刑事訴訟法の規定では、恐喝事件の時効は7年だが、共犯者の起訴から判決確定までは停止していた。

 主婦の姉(93)は「『ずっと姉ちゃんの世話したる』って言ってくれてたのに…。今でも生きとってくれたらと思いますよ」と悔やむ。4人きょうだいのうち2人を事件で失った。

 川畑容疑者ら8人に対する損害賠償請求訴訟では、弟とともに賠償金を勝ち取ったが、その弟も事件後に体調を崩し、2年ほど前に亡くなった。服役を終えたグループメンバーからの謝罪はなく、賠償金も支払われていないという。

 この事件を契機にヤミ金に対する規制が強化され、懲役3年以下だった無登録営業の法定刑も、同10年以下に引き上げられた。姉は「ヤミ金が少しはマシになったと聞いている。それだけが少しの救いです」とつぶやいた。

291凡人:2011/10/19(水) 14:21:33
長崎大病院改修で強要容疑 弘道会傘下の会長ら逮捕  
2011.6.24 21:45

 福岡、長崎両県警の合同捜査本部は24日、長崎大病院(長崎市)の改修工事の下請け業者を脅迫し、4千万円を支払わせるための公正証書作成に必要な書類を送らせたとして強要容疑で、指定暴力団山口組弘道会の傘下組織「西部連合」会長、武藤宏史容疑者(70)=福岡市東区香住ケ丘=ら3人を逮捕した。

 福岡県警によると、武藤容疑者は弘道会の相談役で、九州地区では同会のトップ。捜査本部は、下請けの建設会社から武藤容疑者らに実際に金が支払われた可能性もあるとみて、恐喝容疑も視野に調べている。

 捜査本部は同日、武藤容疑者の自宅や、西部連合事務所など福岡県内の12カ所を家宅捜索した。

292凡人:2011/10/19(水) 14:23:32
恐喝容疑で山口組直系組長ら3人を逮捕 京都府警
2011.7.15 00:14

 3千円相当の漬物を売り付けて現金2万円を脅し取ったとして、京都府警は14日、恐喝容疑で、指定暴力団山口組直系組長、奥村修容疑者(55)=京都市右京区西京極午塚町=と組員の男2人を逮捕した。府警によると、3人は「脅した事実はない」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は共謀して昨年12月26日未明、右京区の居酒屋経営の男性(47)に「正月に若いやつに小遣いをやらなあかんから、漬けもんを2万円で買うてくれ」「警察にしゃべったらやったるさかいな」などと言った上、同月29日に漬物詰め合わせ1箱(3千円相当)と引き換えに2万円を脅し取ったとしている。

293凡人:2011/10/19(水) 14:24:07
野球・関西独立リーグの選手逮捕 チームメートと恐喝容疑
2011.8.4 20:39

 福岡県警東署は4日、野球の関西独立リーグ・兵庫ブルーサンダーズ選手、中野真吾容疑者(24)=恐喝容疑で逮捕=らと共謀し、知人男性から現金を脅し取ったとして恐喝容疑で同チーム選手、船山和明容疑者(25)=兵庫県西宮市山口町=を逮捕した。「全くのでたらめです」と容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は、中野容疑者ら2人と共謀し、平成21年8月から今年4月にかけて、福岡市東区のアルバイトの男性(32)に「毎週7千円ずつ持ってこい」などと脅し、約90回にわたり計約61万円を脅し取ったとしている。

 チームのホームページによると、船山容疑者は中野容疑者と同じ佐賀県立厳木高(唐津市)の出身。2人とも今年5月まで同リーグの紀州レンジャーズ(和歌山市)に所属していた。

294凡人:2011/10/19(水) 14:25:19
眞鍋かをりさん所属事務所に薬莢、悪質な嫌がらせ? 2月にも
2011.8.15 16:27

 タレントの眞鍋かをりさんらが所属する芸能事務所「アヴィラ」(東京都港区)に、薬莢(やっきょう)とみられる金属片数個が送りつけられていたことが15日、警視庁高輪署への取材で分かった。

 アヴィラには2月にも同様の金属片と脅迫文書が送りつけられており、同署は悪質な嫌がらせの疑いもあるとみて調べている。

 同署によると、事務所関係者が先週、封筒に入った金属片数個と脅迫文書が郵送されているのを発見したという。

 アヴィラは眞鍋さんと契約をめぐって東京地裁で係争中で、2月には金属片とともに、「(眞鍋さんを)困らせるな」という趣旨の文書が送りつけられていた。

295凡人:2011/10/19(水) 14:26:17
「金本選手が恐喝」告訴状 会社役員提出、本人は否定
2011.8.17 01:28

 プロ野球阪神タイガースの金本知憲選手(43)らに投資資金を返済するように恐喝されたとして、一緒に投資ファンドを設立した東京都内の投資会社の男性役員(46)が警視庁に告訴状を提出していたことが16日、分かった。同日現在で、告訴状は受理されていない。

 一方、金本選手は球団広報を通じて「事実無根。やましいことは一切ない。法的措置を含め、断固たる対応を取りたい」とコメント。南信男球団社長も「本人に確認したが、不当な刑事告訴と報告を受けた。金本君が被害者」と話した。

 告訴状では、金本選手らは平成20年9月〜21年1月、投資資金1億3千万円で購入した株価の下落を恐れ、「オレの金を返せ」「家族ごと抹殺してやる」「山口組が行くぞ」などと男性を恐喝したとしている。男性は金本選手が役員だった不動産関連会社の事務所に監禁され、返済を約束する証書を作成させられた上、約1900万円を支払わされなどと主張している。

296凡人:2011/10/19(水) 14:26:56
募金中の大学生に「俺はやくざ」と入れ墨見せ恐喝容疑 酒代欲しさに千円奪う
2011.8.21 20:37

 愛知県警中村署は21日、恐喝の疑いで、住所不定、無職、土屋宮敏容疑者(65)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は21日午後1時50分ごろ、JR名古屋駅前の歩道で、東日本大震災の募金活動をしていた甲府市の男子大学生(23)に「俺はやくざだ。一声かければこんな活動できなくなるぞ」と入れ墨を見せて言い、現金千円を脅し取った疑い。

 同署によると、土屋容疑者は容疑を認め「酒代が欲しかった」と供述。大学生はNPO法人のメンバー数人で募金活動していた。1人が近くの交番に知らせた。

297凡人:2011/10/20(木) 20:15:25
人間の行動様式は簡単に変わるようで変らない。暴力団になるのは、他の方法、つまり真っ当な方法で(法律を守って)生活が出来ない人間が大半だろう。ただアンダーグラウンドに行ったり、身分を隠したりして、レーダーには引っ掛からないようにしているとみたほうが正しい。
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暴力団勢力の推移(警察庁まとめ)
2011年3月3日18時36分

 2010年末現在の暴力団の人数は準構成員を合わせて約7万8600人と6年連続で減り、1992年の暴力団対策法施行後最少となったことが3日、警察庁のまとめでわかった。最大組織の山口組も約4%減少している。

 警察は一昨年来、山口組中枢幹部の集中摘発を続けており、そうした取り締まりの効果を人数減の要因に挙げる。しかし、一方で暴力団からの拳銃押収数は過去最も少なく、事件の摘発件数も低調で、「壊滅」に向けての課題はなお多い。

 警察庁によると、昨年末時点の全国の暴力団の人数は前年より2300人減った。山口組は1500人減の約3万4900人だった。傘下組織で、山口組を仕切っていると警察がみている弘道会(本拠・名古屋市)は400人減の約3600人だった。94年に約2千人を擁した弘道会は、ほぼ毎年勢力を増やし、09年には約4千人に達したが、初めて大きく減らした。

 山口組は組織の集合体で、09年末には全国に約1420あったが、昨年は138組織が解散した。捜査幹部は「高齢組長の引退や資金難で維持が難しくなったため」とみている。山口組と弘道会の取り締まりに力を入れている警察は昨年、組織運営を担う中核幹部の「直参」について、前年の4倍にあたる36人(山口組25人、弘道会11人)を逮捕した。だが、起訴にまで至ったのは12人にとどまった。

 一方、押収した拳銃は前年比50丁減の98丁で、統計が残る67年以降で初めて2桁に落ちた。暴力団による発砲事件は昨年、16件あったが、多くは飲食店や路上で起きていた。捜査関係者は「一般市民を殺傷するおそれがある拳銃の押収実績の低迷は深刻だ。警察の捜査能力の低下を表している」と指摘する。暴力団員がかかわった事件の摘発も、前年に比べて約5千件少ない約5万500件だった。(編集委員・緒方健二)

298凡人:2011/10/20(木) 20:16:51
みかじめ料要求は即逮捕へ 「特別暴力団指定」を検討
2011年10月13日15時2分

 暴力団対策法の改正を目指している警察庁は、これまでの「指定暴力団」のほかに「特別指定暴力団」を新設し、取り締まり強化を検討している。暴力団の追放や排除に取り組む市民や企業を襲撃から守るため、住民に代わり組事務所の立ち退き訴訟を起こせる仕組みも作る。来年2月に改正法案を閣議決定したい考えだ。

 いまの暴対法は、犯罪歴のある構成員の比率などを基に都道府県の公安委員会が選んだ「指定暴力団」を取り締まり対象としている。現在は国内最大の山口組(本拠・神戸市)など22組織が指定されている。

 「特別指定暴力団」は、「一般市民や企業に危害を加えても利益を追い求め、指定暴力団よりも悪質、危険な組織」と位置づける。過去に市民や企業事務所を襲った構成員がいることなどを条件に指定暴力団の中から選ぶという。

 これまでは構成員が飲食店などに対してトラブル解決の報酬「みかじめ料」を求めた場合、公安委員会が中止命令を出す。従わない場合は再発防止を命じ、さらに繰り返したら警察が逮捕してきた。

 これに対して特別指定暴力団の構成員は、みかじめ料要求など暴対法に定める禁止行為をしたら、すぐに逮捕できるようにする。

299凡人:2011/10/21(金) 00:22:02
自称「葛西パトロール隊」の少年6人、強盗致傷容疑で逮捕 
2011.10.18 13:35

 東京都江戸川区の葛西臨海公園で通行人に暴力を振るい金を奪ったとして、警視庁少年事件課は強盗致傷の疑いで、同区の無職少年(16)ら16、17歳の少年6人を逮捕した。同課によると、全員容疑を認めているという。

 同課によると、少年らは中学校時代の同級生で、今年7月ごろから夜になると「葛西パトロール隊」と称し、葛西臨海公園をバイクなどで徘徊(はいかい)。通行中の人などを狙い、取り囲んで暴行を加え金品を奪っていた。

 逮捕容疑は、8月17日午後11時45分〜18日午前0時10分ごろまでの間、葛西臨海公園のサイクリングロードを自転車に乗って通行中だった同区のアルバイトの男性店員(25)に「金を出せ」と脅し、取り囲んで顔を殴るなどして打撲のけがを負わせた上、現金7千円やキャッシュカードなどの入った財布を奪ったとしている。

 同課によると、少年らは男性から暗証番号を聞き出し、カードを使ってコンビニエンスストアのATM(現金自動預払機)から限度額の50万円を引き出していた。少年らは、「ほかにも4、5件やった」と供述しているという。

300凡人:2011/10/21(金) 00:22:40
「何見てんだよ」通行人に因縁つけ現金奪う 中学生5人逮捕
2011.10.20 14:28

 路上で自転車の男性に暴力を振るい現金を奪ったとして、警視庁少年事件課は、強盗致傷の疑いで、東京都練馬区、区立中学3年、男子生徒(14)ら14、15歳の中学生5人を逮捕した。

 同課によると、男子生徒らは遊び仲間で、5人とも「遊ぶ金がほしかった」などと容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、14日午前2時10分ごろ、練馬区大泉学園の路上で、自転車で帰宅途中の男性(43)に、「何見てんだよ」と因縁をつけて、顔を殴るなどして軽傷を負わせた上、現金約2万9千円などが入ったリュックサックを奪ったとしている。

 同課は事件当日、練馬区内で同じような手口で通行人が狙われ、現金が奪われる事件が2件発生していることから関連を調べている。

301凡人:2011/10/21(金) 00:47:23
旧後藤組系組長を逮捕 ビル管理会社顧問殺害指示か
2011.10.20 14:21

 東京都港区北青山で平成18年3月、ビル管理会社顧問の野崎和興さん=当時(58)=が刺殺された事件で、警視庁組織犯罪対策4課は20日、殺人の疑いで指定暴力団山口組良知組(旧後藤組)系組長、松本英也容疑者(52)を逮捕した。松本容疑者は「弁護士と相談してから話す」などと供述しているという。

 野崎さんは渋谷区内の雑居ビルの所有権をめぐり旧後藤組関係者とトラブルになっており、同課は松本容疑者が実行犯に殺害を指示したとみて、事件の背後関係の解明を進める。

 逮捕容疑は、18年3月5日夜、港区北青山の路上で野崎さんを刺すなどして殺害したとしている。

 事件をめぐっては、運転手役の組員が逮捕・起訴され実刑判決が確定しているほか、実行役として殺人容疑で国際手配されていた旧後藤組系元組員(43)が今年4月、タイ北部で別の日本人男性と一緒にいるところを同行のタイ人ガイドに撃たれて死亡している。同課は、この事件にも松本容疑者が関与した疑いがあるとみている。

 問題のビルをめぐっては警視庁が18年5月、旧後藤組フロント企業が虚偽の移転登記を行ったとして、電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で旧後藤組組長の後藤忠正被告(69)を逮捕。1審東京地裁は無罪としたが、2審東京高裁が執行猶予付きの逆転有罪とし、後藤被告は最高裁に上告中。

302凡人:2011/10/21(金) 05:18:14
暴力団の参拝拒否要請、兵庫県警 県神社庁に
10月20日(木)12:42

 総本部近くの神社で初詣に臨む指定暴力団山口組の幹部ら=1月、神戸市灘区

 兵庫県警は20日、県内約3800の神社で構成する県神社庁に対し、暴力団が組織の行事として行う参拝の申し入れを拒否するよう文書で要請した。

 暴力団排除条例が10月1日に全都道府県で出そろった中、最大組織である山口組の総本部を抱える兵庫県警が排除の動きを強めた形だが、憲法が定める信教の自由との兼ね合いで議論になりそうだ。

 県警は、集団参拝は組織の威力を示すもので、暴力団の活動を助長することを禁じた県暴力団排除条例の趣旨に反する行為に当たると判断した。

303凡人:2011/10/21(金) 07:58:09
恐喝容疑:「オタロード」の店が服押し売り 従業員逮捕
毎日新聞 2011年10月20日 22時53分

メイド喫茶などオタク向けの店が多く並ぶ通称「オタロード」=大阪市浪速区日本橋で、長谷川直亮撮影 若者に因縁をつけて無理やり洋服を買わせたとして、大阪府警浪速署は20日、大阪市浪速区日本橋4の衣料品店「KING BRAND」従業員、中谷徹容疑者(31)=堺市北区南花田町=を恐喝の疑いで逮捕した。店は電気街・日本橋の通称「オタロード」沿いにあり、休日はアニメオタクなどでにぎわう。同署は気の弱そうな若者を狙って店内に連れ込み、脅していたとみて調べている。

 逮捕容疑は、今年5月8日夕、同店内で、滋賀県守山市の男性会社員(26)を「買わないと家に帰さないぞ」などと脅迫。代金4万7250円を支払わせた、としている。

 同署によると、同店を巡る被害相談は昨年9月以降、計13件に上る。中谷容疑者は試着中に客が脱いだ服を奪い、「試着した商品を買えば着て帰れる」などと迫ったり、知的障害のある若者を脅してネックレスなど8点を計52万円で買わせたりしていた。【山田尚弘】

304凡人:2011/10/21(金) 08:02:27
水戸・高1水死:少年2人再逮捕 「川に突き落とした」
毎日新聞 2011年10月13日 10時51分

 水戸市の桜川で8月、茨城県立高校1年の道口(どうぐち)誠也さん(当時16歳)=同県茨城町長岡=が水死した事件で、県警少年課と水戸署は13日午前、道口さんへの恐喝未遂容疑で逮捕していた、ともに水戸市に住む県立高校1年(15)と市立中学3年(15)の少年2人を傷害致死容疑で再逮捕した。

 逮捕容疑は8月27日午後0時45分ごろ、同市桜川1の駅南大橋下の桜川河川敷で、逃げようとした道口さんに腹を立て、「川に入れ」と脅しながら、背中を蹴るなどして突き落とし、水死させたとしている。2人とも容疑を認めているという。

 県警によると、少年らは同日昼過ぎ、同市宮町のゲームセンター前で、道口さんに「にらんだ」と言いがかりをつけ、河川敷に連れていき金を脅し取ろうとした。現金を持っていなかったので、「ナンパしろ」と脅して駅前まで連れ回し、道口さんが逃げようとしたため、再び河川敷に戻り川に突き落としたという。

 県警は、2人におぼれさせようとの故意があったと判断、服を着たまま突き落とせば死亡する危険性があると十分認識できたとして、傷害致死容疑での再逮捕に踏み切った。桜川の水深は当時約3メートルだった。【佐久間一輝】

305凡人:2011/10/21(金) 08:46:48
英メディア、日本企業の閉鎖体質を批判 オリンパス社長解任で
2011.10.20 23:43

 【ロンドン=木村正人】オリンパスの社長解任劇をめぐり、英紙フィナンシャル・タイムズは20日付の社説と経済コラムニスト、ジョン・ガッパー氏の大型コラムで、同社の閉鎖的な企業体質と企業統治を厳しく批判した。

 「オリンパス問題は日本の欠点に光を当てた」と題するコラムでガッパー氏は、英医療機器メーカーのジャイラス・グループをめぐる不透明な資金の流れを指摘。「オリンパスに解任されたウッドフォード氏は日本の月刊誌が同社と反社会勢力の疑惑を報じたとき、恐ろしくて手が凍りついたとフィナンシャル・タイムズ紙に語った」と言及した。

 さらに15人の役員のうち12人が菊川剛会長に忠誠を誓い、同社株の6割がトラブルを嫌う日本の機関投資家によって保有されていると指摘。菊川会長の責任を社内で誰も追及しようとしないため、ウッドフォード氏が大手会計事務所に調査を依頼したとした。

 日本企業でも日産自動車のゴーン社長やソニーのストリンガー社長ら海外の経営者を登用しているが、ガッパー氏は「ゴーン氏はフランス人である限り日本で物事は進まないと回想している」と指摘し、ウッドフォード氏は英国流を曲げなかったため解任されたと分析する。

 また社説はオリンパスに不明朗な支出の説明を求める一方で、「日本は物作りに優れているが、健全な企業統治がない限り、日本企業の力強い発展と成長を阻害するだろう」と警鐘を鳴らした。

306凡人:2011/10/24(月) 17:37:39
恐喝容疑:弘道会系組幹部を逮捕 マンション権利証奪う
毎日新聞 2011年10月24日 15時00分

 知人女性の交際相手からマンションの権利証などを脅し取ったとして、警視庁組織犯罪対策4課は24日、東京都江戸川区中葛西7、指定暴力団山口組弘道会系幹部、会沢一彦容疑者(46)を恐喝容疑で逮捕した。会沢容疑者は、山口組の篠田建市組長の出身母体である弘道会の系列組織が都内に構える4団体の一つに所属していた。

 逮捕容疑は07年7〜9月、自分の金を妻と一緒に知人女性が賭け事に使ったとして、女性と交際していた千葉市の40代男性に「おまえにも責任があるから数百万円払え。払えないならマンションの権利証と貯金を持ってこい」などと因縁をつけ、権利証と実印を脅し取ったとしている。

 捜査関係者によると、男性のマンションの所有権は08年1月、会沢容疑者の妻の名義に移転されたという。

307凡人:2011/10/25(火) 04:34:43
口座を不正開設、詐欺容疑で暴力団組長ら逮捕 大阪
2011.10.25 02:04

 暴力団員であることを隠し、金融機関の口座を開設して通帳などをだまし取ったとして、府警捜査4課は24日、詐欺容疑で指定暴力団東組組長、滝本博司(67)=堺市西区草部=と同組員、木村純一(49)=泉南市岡田=の両容疑者を逮捕した。滝本容疑者は容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は、今年6月、大阪市内の金融機関で、暴力団員ではないことの確認を求める申込書に署名押印して総合口座を開設、通帳とキャッシュカードをだまし取ったとしている。

308凡人:2011/10/25(火) 05:11:25
「想定外」逮捕者18人…消えた金3・6億円の行方は?
2011.10.25 01:09

− 東京都立川市の警備会社「日月警備保障」立川営業所で約6億円が奪われた事件は、犯行グループに営業所の侵入路などを教えた「情報源」とされる同社の元契約社員が逮捕され、全容解明に大きく近づいた。これまで警視庁立川署捜査本部に計18人が逮捕され、国内最高額の強盗事件の犯行グループは予想以上に大人数だった。残る最大の謎は半分以上が見つかっていない強奪金の行方だ。

■大金

 「営業所の窓の鍵が壊れているんです。警備態勢も甘いのに、大金がある」

 捜査本部によると、事件の約2年前、契約社員として夜間だけ営業所で働いていた東松(とうまつ)孝容疑者(44)は、自分が経営する美容院の常連客に話した。

「それ、とっちゃおうか」

 話を聞いた客の山田哲也(41)と八木沢浩一(49)の両容疑者は、こうもちかけた。3人は、その場の“ノリ”で強盗計画を話し合ったが、半ば冗談交じりで実行には至らなかった。

 しかし約1年半後、「事件」は動き出す。八木沢容疑者の仕事仲間で、暴力団関係者とつきあいがあった栗原崇容疑者(42)を通し、指定暴力団山口組系元組員、小沢秀人被告(42)の耳に話が入ったためだ。小沢被告は「大金」に強い関心を抱いた。


■甘言

 「詳しい話を聞かせろ」

 東松容疑者は昨年秋ごろ、小沢被告から指示を受けた山田、八木沢の両容疑者から迫られた。2人は「バックに暴力団がいる」と脅す一方、「営業所の見取り図を渡せば、分け前を与える」とささやいた。美容院の経営がつまずき、金に困っていたこともあり、東末容疑者は、誘いに乗ってしまった。

 水曜日の夜から木曜日の朝まで金庫には数千万から数億の大金が保管されていること。防犯カメラの位置。東松容疑者は、こうした営業所の内情を伝えただけではなく、見取り図まで手渡した。

■後悔

 この情報をもとに計画をたてた小沢被告は、暴力団関係者の藤沢千秋被告(41)を通じ、協力者として亀治中(かめじなか)博之(41)と蓑田哲郎(46)の両被告を犯行に誘ったとされる。大柄な2人が腰高窓を通るのは難しかったとみられ、実行役として渡辺豊被告(41)らを誘った。皆、金に困っていた。

 今年5月12日未明、渡辺被告らは計画通り鍵が壊れた腰高窓から営業所に侵入。金庫から約6億円を奪い、車で逃走した。しかし、1カ月もしないうちに、渡辺被告らが逮捕。グループのメンバーは次々と逮捕された。情報を伝えた山田容疑者らが逮捕されたことで、東松容疑者も捜査の手が伸びていることを感じていた。

 今月21日午後、東松容疑者は捜査本部に「話したいことがある」と連絡した。「脅されて仕方なく内部情報を流した。同僚に大変な迷惑をかけた」。捜査本部の調べに、東松容疑者は泣きながら供述したという。



 強奪金約6億円のうち、見つかっていないのは約3億6千万円。警視庁立川署捜査本部は、一部が暴力団などに流れた可能性もあるとみて捜査している。

 強奪金は犯行グループの支援役として逮捕、起訴された佐久間努被告(37)周辺で計約2億3400万円が見つかったほか、実行犯とされる渡辺豊被告(41)が出頭の際、約500万円を持っていた。

 グループの中で最初に逮捕、起訴された植木秀明被告(31)は捜査本部の調べに「数百万円を受け取った」と供述したが、それを加えても半分未満。首謀者とされる小沢秀人被告らの周辺では見つかっていない。捜査関係者は「中心人物から金が見つからないのは不自然」と話すが、小沢被告らは詳しい供述をしていないという。

309凡人:2011/10/25(火) 06:11:29
「紳助はヤクザ」は名誉毀損 島田さん、講談社を提訴
2011年10月24日17時30分

 暴力団幹部との親交を理由に芸能界を引退した島田紳助さんと、島田さんが所属していた吉本興業が24日、「週刊現代」の記事で名誉を傷つけられたとして発行元の講談社と同誌編集長を相手取り、計1億6500万円の損害賠償などを求めて東京地裁に提訴した。

 問題とされたのは10月15日号の記事。「紳助、あんたはヤクザだ」などのタイトルで、島田さんが「暴力団幹部と同席して不動産取引をした」「極道の世界の一員だと知りながら吉本興業は契約を結んでいた」などと報じた。

 訴状で、島田さんと吉本興業は記事について「不動産の交渉で暴力団と同席した事実はなく、裏付け取材のない全くの捏造(ねつぞう)だ」と主張。「暴力団排除が徹底されるなか、吉本興業所属タレントの出演や企業の存続すら脅かしかねない」として、損害賠償のほか謝罪広告を求めた。

 提訴を受け、週刊現代編集部は「記事の内容には自信を持っている。今後も暴力団と島田さんの関係について取材を続ける」とのコメントを出した。

310凡人:2011/10/25(火) 12:08:28
仏像盗難、暴力団の影 滋賀で持ち去り相次ぐ
2011.10.19 23:51

役行者前後鬼像(えんのぎょうじゃぜんごきぞう)。向かって右に配置されていた青色の前鬼、左に配置されていた青色の後鬼が盗難にあった=大津市の園城寺金堂

 国宝と国の重要文化財の数が全国4位の滋賀県で仏像が持ち去られる事件が相次いでいる。19日にも大津市の三井寺(園城寺)で仏像2体の盗難が判明するなど過去9年間で仏像などの文化財盗難は58件に上っている。仏像は闇ルートで売りさばかれているとみられ、多くは行方不明のままだ。県教委は対策強化に乗り出し、県警は暴力団の新たな資金源になる恐れもあるとみて警戒を強めている。

 滋賀県は国宝と重文の指定件数が800点を超え、東京都、京都府、奈良県に次ぐ数を誇る。近年、若者や女性らの間で仏像ブームが広がる一方、仏像が持ち去られる盗難被害も多発している。

 三井寺で19日に盗難が分かったのは、3体で構成される役行者前鬼後鬼像(えんのぎょうじゃぜんきごきぞう)の一部で、役行者の左右に配された前鬼(ぜんき)=高さ約20センチ、後鬼(ごき)=同=の2体。敷地内の金堂内に収蔵されていたが、午前9時半ごろ、職員がなくなっているのに気づいた。県警大津署によると、金堂は日中は一般参拝者のために開放されているが、夜間などは施錠されている。盗まれたのは職員が収蔵を確認していた16日以降とみられる。

 県内では20年11月に浄福寺(じょうふくじ)=甲賀市=で木造不動明王立像(ふどうみょうおうりゅうぞう)など2体が盗まれたほか、21年4月〜6月に西香院(さいかいん)=同=で木造不動明王立像(ふどうみょうおうりゅうぞう)、木造毘沙門天立像(びしゃもんてんりゅうぞう)など3体が、三蓮寺(さんれんじ)=草津市=で12体1組の十二神将像(しんしょうぞう)など14体が、それぞれ被害に遭っている。

 県教委によると、被害の本格調査に乗り出した平成15年度以降、仏像を主とする文化財盗難は58件に上っており、これまでに仏像盗難の注意を呼び掛ける文書を1万部作成し、寺などに配布。住民とパトロールを実施しているほか、県内の仏像約1万体の写真を撮影した「防犯台帳」を独自に作成、簡単に盗品と照合できるようにした。すでに台帳を電子データ化し、県警と共有。文化庁には仏像の写真を提供し、文化財に指定されていない仏像の監視を依頼した。

 盗難の対策強化は他の地域にも広がっている。奈良県警は同じような防犯台帳を作成、京都府では保護パトロールにあたる「文化財保護指導委員」を市町村に1人以上配置している。

 滋賀県教委文化財保護課の井上優副主幹は「仏像は信仰の対象であると同時に地域に根付いた文化遺産。地域から切り離され、転売された仏像は糸の切れたたこと同じで価値は失われる。今後も取り組みを強化したい」と話している。

311凡人:2011/10/25(火) 23:11:28
部下を大声で怒鳴る 栃木県警が署長を更迭 「業務に支障」
2011.10.25 19:43

 栃木県警は25日、部下をたびたび怒鳴りつけるなどして業務に支障を来す恐れがあるとして、足利署長の市村和彦警視(58)を警務部付に更迭する人事異動を発表した。

 県警によると、市村署長は複数の男性署員に対し、ミスをしつこく追及したり、他の署員が見ている前で大声で怒鳴るなどの行為を繰り返した。署員の1人が6月下旬ごろ、県警本部に電話で被害を相談し発覚。これまで辞職や体調不良を申し出た署員はいない。

 市村署長は3月10日に地域部総括参事官から着任した。「指導のつもりだったが、行き過ぎかもしれない」としている。県警はこれらの行為がいつごろからあったかや、他に被害に遭った署員がいないか調査し、処分を検討する。

312凡人:2011/10/26(水) 22:02:22
抗争で死亡しても保険金が出なくなる組員
(2011年10月26日18時59分 読売新聞)

 生命保険各社が保険約款に、暴力団関係者の保険加入を拒む暴力団排除条項を盛り込む方針を決めた。

 組員が身分を偽って加入していたことが判明すれば、抗争事件などで死亡・負傷しても保険金は支払われず、〈万が一の備え〉もできなくなる。金融庁から約款の改定を許可されれば、運用を始める。損害保険業界でも同様の動きがあり、暴力団への包囲網はさらに強化されそうだ。

 生保業界関係者によると、これまでも生保各社は、加入時の審査で、入れ墨などから暴力団関係者と判断した相手に、身に危険がある立場であることや、詐欺などの犯罪に悪用される恐れがあることなどを理由に、契約を原則断ってきた。

 しかし、明文化はされておらず、組員が審査をすり抜けて加入してしまえば、暴力団を理由に強制解約はできず、病気による死亡への保険金は支払われていた。抗争事件による死亡の場合でも、個別の状況によっては支払いを拒めないケースもあったという。

 生保45社加盟の生命保険協会(東京)は6月、反社会的勢力への対応について、「一切の関係を持たず、不当要求にも応じない」などとする指針を加盟社に通知し、各社が暴排条項の導入を検討。

 契約者や被保険者、受取人に暴力団関係者がいれば加入できないことを約款に明記し、契約後に不正がわかった際は、無条件解約や、病気が理由でも支払い拒否することができる。

313凡人:2011/10/26(水) 22:22:52
反暴力団:名前入り印刷受注を兵庫県の業界が拒否
2011年10月26日 18時58分 更新:10月26日 19時35分

 兵庫県印刷工業組合(水落充理事長、150社加盟)と同県グラフィックサービス工業会(山本康二理事長、23社加盟)は26日、暴力団名が入った年賀状やあいさつ状、名刺などの受注を拒否する決議を採択した。県警によると、印刷業界としては全国初の取り組み。

 県警によると、暴力団は所属組員を組織から外す場合、和紙を使った「絶縁状」や「破門状」の製作を業者に依頼することが多いという。暴力団名が記され、組の紋章をあしらった「代紋」が記されたあいさつ状も確認されていた。

 このため、県警は県暴力団排除条例(今年4月施行)に基づき、同組合などに印刷物を受注しないよう要請。同組合などは、受注が暴力団活動の助長につながると判断し、暴力団拒否の姿勢を明確にすることにした。水落理事長は「暴力団との接点を作らない絶好の機会になる」と話している。

314凡人:2011/10/26(水) 22:31:07
数値20%は当てにならない。回答しなかったのが50%を超えるので、もっと高いと予想される。
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都暴力団排除条例:施行 企業の2割「過去に接触」 東京商工リサーチアンケ /東京
毎日新聞 2011年10月5日 地方版

 ◇7割が対策未着手
 東京商工リサーチは、都暴力団排除条例の施行に合わせ、都内100社を対象に条例に関する緊急アンケートを実施した。有効回答のうち20%の企業が「過去に反社会勢力からの接触があった」と回答した。

 調査は9月14〜22日、上場、未上場企業計100社を無作為に抽出。うち、49社から回答があった。

 条例は、事業者が暴力団に利益を供与したり、活動を助長する行為を禁じている。施行前に取引先を事前チェックしたかの問いでは、「チェックを行い取引を解消した」が8%、「チェックをした」が23%だった。一方、「まだチェックをしていない」が69%に上った。

 また、暴力団排除への取り組みを「会社として行っているか」との質問に、「はい」と答えたのは27・9%にとどまった。72・1%が「いいえ」と答え、個々の企業の対応は進んでいないことが浮き彫りとなった。【柳澤一男】

315凡人:2011/10/27(木) 22:16:07
警察と暴力団ややくざとの癒着は、警察官の他の不祥事と同じく、まったく絶えることがない。警察官が信用できないのは昔から。
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捜査情報漏えいで懲戒免職 大阪、暴力団担当の巡査部長
2011年10月27日 19時10分

 大阪府警は27日、暴力団関係者に捜査車両の情報を漏らし、金品を受け取ったなどとして、西淀川署刑事課の暴力団事件担当だった黒木晋平巡査部長(40)を懲戒免職処分にした。府警監察室によると、受け取った金額は数百万円に上る。

 府警は地方公務員法(守秘義務)違反容疑で黒木巡査部長を立件する方針だが、暴力団関係者の元会社役員(41)らへの捜査が難航しているため、処分を先行させた。

 同室によると、懲戒免職の理由は(1)元役員側に捜査車両の情報を漏らし、同時期に現金とスーツを受け取った(2)元役員が借金する際に連帯保証人になった(3)知人女性を元役員の会社に勤務させた―の3点。

(共同)

316凡人:2011/10/27(木) 23:16:40
被災者向け融資、組員89人に1300万円超
(2011年10月27日12時18分 読売新聞)

 東日本大震災の被災者を対象にした生活資金の融資を、宮城県内の暴力団員89人が規定に反して受けていたことが27日、同県警への取材でわかった。暴力団員への融資は計1300万円を超すとみられ、県警は詐欺容疑で捜査している。

 融資制度は、同県社会福祉協議会が窓口となって行った国の「緊急小口資金特例貸し付け」。被災者は20万円を上限に無利子で借りられる。同協議会は3〜5月に受け付け、約4万人に融資していた。

 融資申込書には暴力団員は利用できないと明記されていた。ところが、4月に「暴力団員が融資の受付に並んでいた」との情報が県警に寄せられ、県警は4〜7月、暴力団員であることを隠して融資を受けた山口組系暴力団員の20〜40歳代の男3人を詐欺容疑で逮捕した。

317凡人:2011/10/27(木) 23:32:37
転落した“マル暴の刑事” 手柄を焦るあまり…つけ込まれ癒着か
2011.10.27 22:47

 “マル暴の刑事”に誇りを感じていたはずの警察官は、一体どこで道を踏み外したのか。暴力団関係者の元社長に内部情報を漏らす一方で金品を受け取ったなどとして、懲戒免職となった巡査部長。同僚の捜査員らは「手柄を焦るあまり、逆に取り込まれてしまったのか」と苦々しげに話した。

 巡査部長は、大阪府内の高校を卒業後、府警に。当初から暴力団捜査の刑事を志望していたといい、西署に勤務していた20代のころ、念願がかなって刑事課に配属。このころから、口ひげを生やすなど“マル暴刑事”を意識した風貌に変わっていったという。

 平成12年、府警本部の暴力団対策課(現・捜査4課暴力団対策室)に異動。暴力団情報を管理、分析する資料係に在籍し、その後に勤務した吹田、西淀川署でも暴力団対策を担当した。

 元社長と知り合ったのは吹田署時代。こうした人間との交際は当然リスクが伴うが、巡査部長にとっては暴力団情報を得ようとして接触を持った面があったといい、いつしか飲食接待を受けるなど、逆に相手に取り込まれていった。

 捜査員が暴力団の内部情報収集のため組関係者らと接触するケースはあるが、これは同時に暴力団側にとっても捜査情報を得るチャンスとなる。ほどなく現金を受け取るようになった巡査部長の周辺では「金払いが良くなった」「暴力団に情報を流しているのでは」と噂になったこともあった。ある元同僚は「熱心な仕事ぶりの一方、部下や後輩に横柄で、職場で浮いた存在だった」と話す。

 捜査関係者によると、暴力団情報を得ることが年々難しくなるなか、組関係者に情報源を持つ捜査員が評価される面もあり、駆け出しの刑事が「とにかく組員と親密になればよい」と安易に考えてしまう可能性は否定できないという。

 府警で暴力団捜査に当たる現役の捜査員は「プロならば暴力団側に情報を漏らすことはありえない」と強調した。疑惑が発覚し、府警監察室の事情聴取を受けた巡査部長は「こんな関係は許されないと分かっていた」と話したという。

318管理人:2011/10/28(金) 06:59:08
名古屋・名東区の中2暴行死:日常から虐待か 児相に通報5回
毎日新聞 2011年10月23日 東京朝刊

 名古屋市名東区引山の中学2年、服部昌己君(14)が自宅で暴行を受けて死亡した事件で、昌己君が通っていた中学校などが6月以降、市児童福祉センター(児童相談所)に「暴行を受けているのでは」などと計5回通報していたことが22日分かった。センターは今月14日の家庭訪問で「虐待を疑う要素はない」と判断していたといい、事件を受け「力が足りなかった」と謝罪した。

 愛知県警名東署は傷害容疑で逮捕した、母友己さん(38)の交際相手の酒井秀志容疑者(37)=同市守山区=が、日常的に昌己君を虐待していたとみて調べている。

 捜査関係者によると、酒井容疑者は友己さんにも暴行していたといい、10年7月、友己さんから県警瑞穂署に「酒井容疑者に腕を殴られた」と通報があった。【岡大介】

319凡人:2011/10/28(金) 08:08:04
弘道会関係者ら逮捕 事故保険金詐欺容疑 数億円被害か
2011年10月28日1時7分

 交通事故を装って保険会社から保険金をだまし取ったとして、福岡県警は27日、指定暴力団山口組弘道会関係者の男ら数人を詐欺の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。男らは複数の保険会社と契約し、事故の偽装を繰り返した疑いがあり、被害総額は数億円にのぼるとみられる。県警は弘道会の資金源とみて全容解明をめざす。

 捜査関係者などによると、男らは共謀して昨年5月ごろ、福岡市中央区の路上でレンタカーをバイクに追突させ、バイクを運転していた男が腕の骨を折るけがをしたように装い、保険会社から医療費や休業補償費名目で約700万円をだまし取った疑いがある。

 バイクの男は事故前に自分の腕の骨を折ったらしい。男らは、数カ月前に別の保険会社数社とも契約をしており、この事故で計2千万円近くをだまし取ったという。県警では、ほかにも複数のグループで事故を偽装し、総額で数億円をだまし取ったとみて捜査している。

320凡人:2011/10/29(土) 21:13:38
マシンガンなど14丁所持容疑、自称会社員を再逮捕
(2011年7月14日 読売新聞)

押収された銃器14丁と実弾(北九州市の小倉北署で)

 福岡市西区のマンションで大量の銃器が見つかった事件で、福岡県警は13日、同市早良区次郎丸6、自称会社員菅(すが)正知被告(38)(覚醒剤取締法違反で起訴)を銃刀法違反(加重所持)容疑などで再逮捕した。

 発表によると、菅被告は6月22日午後、借りていた西区のマンション一室で、拳銃10丁と自動小銃、機関銃、ライフル銃、散弾銃各1丁と実弾431発を隠し持っていた疑い。「自分のものに間違いない」と容疑を認めているという。

 県警は、菅被告が指定暴力団・工藤会系組員と親交があることなどから、工藤会の武器庫として使われていたと見ている。今後、銃器の入手ルートなどを追及する。

321凡人:2011/10/29(土) 21:17:39
恐喝失敗後に株購入 逮捕の社長、総会で発言も
(2011年10月19日 読売新聞)

 暴力団排除条例を巡る中堅ゼネコン「東急建設」(東京都渋谷区)への恐喝未遂事件で、警視庁に逮捕された建設関連会社「菊池興業」(福岡県久留米市)社長・菊池通昌(みちまさ)容疑者(63)は、東急建設から1億円を脅し取ることに失敗した直後の3月に同社株1000株を購入し、株主総会での追及をちらつかせていたことが、捜査関係者への取材でわかった。菊池容疑者は6月の定時株主総会に出席しており、同庁は、暴排条例に沿って取引中止を通告してきた同社を執拗(しつよう)に揺さぶり、取引を継続させようとしたとみている。

 捜査関係者によると、菊池容疑者は1月、東急建設九州支店に熊本県内の老人ホーム建設工事への参入を申し入れたが、担当者は、暴力団と密接な関係がある企業への利益供与を禁じた昨年4月施行の福岡県暴排条例に沿って拒否。これに腹を立てた菊池容疑者は2月、東急建設に「退職金」として1億円を要求。同社が応じなかったため、翌3月に東急建設株1000株を購入し、過去の不正を暴露するとの内容の質問状を社長あてに郵送したという。

 その後、菊池容疑者は6月24日に開かれた定時株主総会に出席し、「社長に質問状を出しているが、どうなっているんだ」と発言。同社が「回答を控える」と答えたため、それ以上の発言はしなかったという。

322凡人:2011/10/29(土) 21:18:18
飯塚市の発砲事件、太州会幹部ら3人を起訴  福岡
(2011年10月28日 読売新聞)

 2月に福岡県飯塚市の建設会社が狙われた発砲事件で、福岡地検は27日、指定暴力団太州会(本部・福岡県田川市)幹部の八尋浩次容疑者(55)ら3人を銃刀法違反(加重所持)、建造物損壊罪で福岡地裁に起訴した。

 他の2人はいずれも同会系組員の野見山耕輔(43)、栄松数作(46)両容疑者。

 起訴状によると八尋容疑者らは共謀して回転式拳銃1丁を所持。2月21日午前1時半頃、建設会社に6発を撃ち、玄関ドアを損壊したとされる。八尋容疑者は「みかじめ料を断られたので発砲を指示した」と供述しており、野見山容疑者が実行役だった。発砲事件を巡って同会ナンバー2の原正敏被告(54)(覚醒剤取締法違反で起訴)ら計7人が逮捕されたが、原被告ら4人は処分保留となった。

323凡人:2011/10/31(月) 23:40:28
社会に貢献できれば、はじめからやっている。
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旧車会が解散式 全国でも異例 メンバーによる犯罪受け
2011.10.30 16:25

解散の宣誓をする都會・絆リーダーの宇田川都さん(左)=市川市の行徳署(福田涼太郎撮影)

 旧型車両に不正改造などをし、大きな音をたてて集団走行をする「旧車會(かい)(会)」と呼ばれるグループの中で、浦安市内を拠点としていた2輪車の旧車会「都(みやこ)會(かい)・絆」と「ドラちゃん一家」の解散式が30日、市川市の行徳署敷地内で行われた。旧車会は各地に存在するが、解散式を行うのは極めて珍しいという。

 県警などによると、両グループともに規模は10人程度。もともと一つのグループだったため互いに交流があったが、双方の一部のメンバーが共謀して複数件の自動車保険金詐欺事件を起こしたことから、解散を決めた。

 解散式では、絆のリーダー、宇田川都(67)さんが「不正改造や爆音走行などの不法行為をやめ、社会に貢献することを誓う」と宣誓し、県警によるオートバイの整備指導が行われた。

324凡人:2011/11/01(火) 06:27:58
民放連が暴力団排除で指針 制作現場に条例徹底
(2011/10/31 21:14)

 民放連は31日、暴力団への利益供与などを禁じた暴力団排除条例が10月1日までに全都道府県で施行されたことを受け、民放としての行動指針を策定し、公表した。

 指針は「反社会的勢力に対する基本姿勢」と題され、番組の制作現場などに条例順守を徹底するのが狙い。

 東京都など各地の条例は、契約を結ぶ相手が暴力団やその関係者でないことを確認するよう求めている。指針は、番組制作やイベント開催の際はその点に留意し、暴力団に介入の隙を与えないために、経営トップから現場まで社内一丸となって行動する、などとうたっている。

325凡人:2011/11/02(水) 09:22:12
露天商運営する大阪の暴力団 山口組を除籍
2011.10.16 08:41

暴排条例影響で商売困難?


 指定暴力団山口組の2次団体で、縁日などで露天商(テキ屋)を運営する「小車誠会(おぐるままことかい)」=大阪市西成区=が、9月末に山口組を除籍となっていたことが15日、捜査関係者などへの取材で分かった。全国で暴力団排除条例が施行され、暴力団の資金源根絶への機運が高まるなか、暴力団の看板を掲げたまま商売を続けていくのが難しくなったことが要因とみられる。

 除籍は山口組からの強制離脱を意味し、絶縁、破門に次ぐ重い処分。山口組直系の同会は、西日本有数のテキ屋系暴力団として知られる。

 祭りを開く寺社や自治体などは暴排条例の施行前も、警察と協力して暴力団が関与する露天商の参加を拒んできたが、チェックが行き届かないなどの理由で完全には排除できなかったのが実情。昨年12月に開催された「OSAKA光のルネサンス2010」(大阪市など主催)でも、組員が運営する露店が出店登録され、市側が直前に出店を排除するトラブルがあった。

 暴排条例は身元照会の徹底などにより、これまで暴力団が使ってきた“抜け道”をふさいで資金源を絶つのが狙い。今年4月に施行された大阪府の暴排条例でも暴力団への利益供与は禁じられており、同会が山口組から離脱した背景にも、相次ぐ締め付けの強化があるとみられる。

 同様の動きが広がれば暴力団の弱体化につながるが、大阪府警の捜査関係者は「偽装的な離脱の可能性もある。今後も引き続き、動向を注視していきたい」と話している。

326凡人:2011/11/02(水) 09:22:48
暴力団は集団参拝できません
2011.10.20 22:26

 兵庫県警は20日、県内約3800の神社で構成する県神社庁(神戸市中央区)と、山口組総本部(同市灘区)近くにある県神戸護国神社(同区)に対し、暴力団の集団参拝を断るよう文書で要請した。

 山口組幹部らは毎年正月、総本部の北約200メートルにある同神社で集団参拝している。県警は、集団参拝が暴力団の活動を助長することなどを禁じた県暴力団排除条例の趣旨に反する行為に当たると判断した。

 同神社の関係者は「県警から条例の詳しい説明を受けた。これから対応を検討したい」と話している。

327凡人:2011/11/02(水) 09:23:21
「暴力団お断り」は重々承知ですが… 初詣の集団参拝に神社対応苦慮
2011.10.30 20:41

 暴力団排除条例が全都道府県で施行され、来年の初詣への暴力団の参拝をめぐり、神社側が対応に苦慮している。指定暴力団山口組総本部を管轄する兵庫県警が「結束強化につながる」として地元神社などに集団参拝を拒否するよう要請したことが発端だが、宗教行為と暴力団排除の“両立”という課題を背負わされた形の神社関係者は「作法に従っている参拝者を拒めない」と困惑している。

 「命令ではなく、あくまで要請ですから、どう対応したものか…」

 今月20日、兵庫県警から県神社庁(神戸市中央区、約3800社)とともに暴力団の集団参拝を断るよう文書で要請された神戸護国神社(同市灘区)の関係者の歯切れは悪い。同神社は指定暴力団山口組総本部の北、わずか約200メートルにあり、最高幹部らが毎年元日に集団参拝するのが恒例となっているからだ。

 神社関係者の胸中は複雑だ。兵庫県内のある神社関係者は「作法に従って粛々と参拝しているものを拒否することはできない」と否定的な見方を示す。

 県警が受け付けないよう要請したのは、暴力団の団体名を示しての祈願祈祷(きとう)のケース。しかし神社によっては、団体名ではなく、代表者の名前を記帳する場合もあるという。仮に集団参拝を拒否するにしても、「神社の職員が(記帳した)代表者を組員と判断できるのか疑問」(東京都内の神社関係者)と問題点を指摘する声も上がっており、今後「集団参拝」の定義が議論の対象となってくる可能性もある。

 一方、暴力団抗争が激化している福岡市内の神社関係者は「一般参拝客に迷惑をかける恐れがあるため、暴力団の集団参拝は受け付けていない」という。ただし、受付時に会社名で偽装している可能性もあるといい、「外見ぐらいしか判断材料がない」と、表情を曇らせる。

 今回の要請について、全国の神社を包括する神社本庁(東京都渋谷区)は、対応を「勉強中」(担当者)の段階。暴排条例は都道府県ごとに施行され、それぞれ内容も異なるため、「神社本庁が全国向けの注意文書を作成するのも難しい」(同庁関係者)という。

 暴力団に詳しいノンフィクションライターの溝口敦さんは「神社側の見解によっては、今後、大きな問題になる可能性がある。警察に対しての立場もあるが、宗教団体としての立場もあり、神社側は迷うところだろう」と話している。

328凡人:2011/11/02(水) 09:26:56
大阪府内の衣類会社が暴力団に「戦闘服」販売「断る口実が見つからなかった」
2011.11.1 21:16

 暴力団組員が着用する「戦闘服」と呼ばれる作業着を納入し活動を助長したとして、大阪府警捜査4課は1日、府暴力団排除条例に基づき、府内の衣類販売会社に指導書を交付したと発表した。同社は「条例の施行は知っていたが、断る口実が見つからなかった」と話しているという。

 府警によると、同社は、指定暴力団山口組の直系組織に対し、十数年前から戦闘服を販売。今年4月の条例施行後も、5〜8月にかけて7回にわたり計11着(計約6万円)を販売していたという。

 戦闘服は、左胸に組の代紋が刺繍(ししゅう)され、組員が主に事務所などで着用。府警は、購入した暴力団の組長に対しても「利益供与を要求してはいけない」などとする指導書を交付した。

329凡人:2011/11/02(水) 09:28:57
戦前の「ヤクザ」を考える
藤野 裕子/早稲田大学文学学術院助教

 相撲界や芸能界に顕著なように、近年、暴力団を社会から排除する動きが加速している。その一方で、そもそもなぜ暴力団が社会に存在してきたのか、という点が問われることはあまりない。その歴史的な経緯を戦前までたどってみると、現在の私たちが抱いている、“反社会的”な“アウトロー”集団というイメージとは大きくかけ離れた「ヤクザ」の姿が浮かびあがる。

 実際、戦前の「ヤクザ」はすぐれて“社会的”で、“体制内化”された存在であった。社会面では、土木・荷役などの下層労働や芸能・相撲などの大衆娯楽を取り仕切り、民衆の生活に不可欠な役割を果たしていた。政治面でも、政党の外郭団体として組織され、政治体制のなかに組み込まれていた時期があった。

 ここでは特に下層労働・政党との関係に焦点をあてて、戦前の「ヤクザ」の役割を概観してみたい。

下層労働に根ざす
 戦前の「ヤクザ」は、土木・荷役・炭鉱など肉体労働者を多数必要とする業界において、人夫請負業者として、労働力を供給・調整する機能を担っていた(岩井弘融『病理集団の構造』、宮崎学『ヤクザと日本』)。

 たとえば土木業においては、土方部屋と呼ばれる部屋に人夫を雑魚寝させ、管理した。各部屋は、博徒のそれと同じような盃の儀式によって、親分・子分関係、兄弟関係が結ばれ、一定程度系列化されていた。請負業者の親分は、受注した工事の規模に応じて、自らの子分の部屋に下請け・孫請けをさせ、必要な人員を調達した。

 この下請け・孫請けのプロセスで中間マージンが取られたうえ、人夫に提供される部屋・食事の代金は日々の賃金から天引きされるなど、末端の人夫は著しく搾取されていた。その一方で、部屋を成り立たせるには人夫の生活を最低限保障する必要があり、気性・素行の荒い人夫たちを掌握するだけの腕力と人徳(義侠心・侠気)が親分には求められた。

 土木業界が暴力的な要素を内包した一因は、業者間で頻繁に談合が行われたことにもあった。浮沈の激しい業界ゆえに、競争入札にあたっては暴力沙汰が頻繁に起こったが、その調停を買って出る「談合屋」と呼ばれる請負業者が現れるようになった。

 その一人である河合徳三郎は、談合を調停するだけでなく、「談合破り」をする業者に制裁を加えるなどして「一種の警察権」を持つようになり、大正期には業界を取り仕切るようになったという(『日本土木建設業史』)。談合がまとまりにくい場合にはすぐれた調停能力を発揮する河合は、煙たがられつつも、土木業界に不可欠な存在であった。

 ちなみに、河合は1920年代以降、映画配給会社・製作会社を設立し、娯楽産業にも進出していく(本庄慧一郎『幻のB級!大都映画がゆく』)。
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330凡人:2011/11/02(水) 09:29:35
議会政治の進展のなかで
 このように下層労働の親分は、動員力、調停力、そして暴力に長けていた。この親分の能力は、大正期に政党政治が進展するなかで政治的な価値を帯びるようになり、親分と政党とが急速に接近する事態が生じた(Eiko Siniawer, Ruffians, Yakuza, Nationalists)。

 その一つが、大正赤心団・大日本国粋会・大和民労会など、土木請負業者・博徒からなる政党傘下の政治団体の結成である。政友会の傘下にあった前二団体は、原敬内閣期に活発化した普通選挙運動を妨害し、労働争議に暴力的に介入するなど、政党が直接に手を下せないような“治安維持”活動を行った。先に触れた談合屋の河合徳三郎も、大日本国粋会の結成時には中心人物の一人として参画している(のちに脱退し、非政友会系の大和民労会を新たに結成する)。

 もう一つは、親分議員の登場である。1915年には福岡県若松の仲仕業の親分吉田磯吉が憲政会から、1930年には山口県下関の親分保良浅之助が政友会から支援を受け、衆議院議員選挙に当選した。選挙権が拡張されるなかで、政党にとって、下層労働の親分の持つ人的ネットワークや調停力が貴重な政治的資源となった証といえる。河合徳三郎も、国政選挙にこそ落選したが、1928・1932年に東京府会議員選挙で当選を果たしている。

“暗部”から近代を問い直す
 このように、戦前の「ヤクザ」のもつ親分・子分の結合関係や暴力性は、資本主義や民主主義の進展と不可分に発達したのであり、民衆の生活世界に根ざすとともに、政治権力によって承認されてもいた。こうした労働・政治との結びつきは戦後になって否定され、「ヤクザ」は反社会的なアウトロー集団としての暴力団へと変貌することになる。

 従来の歴史研究は、戦前の「ヤクザ」を“封建的”“反動的”と見なして、その政治的・社会的な役割を十分に明らかにしてこなかった。近代化を支えた“暗部”を考察の正面に据え、近代日本の政治・社会の歩みを今一度問い直す作業が、歴史研究の重要な課題といえる。その作業は、たんに暴力団の前史を解明するというだけでなく、暴力団を排除しようとする現代社会の成り立ち方を理解するうえでも、重要な意味を持つはずである。

 早稲田大学では、11月12日に講演+シンポジウム「〈日本〉都市の制度と社会・文化−「股旅もの」「ヤクザ」「不良少年」からの検証−」が開かれる。特に第Ⅱ部のシンポジウムでは、日米の歴史研究者が、戦前日本の「ヤクザ」「不良少年」「下層労働」について、政治・社会・文化の観点から多角的に議論する。“暗部”から近代を問う一歩となるだろう。

講演+シンポジウム「〈日本〉都市の制度と社会・文化−「股旅もの」「ヤクザ」「不良少年」からの検証−」
主 催:早稲田大学国際日本文学・文化研究所
日 時:2011年11月12日(土) 13:30〜17:30
会 場:早稲田大学戸山キャンパス36号館581教室

第Ⅰ部 講演―文学・映画からの接近
「股旅ものの戦後史―移動する孤立者、または夢の移動」
高橋敏夫(早稲田大学文学学術院)
「やくざ映画と戦後―『仁義なき戦い』と原爆の記憶」
一木 順(筑紫女学園大学大学院)
第Ⅱ部 シンポジウム―歴史学からの解明 *使用言語は日本語です
「不良少年と近代東京の都市空間」
デビッド・アンバラス(ノースカロライナ州立大学)
「戦間期におけるヤクザの“政治参加”―近代・制度の検証」
エイコ・マルコ・シニアヮー(ウィリアムズ大学)
「戦前の都市下層労働と任侠文化」
藤野裕子(早稲田大学文学学術院)
ディスカッション「近代日本都市の制度と社会・文化」
デビッド・アンバラス+エイコ・マルコ・シニアヮー+藤野裕子
シンポジウム趣旨文・詳細(PDF)

【連絡先】早稲田大学国際日本文学・文化研究所
東京都新宿区戸山1−24−1 電話03−5286−3711 Email wijlic@j-lit-cul.com

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331凡人:2011/11/06(日) 11:44:20
偽造印紙 元組員ら逮捕 背後に密輸組織か
2011年11月6日 07時08分 東京新聞

 偽造された収入印紙を換金して現金をだまし取ったとして、愛知県警捜査二課と名古屋・中村署などが、指定暴力団山口組系暴力団の元組員ら三人を、詐欺と印紙犯罪処罰法違反(偽造印紙使用)の疑いで逮捕していたことが分かった。一部は既に起訴されている。似た偽印紙はことし五月以降、愛知や東京、神奈川、千葉など十四都府県で見つかっており、県警は背後に大掛かりな偽造密輸組織があるとみて、全容解明を急いでいる。

 逮捕されたのは、元組員の粕谷裕二被告(37)=名古屋市東区=ら三人。起訴状によると、粕谷被告は八月、名古屋市内のリサイクルショップなど三店で、額面一万円の偽印紙五百十五枚を換金し、四百七十一万円をだまし取ったとされる。

 日本チケット商協同組合(東京)によると、この事件に先立ち、関東や中部、関西、東北、九州地方の金券ショップに五月、一万円の偽印紙が計千五百六十枚持ち込まれ、七十枚が実際に換金された。このうち名古屋市中村区では五月に千枚が持ち込まれ、通報で駆け付けた中村署員が換金前に押収した。

 組合は加盟店に注意を呼び掛けたが、リサイクルショップは加盟店ではないため「把握できていない被害はもっと多いはずだ」(組合)という。愛知県警とは別に、熊本、福岡、秋田県警なども換金役を逮捕しており、複数のグループが全国で数億円分を売りさばいていた可能性がある。

 偽物は本物と比べてざらつき、ブラックライトを当てた時の反射も弱いが、見た目は精巧。愛知県警は、海外で造られて密輸されたとみている。

332凡人:2011/11/06(日) 15:03:17
元東京勤務の警察官が語る暴力団との闘い
CLOSE-UP: Kiyoshi Nakabayashi

Ex-Tokyo cop speaks out on a life fighting gangs — and what you can do
By EDAN CORKILL
Japan Times Staff writer
Sunday, Nov. 6, 2011

Kiyoshi Nakabayashi well remembers how, when he was a high school student in the late 1950s and early '60s, newspapers were full of stories of violent gang wars being fought out openly on the streets of Tokyo.

PHOTO = Hands-on approach: Retired senior policeman Kiyoshi Nakabayashi discusses his career and Tokyo Metropolitan Government's new antigang ordinances at the office of the National Center for the Elimination of Boryokudan, where he is now an adviser. YOSHIAKI MIURA PHOTO

Most Japanese reacted to those brazen displays of violence with mute fear or, perversely, thrilled admiration. Nakabayashi's reaction was different. "Like a doctor treats a sickness," he says, he wanted to cure society of its ills.

So, immediately after he graduated from high school in his native Nagano Prefecture, he went to Tokyo and signed up with the Metropolitan Police Department.

It was in 1963, a year after Nakabayashi joined the police force, that the gangs — known in popular culture as the yakuza, but to officialdom as bōryokudan (violent groups) — reached a peak in their combined membership. It's estimated they then numbered more than 184,000.

Since then, the officially estimated number of gang members nationwide has been in a more or less steady decline. In 2009, the last year for which figures are available, the total gang membership hit 80,900 — but that decrease has done little to slow the regular drumbeat of murders, robberies, extortion, blackmail, fraud and other crimes that at regular intervals explode into very public scandals and remind Japan's regular citizens of organized crime's continuing role in society.

Recently, however, efforts to curb gang activity have also made the headlines. One month ago, Tokyo and Okinawa became the last of Japan's 47 prefectures to enact ordinances prohibiting, among other things, the payment by companies or businesses of any monies or other remuneration to the gangs. It's always been illegal to extort. Now it's illegal to pay an extortionist, too.

One person who welcomes the new regulations is Nakabayashi, who never forgot that it was a desire to deal with the gangs that set the trajectory for his near half-century career in law enforcement.

Patrol officer, detective, sergeant: The physically imposing yet flawlessly professional Nakabayashi flew up the police ranks. By the age of 26 he had been transferred to the department responsible for dealing with organized crime. He retired from the force in 2003, having risen to be head of that department's division dealing with Japanese organized crime.

Nakabayashi agreed to talk to The Japan Times about his career because he believes passionately that the only true way to solve the problem of the gangs is to change the consciousness of the public.

Japanese people, he says, have to shake off a mindset that tends toward resignation in the face of difficulties and a fear of being shamed, especially in public. This mindset, he believes, is the true lifeline of the gangs. But he thinks the new ordinances are a step in the right direction.

After retiring, Nakabayashi worked for several years at the government-mandated National Center for the Elimination of Bōryokudan ("Bōtsui Center"), which maintains a national network of facilities — at arm's length from the police force — aimed at encouraging people who have fallen victim to the gangs, or worry that they might, to seek help.
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333凡人:2011/11/06(日) 15:04:36
PHOTO = Strong arm of the law: Kiyoshi Nakabayashi's physical stature, which he honed through years of judo training in his teens and 20s (above), was one of the reasons he was transferred to the organized-crime department of the Tokyo police force. Below: He is seen standing outside the force's former headquarters in the central Kasumigasaki district around 1973. PHOTOS COURTESY OF KIYOSHI NAKABAYASHI

Now 67, Nakabayashi currently serves as an adviser to the Bōtsui Center. It was in their office in Tokyo's Bunkyo Ward that he sat down last week to speak with The Japan Times.

Why did you want to join the police?

I was in high school during the postwar period of rapid economic development, around 1960. I thought a lot about what I should do, whether I should go to university or not.

The newspapers were full of stories of gang wars — shootouts in broad daylight and so on. We were told it was the period of "postwar peace," but domestically, Japan was at war, and that left a deep impression on me. I decided I wanted to do something to fix the illness that was afflicting society — like a doctor. I became interested in the police force and their gritty detectives who were standing up to the gangs.

At the same time, the student movements were beginning, so I didn't think I could learn anything at university. The police force, which in Tokyo was working to ensure the safety of that massive metropolis, was the "university" for me.

You graduated from high school in Kiso, Nagano Prefecture and then you came to Tokyo to join the force.

That's right. I went through the initial training and started working here.

Was the job what you expected it to be? You joined in 1962, two years before the Tokyo Olympics.

Yes, it was an extremely tense period. Establishing order in Tokyo was paramount. And of course, a key part of that was dealing with the gangs. They had taken advantage of the confused postwar situation and in 1963, a year before the Olympic Games, they hit the peak of their membership — about 184,200.

And yet there were problems in the police force, too. In 1963, there was the infamous "Yoshinobu Incident," in which a 4-year-old boy was abducted. The police messed up the early phases of the investigation and ended up going to pay the ransom — but then letting the criminal escape. They caught him two years later and discovered that the boy had actually been killed soon after being abducted. This was a huge scandal. Calls were made for the whole force to be overhauled and bolstered.

I was a new patrolman at the time, but as a result of that upheaval I was sent to detective school when I was just 22.
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334凡人:2011/11/06(日) 15:05:26
What did you learn there?

That the Yoshinobu Incident failures should never be repeated. They lectured us on carrying out investigations as part of a team; how to think as a team. They talked about developing an instinct for detective work; how to project authority; how to place yourself in a position of superiority over someone — and how dedication, sincerity and strength of will are essential. Those are the qualities you need when you confront a suspect or a bad person, and they are also essential in gaining the trust of a victim or an informant. If you can achieve that state of mind, then the details fall into place.

What was your first posting after you became a detective?

I went to a suburb out near Kichijoji, which at the time was like many developing areas in that it combined the elements of a dormitory town with an entertainment district near the train station.

We had to do everything, but the most common trouble was street violence — the bōryokudan were everywhere. Of course, there were also robberies, fraud, youth crimes and so on. But I came to realize that the people pulling the strings were the bōryokudan. They bought the stolen goods and they organized the youths into gangs.

You saw how their system worked?

That's right. And the next step in a police career is to become a sergeant. There was an exam, and I passed when I was 24. I was posted to a different station, and when I arrived there the chief of the detective section was waiting. "Oh, this guy's big, and he looks earnest and capable. He can do bōryokudan!" he said.

PHOTO = Sharing the load: "A healthy society is a safe society," Kiyoshi Nakabayashi says, explaining that the cooperation of all citizens is necessary to eliminate the yakuza. YOSHIAKI MIURA PHOTO

And that was fine by me except that in this particular suburb, the bōryokudan were very powerful — they would march right into the police station and shout at the chief. I won't name the station now, but it was really rough.

We soon realized that the best weapon we had against the bōryokudan was to prosecute them for gambling (which is illegal in Japan except under highly restricted conditions).

Gravel-making was an important industry in that area. It was necessary for making concrete, and with the building boom the stuff was like diamonds. People were needed to make the gravel, as well as to be drivers, middlemen and dealers. And then there were executives from local companies and shop-owners, and every night they'd gamble at illegal dens. So we went after them.

Exactly how did you do that?

At the time, the usual approach was to try to catch people in the act of gambling, but we focused on past offences. The idea was to build up evidence, then obtain a warrant and make the arrests.

We'd identify the den operators — the bosses — and the fixers who set up the venues. We'd investigate the gambling clientele. And, to avoid prosecuting the wrong people, we'd check up on alibis, investigate movements of funds in bank accounts, identify the hotels and houses where gambling took place — all the details. The better the initial investigations, the easier it was to join the dots and make the arrests.

But, actually, in the middle of doing this kind of work I started pushing myself too hard and eventually got very sick, with a really high fever. My wife was so shocked that she insisted we went to a large hospital. They had an internal medicine specialist and he decided I should be hospitalized. It was a sudden inflammation of the kidneys, and if it had become chronic, I could have died. I was stunned, because I thought I was very healthy, doing judo and all.
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335凡人:2011/11/06(日) 15:09:36
They didn't have any medicine for it back then, so I just had to stop eating any kind of salt and rest. After a really tough month, my condition improved and I was moved into a large ward.

PHOTO = Action men: Police officers take part in a training exercise held to coincide with the Oct. 1, 2011, adoption by Tokyo Metropolitan Government of new antigang ordinances. KYODO PHOTO

I ended up becoming like the ringleader of the eight patients there, and I instituted a rule that we all laugh at least twice a day. Three months later the doctor congratulated me. Our ward had the highest recovery rate, he said, because I had made everyone laugh!

I've made a slight digression there, but I did that for a reason. I came to realize that an illness is not something a doctor fixes. First and foremost, patients themselves have to fix it. The key to a patient's success in doing this is the strength of their relationships — family, wife, children, parents, boss at work, seniors, colleagues. If you think a doctor and medicine alone will cure an illness, then you are making a big mistake.

So the most important "medicine" is the strength of your relationships and how you can draw on those, your mental state — the same qualities that make a good detective. For example, I think that experience taught me how to communicate with people in a way that encourages them to open up, and that was important.

How old were you when you got sick?

It was 1971. I was 26, and it was a year after I got married.

Did you return to the same police station after you left hospital?

Before getting sick, I had been going after the gamblers and so I had started working with key members of the police force's organized-crime department. After getting out of hospital, that was where I went back to.

Please describe the historical background of the bōryokudan.

The term "bōryokudan" itself didn't start being used until around 1960, but their DNA can be traced back to the end of the Edo Period (1603-1867) — the time of gambling and "heroes of the common people," like the famous (rice dealer turned gambling magnate) Shimizu Jirocho (1820-93).

Back then, power meant financial strength; the ability to command loyalty and settle disputes.

Gambling was permitted in shrine and temple grounds as long as a fee on winnings was paid to those shrines and temples. As the success of the silk industry introduced a cash economy into rural areas, it became more popular. Gambling operators established their own exclusive zones and hired thugs to keep rivals out. The gambling operators got rich and could start offering loans and, often, they presented themselves as saviors of the financially disadvantaged.

At the same time, a tradition was established at the start of the Edo Period by the first Tokugawa Shogun, Ieyasu, because he believed the best way to keep a lid on dissent was to use local strongmen. And so power gradually became concentrated in the hands of gambling operators. They even took on the role of law enforcement.

The other factor in the development of the gangs was the period of confusion after World War II, with the emergence of black markets and so on. That was when today's prominent groups all achieved their current states. Of course, the police force was under the control of the GHQ (the headquarters of the Allied Occupation from 1945 until it ended in 1952), so it was toothless.
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336凡人:2011/11/06(日) 15:10:40
And then the bōryokudan went and started having gang wars among themselves. And the more they did that, then the more their image of power and menace grew and, often, young people were attracted to that.

Describe the work involved in pursuing bōryokudan. What did you do in the organized-crime department?

It's 80 percent investigation, 20 percent arrests and prosecutions. An important thing is not to get too focused on just one aspect. You should have a broader approach and pursue about two or three angles at a time. And you need to work as a team, you need to build up a picture from what all the team members can see.

When an incident occurs and the whole team kicks into action, then you compress about a year's worth of a suspect group's activity into an hour. Nowadays there are computers, so you can input all the information you have — connections, the money trail, movements, cars, recordings of phone calls — into a database and then you can see the whole pattern of an individual's actions. That becomes the foundation, and then you can say: "OK, this is what we know now. This is what we need to find out."

When was the time you felt most afraid for your personal safety?

I never did. Even when I went into a situation where there were guns, where the boss might be crazed and on drugs, there was no fear. In those situations, you focus your whole mind on two things: ma'ai (spacing, or distance) and timing.

PHOTO = Not welcome: A sign on the perimeter of the Tokyo Sky Tree site advertises the commitment of all the construction companies involved to ensuring no yakuza involvement in the project. YOSHIAKI MIURA PHOTO

Even after I started overseeing those kinds of operations, I remember that it was always the same. Once you've gained confidence with ma'ai and timing then the fear goes away.

Ma'ai is the distance, both physical and mental, between yourself and the other party. And then there is the timing — to make sure you don't unintentionally burst in on them. For the most part, bōryokudan members won't set out to do anything to a police officer. The cases where officers have been killed are generally when the bōryokudan members didn't intend it, but circumstances prompted desperate measures.

The situation where bōryokudan really are scary, however, is when they become what in medical terms you might call a cancer. When you can't see what they are doing, because they are using third parties and youths for their own gain; when they start to create systems that feed them funds indirectly, then that is dangerous.

What was the most satisfying moment in your career?

There was one incident, a really big incident that turned into a big scandal. I won't mention the names of the companies now, but it involved bid-rigging in the construction industry.

Bōryokudan and sōkaiya (people or groups paid to disrupt shareholder meetings, annual general meetings and suchlike) found out about the bid-rigging and the head of one company in particular, who was scared of them making that information public, paid them off. Of course, it just got bigger from there.

Next they came around threatening to reveal to shareholders that he had somehow generated funds to pay them off.
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337凡人:2011/11/06(日) 15:11:17
The deeper he was drawn in, the more difficult it became for him to talk. This is an example of how the Japanese culture of shame can really have a negative effect. Anyway, our aim was to pursue an extortion case against the bōryokudan and sōkaiya.

The problem was that in order to make a blackmail case in Japan, you need the victim to file a complaint. That meant that the bid-rigging and the payments would come to light. Public trust in the company will be jeopardized.

And so we had to convince the company heads to talk. Over and over again, we had to assure them that we would guarantee their safety, protect the witnesses, the individuals. Eventually, the top of one company made a brave decision — he filed the complaint — and thanks to that, we were able to take down the entire network.

The company head acknowledged that he had panicked when he initially gave in to the bōryokudan. So, the most satisfying moment for me was when he said to me: "We were totally under their spell. And because you gave us the courage to shake off that spell, our company exists to this day."

In that case, I got him to talk, but the problem remains: Without a complaint, the police can't make a case. But these new ordinances go a ways to rectifying that situation (because paying an extortionist is itself now punishable).

Tell me about the new antigang ordinances.

Well, as of now every prefecture has such ordinances. They essentially impose an obligation to make an effort. We detectives used to say, "Please do this. Please tell us if this or that happens. You're not allowed to do this."

Now the regulations are saying that this is what we are all going to do. And if you don't fulfill your obligation, and you permit some sort of benefit to accrue to a bōryokudan — if you sell them office space or something — then you are going to pay a penalty. You won't get fined immediately, but you will be warned, and if you don't heed the warning, then we will make it known publicly what you are doing.

Your company will then lose the trust of the public, banks won't lend you money, your company will go bankrupt. You will be punished.

Will the ordinances not impinge on the ability of bōryokudan members to live in society as individuals? What if they take their family to a shop or a restaurant?

PHOTO = Take down: Officers foil a mock assassination attempt in a training exercise. KYODO PHOTO

The regulations are aimed at preventing acts that benefit bōryokudan as organizations.

Their key role is to eliminate uncertainty, so that all members of society can pro-actively try to protect the safety and peace of their lifestyles.

For example, in a situation where you suspect a person might be a bōryokudan member, your obligation is now to try and find out — your local Bōtsui Center or the police will help you. That way, the old reactions of just resigning yourself to victimhood, of giving in to fear and uncertainty will disappear.
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338凡人:2011/11/06(日) 15:12:37
Getting back to your question: If a bōryokudan member takes his family to a restaurant, then I don't think it could be argued that that activity is providing a benefit to the bōryokudan as an organization.

But, if the boss of a group and all his underlings head off to a restaurant together and they stand up and go, "Hey, kanpai (cheers)!" then, yes, that activity could be interpreted as contributing to the power of the group, and thus the operator of that restaurant could be in trouble.

It seems the ordinances are focused on non-bōryokudan members who intentionally or not come into the bōryokudan orbit. Could lawmakers not make more laws that focus directly on the bōryokudan?

Hmm. You're right. But recently there have been efforts made in that direction. For example, the recognition of employer responsibility was particularly significant. That is, if an underling commits a crime then the boss can be held responsible for it.

Do you mean the 2004 decision?

Yes. It was a decision of the Supreme Court. That prompted big changes to be made to the Act on Prevention of Unjust Acts by Organized Crime Group Members. It also had a big influence on civil law too, as victims could then start pursuing damages cases all the way to the tops of those organizations.

As a police officer, did you ever wish there were more robust laws to prosecute bōryokudan?

I really think things are heading in the right direction now. Sure, you could make a law, but the moment you do that then you enter the realm of interpretations and limited definitions and judicial precedent. What's necessary is a change in the consciousness of the public.

Also, these recent ordinances are not an isolated measure. In June 2007, the government established the "Guidelines to enable companies to prevent damages caused by antisocial forces." Those don't have the force of law, but they do allow the government to exert pressure on the corporate sector.

The guidelines recommend that companies establish departments designed specifically to deal with unlawful requests from bōryokudan, and also that they include bōryokudan exclusion clauses in all their contracts (so if they discover after signing a contract with a company that it did have bōryokudan connections, they will be able to dissolve the contract).

Every industry has a regulatory authority within the government, and so the government is able to exert pressure on those who don't comply.

If you just said, "Let's exterminate the bōryokudan," and made a law to that effect, then it wouldn't work. First of all you need the public to cooperate, you need to strengthen the private business sector. The guidelines, and now the ordinances, are leading people in the right direction.

Are there any industries that will find it particularly hard to follow the ordinances?

Well, regarding the construction industry and the financial industry, efforts to eradicate the influence of the bōryokudan are really accelerating. In 2006, of course, the government decided to exclude bōryokudan or related groups from any public projects.

In the financial and real estate sectors, the guidelines are having an effect.

One area of concern is the operation of local festivals. The bōryokudan connections there go way back, and those areas lack coordination. But, the ordinances of course include festival operation, and in places like Ehime Prefecture (in Shikoku) they are already being utilized.
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339凡人:2011/11/06(日) 15:14:45
PHOTO = No shame: Nakabayashi urges a Tokyo audience to talk to authorities about any problems they encounter with gangsters.

How about the entertainment industry? Will there be further noticeable changes to prominent television shows?

I wonder. If a broadcaster ascertains particular information about people on their shows, if they ascertain that influences are in play, then they will have to make a decision.

The talent agencies, too, are going to have to follow the guidelines and ordinances.

What is your advice for individuals who fear falling victim to bōryokudan?

If you're unsure, then from that moment, that moment of uncertainty, you should visit your local Bōtsui Center. The Bōtsui Centers are recognized by the National Public Safety Commission. They are manned by former police officers and others who have extensive experience dealing with bōryokudan.

The centers can recommend lawyers for civil cases, too. And we conduct training for business owners and corporations.

You mentioned that the existence of bōryokudan was a reason you joined the police force. What is the ultimate goal in dealing with the gangs?

One of the goals is a healthy society. That is the purpose of the recent ordinances. It's important not to lose sight of this.

What does it mean to have a healthy society? What it means is that you make a society in which people are not afraid of the shame that comes with admitting mistakes or dubious behavior, so feelings of guilt don't turn inward and turn into secrets.

That's the kind of thing the bōryokudan feed on, that is what makes them strong. The more you turn inwards, the more you need to put a lid on things, the worse things become.

And a healthy society is a safe society, as there is no gap between appearance and reality. If that happens, then the bōryokudan will become isolated, they will lose access to funds and they will disappear.

And of course, to achieve that we need to reintegrate former gang members into society. We need to work with the correctional facilities, prison councilors and public job-placement agencies.

The gangs reached their peak just one year after you joined the police force. Compared to then, how close is Japan now to realizing a "healthy society"?

Well, the ordinances are the latest indication of the seriousness with which society as a whole is trying to sever relations with the bōryokudan. The open gang warfare has obviously stopped. You don't see gang members parading through the streets like you used to. In those ways, things are a lot better than they used to be, and recent regulations and ordinances are heading in the right direction.

But, as I mentioned, bōryokudan are starting to become more sophisticated in their use of periphery organizations and companies, so now is not the time to drop our guard.

The website of the National Center for the Elimination of Bōryokudan is at www1a.biglobe.ne.jp/boutsui/.
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340凡人:2011/11/07(月) 10:40:15
逮捕監禁と恐喝未遂容疑で組員ら3人逮捕 京都
2011.11.7 02:19

 府警組対2課と田辺署は6日、逮捕監禁と恐喝未遂容疑で指定暴力団山口組系組員、佐山正彦容疑者(46)=京田辺市興戸塚ノ本=ら男3人を逮捕した。同署によると、佐山容疑者は容疑をおおむね認めているが、2人は否認している。逮捕容疑は昨年3月26日夜、大阪市中央区の路上で知人男性(28)=同区=を乗用車内に連れ込み、車内で殴ったりけったりした上、京田辺市内の暴力団事務所に約11時間監禁し、現金200万円を脅し取ろうとしたとしている。

341凡人:2011/11/09(水) 03:14:57
地面師?元組幹部ら3人逮捕
(2011年11月9日00時51分 読売新聞)

 元暴力団幹部らが他人の住民票を勝手に異動したとされる事件で、警視庁は8日、元山口組系暴力団幹部・北村信被告(52)(有印私文書偽造・同行使罪などで公判中)ら3人を電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑などで逮捕した。

 発表によると、北村被告らは2008年8月中旬、長野県栄村役場で、東京都杉並区の無職男性(82)に成り済まし、同村に転入したとする虚偽の住民異動届を提出した疑い。同庁は、北村被告らが印鑑登録証明書を入手し、男性が所有していた中央区の宅地などを乗っ取ろうとしたとみている。



他人の住民票無断で異動容疑、元組幹部ら逮捕へ
(2011年11月8日15時20分 読売新聞)

 他人の住民票を勝手に異動させた疑いが強まったとして、警視庁は8日午前、元山口組系暴力団幹部の男(52)(有印私文書偽造・同行使罪などで公判中)ら3人について、電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑などで取り調べを始めた。

 容疑が固まり次第、逮捕する。男らは住民票を移したうえで、不動産取引に必要な印鑑登録証明書を入手しようとしていたといい、同庁は、不動産を乗っ取ろうとした疑いもあるとみて、捜査している。

 捜査関係者によると、男ら3人は、東京都内の男性に成り済まし、無断で住民票を移す手続きをした疑いが持たれている。

 この男性は東京都内に土地と建物を所有しており、同庁は、男らが住民票を異動させて新たに男性名義の印鑑登録証明書を入手し、不動産の所有権を不正に移転しようとしていたとみている。

342凡人:2011/11/09(水) 03:15:33
弘道会系暴力団組長を逮捕…1億円恐喝未遂容疑
(2011年11月7日20時30分 読売新聞)

 男性から現金約1億円を脅し取ろうとしたとして、警視庁は7日、指定暴力団山口組弘道会系暴力団組長・余嶋学容疑者(45)(神戸市須磨区)と、韓国籍の自称元山口組系暴力団組員・金明国容疑者(59)(同)を恐喝未遂の疑いで逮捕した。

 同庁は今後、弘道会の関与についても捜査を進める方針。

 発表によると、余嶋容疑者らは今年5月下旬、東京都内の喫茶店などで、輸入雑貨販売業の男性(48)に対し、男性の知人が賭博で借金があるなどと因縁をつけ、「借金はお前が払え」などと脅し、約1億円を脅し取ろうとした疑い。2人は容疑を否認しているという。

343凡人:2011/11/10(木) 10:06:55
野球賭博の疑いで山口組系幹部ら逮捕 奈良県警
2011.9.3 21:01

 今夏の全国高校野球選手権大会や米大リーグなどの試合で野球賭博をしたとして、奈良県警組織犯罪対策2課などは3日、賭博開帳図利容疑で福岡市博多区東光寺町の無職、竹田智子容疑者(41)を、単純賭博容疑などで山口組系暴力団幹部の松岡伸和容疑者(49)=奈良県香芝市瓦口=ら4人を逮捕したと発表した。

 逮捕容疑は8月8〜14日、第93回全国高校野球選手権大会などで竹田容疑者が賭博を開き、松岡容疑者らが1口1万円で勝利チームを予想する賭博をしたとしている。同課によると、竹田容疑者はプロ野球や米大リーグの試合でも賭博を開いていたといい、松岡容疑者らから計95口を受け付けていたという。

344凡人:2011/11/10(木) 10:12:53
野球賭博の疑いで4人逮捕、賭け金月計約8700万円 京都
2011.11.9 21:25

 京都府警組織犯罪対策2課は9日までに、野球賭博をしたとして、常習賭博の疑いで石油販売会社社長鈴木一彦容疑者(46)=名古屋市東区泉1丁目=ら客の男4人を逮捕、賭博開帳図利の疑いで指定暴力団山口組系幹部山岸澄雄容疑者(40)=京都市山科区北花山大林町=を指名手配した。

 同課によると、賭博は1口1万円で高校野球やメジャーリーグなどの試合の勝敗をめぐって行われた。十数人の顧客がいたとみられ、賭け金の合計は約1カ月で約8700万円に上った。

 山岸容疑者の指名手配容疑は7月下旬から8月下旬、野球の試合の勝敗を予想させ賭けをさせた疑い。客4人の逮捕容疑は顧客として賭けをした疑い。

345凡人:2011/11/10(木) 10:13:32
暴力団ダメどすえ、京都府警が祇園・木屋町で舞妓らに呼びかけ
2011.11.2 12:15

ボランティアから注意喚起を促すチラシを受け取る舞妓=京都市東山区

 みかじめ料など暴力団の不当な行為による被害を未然に防止しようと、京都府警組対1課と京都有数の繁華街、祇園・木屋町エリアを管内に持つ東山、五条両署は、一帯の飲食店などを訪れ、暴力団排除を呼びかけた。

 4月に施行された府暴力団排除条例を受けて実施。条例では、祇園・木屋町エリアを特別強化地域に指定し、みかじめ料の支払いや暴力団関係者の雇用を禁止している。

 この日は地域のボランティアも参加。飲食店経営者や舞妓(まいこ)に条例に違反した場合の罰則などが記されたチラシを配布した。府警は「今後も祇園・木屋町エリアの暴力団の資金源を絶ち、市民に及ぶ悪影響を一掃したい」としている。

346凡人:2011/11/10(木) 10:14:05
暴排条例違反の山口組顧問を略式起訴
2011.11.7 20:35

 大阪府暴力団排除条例が禁止している区域に暴力団事務所を構えたとして、大阪区検は7日、同条例違反の罪で、指定暴力団山口組顧問で、直系組織「章友会」の朴泰俊(ぼくたいしゅん)(通称・石田章六)会長(78)=同府箕面市坊島=ら3人を略式起訴。大阪簡裁は同日、罰金50万円の略式命令を出し、朴会長らはいずれも即日納付した。

 起訴状などによると、朴会長らは今年10月、大阪市北区で、保育所から200メートル以内に同会の暴力団事務所を移転、開設したとされる。

347凡人:2011/11/10(木) 12:29:44
無許可で墓地を造成、販売 容疑の暴力団組幹部と僧侶ら3人を逮捕
2011.11.10 11:07

 無許可で墓地を造成、販売したとして、埼玉県警生活環境2課と春日部署は9日、墓地埋葬法違反(墓地の無許可経営)の疑いで、越谷市下間久里、指定暴力団住吉会系組幹部で無職、石堂信幸容疑者(43)▽春日部市新川、無量院住職、床井智(ち)弘(こう)容疑者(63)▽同市中央、石材店社長、篠田昭(しょう)慶(けい)容疑者(59)−の3人を逮捕した。

 県警によると、墓地埋葬法違反での摘発は県内では初めてで、全国でも極めて珍しいという。

 生活環境2課などの調べでは、3人は共謀の上、春日部市神間の農地(約2090平方メートル)を、市長の許可を得ないで545区画の墓地として造成。今年3月ごろから7月ごろまでの間、「春日部神(かん)間(ま)やすらぎ霊園」の名称で、永代使用料などを明記した新聞折り込みチラシを複数回にわたって市内外に頒布したほか、4人に対して4区画を計約220万円で販売した疑いが持たれている。

 生活環境2課などによると、石堂容疑者は平成20年ごろ、春日部市神間の共同墓地の隣に残土が捨てられていることに目をつけ、共同墓地を拡張する名目でそこに新たに墓地を造成することを計画。春日部市から農地転用許可を受けた上で床井容疑者らとともに墓地として造成、無許可で16区画を計約890万円で販売していたという。

 春日部市からは再三にわたり墓地の販売停止などの指導を受けたが、無視し続けたため市が5月に春日部署に告発していた。生活環境2課などでは、詐欺容疑なども視野に捜査する方針。

 近隣住民によると、2年前ごろから墓地を作るという話が持ち上がり、説明会が1度行われたという。近くに住む女性(57)は「地元の人は先祖代々の墓があるのに、なぜ新しく作る必要があるのか不思議に思った」と話していた。

348凡人:2011/11/11(金) 20:10:58
少年院出院後 4割が再犯 3割は暴力団に加入
2011年11月11日 夕刊

 少年院収容者の出院後の動向をたどった追跡調査で、二十五歳までに罰金以上の刑事処分を受けた元収容者が約四割に上ることが、十一日公表された法務省の二〇一一年版犯罪白書で分かった。

 少年院元収容者の動向は、少年による再犯の実態について集計した初の調査。白書ではこのほか「約三割が出院後に暴力団に加入」「非行や犯罪を思いとどまる最大の要因は家族」といったデータも明らかになった。

 追跡調査とは別の全体の統計でも、過失による交通事故を除く「一般刑法犯」で検挙された少年のうち再犯者が占める割合は31・5%で、記録が残る一九七五年以降最高だった。

 白書によると、〇四年一〜三月に少年院を出院した十八〜十九歳の男子六百六人と女子三十八人について、二十五歳になるまでの動向を調査。再犯によって受けた刑事処分は、実刑が15・1%、執行猶予付き有罪が15・2%、罰金が8・2%だった。

 六百四十四人のうち、再犯の背景などを把握できた百八十九人について調べたところ、五十八人が暴力団に加入していた。

349凡人:2011/11/12(土) 08:18:55
暴対法:改正案、企業襲撃へ対応 「特に危険な暴力団」指定
毎日新聞 2011年10月13日 東京夕刊

 警察庁は、暴力団対策法の一部改正案を来年の通常国会に提出する方針を固めた。企業への襲撃を繰り返す暴力団を新たに「特に危険な暴力団」として指定した上で規制の対象とし、企業周辺の徘徊(はいかい)を禁止する条項を盛り込むことなどを検討。学識者らでつくる有識者会議の意見を聞き、年内にも骨格をまとめる。【鮎川耕史】

 暴対法の改正は5回目。暴力団排除条例が全都道府県で施行され、暴力団との関係を断つ動きが広がる中、それを阻もうとする暴力団側の不当要求や報復から市民や企業を守ることが規制強化の狙いだ。

 新たな規制は、凶器を使用する暴力行為を企業に対して繰り返している暴力団が対象。こうした暴力団を「特に危険な暴力団」として指定し、構成員が被害企業の周辺を徘徊する行為などを禁止するほか、暴力団事務所の使用を制限することなどを想定している。

 企業襲撃の実行犯が検挙されていないケースでも、捜査資料などから特定の暴力団の関与が明らかな場合は指定可能とする方針だ。具体的な指定の要件については、有識者会議の意見も踏まえて議論を進める。

 また、暴力団同士の対立抗争で市民が巻き添えになるのを防ぐため、抗争を続けている暴力団の構成員に対し、抗争相手の居宅や療養先の病院の周辺に近づくことの禁止も検討する。

 暴力団事務所の使用差し止め請求訴訟を住民が起こそうとする際、暴力団側からの嫌がらせを恐れて断念する事態を避けるため、暴力団追放を推進する団体(暴力追放センターなど)が訴訟を代行するしくみも導入する方針だ。

 有識者会議は刑法や行政法の学者、弁護士、企業団体の代表ら13人で構成し、28日に初会合を開く。

 ◇抗争や襲撃、九州で激化−−「抜本的改正」を福岡県が要請
 暴力団対策法改正の背景には、九州などで暴力団の対立抗争や企業襲撃が激化していることがある。警察庁によると、暴力団によるとみられる企業に対する加害行為は今年上半期(1〜6月)に20件発生し、前年同期を11件上回った。拳銃や火炎瓶などが使われた事件は12件で、うち10件が福岡県、2件が佐賀県で発生している。

 九州北部では、道仁会(福岡県久留米市)と九州誠道会(同県大牟田市)の対立抗争が深刻化。警察庁によると06年5月以降、両組織の抗争によるトラブルは39回に及び、死者は12人に上った。

 福岡県は今年4月と8月の2回、暴対法の「抜本的改正」を警察庁に要請した。今回の改正で、企業襲撃や対立抗争に関与する暴力団への規制を強化するのは、この要請の影響が大きい。警察幹部は「暴力団排除条例の施行で暴力団との関係遮断が企業に求められる中、市民への危害を防止する対策は九州地区だけでなく全国的な課題だ」と話している。

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 ■ことば

 ◇暴力団対策法
 92年3月施行。一定の要件に該当する暴力団を「指定暴力団」とし、その構成員が、人の弱みにつけ込んだ金品の要求やみかじめ料の要求など「暴力的要求行為」を行った場合、公安委員会が中止命令や再発防止命令などを出せると定めている。命令に違反した場合の罰則もある。施行から昨年までの中止命令は3万7047件、再発防止命令は1476件。

350凡人:2011/11/12(土) 08:19:34
県暴力団排除条例:初勧告 飲食店経営者と元組員に /宮崎
毎日新聞 2011年10月21日 地方版

 県公安委員会は20日、県内の飲食店経営者らが元暴力団組員の男性(54)に「用心棒料」の名目で現金を渡していたとして、県暴力団排除条例に基づき、両者に受け渡し行為をやめるよう勧告したと発表した。8月の条例施行後、勧告を出したのは初めて。従わない場合、事業者名などを公表する。

 県公安委によると、13〜17日、経営者らと元組員に勧告書を交付した。経営者は30〜60代の男女10人。8〜9月、それぞれ1000〜2000円(計2万4000円)を、元組員に払ったとしている。8月に飲食店関係者から県警に相談があり、発覚した。元組員は今春まで県内の暴力団に在籍。各飲食店との現金の受け渡しは、86〜01年に始まったという。

 条例は飲食店がみかじめ料を払ったり、ホテルが宴会場を貸し出したりすることなどを禁じる。県警組織犯罪対策課は「勇気を持って警察に相談を」と話している。各警察署のほか、同課の暴力相談電話(0985・27・7110)で受け付ける。【中村清雅】

351凡人:2011/11/12(土) 08:20:08
鹿沼市職員殺害:事件から10年 宇都宮で暴力団追放を誓う県民大会 /栃木
毎日新聞 2011年11月1日 地方版

 行政対象暴力の根絶や暴力団排除を呼びかける「暴力団追放県民大会」が31日、宇都宮市文化会館で開かれた。県暴力追放県民センターが主催。この日は鹿沼市職員の小佐々守さん(当時57歳)が暴力団関係者に拉致、殺害された事件の発生から丸10年の日。行政関係者や事業者ら約500人の参加者は改めて暴力団追放を誓った。

 事件は、小佐々さんが産廃業者への行政指導を逆恨みされ、業者が暴力団関係者に殺害を依頼したとされる。事件後、県警などは03年に行政への暴力に組織的に対処する対策委員会を設置。04年には県内の他の自治体に被害が及ぶ可能性のある情報を共有する「県不当要求被害防止ネットワーク」を設立し、対策を強化。今年4月には県暴力団排除条例が施行された。

 県警によると、県内の暴力団関係者は現在、約1200人を確認。県警は今年9月末までに、みかじめ料などの不当要求に対し16件(前年同期比3件増)の中止命令などを出している。

 この日は、同センターの菊池功理事長が「住民や企業が手を結び、一丸となって暴力団の住みにくい地域を作ることが求められている」と呼びかけた。

 坪田真明・県警本部長は「東日本大震災の復旧事業の土木・公共事業の介入を図るなど、暴力団は社会のあらゆる分野に手を伸ばしている。暴力団と最前線で戦う勇気ある市民を決して孤立させず、警察は誠実に支援していく」と話した。【松本晃】

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 ■ことば

 ◇鹿沼市職員殺害事件
 2001年10月31日、鹿沼市上殿町の路上で、市内の産廃業者(当時61歳)=事件後自殺=に頼まれた男3人が帰宅途中だった小佐々守さん(当時57歳)を車で拉致。翌日未明、群馬県内の山中で、拳銃で射殺し、遺体をがけ下に捨てた。事件には小佐々さんが産廃業者の不正を指摘したことや業者の便宜供与を断ったことなどが背景にあったとみられている。06年2月までに、仲介や実行役の男4人に懲役14年〜無期懲役の判決が確定した。実行役の男らの供述に基づき捜索したが、小佐々さんの遺体はいまだ発見されていない。

352凡人:2011/11/12(土) 08:20:43
北九州のパチンコ店損壊:工藤会幹部に懲役8年求刑 /福岡
毎日新聞 2011年11月10日 地方版

 パチンコ店出店を巡り企業に嫌がらせをしたとして、恐喝未遂と建造物損壊の罪に問われた小倉北区常盤町、指定暴力団工藤会最高幹部の一人、田中十四春(としはる)被告(62)の論告求刑公判が9日、地裁小倉支部(平島正道裁判長)であり、検察側は懲役8年を求刑。弁護側は無罪を主張した。判決は12月26日。

 起訴状などによると、田中被告は他の組員らと共謀、09年9月30日、門司区でパチンコ店出店の準備をしていた大阪市の企業にパチンコ台1台当たり10万円(計約8000万円)のみかじめ料を要求。業者が拒否したため、同年10月3日、山口県防府市の系列店の壁面ガラスを鉄パイプで割ったとされる。

 論告で検察側は「共謀の組員の供述から事件で被告の指示があったことは明らかだ」と述べた。弁護側は「組員の供述はあいまいで、被告の共謀は証明されていない」とした。

〔北九州版〕

353凡人:2011/11/12(土) 08:21:23
県暴力団排除条例:運転代行で用心棒代 全国初、県公安委が8業者に中止勧告 /群馬
毎日新聞 2011年11月11日 地方版

 県暴力団排除条例に違反し「用心棒代」の授受があったとして、県公安委員会は9日、指定暴力団稲川会系幹部(38)と、西毛地域を中心に運転代行業を営む8業者に中止勧告を行った。

 県警組織犯罪対策1課によると、8業者は4〜10月、酒に酔った客への対応や駐車場所をめぐるトラブルなどを処理してもらうため、それぞれ毎月1〜2万円、計86万円を渡していたという。授受は01年ごろ始まり、総額は計約1000万円に達するとみている。

 同課によると、運転代行業者への中止勧告は全国初。勧告に従わない場合、違反者の氏名や住所などが公表される。同課は西毛以外の他地域でも、運転代行業者と暴力団の間に金銭的なつながりがないか調べている。

354凡人:2011/11/14(月) 08:26:48
相続名目と偽り申請 戸籍不正取得容疑の司法書士事務所
2011年11月14日7時5分

 指定暴力団山口組弘道会などの捜査を担当する愛知県警幹部らの戸籍謄本が不正に取得された事件で、県警に摘発された司法書士事務所が申請の理由を、相続のためと偽っていたことがわかった。県警は、役所側に不審に思われない理由をつけて不正取得を繰り返していたとみている。

 県警によると、逮捕されたのは司法書士事務所「プライム総合法務事務所」代表の奈須賢二容疑者(51)=東京都中野区=ら。奈須容疑者らは昨年3〜7月、捜査幹部ら計7人の戸籍謄本や住民票を不正に得た疑いで11日に逮捕された。

 司法書士が業務で戸籍謄本や住民票を取得するには、司法書士会が定める「職務上請求書」が必要。請求書に利用目的を記入すれば、本人の承諾がなくても取得できる。同事務所は、司法書士の佐藤隆容疑者(50)の名で手に入れた職務上請求書をもとに請求書を偽造していた。

355凡人:2011/11/18(金) 16:33:51
1千億円超が暴力団に流れる? 米NYタイムズ紙が指摘
2011.11.18 14:20

 オリンパスの損失隠し問題で、米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は17日、日本の捜査当局が、約49億ドル(約3770億円)の不透明な資金があり、うち1千億円を超える巨額資金が暴力団など犯罪組織側に流れたと指摘する記事を掲載した。独自に入手した当局の資料の情報として東京発で伝えた。

 同紙によると、オリンパスは2000〜09年の間に約63億ドルの不透明な資金の流れが指摘されているが、このうち決算書には約14億ドルしか記載されておらず、残る約49億ドルの半分以上について「指定暴力団山口組を含む犯罪組織」に流れたとの捜査側の見立てを紹介した。

 当局は、オリンパスが損失を隠すために犯罪組織を利用し、見返りとして大量の資金を支払ったかどうかについて調べている。(共同)

356凡人:2011/11/19(土) 07:58:50
山口組系組員に再発防止命令 兵庫
2011.11.19 02:08

 知人に不当な金銭要求を繰り返したとして、県公安委員会は18日、明石市の山口組系暴力団組員(28)に対し、暴力団対策法に基づく再発防止命令を出した。

 県警によると、組員は9月9日、知人男性(18)らに仕事を紹介した見返りに不当に金銭を要求。同18日にも知人女性(18)に「交際相手の借金の肩代わりをしろ」と不当な金銭要求をしたとして、10月14日に県公安委員会から中止命令を受けていた。

357凡人:2011/11/23(水) 10:51:06
井上工業架空増資:新株の半分が暴力団側に
毎日新聞 2011年11月23日 2時30分

 東証2部に上場していた建設会社「井上工業」(群馬県高崎市、破産手続き中)を巡る架空増資事件で、新たに発行された1億5000万株(時価18億円相当)の約半数は暴力団関係者や関連企業に渡った可能性があることが捜査関係者への取材で分かった。警視庁組織犯罪対策3課は、暴力団関係者らが資金繰りに苦しむ井上工業につけ込み、取得した株で利益を上げたとみている。

 井上工業は08年9月、金融ブローカーの奥村英(ひでし)(61)容疑者=金融商品取引法違反(偽計取引)などの容疑で逮捕=が代表を務める「アップル有限責任事業組合」(東京都中央区)を引受先とする18億円の第三者割当増資を実施したと発表した。しかし、このうち15億円は井上工業が資金を出し、株価を維持するために増資に見せかけたとみられている。

 捜査関係者らによると、残りの3億円は、ブローカーの前野森幸容疑者(50)が役員を務める指定暴力団山口組系関係会社がアップル側に拠出。アップル側は返済するまでの担保として、架空増資で発行した新株のうち1億2500万株を差し出した。しかし同社はアップル側から返済を受けても株を手放さなかったため、アップル側は別の山口組系元組員に返済交渉を依頼。元組員は1億株を取り戻したが、成功報酬などとして5000万株を取ったという。

 増資当日に1株15円だった井上工業株は、その後の9日間で3分の1の5円まで急落。暴力団関係者に渡った新株が市場で大量に売却されたために値崩れしたとみられる。

 組対3課によると、逮捕された5人のうち、井上工業元社長の中村剛容疑者(68)と前野容疑者は「架空増資とは知らなかった」などと容疑を否認。他の3人は容疑を認めているという。【前谷宏、浅野翔太郎】

358凡人:2011/11/24(木) 16:54:59
暴力団排除:放送局も苦慮 「黒白の判断できない」
毎日新聞 2011年11月24日 12時19分

暴力団排除条例によって芸能界で禁止されている行為 暴力団への利益供与を禁じる暴力団排除条例への対応を巡って、放送局が揺れている。各局は暴力団と関係のある芸能人の出演を断つ方針だが、「テレビ局に黒白の判断はできない」と苦慮する声も聞こえてくる。【高橋咲子、土屋渓】

 「暴力団は芸能人に近づきたがる。飲食店で出演者と飲んでいると、ヤクザの手下が『親分が一杯おごらせてくださいと言ってます』と近づいてくる。制作会社にいたころ、地方の祭りの取材で暴力団関係者にあいさつしに行ったことも」。ある在阪民放関係者は、暴力団との関係をこう指摘する。

 同条例は10月1日、東京都と沖縄県で施行され、全国で出そろった。8月に引退した芸人の島田紳助さんのように、これまで芸能人と暴力団との交際はたびたび表面化してきた。だが、放送局が出演者に対し「暴力団と関係がある」と判断し、出演を拒むことはできるのだろうか。

 年末に「紅白歌合戦」を控えたNHK。過去に暴力団との交際を巡って演歌歌手が出演を辞退したケースもあっただけに、出演者の発表が例年以上に注視されている。

 同局は既に4月から対策を強化。契約書面に「出演者側が暴力団と関係ないことを保証し、違反した場合は契約を解除し、損害賠償する」と明記している。一方、長年の慣習や制作側との人間関係で、契約書を交わさない出演者もいるだけに、紅白に際しては書面や口頭で同様の事項を伝えると先日発表した。

 また暴力団との関係について疑いがある場合は、出演者側に報告書を提出させ、“出演時点”での報道や捜査当局の情報も含めて判断する、という。

 業界で率先して対策に乗り出したNHK。しかし同局で長年音楽番組制作に携わってきたプロデューサーは「“事実”が突きつけられない限り、出演者の顔ぶれはほとんど変わらないだろう」と事情を明かす。「例年出演している歌手が“落選”すると、NHKが『暴力団と関係がある』と認めるようなもの。そうすると、他の民放局でも出演させられなくなる。そうなれば総スカンだ」

 プロデューサーによると、現場にも特段の注意喚起はなかったうえ、現に今も、暴力団との付き合いがあることで知られる歌手が出演する番組が作れないかと相談されているという。

 テレビにはドラマに主演する俳優から、ワイドショーの1日限りのコメンテーターまで多種多様な芸能人が登場する。ドラマは再放送や2次利用があるため比較的契約書化が進んでいるが、バラエティー番組や情報番組の準レギュラーは口頭での約束が多いという。

 TBSでは契約解除を含めた暴排条項を契約に盛り込むことを決定。さらに、契約書がない出演者についても芸能プロダクションと一括で覚書を交わすことで対応する方法などを検討している。

 どんな行為が“アウト”でどんな行為が“セーフ”なのか。暴力団問題に詳しい犬塚浩弁護士は、芸能界で明らかに禁止行為と見なされる例として、トラブル解決の謝礼を払う▽組長の還暦祝いパーティーに歌手を派遣▽ディナーショーの興行主が暴力団に観覧席を用意▽暴力団のマンション契約でタレントの名義を貸す−−などを挙げる。

 一方、タレントが暴力団関係者とゴルフをする行為は「グレーゾーン」だという。犬塚弁護士は「タレントは存在そのものが価値を生んでおり、参加すること自体が暴力団を助けているとみなされる。だが、名前が売れていなければシロの可能性もある」と指摘する。

 遅くとも来月初めまでには紅白歌合戦の出場歌手が発表される。さて波乱はあるか!?

359凡人:2011/11/26(土) 15:57:27
新株の半数山口組に 数億の売却益が 闇に喰われた老舗ゼネコンの末路
2011.11.26 12:00

 経営危機に陥った老舗ゼネコンは、闇の勢力に資産を食い尽くされた。東証2部に上場していた中堅ゼネコン「井上工業」(群馬県高崎市、破産手続き中)の元社長、中村剛容疑者(68)ら7人が金融商品取引法違反(偽計)容疑で警視庁に逮捕された架空増資事件。捜査関係者によると、発行された1億5千万株のうち半数は、暴力団や関連企業に渡っていた。ほとんどは市場で売却された形跡があり、利益の一部は指定暴力団山口組系組織に渡ったとみられる。暴力団関係者につけ込まれた老舗の末路は…。


山口組との関係

 平成20年8月27日、井上工業の社長に就任したばかりの中村容疑者は、井上工業東京本店で「アップル有限責任事業組合」(東京都中央区)代表の奥村英容疑者(61)=同法違反容疑で逮捕=と面談し、新たな出資を求めて交渉していた。

 奥村容疑者からはこれまで増資の実績は全くないことも伝えられた。またその前日には奥村容疑者を仲介したブローカー、高橋利典容疑者(63)が「総会屋や山口組関係者と知り合いだ」と自身の素性を中村容疑者らに話した。危険な“取引”だということは明々白々。しかし、中村容疑者はそれでも増資を頼むことにした。

 井上工業はこのとき、経営難の危機に瀕し、増資を引き受けてくれる投資機関があるという形を整えないと、監査法人の協力が得られず、翌日には上場廃止が決まるところまで追い込まれていた。上場廃止回避に、ほかの道は考えつかなかった。

 アップル側は、井上工業が新たに発行する1億5千万株を1株12円で引き受け、18億円を出資することを約束。また、株は半年間、譲渡しないことでも合意した。28日に、増資は取締役会で正式に決定、監査法人により報告書も発行されたため、上場廃止は回避された。しかし、こうした約束や合意には、偽りがあった。


奪われた新株、不動産

 奥村容疑者らアップル側は、すぐに、増資資金の不足を中村容疑者らに訴えるようになった。9月に入ると、井上工業は要求に応じるように、同社の社宅2カ所を譲り渡し、アップル側はその社宅を第三者に転売した。井上工業の資本を増強するはずだったのに、なぜか逆に資産を吸い取られてしまったのだ。

 「15億円の増資資金が不足している」

 また増資金払込期日前日の9月23日、アップル側は井上工業側に対して18億円の8割以上に当たる15億の資金不足を伝えてきた。増資の失敗が市場に伝われば、井上工業の信用はがた落ちになり即破綻。中村容疑者らは自社が保有していた手形を処分するなどして15億円を捻出して、アップルへ関連会社を経由する形で振り込んだ。

 増資は手続き上、無事に行われたが、もともと15億円は井上工業の資産。実質的には資本増強にならず、架空増資だった。アップルが出した資金は3億円だけだが、発行された新株18億円分を手に入れた。資金繰りに窮した井上工業は、翌10月16日、東京地裁に破産の申し立てを行った。増資決定からわずか50日のことだった。
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360凡人:2011/11/26(土) 15:58:02
急速度の株価下落

 架空増資が行われた当日、井上工業の株価は上がり、終値で15円をつけた。そのタイミングで、発行された新株が、市場で大量に売却された形跡がある。9日後には3分の1の5円まで下落し、最終的に破産で価値はほとんど失われることになるのだが、その前に、架空増資の事情を知らない投資家に新株を売りつけ、多額の利益を得た者がいることになる。

 捜査関係者によると、発行された1億5千万株のうち、7500万株は山口組関係者に渡ったとみられる。

 増資資金18億円のうち3億円だけを調達していたアップル側は、金融ブローカーの前野森幸容疑者(50)=同容疑で逮捕=が役員を務める山口組系企業などから資金を借りるなどしていた。このときの担保として、新株のうち1億2500万株を預けさせられた。すぐに、1億株はアップル側に戻されたが、2500万株は山口組系企業に残った。さらに1億株が戻される過程で、間に入った山口組関係者へ半分の5千万株が渡った。

 それでもアップルには、山口組系企業に預けなかった2500万株とあわせて7500万株が残るはずだが、なぜか別の金融ブローカーや仕手筋に渡ってしまったという。そして、こうした新株の多くがすぐに売り抜けられていた。ある金融関係者によると、山口組関係者には数億円の売却益があったとみられる。

 同課は、新株売却益が山口組側に渡った経緯について、マネーロンダリング(資金洗浄)だった可能性があるとみて、組織犯罪処罰法違反(犯罪利益の隠匿)容疑での立件を視野に捜査を進めている。


バブルで転落

 明治21年に群馬県高崎市で創業された同社。戦前には、若き日の田中角栄元首相が住み込みで働いていたことで知られ、昭和11年には、高さ約42メートルの「高崎白衣大観音」の建設を手がけた。昭和39年には東証2部に上場している。

 堅実な経営をしていた同社だが、バブル景気でリゾート開発など拡大路線に出たため、バブル崩壊とともに業績が急激に悪化した。平成12年には特定調停法を申し立て銀行16行から約142億円の債務免除を受け、その後もサブプライムローン問題などもあり経営はさらに下降。そんな中、20年7月に社長に就任したのが中村容疑者だった。

 現在、「ただ増資を決定しただけ」と容疑を否認している中村容疑者。老舗の看板を下ろすことになった自らの決断に何を思うのだろうか。
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361凡人:2011/11/26(土) 16:00:21
県議、組関係企業から献金 09年に12万円 鹿児島
2011.11.26 14:10

 鹿児島県の吉留厚宏県議(50)が代表を務める自民党鹿児島県いちき串木野市区支部が、2009年に暴力団幹部とのつながりが疑われる福岡市の建設会社から、毎月1万円ずつ計12万円の献金を受けていたことが26日、政治資金収支報告書により分かった。

 同社の代表者は09年4月、指定暴力団山口組弘道会系組幹部と共謀し、長崎大病院の改修工事に下請け参入を強要しようとしたとして、今年2月に強要未遂の疑いで逮捕され、同罪で起訴された。

 福岡県は7月、代表者が同組の構成員と密接な交際があることなどを理由に、県発注工事について1年間の排除措置命令を出している。

 吉留県議は現在3期目で、県議会では原子力安全対策等特別委員会などに所属している。

362凡人:2011/11/26(土) 16:09:12
自称「葛西パトロール隊」の少年6人、強盗致傷容疑で逮捕 
2011.10.18 13:35

 東京都江戸川区の葛西臨海公園で通行人に暴力を振るい金を奪ったとして、警視庁少年事件課は強盗致傷の疑いで、同区の無職少年(16)ら16、17歳の少年6人を逮捕した。同課によると、全員容疑を認めているという。

 同課によると、少年らは中学校時代の同級生で、今年7月ごろから夜になると「葛西パトロール隊」と称し、葛西臨海公園をバイクなどで徘徊(はいかい)。通行中の人などを狙い、取り囲んで暴行を加え金品を奪っていた。

 逮捕容疑は、8月17日午後11時45分〜18日午前0時10分ごろまでの間、葛西臨海公園のサイクリングロードを自転車に乗って通行中だった同区のアルバイトの男性店員(25)に「金を出せ」と脅し、取り囲んで顔を殴るなどして打撲のけがを負わせた上、現金7千円やキャッシュカードなどの入った財布を奪ったとしている。

 同課によると、少年らは男性から暗証番号を聞き出し、カードを使ってコンビニエンスストアのATM(現金自動預払機)から限度額の50万円を引き出していた。少年らは、「ほかにも4、5件やった」と供述しているという。

363凡人:2011/11/27(日) 09:39:22
殺人事件:建設会社役員撃たれ死亡…北九州
毎日新聞 2011年11月26日 23時55分

 26日午後9時5分ごろ、北九州市小倉北区妙見町、建設会社役員、内納(うちのう)敏博さん(72)が自宅周辺で何者かに拳銃のようなもので数発撃たれた。内納さんは搬送先の病院で死亡が確認された。福岡県警小倉北署は暴力団の犯行とみて殺人事件として捜査している。現場からバイクで立ち去る2人組が目撃されており、関連も調べる。同県内で発生した発砲事件は今年18件目で全国最悪件数を更新した。

 同署によると、内納さんは妻(72)ら2人と車で帰宅。助手席側から降りた直後に襲われたらしい。妻が自宅付近の路上で小型バイクを目撃。2人が乗っており、後部座席の人物が降りた直後に発砲音がしたという。共に黒っぽい服装のヘルメット姿で、バイクで走り去ったという。

 内納さんは建設業界団体の役員も歴任。秋の叙勲では旭日双光章を受章したばかりだった。暴力団とのトラブルは確認されていないという。

 現場はJR小倉駅の南東約3キロで、閑静な住宅街。近くの男性(73)は「テレビを見ていたら『カン、カン』という鉄板をたたくような音が2回聞こえた。こんな静かなところで発砲事件があるなんて信じられない」と驚いた様子だった。

364凡人:2011/11/28(月) 16:46:43
住吉会系組員ら4人逮捕 休業補償金130万円詐取容疑
2011年11月28日15時6分

 交通事故で仕事ができなくなったと偽り、休業損害補償金約130万円をだまし取ったとして、警視庁は28日、指定暴力団住吉会系組員の古川健博(たけひろ)容疑者(49)ら4人を詐欺の疑いで逮捕した。

 捜査関係者によると古川容疑者は、昨年秋に東京都内の工事現場で起きた発砲事件についても何らかの事情を知っている疑いがあり、同庁は慎重に調べる。

 捜査関係者によると、古川容疑者らは自分たちが乗った車が2006年4月12日、都内で交通事故を起こしたことを機に、都内の自動車関連会社で働いていないのに首にけがをして仕事ができなくなったと偽り、休業損害補償金を請求。同年8〜9月、損害保険会社から計約130万円を詐取した疑いがある。

365凡人:2011/11/28(月) 23:30:44
和歌山県警が飲食店にしめ縄配布 暴力団の資金集めに待った
(2011/11/28 21:12)

 和歌山県警組織犯罪対策課は、28日夜、県内随一の繁華街・通称「アロチ」(和歌山市)のスナックや居酒屋などに、無料でしめ縄を配った。

 年末年始に暴力団の資金源になっているとみられる縁起物の強引な押し売りを防止するのが狙い。同課は「しめ縄がドアにすでに掛かっていれば、店側が断りやすくなるのでは」と期待を寄せている。全国的にも珍しい取り組みという。

 同課は暴力団排除条例が全国で施行され、暴力団排除の機運が高まっていることを受け実施。ある県警幹部によると、暴力団は違法に竹などを切り出し、自家製のしめ縄や門松などの正月飾りを作り、法外な値段で売り付けることが多い。

【写真】  和歌山県警組織犯罪対策課が飲食店などに無料で配布したしめ縄=28日、和歌山市

366凡人:2011/11/29(火) 09:22:12
コンビニ強殺 被告、殺意を否認 裁判員裁判 福井地裁で初公判
2011.11.29 02:15

 ■被害者の妻、極刑求める

 大野市のコンビニエンスストアで昨年8月に男性店長を殺害して現金を奪ったとして、強盗殺人などの罪に問われた愛媛県生まれ、住居不定、元暴力団組員で無職の河合英二被告(47)の裁判員裁判の初公判が28日、福井地裁(鵜飼祐充裁判長)で行われた。河合被告は起訴内容について「金を取ろうとしたことは間違いありませんが、殺そうと思ったわけではない。一度刺したのは覚えている」と、殺意を否認。弁護側は強盗致死罪と有期懲役刑を主張した。

 この日は、検察側、弁護側双方の冒頭陳述後、検察側が犯行現場の防犯ビデオの映像などを証拠として提出。被害男性の妻が、被害者参加制度を利用して証人として出廷し陳述。別室からモニターを通して、「どうして命を奪わなくてはならなかったのか」「自己中心的で身勝手」と被告に訴え、「大切な主人をむごい形で殺され、犯人に死刑を訴えることが自分の人生に起こるとは思っていなかった。小さい子を残して死んだ主人を思うと裁判に参加しなければならないと思いました」と心情を裁判員に述べた。

 検察側は冒頭陳述で、殺意について、「アイスピックで背中や胸など生命の危険性が高い部位を強い力で刺し、執拗(しつよう)な暴行を加えている」とし、「殺してでも金を奪おうとした」と主張。弁護側は「被告はアイスピックなら少し痛い思いはしても死ぬことはないと思った。刺した後頭が真っ白になった」と反論した。

 起訴状によると、河合被告は昨年8月27日午前2時50分ごろ、大野市牛ヶ原の「サークルK牛ヶ原店」で、同店長の山本嘉裕さん=当時(46)=の背中などをアイスピック(全長約24センチ)で多数回突き刺すなどして殺害し、同店の事務室から現金約21万円を奪ったとしている。

367凡人:2011/12/01(木) 18:32:04
病院職員を壁に押しつけ 容疑の暴力団組員逮捕
2011.12.1 12:36

 埼玉県警西入間署は1日、傷害の現行犯で、毛呂山町毛呂本郷、指定暴力団住吉会系組員、関口清容疑者(46)を逮捕した。

 西入間署の調べでは、関口容疑者は1日午前2時20分ごろ、自宅近くの病院で、同病院の男性職員(25)の襟首をつかんで壁に押しつけるなどして、首に軽傷を負わせた。

 西入間署によると、関口容疑者は「胃が痛くなった」といって病院の夜間外来を訪れたが、診察の事務手続きに因縁をつけて犯行に及んだという。

368凡人:2011/12/02(金) 08:52:49
米国VS暴徒の軍隊「YAKUZA」 仁義なき戦い 警察庁は歓迎
2011.7.27 15:07

国際組織犯罪に対する戦略について説明するナポリターノ米国土安全保障長官=25日、ホワイトハウス(AP)

 バラク・オバマ米大統領は7月25日、「国際的組織犯罪に対する戦略」を発表し、国境をまたいだ犯罪で収益を上げる犯罪組織に金融制裁を科す大統領令に署名。日本の「ヤクザ」(暴力団)を制裁対象に指定した。国務省によると、日本の暴力団がこの種の経済制裁対象に指定されたのは初めて。暴力団の海外進出をあらためて浮き彫りにした形だ。


「暴徒の軍隊」

 制裁リストでヤクザは「YAKUZA(a.k.a. BORYOKUDAN; a.k.a. GOKUDO)」(やくざ=別名暴力団、極道)と表記されている。

 YAKUZAは英語として定着。ハリウッド映画にも頻繁に登場し、1989年公開の「ブラック・レイン」では偽札製造をめぐる抗争が描かれた。

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は7月26日、「日本にはびこる暴徒の軍隊」と表現。政府関係者の証言として「数々のギャング映画で描かれてきた日本のヤクザは、推定8万人の構成員を有し、麻薬取引と犯罪に手を染める企業体でありながら、建設、不動産、金融といった合法ビジネスに投資することで正体を隠している」と報じた。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは「日本ではとりわけ麻薬取引のほか、売春、人身売買で利益をあげている。その活動は日本にとどまらず、米国、欧州、アジア諸国でも展開している」と指摘した。

 制裁によって米国内の資産が凍結され、米国の団体や個人は対象組織との取引が禁止されるが、大統領令は暴力団の具体的な組織名には言及しなかった。対象となったのは暴力団のほか、イタリアのナポリを拠点とするマフィア組織「カモッラ」、メキシコの麻薬密売・武装組織「ロス・セタス」、旧ソ連圏を拠点とする犯罪組織「ブラザーズ・サークル」。


日本側へ不満も

 暴力団をめぐって米政府は2006年、指定暴力団山口組系旧五菱会(現2代目美尾組)のヤミ金融事件で“ヤミ金の帝王”と呼ばれた元幹部がマネーロンダリング(資金洗浄)のためロサンゼルスやラスベガスに持っていた資金約60万ドルを没収している。

 米メディアによると、この資金の情報は、元山口組系暴力団組長が01年に米国内の病院で肝臓移植手術を受けた際、米連邦捜査局(FBI)がビザ発給の便宜を図り、その見返りに得たとされる。

 異例の取引の理由として、情報共有に消極的な日本の捜査当局に対する不満があったとされる。関係者によると、今回の制裁措置について米国から日本側への事前の連絡はなかったという。

 警察庁の幹部は「日本の警察も暴力団の壊滅に取り組んでおり、米国の戦略はいいこと」と歓迎の意を表明。ただ、暴力団の米国での活動実態について具体的に把握できていることは少なく、「活動実態の解明を含め、今後、米国に協力できることを検討していきたい」と話した。

 (SANKEI EXPRESS)

369凡人:2011/12/02(金) 09:01:18
信金・信組も暴力団口座を排除 山口組の地元、規定変更へ準備
2011.6.17 14:21

 大阪、兵庫両府県の複数の信用金庫と信用組合が、すでに開設されている口座の契約者が暴力団関係者と判明した場合に契約を解除できるよう、一斉に手続きを進めていることが分かった。口座が振り込め詐欺やマネーロンダリング(資金洗浄)に悪用されるのを防ぐ。銀行ではすでにこうした対策を進めており、指定暴力団山口組(本部・神戸市)の地元の信金・信組に広がることで、暴力団の資金活動に大きな打撃になるとみられる。

 今回の対策は、暴力団関係者に融資しないことなどを定めた「暴力団排除条項」に基づいて実施する。暴力団排除条項は平成21年9月までに、ゆうちょ銀などを除く全国銀行協会の会員銀行が導入。ゆうちょ銀、農林中金、信金と信組の各上部団体など他の金融機関も22年7月までに取り入れた。

 銀行の規定には「変更があれば過去に遡(さかのぼ)って適用する」との条文があるケースが大半で、暴力団排除条項を契約解除に適用できる根拠になっている。

 ところが、この問題に詳しい弁護士によると、銀行に比べて信金・信組の取り組みは遅れており、同様の条文は信金・信組の規定(定款)にはない場合が多かった。

 大阪府内には10信金と11信組が、兵庫県内には11信金と6信組がある。関係者によると、このうち多くの信金・信組が規定を変更し、暴力団排除条項をすでに開設された口座など、過去の取引も遡って適用できるようにするための手続きを始めた。

 協同組織である信金・信組では、出資した会員は運営に関する議決権を持つ。規定を変更することで、暴力団関係者を会員から排除することもでき、二重の効果が期待できる。規定変更は財務局の認可事項であるため、各信金・信組は準備ができ次第、一斉に認可を申請する。

 大阪の証券関係者によると、昨夏から神戸市などにある銀行の支店が、山口組直系の組員の既存口座を相次いで解約した。信金・信組にも暴力団関係者の口座が相当数あるとみられることから、こうした取り組みが全国の信金・信組に広がるかが注目される。

 大阪府警暴力団対策室は「暴力団との関係を遮断するため、金融機関とは連絡協議会を設立して連携を図っている。相談があれば対応要領を伝えるなど、適切なバックアップを行いたい」と歓迎している。

    ◇

 【用語解説】暴力団排除条項

 政府が策定した指針をもとに、全国銀行協会が平成20年から21年にかけて、ひな型を大手銀行や各地の地銀協会へ通知。これを基にメガバンクを皮切りに各銀行が、暴力団関係者に融資を行わない▽預金口座、貸金庫の新規契約をしない▽既存の口座、貸金庫の契約者が暴力団関係者をはじめとする反社会的勢力と判明した場合は契約を解除できる−とする条項を約定書や約款に加えている。

370凡人:2011/12/02(金) 09:01:53
暴力団幹部を覚醒剤密輸容疑で逮捕 警視庁
2011.11.22 05:00

 「運び屋」を使って大量の覚醒(せい)剤を香港から羽田空港経由で日本に密輸させたとして、警視庁組織犯罪対策5課が、覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで、指定暴力団松葉会系幹部、鳥海伸行容疑者(40)を逮捕していたことが21日、捜査関係者への取材で分かった。同容疑者は同日、同法違反と関税法違反の罪で起訴された。捜査関係者によると、鳥海被告は関与を否認しているという。

 同課などは、鳥海被告が覚醒剤の密輸で、暴力団の資金源にしようとしたとみて調べている。

 起訴状によると、今年8月14日、20代の日本人の女=覚せい剤取締法違反の罪で起訴=に指示して、香港からスーツケースの中に覚醒剤約1390グラム(末端価格約1億1120万円相当)を隠し、日本国内に持ち込ませたとしている。捜査関係者によると、女はスーツケース内のアルミ缶に覚醒剤を入れて持ち込み起訴された。

371凡人:2011/12/02(金) 09:02:42
「俺はヤクザだ」 酒に酔って男性会社員を脅迫、暴行 山口組系組員逮捕
2011.11.22 11:54

 コロンビア人の男性会社員(43)に因縁を付けて暴行を加えたとして、警視庁赤羽署は、暴力行為等処罰法違反と傷害の疑いで、東京都板橋区小豆沢、指定暴力団山口組系組員、宗像伸幸容疑者(28)を逮捕した。同署によると、容疑を認めている。

 逮捕容疑は10月6日朝、北区赤羽南の路上で、男性会社員に対し「おれは日本のマフィアだ。ヤクザだよ」などと脅迫したうえ殴る蹴るの暴行を加え、顔などに全治2週間のけがをさせたとしている。

 同署によると、宗像容疑者と男性会社員は酒に酔って口論となり、男性会社員から「おれはマフィアだ」と言われたことから「なんで外国人のマフィアがここにいるんだ」などと激高。一緒にいた同組員の男(30)ら3人=いずれも同法違反容疑などで逮捕、略式起訴=とともに暴行を加えたという。

372凡人:2011/12/02(金) 09:03:22
元右翼構成員の知人を監禁、暴行 「日本皇民党」構成員ら2人逮捕
2011.11.24 13:02

 元右翼団体構成員の知人に暴行を加えて現金1万1千円を奪ったとして、警視庁公安部と成城署などは24日、強盗致傷と監禁の疑いで東京都大田区鵜の木、自称右翼団体「日本皇民党」構成員、津久井寛幸容疑者(42)ら2人を逮捕した。また、同団体構成員で、40代の会社役員の男について逮捕状を取っており、行方を追っている。

 同課によると、津久井容疑者らは、調べに容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、今年8月15日午後3時ごろ、品川区内の路上に、元日本皇民党構成員の男性会社員(46)を呼び出し、街宣車に乗せて世田谷区喜多見の会社事務所に監禁。頭をビール瓶で殴るなどして全治4週間のけがを負わせた上、現金1万1千円を奪ったとしている。

 同課によると、津久井容疑者らと男性は、かつて日本皇民党幹部の自宅に出入りしていたという。当日は終戦記念日で、津久井容疑者らは靖国神社に行った後、事件を起こしたとみられる。

373凡人:2011/12/02(金) 09:09:09
仏教界も暴力団にノー 法要、葬儀拒否を再確認
(2011/12/01 19:50)

 伝統仏教の寺院、団体の大半が加盟する全日本仏教会(東京都港区)は1日、都内で理事会を開き、暴力団による法要や葬儀を拒否する方針を再確認した。

 理事会では、10月までに全都道府県で暴力団排除条例が施行されたことを警察庁の暴力団対策担当者が説明し「困った時は各都道府県警に連絡してほしい」と協力を要請した。

 全日本仏教会は1976年に「威力誇示や資金集めに利用される恐れのある法要、葬儀等は拒否しよう」と宣言しており、今後加盟団体に再度、取り組み強化を求める。担当者は「亡くなった時は丁寧に弔わなければならないが、それと資金集めにつながる行為は別」と説明。

374凡人:2011/12/03(土) 03:02:20
人の弱みに付け込んで金目当ての恐喝、脅しが特技だから、プライベート情報が知らぬ間に暴力団の手に入ることは不気味で恐ろしい。
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司法書士ら再逮捕へ 別の女性の個人情報も不正取得の疑い
2011/12/2 2:03

 愛知県警の警察官らの個人情報が不正取得された事件で、県警は1日、偽造書類を使って別の女性の住民票の写しを取得したとして、司法書士事務所の実質経営者、奈須賢二容疑者(51)や司法書士、佐藤隆容疑者(51)らを有印私文書偽造、住民基本台帳法違反などの疑いで再逮捕する方針を固めた。

 女性は自身の個人情報が無断で取得されたことに気付いていなかったとみられ、県警は他の犯罪に悪用されていなかったか調べる方針。

 奈須、佐藤両容疑者らは、司法書士などが本人に無断で個人情報を取得できる「職務上請求書」を悪用。偽造された請求書にウソの内容を書いて提出し、県警の警察官ら7人の住民票の写しや戸籍謄本を取得した疑いで11月に逮捕された。

 捜査関係者によると、偽造された請求書は2万枚に上るとみられ、うち半数が関東や中部地方などの役所に提出された疑いがある。また、両容疑者側から山口組系関連とみられる企業に約2千万円が流れており、県警は暴力団の関与についても引き続き捜査する。

375凡人:2011/12/05(月) 13:29:47
秋田の弁護士殺害で無期懲役求刑 「計画的で強い殺意」
(2011/12/05 12:44)

 秋田市で昨年11月、弁護士津谷裕貴さん=当時(55)=が警察官の目前で刺殺された事件で、殺人罪などに問われた無職菅原勝男被告(67)の裁判員裁判の論告求刑公判が5日、秋田地裁(馬場純夫裁判長)であり、検察側は無期懲役を求刑した。

 検察側は論告で「犯行は計画的で強い殺意が認められる。事件が裁判関係者に与えた影響も大きい」と述べた。

 津谷さんの妻良子さん(54)は意見陳述で「夫の無念と遺族の思いをくみ取ってください」とあらためて極刑を求めた。

 判決は12月9日の予定。

376凡人:2011/12/05(月) 23:51:40
組幹部ら7人逮捕 復旧工事絡み恐喝未遂容疑
(2011年12月5日 福島民友ニュース)

 郡山署と双葉署は4日、恐喝未遂の疑いで二本松市、暴力団幹部、自称作業員派遣業大和田誠容疑者(32)など暴力団組員ら7人を逮捕した。

 他に逮捕したのは、大和田容疑者に雇われ東日本大震災の復旧工事に当たっていた、いずれも作業員で、同市、暴力団組員三上忍(38)、福島市、暴力団組員原幸意(25)、郡山市、暴力団組員佐藤歳幸(24)、南相馬市、暴力団組員本林勇太(24)、二本松市、暴力団組員少年(19)、郡山市、三瓶直人(22)の6容疑者。

 逮捕容疑は、7容疑者は共謀し11月12日ごろ、郡山市の無職男性=当時(27)=が大和田容疑者の下で働かなくなったことに因縁をつけ、現金約800万円を脅し取ろうとした疑い。

377凡人:2011/12/10(土) 08:21:44
吉幾三さん、山口組幹部と食事会「覚えてない」
(2011年12月10日07時26分 読売新聞)

 演歌歌手の吉幾三さん(59)が今年5月、神戸市内の焼き肉店で開かれた食事会で、指定暴力団山口組幹部(70)と同席していたことが関係者の話でわかった。

 吉さんは読売新聞の取材に「様々な会合に出ているので覚えていない。暴力団員がいると知っていたら出席することは絶対にない」と話している。

 出席者らによると、食事会は、吉さんのコンサート前日の5月19日夜、開かれた。ファンの70歳代の男性が、知人らに呼びかけ、吉さんのほか、男性の知人ら約15人が出席した。その中に、同組幹部の直系組長と同組系組員がいた。いずれも吉さんと面識はなかった。組長ら2人が吉さんに身分を明かすことはなく、吉さんは1時間ほど飲食した後、退席した。食事代は1人約2万円で、男性が一括で支払い、後日、出席者から徴収したという。

378凡人:2011/12/10(土) 08:42:45
武器庫事件、銃器14丁所持に懲役15年求刑
(2011年12月8日 読売新聞)

 多数の銃器を隠し持っていたとして銃刀法違反(加重所持)などに問われた住所不定、無職菅正知被告(39)の論告求刑公判が7日、福岡地裁小倉支部であった。検察側は「殺傷能力が高い銃器を14丁も所持し、犯行態様は悪質」として懲役15年を求刑した。判決は来年1月11日。

 起訴状では、菅被告は6月22日、自分が契約している福岡市西区のマンション一室で拳銃10丁と自動小銃、機関銃、ライフル銃、散弾銃各1丁と実弾430発を所持した、としている。

379凡人:2011/12/10(土) 08:43:18
暴力団親交者から献金、北九州市前議長が48万円
(2011年11月14日 読売新聞)

 北九州市議会前議長の中島慎一議員(58)が支部長を務める自民党北九州市門司区第4支部が、2007〜10年に指定暴力団・工藤会(本部・北九州市)の親交者とされる市内の不動産業の男性から、計48万円の献金を受けていたことがわかった。

 男性は工藤会系組幹部と共謀し、07年に市内に出店を計画していた山口県美祢市のパチンコ店経営会社にみかじめ料を要求したとして恐喝未遂罪に問われ、昨年12月、福岡地裁小倉支部で懲役2年6月、執行猶予3年の判決を受けている。

 中島議員によると、議員の後援会が主催する講演会などの会費として、男性名義で毎年5月頃に12万円ずつ受け取っていた。中島議員は「昨年9月に男性が逮捕されるまで、暴力団と交友がある人物とは知らなかった。その後の付き合いや、献金の受け取りはやめた」と話している。

380凡人:2011/12/10(土) 08:43:53
入院患者に拳銃譲渡容疑、組員ら2人逮捕
(2011年11月8日 読売新聞)

 北九州市八幡西区の病院で入院患者の男が拳銃を隠し持っていた事件で、福岡県警は7日、同区則松2、無職川口数敏容疑者(54)を銃刀法違反(譲り受けほう助)容疑など、住所不詳、指定暴力団工藤会系組員広沢良和容疑者(52)を同法違反(譲り渡し)容疑などで逮捕した、と発表した。

 発表によると、川口容疑者は9月頃、知人で入院中の中野利昭被告(48)=同法違反(所持)などで起訴=から「拳銃を持っている人を教えてほしい」と依頼され、広沢容疑者の携帯電話番号を教えた疑い。広沢容疑者は中野被告から頼まれ、38口径の回転式拳銃1丁と実弾5発を百数十万円で譲り渡した疑い。いずれも容疑を否認しているという。

381凡人:2011/12/10(土) 08:44:50
弘道会関係者9人逮捕、交通保険詐欺さらに2件疑い
(2011年11月18日 読売新聞)

 指定暴力団山口組弘道会系暴力団「司興業」(本部・名古屋市)関係者による交通保険金詐欺事件で、福岡県警は17日、別に2件、交通事故を装って総額約9600万円をだまし取ったとして、詐欺容疑で薬品販売会社の実質経営者佐津川敏彦容疑者(64)(愛知県一宮市)ら3人を再逮捕、新たに6人を逮捕した。

 発表によると、佐津川容疑者ら7人は、2009年2月27日夜、福岡市博多区の路上で、レンタカーを使い、人身事故を起こしたと偽り、保険会社から約5900万円をだまし取った疑い。さらに、別の2人は08年5月30日夜、同様の手口で保険会社から約3700万円を詐取した疑い。

 いずれも司興業の関係者で、県警は佐津川容疑者が主導し、金の一部が弘道会に流れたとみている。

382凡人:2011/12/10(土) 08:45:30
「契約に暴排条項」17%、九州・沖縄の企業調査
(2011年11月16日 読売新聞)

 帝国データバンク福岡支店は15日、暴力団排除条例に関する九州・沖縄の企業の意識調査を発表した。契約書に暴力団と無関係であることを取引先に確約させる条項(暴力団排除条項)を盛り込んでいる企業は全体の17%にとどまった。

 業種別では、「不動産」(68%)や「金融」(61%)で条項を盛り込んでいると回答した企業が多かった一方、暴力団の介入を受けやすいとされる「建設」(27%)のほか「製造」(9%)などは少なかった。

 暴排条例は、暴力団への利益供与を禁じるため各都道府県が定めている。条例自体を「知っている」と答えた企業は80%だった。しかし、対応(複数回答)については、「何をすればよいか分からない」が21%、「対策を取る予定はない」も33%に上った。

383凡人:2011/12/13(火) 11:57:27
カレンダーに暴力団員 静岡・焼津、回収始める
2011/12/13 11:45

 静岡県焼津市が市民向けに作製した来年のカレンダーに暴力団員が写っているとして回収を始めたことが13日、分かった。作製した5万5千部のうち約5万部を既に配布、回収後に写真を差し替えて配り直す。

 焼津市は、市観光協会のコンテストに入賞した写真を使って毎年カレンダーを作り、自治会を通じ市民に無料配布している。作製経費は約250万円で、写真差し替えに伴い、さらに約250万円かかるという。11日に市職員が「8月の祭りの写真に暴力団員が写っている」と気付き、県警に問い合わせて確認した。

 同市によると、写真は昨年8月に撮影。暴力団員が神社でみこしをかつぐ姿が写り込んでいた。静岡県が今年8月に暴力団排除条例を施行したことから、市は不適切な写真として回収を決めたという。〔共同〕

384凡人:2011/12/13(火) 12:36:57
検問突破の元暴力団組員 覚せい剤所持で再逮捕 警視庁北沢署
2011.12.12 14:25

 東京都世田谷区の国道20号で、警察官3人が検問を突破した車にはねられ重軽傷を負った事件で、警視庁北沢署は12日、覚せい剤取締法違反(所持、使用)の疑いで、相模原市南区麻溝台、指定暴力団極東会系元組員、飯沢憲夫被告(51)=殺人未遂罪などで起訴=を再逮捕した。同署によると、容疑を認めている。

 再逮捕容疑は、検問当日の11月4日夜、杉並区の路上に乗り捨てた車内に袋入りの覚せい剤約0・4グラムを隠し持っていたほか、10月下旬〜11月上旬、都内周辺で覚せい剤を使用したとしている。

 飯沢容疑者は事件後に、殺意を持って、車で検問中の警察官をはねたとして逮捕・起訴されていた。

385凡人:2011/12/13(火) 13:44:05
造園会社駐車場に男性遺体 暴力団組員か 横浜
2011.10.8 12:59

 8日午前7時半ごろ、横浜市瀬谷区中屋敷の造園会社の駐車場で、男性が腹から血を流して倒れているのを出勤してきた社員(33)が見つけ、会社を通じて110番通報した。

 県警によると、男性は30〜40代で、2台のトラックの間に横向きに倒れ、既に死亡していた。運転免許証などから暴力団組員とみられる。周囲から刃物などは見つかっていない。

 県警は身元の確認を急ぐとともに、事件の可能性もあるとみて調べる。

386凡人:2011/12/13(火) 18:23:51
「おん祭」暴力団NO 誓約書義務づけや露店巡回 奈良県警
2011.12.13 02:46

 奈良市の春日大社の摂社・若宮神社の例祭「春日若宮おん祭」(15〜18日)に合わせて出店する露店をめぐり、県警が暴力団組員の排除に向けた取り組みを強化している。今年7月に施行された「県暴力団排除条例(暴排条例)」に基づき、露店の出店申し込み時に暴力団関係者ではないことを確認する誓約書の提出を求めるほか、おん祭の当日にも露店のパトロールを行い、徹底した排除を目指している。

                  ◇

 おん祭の中心神事の中でも、特に17日は県庁前広場から行列が出発し、市内を練り歩く「お渡り式」が実施される。師走の恒例行事として毎年多くの観光客でにぎわうことから、同市の三条通りや大宮通りには露店約200店が出店する。

 このため、暴力団関係者による露店の出店は暴排条例で禁じている「利益供与」にあたる恐れがあるとして、県警は今年から露店の出店などを扱う県神農商業協同組合と連携。出店申請者に対して暴力団との関係がないことを示す誓約書とともに、免許証のコピーなどの提出を義務づけ、暴力団排除を徹底させる。

 また、県警は例年行っている雑踏警備とは別に、今年は17日に露店のパトロールを実施し、許可証の提示や申請者と別人が露店の営業をしていないかなどをチェックし、警戒にあたる方針という。

                   ◇

 ■暴排条例策定へ 奈良市、市民の意見募集

 奈良市は、市内の企業による暴力団への利益供与などを禁止する「市暴力団排除条例(仮称)案」を策定し、条例案に市民の意見を反映させるためパブリックコメントを実施している。

 7月に施行された「県暴力団排除条例」に続き、橿原、生駒両市など県内11市とともに、市独自の暴排条例の施行を来年4月1日に予定している。

 市が暴排条例を制定することについて仲川げん市長は「市も暴力団排除の姿勢を示し、市民の日常生活の不安を取り除きたい」としている。

 市の条例案は、暴力団による公共施設の使用を制限しているほか、市民や企業には債権回収などで暴力団員の利用や、暴力団への利益供与を禁じている。

 パブコメは市民や市内通勤・通学者、市内に事務所などを置く団体などを対象に実施。条例案は市役所本庁舎の市民安全課や文書法制課のほか、各出張所などでも閲覧できる。

 意見の応募は28日必着で郵送やファクス、持ち込みなどで市民安全課まで。問い合わせは市民安全課((電)0742・34・4930)。

387凡人:2011/12/14(水) 16:48:13
暴力を武器に市民を恐怖に陥れる悪軍団に、強拳で立ち向かう若者軍団。どんな若者かは分からないが、こういうニュースがもっとあれば、胸がスッキリする。笑
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飲食店で男20人、暴力団幹部ら4人に暴行 東京・六本木
2011/12/14 13:45

 14日午前3時ごろ、東京都港区六本木4の雑居ビル3階の飲食店で、店に入ってきた約20人の若い男が、飲食中の男性4人に酒の瓶で頭部を殴るなどの暴行を加えた。警視庁麻布署などによると、男性4人のうち3人は山口組系暴力団幹部。43歳の幹部が意識不明の重体、他の3人も重軽傷を負った。

 同署などは傷害事件として捜査。店の周辺の防犯カメラの映像解析を急ぐとともに、襲われた暴力団幹部らを巡るトラブルがなかったか調べている。

388凡人:2011/12/14(水) 17:20:53
KONISHIKIさんを書類送検 ペットトラブルで暴行容疑「妻守ろうとした」
2011.12.14 13:21

 ペットの散歩をめぐるトラブルで、近所の男性に暴行を加えたとして、警視庁本所署が暴行の疑いで、大相撲の元大関小錦で、タレントのKONISHIKIさん(47)=本名・小錦八十吉=を書類送検していたことが14日、同署への取材で分かった。

 同署によると、KONISHIKIさんは容疑を認め、「妻を守ろうとしてやった」と話している。

 送検容疑は11月12日、東京都墨田区の自宅近くで、妻とともにイヌの散歩をしていたところ、近所に住む自営業の30代男性から「敷地内でフンをさせた」などと注意され、男性の胸を手で押すなどの暴行を加えたとしている。

 同署によると、男性から被害届が出され、今月8日に、KONISHIKIさんを書類送検した。

389凡人:2011/12/15(木) 09:23:58
震災直後に集団暴走 メンバーら81人を摘発・補導 「やると決めたら震災でもやめない」
2011.12.14 22:50

 東日本大震災発生の数時間後にオートバイなどで集団暴走したとして、千葉、埼玉、茨城の3県警は道交法違反(共同危険行為の禁止など)の疑いで、3県に本拠を置く暴走族などの81人を摘発・補導した。暴走中に救急車の進路を妨げる行為もあったという。

 千葉県警によると、集団暴走は一部メンバーの「現役引退」セレモニー。暴走を呼びかけたリーダー格の少年(19)は「震災があったからといって、やると決めたことをやめるわけにはいかなかった」と話している。

 摘発したのは、「千葉関宿怒羅慧門(どらえもん)」や「ブラックエンペラー」など暴走族と旧車会の計7グループのメンバーら。16〜31歳(当時)の男女52人を逮捕、29人を補導・警告した。逮捕容疑は3月12日午前1時ごろから約25分間、野田市や柏市の国道16号などで、蛇行運転や信号無視の危険走行を繰り返すなどしたとしている。

 千葉県警によると、少年らはコミュニティーサイトなどで仲間に告知。ガソリンスタンドの休業や携帯電話の不通などで参加できなかったグループもあったとみられるが、震災当日の深夜に野田市内の工業団地に集合したグループは、約3時間半にわたって約110キロの距離を暴走したという。

390凡人:2011/12/15(木) 09:28:43
「パトカーからかいたかった」 集団暴走容疑で少年8人を逮捕 警視庁
2011.7.21 12:39

 集団でバイクに乗り信号無視などの暴走をしたとして、警視庁交通執行課は道交法違反(共同危険行為の禁止など)の疑いで、足立区の解体工の少年(16)ら15〜17歳の少年8人を逮捕した。

 同課によると、少年らは「パトカーを見るとからかいたくなった」と供述しているという。

 逮捕容疑は、昨年11月14日午後6時ごろ、足立区の都道などで、バイク6台に分乗して、約0・9キロにわたって、蛇行運転や信号無視などの集団暴走をしたとしている。

 同課によると、少年らは暴走族「幻流会」のメンバー。当日は同区内の都道を走行中に、警戒中のパトカーを見つけて暴走を始めた。少年らはこうした暴走を自分たちで「いきなり暴走」と名付けて昨年秋ごろから複数回行っていたという。

391凡人:2011/12/15(木) 09:30:08
「乗り納め暴走」集団暴走などの容疑で少年ら16人を逮捕、警視庁
2011.6.28 11:55

 集団でバイクに乗って蛇行運転などの暴走をしたとして、警視庁4方面交通機動隊は道交法違反(共同危険行為の禁止)の疑いで、東京都葛飾区、無職少年(18)ら16〜18歳の少年15人を逮捕した。また、少年らに改造バイクを貸したとして、同法違反幇(ほう)助(じょ)の疑いで、同区東四つ木、自動車整備工、道山勝幸容疑者(43)を逮捕した。

 同隊によると、少年らは「車の免許を取るためにお金が必要でバイクを売るので、乗り納め暴走をした」と容疑を認めているという。道山容疑者も「独り暮らしの寂しさを紛らわすために少年たちの面倒を見ていた」などと容疑を認めているという。

 少年らの逮捕容疑は昨年10月24日午前3時45分ごろから約5分間、道山容疑者から借りたバイクなど計10台で、豊島区南池袋〜新宿区大久保までの路上で約3キロにわたって信号無視や蛇行運転をしたなどとしている。

392凡人:2011/12/15(木) 09:33:34
「戦闘モードに入ろう」集団暴走容疑、少年4人を逮捕 「東京は捕まるので二度と来ない」
2011.9.16 16:43

 バイクに乗って集団で信号無視などの暴走をしたとして、警視庁交通執行課は、道交法違反(共同危険行為の禁止)の疑いで、相模原市の無職少年(17)ら16、17歳の少年4人を逮捕した。

 同課によると、少年らは容疑を認め、無職少年は、「東京は捕まるし、留置場に入れられるので、二度と来ない」と供述しているという。

 逮捕容疑は、6月5日午前1時45分ごろ、東京都八王子市の都道など約3.5キロで、バイク4台に乗って蛇行運転や信号無視などをしたとしている。

 同課によると、少年らは相模原市内の公園から、都内の心霊スポットで肝試しをするために出発。都内に入ったところで、五日市署のパトカーに気づき、無職少年が「戦闘モードに入ろう」と声をかけたのを機に、暴走を始めたという。

393凡人:2011/12/15(木) 13:09:29
事務所襲撃で懲役23年求刑 「選挙妨害目的」と検察側
(2011/12/15 11:54)

 茨城県石岡市で昨年12月、県議選の選挙事務所に保冷車が突っ込み、候補者の叔父がひかれ死亡した事件で、殺人罪などに問われた元暴力団幹部設楽啓一被告(43)の裁判員裁判の論告求刑公判が15日、水戸地裁(根本渉裁判長)で開かれ、検察側は懲役23年を求刑した。

 検察側は論告で「選挙妨害を目的としており、犯行は極めて危険で悪質」と指摘した。

 異例の2段階方式で行われた公判で、被告は無罪を主張。裁判員は前半の審理をもとに被告が犯人かどうかを評議し、結果を公表しないまま殺意の有無などから量刑を判断する後半の審理に移った。判決言い渡しは22日の予定。

394凡人:2011/12/16(金) 15:09:37
暴力団組員に「用心棒代」 兵庫県公安委が露天商団体に勧告 
2011.12.16 14:45

 山口組系暴力団組員(41)に「用心棒代」を渡していたとして、兵庫県公安委員会は16日、県暴力団排除条例に基づき、県内の露天商らでつくる協同組合に対し、今後、暴力団に利益供与をしないよう勧告した。捜査関係者への取材で分かった。今年4月に施行された同条例に基づく勧告は今回で3例目。

 組合によると、組合員は約230人で、県内に10以上の支部がある。組合員が露店を出す際の道路使用許可を取りまとめるほか、養護施設などにボランティアで露店を出店するなどしている。

 捜査関係者によると、組合は4月以降、同県西宮市の神社の祭りなどの露店でトラブルが発生した際、解決してもらう用心棒代として、組員に複数回にわたって現金を十数万円ずつ支払ったとしている。

 同条例は暴力団の資金源を根絶するため、暴力団への利益供与を禁じており、勧告に従わない場合は事業者名などを公表する。県公安委は6月、組員に用心棒代を渡していたとして県内の建設業の男性に勧告を出したほか、7月には山口組総本部(神戸市灘区)の内装工事を請け負った大阪府内の建築業の男性にも勧告を出している。

 暴力団と露店の関係をめぐっては、神戸市で毎年12月に開催される「神戸ルミナリエ」で、兵庫県警が平成17〜23年に暴力団組員7人の出店申請を確認、排除している。

395凡人:2011/12/19(月) 15:55:07
第92回全国高校野球:暴力事件発覚の一関学院野球部、厳重注意の指導−−高野連
毎日新聞 2011年3月10日 東京朝刊

 日本高校野球連盟は9日、大阪市内で定例の審議委員会を開き、昨夏の全国選手権大会に出場した一関学院(岩手)で大会直前の部員による部内暴力事件が発覚した問題で、同校野球部を厳重注意の指導とすることを決めた。報告が遅れた部長、監督については日本学生野球協会に上申し、4月14日に予定される同協会審査室会議で処分が検討される。

 一関学院は昨年7月の岩手大会期間中に、1年生部員5人が練習への遅刻を理由に別の部員1人を殴るなどしていた。しかし、岩手県高野連へ知らせないまま、甲子園に出場。今年2月28日になって報告した。

 日本高野連は本来、指導や処分の上申を公表していない。今回は新聞報道などを受けて学校側が謝罪の会見を開いたため、特例で発表した。【堤浩一郎】

396凡人:2011/12/19(月) 15:56:54
高校野球:足利工、野球部数人が暴力 練習後、1年生部員全員に /栃木
毎日新聞 2011年7月2日 地方版

 県立足利工業高校(足利市西宮町、中田稔校長)野球部の2〜3年生部員数人が先月、1年生部員をけるなどの暴力をふるっていたことが1日、分かった。野球部は6月29日から活動を中止しているが、9日開幕の全国高校野球選手権栃木大会の出場は日本高野連の判断に委ねるとし、自ら辞退するかどうかの判断を避けている。

 同校によると、2〜3年生部員は練習後の6月中旬の午後8時ごろ、「グラウンド整備やボール集めなどの片付け作業ができていない」などとして1年生部員全員の尻をけった。始めは注意しただけだったが、最終的に暴力をふるったという。

 同27日、1年生部員が退部を申し出て発覚。28日に顧問の教諭らが2〜3年生部員から事実を確認した。2〜3年生部員は「指導が行き過ぎてしまった」と反省していたという。同校は29日に県高野連に報告し、野球部の活動を中止した。

 1年生部員は22人いるが、3人が28日までに退部を申し出た。部内ではこれまでにも平手打ちなど上級生による暴力があったという。同校は1日に職員会議を開き栃木大会出場について日本高野連に判断を委ねることに決めた。出場の可否は、日本高野連の審議委員会が開かれる6日以降に決まる。同校は「早く気付くべきだった」と話し、退部を申し出ている部員には「今後も野球を続けてもらいたい」としている。【岩壁峻、古賀三男】

397凡人:2011/12/21(水) 04:54:25
徳洲会と暴力団、関係照会へ 生駒市、暴排条例可決受け 奈良
2011.12.21 02:18

 生駒市議会の病院事業特別委員会が20日開かれ、新市立病院の指定管理者に決まっている医療法人徳洲会について、市側が来年2月中に生駒署に暴力団との関係について照会することを明らかにした。

 同法人の宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)の生体腎移植をめぐり、暴力団が関与した臓器売買事件が発覚したため、井上充生議長が11月28日、県警に照会するよう山下真市長に申し入れていた。

 市はこれまで同署への照会を拒んできたが、12月定例市議会で市暴力団排除条例の制定案が可決されたことなどを受け、暴排に関する同署との合意書を締結し直すことから、照会することを決めた。

398凡人:2011/12/27(火) 01:13:41
組幹部の駐車「中止を」GS2店に神奈川県公安委が勧告
2011.12.26 22:45

 暴力団幹部らにガソリンスタンド店の敷地を駐車場代わりに使わせたとして、神奈川県公安委員会は県暴力団排除条例に基づき、15日から23日にかけて、横浜市内のガソリンスタンド2店舗に対し、今後は使用させないよう勧告するとともに、指定暴力団稲川会系組幹部ら5人には駐車しないよう勧告した。

 県警暴力団対策課によると、2つのガソリンスタンドは今年10月まで約1年以上にわたり、店に稲川会系組幹部の車を駐車させるなどしていた。両店の経営者はそれぞれ「条例は知っていたが、不良が寄りつかないようになったので、駐車場代わりに使わせていた」などと話しているという。

 今後、勧告に従わない場合は店名などが公表される。県内で同条例が適用されたのは、今回の2件を含めて8件目。

399凡人:2011/12/27(火) 01:16:55
組長は海の家経営は× 暴排条例に基づき海水浴場組合に勧告 神奈川県公安委員会
2011.11.9 21:40

 暴力団組長に海の家出店のための海水浴場組合の組合員資格を与えたとして、神奈川県公安委員会は9日、県暴力団排除条例に基づき、三浦半島の海水浴場組合の組合長の男性(48)に今後は資格を与えないよう勧告するとともに、指定暴力団稲川会系組長(37)には資格を得ないよう勧告した。

 県警暴力団対策課によると、三浦半島の海水浴場の組合長が今年5月、組長に組合員の資格を与えた行為は同条例で禁止されている利益供与にあたるとしている。組長は7〜8月、飲み物や食事を提供する海の家を開設して約1千万円の売り上げを得ていた。

 組合長は4月に資格を与えることを一度は断ったが、組長側から「別人名義で申し込む」と提案され、断り切れなかったという。今後、勧告に従わない場合は氏名などが公表される。

400凡人:2011/12/27(火) 01:18:24
京都料亭も暴力団お断り 暴排条例受け宣言「不当な要求は断固拒否」
2011.11.1 12:57

 京都の料亭などでつくる京都料理組合と京都府料理生活衛生同業組合は1日までに、暴力団員の利用を拒否する「暴力排除宣言」をまとめた。暴力団員を排除する条項を各店が今後、店舗利用約款に加える方針。

 組合の加盟店は約140店で「菊乃井」や「京都吉兆」、「山ばな平八茶屋」など老舗料亭が名を連ねる。宣言では「不当な要求は断固拒否する」などとした。

 4月から京都府暴力団排除条例が施行されたのを受け、府警が呼び掛けていた。

 京都料理組合長で「山ばな平八茶屋」の20代目当主園部平八さん(63)は「これまでは店舗ごとに個別に対応していたが、宣言を通して大きな方向づけができた」と話した。

401凡人:2011/12/27(火) 21:54:05
工藤会最高幹部に懲役7年 パチンコ出店で金銭要求
(2011/12/26 14:10)

 北九州市へのパチンコ店新規出店をめぐり多額のあいさつ料を要求したとして、恐喝未遂と建造物損壊罪に問われた指定暴力団工藤会の最高幹部田中十四春被告(62)に、福岡地裁小倉支部(平島正道裁判長)は26日、懲役7年(求刑懲役8年)の判決を言い渡した。

 田中被告は「一切関与していない」として無罪を主張していた。

 田中被告との共謀を認めた元組員(38)=実刑確定=の供述調書の信用性が争点となった。検察側は「自分や家族に危害が及ぶ可能性があるのに、元組員があえて虚偽の供述をするとは考えられない」と指摘。

 弁護側は「供述はあいまいで信用できない」と反論していた。

402凡人:2012/01/01(日) 14:29:15
組員の露店1店を不許可に/十日えびす
2011年12月31日

 西宮神社(西宮市社家町)で1月にある「十日えびす」の露店を暴力団が取り仕切っていた問題にからみ、西宮署は来年の十日えびすに出店予定だった露天商1人を県内の暴力団組員と確認した。同署は、出店を認めないよう露天商の組合に通知した。

 十日えびすは毎年1月9〜11日にあり、露店の運営は県神農商業協同組合に任されている。しかし、実際は山口組系暴力団が取り仕切り、今年の十日えびすでは出店料名目で約500店から計約4500万円を集めていたことが県警の調べで判明。県公安委員会が今月16日、暴力団排除条例に基づいて利益供与をやめるよう組合に勧告していた。

 同署によると、来年1月の十日えびすには約440の露天商が組合に出店を申請し、同署が身元確認を進めていた。三が日の初詣に出店予定の約110の露天商では、暴力団関係者は確認されていないという。

403凡人:2012/01/03(火) 15:00:45
弘道会:暴力団幹部が旅館経営 佐賀・唐津
毎日新聞 2012年1月3日 13時19分

指定暴力団山口組弘道会系組幹部が社長を務める会社が運営していた寺浦温泉=佐賀県唐津市肥前町で

 佐賀県唐津市肥前町にある温泉宿泊施設「寺浦温泉」を指定暴力団山口組弘道会系組幹部が社長を務める会社が運営していたことが関係者への取材で分かった。土地や建物は県から許可を得て海砂を採取している「唐津湾海区砂採取協同組合」(同市)が所有し運営会社に無償貸与していたという。不透明な経緯もあり、佐賀県は購入のいきさつなどを調査する方針。

 佐賀県観光連盟(事務局・同県観光課内)はホームページ(HP)やパンフレットで寺浦温泉を「いけす料理が楽しめる隠れた人気スポット」などとPRしていたが、HPから紹介ページを削除した。

 県観光連盟などによると、寺浦温泉は玄海国定公園の仮屋湾の一角にある。同市の男性(故人)が運営していたが、02年、経営悪化で競売にかけられた。

 登記簿などによると、弘道会傘下組織「西部連合」(福岡市)関係者が04年に温泉の土地・建物を買い取り、運営会社の社長や監査役に西部連合幹部が就任した。

 温泉の土地・建物はその後、西部連合の関係者から関連会社に渡り、06年に唐津湾海区砂採取協同組合が購入した。08年に西部連合の関連団体に売り渡したが、3カ月後に買い戻していた。毎日新聞の取材に対し、組合は購入額を明らかにしていないが、決算書類などから、08年の買い戻し時の購入額は3億円以上とみられる。

 組合は、買い取った施設を運営会社に無償で貸与していたという。運営会社は昨年1月に唐津観光協会を退会し、現在は温泉を休業している。

 佐賀県条例は不動産取引の際、暴力団事務所などの開設防止に努める責務を不動産所有者に課しているが、暴力団への利益供与を禁じる本格的な暴力団排除条例の施行は今年1月から。組合は「購入時は相手が暴力団関係者と把握していなかった。暴力団への利益供与は一切ない。誤解を招かないように施設はすぐに売却したい」と説明。組合代表理事の三浦重徳・唐津市議は「弁護士に任せているので何も分からない」と話している。

 運営会社社長の西部連合幹部は昨年2月、長崎大学病院改修工事を巡って準大手ゼネコン社員に関係会社を下請け参入させるよう迫った強要未遂容疑で福岡、長崎両県警に逮捕され、福岡地裁で懲役2年、執行猶予3年の判決を受けた。福岡県警捜査関係者も温泉への組員の出入りを確認していたという。

 佐賀県観光連盟は「施設が暴力団と関係があるとは知らなかった。今後は観光情報をHPなどに載せる場合、業者が暴力団と関係がないことを示す誓約書を提出してもらうことも検討したい」とコメント。県商工課は「組合に話を聴いて施設を購入した経緯を確認したい」と話している。

 【ことば】弘道会

 豊富な資金力で指定暴力団山口組を実質的に支配する中核組織といわれ、警察庁が全国の警察に取り締まりの強化を指示している。名古屋市に本拠があり、山口組の篠田建市(通称・司忍)6代目組長の出身母体でもある。西部連合は会長が弘道会の九州統括責任者を務めているが、傘下に入る前は独立組織として佐賀県唐津市に本拠を置いていた。

404凡人:2012/01/07(土) 14:01:32
紳助さん新たな写真 暴力団幹部と肩寄せ合い
2011.10.6 13:07

 芸能界を引退した元タレント、島田紳助(55)と暴力団幹部が一緒に写った新たな写真が存在することが5日、分かった。6日発売の写真週刊誌「FRIDAY」が、暴力団幹部と肩を寄せ合う紳助の写真を掲載している。

 同誌によると、宴席で笑みを浮かべる紳助と写っているのは指定暴力団山口組弘道会の高山清司会長(64)で、山口組No.2とされる大幹部。同誌は、紳助が8月23日の引退会見で「Bさん」と呼んでいた山口組No.4で極心連合会の橋本弘文会長(64)とのツーショット写真を先月掲載している。

 引退会見で紳助は暴力団関係者との写真について「あるわけない」と断言。報道陣に「ウソをついていたら、みんなの前で腹を切ります」と語っていた。紳助が所属していた吉本興業はこの日、今回の写真は前回と同じ宴席で撮影されたものとして「前回の写真を2回に分けてお使いになられているのは、大変遺憾です」とコメントした。(サンケイスポーツ)

405凡人:2012/01/11(水) 14:43:57
大阪城公園で暴力団幹部が拳銃自殺か
2012.1.10 14:37

 9日午後10時10分ごろ、大阪市中央区の大阪城公園で、男性が頭から血を流して倒れているのを、公園の警備員が発見。男性はまもなく死亡した。近くに回転式の拳銃が落ちており、大阪府警東署は拳銃自殺とみて捜査している。

 東署によると、死亡したのは指定暴力団東組の幹部(48)=大阪市天王寺区堀越町。右側頭部に、発砲によるとみられる傷跡があった。

406凡人:2012/01/11(水) 17:29:39
家族で無銭宿泊 容疑の組員逮捕 和歌山・白浜署
2012.1.11 02:19

 白浜署は10日、詐欺(無銭宿泊)の疑いで、田辺市神子浜(みこのはま)、指定暴力団山口組系組員、新井雄宇容疑者(35)を逮捕した。容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、昨年11月14日に白浜町内のホテルに宿泊、翌15日のチェックアウトで宿泊代金を請求された際に、支払う気がないにもかかわらず、「あすまでに銀行口座に振り込む」などと説明。その後、宿泊代金と飲食代約2万8千円を期日までに支払わなかったとしている。

 同署が11月下旬にホテルからの被害届けを受けて捜査していた。

 同署によると、新井容疑者は家族3人で宿泊していたという。

407凡人:2012/01/16(月) 17:35:08
休業補償金だましとる 容疑の右翼団体幹部ら逮捕
2012.1.16 16:48

 埼玉県警公安2課と川口署は16日、詐欺の疑いで政治団体「日本同盟」埼玉県本部長で無職、福田政行容疑者(46)=川口市領家=と、指定暴力団山口組系組員で自称会社役員、山田秀市容疑者(59)=東京都台東区根岸=を逮捕したと発表した。いずれも容疑を認めている。

 公安2課の調べでは、両容疑者は共謀し、福田容疑者が働いていないにもかかわらず東京都内の保険会社に交通事故の休業補償金を申請し、同社から平成22年12月と23年2月、計64万6000円をだまし取った疑いが持たれている。福田容疑者は22年11月、川口市内の県道で道路を横断中、都内の男性が運転するバイクと接触し、打撲などの診断書を提出していた。

 公安2課によると、福田容疑者と山田容疑者は政治活動を通じての知り合い。福田容疑者は休業補償を申請する際、山田容疑者が関係するさいたま市内の会社の社員だと偽っていた。

408凡人:2012/01/18(水) 21:51:36
被災者の100万円恐喝容疑で暴力団幹部ら逮捕
(2012年1月18日 福島民友ニュース)

 東京電力福島第1原発事故に伴う仮払補償金を脅し取ったとして、郡山、双葉両署は17日、恐喝の疑いで、二本松市、暴力団幹部、人材派遣業大和田誠容疑者(33)=恐喝未遂容疑で逮捕、起訴=ら4人を逮捕した。

 逮捕されたのはほかに、同市、暴力団組員、派遣作業員三上忍(38)=同、郡山市、無職三瓶直人(22)=恐喝未遂で逮捕、川俣町、アルバイト原徳美(28)の3容疑者。

 逮捕容疑は、4容疑者は共謀し、昨年5月ごろ、原発災害により浜通りから郡山市に避難していた無職男性=当時(26)=から、仮払補償金を約50万円ずつ2回に分け、計100万円を脅し取った疑い。

409凡人:2012/01/19(木) 17:47:14
城尾被告の無期確定へ 遺族「言葉もない」 市長射殺事件
2012年1月19日 長崎新聞

 長崎市で2007年に選挙運動中の伊藤一長市長が射殺された事件で、元暴力団幹部、城尾哲彌被告(64)の無期懲役を妥当とした最高裁決定を受け、極刑を求めていた遺族は言葉を失った。市民らは銃撃事件の衝撃を思い起こし、再発防止への決意を新たにした。

 遺族は、一審死刑判決を破棄し無期懲役とした控訴審判決に対し「到底納得できない」として、福岡高検に上告を求めていた。上告棄却を受け「全く予期してなかった決定であり、今は言葉もありません」とのコメントを出した。

 事件後、市長選に補充立候補し当選した田上富久市長。「これで本当に動機も含めた真相が解明されたという気持ちになれない。市民と一緒にこういうことが起こらない社会をしっかりつくっていかなければならない」と述べた。中村法道知事は「行政対象暴力は徹底的に排除されるべき。警察や市町と連携を図りながら県民総ぐるみの幅広い暴力追放運動を一層強力に推進する」とのコメントを出した。

 無期懲役の見通しに疑問を投げ掛ける市民も。長崎市立山2丁目の会社員、長岡武さん(53)は「あんな大事な選挙中に無防備な人を殺した。無期懲役でいいのだろうか。死刑を求めていた家族がかわいそうだ」と話した。

 同市三原2丁目の会社員、田中みなみさん(26)は「長崎のような田舎で銃を使った事件が起こるとは思わず、本当に驚いた。もう二度とあってはいけない」と訴えた。

410凡人:2012/01/20(金) 20:57:33
山口組ナンバー2、再び勾留執行停止に 京都地裁
2012.1.20 20:24

 みかじめ料名目で建設業の男性から現金4千万円を脅し取ったとして、恐喝罪で起訴された指定暴力団山口組ナンバー2で弘道会会長、高山清司被告(64)=公判前整理手続き中=について、京都地裁は20日、病気を理由に2月20日までの勾留執行停止を決定した。

 高山被告は脊椎などに持病があり、昨年7〜10月にも執行が停止され、京都市の病院に入院。その後、再び京都拘置所に収容されたが、検査入院のため今月6日から14日間、執行が停止され、今回さらに延長された。

411凡人:2012/01/21(土) 02:41:37
警官が酔って大学生平手打ち 警視庁、巡査部長を懲戒処分
(01/20 21:35)

 酒に酔って埼玉県内で男子大学生(19)を平手打ちしたとして、警視庁は20日、池袋署地域課の男性巡査部長(54)を停職3カ月の懲戒処分にした。巡査部長は同日、埼玉県警西入間署に暴行容疑で書類送検され、依願退職した。

 送検容疑は、昨年9月10日深夜、埼玉県毛呂山町のカレー店で、大学生の顔などを十数回平手打ちした疑い。けがはなかった。

 警視庁によると、巡査部長は帰宅途中にカレー店などで酒を飲んでいた。店の前にいた大学生に「何か用事があるのか」と声を掛けて店内に引きずり込み、暴行しながら「こういう者だ」と、警察手帳を示したという。

412凡人:2012/01/22(日) 22:55:16
なんでも酒のせいにすれば怖くない。これ日本の常識。笑
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社民党本部に車突っ込む、右翼団体の男逮捕
(2012年1月22日19時06分 読売新聞)

 22日午前6時50分頃、東京都千代田区永田町の社民党本部が入る「社会文化会館」1階の正面玄関のシャッターに、軽乗用車が突っ込み、何度も衝突を繰り返した。

 警視庁は、運転していた右翼団体「国栄会」構成員で埼玉県鴻巣市、上野琢也容疑者(41)を器物損壊の疑いで現行犯逮捕した。

 同庁幹部によると、近くにいた警備員からの通報で駆けつけた警察官が、上野容疑者を取り押さえた。けが人はいなかった。上野容疑者は当時、酒に酔っており、調べに対し「(動機について)今は話したくない」と供述しているという。

413凡人:2012/01/23(月) 20:37:28
群馬・伊香保温泉でタイ女性に売春させる 容疑のスナック経営者ら逮捕 売り上げは暴力団に?
2012.1.23 14:34

 短期滞在資格の切れたタイ人女性に群馬・伊香保の温泉街で売春させていたなどとして、警視庁保安課は、入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで、群馬県渋川市伊香保町、社交飲食店「スナック夢」経営、安藤健一(32)と妻でタイ国籍、同店経営、スパワディ(36)の両容疑者を、同法違反ほう助の疑いで、同、指定暴力団松葉会系組員、佐藤次郎容疑者(43)ら2人を逮捕した。

 同課によると、安藤容疑者夫妻は、「身に覚えがない」などと容疑を否認しているという。

 同課によると、安藤容疑者らは、タイ国内でブローカーを使って、女性に「日本でホステスとして働けば、高収入が得られる」と勧誘。渡航費や日本での生活費などを全額を肩代わりする一方、約550万円の借金を負わせて、短期滞在資格で来日させた後、ホステスとして働かせていた。

 逮捕容疑は、昨年6〜11月ごろ、安藤容疑者夫妻の自宅近くにある同店で、短期滞在資格の切れたタイ国籍の女性(35)に、借金返済名目で、売春させたなどとしている。

 売春場所は同店2階で、安藤容疑者夫妻は、ホステスが逃げないように、旅券を没収して店の近くに住まわせ、佐藤容疑者らに車で送迎させるなどしていた。同課は、こうした行為を人身取引と判断し、この女性を含むタイ人女性2人を保護。今後、人身売買容疑でも立件する方針。売り上げがみかじめ料として、暴力団に流れていたとみて調べている。

414凡人:2012/01/26(木) 23:55:37
公園に血まみれの男性 頭や腕など切られる 東京・足立
2012.1.26 14:28

 26日午前1時ごろ、東京都足立区保木間の「元淵江(もとふちえ)公園」で、「知人が刺されて血まみれで倒れている」と119番通報があった。警視庁によると、負傷したのは39歳の指定暴力団山口組系元組員の男性で、頭や両肘など数カ所を刃物で切られたが、命に別条はない。警視庁は殺人未遂事件として捜査している。

 同庁によると、男性は襲われた直後、知人に電話で助けを求め、知人が駆けつけた際には、公園の入り口近くで血を流し倒れていたという。現場周辺で凶器はみつかっていないという。

 現場は、東武伊勢崎線竹ノ塚駅から東に約1・5キロの住宅街の一角。

415凡人:2012/01/27(金) 00:29:43
生活保護費をだましとった疑いで山口組系組長を逮捕 「遊ぶ金ほしかった」 大阪府警
2012.1.26 23:17

 収入を得ていた事実を隠し生活保護費をだまし取ったとして、大阪府警不正受給事犯対策本部と枚方署は26日までに、同府枚方市高田、指定暴力団山口組系浜口組組長浜口重信被告(55)=公判中=を詐欺容疑で逮捕、送検した。

 逮捕、送検容疑は、知人女性から収入を得ていたのに枚方市に届け出ず、平成18年3月から21年7月までの間に生活保護費約1千万円をだまし取った疑い。枚方署によると、浜口組は山口組の4次団体。

 同署によると「遊興費がほしかった」と容疑を認めている。

 市によると、浜口被告は06年1月に生活保護を申請。市は支給開始後も定期的に訪問するなどしていたが、不正を発見できなかったという。

416凡人:2012/02/05(日) 08:23:45
ホテルで暴力団がディナーショー、収入500万円…神奈川県公安委が排除勧告
2012.2.3 23:30

 暴力団が主催するディナーショーをホテルで開催したとして、神奈川県公安委員会は3日、県暴力団排除条例に基づき、県内のホテルの支配人に対し今後は場所を提供しないよう、主催した指定暴力団稲川会系幹部(73)にはディナーショーを開催しないよう勧告した。

 県警暴力団対策課によると、ディナーショーは昨年10月に開催され、一般客約300人が参加。チケットは1枚2万5000円で、歌手4人が曲を披露した。暴対課は、売り上げ約750万円のうち暴力団側には約500万円の収入があったとみている。

 問題は、チケットを買った客から県警に苦情や相談が寄せられ発覚した。ホテル側は「6、7年前から毎年10月に開催されており、断り切れなかった」と話しているという。

417凡人:2012/02/14(火) 03:26:27
廃工場を「大麻製造工場」に改造…元組員ら逮捕
(2012年2月13日21時05分 読売新聞)

 廃工場内に乾燥大麻を保管していたとして、大阪府警薬物対策課は13日、同府高石市、元暴力団組員・北原和之(46)、内妻の無職山田恵(39)の両容疑者を大麻取締法違反(営利目的共同所持)容疑で現行犯逮捕したと発表した。

 押収された乾燥大麻8・75キロ(末端価格約5000万円)について、北原容疑者は「自分が栽培した」と供述。廃工場の内部に、配管型のプランターや照明器具などを取り付け、本格的な「大麻製造工場」に改装していた。

 発表によると、2人は2月10日、同府泉大津市の鉄骨2階建て工場内で、乾燥大麻約50グラムを販売目的で隠し持っていた疑い。北原容疑者は「売るつもりはなかった」と容疑を一部否認、山田容疑者も「知りません」と否認している。

 府警や関係者によると、建物は以前、毛布の加工業者が使用していたが、業績の悪化で廃工場となり、2008年10月に山田容疑者が購入したという。

 改装されていたのは2階部分約100平方メートル。3部屋に区切られ、各部屋には、水や液体肥料を流すプラスチック製の配管型プランター(直径約20センチ)が張り巡らされていた。日照時間と温度調整ができる水銀灯、空調機なども設置され、一度に約200株が栽培できる。

 昨年9月、「大麻を栽培している」との匿名の通報が府警にあり、発覚した。

 府警は、工場内から収穫直後の大麻草59株と電子計量器のほか、詳細な栽培方法が記されたマニュアル本を押収。幻覚作用が強く、大麻草の花が集中する部分ばかりを集めた「バッズ」と呼ばれる乾燥大麻も見つかっており、府警は、販売ルートを追及する。

418凡人:2012/02/15(水) 05:51:17
Jリーグが暴力団排除宣言 大東チェアマン決意表明
(2012/02/14 16:59)

 Jリーグは14日、東京都内で加盟クラブや審判員、日本プロサッカー選手会などの代表が参加して「暴力団等排除宣言」をした。

 最近、欧州、アフリカ、アジアなどでサッカーの八百長事件が発生したことを踏まえた。大東和美チェアマンは「八百長事件の背後には犯罪組織がいる。闇の組織が入り込まないよう、断固闘う」と決意表明した。

 暴力団対策として、Jリーグは昨年から電話相談窓口を設置し、世界中の賭博サイトを監視している。

 同席した警視庁の樋口建史警視総監は「他のスポーツ界と同様、Jリーグも暴力団にとって魅力ある対象。一度でも交際すると『ばらすぞ』と脅す」と指摘した。

419凡人:2012/02/24(金) 07:40:35
米、山口組に経済制裁 組織犯罪対策で
(2012/02/24 05:53)

 【ワシントン共同】オバマ米政権は23日、薬物の密輸や人身売買など国際的な組織犯罪に関与しているとして、指定暴力団山口組と、山口組の篠田建市(通称司忍)組長(70)ら幹部2人を経済制裁の対象に指定した。

 米国内の資産凍結や商取引停止などが科される。財務省によると、国境を越えた犯罪組織の撲滅を狙う昨年7月の大統領令に基づく初の措置。

 指定された個人は篠田組長のほか、山口組ナンバー2の弘道会会長高山清司被告(64)。

 財務省は、「ヤクザ」である山口組は「暴力団」や「極道」の名前でも知られると紹介。

420凡人:2012/03/06(火) 06:01:25
日本最大規模の暴力団、山口組の本部は兵庫県神戸市。その隣の大阪市職員も負けていません。
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施設職員が虐待児を恫喝 入れ墨見せ暴言繰り返す 大阪市処分せず 賞与査定は大甘  
2012.2.28 07:32

 大阪市立の児童福祉施設に勤務する30代の男性職員が、子供たちに自分の入れ墨をみせたり、暴言を吐いたりしたことが市側の調査で判明したにも関わらず、市が処分せず、公表も見送っていたことが27日、分かった。この職員は同僚女性へのセクハラで昨年9月に停職処分を受けたが、現在は元の職場に復帰。12月に支給されたボーナスの査定では「良好」以上と判定されており、市側の“大甘裁定”が問題となりそうだ。

 職員が勤務しているのは、虐待などが原因で感情を適切に表現したり抑制したりすることが難しい子供たちに心理治療や生活指導を行う施設で、定員は入所者・通所者計50人。職員は給食調理を担当している。

 昨年4月以降、この職員が「自分の腕の入れ墨を子供たちにみせている」「あほ、ぼけ、殺すぞといった暴言と恫喝(どうかつ)を児童に繰り返している」との告発が市側に複数寄せられた。「児童らが(虐待に続く)2次的被害を受けている」との指摘もあった。

 市が調査を進めていた6月、職員が職場の歓送迎会で同僚女性の髪を触ったり、「自分と付き合え。切れると何をするか分からないぞ」と脅迫したりしていたことが発覚。市は9月、停職2カ月の懲戒処分にした。

 ところが、市は調査結果で児童に対する問題行動もあったと認定したにもかかわらず、この事実は処分対象とせず、停職後は同じ職場に復帰させた。

 さらに、職員は昨年の冬のボーナス(期末・勤勉手当)の勤務査定で「良好」以上の評価を受けていた。市総務局によると、児童福祉施設を所管するこども青少年局の技能職員315人の評価で、4段階のうち、下位2段階のC、D判定を受けた職員はゼロだった。

 市幹部は「甘いと言われるかもしれないが、本人は反省している」と説明。今後も処分予定はないという。

421凡人:2012/03/10(土) 09:32:37
あいさつ料4千万恐喝、元組長の懲役7年確定へ
(2012年3月9日21時43分 読売新聞)

 解体工事を請け負った業者から現金を脅し取ったとして、恐喝罪に問われた指定暴力団共政会守屋組組長だった守屋輯(あつむ)被告(69)について、最高裁第2小法廷(須藤正彦裁判長)は7日の決定で被告の上告を棄却した。

 懲役7年とした1、2審判決が確定する。

 1、2審判決によると、守屋被告は1999年6月〜2002年8月、配下の組員と広島市内の組事務所で、逆らえば工事を妨害しかねないことなどを暗に示しながら、業者3人に「あいさつ料」名目で金銭を要求し、計3789万円を受け取った。

422凡人:2012/03/15(木) 03:38:19
組員がNPO法人役員 「上州御輿保存会」認証取り消し 群馬
2012.3.15 02:04

 県は14日、暴力団員が役員を務めていたとして、前橋市鳥羽町のNPO法人「上州御輿(みこし)保存会」の認証を取り消したと発表した。NPO法では、NPO法人の役員に暴力団員が就くことを禁じている。

 県NPO・ボランティア推進課によると、昨年8月、県警からの情報提供で発覚した。県が同年11月、同法人に改善命令を出したが、返答がなかった。

 同法人は平成20年12月、地域の祭り文化の保存活動を目的に設立され、県から認証を受けた。だが、毎年県への提出が義務づけられている事業報告書を一度も提出していなかった。

423凡人:2012/03/15(木) 15:55:47
ネット通販で暴力団員に商品を販売したら、暴力団排除条例違反?
(2011年12月28日 読売新聞)

イラストレーション・いわしまちあき

 「とうとう自分の代で店をたたむことになるのか……」。売れ残りの大福やまんじゅう、どら焼きの山を前に、一時は和菓子店の廃業を覚悟したこともありました。

 そんな青息吐息だったお店が、現在なんとか息を吹き返し、繁盛するようになったのはネット通販に活路を求めた結果です。ただ、そのネットのために余計な心配事を抱えています。


 店を構えているのは、東京郊外にある商店街の端っこ。3代続く地元の老舗で、商店街を行き来するお客さんを相手に商売をしてきました。ところが、駅前に巨大なショッピングセンターができたころから客足が鈍くなってきたのです。

 「なんとかしなければ」。焦った私は、数年前に店のホームページを立ち上げました。サイトで注文を受けつけ、宅配便の代金引換で集金するという仕組みです。ところが、お金をかけ、苦労してホームページを作ったものの注文はほとんど来ず、閑古鳥状態が長く続きました。当然です。今時どんなお店でも、ホームページを持っています。普通の和菓子店がネット通販を始めたところで、星の数ほどもある有象無象のサイトの一つにしか過ぎません。

 異変が起きたのは、売上げが減り「いよいよ廃業か」と、せっぱ詰まったころでした。注文が急に殺到し始めたのです。キツネにつままれたような心地でした。

 「ブログで読みましたよ。素朴でおいしい味ですってね」とわざわざ横浜から買いに来たという主婦が教えてくれました。スイーツ関係の名の知れたフードライターが、ブログで私の店のオリジナル和菓子を激賞してくれたらしいのです。

 ネットの威力に加え、お取り寄せブームも追い風となり、全国にお得意さんが広がりました。厨房での菓子作り、お客さんと対面しての販売に加えて、ホームページのメンテナンス、注文の管理、地方への商品の発送など、家族経営の個人商店には大変な負担です。しかし、自分たちの努力がそのまま売上げに反映しているのが実感でき、全国のお客様からの温かい支援もあって充実した毎日です。ただ、言うまでもなく、それとともに、いろいろなトラブルを抱えるようになりました。配達の遅れなどに対するクレーム、代金の不払いや、ネット特有の諸規制の存在です。ネット通販を始めることで、余分なリスクも抱えることにもなったわけです。


 先日、新聞を読んでいたら、10月から東京都では暴力団排除条例が施行され、暴力団や暴力団員に対して商品を売ってはいけない――というようなことが書いてありました。テレビでは、おそば屋さんが、暴力団組事務所に出前するのもダメだというようなことまで言っています。

 そうなると、悩むのが、暴力団員かどうかの見分け方です。店頭で応対していれば、それらしき人はすぐにわかりますが、ネット販売では、入力された氏名や住所などの情報からは、人品骨相を確認できるわけがなく、一般人と暴力団員とを区別できません。そもそも、暴力団員とわかったからといって、本当に、たかがお菓子を売ることさえもできないのか疑問に思います。

 また新聞には、取引時に相手が暴力団関係者であることが判明した場合、契約を解除できるといった規定を契約書の中に設けなければならないとありました。うちの店のネット通販では、他のネット通販会社にならって、一般的な利用規約は設けていますが、この規約まで変更しなければならないかどうかもよくわかりません。

 暴力団排除条例において、ネット通販事業者が対応すべきこと、注意すべきことを教えてください。(最近の事例を参考に創作したフィクションです)
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424凡人:2012/03/15(木) 15:57:10
回答

 東京都暴力団排除条例の施行 東京都暴力団排除条例が、平成23年10月1日に施行されました。同様の条例が沖縄県でも10月1日に施行され、47都道府県全てにおいて、暴力団排除条例が出そろったということで話題になり、様々なメディアで特集が組まれ報道されていましたのでご存じの方も多いと思います。

 実際に、12月12日には、暴力団による飲食店への観葉植物リース業を代行したとして、東京都公安委員会は、東京都暴力団排除条例に基づき、造園業者に利益供与の中止を勧告しています。

 有名タレントが暴力団との交際を理由に芸能界引退に追い込まれるという事件が起きたこともあり、近ごろ、社会的に暴力団との関係が厳しく問われる状況となっています。

 事業者においては、万が一、暴力団をはじめとする反社会的勢力とかかわりがあるとして、本条例に基づいて、公安委員会から是正するように勧告されたり(是正勧告 条例第27条)、事業者名がインターネット上などで公表されたり(社名公表 条例第29条)した場合には、社会的な評価信頼を失墜させるばかりか、金融機関との取引が解消される恐れもあり、存立自体が危ぶまれる事態に陥ってしまいます。このため、取引等をはじめとした経済活動において、暴力団排除のための十分な対応を取る必要があることは言うまでもありません。とはいえ、暴力団とのかかわりを恐れる余り、極端に経済活動が萎縮してしまうのでは本末転倒です。また、ネット通販企業のように、基本的に対面での取引を前提としていない取引形態を取る場合、暴力団排除を行おうとしても限界があります。

 今回のご相談は、暴力団排除条例施行にあたって、条例の趣旨は理解できるし賛同もしているが、では現実にどう対応すればよいのかという、ネット取引の現場が抱いている率直な疑問であると思います。以下、東京都暴力団排除条例の概略を説明しながら、対処法について検討してみたいと思います。

ネット通販で暴力団員に商品を販売したら、暴力団排除条例違反?
(2011年12月28日 読売新聞)

そば屋の出前も条例違反になる? 東京都暴力団排除条例の内容は多岐にわたっていますが、本件に関わるものとしては、まず第24条3項があげられます。同条項には、「事業者は、…その行う事業に関し、暴力団の活動を助長し、又は暴力団の運営に資することとなることの情を知って、規制対象者(注:暴力団員等のことを指します)又は規制対象者が指定した者に対して、利益供与をしてはならない。」と規定されています。

 ご相談者が聞いたという「おそば屋さんが、暴力団組事務所に出前するのもダメだ」との話は、この条文にある「暴力団の活動を助長し、又は暴力団の運営に資する利益供与」に該当するかどうかという問題です。

 そして、ここに言う「利益供与」とは広く「金品その他財産上の利益を供与すること」を意味し、例えば、事業者が商品を販売し、相手方がそれに見合った適正な料金を支払うような場合であっても該当します。暴力団が得さえしなければ該当しないということにはなりませんので注意が必要です。そういう意味では、おそば屋さんが料金表通りの金額でそばを提供することも利益供与になり得るということになります。

 では、「暴力団の活動を助長し、又は暴力団の運営に資する」という点はどのように考えれば良いでしょうか。この点につき、警視庁がネットで公表しているQ&Aに詳細に説明がなされており参考になりますので、以下、そこから、事業者が違反になる典型的なケースをいくつか引用してみたいと思います。

<1> 内装業者が、暴力団事務所であることを認識した上で、暴力団事務所の内装工事を行う行為 
<2> ホテルの支配人が、暴力団組長の襲名披露パーティーに使われることを知って、ホテルの宴会場を貸し出す行為 
<3> 印刷業者が、暴力団員の名刺や組織で出す年賀状等の書状を印刷する行為 
<4> 警備会社が、暴力団事務所であることを知った上で、その事務所の警備サービスを提供する行為 
<5> 不動産業者が、暴力団事務所として使われることを知った上で、不動産を売却、賃貸する行為 
<6> ゴルフ場の支配人が、暴力団が主催していることを知って、ゴルフコンペ等を開催させる行為 

 このほか、飲食店が暴力団員に会合や興行を開かせること、百貨店が暴力団の贈答品を受注することなど――も該当するとされているようです。
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425凡人:2012/03/15(木) 15:58:32
 それに対して、Q&Aは、違法な利益供与にならない場合も例示しており、次のような場合を挙げています。

<1> スーパーマーケット等の小売店が、暴力団員のような風体をしている者に対して商品を販売する行為 
<2> コンビニエンスストアが、暴力団員に対しておにぎりや清涼飲料水等の日常生活に必要な物品を販売する行為

ネット通販での販売行為が違法な利益供与になることは考えにくい ご相談者は、広く不特定多数人に対してお菓子を販売しているわけですが、上記スーパーマーケットやコンビニエンスストアの例からしても、商品を暴力団員に対して販売する行為が、直ちに違法な利益供与となるとは通常考えられません。たとえ暴力団員であっても、個人の消費活動に対する規制はできないというのが原則であり、あくまでも規制対象となるのは、暴力団の活動を助長したり、暴力団の運営に資したりする行為となります。

 そういう意味では、取引相手である暴力団員が、その所属する組の会合で提供するためとか、会合への参列者へのお土産にするために購入しようとしていることがわかっているなど、「特別の事情」がある場合には、違法な利益供与となる可能性が出てくると思われます。同様に、おそば屋さんも、店に入ってきた暴力団員にそばを提供するのは問題ないでしょうが、暴力団の会合で提供されることを知って出前をするとなると、同様に、違法な利益供与になる可能性が出てくると言えるでしょう。

 なお、第24条3項は、事業者が「情を知って」いる場合を問題としているのであり、仮に、取引相手が暴力団員であることを知らなければ、そもそもこの要件に該当せず違法な利益供与となりません。対面販売なら、外見等から暴力団員と判別できることもあるかもしれません。しかし、ネット取引の場合、ネットの向こう側にいて注文している人が暴力団員かどうかなど判別のしようがないのであって、通常は、この要件を欠くことになると思われます。

 以上のように、ネット通販の場合には、通販業者において、取引相手が暴力団員等であることを認識するのは困難であり、それに加えて、上記のような「特別の事情」が存在することまで認識する場面は通常ないのであって、原則として、暴力団排除条例を意識しなければならないような場面は出てこないと思われます。

 強いて言えば、ネット通販において、顧客との接点となっている宅配業者から、指示された顧客に商品を届けようと思ったら、そこは暴力団事務所であり、何らかの会合が開かれるようだというような情報が伝えられた場合などが想定できます。その場合には、前記と同様に、違法な利益供与に該当するかどうかを検討する必要が出てくるでしょう。

 なお、取引相手が暴力団員等であると識別できた場合には、取引対象が日用品等で、上記のような「特別の事情」も見受けられないとしても、現在の社会情勢を踏まえ、コンプライアンスの観点から、取引を拒否するという考え方もあり得るのであって、そのような取扱いをする企業もあるようです。ただ、そのあたりは企業姿勢の問題であって、暴力団排除条例自体の要請ではありません。

 いずれにしても、上記のように、宅配業者等から情報が寄せられて利益供与の問題が疑われるような場合には、微妙な対応を迫られることになりますから、最寄りの警察署に連絡し相談することをお勧めします。
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426凡人:2012/03/15(木) 15:59:15
ネット上の取引規約等を改定する必要性

 ご相談者によると、新聞には、取引時に相手が暴力団関係者であることが判明した場合、契約を解除できるといった規定を契約書の中に設けなければならないとあったが、どうすればよいのかわからないとのことです。

 たしかに、東京都暴力団排除条例第18条2項は、「事業者は、その行う事業に係(かかわ)る契約を書面により締結する場合には、次に掲げる内容の特約を契約書その他の書面に定めるよう努めるものとする。」とし、その特約の内容として、「当該事業に係る契約の相手方又は代理若(も)しくは媒介をする者が暴力団関係者であることが判明した場合には、当該事業者は催告することなく当該事業に係る契約を解除することができること」を規定しています。

 この規定によって、ネット通販サイトの規約を変更する必要があるかどうかですが、原則として変更の必要はありません。

 条例第18条2項は、「その行う事業に係る契約を書面により締結する場合」と規定されており、ネット通販でサイト上に掲載されている取引規約のように、「書面」以外まで対象とするものではありません。従って、暴力団排除条例施行によって、ネット通販の利用規約に対し、新たな規定を盛り込む必要はないと考えられます(ちなみに、条例の規定が、「しなければならない」ではなく、「努めるものとする」となっており、努力義務を定めた規定であるという点にも注意して下さい)。

 ただ、前記のように、ネット通販取引の場合、可能性は低いと言っても、その取引が条例の禁止する、違法な利益供与に該当してくる可能性があり、その際には、取引を拒否する必要が生じてきます。ネット通販において、取引を拒否する際の根拠となるのは、サイトに掲げている利用規約なのであり、そこに何らの関連する規定もないとすると、対応に窮することも考えられます。そういう意味では、直ちに必要かどうかは別として、将来のリスクヘッジとして利用規約を改正するということを検討してもよいかと思われます。

 なお、ご相談内容にはありませんが、暴力団排除条例第18条1項は「事業者は、その行う事業に係る契約が暴力団の活動を助長し、又は暴力団の運営に資することとなる疑いがあると認める場合には、当該事業に係る契約の相手方、代理又は媒介をする者その他の関係者が暴力団関係者でないことを確認するよう努めるものとする。」と規定しており、この点について、事業者が契約を締結する際に、契約の相手方が暴力団員であるかどうかを必ず確認しなければならないと誤解され、受け止められていることがありますが、それは誤りです。

 条例第18条1項は、「その行う事業に係る契約が暴力団の活動を助長し、又は暴力団の運営に資することとなる疑いがあると認める場合」において、契約の相手方等が暴力団関係者でない事を確認するように求めているものです。

 警視庁のQ&Aにも「この規定については、努力義務規定であり、例えば、スーパーやコンビニで日用品を売買するなど、通常、一般的に取引の相手方について身分を確認しないような場合についてまで、あえて相手方の確認をするよう求めるものではありません。」と説明されています。

 つまり、東京都暴力団排除条例は、ネット通販において、取引の申し込みがあるたびに逐一顧客の属性確認を求めているものではありませんし、現実問題として、それを実現することは困難です。
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427凡人:2012/03/18(日) 06:12:24
暴走族:激減 都内ピーク80年の1/50
毎日新聞 2012年3月17日 15時00分

昨年9月11日、東京都品川区内を暴走する「城南愚連隊」のメンバー=警視庁提供

 暴走族が激減している。東京都内の場合、ピークだった1980年には5379人だったが、今年1月に警視庁が把握したのは50分の1の119人。グループ内での厳しい上下関係が若者に敬遠されるようになったことに加え、長引く不景気でオートバイの改造などにかける金が不足しているのも減少に拍車をかけたとみられる。

 警視庁は共同危険行為が道交法で禁じられた78年から、暴走行為の摘発時などに得た情報などを基に暴走族のグループ数や人数を把握している。1月時点の都内の暴走族は16グループで、80年の148グループから大きく減少。グループの規模も小さくなった。

 全国的にも同様の傾向で、警察庁によると、全国の暴走族は82年の4万2510人から昨年は8509人に減った。グループ数もピーク時(02年)の1315から452に減少している。


全国の暴走族の人数の推移 捜査関係者は「若者の上下関係の意識が希薄になったことに加え、パソコン、ゲームなど娯楽の多様化が背景にある」と分析する。共同危険行為の違反点数は81年に9点から15点に、02年には25点に引き上げられた。また、同年の改正で違反すれば2年間免許を取れなくなるなど厳罰化も影響しているとみられる。

 メンバーの外見も様変わりした。かつては、派手な刺しゅうを施した「特攻服」で改造バイクに乗るスタイルが一般的だったが、現在はほとんどが普段着。バイクも改造するのはマフラーなど一部だけで、捜査幹部は「バブル期に比べ、かけられる金が少なくなった」と推測する。

 警視庁が今年摘発した「城南愚連隊」も現代版暴走族。大田、品川両区を拠点としたメンバーは16、17歳の約20人。共同危険行為容疑で逮捕されたメンバーの1人は「厳しい上下関係は好きじゃない」と供述したといい、「暴走族というよりは友達の集まりに近い」(警視庁暴走族対策室)。週に3回集まり、バイクと原付きで深夜に暴走行為を繰り返していたという。

 警視庁幹部は「80年代の若者は、そろいの特攻服で社会に抵抗することへのあこがれもあったが、今は『格好悪い』と感じるようになった。今後も減り続けるのではないか」とみている。【伊澤拓也】

428凡人:2012/03/18(日) 06:18:03
旧車会が解散式 全国でも異例 メンバーによる犯罪受け
2011.10.30 16:25

解散の宣誓をする都會・絆リーダーの宇田川都さん(左)=市川市の行徳署(福田涼太郎撮影)

 旧型車両に不正改造などをし、大きな音をたてて集団走行をする「旧車會(かい)(会)」と呼ばれるグループの中で、浦安市内を拠点としていた2輪車の旧車会「都(みやこ)會(かい)・絆」と「ドラちゃん一家」の解散式が30日、市川市の行徳署敷地内で行われた。旧車会は各地に存在するが、解散式を行うのは極めて珍しいという。

 県警などによると、両グループともに規模は10人程度。もともと一つのグループだったため互いに交流があったが、双方の一部のメンバーが共謀して複数件の自動車保険金詐欺事件を起こしたことから、解散を決めた。

 解散式では、絆のリーダー、宇田川都(67)さんが「不正改造や爆音走行などの不法行為をやめ、社会に貢献することを誓う」と宣誓し、県警によるオートバイの整備指導が行われた。

429凡人:2012/04/08(日) 08:31:02
警察官と暴力団が癒着している日本社会は警察がなかなか信用できない現実。
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元暴力団組長に依頼 警官の車損傷容疑 岡山県警警部補ら逮捕
2012.4.8 02:07

 元暴力団組長に依頼して同僚女性警察官宅の車に傷をつけさせたとして、岡山県警は6日、器物損壊容疑などで、県警通信指令課警部補の小寺誠一容疑者(52)=岡山県浅口市=と、元山口組系暴力団組長の無職、笠原忠行容疑者(52)=同県倉敷市=を逮捕した。2人は容疑を認め、小寺容疑者は「(同僚女性の)言動に腹を立てた」と供述している。

 逮捕容疑は、平成21年10月、岡山市内にある同僚女性(36)宅に止めていた夫の男性警察官(46)所有の軽乗用車に、笠原容疑者に指示された暴力団関係者の男らが剥離剤をかけ塗装をはがすなどしたとしている。

 県警によると、小寺容疑者は暴力団捜査を担当していた昭和59年ごろに笠原容疑者と知り合い、懇意になっていたとみられる。犯行当時は同僚女性も小寺容疑者と同じ通信指令課で勤務していた。

430凡人:2012/04/09(月) 16:49:56
暴力団幹部、頭撃たれ重体 福岡、殺人未遂容疑で捜査
2012/4/9 12:18

 8日午後6時50分ごろ、福岡市東区和白5の路上で「拳銃で人が撃たれ、倒れている」と110番通報があった。福岡県警によると、暴力団九州誠道会(福岡県大牟田市)の上村隆幸幹部(58)が頭を撃たれ、病院に搬送されたが意識不明の重体。県警は暴力団道仁会(同県久留米市)との抗争事件の可能性が高いとみて、殺人未遂などの疑いで捜査している。

 県警東署などによると、上村幹部は至近距離から後頭部に銃弾1発を撃たれた。近所の会社の男性従業員が「パーン」という拳銃の発射音に気付き、路上に倒れていた上村幹部を発見、110番通報したという。

 現場はJR香椎線の和白駅から北西約600メートルの店舗や住宅が混在した地域。近くには小中学校や病院などがある。福岡県内で起きた発砲事件は今年2件目。昨年は18件発生し、全国最多だった。

 道仁会と九州誠道会の対立抗争は、道仁会の会長人事に不満を持つ一部傘下団体が同会を離脱、九州誠道会を結成した直後の2006年5月に勃発。これまで福岡、佐賀、熊本、長崎の4県で計41件の事件が発生し、民間人1人を含む12人が死亡した。

431凡人:2012/04/19(木) 16:06:25
殺人未遂:元警部撃たれ重傷 暴力団犯罪を担当 北九州
毎日新聞 2012年04月19日 09時26分

元警察官が撃たれた現場を調べる捜査員=北九州市小倉南区湯川新町で2012年4月19日午前9時50分、本社ヘリから

 19日午前7時10分ごろ、北九州市小倉南区湯川新町の路上で「人が撃たれた」と女性から119番があった。福岡県警によると、撃たれたのは近くに住む元県警北九州地区暴力団犯罪捜査課警部の男性(61)。数発発砲され、うち2発が左太ももと腰付近に命中して重傷。県警は暴力団による犯行の可能性が高いとみて、殺人未遂容疑で捜査を始めた。

 男性は昨年3月まで県警に勤務。この日は再就職先の医療機関に出勤途中だったとみられる。女性が119番した際、男性自身が女性の電話を借り「バイクに乗って近づいてきた何者かに撃たれた」と説明したといい、県警は何者かが待ち伏せし、すれ違いざまに発砲したとみている。バイクの人物は黒っぽい服装で、フルフェースのヘルメットをかぶっていた。

432凡人:2012/04/20(金) 09:57:12
乗用車を別人名義で登録、山口組直系組長を逮捕 大阪府警
2012.4.20 00:09

 乗用車の使用者などを偽って自動車登録したとして、府警捜査4課は19日、電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で、指定暴力団山口組直系組長、伊牟田輝夫容疑者(62)=大阪市港区築港=ら3人を逮捕した。伊牟田容疑者は「間違いない」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、平成20年10月、乗用車の新規購入に際し、伊牟田容疑者が所有して使用するにもかかわらず、別人名義の新規登録申請書などを大阪運輸支局に提出したとしている。

 伊牟田容疑者は「直参」と呼ばれる山口組直系団体のトップ。

433凡人:2012/04/20(金) 09:59:31
まさか組員だったとは…暴力団組員を隠し、学校で廃棄物回収 有印私文書偽造など容疑で大阪府警が逮捕
2012.2.16 22:52

 暴力団組員であることを隠し、架空の会社名義で大阪市立中学校の廃棄物回収を請け負っていたとして、大阪府警捜査4課と南署は16日、有印私文書偽造・同行使容疑などで、指定暴力団山口組系組員、西沢進容疑者(66)=同市天王寺区堀越町=を逮捕した。「実在しない会社の印鑑などを使って契約した」と容疑を認めているという。

 府警は同日、同市内の暴力団事務所などを家宅捜索し、府内の小中学校など契約先とみられる約50件を記したリストを押収。西沢容疑者は、こうした契約先から回収した廃棄物を業者に持ち込み、換金していたとみられている。

 逮捕容疑は昨年夏、同市港区の市立中学校で、実在しないリサイクル会社の会社印を使い、古紙や空き缶、金属片などを無償回収する契約を結ぶ書類を作成したとしている。

 同校の校長は「電話をしたらその日のうちに回収に来てくれるので非常に重宝していたが、組員が来ているとは夢にも思わなかった」と話していた。

434凡人:2012/04/20(金) 10:07:08
団員数が減っても取り分けて喜ぶようなことではない。人間の習性、暴力志向は突然変らない。法律の穴を見つけては、そこに隠れるのが世の常だからである。
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暴力団員数が最少に 暴排条例影響か 半数近くは山口組傘下
2012.3.15 10:31

 全国の暴力団構成員・準構成員は昨年末現在、約7万300人(前年比約8300人減)で、暴力団対策法が施行された平成4年以降最少となったことが15日、警察庁のまとめで分かった。同法施行当時に比べ約2万人減少。

 警察庁は暴力団排除条例が昨年までに全都道府県で施行され、暴力団排除の機運が高まったことなどが背景にあるとみている。

 同庁によると、昨年1年間で摘発されたのは、構成員・準構成員合わせて2万6272人(同586人増)。事件別では、恐喝、賭博が減り、詐欺や窃盗が増加した。拳銃などを使った企業襲撃は27件(同16件増)で、うち2件を摘発。

 構成員・準構成員全体の44・1%を占める山口組(本部・神戸市)は、篠田建市(通称司忍)組長が昨年4月に出所。警察当局は傘下団体の取り締まりや監視を強めるなど対策を強化している。

435凡人:2012/04/20(金) 10:14:24
「芸人もヤクザも根っこは同じ」紳助ショック 第1部「黒い影」編(1)
2011.12.6 10:08

引退会見で涙を見せる島田紳助さん=8月23日

 「親父にまで心配かけてしまって、ほんま情けないわ…」

 10月20日、元タレント、島田紳助(55)=本名・長谷川公彦=の父、民雄が静かに息を引き取った。享年87。老衰だった。

 暴力団との交際を理由に芸能界を引退したのは今年8月。それからわずか2カ月後の父の訃報に、紳助はひどくうなだれていたという。「心労も重なっていたと聞いています」。親族の一人は振り返る。

 病床にありながらも、息子の行く末を案じていたという父。京都市内で営まれた葬儀は、近親者だけで執り行われ、タレント時代の仲間にも父の死は伝えられてはいなかったが、吉本興業社長、大崎洋(58)はただ一人参列した。

 「僕にとっては家族みたいなもんやからね」。もっとも、デビューしたてのころから紳助を知る大崎にとって、彼への思い入れは人一倍強かった。ただ、大崎の目には、久しぶりに会った紳助の頬がこけ、少しやつれたように映った。

 「運動も節制もしてるし、ちょっと締まったやろ」とおどけてみせた紳助に、大崎はすかさず「ほんまやなー、でもその方がええやん」

 何気ないやりとりだったが、大崎は何かを感じ取ったのだろうか。「あれ以来、生きる意欲みたいなんがダウンしたら、すごく嫌やったし。それに僕と紳助にしか分からへん思いもあるからね」

 芸能界を去り、「一般人」として生きる道を選んだ紳助。彼にとっても、大崎の存在は今も特別なのかもしれない。

■  ■
 「大崎さんごめん! ほんまに忘れててん」。9月9日に発売された写真週刊誌に暴力団幹部との同席写真が掲載された翌日、大崎の携帯電話に紳助から着信が入った。引退会見で写真や手紙の存在を否定した紳助だが、自身の発言の信憑性にかかわる内容だっただけに、紳助は「嘘をついてたんとちゃうんや」と必死で詫びたという。

 大崎は今でもたまに紳助と携帯メールを交わす。「寝られへん」「どうしよう」…。大崎によれば、女子中学生のように末尾にハートマークがついていることもあるそうだが、このエピソードからは紳助の内面的な弱さもうかがえる。

 「テレビ時代の寵児」ともてはやされ、芸能界の頂点にまで上り詰めた彼が、なぜ暴力団との関係を断ち切れなかったのか。大崎は興味深い見方を示す。

 「僕も偉そうなこと言えないですけど、純粋で子供だったと思うんです。良くも悪くも、相手がだれであろうと、自分が助けてもらったことへのお礼がしたかった。彼なりに筋を通したんやろうし、そういう意味で罪の意識もなかったんやと思う」

■  ■
 全国の都道府県で暴力団排除条例が施行され、「暴排元年」とも言われる今年。紳助の引退を契機に、芸能界と暴力団の関係が注目を集めた。

 両者の関係は古く、昭和33年に山口組が芸能プロダクション「神戸芸能社」を旗揚げし、美空ひばりらを専属歌手として抱えたのはよく知られた話だ。

 むろん、「興行」の世界が暴力団との持ちつ持たれつの関係で成り立った歴史はぬぐいようもない事実である。それだけに紳助の引退が引き金になった芸能界と反社会的勢力の決別キャンペーンには、芸能界の「常識」の中で長年生きてきた人間ほど複雑な感情を抱いたに違いない。

 あるベテラン漫才師もその一人だ。

 「芸能に従事する人はみな、近世まで『河原者』と呼ばれ、庶民のあこがれと同時に、蔑視の対象でもあったでしょ? 僕はそういう意味で、芸人もヤクザも根っこのところは同じやと思うてます。芸人にとって、堅気の人でも、ヤクザでも劇場まで見に来てくれたら、お客さんには変わりないんですよ。でもね、それは昔の話なんです」

 彼に言わせれば「同胞」にも似た奇妙な関係だが、過去との決別を図る吉本に降って湧いた問題こそ、紳助ショックだった。(敬称略)

 来年4月で創業100年を迎える吉本興業。第一部は、紳助引退で浮かび上がった暴力団との関係に焦点を当てる。

436凡人:2012/04/20(金) 10:18:29
消された社史 「若ぼん」と「3代目」の蜜月 第1部「黒い影」編(2)
2011.12.7 10:36

 平成4年8月に発刊された吉本興業の社史「吉本八十年の歩み」には、編纂(へんさん)段階で意図的に消された歴史がある。

 吉本の「中興の祖」として知られ、3年4月、92歳で他界した元会長、林正之助にまつわる1つの事件。それは吉本社内では“タブー”とされた暗い過去でもあった。

 昭和43年1月、正之助は経営不振に陥った兵庫県西宮市のレコード会社「マーキュリーレコード」の乗っ取りを画策。山口組の威を借り、レコード会社社長らを脅したとして、恐喝容疑で兵庫県警に逮捕された。

 「わしが親分に電話したら、山口組の兵隊を300人は呼べるんや。血の雨降らしたるぞ」。この事件で正之助が言い放ったとされる脅し文句は、当時の吉本と山口組がいかに深い関係にあったかを如実に示す。

 吉本の企業体質を知る上で、決して無視できない事実だが、なぜ社史からこの事件が消されたのか。

 編纂を担当したよしもとクリエイティブ・エージェンシー取締役、竹中功(52)は振り返る。

 「あのときは会長もご存命でしたから、とても掲載できるような状況にはなかったですね…。『なんで吉本の汚点になるようなことをわざわざ載せるんや』って上司にも言われましたから」

 竹中は来年4月に創業100年を迎える百年史編纂の責任者でもある。ただ、正之助の事件に触れるかどうかは「今の社長なら『ええんちゃう』の二つ返事でしょうけど、正直微妙ですね…」。

 吉本興業の起こりは、明治45年に吉本泰三、せい夫妻が、大阪天満宮近くの「第二文藝館」という小さな寄席小屋を買収したことに始まる。当時の演芸界の主流だった落語ではなく、漫才や義太夫など、「色物」と呼ばれた傍流の芸が中心のプログラムを編成、大衆の人気を集めて瞬く間に上方演芸界を席巻した。

 「花と咲くか、月と陰るか、すべてを賭けて」。興行の世界で成功するか失敗するかを花と月になぞらえ、傘下に収めた劇場はすべて「花月」と改名し、チェーン店化にも成功した。

 その後も「近代漫才の祖」と呼ばれた横山エンタツ・花菱アチャコのコンビを世に送り出すなど、せいの実弟だった正之助は芸人のマネジメントでも辣(らつ)腕(わん)を振るったが、ライバルの興行会社から人気芸人を引き抜くことも多く、トラブルが絶えなかった。社史には「若ぼん」正之助についてこう描かれている。

 《興行の世界にはヤクザが絡む。吉本の若ぼんには、ヤクザたちも迂闊(うかつ)に手を出せない強さがあった。それがもし欠けていれば、ヤクザ者だけではなく、ほかの興行主たちに好きなように荒らされ、吉本の今日の隆盛はなかったのではないか》

 裏社会との間に有形無形のコネクションをつくり、この関係をうまくコントロールできるかが興行師としての腕のみせどころだった時代。現在の尺度からみれば逸脱した関係だが、芸人という「異能者」たちを束ねる彼らにとって、ヤクザとの付き合いは必要不可欠だった。

 だからこそ、希代の興行師として名をはせた正之助は、山口組3代目組長、田岡一雄との関係も公言してはばからなかったのである。兵庫県警が昭和43年10月に内部資料として作成した「広域暴力団山口組壊滅史」には、正之助と田岡の親密な関係を指摘するこんな記述がある。

 《大阪中央体育館でのプロレス興行に田岡と同席して観戦したり、昭和40年2月、林の亡妻の葬儀に田岡が参列し、その後、田岡の入院先である尼崎労災病院へ林がしばしば見舞うなどのことがあげられる》

 「壊滅史」では、正之助が田岡の妻名義で吉本興業株4080株を持たせていたことも触れており、県警が「山口組準構成員」と位置づけ、正之助をマークしていたことが分かる。

 芸能界の頂点に立った吉本と、日本最大の暴力団組織との因縁めいた関係。「壊滅史」の巻末には、吉本の実態を知り驚愕(きょうがく)した捜査員の所見が付記され、こう綴(つづ)られている。

 《林のこれらの所業が明らかになるにつれ、「笑いの王国」として有名な吉本興業の暗い一面にりつ然としたのである》

(敬称略)

437凡人:2012/04/20(金) 10:21:28
お家騒動 創業家のプライド 確執増幅 第1部「黒い影」編(3)
2011.12.8 10:43

 1枚の写真がある。ゴルフクラブを手にした吉本興業社長、大崎洋(58)と落語家、笑福亭仁鶴(74)、ベテラン漫才師、中田カウス(62)の3人が並ぶ横で、満面の笑みを浮かべるもう一人の男。4人が収まった構図の中で、大崎は一人浮かない顔をしていた。

 滋賀県内のゴルフ場で平成17年6月に撮影された写真の人物は、大阪市に本社を置くリゾート開発会社の会長(67)。国内有数の観光地に会員制ホテルやゴルフ場を経営し、昨年3月期で60億円以上の売上高を計上する優良企業のトップである。

 ただ、彼には実業家とは別にもう一つ、「元暴力団幹部」という肩書もついて回る。カウスによれば、会長とは10年来の知り合いで、大阪・北新地で食事をしたり、会長の息子の結婚式に出席したりするなど、家族ぐるみの付き合いだったという。

 取材で入手した写真は、カウスが相方の中田ボタンと3度目の上方漫才大賞を受賞した際に開かれた祝賀コンペで撮影されたものだったが、カウスに説明を求めると、にわかに表情が険しくなった。

 「まさかあの後、会長や創業家との全面戦争になるとは思ってもみませんでしたわ…」

 コンペから2年後。カウスの言う全面戦争は「お家騒動」として世間をにぎわすことになるが、写真の中の大崎は、そんな吉本の不穏な未来を暗示していたかのようにも見える。

    ■  ■
 17年1月、お家騒動の前兆とも言える出来事が起きた。吉本の「中興の祖」の林正之助の娘婿、林裕章が会長就任からわずか5カ月で急死した。62歳の早すぎる死。それは吉本全体のパワーバランスに大きな影響を与えた。

 死後、吉本の経営権は現会長の吉野伊佐男(69)や大崎らに移ったが、これに猛反発したのが正之助の愛娘(まなむすめ)で裕章の妻、マサだった。マサの狙いは「林家」に経営権を取り戻すことだったが、その後、リゾート開発会社会長らに急接近し、創業家と現経営陣の対立は決定的となる。

 この会長の腹心でリゾート開発会社社長(66)は、カウスと裕章の特別な関係が「確執」の元凶になったと指摘する。

 「生前の裕章さんの女性トラブルを、カウスが暴力団の名前を使って解決したそうだが、これ以後裕章さんはカウスに頭が上がらなくなり、カウスは『特別顧問』の肩書まで手に入れた。だが、裕章さんの死後すぐに豹変(ひょうへん)し、創業家をないがしろにするようになった」

 この件について、カウス本人に尋ねてみると「僕が先代のことでヤクザを使って女のことを解決したり、会社の経営に口出ししたことは一度もありません」ときっぱり否定している。

    ■  ■
 双方の言い分は、お家騒動が収まった今でも食い違いをみせるが、そもそもマサとカウスの関係は良好だったという。確執の原因をカウスが振り返る。

 「吉本株をホリエモン(元ライブドア社長、堀江貴文受刑者)が大量に買いに入ったとき、マサさんから慌てて『吉本には株のプロがおらん』と相談を受けました。たまたま僕の親戚(しんせき)にプロ中のプロがおりまして、マサさんにもお伝えして納得してもらったんですが、マサさんはその後、『あんな乗っ取り屋に会うもんじゃない』って吉野さんに告げ口ですわ。キレますやん、だれでも」

 むろん、このエピソードはカウスの一方的な見方にすぎない。もう一人の当事者であるマサは2年前に他界しており、どっちの言い分が正しいのか、今となっては知るよしもない。

 ただ、マサはその後も「創業家当主」を名乗り、カウスや経営陣と対立を深めていく。マサはなぜ最期まで引かなかったのか。その答えは、正之助が生前公言していたという、この言葉にあるのかもしれない。

 「社員は虫けら、芸人は乞食(こじき)」

 正之助のDNAを受け継ぐマサにとって、「社員」が吉本を牛耳り、「芸人」に自身のプライドを傷つけられたことがどうしても許せなかった。だからこそ、裏社会と接触を図ってでも、彼らを追い出そうとしたのではないか。

 カリスマだった父をも上回りかねない創業家としてのプライド。それは吉野や大崎ら“外様”による創業以来最大の「決断」に少なからず影響を与えることになる。(敬称略)

438凡人:2012/04/20(金) 10:25:28
上場廃止 「興行とヤクザ」にピリオド? 第1部「黒い影」編(4)
2011.12.9 10:00

投資会社「クオンタム・エンターテイメント」による吉本興業への株式公開買い付け(上場廃止)。出井伸之・クオンタム代表、大崎洋・吉本興業社長、吉本公一・大成土地社長(左から)=2009年9月、東京都千代田区のホテル(早坂洋祐撮影)

 「非上場化で新しい吉本が生まれる」

 平成21年9月11日、東京、大阪両証券取引所1部上場の吉本興業が計画する株式の非上場化をめぐり、元ソニー会長、出井(いでい)伸之(74)が代表を務める投資会社「クオンタム・エンターテイメント」による株式公開買い付け(TOB)の実施が発表された。

 クオンタムは、吉本の友好的買収を目的に設立され、在京キー局や広告代理店、ソフトバンクなどが190億円を出資。銀行からの融資などにより最大350億円を調達し、全株買い付けの必要資金に充てた。

 財界の「大物」が旗振り役となったTOBに応じた吉本。株式上場からちょうど60年という節目の年に、上場廃止を前提にしたTOBに賛同した狙いは何だったのか。

 吉本興業取締役、中多広志(50)は「上場している限り、株主に迷惑がかからないように振る舞うのが最も大事なことになり、大胆なチャレンジができない。もし上場を維持していれば、ハゲタカファンドに買いたたかれて、ボロボロになっていたでしょうね」

 もっとも、「笑い」というソフトを売る吉本にとって、市場から資金調達するメリットはほとんどない。むしろ、経営側の視点からみれば、上場を維持するデメリットの方が大きかったのかもしれない。

 ただ、TOBへの賛同という重大な決断に、経営陣と対立が続く創業家の「排除」という思惑はなかったのか。中多に尋ねてみると、こんな答えが返ってきた。

 「創業家排除のためだけに、天下の出井さんが動くと思いますか? でも、TOBを進めた結果、一部の株主の影響から逃れることができたのは確かです」

■  ■
 創業家の1人である林マサの告発に端を発した「お家騒動」から2年。当時、マサ個人が保有する吉本株は全体の3・3%。長男、正樹(40)名義の株を合わせると、全体の約4%に達しており、これを背景にマサが吉本の経営に隠然たる“影響力”を行使しようとしていたことは否定できない。

 「株主本人の意思とは関係なく、強制的に保有株を買い上げる『スクイーズアウト』と呼ばれる手法を使うためにも、吉本側は何が何でもTOBを成立させる必要があったのではないか」。事情に詳しい関係者が振り返る。

 ただ、ようやく買収資金調達のめどがついた21年7月、事態は急変する。クオンタム側に150億円の融資を約束した日本最大のメガバンク、三菱東京UFJ銀行が土壇場で撤回したのである。

■  ■
 TOB開始直前でのUFJの撤退は裏切り行為に等しかったが、関係者は「撤退を決めた理由に、お家騒動と暴力団のつながりがあった」と証言する。

 それはマサの背後にいた元暴力団幹部のリゾート開発会社会長(67)と大阪市の財団法人「飛鳥会」をめぐる関係にあったという。

 関係者の証言によれば、この会長は平成15年までの6年間、同和団体である飛鳥会の理事を務めており、理事長の小西邦彦とも近い関係にあったとされる。

 同和団体の「首領」として君臨した小西。18年、業務上横領容疑で大阪府警に逮捕され、翌年病死したが、飛鳥会事件に絡む不正融資をめぐり、19年にUFJは金融庁の業務停止命令処分を受けている。

 関係者の一人は「事件後、旧三和銀グループは追いやられ、社内の勢力図も一気に変わった。だから、融資の一件も慎重にならざるを得なかったことは否定できない」と話す。

 TOBは21年10月、吉本の自社保有分を除く発行済み株式の約9割の応募で成立、上場廃止が決まった。

 吉本興業社長、大崎洋(58)は言う。「何かにつけてよかったな。興行会社って、時代の空気を吸いながらやる会社やから」

 創業一族である林家に公然と反旗を翻した大崎らが、上場廃止前に掲げたフレーズは「吉本の近代化」。その意味は、創業以来脈々と続く「興行とヤクザ」の関係にも、ピリオドを打つという意思表示だったのかもしれない。

439凡人:2012/04/20(金) 10:30:35
過去との決別 もがきながら、次の100年へ 第1部「黒い影」編(5)完
2011.12.10 10:42

 「先人たちが作り上げ、祖父が愛した吉本興業はもはや存在しない」

 吉本創業一族の一人、林正樹(40)は、本紙の取材に吉本への複雑な思いをこう語った。林家と吉本経営陣が対立した「お家騒動」の渦中にいたマサは実母であり、祖父は「中興の祖」として吉本に長く君臨した正之助である。

 これまでメディアへの露出を拒み続けた正樹。今回初めて取材に応じたのは「一族の末裔(まつえい)として汚名をそそぎたい」との思いからだった。

 正樹は31歳のとき、吉本に入社した。元会長の父、裕章の一人息子として将来を約束されていたが、父の死後に起こった一連の騒動をめぐり状況が一変。吉本が上場廃止する直前の平成22年5月に退社し、現在は別の会社に勤務する。

 「人間笑っているときだけ苦しみから解放される。笑いを世の中に提供し続けることが吉本の使命。これは祖父の信念だったが、(現経営陣にも)それだけは失ってほしくない」

 マサの晩年は壮絶だった。週刊誌上での告発手記に始まり、その後、2年間にわたって泥沼の“暴露合戦”を繰り広げたが、吉本株のTOBが成立する2日前の21年10月27日、大阪市内の病院で息を引き取った。

 65歳という早すぎる死。最愛の母が一族からも孤立し、寂しい生涯を終えたことが哀れに思えたのだろうか。マサのことを語り出すと、正樹は何度も唇をかみしめ、声を振り絞った。

■  ■
 「創業家の御曹司なのに、吉本内には彼を支える仲間がだれもいなかったのでは。それが不幸の始まりだったのかもしれない」

 「反吉本」を公言する元株主の男性(60)は正樹に対し同情的な見方を示す。男性は少数株主の地位を一方的に奪ったとしてTOBの手法をめぐり、吉本と訴訟で争っている。

 むろん、お家騒動という性質上、吉本経営陣に対して“恨み節”にも似た声が聞こえてくるのは当然だが、マサが他界し、息子の正樹が吉本を去って一応の収束をみせた後も、火種がくすぶり続けていることは看過できない。

 今や企業にとって、「反社会的勢力」とのつながりは“死”を意味する。だからこそ、吉本は会社へのバッシングには必死で抵抗し、「新生吉本」という生みの苦しみを乗り越えながら、過去との決別を図ろうとしている。

■  ■
 《タレントの一挙手一投足は、非常に大きな関心をもって社会からみられています》

 元所属タレントの島田紳助(55)が今年8月、暴力団との交際を理由に芸能界を引退した後、吉本はタレント向けのコンプライアンス集を刷新した。

 暴力団との交際がもたらす影響や具体的事例、会社のサポートとして「24時間ホットライン」を設置したことなどが盛り込まれ、《暴力団関係者との交際が発覚した場合には厳罰をもって臨む》と明記した。

 吉本興業法務本部長で弁護士の渡邉宙志(たかし)(39)は「タレントと暴力団関係者の接触を完全に防ぐ特効薬はありません。タレントのプライベートを完璧に把握することはまず不可能でしょう? だからこそ、会社としては彼らへの社内研修を重視して意識を高め、バックアップすることに力を注ぎたい。効果はすでに表れていますしね」。

 芸能界と暴力団の関係に世間が向ける目は確実に厳しくなっている。興行のならわし、創業100年の歴史の重み、そして、日本一の芸能プロダクションとしての社会的責任−。時代に関係なく、自由奔放さが求められながら、今の吉本は「社会」のしがらみにもがいているようにも見える。

 これから先、吉本はどんな未来を見据えているのか。吉本興業社長、大崎洋(58)に尋ねてみると、こんな答えが返ってきた。

 「それは正直わからへん。でも若いタレントや社員が共通体験をして、次の100年を考えたらええやん。だれもやったことのないところへ行くんやから」

(敬称略)

=第一部おわり

第一部は白岩賢太、植木芳和が担当しました。

440凡人:2012/04/20(金) 12:54:42
花盗まれた暴力団組員「花を返すだけでは済まさへん」と恐喝未遂 容疑で逮捕
2012.4.19 23:32

 自分の育てていた鉢植えの花を盗んだ60代女性から現金を脅し取ろうとしたとして、大阪府警西淀川署は19日、恐喝未遂容疑で指定暴力団山口組系幹部、徳永究(きわみ)容疑者(50)=大阪市西淀川区野里=を逮捕した。

 同署によると、女性は今月9日、徳永容疑者宅の玄関前に置いてあった鉢植え1個を自宅に持って帰ったが、10日、元に戻した。しかし、鉢植えを戻す様子が徳永容疑者宅の防犯カメラに映っており、徳永容疑者は同日午前に2度、「花を返すだけでは済ませへん。5万円持ってこい」などと脅したとされる。

441凡人:2012/04/20(金) 13:00:09
三重県知事、暴力団交友業者から顧問料330万円 就任前「問題ない」と知事
2012.2.23 12:31

顧問料の受け取りを認め、事情を説明する鈴木英敬三重県知事=23日、三重県庁

 鈴木英敬三重県知事は23日の記者会見で、就任前に同県紀宝町の砂利砕石販売会社「日本土石工業」(20日付で別の社名に変更)から顧問料330万円を受け取っていたと明らかにした。和歌山県警は同社の前社長が暴力団と交友関係があるとみている。

 鈴木知事は「暴力団と関わりがある企業だという認識はない。確定申告を済ませており、法律上、問題はない」としつつも「徹底して調べなかったのかと言われれば、脇が甘かった」と弁解した。

 鈴木知事によると、自民党三重県第2選挙区支部長だった平成22年5月から昨年3月までの11カ月間、月30万円を同社から受け取った。22年春ごろ、知人から前社長を紹介されたという。顧問としての業務は、地域振興に関する助言などだった。

 鈴木氏は昨年4月に初当選した。

442凡人:2012/04/20(金) 13:07:56
“暴力団の武器庫”に自動小銃など 6人目逮捕者は兵庫・姫路の土木作業員
2012.2.16 17:51

 福岡市のマンションに多数の拳銃や自動小銃が隠されていた事件で、福岡、三重、佐賀、鹿児島の4県警は16日、銃刀法違反(加重所持)などの疑いで、兵庫県姫路市広畑区西夢前台、土木作業員菅村義信容疑者(42)を逮捕した。この事件の逮捕は6人目。

 福岡県警は、マンションが指定暴力団工藤会(北九州市)の武器庫だったとみて、銃器の入手先などを調べている。

 逮捕容疑は、昨年6月22日午後、福岡市西区のマンションの一室に自動小銃など14丁、実弾431発を所持した疑い。

 県警によると、菅村容疑者は大阪府東大阪市の雑貨販売業中馬大樹容疑者(38)=同容疑で逮捕=の知人。「私は全く知りません」と容疑を否認しているという。

443凡人:2012/04/29(日) 20:03:54
県暴力団排除条例:施行から1年 「警察との連携が大切」 県警特別講師・田中善信弁護士に聞く /群馬
毎日新聞 2012年04月17日 地方版

 県の暴力団排除条例が昨年4月に施行され、1年が経過した。前橋市などでも今月1日に同条例が施行されるなど市町村レベルの条例制定も動き始め、暴力団への包囲網は広がりつつある。県警特別講師で、民事介入暴力(民暴)事件も数多く手がけている高崎市の田中善信弁護士(68)にインタビューした。【増田勝彦】

 条例施行後、県内でどのような変化が出ていますか。

 契約などのときに「暴力団でない」と明示しなければならなくなった。偽って契約しても、一方的に解除できる条項もあり、暴力団を追い詰めるうえで大きな効果がある。暴力団側が、気にするようになったのは大きい。

 条例施行に先行して金融機関は暴力団関係者の口座の解約を進めているが、成果はどうでしょうか。

 暴力団の活動資金を封じるには有効な手段。各金融機関で条項を整え、暴力団員や関連企業などに対して、新規口座の開設を認めないだけでなく、既存口座も、取引継続が不適切と判断されたら解約している。私が担当したケースでは、内容証明郵便で解約を通知し、現金書留などで返却した。

 暴力団に対処する際に重要なことは何でしょうか。

 県警で講演する機会も多いが、その時には「民暴には勇気を持って対することが重要だ」と強調している。弁護士が法的に毅然(きぜん)とやりとりをすれば、相手方も「自分が危ない」と撤退する。何よりも大事なのは、警察との連携だ。警察の存在が見えることにより、抑止力が大きくなる。

444凡人:2012/05/10(木) 05:29:45
恐喝未遂と傷害容疑で男4人を逮捕、県警暴力団対策課と伊勢佐木署/神奈川
2012年5月10日

 県警暴力団対策課と伊勢佐木署は9日、恐喝未遂と傷害の疑いで、東京都国立市、指定暴力団住吉会系組長で会社役員の男の容疑者(41)ら男4人を逮捕した。

 逮捕容疑は、4人は共謀し、3月5日夜から6日未明、立川市内のマンション一室で、逗子市に住む会社役員の男性(54)に対し「ぶち殺されたいのか、15万円払え」などと脅迫。殴るなどの暴行を加え、右腕骨折の重傷を負わせた、としている。県警によると、同容疑者は「脅してはいない」などと容疑を一部否認している。

 県警によると、同容疑者らは2007年末、経営する会社を通じて、男性が社長を務める会社設立で出資。以降、コンサルティングの料金などの名目で男性から現金を受け取っていたが、金銭トラブルになったという。

445凡人:2012/05/13(日) 02:14:55
暴力団交友2社から献金 三ツ矢議員代表の自民支部
2012/5/12 23:44

 自民党の三ツ矢憲生衆院議員が代表を務める同党三重県第5選挙区支部が、関係者が暴力団との交友関係を指摘された三重県の企業と関連企業から、2005〜12年に計264万円の政治献金を受けていたことが12日、分かった。

 2社は三重県紀宝町の砂利砕石販売会社と、同県御浜町にある土木建設業者。支部は「献金を受けている間、2社と暴力団が関係していたことは全く知らなかった。やましいことはないが、返金するかどうかも含めて検討中」としている。〔共同〕

446凡人:2012/05/16(水) 14:48:23
山口組直系組長を逮捕 車を別名義で登録容疑
2012.5.16 08:30

 乗用車の使用者を偽って登録したとして、兵庫県警暴対課などが電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで、指定暴力団山口組直系組長の細川幹雄容疑者(67)=同県尼崎市=を逮捕していたことが16日、捜査関係者への取材で分かった。

 逮捕容疑は2011年5月、組長専用車を購入した際に、使用者を組幹部(39)が経営する会社名義で国土交通省の自動車登録ファイルに虚偽登録した疑い。

 捜査関係者によると、細川容疑者は「事実と違う」と容疑を否認。県警は名義を貸した組幹部の逮捕状も取り、行方を追っている。

447凡人:2012/05/17(木) 11:09:35
「大阪より名古屋の方が相場高い」16歳少女を“出張”売春 容疑で組員ら逮捕
2012.5.17 08:32

 16歳少女に売春させたとして、大阪府警少年課などは16日、売春防止法違反と児童福祉法違反の疑いで、指定暴力団山口組系組幹部、原田美次容疑者(50)ら3人を逮捕したと発表した。府警によると、いずれも「身に覚えがない」と容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は、府内の無職少女と売春契約を結び、平成23年9月30日夜、名古屋市北区のホテルで、同市内の信用組合職員の男性(42)とわいせつな行為をさせたとしている。

 府警によると、少女は男性から3万円を受け取り、原田容疑者らと折半していた。原田容疑者らは少女を車で名古屋まで送っていたといい、少女は府警に対し「大阪より名古屋の方が(売春の)相場が高い」と話しているという。

448凡人:2012/05/17(木) 11:12:05
中3女子に売春させる 暴力団組員ら逮捕
2012.1.12 08:17

 18歳未満の少女に売春させていたとして府警少年課と西成署は11日、児童福祉法違反などの疑いで、堺市西区鳳東町の指定暴力団山口組系組員、上田博●(=隆の生の上に一)被告(32)=同法違反罪などで起訴=ら男女計7人を逮捕、送検したと発表した。7人は容疑を認めているという。

 同課によると、上田容疑者らは平成21年ごろから売春クラブを経営。所属している女性約50人のうち、約30人が18歳未満の少女とみられ、これまでに数千万円の売り上げがあった。

 逮捕、送検容疑は昨年10月26日、藤井寺市のホテルで、18歳未満と知りながら府内の中学3年の女子生徒(15)に男性会社員(24)とみだらな行為をさせるなどしたとしている。

449凡人:2012/05/17(木) 11:18:30
女性を粘着テープで緊縛、金庫奪う 暴力団員ら4人逮捕 
2011.12.5 14:33

 事務所兼住宅に押し入り、女性を縛って約330万円相当の貴金属や現金などを奪ったとして、警視庁捜査1課は5日、強盗などの疑いで、いずれも指定暴力団住吉会系組員、三角元行(32)、安田慎治(33)の両容疑者ら4人を逮捕した。同課によると、三角容疑者は「よく思い出して考える」と供述し、安田容疑者は「まったく身に覚えがない」と容疑を否認。残り2人は容疑を認めている。

 逮捕容疑は平成22年3月12日午後9時ごろ、東京都大田区大森南の会社事務所兼住宅に押し入り、室内にいた無職の女性(68)の手首を粘着テープで緊縛。「カネはどこだ」と脅迫し、貴金属や現金約30万円など計約330万円相当の金品が入った金庫を奪ったとしている。

 同課によると、現場の遺留物から4人の関与が浮上した。

450凡人:2012/05/17(木) 11:19:21
「客引きのみかじめ料払え」 山口組系組幹部ら4人、恐喝未遂容疑で逮捕
2011.10.21 18:19

 客引きのみかじめ料名目で現金を脅し取ろうとしたとして、警視庁組織犯罪対策4課は21日、恐喝未遂の疑いで、東京都台東区竜泉、指定暴力団山口組系組幹部、檜垣弘和容疑者(35)ら4人を逮捕した。同課によると、いずれも「脅していない」などと容疑を否認している。

 ほかに逮捕されたのは、同、同組員、岩本和徳(38)▽同、同、須賀圭祐(37)▽足立区東和、会社員、水口敏雄(46)の3容疑者。

 同課によると、4人は客引きの経験があった水口容疑者の知人男性(30)から持ちかけられ、月5万円のみかじめ料を徴収することを条件に新宿・歌舞伎町で客引きをさせていた。

 逮捕容疑は8月上旬ごろ、男性が水口容疑者とトラブルになり客引きを辞めようとしたことに立腹、中野区内のファミリーレストランに男性を呼び出し、「我々の頭越しにスカウトしただろ、殺すぞ」「みかじめ料5万円を払え」などと大声を上げて現金を脅し取ろうとしたとしている。

451凡人:2012/05/17(木) 11:20:07
違法売春クラブから「みかじめ料」徴収 容疑の暴力団幹部逮捕 
2011.12.15 14:54

 東京・渋谷で違法営業をしていた派遣型売春クラブから「みかじめ料」と称して定期的にカネを徴収したとして、警視庁保安課は、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益の収受)の疑いで、住所不定、指定暴力団山口組系幹部、浦田浩一容疑者(47)を逮捕した。同課によると、容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は、平成21年12月27日〜今年9月6日ごろ、東京都渋谷区道玄坂にある派遣型売春クラブが違法営業をしていると知りながら、経営者の男(37)=売春防止法違反罪で公判中=から「みかじめ料」として、19回にわたって計70万円を徴収したとしている。

 同課によると、売春クラブの事務所を今年9月に家宅捜索した際、押収した資料などから、浦田容疑者の関与が浮上。経営者は、調べに対して、「要求を断れば、嫌がらせを受けるし、断ってもほかの暴力団から要求されるので仕方なかった」などと説明したという。

452凡人:2012/05/26(土) 19:26:03
身分偽りスポーツジム通い 山口組直参トップを詐欺容疑で逮捕
2012年5月24日(木)15時2分産経新聞

 暴力団であることを隠してスポーツジムの会員になったとして、兵庫県警暴力団対策課と生田署は24日午前、詐欺容疑で、愛知県豊橋市の指定暴力団山口組直系「平井一家」総裁、薄葉暢洋容疑者(55)=同市三ノ輪町=を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。薄葉容疑者は「今は何も言いたくない」と供述しているという。

 捜査関係者によると、薄葉容疑者は平成21年12月、神戸市内のスポーツジムで会員申請する際、暴力団員は会員になれないとする規約があるにもかかわらず、暴力団であることを隠して会員権をだまし取るなどした疑いが持たれている。

 捜査関係者によると、薄葉容疑者は全国に約80人いる「直参」と呼ばれる山口組直系団体のトップ。兵庫県警による山口組直系組長の逮捕は、今年に入って3人目となった。

453凡人:2012/06/07(木) 13:56:41
組員の駐車場使用許可、コンビニオーナーに勧告 大阪
2012.6.7 02:15

 コンビニエンスストアの駐車場を暴力団組員に無償で使用させたとして、府公安委員会は6日、府暴力団排除条例に基づき、大阪市内のコンビニオーナーの男性に対し、今後は使わせないように勧告。組員が所属する指定暴力団山口組系組長には、組員らに駐車させないよう勧告した。府警によると、オーナーは平成21年1月ごろから、近くに事務所を置く暴力団組員らに、店の駐車場を使わせていたという。前の経営者から引き継ぎを受けていたといい、府警に対し「4〜5台止められても、ほかにスペースがあるから支障がないと思った」と話している。

454凡人:2012/06/08(金) 07:35:38
身分隠し生活保護受給、詐欺容疑で組員逮捕 兵庫
2012.6.8 02:04

 暴力団員の身分を隠して生活保護を不正受給したとして、県警暴力団対策課と東灘署は7日、詐欺容疑で韓国籍の山口組系暴力団組員、李満燦容疑者(35)=日本名・西山満、尼崎市南武庫之荘=を逮捕した。「申請時は組員ではなかった」と容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は昨年6月、尼崎市福祉事務所に暴力団員であることを隠して生活保護を申請し、今年3月まで10回にわたり生活保護費計約155万円をだまし取ったとしている。

 同署によると、李容疑者は申請時、「病気で仕事ができない」と話していたという。厚生労働省は平成18年、組員への保護費支給を認めないよう全国の自治体に通知している。

455凡人:2012/06/23(土) 06:06:48
工藤会系組員ら逮捕、器物損壊容疑 北九州社長宅銃撃事件
2012/6/23 2:01

 2009年に北九州市八幡西区の建設会社社長宅が銃撃された事件で、拳銃を発砲したなどとして、福岡県警は22日、暴力団工藤会(本部・同市)系組員の松本豊容疑者(32)=長崎県諫早市小川町=ら3人を銃刀法違反(加重所持)と器物損壊の容疑で逮捕した。松本容疑者は事件前に会社社長の男性(48)と路上で口論しており、県警は発砲事件の引き金になった可能性があるとみて調べている。

 他に逮捕されたのは無職、河口慎二容疑者(32)=北九州市八幡西区楠木2=と、同、皐月誠容疑者(35)=同市小倉北区金田1。県警は3人の認否を明らかにしていない。3人は知人同士で、いずれも別の窃盗罪で公判中。県警は同日午後、同市内の工藤会本部事務所など計8カ所を家宅捜索した。

 3人の逮捕容疑は09年8月14日未明、同市八幡西区の男性宅で敷地内に止めてあった乗用車3台に向けて自動式拳銃で銃弾数発を発射。車のフロントガラスなどを壊した疑い。けが人はいなかった。

 松本容疑者は発砲事件前の同年4月、被害者の男性宅に押し入り、男性を殴るなどしてけがをさせ、同9月に傷害容疑などで逮捕された。同容疑者は傷害事件の数日前に車で男性宅付近を通行中、不審に思って車を呼び止めてきた男性と口論になったという。

 県警は関係者の供述などから今春、同市内の海岸を捜索。海中から発砲事件の犯行に使ったとみられるバイクを押収していた。

456凡人:2012/06/30(土) 21:40:32
暴力団の美化は見逃せない。
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報道されない真実!阪神淡路大震災時の右翼団体ボランティアの実態
Uploaded by tanbashinpo on Dec 12, 2011

阪神淡路大震災時、最も早く炊き出し、食料品の放出などのボランティアを行ったのは、地元暴力団山口組、ほか右翼団体、オウム真理教であった。こうした実態が何を意味する&shy;かを考えてみたい。

語られない「震災」−復興を支援する「ヤクザ」達の存在を海外メディアが報道
http://dailynewsagency.com/2011/03/22/yakuza-supporting/

稲川会が今回活発に動いているのは、彼らが今回の被災地をルーツとする組織だからだ。彼らはいくつかのブロックに分かれて活動しているが東京ブロック支部は3月12日の夜&shy;から13日の早朝にかけて、ひたちなか市役所に50トンもの物資を運び入れたが、その際、受け取りを拒否されないように自分たちの身分を明かさないよう気を使ったという。&shy;これが彼らの人道支援の始まりだった。物資にはカップラーメンやもやし、紙おむつ、お茶、飲料水などが含まれていた。東京から自動車で12時間。しかも彼らは高速道路を使&shy;わず、下道で向かったのだ。神奈川ブロック支部は茨城と福島の放射能汚染地域に物資を届けるため、70台のトラックを送りこんだ。いったい何トンの物資を送ったのか記録に&shy;は残っていないが稲川会全体で100トンを超える物資を東北地方に移動したとされる。彼らは防護服やヨウ素剤もなしに、汚染区域に入っていったのだ。

私が話した山口組の構成員は言う「とにかくできることをやっている、という以上のことを報道しないで欲しい。今は誰も私たちと関係を持ちたくないだろうし、支援物資を突き&shy;返されるのはいやだ。」

ヤクザに詳しくない人の中には彼らの慈善行為に驚く人もいるだろう。しかし彼らが人道主義を発揮したのはこれが初めてではない。1995年の阪神淡路大震災では、山口組は&shy;最も早い時期に態勢を整え被災地での支援活動を開始した組織の1つだった。むろんその物資を集めるために使われたカネは地域の人から巻き上げたもので、しかも人々はその活&shy;動がヤクザのPRになるとは気づかなかった。しかし今回の地震と同様、それらの物資を拒む者は誰もいなかったのである。

みかじめ料や脅迫、ゆすり、詐欺行為などを資金源にするヤクザという組織犯罪集団が、そのような市民的特性を持ちつのは一見不思議に思える。しかし、戦後すぐの時代から彼&shy;らヤクザは日本の秩序を守るのに大きな役割を果たしてきた。ロバート・ホワイティングの「Tokyo Underworld」やティム・ウェイナーの「Legacy of Ashes」によると、日本の赤化を防ぐため悪名高いフィクサー、児玉誉士夫 にアメリカ政府でさえカネを払った。その後50年以上にわたって日本を支配した自民党を設立する資金も児玉が提供した。オバマ大統領が昨年訪日した際、警察は東京のすべて&shy;のヤクザのリーダーと会合をもち、問題を起こさずおとなしくしているように要請したといわれている。

457凡人:2012/07/04(水) 15:45:18
「俺は暴力団組員。家族殺すぞ」 ネットで誘い出した女性連れ回し乱暴 容疑の21歳男逮捕
2012.7.4 12:37

 インターネットのサイトで知り合った女性を脅して連れ回し、乱暴したなどとして、警視庁捜査1課は4日、わいせつ目的誘拐や強姦などの疑いで、東京都足立区青井、無職、赤須亮祐被告(21)=別のわいせつ目的誘拐などの罪で起訴=を再逮捕した。同課によると、「強姦したりお金を取ったりはしていない」と否認している。

 赤須容疑者は同様の事件に関与したとして、これまでに同容疑などで3回逮捕、起訴されており、同課は他にも数件の事件に関与した疑いがあるとみて裏付けを進める。

 逮捕容疑は3月上旬、サイトで知りあった神奈川県内に住む飲食店従業員の女性(21)に「俺は暴力団組員だ。家族を殺すぞ」などと脅迫。徒歩で自宅周辺を連れ回したうえ、暴行し、現金約6万円を盗んだなどとしている。

 同課によると、赤須容疑者はネットで偽名を使い、女性に「借金の肩代わりをする」などと持ちかけて誘い出したという。

458凡人:2012/10/03(水) 12:00:18

いくら否定しても、その強引なやり方で暴力団関与の臭いがプンプン。御用学者といい、組織暴力団といい、両者は人権を無視する日本社会で大いに商売繁盛。
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Conflict Over ‘Love Hotel’ Sale

A makeshift fence at Hotel Shine in Kawagoe, Japan, is intended to keep former workers away.

By HIROKO TABUCHI and STEPHANIE STROM
Published: October 1, 2012  

KAWAGOE, Japan — Several years ago, an investment subsidiary of the agricultural giant Cargill bought a group of so-called love hotels, which typically rent rooms by the hour, including the neon-lit Hotel Shine in this sprawling Tokyo suburb.

Though many industry analysts say love hotels in Japan are a good cash flow business — catering to young married couples living with family, as well as to philanderers, prostitutes and even penny-pinching tourists — the Cargill subsidiary was disappointed with its results. The unit, CarVal Investors, sold the 10 properties last week for about $20 million, far less than the $60 million it paid for them in 2004 and 2005.

It might have been just another fire sale. After all, many American funds invested in distressed properties at the height of Japan’s economic woes without success.

But CarVal is now under fire from former employees and business partners in part because of the tough tactics of the new owner: an affiliate of a Japanese developer, the Kato Pleasure Group. Immediately after closing the sale on Thursday, the buyer dispatched groups of black-suited men to force out hotel workers and even hotel guests, barricading the entrances with wooden fences.

About 300 hotel workers have been left in the lurch. They are planning a rally outside Cargill’s Tokyo offices this week to protest their treatment. Two executives who managed the hotels under contract during CarVal’s ownership have refused to leave and remain inside Hotel Shine — a standoff that has drawn the attention of the local police.

The most vocal opponent of the sale, however, is CarVal’s former partner, Alchemy, which had a contract to manage the hotels. In registered letters, filed in court, Alchemy contends that CarVal violated business agreements by selling the properties before their contract was up in October 2014.

In submissions to both the local Tokyo and Saitama Metropolitan Police, Alchemy also contends that Kato Pleasure has ties to Japan’s criminal underground and that CarVal ignored repeated warnings — backed up by outside research — not to go through with the sale.

“Our complaint to CarVal is that they ignored credible advice that they were dealing with a suspected organized crime entity,” said Miro Mijatovic, Alchemy’s chief executive.

CarVal says Alchemy’s accusations are baseless. Kato Pleasure also denies that it has criminal links, but it provided little response to questions posed to a spokesman at its Tokyo headquarters and to company representatives at Hotel Shine. The new owner of the hotels is Plus Ten Mind, a company affiliated with Kato Pleasure that shares the same chief executive.
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459凡人:2012/10/03(水) 12:00:56
Ann Folkman, a managing director at CarVal, said there were sound reasons to do business in the hotels. “While leisure hotels may sound salacious, they are a legitimate and longstanding industry that caters to the privacy needs of young Japanese adults, who frequently live with their parents or in company-provided housing,” Ms. Folkman wrote in an e-mail. “As with many of the hotels we have invested in across the world, the investment strategy was to run a compliant business, create sufficient scale and operational regularity and then exit to a buyer who could see the value of the business.”

CarVal’s exit came shortly after 3 p.m. on Thursday, when groups of men who said they were affiliated with Kato Pleasure made a coordinated sweep of the hotels, forcing out the staff, emptying hotel rooms of frightened guests, putting up makeshift fences and changing the locks in preparation to install Kato’s own management and workers.

Takashi Hayashi, the chief executive of Urban Resorts, a unit of Alchemy contracted to run the hotels’ daily operations, who has refused to leave Hotel Shine, seemed shaken as he spoke to a reporter through a tall fence on Saturday. He was flanked by two men who he said worked for Kato Pleasure, who refused to speak to a reporter. Around the compound, six workers were putting the finishing touches on barricades at the hotel’s entrances.

“I’m fine,” Mr. Hayashi said. “I have no intention of leaving.”

Ms. Folkman said CarVal had no involvement in the hotel sweeps. She suggested that Alchemy, which was hired in 2008 to manage the hotels, had encouraged the employees to remain to attract publicity. “We believe Alchemy’s dissatisfaction with the sale is motivating their behavior,” she said, “and we believe many of the claims they are making to The New York Times and others are wholly without merit.” She said that Alchemy was trying to protect its own business and that it had demanded 300 million yen ($3.9 million) to leave the hotels. The demand, she said, was “without any legal basis.” Alchemy, she said, has tried to disrupt the sale because it would like to buy the hotels.

Mr. Mijatovic countered that Alchemy’s agreement with CarVal had two years remaining and that his company had sought the money to make up for fees lost because of the early termination.

CarVal, which became a wholly owned subsidiary of Cargill in 2006 and now has $9 billion under management, was one of the first American companies to buy portfolios of bad loans and distressed properties after Japan’s real estate collapse in 1990. Since then, investors ranging from Goldman Sachs to smaller vulture funds have paid fire-sale prices for properties.

Love hotels, while tricky to manage, are attractive to investors because of their stable, strong cash flow and high yields. At Hotel Shine, about 3,000 yen, or $38, buys 90 minutes in a bland room dominated by a king-size bed. According to Leisure hotel, a trade publication, the industry has sales of 2 trillion to 3 trillion yen, or $38 billion, a year.

But in recent years, the hotels have attracted the Japanese mafia, big players in the real estate market.

Mr. Mijatovic, Alchemy’s chief executive, said he had passed along a report that Kato had links to organized crime to CarVal and to law enforcement authorities. CarVal said the report, commissioned by Alchemy and prepared by Kroll Advisory Solutions, a global corporate investigations and risk consulting company, lacked credibility.
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460凡人:2012/10/03(水) 12:01:40
The report suggests that the Yamaguchi-gumi, Japan’s largest crime syndicate, has made a direct investment of 30 million yen in Kato Pleasure.

Mr. Mijatovic said his lawyers met Monday with the Tokyo Metropolitan Police to discuss information about Kato. Police officials declined to comment on whether they had held such a meeting.

Japan has recently strengthened its laws against doing business with organized crime. The United States Treasury has banned transactions between Americans and Yamaguchi-gumi.

The Kroll report also says Kato, a big company in the love hotel industry, is known for poor working conditions, including overtime work without pay. Takeshi Okubo, a 57-year-old cleaner at a hotel operated by Kato Pleasure in Osaka and a member of a local union, said labor violations were rampant, including unpaid overtime.

Ms. Folkman said the Kroll report and Alchemy had misrepresented Kato Pleasure’s business. CarVal’s legal team found the Kroll memo “vague and filled with innuendo,” she wrote.

She noted that Orix, a major financial services company in Japan, had brokered the sale. CarVal conducted its own research on Kato, she added, and concluded that it was a large, respected hospitality provider in Japan. Kroll declined to comment.

A separate, independent report by Teikoku Databank, a well-known credit research firm, previously cast doubt on Kato Pleasure’s business. The report, dated October 2011, said Kato Pleasure had an account with one small credit union in Osaka but appeared to have none at a major Japanese financial organization. That is generally a rarity for an established business in Japan and can be one sign of mafia ties, according to Hitoshi Suzuki, a lawyer who heads the anti-organized crime committee of the Daiichi Tokyo Bar Association. He cautioned that he was not familiar with the specifics of Kato Pleasure’s operations.

The report said Kato Pleasure had booked an operating loss of 9.2 million yen, or $118,000 in the early months of 2011. As a credit rating, the firm gave Kato Pleasure a failing grade of 39 points out of a possible 100.

An official at Kato Pleasure’s headquarters in Tokyo, who identified himself only as Kawamoto, said on Monday that the company had “absolutely no links” with the Japanese mafia. He called the sale of the hotels “entirely valid” and said it intended to proceed “without a fuss.” When a reporter tried to ask more questions, he hung up. Further calls to the company’s main number went unanswered on Monday evening.

Katsuyuki Suezumi, an official in Osaka at the leisure hotels department of Orix, which brokered the sale, said he was not authorized to comment on the deal. A list of questions sent to Orix headquarters in Tokyo was not answered on Monday.

Hiroko Tabuchi reported from Kawagoe, Japan, and Stephanie Strom from New York. Ken Belson contributed reporting from New York.
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461凡人:2012/10/07(日) 08:42:41
「だんじり練習出てこない」高校生に暴行、重傷 堺、男5人を逮捕
2012.9.16 13:08

 だんじりの練習を休んだ男子高校生(17)を車で連れ回して暴行し、重傷を負わせたうえ財布を奪ったとして、大阪府警西堺署は16日、強盗致傷と監禁の疑いで、堺市南区庭代台、造園見習い、福良騰真容疑者(21)ら男5人を逮捕、送検したと発表した。福良容疑者らは「金は盗んでいない」と容疑を一部否認しているという。

 逮捕容疑は昨年8月、大阪狭山市の路上で、男子高校生を無理やり車に乗せ、約4時間半にわたって連れ回した上、車内で暴行。頭蓋骨や下あご骨折の重傷を負わせるなどしたとしている。

 西堺署によると、福良容疑者ら5人と男子高校生は当時、堺市南区内のだんじりの青年団員で、5人は暴行を加えた動機について「全然練習に出てこなかったから」などと話しているという。

462凡人:2012/10/12(金) 14:19:58
田中法相が暴力団の仲人 「後で知った」、辞任は否定
更新日時:2012年10月12日(金) PM 02:30

 田中慶秋法相は12日の記者会見で、暴力団関係者の仲人を務めたとする11日発売の週刊新潮の報道について「約30年前に本人の父親に頼まれ引き受けた」と認め「後で暴力団関係者と分かった」と釈明した。「職責を果たしていきたい」と述べ、辞任は否定した。野党の追及が強まるのは必至だ。

 法相はまた、暴力団関係者が集まる会合であいさつしたことも認め「連れられて行った会合にたまたまいた。暴力団関係者と知っていたら行かなかった。私の不徳の致すところで反省している」と謝罪した。

 最後に会ったのは20年近く前だ」と説明した。仲人を依頼してきた父親は同じ福島県出身だったという。

463凡人:2012/10/20(土) 07:56:25
山口組組長の写真示し恐喝未遂、容疑で男逮捕 大阪
2012.10.20 02:06

 指定暴力団山口組組長の写真を見せ、現金を脅し取ろうとしたとして、西成署は19日、恐喝未遂の疑いで、大阪市西成区天下茶屋の無職、有村義亮(よしあき)容疑者(43)を逮捕した。逮捕容疑は9月11日午前10時半ごろ、交通事故の示談交渉のため、自宅に来た損害保険会社の社員2人に対し、玄関の壁に掲示した山口組の篠田建市=通称・司忍=組長の写真を示し「あれはわしのおやじや。50万円や」と脅迫。現金を脅し取ろうとしたとしている。

464凡人:2012/11/06(火) 07:07:26
家出少年を組事務所で寝泊まり 福岡、暴力団幹部に中止命令
2012/11/6 2:05

 家出中の17歳の少年2人を組事務所で寝泊まりさせたとして、福岡県公安委員会は5日、暴力団山口組系の山下雄博幹部(49)に対し、改正県暴力団排除条例に基づく中止命令を出した。同条例は青少年を組事務所に立ち入らせることを禁じており、今回が初の適用。

 県警によると、山下幹部は今年2月、当時高校1年生と無職の少年2人を同県宗像市の組事務所で寝泊まりさせた。無職少年の知人が2人を山下幹部に紹介し、2人は事務所の清掃などをしていたという。

 改正暴排条例は青少年が暴力団犯罪に巻き込まれたり、組に勧誘されたりすることを防ぐため、事務所に立ち入らせることを禁止。中止命令に従わなかった場合、6月以下の懲役か50万円以下の罰金が科される。

465凡人:2012/11/06(火) 19:08:19
みかじめ料繰り返し要求 稲川会系組幹部に再発防止命令 神奈川県公安委員会
2012.11.6 16:44

 横浜市内の飲食店などにみかじめ料を繰り返し要求したとして、神奈川県公安委員会は6日、暴力団対策法に基づき、指定暴力団稲川会系組幹部の男(47)=同市鶴見区=に再発防止命令を出した。

 県警暴力団対策課によると、男は今年8月、同区内の飲食店を訪れ、経営者の女性(55)に「ここで営業するんだったら会費を入れてもらわないと」などとみかじめ料を要求。同9月にも同区内のパチンコ店を訪れ、男性従業員(31)に同様の要求をしたとして中止命令を受けており、さらに不当な要求をする恐れがあるとして再発防止命令を出した。

466凡人:2012/11/22(木) 08:51:24 ID:UXPhgzGY0
休業補償を詐取 容疑で組幹部ら逮捕 埼玉
2012.11.21 23:16

 交通事故の負傷で休業したと偽り補償金を詐取したとして、埼玉県警捜査4課と春日部署は21日、詐欺の疑いで指定暴力団山口組系幹部、高山渉容疑者(46)=さいたま市岩槻区鹿室=と、暴力団周辺者の自営業、安田龍三郎容疑者(62)=越谷市袋山=を逮捕した。

 逮捕容疑は平成23年7月21日に高山容疑者が負傷した交通事故で、高山容疑者が安田容疑者の会社に勤務し、けがで休んだように装い、同年12月30日、保険会社から休業損害賠償金計約40万5千円をだまし取ったなどとしている。

 捜査4課によると、2人は以前からの知人だった。高山容疑者は黙秘し、安田容疑者は「断り切れなかった」と容疑を認めている。

467凡人:2012/11/24(土) 12:29:32 ID:E.06fwlU0
「アルバイトすると組長の呼び出しに対応できない…」 生活保護費不正受給容疑で組員逮捕 
2012.11.24 11:51

 暴力団員であることを隠し、生活保護費約280万円を不正に受給したとして、警視庁駒込署は、詐欺の疑いで、指定暴力団山口組系組員、若松淳一容疑者(38)=鹿児島県南大隈町=を逮捕した。同署によると、「アルバイトで金を稼ぐと、組長から呼び出しがあったときに対応できなかったので、やった」などと容疑を認めている。

 逮捕容疑は、平成23年2月〜今年8月の計20回にわたり、暴力団員であることを隠して生活保護を申請し、東京都豊島区役所から計約280万円をだまし取ったとしている。

468凡人:2012/11/30(金) 14:30:00 ID:tmo.3oSQ0
知人の元組員2人逮捕、拳銃押収 大阪・吹田の殺人未遂
2012.11.29 13:33

 大阪府吹田市の路上で日本刀のようなもので男性が切りつけられて負傷した事件で、大阪府警捜査4課などは29日、殺人未遂と銃刀法違反(加重所持)容疑で、いずれも元暴力団組員で大阪府守口市佐太中町に住む山口修(45)と住所不定の山田有華(45)の両容疑者を逮捕した。

 府警は山田容疑者の逮捕時に実弾2発入りの拳銃を押収した。事件当時、現場周辺で「発砲音がした」との通報が複数寄せられ、弾のような金属片が見つかっており、この拳銃から発砲されたかどうか鑑定する。

 逮捕容疑は先月11日午前2時40分ごろ、吹田市原町のマンション前の路上で、同市内の無職の男性(43)を刃物で切りつけ、拳銃を発射し、重傷を負わせたとしている。府警によると、2人と男性は以前からの知り合いだった。山口容疑者は殺意を否認、山田容疑者は認否を留保しているという。

469凡人:2012/11/30(金) 14:40:28 ID:tmo.3oSQ0
紳助さん交際の暴力団会長逮捕 渡辺二郎元チャンプも 身分隠しゴルフ
2012.11.30 13:34

 暴力団関係者であることを隠してゴルフ場を利用したとして、大阪府警捜査4課は30日、詐欺容疑で指定暴力団山口組最高幹部で2次団体「極心連合会」会長、姜(きょう)弘文容疑者(65)=通称・橋本弘文=や、元ボクシング世界王者で同会幹部、渡辺二郎被告(57)=別の恐喝未遂罪で上告中=ら3人を逮捕した。

 捜査関係者によると、姜容疑者は元タレントの島田紳助さん(56)=本名・長谷川公彦=が引退時に交際を認めた相手。別の事件で府警が姜容疑者の自宅を家宅捜索した際、紳助さんからの直筆の手紙などが見つかっている。

 逮捕容疑は昨年3月、大阪府内のゴルフ場で、暴力団関係者であることを隠してプレーしたとしている。府警によると、姜容疑者は黙秘、渡辺容疑者は「暴力団組員ではない」と容疑を否認しているという。

470凡人:2012/12/06(木) 13:49:57 ID:twk7ovu20
人間の性格や行動様式が外部の圧力で組織を解散させられたからといって変わるものではないから至極当然のお話。
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六本木襲撃:元暴走族ら15人に逮捕状 凶器準備集合容疑
毎日新聞 2012年12月06日 11時27分

 東京都港区六本木のクラブで9月、飲食店経営、藤本亮介さん(31)が目出し帽をかぶった集団に殺害された事件で、現場に金属バットなどを持って集まった10〜30代の15人の男を警視庁捜査1課が特定し、凶器準備集合容疑で逮捕状を取ったことが捜査関係者への取材で分かった。大半が六本木を拠点とする暴走族グループ「関東連合」の元メンバーとみられる。【小泉大士、喜浦遊、松本惇】

 逮捕状の容疑は、9月2日午前3時40分ごろ、襲撃目的でクラブ付近の路上に金属バットなどの凶器を持って集まったとしている。

 捜査関係者によると、逮捕状が出ている男のうち、約半数が事件直後、ハワイや中国、フィリピンなどへ出国したことが確認されている。警視庁は国内に残った元メンバーの所在確認を進めており、居場所が判明すれば順次、事情聴取に踏み切る方針。容疑が固まれば同容疑で逮捕する。

 事件は同日未明にクラブ「フラワー」で発生。VIP席で友人らと酒を飲んでいた藤本さんが、店内に突然侵入してきた男らに金属バットなどで殴られ死亡した。現場近くの防犯カメラには、ワゴン車2台から降り、店へ向かう男9人と運転手2人の姿などが写っていた。

 この映像を公開したところ、元メンバーらの関与を指摘する情報が寄せられた。また、現場から逃走した2台のワゴン車のうち1台は、元メンバーが役員を務める都内の会社名義だったことが判明。同課はこの会社を殺人容疑で家宅捜索するなどして、実行役らの特定を進めていた。

 ◇結びつき強く、芸能人絡みの事件に関与も
 複数の暴走族の連合体だった関東連合は03年に解散したが、元メンバーらの結びつきは今も強いとされる。ここ数年、六本木周辺などで起きた芸能人らが絡んだ事件やトラブルでも、元メンバーが関与するケースは少なくない。

 10年に歌舞伎俳優、市川海老蔵さんが暴行されて大けがをした事件では、元メンバーの男が傷害容疑で逮捕された。昨年12月に山口組系元幹部ら5人が暴行され重軽傷を負った事件では暴力団組員が逮捕されたが、関東連合の元メンバーが関与した疑いもあり捜査が続いている。最近では元リーダーの石元太一被告(30)が振り込め詐欺に関与したとして逮捕・起訴された。

藤本亮介さんが殺害されたクラブ=東京都港区で久保玲撮影

471凡人:2012/12/06(木) 15:26:19 ID:twk7ovu20
社長銃撃:容疑で工藤会系2人を逮捕 福岡県警
毎日新聞 2012年12月06日 12時34分

建設会社社長が撃たれた現場を調べる捜査員=福岡県中間市で2012年1月17日撮影

 福岡県中間市で1月、「黒瀬建設」=北九州市八幡西区=の社長(53)が銃撃され重傷を負った事件で、福岡県警は6日、いずれも指定暴力団工藤会(本部・北九州市)系組幹部で▽同県岡垣町海老津駅南、福田伸也(38)▽同県鞍手町中山、藤野義光(35)−−両容疑者を殺人未遂、銃刀法違反(発射など)容疑で逮捕した。昨年から今年にかけて福岡県内で発生した発砲事件22件のうち、容疑者逮捕に至ったのは3件目で、民間人への銃撃では初めて。黒瀬建設は暴力団排除運動にもかかわっており、県警は、それへの反発の可能性もあるとみて調べている。

 県警によると、2人は「身に覚えがない」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は、1月17日午前5時半ごろ、中間市長津の同社中間支店前の路上で、社長に対して拳銃で数発を発砲し、腹や腕に約3カ月のけがをさせたなどとしている。事件後、社長は退任した。

 捜査関係者によると、黒瀬建設は大手ゼネコンの1次下請けで、前社長は2次下請け業者に仕事を割り振る「名義人」を務めていた。また前社長は11年、北九州市の暴力追放市民大会に参加。社員も中間市の暴力追放推進会議に出席していた。

 前社長宅は05年に実弾が撃ち込まれており、県警は、暴力団が関与したとみて捜査。事件2日後に北九州市小倉北区の工藤会本部など十数カ所を殺人未遂容疑で家宅捜索していた。

 捜査関係者によると、社長銃撃事件に使われたとみられる薬きょうが両容疑者の関係先で見つかったため、両容疑者が関与したとみて捜査していた。

 県警は北九州地区を中心に続発する企業襲撃事件の大半や、4月に起きた元県警警部銃撃事件も工藤会が関与したとみているが、ほとんどは解決していない。

 福岡県公安委員会は、改正暴力団対策法の規定で従来よりも強い規制がかけられる「特定危険指定暴力団」に工藤会を指定することを検討している。

 一方、今年8月の改正県暴力団排除条例施行で、福岡県内7地域で飲食店に暴力団組員の立ち入りを禁じる「標章制度」が始まったが、北九州市では以後、制度対象地域の飲食店従業員や経営会社役員が刃物で顔を切りつけられるなどの事件が4件発生。標章を掲げる店が入るビルで不審火もあり、県警は暴力団関係者による反発の可能性が高いとみて捜査している。

472凡人:2012/12/16(日) 17:26:45 ID:JRWyzw9Y0
名門? 日本マスコミの暴力団の美化の裏返しだろう。
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暴力団名門一家の凋落 海外旅行で治療費をだまし取るお寒い懐事情
2012.12.16 07:00

 暴力団組員一行の東南アジア旅行は、新手のシノギ(経済活動)だった。現地の病院で支払った治療費の一部を負担する官民の制度を悪用して現金をだまし取ったなどとして、指定暴力団住吉会の副会長を含む同会関係者ら9人が10〜11月、詐欺容疑などで警視庁に相次いで逮捕、起訴された。海外の案件の審査が甘くなる点につけ込み、制度を悪用した構図だが、暴力団排除条例の影響で従来通りのシノギが成り立たなくなりつつある中、資金繰りに窮する暴力団側の「懐事情」も浮かび上がった。(原川真太郎、太田明広)

判読不能の「診断書」…病院の印鑑も偽造

 「これは、全く判読不能ですね」

 暴力団捜査を担当する警視庁組織犯罪対策4課の捜査員からタイ語や英語で書かれた「診断書」の翻訳を依頼された専門家は、一読するなりこう断言した。そこには食中毒を起こし、嘔吐(おうと)や吐血、腹痛などの症状で治療を受けたとする診断内容が示されているはずだった。

 診断書は住吉会副会長、並木実被告(68)=東京都板橋区=らが国民健康保険の「海外療養費」制度の申請書類として、それぞれ居住する自治体に提出したものだ。平成21年1月20〜28日にタイ旅行に行き、食中毒で現地の病院に入院したという。

 同制度では海外旅行中に病気やけがで現地で治療を受けるなどした場合、治療費の保険負担分が払い戻される。申請には現地で発行された病院の領収書や医師の診断書が必要で、日本語訳も添付される。

 並木被告らはこの制度を活用し、同年4〜6月、東京都や埼玉県内の5つの自治体から計約200万円の払戻金を受け取った。だが、その後、タイ語の文法に間違いが散見され、書類を作成したという担当医が存在せず、病院の印鑑も形状が違う「偽造品」だったことが判明。並木被告ら4人は今年11月、詐欺容疑で逮捕、起訴された。

■言葉の壁、財政難…「現地に電話せず」

 なぜ、このようなあからさまな不正がまかり通ったのか。

 「インターネットで病院が実在していることは確認したが、言葉の問題もあって現地に電話などをしていなかった」

 被害にあった都内の自治体の担当者は、こう打ち明ける。申請を受けた自治体側は通常、国内で治療を受けた場合の保険適用額を算出するなどして審査を進める。ただ、東南アジアなどの現地語を理解する職員はほとんどいない。

 このため、現地書類の日本語訳だけで申請内容を判断し、不自然な点がなければ療養費を支給しているのが現状だ。加えて、海外療養費制度を所管する厚生労働省は審査する自治体側に現地病院に対する事実確認を義務づけていない。

 こうした盲点につけ込んで海外療養費をだまし取る事件は、全国各地で相次いでいる。

 今年3〜10月には、中国で病気になったと偽って療養費をだまし取った中国人の男女らが大阪府警に逮捕された。被害にあった堺市南区では、中国語を話せる職員を雇用するなどの対策に乗り出したが、多くの自治体は財政難のため、自前で翻訳のできる人材を確保する余裕はない。

 厚労省は自治体側が海外の現地の病院に電話で事実確認をする際、通訳業者の人件費の一部を支援するなどの対策に乗り出した。担当者は「これまでネックになってきた言葉の壁を解消し、適正な制度の運用の一助となれば」と話す。
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473凡人:2012/12/16(日) 17:27:23 ID:JRWyzw9Y0
旅行保険も標的に…高額の治療費で発覚

 そもそも、並木被告らの犯行が露見したきっかけは、損害保険会社の「海外旅行傷害保険」の保険金をだまし取ろうとしたとして、並木被告の傘下団体の組長ら5人が10月に詐欺未遂容疑で逮捕、起訴されたことだった。

 5人の逮捕容疑は昨年11月、フィリピン旅行中に「病院で治療を受けた」などとうその話をし、損保会社から保険金約200万円をだまし取ろうとしたというもの。官民の違いはあれど、並木被告らの事件と構図は同じだ。

 海外療養費制度と同じく、海外旅行保険もチェック態勢の甘さを指摘する声がある。大手損保会社の担当者は「提出書類と報告内容を見て不自然な点がないかチェックしており、現地確認なども適正に行っている」と主張する。

 損保各社が加盟する「損害保険料率算出機構」によると、預かった保険料は約264億円に上るのに対し、支払われたのは約142億円にとどまっている。業界関係者は「収支としては黒字だが、損保会社によっては手間のかかる海外での調査を避け、簡単に済ますことも多い」と打ち明ける。

 捜査関係者も、逮捕、起訴された暴力団関係者の佐藤周一被告(56)=川崎市高津区=が「海外旅行の保険は審査が甘く、簡単にだませる」といって、ほかの4人を誘ったとみている。

 今回の場合、損保会社の担当者が、申請された医療費が数十万円と現地の水準からすると異常に高いことを不審に思ったことから不正が発覚したという。

シノギ厳しく…「上納金払えず」「小遣いほしい」

 住吉会副会長である並木被告は同会の二次団体「土支田」の代表も務める。指定暴力団の中で山口組に次ぐ2番目の規模を誇る同会の傘下組織の中でも、100年以上の歴史がある「老舗」として知られる。

 もともとは博徒系組織だったが、昨年11月には並木被告の前のトップが覚醒(かくせい)剤密売に関与したとして逮捕され、除籍処分となるなど、近年は衰退傾向にあった。

 さらに、昨年10月に全国の都道府県で完全施行された暴力団排除条例などの影響で、みかじめ料の徴収などを拒否する飲食店が相次ぎ、資金難に陥っていたとみられる。

 捜査関係者によると、海外旅行保険の詐欺未遂容疑で逮捕、起訴された傘下組長の1人は「10万円もらえる約束でフィリピンに行った。シノギがきつく、毎月の上納金も払えなかった」などと供述。並木被告も「小遣いがほしかった」などと容疑を認めている。

 捜査関係者はあきれたようにつぶやいた。「仮にも名門といわれた土支田のトップがここまで落ちぶれるとは。よほどシノギが厳しくなっていたのだろう」
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474凡人:2012/12/22(土) 01:00:26 ID:Hq5or77k0
住吉会系組員を逮捕 関東連合OBも関与か 東京・六本木の山口組系幹部ら集団暴行事件
2012.11.26 02:07

 東京都港区六本木の飲食店で昨年12月、客の指定暴力団山口組系組幹部ら4人が約20人の男らに暴行され重軽傷を負った事件で、警視庁組織犯罪対策4課が、傷害容疑で、実行犯の1人とみられる指定暴力団住吉会系組員の30代の男を逮捕していたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、逮捕された男は住吉会の三次団体に所属。この団体は暴走族グループ「関東連合」(解散)のOBが幹部を務めており、ほかにも複数のOBが在籍するなど、関東連合の事実上の“受け皿”になっている暴力団組織とみられる。

 警視庁は、犯行にはこの団体の現役組員のほか、暴力団員ではない関東連合の関係者らも加わっていたとみて、実体解明を進める。

 事件は昨年12月14日未明に発生。店に入ってきた若い男ら約20人が、店内にいた山口組系組幹部3人と30代の元組員の男性に対し、いきなりビール瓶で頭を殴るなどの暴行を加え、すぐに逃走。このうち40代の幹部1人が一時意識不明となったほか、他の幹部2人と元組員も、骨折などの重軽傷を負った。

 捜査関係者などによると、この元組員は事件直前、別の飲食店で住吉会系組員の集団と、ささいなことがきっかけでトラブルを起こしていた。

 元組員はその後、旧知の組幹部らと合流し飲んでいたところを暴行されており、警視庁は、元組員を狙った“襲撃”に組幹部らが巻き込まれたとみている。

475凡人:2012/12/22(土) 01:00:51 ID:Hq5or77k0
拳銃の実弾所持容疑で住吉会系組長ら逮捕 大手ゼネコンに送付か
2012.12.4 12:32

 拳銃(けんじゅう)の実弾6発を所持していたとして、警視庁組織犯罪対策4課は4日、銃刀法違反の疑いで、指定暴力団住吉会系組長、上崎(うえさき)恭裕(やすひろ)(46)=東京都新宿区=と同会系元組員、松田康孝(56)=相模原市=の両容疑者を逮捕した。同課によると、上崎容疑者は容疑を否認、松田容疑者は認めている。

 逮捕容疑は、平成21年5月中旬ごろ、松田容疑者が当時住んでいた渋谷区内のマンションの一室で実弾6発を所持したとしている。

 同課によると、同年5月、新宿区内の再開発事業を手掛ける大手ゼネコンの工事事務所などに実弾が送りつけられる事件が発生。捜査の過程で上崎容疑者らが浮上、同課は送られたのはマンションにあった実弾だったとみて調べる。

 銃弾が送りつけられて以降、都内では建設工事現場などで計10件の発砲事件が発生。同課は、上崎容疑者らが何らかの事情を知っている可能性もあるとみて調べる。

476凡人:2012/12/22(土) 01:01:21 ID:Hq5or77k0
歌舞伎町で発砲か 山口組系フロント企業、住吉会系とトラブル?
2012.12.19 18:25

 19日午後0時半ごろ、東京都新宿区歌舞伎町の雑居ビル2階の玄関ドアに、弾痕のようなものが2カ所あるのを警視庁新宿署員が発見した。ドアには指定暴力団山口組系の暴力団組織と関係が深い会社の看板がかかっており、同署は暴力団同士のトラブルの可能性があるとみて銃刀法違反容疑などで調べている。

 同署によると、この会社は経営実態がなく、飲食店関係者の更衣室として利用されていた。弾痕のようなものは粘着テープで覆われていた。同日午前10時に店の従業員が訪れた際は異変はなかったという。

 同日未明には、武蔵野市内の指定暴力団住吉会系組事務所が入居するビルに銃弾が撃ち込まれており、同署員が管内の関係先を巡回して発見した。

 歌舞伎町では10日、喫茶店内で山口組と住吉会の関係者の間でトラブルが発生。17日にはトラブルに関与していた埼玉県川口市の住吉会系組事務所で関係者が銃撃されており、警視庁や埼玉県警が関連を調べている。

477凡人:2012/12/22(土) 01:02:17 ID:Hq5or77k0
「いざというときのため」拳銃2丁と実弾28発所持 住吉会系組幹部を逮捕
2012.12.21 22:04

 拳銃(けんじゅう)2丁と実弾を所持していたとして、警視庁大森署は、銃刀法違反(加重所持)の疑いで、東京都新宿区新宿、指定暴力団住吉会系組幹部、吉田譲二容疑者(63)を現行犯逮捕した。同署によると、「いざというときに撃つために持っていた」などと容疑を認めている。

 逮捕容疑は7日、自宅でブラジル製の38口径回転式拳銃と米国製の45口径自動式拳銃各1丁、実弾計28発を所持していたとしている。

 同署によると、10月末に匿名の情報提供があり、自宅マンションから出てきた吉田容疑者を同署員が発見し近づいたところ、吉田容疑者が突然、着ていたコートのポケットから拳銃を出して銃口を向けたため取り押さえた。もう1丁は背広の内ポケットに隠し持っていたという。

 吉田容疑者は覚せい剤を所持していたなどとして実刑判決を受けて服役しており、今年5月末に出所したばかりだった。

478凡人:2012/12/22(土) 01:03:32 ID:Hq5or77k0
JR定期券不正発行 山口組系組長ら2人逮捕 暴力団資金源の可能性 兵庫県警
2012.8.21 12:53

兵庫県警明石署に入る細田利和容疑者=21日午前(甘利慈撮影)

 JR明石駅(兵庫県明石市)の元駅員らが定期券を不正に再発行して換金していた事件で、兵庫県警暴力団対策課などは21日、共謀して定期券を不正発行したとして有価証券虚偽記入容疑で、指定暴力団山口組系組長、細田利和(44)=明石市魚住町=と、同居の元妻、徳岡裕子(43)の両容疑者を逮捕した。いずれも「こんな事実はない」などと容疑を否認しているという。

 県警によると、細田容疑者は平成18年ごろ、一連の事件で5月に逮捕された元明石駅員の宇留島剛被告(50)=詐欺罪などで公判中=と明石市内の飲食店で知り合ったといい、宇留島被告は「換金した現金の一部は細田容疑者にも渡した」と供述。県警は暴力団の資金源になっていた可能性もあるとみて調べる。

 逮捕容疑は、宇留島被告らと共謀して昨年12月、明石市のJR朝霧駅で、姫路−京都間の6カ月定期券2枚(計約63万円相当)を両容疑者が購入していないのに不正に発行したとしている。

 JR西日本によると、宇留島被告らは、今年2月までの5年8カ月間で計659回にわたり定期券を不正に換金し、約8600万円を着服したとされる。

479凡人:2012/12/24(月) 14:02:57 ID:yP8aKs.M0
暴力団に立ち向かったお母さんが逝った ヤクザが変質したこの年に 
2012.12.24 12:00

平成8年2月7日、娘・まやさんの位牌を抱いて神戸地裁尼崎支部に入廷する堀江ひとみさん。兵庫県警の捜査員が守っている

 「あいつらは組織、組織って言うやないか。だったら組長が責任を取れっていうんだよ」。被害者支援という言葉も、暴力団排除条例もなかった時代、たった一人で暴力団に立ち向かった「お母さん」が今年、亡くなった。77歳だった。27年前の昭和60年、兵庫県尼崎市で暴力団抗争の流れ弾で19歳だった一人娘を奪われて以来、暴力団追放運動に人生を捧げた。今年、抗争が激化した福岡では、暴排条例の徹底が市民を直接暴力団と対峙(たいじ)させてしまうという局面を迎えた。元福岡県警警部までが銃撃され、抗争の境界線も崩れた。この銃撃事件は、暴追運動の象徴でもあったお母さんの葬儀の翌日に起きていた。

ヤクザに怯えて暮らすのはおかしい

 お母さんとは、「暴力団被害者の会」会長だった堀江ひとみさんのことだ。今年4月15日、尼崎から移り住んでいた静岡県河津町の自宅で息を引き取った。心不全だった。

 昭和60年9月、まな娘のまやさんを抗争事件の巻き添えで失った。平成4年、組長の使用者責任を追及する損害賠償請求訴訟を起こし、7年に和解による実質的な“勝訴”を勝ち取った。4000万円の和解金の一部で設立した「まや基金」は、後に「暴力団被害者の会」「暴力団被害救済基金」へとつながった。

 「暴力団事件の被害者や遺族は、被害を受けてなおヤクザに怯(おび)えて暮らす。こんなことあっていいわけない。だから誰かが支えてあげないと」

 娘の位牌(いはい)を抱き、和服姿で暴追運動のために全国を駆け回り、暴力団の発砲事件で犠牲になった家族たちの支援にも飛んでいった。ヤクザを向こうに回しての人生は「マルタイ」(要保護対象)としての生き方を余儀なくされたが、兵庫県警をはじめ誰もが堀江さんを守り、「お母さん」と慕った。

優しさだけじゃない

 被害者遺族には“無償の愛”のごとく支援を惜しまないが、ただ優しいだけではなかった。「甘えてばかりいてはダメ」と厳しくもあった。ある凶悪事件で幼い子供を失った両親らが、被害者支援の教えを請いに堀江さんを訪ねたことがある。

 「今の親はあんな感じなのかねぇ。事件からまだ2年ほどなのに、普通にお酒飲んで食べて笑顔もね…」 その両親たちも苦しい過去に耐えているのだろう。しかし、「私は今もろくに食べられないし、夜は眠れないんだよ」という堀江さんの目には奇異に映ったという。「被害者にも遺族にも、必要な覚悟とたたずまいがある」が持論でもあった。

 そんな堀江さんだが「一人じゃ何もできなかった。やっぱり人によっかかって、甘えて、頼って、ここまでこれたんだよ」と、常に周囲への感謝の言葉を忘れなかった。

 実際、堀江さんを守り続けた兵庫県警の捜査員たち、ほとんど前例がなかった裁判を支えた検事や弁護士、訴訟を起こすために一人で図書館で法律書を調べようとしていた堀江さんを偶然見かけ、そのまま一緒に勉強した学生たち、多くの人間がそれぞれの立場、場面で堀江さんを支えてきた。堀江さんをめぐるこうしたエピソードは、「凛として」(産経新聞出版)に書かれている。
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480凡人:2012/12/24(月) 14:03:45 ID:yP8aKs.M0
ヤクザが変わった年に

 今年1年は、特に九州を中心に暴力団の様相が一変した。全国で出そろった暴排条例を盾に、組織の兵糧攻めを目指した警察当局に対し、福岡のヤクザはひるむどころか攻勢を強めた。武装も派手だった。手榴(しゅりゅう)弾が大量にみつかり、使用目的や所持の実態はわかっていないもののロケットランチャーといった戦争兵器までが見つかるほどだった。

 ヤクザ側は対立抗争相手だけでなく、標的を警察OB、そして暴排をうたった企業、飲食店など一般市民にまで据えてきた。暗黙の了解だった「カタギには手を出さない」という一線を越えた。

暴力団に立ち向かったお母さんが逝った ヤクザが変質したこの年に 
2012.12.24 12:00 (4/5ページ)[westピックアップ]

平成8年2月7日、娘・まやさんの位牌を抱いて神戸地裁尼崎支部に入廷する堀江ひとみさん。兵庫県警の捜査員が守っている
 12月に入り、山口組の前組長、渡辺芳則五代目組長(71)の死亡が伝えられた。東京や大阪では、ヤクザの上前をはねるような「半グレ集団」の台頭も明るみに出た。

 ヤクザそのものも、取り巻く状況も刻々と変化した今年、堀江さんが亡くなった。堀江さんは平成15年、北九州市で暴力団員が手榴弾をクラブに投げ込んだ事件の直後、同市で行われた暴追集会に参加した。

 「ほかの場所とは違ったねぇ。その筋の連中の威圧感というのか、私たちへの敵対心というのか。異様だったよ」

 北九州を訪れたときのことをこう話し、暴力団被害者の会会長として北九州の情勢を常に気にかけていた。その北九州で今年4月19日、暴力団捜査に携わっていた福岡県警の元警部が銃撃された。この日は同月15日に亡くなった堀江さんの葬儀の翌日だった。

「それはいい表情だった」

 静岡での堀江さんの告別式には、兵庫県警OB、静岡県警の現役幹部ら警察や司法関係者、堀江さんの支援を受けた被害者遺族らが参列した。

 暴力団被害者の会を堀江さんと二人三脚で支えてきた矢島正孝弁護士は「亡くなる前にも会ったけど、いつもの憎まれ口で『なにしに来たんや』ってね…」。今後の同会の運営や、九州での暴追運動の取り組みの難しさなど、困難な問題が山積する現状を前に、堀江さんを失った重みをかめしているという。

 堀江さんがかつて損害賠償訴訟を起こそうとしたとき、引き受けてくれる弁護士はなかなかいなかった。「ヤクザと裁判しても勝てませんよ。第一あいつらは金を持ってませんから」と断られ続けた。自暴自棄になりかけていたときに出会ったのが、垣添誠雄(もとお)弁護士だった。垣添弁護士は、この裁判を手がけたのをきっかけに犯罪被害者支援の第一人者となる。

 垣添弁護士は堀江さんの亡きがらを「いい表情をしていた。物事をやり遂げたというような、それはいい表情だった」と語る。そして「暴追運動の表舞台に立ち、まるでジャンヌダルクのように活躍した。堀江さんのように表に出て暴追運動に尽くす人はなかなか出てこないだろう」と振り返った。

 国松孝次元警察庁長官が「あの人はほんとに木戸御免(きどごめん)だから」と表現した堀江さん。歯にきぬ着せぬ物言いと行動力を武器にヤクザと正面から対峙した。そんな堀江さんだが、かつて一人娘を失ってからの人生をこう言っていた。

 「今でもなんでこんなに悲しいのって思うよ。でもね、私は最悪の事件の被害者だけど、最高の人たちに出会えた。これも娘のおかげ。死ぬまでこの悲しさと悔しさに追いかけられるけど、泣いてばかりはいられないよ」

 堀江さんの遺骨は、実家のある神奈川県茅ヶ崎市の寺に埋葬された。娘のまやさんもここに眠る。ヤクザのいない世界で最愛のまやさんと再会できたのだろう。
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481凡人:2012/12/24(月) 15:03:36 ID:yP8aKs.M0
【生活保護を問う】
「娘は元気か?」 やくざにおびえる担当職員 「暴力団には組織で対応を」
2012.9.4 08:34

 生活保護の申請・受給をめぐり、暴力団組員かどうかを警察に照会した件数が急増していることが判明した近畿の自治体。現場の職員らは組員の脅しなどに頭を悩ませてきており、「個人での対応には限界があった」と“緊密な連携”を歓迎する。ただ、組員側も身分を隠して申請するなど手口も巧妙化しており、警察当局は警戒を強めている。

 「昨日は早く帰宅したようだな」

 「娘は元気か」

 大阪府内の元ケースワーカーの男性はあるとき、生活保護の申請でやり取りしていた暴力団組員がささやく言葉に強い恐怖感を抱いた。ほかにも、現場では暴力団組員とみられる男が大声を上げたり、入れ墨や欠損した小指を見せてきたりすることがあるという。

 こうした場合、以前はケースワーカー個人に対応が委ねられることも多かったが、最近では組員と疑わしい人の訪問があった場合、必ず複数の職員で対応するようになった。

 応接室のドアは開けて密室にならないようにし、会話を録音することも。男性は「執拗(しつよう)な個人攻撃を受けると耐えられない。組織の危機管理として対応しないと」と話す。

 ある警察幹部は「暴力団排除条例の施行などで、組員のシノギ(収入)は厳しくなっている。あの手のこの手でシノギを探す中で、生活保護に目を付ける組員が少なくない」と指摘する。

 脅迫まがいの行為だけでなく、組員が身分を隠して不正受給するケースは後を絶たない。大阪府警では、平成20年は組員による不正受給の摘発はなかったが、21年に4件、22年に5件、昨年は7件と増加傾向をみせている。

 府警によると、昨年2月には、山口組系暴力団組員が大阪市内の区役所に「トラック運転手として働いていたが倒産した」などと嘘をつき、約220万円の保護費を詐取したとして逮捕された。

 組員は「組長の運転手をして、毎月10万円ほどもらっていたが、ゆとりのある生活をしたかったので組員であることを隠して申請した」と供述した。

 兵庫県警が今年7月、同県西宮市から保護費約160万円をだまし取ったとして、詐欺容疑で逮捕した山口組系組員(40)は保護申請時、暴力団組員でないことを確認する項目に印を付けていた。

 警察幹部は「公金が暴力団側に流れるのは決して許されない。少しでも不審に感じたら積極的に照会してもらいたい」としている。

482凡人:2013/01/05(土) 12:38:32 ID:UG5ezLOs0
携帯電話詐取、容疑で暴力団組長逮捕 奈良
2013.1.5 02:06

 携帯電話を詐取したとして、県警組織犯罪対策2課と奈良署は4日、詐欺の疑いで、指定暴力団山口組系組長、小泉英明容疑者(46)=奈良市押熊町=を逮捕した。容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は昨年2月24日と5月25日、大阪府内と奈良市内の携帯電話販売代理店で、実体のない会社の関係者を装い、携帯電話30台の購入契約をしたとしている。同署は携帯電話を犯罪グループに譲渡する目的があったとみて捜査している。

483凡人:2013/01/13(日) 03:22:12 ID:T88WnrCg0
【六本木集団暴行死】
いびつな絆(上) 大人になりきれぬ集団「関東連合」
2013.1.11 00:02 産経

 「少年時代のつながりがゆがんだ形で温存された、大人になりきれなかった大人たち」

 東京・六本木の集団暴行死事件で20〜30代のOBら8人が逮捕された暴走族「関東連合」。その特徴を一言で表すと、こうなるだろう。昭和48年に東京都世田谷区や杉並区の暴走族の連合体として結成され、平成15年に解散。OBらは元横綱朝青龍や歌舞伎俳優の市川海老蔵さんなど、六本木周辺で発生した有名人をめぐる事件やトラブルで、たびたび登場してきた。

 暴力団と違い、組織としての実体がないにもかかわらず、電話一本でOBらが瞬く間に集まり、集団で襲撃に及ぶといういびつな「結束力」を生んだ背景には、彼らの世代の“特異性”があるようだ。

 関東連合で一時期リーダーを務め、今回逮捕された石元太一容疑者(31)の著書『不良録』によると、メンバーは現役当時、金属バットなどで武装し、対立グループの襲撃を繰り返していたという。

 1対1ではなく、集団で襲いかかり、時には相手を拉致して執(しつ)拗(よう)に痛めつけ、精神的にも肉体的にも屈服させる。逮捕されたOBらの多くは引退して既に10年以上の歳月が経過しているが、金属バットを使い集団で暴行するその手口は、少年時代と全く同じだ。

 今回の襲撃を主導したとして逮捕状が出ている見立真一容疑者(33)は、引退後も現役時代の上下関係を保ち、暴走族時代からの対立グループと六本木周辺で抗争を継続してきた。殺害された藤本さんは、対立グループのリーダーに似ていたために、人違いで襲われたとみられている。

 芸能関係や飲食店経営などの自営業者が多く、振り込め詐欺などの違法行為に手を染める者もいる関東連合OBグループの根底には「仲間以外を容易に信じない」という排他性がある。

 若者の世代論などを研究するサントリー文化財団上席フェローの佐藤友美子さんは、グループが属する昭和50年代生まれの世代について「中高生のころに携帯電話などが普及し、不特定多数の他人とかかわるプロセスを経ずに育った。いわば『ロストプロセス世代』だ」と分析する。

 ロストプロセス世代は地元意識が強く、友人との「仲間内の論理」を何よりも優先する一方、他人への関心が極端に薄いという。仲間外れにされることを恐れ、人と違うことができず、「集団で同じことをする同質性」が特徴だ。

 周囲から孤立するほどに、仲間との絆にすがり、先鋭化していった関東連合OBの姿は、まさにロストプロセス世代の典型だ。

 「抗争を続けることこそ、仲間をつなぎとめる大事な要素なのだろう」。佐藤さんは、こう続けた。


 暴走族時代の「いびつな絆」を温存したまま大人になり、凶悪事件を引き起こした関東連合のOBたち。首都・東京の繁華街で暗躍する彼らの「闇」に迫る。

484凡人:2013/01/13(日) 03:22:36 ID:T88WnrCg0
いびつな絆(中) 時代が生んだモンスター
2013.1.11 21:13

 「『半グレ』なるものが暴力団に取って代わるという見方は、われわれはしていない。一過性のものにすぎないのではないか」

 警視庁幹部はこう語る。「半グレ」は「半分グレている」の略語で、既存の暴力団ではないが暴力的な犯罪を行う集団を意味する。六本木襲撃事件で逮捕された暴走族「関東連合」のOBグループに象徴される。

 改正暴力団対策法や暴力団排除条例の影響で、暴力団が表だった活動を控える代わりに台頭してきたとの見方もあるが、OBには現役の暴力団員も少なくない。ただ、既存の「組」への忠誠心は必ずしも強いとはいえず、「場面ごとに堅気と暴力団の顔を使い分けている」(捜査関係者)。

 暴力団という既存の「悪」と、持ちつ持たれつの関係を保ちつつ、仲間の存在感を拡大させようとする意識にこそ、彼らの「闇」の深さがうかがえる。
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 そもそも関東連合のメンバーは、都内でも世田谷区や杉並区など比較的裕福な家庭が多く、教育熱心な地域で少年時代を過ごしている。貧困や差別など、生い立ちを理由に暴力団に足を踏み入れる必然性は低い。

 見立真一容疑者(33)が統率するのは昭和50年代生まれが中心の50人程度。多くが飲食業や不動産業などの正業を持つ。彼らの上の世代が渋谷や六本木などでクラブを経営し、若者向けのイベントを企画。遊び場をビジネスの場に変えた。

いびつな絆(中) 時代が生んだモンスター
2013.1.11 21:13 (2/2ページ)
 こうした手法を引き継いだ現在のグループには、芸能界とのパイプもある。市川海老蔵さん暴行事件の現場に同席していた元リーダー、石元太一容疑者(31)の著書『不良録』では、過去に対立グループとの抗争で一般男性を暴行死させた事件で、芸能関係者の車を使用したことを打ち明けている。

 IT関連で富を築いた同世代の「ヒルズ族」も多く誕生。関東連合OBらは夜の街で、こうした実業家らとも交友関係を築き上げ、凶暴性だけでなく人脈の面でも、ほかのグループと一線を画すようになった。
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 石元容疑者らが現役の暴走族だった平成10年前後は、全国的に少年事件が凶悪化したピークの時期と重なる。警察庁によると、12年に殺人や傷害致死などの容疑で逮捕された少年は201人で、うち7割で暴走族などが関係していた。

 警視庁は関東連合のOBグループの存在は把握しつつも、「すでに暴走族としての実体がない」(捜査関係者)ため、組織としては事実上野放しにしてきた。

 だが、海老蔵さん事件を機に本格的な実態解明に着手。組織犯罪対策特別捜査隊に専従班を設けて、メンバー構成などの洗い出しを進めていた。その結果、今回の襲撃事件でも実行犯の特定につながった。

 「身元を確認しないまま集団で藤本亮介さんを殺害するなんて、普通じゃない。少年時代を引きずったまま社会に野放しにされた彼らは、時代が生んだモンスターとしかいいようがない」。警視庁関係者は、こうつぶやいた。

485凡人:2013/01/13(日) 03:23:14 ID:T88WnrCg0
【六本木集団暴行死】
いびつな絆(下) ヤキ入れ恐怖心植え付ける “鉄”の上下関係
2013.1.12 22:01

 「近いうちに、メンバーをまとめて出頭させる」

 正月気分がまだ抜けきらない今月上旬、六本木襲撃事件を捜査する警視庁麻布署捜査本部に、暴走族「関東連合」(解散)の関係者からこんな連絡が入った。

 言葉通りに10日、凶器準備集合容疑で逮捕状が出ていた男5人が、逃亡先の韓国から同じ便で羽田空港に到着。元リーダーの石元太一容疑者(31)ら国内にいた3人とともに、8人が逮捕された。翌11日には、さらに国内の7人が出頭し、逮捕者は計15人に。

 捜査幹部は「出頭の決断まで横並びとは。間違った絆と結束力だ」とあきれる。ただ、グループを統率していた主犯格の見立(みたて)真一容疑者(33)は、いまだにフィリピンに潜伏しているとされ、ほかの2人も行方をくらませたままだ。

 「いくつかある関東連合のOBグループで最も過激なのが見立容疑者のグループだったが、これでカリスマ性も失われるだろう」

 捜査関係者はこう語る。
■ ■ ■

 見立容疑者は石元容疑者の3学年上のリーダーで、集団で抗争相手を金属バットで襲う手口を確立。後輩にも、ことあるごとにヤキ(制裁)を入れて恐怖心を植え付け、グループを束ねてきた。

 石元容疑者は著書『不良録』の中で、現役時代の心理状態を「集団心理と同調圧力」「警察に捕まったときに、初めてゆっくり眠れた。(中略)先輩からヤキを入れられることもない」などと表現している。

いびつな絆(下) ヤキ入れ恐怖心植え付ける “鉄”の上下関係
2013.1.12 22:01 (2/2ページ)[殺人・殺人未遂]

 見立容疑者を中心とした“鉄”の上下関係を成人後も保ち続けたOBグループ。関係者によると、今回逮捕されたメンバーの中には「絶対に捕まる」と襲撃への参加を渋った者もいたが、この時点では見立容疑者による「同調圧力」の呪縛から抜け出せなかった。
■ ■ ■

 捜査の焦点は今後、殺人容疑での立件に移るが、ハードルも高い。凶器が刃物などに比べて殺傷能力が低い金属バットで、覆面をしたまま殴っているため、誰が致命傷を与えたかを特定するのが困難だからだ。

 ただ、捜査関係者は「関東連合は、過去に何度も相手を金属バットで殴って死亡させている。こうした事実を踏まえれば、『殺すつもりはなかった』では通らない」と力を込める。

 襲撃事件のほかにも、石元容疑者らが関与する振り込め詐欺などの違法行為や暴力団員となった一部OBとのつながりなど、解明すべき「闇」は根深い。警視庁は事件に絡み、六本木でクラブ経営などを手がけ、OBグループの礎を築いたとされる40代の大物OBからも事情を聴くなど、グループの資金源についても追及の手を緩めない。

 暴走族からは足を洗い、暴力団でもないことから、事実上野放し状態だった関東連合は、襲撃事件で警察を本気にさせてしまった。

 「今のOBグループが、10年後に存続していることはない。完全に悪事から足を洗うか、暴力団に吸収されるか。二つに一つだ」

 警視庁幹部は断言した。

486凡人:2013/01/13(日) 04:50:11 ID:T88WnrCg0
警部補ら4人、調書捏造容疑で逮捕 暴力団に絡む捜査で
2013/1/13 1:22

 兵庫県警は13日までに、暴力団に絡む捜査で供述調書を捏造(ねつぞう)したとして、県警組織犯罪対策課に所属していた警部補の常深洋蔵容疑者(52)と、部下の巡査部長の松本和也容疑者(33)ら計4人を虚偽有印公文書作成の疑いで逮捕した。捜査関係者によると、警察官以外の2人は、常深警部補らの知人の男と、別の詐欺事件で起訴された被告(42)。

 逮捕容疑は、4人は共謀した上で2011年、知人の男が山口組系組幹部と面識がないにもかかわらず、「(組幹部が)覚醒剤を持っているのを見た」とする架空の証言を知人にさせ、常深警部補らはそれを基に調書を捏造した疑い。

 常深警部補らはさらに、捏造したとされる調書を基に、組幹部の周辺を家宅捜索しようとした疑いも浮上している。

 別の詐欺事件で起訴された被告が昨年10月に県警に逮捕され、取り調べを受けた際の証言などから今回の捏造事件が発覚したという。

 捜査関係者によると、常深警部補は被告の男から接待を繰り返し受けていたとみられる。常深警部補らは既に組織犯罪対策課を異動し、警察署に勤務している。〔共同〕

487凡人:2013/01/24(木) 13:01:56 ID:lh2TFEAE0
米、稲川会に経済制裁 指定暴力団主要3団体すべて対象に
2013.1.24 09:52

 【ワシントン=犬塚陽介】米財務省は23日、指定暴力団稲川会と清田次郎(本名・辛炳圭)会長、ナンバー2の内堀和雄理事長を金融制裁の対象に指定した。指定暴力団の制裁は山口組、住吉会に次いで3例目。米国内の資産を凍結し、米国企業に稲川会との取引を禁止する。

 財務省は稲川会などの暴力団が武器や麻薬の密売、売春、人身売買、マネーロンダリング(資金洗浄)に関与しており、清田会長と内堀理事長は組織の方針を指示する重要な役割を果たし、山口組との連携を強めていると指摘した。

 オバマ大統領は2011年7月に「YAKUZA(ヤクザ)」を国際的な犯罪に携わる組織に認定。財務省は暴力団が「世界最大の犯罪組織」との世評があり、7万人以上の構成員の約72%が制裁対象に指定された3団体に所属していると強調した。

488凡人:2013/03/07(木) 13:05:06 ID:V2AGgnMg0
児童虐待の通告、過去最多 1万6千人、前年比4割増 
2013年3月7日(木) AM 11:22

 昨年1年間に警察が、虐待があったとして児童相談所への通告対象にした18歳未満の人数は前年比42・1%増の1万6387人となり、統計を取り始めた04年以降で最多だったことが7日、警察庁のまとめで分かった。04年は962人で、約17倍に増えた。虐待での摘発も472件(前年比22・9%増)、摘発人数486人(18・8%増)と、いずれも過去最多。

 警察庁担当者は「虐待に対する関心の高まりで通報も年々増えている。今後も児童相談所と連携して被害の早期発見に努めたい」と話している。

 通告内訳は、暴言など心理的虐待が半数近くの8266人(前年比69・0%増)を占めた。

489凡人:2013/04/24(水) 08:56:01 ID:bwiS95oU0
競艇でノミ行為の疑い、暴力団幹部ら逮捕 大阪
2013.4.24 02:11

 競艇の舟券を売買するノミ行為をしたとして、府警は23日、モーターボート競走法違反容疑で、指定暴力団山口組系暴力団幹部、谷口真吾容疑者(41)=堺市東区北野田=ら胴元の男女7人と客の男4人を現行犯逮捕した。いずれも容疑を認めている。府警によると、同日午後0時半ごろ、大阪市西成区内の民家でテレビ中継を映しながら、違法に舟券を売買したとしている。府警が同日、この民家を捜索して現行犯逮捕した。

490凡人:2013/05/09(木) 12:35:54 ID:bwiS95oU0
暴力団文様のはんてんはダメ!! 主催側が「厳重注意事項」通知 浅草の三社祭
2013.5.8 21:04

大勢の人でにぎわう下町の初夏の風物詩、三社祭(平成24年撮影)

 毎年約150万人の人出でにぎわう浅草(東京都台東区)の「三社祭」(17〜19日)で、暴力団の文様入りのはんてんの着用を禁止する通知が、主催の浅草神社と氏子で構成する同神社奉賛会から関係者に出された。暴力団関係者排除のためで、主催者は「明るく楽しい祭りにしたい」と毅(き)然と臨む姿勢だ。

 三社祭は下町の初夏を代表する風物詩で、正和元(1312)年に神話に基づく船祭として始まったと伝えられる。昨年は700年を記念して神(み)輿(こし)を船に乗せ隅田川を進む古式が再現された。

 担ぎ手は地元に加え、関東各地から集まり、「ソイヤ、ソイヤ」と江戸前の威勢のいい掛け声が響く。

 ところが、近年は各地区を練り歩く神輿に入れ墨の組員が駆けのぼったり、暴力団の組織名や紋様の入ったはんてんを着用した者が小競り合いなどを引き起こして逮捕者が出るなどのトラブルが続出。平成20年には、境内から本(ほん)社(しゃ)の神輿が各地区に散っていく最大の見せ場「宮出し」を中止にした。

 23年秋に都暴力団排除条例が施行され、昨年は暴力団の文様入りはんてんの着用禁止などを口頭で告げていたが、今年は(1)暴力団関係者に高額の対価を払ってはんてんを購入し神輿を担がない(2)担ぎ手は必ずはんてんを着用し、裸になったりしない(3)暴力団を象徴する文様や組織名が入ったはんてんを着ない−などを厳重注意事項として明文化して参加者全員に求める。違反者には、警察との連携で罰則も検討しているという。

 反社会的勢力とはいえ、憲法の「信教の自由」と排除の線引きは宗教界全体の課題だったが、日本三大祭りの一つ、京都・祇園祭で担ぎ手の身元確認を行うなど、全国で排除の動きが進んでいる。

 浅草神社と同奉賛会は「700年の歴史で培われた伝統があるので、線引きは難しいが時代の要請なので反社会的勢力にくみすることはできない。明るく楽しい祭りとするためにも、関係者には十分に自覚をしてほしい」と呼びかけている。

491凡人:2013/05/22(水) 08:19:41 ID:bwiS95oU0
山口組組長に仮命令、訴訟妨害行為など禁止 愛知県警
2013/5/22 2:06

 名古屋市中村区のキャバクラで2010年に起きた放火殺人事件で、死亡した男性店員(当時27)の遺族が指定暴力団山口組の篠田建市(通称司忍)組長(71)ら5人に損害賠償請求訴訟を起こしたことで、愛知県警は21日、篠田組長に訴訟の妨害を禁止する仮命令を出した。

 三重県警も同日、山口組ナンバー2の弘道会会長、高山清司被告(65)=別の恐喝事件で公判中=に仮命令を出した。

 仮命令は、請求者や家族に付きまとい、脅迫する行為などを禁止。違反すれば、懲役3年以下か250万円以下の罰金、または両方が科せられる。仮命令は緊急の場合、暴力団員に意見を聴取せずに出すことができる。

 男性店員の遺族は20日、実行犯の2人とともに、篠田組長や下部組織の組長ら3人にも使用者責任があるとして、5人に対して計約1億5千万円の損害賠償を求める訴訟を名古屋地裁に起こした。

 事件は10年9月3日未明に発生。山口組弘道会系の元組長ら男2人が名古屋市中村区のキャバクラに押し入り、従業員ら22人がいた店にガソリンをまいて放火。系列店の男性店員が死亡し、従業員の女性2人が重軽傷を負った。

 実行犯の男2人は、殺人や現住建造物等放火などの罪で無期懲役と懲役30年の有罪判決がそれぞれ確定している。

492凡人:2013/06/29(土) 10:24:36 ID:bwiS95oU0
組員の身分隠して550万円の高級車購入 詐欺容疑で逮捕、全国初
2013.6.29 08:24

 暴力団組員であることを隠して新車を購入したとして、奈良県警が詐欺の疑いで、住所不詳の指定暴力団山口組系組幹部、竹内博之容疑者(49)を逮捕していたことが28日、分かった。県警によると、組員が身分を隠して預金口座の開設や携帯電話の契約をしたとして詐欺容疑で立件されたケースはあるが、車の購入については全国初。

 逮捕容疑は、昨年12月、大阪府内の大手自動車販売店で新車を購入した際、自身が組員ではないとする確約書に署名。今年2月に約550万円の高級車をだまし取ったとしている。

 この販売店は、平成23年4月に施行された大阪府の暴力団排除条例や、全国の新車ディーラーが加盟する社団法人「日本自動車販売協会連合会」が組員に車を売らないよう求めた通達を受け、契約書とは別に確約書を作成していた。

 竹内容疑者は黙秘しているという。

493凡人:2013/07/18(木) 12:58:30 ID:bwiS95oU0
曹洞宗の名刹で年下僧侶を暴行 岩手、容疑の2人逮捕
2013.7.17 20:36

 岩手県警水沢署は17日、同県奥州市水沢区黒石町の曹洞宗正法寺で、共同で修行生活をしていた年下の男性僧侶に暴行を加えてけがを負わせたとして、傷害容疑で、いずれも僧侶の大松泰寿容疑者(23)と村田浩逸容疑者(27)を逮捕した。

 正法寺は全国屈指の曹洞宗の名刹で、県内外から集まった十数人の僧侶が修行している。正法寺の住職は「人間の生き方を考え、基本に立ち返り、切磋琢磨して修行に臨んでほしい」と話した。

 大松容疑者の逮捕容疑は7月11〜12日ごろ、寺院の部屋で男性僧侶(21)をスプレー缶で殴り、頭を切るなど約1週間のけがを負わせた疑い。村田容疑者は昨年9月21日、寺院内で同じ男性僧侶を蹴って、右手首骨折のけがを負わせた疑い。

 同署によると、2人は男性僧侶の態度が気にくわなかったという趣旨の説明をしているという。男性僧侶が同署に届け発覚した。

494凡人:2013/07/29(月) 10:10:42 ID:bwiS95oU0
覚醒剤、関東から調達か 工藤会系組幹部ら購入容疑で逮捕
2013/7/28 1:56

 覚醒剤約1キロ(末端価格約7千万円)を買い取ったとして、福岡・広島・島根県警と警視庁の合同捜査本部は27日までに、暴力団工藤会(本部・北九州市)系組幹部ら男3人を覚せい剤取締法違反(営利目的譲り受け)容疑で再逮捕した。譲り受けた覚醒剤を持っていたとして別の男1人も同法違反(営利目的所持)容疑で逮捕した。

 同本部は工藤会が覚醒剤を関東の暴力団から仕入れ、売りさばいていた可能性があるとみて調べている。

 逮捕したのは工藤会系組幹部で福岡市博多区金の隈3の松尾大奨(だいすけ)被告(33)=別の覚醒剤譲渡事件で起訴=ら。同本部は4人の認否を明らかにしていない。

 合同捜査本部は、松尾容疑者らが東京都内で関東の暴力団から覚醒剤1キロを買い取ったという情報を入手。運び屋とみられる男が新幹線で博多駅に到着したところを職務質問し、覚醒剤を発見、押収した。松尾容疑者らの逮捕容疑は7月5日、都内で覚醒剤約1キロを氏名不詳者から買った疑い。

 昨年11月、自宅で覚醒剤を持っていたとして暴力団共政会(本部・広島市)関係者とみられる男が逮捕され、入手元として松尾容疑者らが浮上。同本部が内偵していた。

495凡人:2013/09/09(月) 21:58:37 ID:bwiS95oU0
暴力団のチャリティーイベント手配で勧告 神奈川県公安委員会
2013.9.9 18:10

 神奈川県公安委員会は9日、県内に住む指定暴力団稲川会系組幹部の男(64)と東京都内の内装会社経営者の男(46)に対し、県暴力団排除条例に基づく勧告を行ったと発表した。

 県警によると、経営者の男は組幹部から依頼を受け、県内のイベントホールで5月に震災関連のチャリティーディナーショーを開催するため、会場の使用契約や出演者の手配、代金の支払いなどをした。約300人が参加して、組幹部は百数十万円、経営者の男は数十万円を受け取ったという。イベントホールは暴力団が関係していることを知らなかったという。

496凡人:2013/10/05(土) 10:05:07 ID:bwiS95oU0
みずほ副頭取も当初から把握 暴力団融資、第三者委で究明
2013年10月4日(金) PM 09:37

 みずほ銀行が暴力団など反社会的勢力への融資を放置した問題で、持ち株会社みずほフィナンシャルグループの岡部俊胤副社長が4日、東京都内で記者会見し、みずほ銀が取引に気づいた2010年12月の時点から、法令順守を担当していた副頭取(現在は退任)が事実を把握していたことを明らかにした。

 この副頭取は代表取締役も務めるナンバー2。みずほはトップの頭取は知らなかったとしているが、みずほの法令順守に対する姿勢が問われることになる。

 岡部副社長は「心よりおわび申し上げます」と謝罪した。原因究明などのため、外部の専門家でつくる第三者委員会を早急に設置すると表明した。

497凡人:2013/10/15(火) 08:06:15 ID:bwiS95oU0
ゴルフ以外に暴力団幹部と会食も PGA元副会長ら
2013年10月14日(月) PM 05:57

 日本プロゴルフ協会(PGA)の元副会長と元理事が暴力団幹部とゴルフをしていた問題で、この3人が別の機会にも会食、ゴルフをともにしていたことが14日、同協会関係者への取材で分かった。

 前田新作元副会長と阪東忠義元理事はことし6月に熊本県内のゴルフ場で、特定抗争指定暴力団、道仁会(福岡県久留米市)会長の小林哲治被告(詐欺罪で公判中)と一緒にプレーしたことが判明。これは前田元副会長からPGAに申告があったとして発表された。この申告に3人が3月に佐賀県内の飲食店で会食し、4月に北九州市内のゴルフ場でラウンドしたとの内容が含まれていた。

498凡人:2013/11/01(金) 01:25:48 ID:bwiS95oU0
新生信託銀が暴力団に融資 系列信販が審査通す
2013/10/31 20:46

 新生銀行は31日、子会社の新生信託銀行が系列の信販会社アプラスを通じて実行した融資で、暴力団関係者などとの取引があったと発表した。みずほ銀行が暴力団融資を放置していた問題が発覚した後に実施した調査で十数件が見つかった。すでにアプラスに返済を肩代わりさせ、取引を解消したという。

 新生銀の当麻茂樹社長は記者会見で、「反社会的勢力への対策が不十分だった」と話し、同日からアプラスと反社会的勢力のデータ共有を始め、提携ローンの審査体制を強化したことを明らかにした。

 提携ローンは反社会的勢力の情報が銀行に比べて乏しい信販会社が審査するため、通常の銀行融資に比べて暴力団関係者に融資してしまう可能性が高い。アプラスの提携ローンは同社が審査・保証した上で、新生信託銀のほか地銀など十数行が物品購入者に小口融資していた。

 同日発表した2013年4〜9月期決算は、連結純利益が前年同期比6%増の272億円だった。与信関連費用が9割超減ったのが貢献した。

499凡人:2013/11/07(木) 09:26:02 ID:bwiS95oU0
ジャックスも反社会的勢力へ融資 21社に提携ローン
2013/11/5 20:05

 信販大手のジャックスは5日、提携ローンを通じた金融機関からの融資と、自社の融資に合わせて数件の反社会的勢力との取引があったことを明らかにした。提携先の金融機関から返済の肩代わりを求められており、同社は順次弁済に応じていくとしている。

 提携ローンはジャックスなどの信販会社が審査し、提携先の金融機関に取り次ぐ仕組み。同社によると、提携ローンの残高は2013年3月末時点で7600億円、現時点で残高がある金融機関は信託銀行4行、生損保14社など計21社。金融機関の事後チェックで取引が発覚した。返済の肩代わりを求められた件数や具体的な金融機関名は明らかにしていない。

 提携ローンとは別に、ジャックスが自社で融資した案件の中にも数件の反社会的勢力との取引が見つかった。反社会的勢力と判明したときに契約を解除できる「暴排条項」が含まれていない契約もあり、今後回収方法を検討する。

500凡人:2013/11/07(木) 09:26:31 ID:bwiS95oU0
クレジット協会、暴力団情報をデータベース化
2013/11/7 1:30 日本経済新聞

 信販やカードでつくる日本クレジット協会は、反社会的勢力の情報を収集し業界としてデータベースを構築する方針だ。まず暴力追放運動推進センター(暴追センター)に加盟して情報提供を受ける。全国銀行協会からも提供を受ける。業界として反社会的勢力排除の取り組みを加速させる。

 クレジット協の調査では信販会社やクレジットカード会社の約7割が新聞や雑誌といった公刊情報や暴追センターに加盟して反社会的勢力の…

501凡人:2013/12/08(日) 04:19:47 ID:bwiS95oU0
給付金詐取容疑、組幹部を逮捕 福岡、組長と共謀
2013/12/7 2:28

 国の求職者支援事業を悪用した給付金詐取事件で、福岡県警は6日、職業訓練のための講座を福岡県久留米市で開いたと虚偽申請し、給付金約1200万円をだまし取ったとして、暴力団道仁会系組幹部の早川公平容疑者(35)=住所不定=を詐欺容疑で逮捕した。県警によると、早川容疑者は同容疑で再逮捕された同組組長、三笠正貴容疑者(37)と事件を首謀したという。

 県警によると、久留米市での給付金詐取事件の逮捕者は18人目。早川容疑者は実務責任者で、6日に県警久留米署に出頭した。

 逮捕容疑は2011年4〜7月、三笠容疑者と共謀。同市でファイナンシャルプランナーを養成する講座を30人が受講したなどと虚偽申請し、特別民間法人「中央職業能力開発協会」から奨励金や受講生の生活費など計1244万円をだまし取った疑い。県警は認否を明らかにしていない。

502凡人:2013/12/11(水) 05:39:28 ID:bwiS95oU0
暴力団組長のパーティーで歌披露の60代タレントを勧告 芸能人に暴排条例初適用
2013.9.12 19:19

 指定暴力団稲川会系組長の開いたパーティーで歌を披露したとして、東京都公安委員会は都暴力団排除条例に基づき、都内の60代の男性タレントに利益供与をしないように勧告。50代の組長にも12日、利益供与を受けないように勧告した。

 警視庁組織犯罪対策3課によると、暴排条例をめぐって芸能人が勧告対象になるのは全国で初めて。男性タレントは10万円の謝礼を受け取ったといい、「数十年来の付き合いで、場を盛り上げるため歌った。今後はヤクザとは縁を切る」と話しているという。

 男性タレントは5月、都内で行われた組長主催のパーティーに出席。組員に依頼されて歌を2〜3曲披露した。パーティーには数十人が出席しており、都公安委は参加費として1万〜2万円を組長側に支払ったスナック経営者2人についても「利益供与に当たる」として勧告した。

 都暴排条例では、暴力団の活動を助長すると知りながら事業者がサービスを提供するなどの行為を禁じている。違反すれば勧告対象となり、さらに悪質な場合は氏名が公表される。

503凡人:2013/12/11(水) 05:41:01 ID:bwiS95oU0
プロゴルフ協会理事が暴力団幹部とゴルフ
2013.9.8 00:46

 男子プロゴルファーの資格認定や、シニアツアーの運営などを行う公益社団法人日本プロゴルフ協会(PGA)の現職理事(67)が、詐欺罪で起訴された特定抗争指定暴力団道仁会(福岡県久留米市)の会長、小林哲治被告とゴルフをしていたことが7日、PGA関係者の話で分かった。

 PGAは調査委員会を設置して調べを進めており、近く緊急理事会を開いて当該理事の処分などを検討する。

 関係者によると、この理事は今年6月に熊本県内で小林被告とプレーし、調査委にも事実を認めている。この関係者は「理事会の解散など決然たる姿勢で対処しないと、公益法人の資格を取り消されてしまう」と話した。

 小林被告は昨年12月と今年1月、暴力団関係者の利用を禁じている沖縄県のゴルフ場で、身分を隠してプレーしたとして起訴された。

504凡人:2013/12/11(水) 05:45:40 ID:bwiS95oU0
[衝撃事件の核心]
家宅捜索の日程も漏らす? 暴力団のために情報収集 警視庁を震撼させる担当捜査員のモラル
2013.8.11 07:00 Sankei

 内部資料だけでなく、捜査情報も漏洩(ろうえい)していたのか−。知人の指定暴力団住吉会系組員に捜査資料を渡したとして、警視庁に逮捕された組織犯罪対策4課の巡査部長、今野博司容疑者(40)が、組員のために熱心に情報収集していた疑いが新たに浮上した。組員は2月に覚醒剤事件で逮捕、起訴されたが、事前に行われた2回の家宅捜索が不発に終わるなど、捜査は難航していた。警視庁幹部は「家宅捜索の日程まで漏れていたとなれば、完全にモラルが崩壊している」と危機感を募らせている。

*リゾートマンションに潜伏 雪の中の逃走劇 ばらまかれた書類には…

 2月4日。国内有数の冬のリゾート地、苗場スキー場にほど近い新潟県湯沢町のリゾートマンションの一室に、サイバー犯罪の捜査を担当する警視庁サイバー犯罪対策課の捜査員らが家宅捜索に入った。

 捜索容疑は、覚せい剤取締法違反。住吉会系組員の30代の男が別荘として利用している部屋だった。

 捜査関係者によると、同課は昨年、「インターネット上で、隠語を使って覚醒剤などの違法薬物が売買されている」との情報を入手して捜査を開始。密売人や顧客を逮捕し、彼らの供述などから、「黒幕」として組員の存在が浮上した。

 ただ、このマンションにたどり着くまで、捜査は困難を極めた。同課は昨年秋、組員が経営する東京都練馬区内の服飾関連会社の事務所を捜索したが、もぬけの殻。その後も拠点にしていたとみられる施設を捜索したが、再び空振りに終わっていた。

 捜査員がマンションの部屋に踏み込んだとき、ターゲットである組員の姿があった。部屋を飛び出し、雪道の中を転げ回るように逃亡する組員を追いかける捜査員。大捕物の末に取り押さえ、覚せい剤取締法違反容疑などで逮捕した。

 組員が逃げ回った道には書類の束がばらまかれており、それを回収した捜査員らは驚愕の声を上げた。暴力団組員が本来持っているはずのない、暴力団捜査を担当する組対4課が捜査していた銃撃事件に関するものだったからだ。

*銃撃事件の内部資料 抗争相手の住所も記載 「昨年10月に知り合い…」

 銃撃事件は昨年3月277日の未明、東京都国分寺市のJR国分寺駅近くで発生。別の30代の住吉会系組員が銃撃され重傷を負っていた。組対4課は今年1月、殺人未遂と銃刀法違反の容疑で、指定暴力団山口組の2次団体「落合金町連合」系列の組長(44)ら4人を逮捕していた。

 組員が手に入れていた内部資料には、組長らの氏名や住所などの個人情報が記載されていた。

 銃撃された組員と内部資料を持っていた組員は、ともに住吉会の2次団体「幸平一家」の系列組織に所属。幸平一家と落合金町連合との間では、港区六本木の飲食店で平成23年12月、落合金町連合系の組幹部(当時)らを幸平一家系の組員らが集団で暴行する事件が起きている。

 捜査関係者によると、銃撃事件は、この集団暴行事件に対する落合金町連合側の報復だったとの見方が強い。つまり、住吉会側に抗争相手の山口組側の個人情報が記載された資料が渡っていたことになる。

 では、資料はどういう経緯で流出したのか。組員が入手先として打ち明けたのが、組対4課の巡査部長である今野容疑者だった。21年8月から同課で勤務し、主に住吉会系組織の情報収集に当たっていた人物だ。

 今野容疑者も「昨年10月ごろに組員と知り合い、内部資料を渡した」などと認めたため、警視庁は7月、地方公務員法(守秘義務)違反容疑で今野容疑者を逮捕した。

*同僚から電話で「聞き込み」 家宅捜索の日程が筒抜け?

 捜査関係者によると、今野容疑者は、捜査資料を渡した見返りに組員から住吉会上層部の内部情報を得ていたとみられるが、「金銭などは受け取っていない」と供述しているという。

 ただ、別の捜査関係者は「今野容疑者は覚醒剤事件の捜査本部が置かれていた警察署の暴力団担当の捜査員にたびたび電話し、捜査の進捗(しんちょく)状況を聞いていたようだ」と打ち明ける。

 こうなると、今野容疑者が組員から依頼されて覚醒剤事件の捜査情報を聞き出し、家宅捜索の日程などが筒抜けになっていた疑いも否定できない。

 暴力団捜査に携わる警視庁幹部は「暴力団の情報を取るために暴力団員と接触することは必要だが、取り込まれないようにするのは基本中の基本」と強調。「安易にお互いの内部情報をバーター(交換)したなら弁解の余地はない。捜査情報を漏らしていたならなおさらだ」と憤慨した。

505管理人:2013/12/21(土) 09:10:15 ID:bwiS95oU0
アメリカの対策と比較すると、いくらでも暴力団を壊滅することができるのに、しない日本が浮き彫りになるので面白い。
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「ヤクザの経済的安定に打撃加える」 米財務省、山口組幹部4人を経済制裁対象に追加
2013.12.20 09:49

 米財務省は19日、日本や海外で麻薬密輸やマネーロンダリング(資金洗浄)などの犯罪行為に関わっているとして、日本の指定暴力団山口組の幹部4人を経済制裁の対象に追加指定した。米国内の資産を凍結するとともに、米国の個人や企業との取引を禁止する。

 新たに指定されたのは入江禎(舎弟頭)、橋本弘文(統括委員長)、正木年男(舎弟)、石田章六(顧問)の4氏。同省はこれまで山口組、住吉会、稲川会を組織指定するとともに、山口組の篠田建市(通称司忍)組長ら10人を個人として、それぞれ経済制裁の対象としていた。

 コーエン米財務次官(テロ・金融犯罪担当)は声明で、制裁の目的について「米国の金融システムを犯罪組織の影響から守る」と強調。「ヤクザの経済的な安定に打撃を加え、麻薬密売やマネーロンダリングを防ぐ」としている。

 同省は日本の暴力団がアジアや欧州、米国にまたがる国際的な犯罪組織網を築き、米国内でも麻薬密売などに関わっているとしている。(ワシントン 小雲規生)

506凡人:2013/12/22(日) 09:18:14 ID:bwiS95oU0
蠢く暴力団「表社会」侵食、「みずほ」「愛知県警」「九州誠道会」…“反社”勢力が存在感示した1年、摘発はハードル高まり【衝撃事件の核心】
2013.12.22 07:00Sankei

日本最大の指定暴力団「山口組」を率いる篠田健市(通称・司忍)・6代目組長。九州では地元組織同士の派手な抗争が起きるものの、包囲網が狭まる中で潜伏傾向にある暴力団はこれからどこに向かうのか

 「まさかメガバンクが不正融資に手を染めていたとは…」

 「まさか捜査1課の刑事が情報を流していたとは…」

 「まさか解散した団体が名前を変えて復活するとは…」

 まさか、まさか、まさか…。暴力団をめぐっては今年、驚かされるニュースが相次いだ。みずほ銀行で発覚した暴力団組員への融資、解散したはずの九州誠道会の「復活」、愛知県警警察官と暴力団の癒着…。いまだに暴力団との関係を断ち切れない大企業や人々がいることは、年々高まる社会的な暴力団排除機運に水を差した。暴力団組員の数は減少しているが、潜在化して社会の隅々に根を張っているとされ、捜査機関の攻防は続く。近年は刑事事件として立件するハードルが高くなっているともいわれており、社会を挙げて暴力団排除を進めることが求められている。


経営トップが放置

 暴力団にからむニュースで、今年最も社会的な注目と批判を浴びたのがみずほ銀行だろう。

 金融庁による検査で、関連信販会社「オリエントコーポレーション(オリコ)」の提携ローンを通じて暴力団組員に融資していたことが分かり、当時の経営トップもそれに気付きながら放置していたことが判明した。融資は約230件で総額2億円に上った。

 融資を取り扱う銀行は暴力団に直接的な利益を供与する恐れがあるため、ほかの業界より厳格な取り組みが求められるのに、だ。

 しかも、みずほ銀は平成9年、前身の第一勧業銀行で総会屋への巨額の利益供与が明らかになり、会長辞任に発展した“前科”があった。結局、みずほ銀は金融庁から業務改善命令を受けることになった。

 みずほ銀の問題を受け、全国銀行協会も各行の融資や口座開設審査の強化に伴い、警察庁が持つ暴力団データベースの活用に向けた同庁との協議を始めたが、関西の地銀関係者は「まさかメガバンクで、こんな取引をしているところがあったとは」と驚きを隠せない出来事だった。


関係遮断の道遠く

 愛知県警は9月、同県警捜査1課に所属する警部を逮捕した。容疑は、愛知に拠点を置く指定暴力団山口組の最有力組織「弘道会」の関係者に捜査情報を流したとする地方公務員法違反だった。3年前に起きた、暴力団捜査を担当していた警察幹部への脅迫事件の捜査の過程で疑惑が浮上していた。弘道会は山口組トップの篠田建市(通称・司忍)組長とナンバー2、高山清司若頭の出身母体だ。

 しかし、愛知県警の癒着はこれだけに止まらないもようだ。情報を受け取った側の関係者の公判で、検察側の証人として県警OBが出廷。情報を流して飲食接待や現金などの見返りがあったことを証言し、「他にも10人くらい」の警察官が接待を受けたと暴露したのだ。弘道会が県警内部をも浸食していることをうかがわせる証言だった。

 暴力団との関係遮断を義務付ける暴力団排除条例が全国で施行されても、暴力団との付き合いはなかなか根絶できないのか。

 兵庫県では、露天商組織「兵庫県神農商業協同組合」の役員が山口組関係者に用心棒代を支払っていたことが判明。兵庫県公安委員会が6月、暴力団排除条例に基づき組合名を公表し、その後、解散に追い込まれた。

 また、スポーツの世界でも、男子プロゴルファーの資格認定を行う公益社団法人「日本プロゴルフ協会」(PGA)の副会長や理事が、特定抗争指定暴力団「道仁会」(福岡県久留米市)の小林哲治会長とゴルフをしていたことが発覚した。
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507凡人:2013/12/22(日) 09:18:56 ID:bwiS95oU0
解散→名前を変え復活

 普段は水面下で活動している暴力団の動静が報じられた年でもあった。

 ともに福岡県を拠点とする特定抗争指定暴力団の道仁会と九州誠道会(大牟田市)。両団体は道仁会の後継会長人事に端を発し、一般人を巻き込む激しい抗争を繰り広げていたが、6月、大きな動きがあった。九州誠道会が解散届を福岡県警に提出したのだ。

 「長きに渡り地域社会の皆様方を不安に陥れ、世間をお騒がせ致し、多大なる御迷惑をお掛け致しました事、慙愧(ざんき)の念に堪えず心よりお詫(わ)び申し上げます」

 九州誠道会が出した文書には、地域社会への謝罪で埋め尽くされていた。

 同会は昨年12月、「特定抗争指定」となっていた。指定では、定められた地域内で組員が集まることや、事務所の出入りが規制されており、事実上、活動ができなくなるため、暴力団にとっては死活問題だ。

 このため九州誠道会の「解散」は、当初から「指定外しを狙った偽装では」との見方があった。ただ、長年抗争におびえ暴力団と対峙(たいじ)してきた地域社会にとっては、少なからず期待感もあった。

 期待が裏切られたのは今年10月。九州誠道会を率いていた朴(通称・浪川)政浩会長をトップとする「浪川睦(なみかわむつみ)会」が発足したのだ。約340人とされる幹部と構成員は九州誠道会とほぼ同一。本部事務所も変わっていなかった。

 福岡県公安委員会などは新団体設立ではなく、九州誠道会の“復活”とみなし、「特定抗争指定」を浪川睦会に引き継いだ。


立証のハードル高く

 こうした暴力団の取り締まりには犯罪の立証が必要なのだが、暴力団犯罪は関係者の自白や証言が取りづらく、乏しい証拠をどのように判断するかが分かれ目となる。

 暴力団側にとって厳しい判断が下されたのが、20年に埼玉県内で起きた暴力団抗争で、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人)などの罪に問われた「直参(じきさん)」と呼ばれる山口組幹部の一人で山口組直系「小西一家」の落合益幸(通称・勇治)総長に対する、今年7月の判決だった。

 公判では、落合総長が事件直前に実行犯に対して「お前は神戸に行かなくていい。そういうこっちゃ」と告げたことの評価が焦点となった。これをさいたま地裁は「組員は指示と受け止めた」と判断。落合総長が指示した組織的な犯行と認定し、求刑通り無期懲役、罰金3千万円を言い渡した。警察関係者からは「画期的な判決」との声が上がった。

 一方で、福岡県中間市で24年1月に起きた建設会社社長に対する銃撃事件の福岡地裁小倉支部での公判は、捜査機関側に難問を突きつけた。

 殺人未遂罪に問われたのは、工藤会幹部の男2人。検察側は、事件の26時間後に幹部が出したごみ袋から銃弾の薬莢(やっきょう)5個が見つかったことなどを挙げ、2人は有罪だと主張した。

 しかし裁判所は、銃撃が2発だったことと、見つかった薬莢の数が合わないことに着目した。「見つかった薬莢5個のうち、少なくとも3個は別の場所で使用されたといえる。そうすると残り2個も別に使われた可能性があると考えられる」などと述べ、「実行犯としては疑いが残る」と判断。11月、2人に無罪を宣告した。

 ある捜査関係者は「最近は、本人が暴力団関係者だと認めていても、さらなる客観証拠がない限り検察が関係者だと認定せず、起訴しないケースがある」と指摘し、こう話している。

 「暴力団は潜伏化が進んでおり、関係者かどうかを立証するハードルはどんどん高くなるだろう」

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508凡人:2013/12/29(日) 11:54:04 ID:bwiS95oU0
みずほ銀行の闇を知る元行員とは――暴力団への融資は氷山の一角 - 高田欽一
週刊金曜日編集部2013年12月27日 16:16

「事件の奥にある真実を探ろうとすれば死人が出ますよ」

 関係者からそう警告された。

 みずほ銀行が暴力団組員に融資し、金融庁の検査に虚偽報告をしていた件は、九月二七日に金融庁が行政処分を発表して発覚。国会でも問題にされ、一一月一三日に衆院財務金融委員会で、二一日には参院財政金融委でも佐藤康博頭取が参考人招致され、「関係各位に迷惑をかけ、社会を騒がせたことを深くお詫びしたい」と陳謝した。

 反社会勢力への融資の担当者は、及川幹雄氏という元行員。及川氏は、みずほ銀行の裏の仕事を担当し、闇社会から“ワシらのATM”と認識され、常時二億円の金を動かしていたという。国会で問題にされた二億円は、氷山の一角にすぎないということだ。

 また及川氏は、銀行の顧客には有利な投資商品を勧誘して集めた金を不正流用していた。暴力団には返済される見込みのない融資を行なう一方、顧客の金を騙し取っていたわけだ。 

 一二月三日に東京地裁で、銀行の顧客がみずほ銀行を訴えた裁判が二件行なわれた。出資者が及川氏とみずほ銀行に損害賠償を求めた裁判ではすでに、九月二四日に東京地裁が及川氏に全額支払いを命じる判決を下している。及川氏に対してのみ責任が認定されたのだ。同裁判では月利三%の金融商品だったが、別の被害者には月利八%という常識外れの高金利で勧誘していたという。銀行としては、及川氏の単独による犯行にしたいようだ。

 一方で及川氏は、銀行を辞める時に「銀行は絶対に俺を切り捨てることはできない」と彼と親しかった関係者に言っていたという。及川氏が握っているみずほ銀行の闇は深く、それを知ろうとすれば、冒頭のように「死人が出ることになる」と言われたのだ。

 この事件についての報道は少ないが、『週刊新潮』一一月二一日号が「みずほ行員が闇社会に流した詐欺の50億円」と掲載している。取材を受けた関係者によれば「『新潮』の記事は連載予定だと聞いていたのだが、なぜか一回で打ち切られてしまった」という不可解さも残っている。

 次回の東京地裁の期日は、来年一月二一日と二八日。みずほ銀行の闇が暴かれるのか注目したい。

(高田欽一・ジャーナリスト、12月13日号)

509凡人:2013/12/30(月) 18:04:25 ID:bwiS95oU0
"The construction industry is 90 percent run by gangs."(建設・土建屋の90パーセントがヤクザや暴力団関係)とある関係者の話。表を飾るエリートの政府や有名企業はまったく手を汚さずにすむシステム。その裏でヤクザや暴力団が仲介役として暗躍し、税金を食い物に大繁盛している労使システム。現在進行中の福島原発事故の処理事情は日本社会の裏をよく教えてくれる。
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Special Report: Japan's homeless recruited for murky Fukushima clean-up
By Mari Saito and Antoni Slodkowski

SENDAI, Japan Mon Dec 30, 2013 12:44am EST

(Reuters) - Seiji Sasa hits the train station in this northern Japanese city before dawn most mornings to prowl for homeless men.

He isn't a social worker. He's a recruiter. The men in Sendai Station are potential laborers that Sasa can dispatch to contractors in Japan's nuclear disaster zone for a bounty of $100 a head.

"This is how labor recruiters like me come in every day," Sasa says, as he strides past men sleeping on cardboard and clutching at their coats against the early winter cold.

It's also how Japan finds people willing to accept minimum wage for one of the most undesirable jobs in the industrialized world: working on the $35 billion, taxpayer-funded effort to clean up radioactive fallout across an area of northern Japan larger than Hong Kong.

Almost three years ago, a massive earthquake and tsunami leveled villages across Japan's northeast coast and set off multiple meltdowns at the Fukushima nuclear plant. Today, the most ambitious radiation clean-up ever attempted is running behind schedule. The effort is being dogged by both a lack of oversight and a shortage of workers, according to a Reuters analysis of contracts and interviews with dozens of those involved.

In January, October and November, Japanese gangsters were arrested on charges of infiltrating construction giant Obayashi Corp's network of decontamination subcontractors and illegally sending workers to the government-funded project.

In the October case, homeless men were rounded up at Sendai's train station by Sasa, then put to work clearing radioactive soil and debris in Fukushima City for less than minimum wage, according to police and accounts of those involved. The men reported up through a chain of three other companies to Obayashi, Japan's second-largest construction company.

Obayashi, which is one of more than 20 major contractors involved in government-funded radiation removal projects, has not been accused of any wrongdoing. But the spate of arrests has shown that members of Japan's three largest criminal syndicates - Yamaguchi-gumi, Sumiyoshi-kai and Inagawa-kai - had set up black-market recruiting agencies under Obayashi.

"We are taking it very seriously that these incidents keep happening one after another," said Junichi Ichikawa, a spokesman for Obayashi. He said the company tightened its scrutiny of its lower-tier subcontractors in order to shut out gangsters, known as the yakuza. "There were elements of what we had been doing that did not go far enough."
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510凡人:2013/12/30(月) 18:12:20 ID:bwiS95oU0
OVERSIGHT LEFT TO TOP CONTRACTORS

Part of the problem in monitoring taxpayer money in Fukushima is the sheer number of companies involved in decontamination, extending from the major contractors at the top to tiny subcontractors many layers below them. The total number has not been announced. But in the 10 most contaminated towns and a highway that runs north past the gates of the wrecked plant in Fukushima, Reuters found 733 companies were performing work for the Ministry of Environment, according to partial contract terms released by the ministry in August under Japan's information disclosure law.

Reuters found 56 subcontractors listed on environment ministry contracts worth a total of $2.5 billion in the most radiated areas of Fukushima that would have been barred from traditional public works because they had not been vetted by the construction ministry.

The 2011 law that regulates decontamination put control under the environment ministry, the largest spending program ever managed by the 10-year-old agency. The same law also effectively loosened controls on bidders, making it possible for firms to win radiation removal contracts without the basic disclosure and certification required for participating in public works such as road construction.

Reuters also found five firms working for the Ministry of Environment that could not be identified. They had no construction ministry registration, no listed phone number or website, and Reuters could not find a basic corporate registration disclosing ownership. There was also no record of the firms in the database of Japan's largest credit research firm, Teikoku Databank.

"As a general matter, in cases like this, we would have to start by looking at whether a company like this is real," said Shigenobu Abe, a researcher at Teikoku Databank. "After that, it would be necessary to look at whether this is an active company and at the background of its executive and directors."

Responsibility for monitoring the hiring, safety records and suitability of hundreds of small firms involved in Fukushima's decontamination rests with the top contractors, including Kajima Corp, Taisei Corp and Shimizu Corp, officials said.

"In reality, major contractors manage each work site," said Hide Motonaga, deputy director of the radiation clean-up division of the environment ministry.

But, as a practical matter, many of the construction companies involved in the clean-up say it is impossible to monitor what is happening on the ground because of the multiple layers of contracts for each job that keep the top contractors removed from those doing the work.
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511凡人:2013/12/30(月) 18:13:33 ID:bwiS95oU0
"If you started looking at every single person, the project wouldn't move forward. You wouldn't get a tenth of the people you need," said Yukio Suganuma, president of Aisogo Service, a construction company that was hired in 2012 to clean up radioactive fallout from streets in the town of Tamura.

The sprawl of small firms working in Fukushima is an unintended consequence of Japan's legacy of tight labor-market regulations combined with the aging population's deepening shortage of workers. Japan's construction companies cannot afford to keep a large payroll and dispatching temporary workers to construction sites is prohibited. As a result, smaller firms step into the gap, promising workers in exchange for a cut of their wages.

Below these official subcontractors, a shadowy network of gangsters and illegal brokers who hire homeless men has also become active in Fukushima. Ministry of Environment contracts in the most radioactive areas of Fukushima prefecture are particularly lucrative because the government pays an additional $100 in hazard allowance per day for each worker.

Takayoshi Igarashi, a lawyer and professor at Hosei University, said the initial rush to find companies for decontamination was understandable in the immediate aftermath of the disaster when the priority was emergency response. But he said the government now needs to tighten its scrutiny to prevent a range of abuses, including bid rigging.

"There are many unknown entities getting involved in decontamination projects," said Igarashi, a former advisor to ex-Prime Minister Naoto Kan. "There needs to be a thorough check on what companies are working on what, and when. I think it's probably completely lawless if the top contractors are not thoroughly checking."

The Ministry of Environment announced on Thursday that work on the most contaminated sites would take two to three years longer than the original March 2014 deadline. That means many of the more than 60,000 who lived in the area before the disaster will remain unable to return home until six years after the disaster.

Earlier this month, Abe, who pledged his government would "take full responsibility for the rebirth of Fukushima" boosted the budget for decontamination to $35 billion, including funds to create a facility to store radioactive soil and other waste near the wrecked nuclear plant.
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512凡人:2013/12/30(月) 18:16:49 ID:bwiS95oU0
‘DON'T ASK QUESTIONS'

Japan has always had a gray market of day labor centered in Tokyo and Osaka. A small army of day laborers was employed to build the stadiums and parks for the 1964 Olympics in Tokyo. But over the past year, Sendai, the biggest city in the disaster zone, has emerged as a hiring hub for homeless men. Many work clearing rubble left behind by the 2011 tsunami and cleaning up radioactive hotspots by removing topsoil, cutting grass and scrubbing down houses around the destroyed nuclear plant, workers and city officials say.

Seiji Sasa, 67, a broad-shouldered former wrestling promoter, was photographed by undercover police recruiting homeless men at the Sendai train station to work in the nuclear cleanup. The workers were then handed off through a chain of companies reporting up to Obayashi, as part of a $1.4 million contract to decontaminate roads in Fukushima, police say.

"I don't ask questions; that's not my job," Sasa said in an interview with Reuters. "I just find people and send them to work. I send them and get money in exchange. That's it. I don't get involved in what happens after that."

Only a third of the money allocated for wages by Obayashi's top contractor made it to the workers Sasa had found. The rest was skimmed by middlemen, police say. After deductions for food and lodging, that left workers with an hourly rate of about $6, just below the minimum wage equal to about $6.50 per hour in Fukushima, according to wage data provided by police. Some of the homeless men ended up in debt after fees for food and housing were deducted, police say.

Sasa was arrested in November and released without being charged. Police were after his client, Mitsunori Nishimura, a local Inagawa-kai gangster. Nishimura housed workers in cramped dorms on the edge of Sendai and skimmed an estimated $10,000 of public funding intended for their wages each month, police say.

Nishimura, who could not be reached for comment, was arrested and paid a $2,500 fine. Nishimura is widely known in Sendai. Seiryu Home, a shelter funded by the city, had sent other homeless men to work for him on recovery jobs after the 2011 disaster.

"He seemed like such a nice guy," said Yota Iozawa, a shelter manager. "It was bad luck. I can't investigate everything about every company."

In the incident that prompted his arrest, Nishimura placed his workers with Shinei Clean, a company with about 15 employees based on a winding farm road south of Sendai. Police turned up there to arrest Shinei's president, Toshiaki Osada, after a search of his office, according to Tatsuya Shoji, who is both Osada's nephew and a company manager. Shinei had sent dump trucks to sort debris from the disaster. "Everyone is involved in sending workers," said Shoji. "I guess we just happened to get caught this time."

Osada, who could not be reached for comment, was fined about $5,000. Shinei was also fined about $5,000.
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513凡人:2013/12/30(月) 18:17:56 ID:bwiS95oU0
'RUN BY GANGS'

The trail from Shinei led police to a slightly larger neighboring company with about 30 employees, Fujisai Couken. Fujisai says it was under pressure from a larger contractor, Raito Kogyo, to provide workers for Fukushima. Kenichi Sayama, Fujisai's general manger, said his company only made about $10 per day per worker it outsourced. When the job appeared to be going too slowly, Fujisai asked Shinei for more help and they turned to Nishimura.

A Fujisai manager, Fuminori Hayashi, was arrested and paid a $5,000 fine, police said. Fujisai also paid a $5,000 fine.

"If you don't get involved (with gangs), you're not going to get enough workers," said Sayama, Fujisai's general manager. "The construction industry is 90 percent run by gangs."

Raito Kogyo, a top-tier subcontractor to Obayashi, has about 300 workers in decontamination projects around Fukushima and owns subsidiaries in both Japan and the United States. Raito agreed that the project faced a shortage of workers but said it had been deceived. Raito said it was unaware of a shadow contractor under Fujisai tied to organized crime.

"We can only check on lower-tier subcontractors if they are honest with us," said Tomoyuki Yamane, head of marketing for Raito. Raito and Obayashi were not accused of any wrongdoing and were not penalized.

Other firms receiving government contracts in the decontamination zone have hired homeless men from Sasa, including Shuto Kogyo, a firm based in Himeji, western Japan.

"He sends people in, but they don't stick around for long," said Fujiko Kaneda, 70, who runs Shuto with her son, Seiki Shuto. "He gathers people in front of the station and sends them to our dorm."

Kaneda invested about $600,000 to cash in on the reconstruction boom. Shuto converted an abandoned roadhouse north of Sendai into a dorm to house workers on reconstruction jobs such as clearing tsunami debris. The company also won two contracts awarded by the Ministry of Environment to clean up two of the most heavily contaminated townships.

Kaneda had been arrested in 2009 along with her son, Seiki, for charging illegally high interest rates on loans to pensioners. Kaneda signed an admission of guilt for police, a document she says she did not understand, and paid a fine of $8,000. Seiki was given a sentence of two years prison time suspended for four years and paid a $20,000 fine, according to police. Seiki declined to comment.
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514凡人:2013/12/30(月) 18:21:28 ID:bwiS95oU0
UNPAID WAGE CLAIMS

In Fukushima, Shuto has faced at least two claims with local labor regulators over unpaid wages, according to Kaneda. In a separate case, a 55-year-old homeless man reported being paid the equivalent of $10 for a full month of work at Shuto. The worker's paystub, reviewed by Reuters, showed charges for food, accommodation and laundry were docked from his monthly pay equivalent to about $1,500, leaving him with $10 at the end of the August.

The man turned up broke and homeless at Sendai Station in October after working for Shuto, but disappeared soon afterwards, according to Yasuhiro Aoki, a Baptist pastor and homeless advocate.

Kaneda confirmed the man had worked for her but said she treats her workers fairly. She said Shuto Kogyo pays workers at least $80 for a day's work while docking the equivalent of $35 for food. Many of her workers end up borrowing from her to make ends meet, she said. One of them had owed her $20,000 before beginning work in Fukushima, she says. The balance has come down recently, but then he borrowed another $2,000 for the year-end holidays.

"He will never be able to pay me back," she said.

The problem of workers running themselves into debt is widespread. "Many homeless people are just put into dormitories, and the fees for lodging and food are automatically docked from their wages," said Aoki, the pastor. "Then at the end of the month, they're left with no pay at all."

Shizuya Nishiyama, 57, says he briefly worked for Shuto clearing rubble. He now sleeps on a cardboard box in Sendai Station. He says he left after a dispute over wages, one of several he has had with construction firms, including two handling decontamination jobs.

Nishiyama's first employer in Sendai offered him $90 a day for his first job clearing tsunami debris. But he was made to pay as much as $50 a day for food and lodging. He also was not paid on the days he was unable to work. On those days, though, he would still be charged for room and board. He decided he was better off living on the street than going into debt.

"We're an easy target for recruiters," Nishiyama said. "We turn up here with all our bags, wheeling them around and we're easy to spot. They say to us, are you looking for work? Are you hungry? And if we haven't eaten, they offer to find us a job."

(Reporting by Mari Saito and Antoni Slodkowski, additional reporting by Elena Johansson, Michio Kohno, Yoko Matsudaira, Fumika Inoue, Ruairidh Villar, Sophie Knight; writing by Kevin Krolicki; editing by Bill Tarrant)
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515凡人:2014/01/25(土) 05:56:30 ID:bwiS95oU0
教研集会開幕 県警、厳戒態勢で警備 街宣車集結 批判繰り広げ 滋賀
2014.1.25 02:07 Sankei

 大津市を主会場に県内で24日始まった日本教職員組合(日教組)の教育研究全国集会(教研集会)。メーン会場の県立体育館付近や、県庁前などでは、開催に抗議する団体が街宣車約100台を集結させ、日教組に対する批判を繰り広げた。会場周辺のトラブルに備え、県警は大勢の警察官を動員して警備に当たり、一帯は物々しい雰囲気に包まれた。街宣活動は集会最終日の26日まで続くとみられ、県警も警戒を続ける。

 県立体育館ではこの日午前8時半から、教研集会の全体集会が開かれた。加藤良輔・中央執行委員長のあいさつや教育の専門家による講演などがあり、教職員ら約3千人が参加した。

 会場近くの県道には、午前11時ごろから午後3時ごろにかけて街宣車が列を作った。拡声器を使い、「偏向教育をやめろ」「解散せよ」などと大音声で日教組を批判。このため、県道は断続的に渋滞が起こった。

 これに対し、県警も多数の警察官を道路沿いなどに配置。拡声器の音量を測定して法令の規定以上になるとボリュームを下げるよう指示したり、臨時の交通規制が敷かれた道路に進入しようとする運転手に注意したりと対応に当たった。

 会場近くの保育園では、騒音やトラブルなどを心配して数人の保護者が子供を休ませた。女性保育士(35)は「大きな音に驚いたり、外の様子を気にしたりしている園児もいます。お昼寝も満足にさせてやれない状態でした」と話していた。

 日教組広報部は「よりよい教育を進めるために集会は必要。地域の方々に迷惑をおかけして申し訳ないがご理解いただきたい」と話している。

516凡人:2014/02/20(木) 10:42:08 ID:bwiS95oU0
山口組幹部、二審も実刑 恐喝事件で大阪高裁判決
2014/2/19 13:40 nikkei

 あいさつ料名目で建設業の男性から計4千万円を脅し取ったとして、恐喝罪に問われた暴力団山口組ナンバー2で、弘道会(名古屋市)総裁の高山清司被告(66)の控訴審判決で、大阪高裁(森岡安広裁判長)は19日、懲役6年とした一審・京都地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。

 被告側は「被害者の証言は変遷し信用性がない。恐喝したことはない」と無罪を主張したが、判決は「被害者の証言は他の証拠でも裏付けられている」と指摘した。

 判決によると、高山被告は配下の組員らと共謀し、土木建設工事の受注などに関するあいさつ料名目で2005〜06年、男性からホテルなどで計4千万円を脅し取った。

517凡人:2014/02/22(土) 08:44:52 ID:bwiS95oU0
群馬女性殺害 警察による銃押収「暴力団以外」から7割
2014.2.21 01:13 Sankei

女性の遺体が見つかったディスカウントストアの駐車場付近を調べる群馬県警の捜査員ら=20日午前11時半ごろ、群馬県館林市小桑原町

 群馬県館林市で鈴木千尋さんが殺害された事件では銃が使用された。全国の警察による近年の拳銃の押収量は、平成7年の1880丁をピークに減少傾向。ただ、かつては暴力団からの押収量が7割以上を占めていたが、近年は暴力団以外が7割以上を占める逆転現象が起きている。一般社会に拳銃が出回っていることが危惧され、警察庁は危機感を募らせている。

 警察庁によると、拳銃の押収量は平成に入ってから徐々に増え、7年には1880丁で最多を記録。その後は減少に転じ、12年には1千台を割り込んで903丁となった。20年以降は500丁以下、24年は373丁と近年では最も少ない押収量だった。昨年1〜11月は443丁を押収し既に前年を上回ったが、押収実績としては低レベルだ。

 押収量が過去最多の平成7年は、1880丁のうち1396丁が暴力団からの押収で、全体の74・3%だった。その後も暴力団からの押収は6割以上だったが、14年は43・8%と初めて5割以下となり、24年は25・5%に。

 暴力団からの押収が減る一方で、一般人などからの押収が増加。7年には25・7%だった一般人らの割合が、14年に5割を突破。22年には75・3%となり、25年1〜11月では85・7%と完全に比率が逆転した。

 ある指定暴力団幹部は「暴力団排除条例などで締め付けが厳しく、借金の担保に一般の人に拳銃を差し出す現役幹部もいる」と実情を話し、「拳銃に(実弾を)10発付けて50万〜60万円で一般の人に売ることがある。シノギ(資金源)が厳しい場合は40万円で取引されていると聞いたことがある」と明かす。

 警察庁幹部は「拳銃の供給源は暴力団。暴力団の捜査を徹底して進め、一般社会への供給を遮断しなければならない」と強調する。

518凡人:2014/02/23(日) 10:22:58 ID:bwiS95oU0
組関係の店で職場懇親会…「癒着」に揺れる県警
(2014年2月22日12時59分 読売新聞)

 全国的に暴排運動が高まる中、暴力団関係者への捜査情報の漏えいで和歌山県警の警部補が、飲食接待を受けたなどとして刑事部門の要となる幹部2人が、いずれも懲戒処分となった21日、関係者からは、驚きと落胆の声が相次いだ。

 県警への市民の信頼が大きく揺らぐ事態で、県警幹部は「ざんきに耐えない。指導を徹底して、再発防止に努める」と話している。

 県警はこの日午後4時から、刑事企画課警部補、打田正樹容疑者(44)の地方公務員法違反容疑での書類送検や懲戒免職、刑事企画課長の室谷文男(56)、機動捜査隊長、花野剛一(55)両警視の減給処分について発表した。

 室谷警視が暴力団関係者経営の飲食店で、職場の懇親会を開いていたことも明らかになり、県警記者室に集まった報道関係者約20人からは、暴力団との〈癒着〉を追及する厳しい質問が相次ぎ、説明は約2時間45分と異例の長さになった。

 再発防止については、暴力団関係者らへの情報収集のあり方について通達を出したといい、小西順士・首席監察官は「利害関係者や警察OBら部外者との飲食を伴う交際も、服務の徹底を図り、いささかの疑念も差し挟まれることのないようにしたい」と話した。

 警部補の情報漏えいについて、同僚からは厳しい声が上がった。「『ミイラ取りがミイラになる』危険と常に隣り合わせの中で捜査をしている」という暴力団担当の捜査員は、「協力者を得るには、相手の知らない情報を渡すことが一番手っ取り早い。本当に情報を渡していたならば、絶対に超えてはいけない一線だ」と話す。

 警視2人の不適切交際についても、ある幹部は「模範となるべき立場なだけに、絶対に接待を受けてはいけなかった」と批判した。

 県警では昨年5月にも捜査2課長の警視が、女性警察官と不倫を重ねたことが発覚し、依願退職。幹部の不祥事が相次ぎ、小西首席監察官は「前代未聞のことで、残念だ」と述べた。

 一方、県警は21日、女性と不適切な交際をしたとして、県警本部の総務課長を戒告処分とした。総務課長は辞職する意向という。(村山卓也、梨木美花)

519凡人:2014/02/23(日) 10:25:20 ID:bwiS95oU0
新聞記事からみる日本の暴力団・ヤクザの動き。

http://www.fresheye.com/%E6%9A%B4%E5%8A%9B%E5%9B%A3/

520凡人:2014/02/23(日) 10:42:47 ID:bwiS95oU0
強要未遂:事故で脅された男性自殺 容疑で暴力団幹部を再逮捕 /新潟 - 毎日新聞
Feb 5, 2014 毎日新聞 

 交通事故を巡って暴力団組員から不当な要求をされた新潟市の70代の男性が、事故から約2カ月後の昨年12月に自殺していたことが4日、県警などへの取材で分かった。県警組織犯罪対策2課と西蒲署は同日、この男性を脅して保険会社に連絡させようとしたとして、別の男性への恐喝未遂容疑で逮捕していた山口組系暴力団幹部で露天商の菅沼進容疑者(70)=燕市吉田本町=を強要未遂容...

521凡人:2014/03/26(水) 05:18:19 ID:IIRobKk20
柔道告発選手「現在不安なし」 暴力指導で代理人報告
2014年3月25日(火) PM 08:04

 日本オリンピック委員会(JOC)の25日の理事会で、柔道女子日本代表の暴力指導を告発した15選手の代理人の弁護士から「選手は現在、競技活動の中で特段に大きな不安や支障を感じることはないと話している」との報告があったことが説明された。JOCが昨年発覚した問題の現状を把握する目的で、弁護士に再度聞き取り調査を要請し、3月上旬に回答があった。

 選手は全日本柔道連盟(全柔連)の組織改革が順調に進んでいることへの感謝も口にしているという。JOCはこれらの報告を踏まえ、2013年度は停止していた全柔連への選手強化交付金の支給を14年度から再開することを決めた。

522凡人:2014/04/19(土) 08:00:48 ID:bwiS95oU0
男性を監禁容疑 暴力団幹部ら男4人逮捕 男性は死亡 神奈川県警
2014.4.18 20:18 Sankei

 神奈川県警暴力団対策課などは18日、逮捕監禁容疑で、横浜市金沢区富岡東の指定暴力団稲川会系組幹部で無職、浅岡望(29)ら4容疑者を逮捕したと発表した。

 逮捕容疑は、3月28日午後11時50分ごろ、横浜市中区の無職男性=当時(29)=を、男性宅から車で横須賀市内の飲食店内に連れ去り、30日午後11時ごろまで監禁したとしている。いずれも容疑を否認しているという。

 4人のうちの1人から通報があり、横須賀署員が駆け付けたところ、男性は既に死亡していたといい、同課で詳しい死亡の経緯を調べている。

523凡人:2014/07/01(火) 15:27:42 ID:bwiS95oU0
衝撃「民生委員は暴力団幹部」を許した行政の「形式的手続き」と「人材不足」…“熱心な仕事ぶり”に1年半も気付かず
2014.7.1 07:00 Sankei [関西の議論]

民生委員が暴力団幹部と判明した大阪府枚方市の市役所

 住民の安全を守り、地域発展に貢献するはずの民生委員が、実は暴力団幹部だった−。こんな前代未聞の事実が大阪府枚方市で発覚した。この男性のあまりの熱心な仕事ぶりに市の担当者も1年半にわたり気が付かず、年間約4万8千円の活動費も支給していた。たまたま詐欺事件で逮捕されたことを機に、警察からの連絡で暴力団幹部の身分が判明、担当者に衝撃を与えた。一体、なぜ分からなかったのか−。(香西広豊)

*PTA副会長、自治会長…「地域に貢献する暴力団幹部」

 「民生委員が暴力団関係者とは全く知らず、非常に遺憾なこと」

 市は6月4日、市内の民生委員が暴力団関係者だったという前代未聞の事実を受けて、コメントを発表した。

 竹内脩市長も翌5日の定例会見で「ショックだった」と表情を曇らせた。

 発端は3日にさかのぼる。指定暴力団山口組傘下の組織幹部の男性(46)が詐欺容疑で大阪府警枚方署に逮捕された。

 逮捕容疑は、組員であることを隠して市内の信用金庫支店に自分名義の口座を開設し、融資名目で300万円をだましとったとしている。

 この逮捕で、男性が市立小学校区の民生委員を務めていることが最初に発覚した。

 さらに調べていくと、地域の自治会長やPTA役員を務めていたことも判明した。

 男性は平成21年度に、地元小学校のPTAの副会長を務めたほか、24年4月からは地元の自治会長も務めていた。

 また、25年5月からは市の青少年育成指導員も担当。青少年相談や地域パトロールのほか、コンビニエンスストアなどで陳列されている有害図書の報告といった「社会環境整備活動」にも積極的に参加していた。

 その働きぶりについて、市子ども青少年課の担当者も「(地元では)非常に熱心に活動されていたと聞いている」と証言する。

 さらに、今回の詐欺事件で逮捕されるまで、男性は地元小学生の野球チームでコーチを務め、指導もしていた。

 「丁寧に教えるコーチだった。技術もあり、子供たちにも人気があった」とチームの代表者。男性は小学5、6年生の高学年チームを担当し、試合では「冷静で、じっくりとした試合運びを好むタイプだった」と振り返る。

 一方で、暴力団幹部だったことは知らなかったという。チームは男性を退団扱いとし、子供たちには「一身上の都合」で退団したと伝えた。

 地域活動に非常に熱心だった男性の一面を裏付けるように、市の担当者も男性を民生委員に推薦した理由について、「地域活動に熱心で責任感、指導力も高く、適格性もあると判断していた」と説明する。

 男性は逮捕後、処分保留で釈放され、大阪地検は不起訴処分とした。地検は処分理由を明らかにしていない。
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524凡人:2014/07/01(火) 15:29:13 ID:bwiS95oU0
*事務的な選任手続き

 民生委員は、都道府県や中核市の推薦を受けて厚労相が委嘱する特別職の地方公務員。生活保護世帯や高齢者の相談をはじめ、住民生活を幅広く支援するのが主な業務だ。

 任期は3年。男性の場合は前任者の欠員に伴って24年12月、市の推薦で民生委員に委嘱された。25年12月には再任もされている。

 なぜ長期間、市は暴力団幹部の身分に気付かなかったのか。その背景には、事務的に進められる選任手続きがある。

 市は、市立小学校の校区ごとに民生委員を選んでいる。

 まず、校区の住民組織やPTA、青少年育成団体の関係者らで構成する「民生委員校区推薦会」が、民生委員にふさわしい人物を市に推薦する。

 続いて市議や社会福祉・教育の関係者などでつくる市の「民生委員推薦会」が、その人物を評価。ふさわしいと判断すれば、今度は知事に推薦する。

 知事は厚生労働相に推薦。最終的には厚労相が委嘱する、という流れだ。

 関係者によると、民生委員を任せるか否かの判断基準として、それまでの地域貢献活動が重視される傾向が強い。

 一方で、身分調査は形式的にとどまる。

 民生委員の推薦には、民生委員校区推薦会の作成する推薦書が必要。その推薦書には「職業」を記入する項目もあるが、男性の場合、もちろん暴力団関係者とは書かれていなかった。


*深刻な「なり手」不足

 市は現在、厚労相に対して、男性の民生委員解嘱を具申する手続きを進めている。

 ただ、今後の再発防止策となると、抜本的な解決策がないのが実情だ。

 市健康総務課の担当者は「市内の民生委員は500人以上いる。各委員の身元を警察などに照会するぐらいしか方法がないが、(民生委員は)ボランティアでやっていただいているので、それも難しい」と頭を抱えている。

 今回の事案が起きた背景について、民生委員の実情に詳しい旭合同法律事務所(名古屋市中区)の高橋寛(ゆたか)弁護士(70)は「民生委員のなり手不足」を挙げる。

 都市化で近所づきあいが希薄になり、若い世代ほど人口の流動も進む中で、しっかりと地域に根付いて民生委員を担う人材が不足しているというのだ。

 高橋弁護士は「民生委員が高齢化している地域も多く、若い世代にも民生委員の仕事をアピールしていく必要がある」と指摘。

 今回のような事態を防ぐ方法としては、「やはり推薦する自治体などが、きっちりと候補者の身元などを調査することだ。市民の信頼を裏切るようなことがあると、民生委員制度の存在基盤が揺るぎかねない」としている。

525凡人:2014/07/02(水) 07:13:34 ID:bwiS95oU0
暴力団との見えない癒着は珍しくない。警察への一般市民の信頼は遠い。
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暴力団関係者に個人情報漏らす 容疑の静岡県警巡査部長逮捕
2014.7.2 02:10 産経

 暴力団関係者の男に個人情報を漏らしたとして、県警は1日、地方公務員法違反(守秘義務違反)の疑いで天竜署巡査部長の清水佳史(よしふみ)容疑者(36)=磐田市一言=を逮捕した。清水容疑者は容疑を認めており、今後犯行の動機などについて詳しく調べる方針。

 逮捕容疑は2月下旬、天竜署内で県警の情報管理システムを操作し、電話で知人の40代の男に対して、この男の知人の住所を伝えたとされる。

 県警監察課によると、清水容疑者は県東部の警察署に勤務していた平成15年に男と知り合い、男が暴力団関係者であることを知りながら、家族ぐるみで交友を深めていた。今年4月になって県警に「清水が男に情報を漏らしている」との情報が寄せられ、捜査を進めていた。男は同月中に病死したという。情報の漏洩(ろうえい)は男が依頼したとみられ、男の知人に危害が加えられるなどの被害はなかった。

 県警では、5月にも細江署の巡査部長が覚せい剤取締法違反(譲り渡し)容疑で逮捕されており、岡本安志警務部長は「全職員に対する指導を徹底する」とコメントした。

526凡人:2014/07/04(金) 16:04:08 ID:bwiS95oU0
黒ワゴン車で運び込む暴力団員の姿確認 埼玉・川口男性遺棄
2014.7.4 02:04 sankei

 川口市のJR西川口駅周辺で2日、県内に住む外崎郁人(とのさき・いくひと)さん(43)が連れ去られ、川越市の埼玉医科大総合医療センターで見つかった事件で、30代くらいの男が黒いワゴン車で外崎さんを同医療センターに運び込んだことが3日、川口署捜査本部への取材で分かった。西川口駅周辺で外崎さんを連れ去った男らの中に複数の指定暴力団組員がいたことも判明した。

 捜査本部の調べでは、2日午前11時10分ごろ、30代とみられる男が運転する黒いワゴン車が同医療センターの救急入り口に乗り付けた。

 男は車から降り、後部座席中央にいる外崎さんを運ぶよう警備員に要請。駆けつけた看護師らがストレッチャーを使って外崎さんを運び出した直後、男は車で走り去ったという。外崎さんは搬送時、すでに脈はなく、同医療センターで死亡が確認された。

 外崎さんは同日午前3時40分ごろ、西川口駅周辺で暴力団組員を含む男らと口論後、車で連れ去られるのが目撃されている。

527凡人:2014/10/03(金) 03:24:59 ID:U3.pXMBQ0
工藤会の女性襲撃事件、主要団体中心に実行か 逮捕15人に
2014/10/2 2:09 Nikkei

 暴力団工藤会(本部・北九州市)トップらが逮捕された女性看護師に対する組織的な殺人未遂事件で、最高幹部3人の出身母体である同会の主要団体を中心に襲撃が計画・実行された疑いのあることが1日、福岡県警への取材で分かった。県警は同団体の集中的な取り締まりで工藤会の壊滅を進める方針。

 県警は同日、新たに北九州市小倉南区南方4、同会系組幹部、田口義高被告(49)=詐欺罪などで公判中=ら6人を組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)容疑で再逮捕したほか、別の組幹部(46)を公開手配した。逮捕者は計15人となった。

 県警は同会トップの総裁、野村悟容疑者(67)と、ナンバー2の会長、田上不美夫容疑者(58)を再逮捕。このほかナンバー3の理事長、菊地敬吾容疑者(42)ら7人を既に逮捕している。

 野村、田上両容疑者は同会を構成する主要団体の田中組出身で、菊地容疑者は同組組長を兼務している。捜査関係者によると、このほか公開手配された組幹部を含む13人のうち12人も田中組の幹部や関係者という。

 野村容疑者ら15人の逮捕容疑は2013年1月、福岡市博多区の路上で、同容疑者の指揮命令に基づき、女性看護師(47)の頭などを刃物で数回突き刺すなどして殺害しようとした疑い。女性は全治約3週間のけが。

 捜査関係者によると、県警は野村、田上両容疑者らを指示役に、各容疑者が任務を分担していたとみている。

 両容疑者はそれぞれ田中組組長とナンバー2の若頭だった1998年、配下の同組幹部らと共謀し、元漁業協同組合長の男性(当時70)を射殺した疑いが強まったとして、9月に殺人などの疑いで逮捕された。

 福岡県内では工藤会の関与が疑われる民間人の襲撃事件が相次いでいるが、多くは未解決のまま。県警の樋口真人本部長は1日の記者会見で「各種証拠や情報収集による組織実態の分析などから、田中組が数々の凶悪事件において中心的な役割を果たしてきたと判断している」と指摘。「テロ行為というべき凶悪事件には、実行犯だけでなく、首謀者も徹底的に追い詰める」と強調した。

528凡人:2015/02/16(月) 14:29:57 ID:ve6M5DlE0
工藤会系幹部らを逮捕 組織的殺人未遂容疑で福岡県警
2015/2/16 2:00 日本経済新聞 電子版

 北九州市の駐車場で昨年5月、男性歯科医が刺され重傷を負った事件で、襲撃に関与した疑いが強まったとして、福岡県警が暴力団工藤会(本部・同市)系組幹部ら数人を組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)容疑で逮捕したことが15日、捜査関係者への取材で分かった。県警は同会が組織的に関与したとみて事件の全容解明を進める。

 事件は昨年5月26日朝、北九州市小倉北区の駐車場で発生。出勤途中だった同市の男性歯科医が車…

529凡人:2015/03/03(火) 03:55:36 ID:ve6M5DlE0
【衝撃事件の核心】
「山口組守護神」弁護士の顧問料は「月20万円」 有罪判決に開き直り? 会見でぶちまけた裏社会との〝あぶない関係〟
2015.3.2 15:00更新 Sankei

1審で有罪判決を受け、弁護士バッジ剥奪の危機に陥っている山之内幸夫被告=平成26年4月、大阪市北区

 「ヤクザにとってこれほど悪い時代はなかった」。有罪判決にやけになったのか。指定暴力団山口組の顧問弁護士は建造物損壊教唆罪に問われた自身の公判後に記者会見し、捜査当局への批判をぶちまけた。「顧問料は月20万円」「最高幹部から顧問復帰を依頼された」。謎に包まれた顧問業の一端まで明かし、捜査関係者からは「身の危険を考えないのか」との声も漏れる。即座に控訴に踏み切ったが、禁錮以上の有罪判決が確定すれば弁護士バッジを失う。「弁護士ならばヤクザのような少数意見にこそ耳を傾けるべきだ」と〝正義〟を強調する「山口組の守護神」の職業観とは。

「弁護士生命、いずれ終わる」

 1月25日、今年創設100周年を迎える山口組は、全国の組幹部を集めた100周年記念行事を神戸市内の総本部で開いた。その3日後、長年にわたり山口組を支えてきた顧問弁護士の山之内幸夫被告(68)は、大阪地裁の法廷で人生の岐路を迎えた。

 「懲役10月に処する。ただし2年間は刑の執行を猶予する」

 裁判長は執行猶予付き有罪判決の主文を宣告、判決理由を朗読した。ダークスーツに身を包んだ山之内被告は、自身の主張をことごとく退けた判決にも表情を変えず、終始冷静に聞き入った。

 しかし閉廷後に大阪市内で開かれた会見では、一転して不満が爆発。警察、検察、裁判所への怒りを10分近くにわたって一気にまくし立てた。

 「私のクビを取りたい警察の意向を受けた検察が、普通は起訴猶予にする事案を起訴し、裁判所もそれを追認した」

 「司法判断というより、世の中に暴力団の顧問弁護士が存在してはならないという行政判断に近い。到底納得できない」

 判決によると、山之内被告は平成25年9月、事業をめぐるトラブルの解決を依頼してきた男=建造物損壊罪で有罪確定=に倉庫を壊すようそそのかしたとされる。「壊して」「大丈夫や。かまへん、そんなもん」。男が山之内被告とのやりとりをひそかに録音した音声データが決定打となり、大阪府警が昨年3月に書類送検。翌4月に大阪地検が起訴した。

 公判で山之内被告は一貫して検察側の「公訴権の乱用」を主張。しかし判決はこれを一蹴し、「法律家でありながら法秩序を無視しており、厳しい非難が向けられるべきだ」とした。

 「裁判で1審が占めるウエートは大きい。私の弁護士生命はいずれ終わるでしょう」

 山之内被告は会見で、弁護士としての経験則からこんな〝予言〟もしたが、間もなく判決を不服として控訴した。

法解釈を教示、法廷外でも「守護神」

 山之内被告は昭和50年に弁護士登録。山口組の竹中正久4代目組長の時代に顧問弁護士に就任した。昭和62年に「暴力団の顧問は弁護士としての品位を汚す」として、所属する大阪弁護士会から戒告処分を受けたため、いったん顧問を辞任したとされる。

 しかし、会見での本人の説明によると、「表向き辞めたことにして実際は続けていた」。顧問でなくなったのは平成3年、山口組系組事務所に隣接するビルの新築工事をめぐり、施主の弁護士との交渉で美術品を脅し取ろうとしたとして、組幹部らとともに恐喝未遂容疑で逮捕、起訴された後だという。

 「組に接触できなくなって必然的に顧問ができなくなったのです」

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530凡人:2015/03/03(火) 03:56:19 ID:ve6M5DlE0
 この事件では、大阪地裁が無罪を言い渡し、大阪高裁も支持したため、9年に無罪が確定した。それでも、8年後に篠田建市(通称・司忍)6代目組長が就任するまで組側とは断絶状態が続いた。転機は18年、6代目体制の最高幹部から「もう一度顧問に復帰してほしい」と依頼されたことだったという。

 再び顧問に就任した後、組幹部らの刑事弁護のほか、直系組長が組事務所として使っていた土地の明け渡しを求められた民事訴訟でも代理人を務めた。配下の組員に指を切断する「指詰め」をさせたとして、山口組系組幹部が強要罪に問われた事件では25年8月、大阪地裁で無罪判決を勝ち取った。

 ただ会見では、こうした表に出る活動の裏で、さまざまな相談に対応していたことも暴露。22年以降に全国の自治体で制定が続く暴力団排除条例の研究や、暴力団にかかわる新法の解釈などを依頼され、見解をまとめた書面を組側に提供したと語った。

 24年3月には、世界遺産に登録されている三重県熊野市の神社にある石灯籠4基に山口組最高幹部の名前が刻まれ、三重県警が撤去を求めていることが報道されたが、この際にも組側から「どうしたらいいか」と助言を求められていたという。

 顧問料については「山口組の2つの財産管理会社から月10万円ずつもらっていた」と説明した。

 ある弁護士によると、大阪で主だった企業の弁護士顧問料は月5万円。東京では月15万〜20万円の企業もあり、山之内被告のケースと一致するが、山口組の顧問料としては低いとの印象がある。暴力団担当の捜査関係者も「表向きは20万円かもしれないが、裏金としてもっと多額の金をもらっていた可能性はある」との見方を示した。

暴力団は「落ちこぼれの受け皿」

 「今回は山口組を弱体化させる目的で顧問の私が狙い撃ちにされた。ただ、顧問をしたことを後悔したことはない」

 映画化された「悲しきヒットマン」などの著作でも組員へのシンパシーを隠さなかった山之内被告は、会見の終盤、暴力団に対する持論を展開した。

 暴力団の存在は「社会からドロップアウトした人間の受け皿」と指摘。「創業から100年続く企業がどれだけありますか。警察から壊滅作戦を繰り返されても100年続くヤクザ組織は、それなりに存在する理由があるということです」と語った。

 さらに「弁護士であれば大衆に迎合せず、少数の味方になることだ。世の中から敵のように扱われている暴力団組員の意見にこそ耳を傾けるべきだ」と力説。ただ、「残念ながら賛同してくれる弁護士はいない」とも付け加えた。

 1審では「山口組顧問弁護士」の肩書を前面に押し出して検察側と対決するため、「主張が制約される」多人数の私選弁護団の就任申し込みを断り、国選弁護人1人に弁護を委ねたという山之内被告。「最初で最後の顧問弁護士」を自負する男が、控訴審で改めてどのような主張をしていくかに注目が集まる。
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531凡人:2015/04/11(土) 14:13:28 ID:da95RwFo0
歯科医襲撃疑いで9人逮捕、福岡 工藤会系幹部ら
2015年02月16日(最終更新 2015年02月16日 19時26分)西日本新聞

 北九州市小倉北区で昨年5月、男性歯科医(30)が襲撃され重傷を負った事件で、福岡県警は16日、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)容疑で、特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)系組幹部後藤靖容疑者(40)ら3人を逮捕し、同組幹部中西正雄容疑者(49)ら6人を再逮捕したと発表した。

 市漁協組合長選出で候補として取りざたされていた歯科医の父親に事件後、脅迫文が届いたことから、県警は漁協をめぐるトラブルが背景にあるとみて調べている。

 9人の逮捕・再逮捕容疑は昨年5月26日、歯科医の腹などを刃物のようなもので刺し、工藤会の活動として組織的に殺害しようとした疑い。

532凡人:2015/05/28(木) 03:28:09 ID:da95RwFo0
喧嘩両成敗では?打撲や挫傷、その他の傷害は喧嘩につき物。なぜチャイニーズだけ。喧嘩に参加した者全員が逮捕されてしかるべし。
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組員に暴行、「チャイニーズドラゴン」4人逮捕
2015年05月20日 17時28分 Yomiuri

 暴力団組員を殴って重傷を負わせたとして、警視庁が中国残留孤児2、3世らの不良グループ「チャイニーズドラゴン」のメンバーの男4人を傷害容疑で逮捕していたことが、捜査関係者への取材で分かった。

 「ドラゴン」は東京都内の繁華街の一部で勢力を広げており、同庁は暴力団との抗争に発展しかねないとみて警戒を強めている。

 逮捕されたのは、豊島区の無職、李明岩容疑者(36)ら20〜30歳代の中国人の男4人。

 捜査関係者によると、李容疑者らは昨年7月29日未明、北区のJR赤羽駅前の路上で、山口組系組員の杉山清一容疑者(46)(埼玉県三郷市)ら日本人4人と乱闘になり、杉山容疑者の頭を木の板で殴って頭の骨を折る重傷を負わせるなどした疑い。

533凡人:2015/06/08(月) 05:34:07 ID:da95RwFo0
住吉会会長ら3人逮捕 千葉県議選巡り公選法違反の疑い
2015/6/8 1:31日経

 千葉県警は7日、4月の県議選をめぐり飲食店で有権者らを接待したとして、指定暴力団住吉会会長、関功容疑者(69)=同県柏市大青田=ら3人を公選法違反(供応買収、事前運動)の疑いで逮捕した。

 逮捕されたのはほかに、いずれも同県いすみ市の会社役員、飯塚弘芳容疑者(68)と無職、峰島清八容疑者(70)。県警は3人の認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は県議選告示前の3月上旬ごろ、同市選挙区から立候補を予定し、関容疑者らが支援していた男性への投票や票の取りまとめの報酬として、地元の有権者ら十数人に1人当たり数千円相当の接待をした疑い。

 いすみ市選挙区からは新人の男性2人が立候補し、自民公認候補が無所属候補を破り当選した。〔共同〕

534凡人:2015/06/26(金) 10:15:03 ID:da95RwFo0
拘留中の組員に便宜の巡査免職 福岡県警
2015/6/26 1:55Nikkei

 福岡県警は25日、県警小倉北署で留置管理を担当していた男性巡査(24)を懲戒免職処分にしたと発表した。巡査は勾留中の暴力団工藤会系組員の男(36)の依頼に応じ、勾留している別の男に罪をかぶるよう伝えたとして犯人隠避教唆ほう助容疑で5日に書類送検されていた。25日、同ほう助罪で起訴された。

 県警監察官室によると巡査は今年2月、留置場内で覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された工藤会系組員から「知人の男に罪をかぶるよう伝えてほしい」と口頭で数回頼まれ、承諾し男に伝えた。男が3月、取り調べ中に事実を明かし発覚した。巡査は「良好な人間関係を築けば業務がやりやすくなると思った。申し訳ない」と話している。

 同監察官室は巡査の当時の上司だった警部補(55)ら3人を監督責任を怠ったとして本部長訓戒などの処分とした。鍛治田敬首席監察官は「職員に対する指導を徹底し、再発防止と信頼回復に努める」とコメントした。

535凡人:2015/06/27(土) 05:20:33 ID:da95RwFo0
日本のお家芸。沈黙させるのは屁のカッパ。
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(メディアタイムズ)慰安婦報道 元記者の家族も攻撃
2014年10月7日03時38分朝日新聞

 慰安婦報道にかかわった元朝日新聞記者が勤める大学へ脅迫文が届き、警察が捜査を進めている。インターネット上では、元記者の実名を挙げ、「国賊」「反日」などと憎悪をあおる言葉で個人攻撃が繰り返され、その矛先は家族にも向かう。暴力で言論を封じることは許せないと市民の動きが始まった。

学者や弁護士ら、脅迫状届いた大学を支援する会

 この元記者は今春、朝日新聞社を早期退職した植村隆氏(56)。2年前から続けてきた北星学園大(札幌市厚別区)の非常勤講師を現在も務めている。

 大学は9月30日、学生と保護者に向けた説明文書の中で初めて、植村氏の退職を求める悪質な脅迫状が5月と7月に届き、北海道警に被害届を出したことを明らかにした。3月以降、電話やメール、ファクス、手紙が大学や教職員あてに数多く届き、大学周辺では政治団体などによるビラまきや街宣活動もあった。

 同僚教員は言う。「もはや植村さんだけの問題ではない。大学教育、学問の自由が脅かされている」

 攻撃は北星学園大にとどまらない。帝塚山学院大(大阪府大阪狭山市)にも9月13日、慰安婦報道に関わった元朝日新聞記者の人間科学部教授(67)の退職を要求する脅迫文が届き、府警が威力業務妨害容疑で調べている。元記者は同日付で退職した。

■ネットに子どもの写真や実名
 「反日」「捏造(ねつぞう)記者」といった言葉で、北星学園大に勤める植村氏を中傷するネット上の書き込みが目立ち始めたのは今年1月末だ。

 「週刊文春」2月6日号が「“慰安婦捏造”朝日新聞記者がお嬢様女子大教授に」との記事を掲載していた。かつて慰安婦の報道にかかわった植村氏が、4月から関西の大学で教鞭(きょうべん)を執ると伝え、植村氏が書いた記事について「捏造記事と言っても過言ではありません」との研究者のコメントがつけられていた。

 ネット上で、大学へ抗議電話やメールを集中させる呼びかけが始まった。3月、大学側が「採用予定だった植村氏との雇用契約は解消されました」とホームページで公表すると、ネットには「吉報」「ざまぁ」の書き込みが相次いだ。

 植村氏によると、その後、自宅に面識のない人物から嫌がらせ電話がかかるようになった。ネットに公開していない自宅の電話番号が掲載されていた。高校生の長女の写真も実名入りでネット上にさらされた。「自殺するまで追い込むしかない」「日本から、出ていってほしい」と書き込まれた。長男の同級生が「同姓」という理由で長男と間違われ、ネット上で「売国奴のガキ」と中傷された。

 嫌がらせや中傷は今もやまず、植村氏が弁護士を通じてひどい書き込みの削除をプロバイダーに求めているが、削除が追いつかないという。

■各紙、足並みそろえて批判
 朝日新聞は10月1日付朝刊で元記者の勤務先の大学に脅迫文が相次いで届いたことを報じた。2日付で「大学への脅迫 暴力は、許さない」と題した社説を掲げたほか、毎日、読売、産経の各紙も社説で取り上げ、厳しく批判した。

 朝日の慰安婦報道を紙面で批判してきた産経は同日付で「大学に脅迫文 言論封じのテロを許すな」と題した「主張」を掲載。「報道に抗議の意味を込めた脅迫文であれば、これは言論封じのテロ」「言論にはあくまで言論で対峙(たいじ)すべきだ」と訴えた。

 毎日は3日付の社説「大学への脅迫 看過できない卑劣さ」で、今回の事件の背景には「一部の雑誌やネット上に広がる異論を認めない不寛容な空気がある」と指摘。「ヘイトスピーチ(憎悪表現)にも相通じる現象だ」とした。

 読売も3日付で「大学への脅迫文 言論封じを狙う卑劣な行為だ」と題する社説を掲載した。

■家族や職場への攻撃は卑劣だ
 〈植村隆・元朝日新聞記者の話〉 1987年5月、朝日新聞阪神支局に男が押し入り、散弾銃で当時29歳の記者が殺された。私は彼の同期だ。問答無用で記者が殺されたあの事件と今回のケースは異なるが、身近に思えてならない。家族や職場まで攻撃するのは卑劣だ。私が書いた元慰安婦に関する記事に批判があるが、記事を捏造(ねつぞう)した事実は断じてない。今後、手記を発表するなどしてきちんと説明していきたい。
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536凡人:2015/06/27(土) 05:23:44 ID:da95RwFo0
■テロ行為にも等しい
 〈五野井郁夫・高千穂大准教授(政治学)の話〉 民主主義の要である言論の自由を暴力で屈服させるテロ行為と等しく、大変危険だ。ネットや雑誌で「売国奴」「国賊」という言葉が飛び交う中、短絡的なレッテル貼りが今回の事件を惹起(じゃっき)していると考えられる。言論を暴力で抑圧してきた過去を日本社会は克服したはずなのに、時代が逆戻りしたかのようだ。私たちはこうした脅しに屈してはいけない。

■社会への不満、背景に
 〈鈴木秀美・大阪大教授(憲法・メディア法)の話〉 嫌韓・反中やヘイトスピーチにつながる排他的な考えのはけ口として、朝日新聞の関係者を攻撃する構図がある。背景に現在の社会への様々な不満も重なっている。雑誌が「売れる」ことだけを考え扇情的な記事を書き、こうした暴力性をあおっている側面もある。メディアにはものごとを冷静に考える材料となるような建設的な議論が求められる。

■脅迫は許されない
 〈八木秀次・麗沢大教授(憲法学)の話〉 慰安婦問題を報じた元記者が中傷されていることを当事者の朝日が問題視して、読者の理解を得られるだろうか。普段、企業や役所の不祥事を厳しく追及しているのだから、執筆の経緯を元記者が自ら説明すべきだ。ただ、個人を「さらし者」にして攻撃するネット文化にくみすることはできない。脅迫は許されないし、職を奪うまでの行為は行きすぎている。

■国際的評価を下げるだけ
 〈古谷経衡(つねひら)さん(著述業)の話〉 朝日の慰安婦報道は国際社会に負の影響を与えたと考えている。だが、暴力で要求をのませる行為は許せない。脅迫状の送り主は日本の名誉を回復したいと考えているのだろうが、日本は元記者らが脅される国だと、国際的評価を下げるだけだ。短絡的な行動が後を絶たないのは、「愛国」を掲げさえすれば厳しい批判を受けない、保守派のあり方にも問題がある。
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 〈元記者の慰安婦報道をめぐる経緯〉 植村隆氏は、大阪社会部員だった1991年8月11日付の大阪本社版朝刊で韓国の元慰安婦の証言を他紙に先んじて報じた。慰安婦を支援する「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会」に初めて体験を明かしたという内容。同年12月には、この女性の詳細な聞き書きを報じた。

 これに対し、植村氏の韓国人の妻の母が韓国の「太平洋戦争犠牲者遺族会」の幹部であることを指摘し、身内を利するため、捏造(ねつぞう)した事実を含む記事を書いたとする批判が繰り返されてきた。

 植村氏への中傷が激しくなる中、朝日新聞は今年8月5日付朝刊で特集紙面を掲載。植村氏の記事の中で「慰安婦」と「女子挺身隊」を誤用したことを認めたうえで、記事に意図的なねじ曲げはなく、縁戚関係を利用した特別な情報提供もなかったと結論づけた。特集の妥当性については、有識者7人による第三者委員会で検証される。

■報道機関などに対する主な事件
1987年 朝日新聞阪神支局が散弾銃を持った男に襲われ、記者2人が殺傷される。
  94年 朝日新聞東京本社で右翼団体構成員が発砲して立てこもる。毎日新聞東京本社でも、暴力団の記事を巡り組員が発砲。
2000年 月刊誌「噂(うわさ)の真相」の皇室記事への抗議に来た右翼団体構成員が編集長を暴行。
  02年 NHK京都放送局で、「ニュースで声明を出せ」と要求する右翼団体代表が刃物を持って女性を人質に立てこもる。
  04年 テレビ西日本(福岡市)に「今日爆発します」とメールを送った男を威力業務妨害容疑で逮捕。
  05年 テレビ朝日に爆弾をしかけると携帯電話の掲示板に書き込んだ男を逮捕。
  06年 昭和天皇と靖国神社を巡る記事に抗議して、右翼活動家が日経新聞東京本社に火炎瓶を投げつける。
  09年 NHK放送センターや福岡、札幌などの放送局に旧日本軍が使用した銃の実弾や「赤報隊」と書かれた紙が送りつけられる。
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537凡人:2015/06/30(火) 09:05:30 ID:da95RwFo0
街宣中に中学生怒鳴った疑い、政治団体代表を逮捕 福岡
2015年6月29日17時47分 朝日

 街宣活動中に中学生を怒鳴りつけたとして、福岡県警は29日、政治団体「大日本愛国党福岡県本部」代表の宮崎義隆容疑者(39)=北九州市若松区鴨生田4丁目=を県迷惑行為防止条例違反(粗暴行為)の疑いで逮捕し、発表した。「耳をふさがれ、挑発されたと思った」と、おおむね容疑を認めているという。

 公安2課によると、宮崎容疑者は6月13日午前、福岡市博多区で街宣活動中、耳をふさいだ男子中学生(14)に近づいて自転車のハンドルをつかみ、「おい、こら」「お前ら、こんな今の教育でいいと思うんか」などと大声で怒鳴り、中学生に不安感を与えた疑いがある。当時、県教職員組合(福教組)の集会に抗議するため、同団体などが車8台で街宣活動中だったという。

538凡人:2015/07/15(水) 07:10:17 ID:da95RwFo0
山口組組長ら1億円支払いで和解 名古屋キャバクラ放火
2015年7月15日03時32分 Asahi

 名古屋市で2010年、指定暴力団山口組系の組員らがみかじめ料の支払いを拒むキャバクラに放火した事件で、死亡した従業員(当時27)の両親が山口組の篠田建市(通称・司忍)組長(73)ら計5人を相手取り、約1億6千万円の損害賠償を求めた訴訟が14日、名古屋地裁で和解したことがわかった。山口組の組長らが7月末までに連帯して1億円を支払うことで決着した。

 08年に改正された暴力団対策法は、組員が資金獲得のために市民を脅したり、負傷させたりした場合、組トップの責任を問えるとしている。全国最大勢力の山口組の最高幹部らが、多額の和解金を支払うのは珍しく、今回の和解は末端の組員による犯行の責任を組織として事実上認めたことになる。

 事件は10年9月3日未明に発生。実行役2人が、名古屋市中村区椿町のキャバクラ「インフィニティ」に押し入ってガソリンに火をつけ、従業員の佐野方紀さん=愛知県知立市=を死亡させたというもの。2人は翌年、殺人や現住建造物等放火容疑で逮捕され、組幹部(50)は無期懲役、組員(38)は懲役30年の判決を受け、すでに確定している。

 佐野さんの両親が13年5月、放火殺人の実行役2人のほか、使用者責任があるとして上部組織に当たる山口組の篠田組長とナンバー2の高山清司若頭(67)ら幹部を提訴。慰謝料約8千万円や死亡逸失利益約5千万円など計約1億6千万円の支払いを求めていた。

539凡人:2015/07/15(水) 07:16:44 ID:da95RwFo0
2億数千万円相当の覚醒剤、所持容疑で組員逮捕 兵庫
2015年7月14日15時14分Asahi

 多量の覚醒剤を隠し持っていたとして、兵庫県警が、山口組系暴力団組員の男(46)を覚醒剤取締法違反(営利目的所持)容疑で現行犯逮捕していたことが、捜査関係者への取材でわかった。隠し持っていたのは計約3・4キロ(末端価格2億数千万円相当)に上り、県警は入手ルートを調べている。

 捜査関係者によると、男は6月24日夜、軽乗用車を運転中に速度違反の疑いで神戸水上署員から職務質問を受けた。その際、後部座席付近で約1キロの覚醒剤が入った袋二つが見つかり現行犯逮捕。その後車内を捜索したところ、約1・4キロの覚醒剤がさらに見つかったという。男は容疑を認めているという。14日午後に最終送検する方針。

540凡人:2015/08/18(火) 08:29:28 ID:da95RwFo0
「態度悪い」と女社長、バイト十数回蹴り死なす
2015年08月17日 20時00分Yomiuri

 愛知県警東海署は17日、同県阿久比町白沢、鮮魚卸売会社社長武藤美幸容疑者(47)を傷害容疑で逮捕した。

 発表によると、武藤容疑者は16日午後10時頃〜17日午前3時50分頃、同県大府市朝日町の駐車場に止めてあった乗用車内で、同県知多市八幡、同社アルバイト増元春彦さん(23)の頭や顔、腹などを十数回蹴り、腹部内出血などのけがを負わせた疑い。武藤容疑者は17日午前3時50分頃、「蹴ったら、意識や呼吸がない」と119番。増元さんは病院に搬送されたが、死亡が確認された。

 調べに対し、武藤容疑者は「勤務態度について、車内で指導をしていたが、話を聞く態度が悪く、口論になって蹴った」と容疑を認めているという。同署は傷害致死の疑いもあるとみて司法解剖して死因などを詳しく調べる。

541凡人:2015/08/28(金) 00:12:03 ID:da95RwFo0
山口組、13団体を処分 離脱組も「山口組」名乗る方針
2015年8月27日21時21分 Asahi

 国内最大の指定暴力団山口組(直系組長72人)が分裂することが警察当局への取材でわかった。篠田建市(通称・司忍)組長(73)の出身母体である弘道会(名古屋市)に近い組織は残り、前の5代目組長(故人)の出身母体の山健組(神戸市)に近い組織が離脱する。警察当局は双方が衝突する恐れがないか、動向を注視している。

 警察庁によると、山口組の2014年末時点の組員は44都道府県に計1万300人。準構成員らを含めると2万3400人で、全国の暴力団関係者の43・7%を占めている。

 捜査関係者によると、離脱するのは山健組、宅見組(大阪市)、俠友会(兵庫県淡路市)など関西の組織が中心で、10団体を超える見通し。山健組は山口組内の最大組織で、2千人の組員がいる。離脱する組は「山口組」の名前をつけた新組織を結成する方針。

 神戸市灘区の山口組総本部では27日、緊急の執行部会が開かれ、山健組や宅見組など複数の組が欠席。山口組側は欠席したり、離脱の意向を示したりしている計13団体をこの日、絶縁や破門の処分とした。

542凡人:2015/09/18(金) 06:58:26 ID:da95RwFo0
工藤会系幹部ら、みかじめ料要求容疑で逮捕 警察の決別訴え奏功
2015/9/17 2:26 日経

 北九州市で飲食店を経営する男性(57)にみかじめ料を要求したとして、福岡県警は16日、暴力団工藤会(本部・同市)系組幹部、鷺(さぎ)田国男容疑者(41)=同市八幡西区=と同会系組員の吉岡淳容疑者(32)=同県水巻町=を暴力団対策法違反の疑いで逮捕した。

 県警は6月、工藤会トップの総裁、野村悟被告(68)=殺人罪などで起訴=を所得税法違反の疑いで逮捕。県警本部長が記者会見で工藤会から不当要求を受けている事業者に決別するよう訴えたのを知った男性が被害届を出し、逮捕につながった。

 県警によると、男性は十数年前から工藤会にみかじめ料を毎年100万円以上支払ってきたという。県公安委員会が定める警戒区域で組員らが不当要求をした場合に即逮捕できる規定を適用した。今回の摘発は5例目。

 逮捕容疑は6月5日午後1時40分ごろ、北九州市のレストランに男性を呼び出し「6月分のお金をもらってくるように頼まれたんやけど」などと言い、工藤会の縄張りで営業することの対価として金銭を要求した疑い。県警は2人の認否を明らかにしていない。

543凡人:2015/10/11(日) 06:26:40 ID:da95RwFo0
こうも人権を無視して問題にならない日本で、なぜ暴力団が幅を利かすのか。人権が問題になるアメリカで、警察がマフィア組織の徹底潰しをやってのける。日本の暴力団対策がマスコミで騒がれている割には効果が出ているのだろうかと疑う。日本でもその気があれば暴力団をいくらでも潰せるが、しないところが日本の日本たるところ。それを研究すれば、日本の語らない裏側に真理の光が差すことだろう。
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山口組分裂抗争の足音 群馬
2015年10月10日10時28分 asahi

写真・図版=ある指定暴力団が、所属する組員を処分した際に関係団体に出した「破門状」。「うちとはもう無関係」と宣言するのが狙い。

 国内最大の指定暴力団「6代目山口組」(本拠・神戸市)が分裂した。現執行部に反発するグループが離脱して「神戸山口組」を設立した。警察当局が両派による抗争を警戒するなか、長野県飯田市では6日に暴力団関係者の男性が撃たれ、死亡した。容疑者として6代目山口組系の組幹部が逮捕された。男性は6代目山口組系から神戸山口組系組織に移ろうとしていたという。群馬県内外で、拳銃の調達や襲撃要員の確保など抗争に向けた準備ともとれる動きが出ている。
     ◇
 「ギョクつきで手に入らないか」

 関東在住の元暴力団幹部の携帯電話に8月下旬から、そんな依頼が相次いでいるという。元幹部は取材に「拳銃を欲しがっている。ギョクは実弾だ」と答えた。依頼は9月に入ってもあり、これまでに8件を数えた。

 山口組が2グループに割れた時期と重なる。元幹部は依頼主を明かさないが、「複数の仲介者をはさんでいるが、おそらくどちらもだ」と、両グループが拳銃調達を進めているとみる。平時には実弾付きで1丁30万円の拳銃が、100万円でも売れるという。

 暴力団関係者によると、県内でも「ヒットマン」を募る声かけが始まっているという。実際に襲撃を担う要員だ。募集する対象は山口組の組員ではない。山口組と近い関係の外国人犯罪組織や、山口組にあこがれを持つ若い人たちだ。

 20歳代の知り合いが勧誘されたという関係者の話では「高額な報酬をちらつかせ、『だれが先に手柄を挙げられるか』とあおる」のだという。
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 警察当局によると、山口組は数百の暴力団組織の集合体だ。このうち2次団体と位置づけられる72組織の組長が運営を担ってきた。彼らは「直参(じき・さん)」と呼ばれる。

 今回の分裂では、その直参のうち関西の組織を中心に13人が離脱し、「神戸山口組」を設立した。トップは山口組の前任組長の出身組織「山健組」(神戸市)の井上邦雄組長(67)だ。残った59人の多数派は、山口組の現在のトップ、篠田建市(通称・司忍)・6代目組長(73)の出身組織「弘道会」(名古屋市)を中心とする。捜査幹部によると、山健組派が弘道会派の運営に反発したのだという。

 山口組の分裂は初めてではない。大規模なのは4代目の組長人事をめぐるもので、この組長が射殺されたのをきっかけに1985年〜87年、山口組と一和会による「山一抗争」が起きた。25人が死亡、70人が負傷した。警察庁は今回の分裂でも抗争が起きかねないと、9月2日に全国の暴力団捜査幹部を東京に集めて緊急会議を開いた。

 翌日には警察庁の金高雅仁長官が、定例会見で「市民生活の安全に万全を期す」と述べた。

 県警によると、県内に山口組組員は約170人いる。2次団体はなく、その傘下団体の組織に所属している。内訳は山健組系が約100人、弘道会系は約70人だ。

 県警の小田部耕治本部長は9月17日の県議会で、分裂の影響について「上位組織の意向に従うかわからず、動向は流動的。抗争に関する情報は把握していないが、過去、分裂に端を発した抗争で一般人が巻き込まれたこともある」と答え、取り締まりの強化を約束した。
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544凡人:2015/10/11(日) 06:28:01 ID:da95RwFo0
     ◇
 実際、県内では過去に暴力団同士の抗争で、一般市民が殺された。前橋市三俣町のスナックで03年1月25日深夜にあった乱射事件だ。指定暴力団住吉会系の組員2人が、当時対立していた指定暴力団稲川会系組員を殺すために拳銃十数発を発射し、たまたま店内にいた市民3人が巻き添えになり、死亡した。

 佐賀県武雄市では、やはり指定暴力団道仁会(本拠・福岡県久留米市)の分裂に伴う抗争で07年11月、入院中の一般市民が組員と間違われて射殺された。

 暴力団関係者は取材に「抗争になると、暴力団とは無関係の人が巻き添えになる危険は高まる」と話す。襲う対象者を決めるのは通常上部組織で、襲撃を担う末端組織に対象者の氏名や住所を伝える。「襲う対象者は組員に限らず、交際中の女性や知人も含まれる。そこに住んでいるかの調査がいい加減だから、誤ることが少なくない」という。

 前橋事件で殺された男性の遺族が暴力団トップに損害賠償を求めた訴訟で、代理人を務めた日弁連元民事介入暴力対策委員長の三井義広弁護士(63)は「彼らの本質は暴力」と話す。自身も、静岡県浜松市にあった山口組系暴力団を追放する市民運動を支えていた87年6月、反発する組員に刺されて重傷を負った。今回の分裂に伴って抗争が起き、一般市民が巻き添えになるおそれを否定できないという。(上田雅文、緒方健二)

     ◇視点/見直し必要な暴力団対策

 今回の山口組分裂を受け、警察トップの金高雅仁・警察庁長官は「山口組をはじめ暴力団の弱体化、壊滅に向けた取り組みを強化、推進する」と述べた。かつて山口組に対する集中取り締まりをした兵庫県警は「広域暴力団山口組壊滅史」(1968年)を内部向けに刊行した。だが、いまも国内最大の勢力を維持している。いつになれば壊滅できるのか。

 暴力団対策法の施行から23年たつのに、全国には山口組を含め約5万3千人の組員がいて、年間に2万数千人がさまざまな犯罪にかかわって摘発されている。抗争を起こすと、無関係の一般市民を巻き添えにして殺した事件も少なくない。当局の取り組みに欠陥があるのではないか。

 暴力団の存在を認めない非合法化が必要だと考える。現状は、事実上存在を認めつつ、「指定暴力団」に指定して用心棒代請求などを禁じている。三井義広弁護士らも非合法化を警察当局に求め続けてきた。だが「そうすると地下に潜って、存在が見えなくなって取り締まりが難しくなる」として暴対法改正や、新法作成に消極的だ。

 分裂で新たにできた「神戸山口組」について、警察当局は指定暴力団にするための作業を進めている。まずは指定しないと、活動を規制できないからだ。だが、暴対法で定めたさまざまな要件を満たさなければならず、指定までに1年以上かかる見通しだ。

 分裂でできた組織についてはすぐに指定する。指定前であっても抗争のおそれがあれば組事務所の使用を禁じる――。三井弁護士の提案を前向きに検討してはどうか。

 抗争に使われることの多い拳銃の押収は相変わらず低調だ。今年上半期(1〜6月)に全国の警察が暴力団から押収したのは28丁で、前年同期より42丁減った。上半期統計を取り始めた94年以降で最少だ。群馬県警の押収丁数は、昨年1年間で2丁だった。捜査幹部は「隠し方が巧妙になった」と理由を説明するが、押収につなげる情報収集力に問題がある。暴力団側が、電話1本でやすやすと入手する現状を放置してはならない。(前橋総局長・緒方健二)

◆山口組◆警察当局の資料などによると、兵庫県淡路島出身の山口春吉・初代組長が1915年に神戸で約50人を集めて設立。46年就任の田岡一雄・3代目組長時代に兵庫県以外の暴力団を傘下に収め、現在の山口組の原形をつくったとされる。警察庁によると、分裂前の6代目山口組の勢力(昨年末現在)は、群馬を含む44都道府県に約2万3400人(組員ではないが周辺から組織を助ける「準構成員」の約1万3千人を含む)。21の指定暴力団中最多で、全国の暴力団約5万3500人の43・7%を占める。2位の住吉会(東京)は約8500人、3位の稲川会(同)は約6600人。
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545凡人:2015/10/13(火) 13:26:55 ID:da95RwFo0
こうも人権を無視して問題にならない日本で、なぜ暴力団が幅を利かすのか。人権が問題になるアメリカで、警察がマフィア組織の徹底潰しをやってのける。日本の暴力団対策がマスコミで騒がれている割には効果が出ているのだろうかと疑う。日本でもその気があれば暴力団をいくらでも潰せるが、しないところが日本の日本たるところ。それを研究すれば、日本の語らない裏側に真理の光が差すことだろう。
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山口組分裂抗争の足音-群馬県
2015年10月10日10時28分 asahi

写真・図版=ある指定暴力団が、所属する組員を処分した際に関係団体に出した「破門状」。「うちとはもう無関係」と宣言するのが狙い。

 国内最大の指定暴力団「6代目山口組」(本拠・神戸市)が分裂した。現執行部に反発するグループが離脱して「神戸山口組」を設立した。警察当局が両派による抗争を警戒するなか、長野県飯田市では6日に暴力団関係者の男性が撃たれ、死亡した。容疑者として6代目山口組系の組幹部が逮捕された。男性は6代目山口組系から神戸山口組系組織に移ろうとしていたという。群馬県内外で、拳銃の調達や襲撃要員の確保など抗争に向けた準備ともとれる動きが出ている。
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 「ギョクつきで手に入らないか」

 関東在住の元暴力団幹部の携帯電話に8月下旬から、そんな依頼が相次いでいるという。元幹部は取材に「拳銃を欲しがっている。ギョクは実弾だ」と答えた。依頼は9月に入ってもあり、これまでに8件を数えた。

 山口組が2グループに割れた時期と重なる。元幹部は依頼主を明かさないが、「複数の仲介者をはさんでいるが、おそらくどちらもだ」と、両グループが拳銃調達を進めているとみる。平時には実弾付きで1丁30万円の拳銃が、100万円でも売れるという。

 暴力団関係者によると、県内でも「ヒットマン」を募る声かけが始まっているという。実際に襲撃を担う要員だ。募集する対象は山口組の組員ではない。山口組と近い関係の外国人犯罪組織や、山口組にあこがれを持つ若い人たちだ。

 20歳代の知り合いが勧誘されたという関係者の話では「高額な報酬をちらつかせ、『だれが先に手柄を挙げられるか』とあおる」のだという。
     ◇
 警察当局によると、山口組は数百の暴力団組織の集合体だ。このうち2次団体と位置づけられる72組織の組長が運営を担ってきた。彼らは「直参(じき・さん)」と呼ばれる。

 今回の分裂では、その直参のうち関西の組織を中心に13人が離脱し、「神戸山口組」を設立した。トップは山口組の前任組長の出身組織「山健組」(神戸市)の井上邦雄組長(67)だ。残った59人の多数派は、山口組の現在のトップ、篠田建市(通称・司忍)・6代目組長(73)の出身組織「弘道会」(名古屋市)を中心とする。捜査幹部によると、山健組派が弘道会派の運営に反発したのだという。

 山口組の分裂は初めてではない。大規模なのは4代目の組長人事をめぐるもので、この組長が射殺されたのをきっかけに1985年〜87年、山口組と一和会による「山一抗争」が起きた。25人が死亡、70人が負傷した。警察庁は今回の分裂でも抗争が起きかねないと、9月2日に全国の暴力団捜査幹部を東京に集めて緊急会議を開いた。

 翌日には警察庁の金高雅仁長官が、定例会見で「市民生活の安全に万全を期す」と述べた。

 県警によると、県内に山口組組員は約170人いる。2次団体はなく、その傘下団体の組織に所属している。内訳は山健組系が約100人、弘道会系は約70人だ。

 県警の小田部耕治本部長は9月17日の県議会で、分裂の影響について「上位組織の意向に従うかわからず、動向は流動的。抗争に関する情報は把握していないが、過去、分裂に端を発した抗争で一般人が巻き込まれたこともある」と答え、取り締まりの強化を約束した。
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546凡人:2015/10/13(火) 13:28:07 ID:da95RwFo0
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 実際、県内では過去に暴力団同士の抗争で、一般市民が殺された。前橋市三俣町のスナックで03年1月25日深夜にあった乱射事件だ。指定暴力団住吉会系の組員2人が、当時対立していた指定暴力団稲川会系組員を殺すために拳銃十数発を発射し、たまたま店内にいた市民3人が巻き添えになり、死亡した。

 佐賀県武雄市では、やはり指定暴力団道仁会(本拠・福岡県久留米市)の分裂に伴う抗争で07年11月、入院中の一般市民が組員と間違われて射殺された。

 暴力団関係者は取材に「抗争になると、暴力団とは無関係の人が巻き添えになる危険は高まる」と話す。襲う対象者を決めるのは通常上部組織で、襲撃を担う末端組織に対象者の氏名や住所を伝える。「襲う対象者は組員に限らず、交際中の女性や知人も含まれる。そこに住んでいるかの調査がいい加減だから、誤ることが少なくない」という。

 前橋事件で殺された男性の遺族が暴力団トップに損害賠償を求めた訴訟で、代理人を務めた日弁連元民事介入暴力対策委員長の三井義広弁護士(63)は「彼らの本質は暴力」と話す。自身も、静岡県浜松市にあった山口組系暴力団を追放する市民運動を支えていた87年6月、反発する組員に刺されて重傷を負った。今回の分裂に伴って抗争が起き、一般市民が巻き添えになるおそれを否定できないという。(上田雅文、緒方健二)

     ◇視点/見直し必要な暴力団対策

 今回の山口組分裂を受け、警察トップの金高雅仁・警察庁長官は「山口組をはじめ暴力団の弱体化、壊滅に向けた取り組みを強化、推進する」と述べた。かつて山口組に対する集中取り締まりをした兵庫県警は「広域暴力団山口組壊滅史」(1968年)を内部向けに刊行した。だが、いまも国内最大の勢力を維持している。いつになれば壊滅できるのか。

 暴力団対策法の施行から23年たつのに、全国には山口組を含め約5万3千人の組員がいて、年間に2万数千人がさまざまな犯罪にかかわって摘発されている。抗争を起こすと、無関係の一般市民を巻き添えにして殺した事件も少なくない。当局の取り組みに欠陥があるのではないか。

 暴力団の存在を認めない非合法化が必要だと考える。現状は、事実上存在を認めつつ、「指定暴力団」に指定して用心棒代請求などを禁じている。三井義広弁護士らも非合法化を警察当局に求め続けてきた。だが「そうすると地下に潜って、存在が見えなくなって取り締まりが難しくなる」として暴対法改正や、新法作成に消極的だ。

 分裂で新たにできた「神戸山口組」について、警察当局は指定暴力団にするための作業を進めている。まずは指定しないと、活動を規制できないからだ。だが、暴対法で定めたさまざまな要件を満たさなければならず、指定までに1年以上かかる見通しだ。

 分裂でできた組織についてはすぐに指定する。指定前であっても抗争のおそれがあれば組事務所の使用を禁じる――。三井弁護士の提案を前向きに検討してはどうか。

 抗争に使われることの多い拳銃の押収は相変わらず低調だ。今年上半期(1〜6月)に全国の警察が暴力団から押収したのは28丁で、前年同期より42丁減った。上半期統計を取り始めた94年以降で最少だ。群馬県警の押収丁数は、昨年1年間で2丁だった。捜査幹部は「隠し方が巧妙になった」と理由を説明するが、押収につなげる情報収集力に問題がある。暴力団側が、電話1本でやすやすと入手する現状を放置してはならない。(前橋総局長・緒方健二)

◆山口組◆警察当局の資料などによると、兵庫県淡路島出身の山口春吉・初代組長が1915年に神戸で約50人を集めて設立。46年就任の田岡一雄・3代目組長時代に兵庫県以外の暴力団を傘下に収め、現在の山口組の原形をつくったとされる。警察庁によると、分裂前の6代目山口組の勢力(昨年末現在)は、群馬を含む44都道府県に約2万3400人(組員ではないが周辺から組織を助ける「準構成員」の約1万3千人を含む)。21の指定暴力団中最多で、全国の暴力団約5万3500人の43・7%を占める。2位の住吉会(東京)は約8500人、3位の稲川会(同)は約6600人。
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547凡人:2015/10/13(火) 13:30:33 ID:da95RwFo0
少年事件-背後に暴力団員
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目立つわいせつ犯罪 少年事件考える討論会【千葉】
2015年10月12日東京中日

少年事件について意見を述べた討論会=千葉市で

 少年事件を考える討論会が、千葉市の千葉家裁であった。非行に手を染めた少年たちと向き合う家裁の裁判官や調査官たちが、最近の事件の傾向などを発表し、意見を交わした。

 千葉家裁は、二〇〇五〜一四年まで十年間の全国の少年事件に関する統計を分析し、発表。少年事件の数は全体で減る一方、わいせつ事件が一四年は六百二件で〇五年より約二百件増えた。盗撮や痴漢、公然わいせつの増加ぶりも目立つという。大野恵美・主任家裁調査官は「インターネットの発達で犯行のノウハウが得られ、『みんなやっている』と間違った認識から事件を起こすことがある」と指摘した。

 詐欺事件は一四年に千五百三十一件で、〇五年と比べ約五十件増えた。千葉家裁の管内も多く、少年はニセ電話詐欺で受け子などを担い、背後に暴力団員がいて逆らえない環境で犯行に関わる場合もある。「被害者の心情を考えられるようになることが、再び非行に走らないようになるために重要だ」などの意見が出た。 (中山岳)

548凡人:2015/10/22(木) 15:23:44 ID:da95RwFo0
逮捕状執行日、組員に漏らす 容疑の北海道警警部補を書類送検
2015/10/22 13:28 日経

 北海道警は22日までに、暴力団組員に詐欺事件の逮捕状執行予定日を漏らしたとして、札幌・中央署の50代の男性警部補を地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで書類送検し、21日付で懲戒免職処分とした。

 書類送検容疑は昨年11月28日から12月2日、山口組系暴力団の会長らが関与した詐欺事件について、捜査中であることと逮捕状の執行予定日をそれぞれ別の暴力団組員に漏らした疑い。この暴力団会長は中央署が12月3日に逮捕した。

 道警監察官室は「証拠を一部隠滅された疑いはあるが、捜査への大きな問題はなかった」と説明している。

 監察官室によると、警部補は1978年採用で、2011年4月から中央署で組織犯罪対策を担当。詐欺事件の捜査に加わっており「恩を売れば、他の事件の情報を提供してもらえると考えた」と話しているという。

 外部から情報が寄せられ、今年1月に警部補の行為が発覚。他に関与した捜査員はおらず、賄賂の受け取りなどもなかった、としている。

 警部補は情報を漏らした組員のうち1人と、08年から昨年まで10回にわたりカニやワインを贈り合い、以前に取り扱った事件の関係者に私物の車の売却を依頼するなど、不適切な交際を繰り返していた。

 また、昨年5月から12月まで16回にわたり、知人の元警察官5人から依頼を受け、個人の暴力団登録情報の有無を回答していた。元警察官は再就職先で特定の人物が暴力団に関係していないか確かめるために依頼していたとみられ、これらの行為も処分理由に含まれているという。〔共同〕

549凡人:2015/10/22(木) 15:25:08 ID:da95RwFo0
神戸山口組の最高幹部逮捕 虚偽名義で車登録容疑
2015年10月22日(木) PM 02:18【共同通信】

 虚偽の名義で車を登録したとして、兵庫県警は22日、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで、指定暴力団山口組から分裂した「神戸山口組」の最高幹部寺岡修容疑者(66)を逮捕した。

 寺岡容疑者は「侠友会」(兵庫県淡路市)のトップで、山口組から絶縁の処分を受けた。捜査関係者によると、神戸山口組では最高幹部の一人である「若頭」と呼ばれるポストに就任した。

 逮捕容疑は2012年9月、実際は寺岡容疑者が使用する車であるにもかかわらず、別の男性の名義で兵庫陸運部に登録申請するなどした疑い。

550凡人:2015/11/08(日) 11:01:40 ID:da95RwFo0
Tokyo police arrest 16 over yakuza-linked health insurance fraud
JIJI Nov 7, 2015 Japan Times

Tokyo police have arrested a total of 16 gangsters and others on charges of swindling municipal governments out of public health insurance money.

The arrested include Keitaro Mito, 49, boss of a group affiliated with the Tokyo-based Sumiyoshi-kai, a major yakuza crime syndicate, and Kazuo Hayakawa, 38, an executive at an information technology-related company.

The Metropolitan Police Department arrested Mito and 13 others Friday afternoon. Two more suspects were nabbed later.

On Saturday, police raided the Sumiyoshi-kai’s head office in Minato Ward as well as eight other sites.

According to the MPD, Mito and the others have been charged with defrauding four municipalities, including Tokyo’s Shinjuku Ward, of about \450,000 by filing for public health insurance payments on fake practices at an orthopedic clinic in the capital between August 2011 and June 2013.

The clinic, which closed in October 2013, filed insurance claims totaling some \27 million to cover service costs for about 350 patients during its two years in operation.

Authorities suspect that among those claims, there are more bogus ones that have not yet been uncovered, investigative sources said.

The sources also said that Mito’s group is believed to have carried out similar schemes with other orthopedic and dental clinics in Tokyo and Chiba Prefecture, possibly defrauding municipalities of as much as \100 million in total. The money likely went into Sumiyoshi-kai coffers, they added.

551凡人:2015/11/09(月) 23:48:58 ID:da95RwFo0
日大名誉教授が山口組元幹部から投資用に2千万円借金 大学側が謝罪会見「極めて遺憾…」 教授は解雇へ
2015.11.9 20:02 Sankei

会見終了時、頭を下げる(左から)日大法学部の池村正道学部長と塚本俊久事務局長=9日午後、東京都千代田区の日大法学部本館(三尾郁恵撮影)

 日本大学の名誉教授(77)が指定暴力団山口組の元幹部から投資用に2千万円を借り、現在も返済していないことが9日、大学への取材で分かった。名誉教授は事実関係を認めており、大学は「暴力団に関わっていたことは極めて遺憾」として、10日に名誉教授から事情聴取し、解雇を含めて厳正な処分を行う方針。

 大学によると、名誉教授は「10年ほど前、当時現役だった山口組の元幹部に事業資金として借金した。まだ返していない」と話している。元幹部とは20数年前に知人を介して知り合ったという。名誉教授は相手を反社会的勢力と認識した上で交際し、「個人的には紳士的な付き合いをしている」との趣旨の説明をしている。

 今回の金銭トラブルは、山口組系元組長がさいたま地裁越谷支部に起こした民事裁判の中で明らかになった。裁判記録によると、名誉教授は昨年8月、この裁判に元組長側の証人として出廷し、10年ほど前に海外での投資に当てる資金として元組長から2千万円を借りたと証言した。

 日大法学部が問題を把握したのは大学本部から連絡を受けた今月5日。同日ごろから名誉教授に事情聴取するなどして内部調査を進めていた。

 名誉教授は日大法学部で国際法を専攻し、平成20年6月に定年退職。それ以降は非常勤講師として大学院で英米法など3講座を担当し、週1回の講義を持っていた。今回の問題発覚後、休講している。

 池村正道法学部長らは9日夕、都内で記者会見し、「反社会的勢力と付き合いがあったのは大変残念なことで、あってはならない。大学の名誉を傷つけたということであれば、解雇せざるを得ない」と話した。

552凡人:2015/11/15(日) 08:45:45 ID:da95RwFo0
レンタルルームでぼったくり相次ぐ 歌舞伎町で客引きに注意を【東京】
2015年11月14日 東京中日

 新宿・歌舞伎町の客引きから「女性の性的サービスを受けられる」と誘われ、レンタルルームでキャンセル料などを取られる被害が相次いでいる。警視庁によると、歌舞伎町ではレンタルルームを悪用したぼったくりの被害相談が1〜9月、450件寄せられ、総額は2500万円に上る。

 警視庁は13日、キャンセル料を脅し取ったとして、恐喝容疑で無職佐々木美穂容疑者(27)=新宿区西新宿8=を逮捕したと発表した。逮捕容疑では、9月27日午前2時すぎ、歌舞伎町2のレンタルルーム「ラブリースポット24」で「金を払わずに生きて帰れると思うなよ」などと、客の男性会社員から5万5000円を脅し取ったとされる。

 同じレンタルルームを使って同様の手口で恐喝したとして、無職下谷内(しもやうち)雪江容疑者(30)=中野区東中野1=も先月末に逮捕。容疑を否認しているが、客引きの男(23)は容疑を認め、売春防止法違反(周旋目的勧誘)で罰金の略式命令を受けた。このレンタルルームでは同様の被害相談が110件(被害総額600万円)あった。

 保安課によると、二つの事件の被害者は路上の客引きにタブレットで女性の容姿を見せられ、それぞれ約3万円を支払った後、レンタルルームに入室。しかし、来室したのは客引きに伝えた女性とは別人の佐々木、下谷内両容疑者だったという。

 歌舞伎町商店街振興組合は「客引きを使っている店は、すべてぼったくり。知らない店に入る場合や深夜0時以降の飲み歩きは特に注意を」と呼び掛けている。

553凡人:2015/11/16(月) 04:28:01 ID:da95RwFo0
山口組直系幹部殺害される、三重 頭から出血
2015/11/16 01:38 【共同通信】

 15日午後5時40分ごろ、三重県四日市市浜田町のビルで、指定暴力団山口組愛桜会の菱田達之会長(59)が、頭から血を流して死亡しているのを妻が見つけ119番した。頭には殴られたような傷が複数あり、顔や腕も一部変色していた。凶器の可能性がある鉄パイプが現場で見つかり、県警は殺人事件として捜査を始めた。

 菱田会長は「直参」と呼ばれる山口組直系幹部。県警は、山口組の分裂騒動が背景にある可能性もあるとみて調べている。このビルは4階建てで菱田会長の別宅として使われていた。

554凡人:2015/11/25(水) 05:27:43 ID:da95RwFo0
工藤会幹部ら逮捕へ 北九州、暴排標章のビル放火容疑
2015/11/25 2:10 日本経済新聞 電子版

 北九州市小倉北区の繁華街で2012年8月、暴力団の入店禁止の標章を掲げていた飲食店が入るビルに放火したとして、福岡県警が暴力団工藤会(本部・北九州市)幹部ら10人前後を現住建造物等放火の疑いで25日に逮捕する方針を固めたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。

 事件は12年8月14日早朝に発生。飲食店などが入居する小倉北区の繁華街にあるビルのエレベーターから出火し、煙を吸うなどして数人のけが…

555凡人:2016/08/26(金) 05:25:27 ID:HOhnqx9A0
山口組系「抗争」、認定以降で37件 逮捕900人以上
2016/8/26 1:17 日経

 警察庁の坂口正芳長官は25日の記者会見で、分裂した暴力団山口組(神戸市)と神戸山口組(兵庫県淡路市)が対立抗争状態にあると認定した3月7日から今月24日までに、抗争とみられる事件が17都道府県で37件発生したと明らかにした。逮捕者は900人以上に上るという。

 山口組の分裂から27日で1年となる。坂口長官は「実行犯にとどまらず、トップの関与も含めて徹底した捜査を行う」と組織の壊滅を目指す考えを強調した。

 兵庫県警は今月10日、神戸市の山口組総本部前に「特別警戒所」を新設。捜査員が組関係者の出入りを確認する監視の拠点とするなど警戒を強めている。

556凡人:2016/11/26(土) 04:41:57 ID:/9hL6NYE0
澤藤統一郎の憲法日記
改憲への危機感から毎日書き続けています

http://article9.jp/wordpress/?p=7746
ここまで来た「表現の自由」の危機。右翼暴力と警察権力との癒着を批判しなければならない。ー東京新聞「天皇制反対デモを右翼が襲撃」報道紹介

昨日(11月23日)の東京新聞「こちら特報部」欄。見過ごしてはならない重い内容の記事となっている。是非とも拡散したい。多くの人に読んでいただき、この国が歴史的にどんな位置にあるかについて考えていただきたい。このような貴重な記事を提供してこその、さすが東京新聞であり、さすが「こちら特報部」であると思う。

メインの大見出しは「警察 暴挙見て見ぬふり」。サブの見出しとして、「天皇制反対デモを右翼が襲撃」。そして中見出しが、「車ボコボゴ、けが人も 政治的中立性どこに」というもの。これだけで、あらかたは推察できる。

リードに、「特報部」の問題意識が、よく表れている。
「東京都内で二十日、天皇制に反対するデモを複数の右翼団体が襲い、デモを先導する車のフロントガラスが割られたり、負傷者が出る騒ぎになった。警視庁の機動隊が現場で規制をしていたが、逮捕者はいなかった。沖縄県の米軍施設建設反対運動では、参加者を警察官が「土人」と中傷した。昨今の警察は政治的中立性という「建前」すら無視してはいないか。」

問題とされているのは、天皇制の是非やデモの主張の当否ではない。民主主義社会において国民に保障されている「表現の自由」の行使が暴力によって蹂躙されているとき、「警察が暴挙見て見ぬふり」をしたという重大事なのだ。こと、政権が押し進める沖縄の基地拡張問題となれば、あるいは政権を支える右翼勢力にとってセンシティブな天皇制の問題となれば、「昨今の警察は政治的中立性という『建前』すら無視する」ということなのだ。

記事の全文を引用して紹介したい。
http://livedoor.blogimg.jp/honmo_takeshi/imgs/6/a/6a83aa7f.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Cx_y-QtUAAAcNSJ.jpg

 襲撃されたのは「11・20天皇制いらないデモ」。生前退位議論に絡んで、東京都武蔵野市のJR吉祥寺駅南口周辺で、約百人が参加して実施された。
 インターネット上にアップされた動画を見ると、右翼団体がワゴン車を囲み、左右に揺さぶったり、日の丸を付けたポールでフロントガラスを突くなどした。右翼団体の拡声器からは「殺せ、殺せ」という怒声が響き、ヘルメット姿の機動隊が制止に入ったが、右翼団体はそれを押しのけ、ワゴン車への襲撃を続けた。
 このデモに参加した男性(37)によると、ワゴン車はデモの先導車で、デモの開始前、井ノ頭通りに出たところを右翼団体に襲われたという。男性は「車がボコボコにされた後、吉祥寺駅近くまで三キロ弱の距離を一時間半ほどデモしたが、ずっと右翼団体に囲まれ、横断幕は破られ、拡声器を奪われたり、地面にたたき付けられたりした。右翼団体とのもみ合いであごから出血したり、歯が折れた参加者もいた」と話す。
 右翼団体は全体で三十〜四十人。規制する機動隊は五百人ほどいたという。男性は「右翼団体は何のデモか周辺の人びとに分からないようにすることが狙いだったようだ。私たちの主張が書かれているプラカードや、拡声器を集中的に狙っていた」と振り返る。
 当日、デモ隊、右翼団体双方から逮捕者は出なかった。男性は「これまで十年ほど運動をしているが、被害の大きさは過去最高。警察は右翼団体の暴挙を意図的に見逃しているようにしか見えなかった」と憤る。
 この点について、警視庁公安部は「現在捜査中なので、回答は差し控える」とコメントしている。
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557凡人:2016/11/26(土) 04:44:35 ID:/9hL6NYE0
 ジャーナリストの斎藤貴男氏は「警察は本質的に体制の擁護者。国家の秩序維持が、その存在意義の一つだということは分かっている。そうだとしても、目の前の犯罪を取り締まらないとは度を越している」と批判する。
 沖縄県東村の米軍北部訓練場ヘリパッド移設工事に反対する運動では先月、警備にあたっていた大阪府警の機動隊員が反対派市民に「ぼけ、土人が」などと発言し、戒告の処分を受けた。だが、鶴保庸介沖縄北方担当相が「警察の(土人発言は)差別とは断定できない」と発言した件について、政府は十八日、「謝罪の必要はない」との認識を閣議で決定した。
 斎藤氏は、「土人発言を大臣が擁護することは、日本が差別を率先する国になっていることを意味する」と危機感を抱く。「戦後、少しずつ改善された人権意識が全部壊され、社会秩序を守るべき警察が、積極的に社会をぶち壊す側に回っている。ここまでひどいのは戦後初めてではないか」
 さらに、こうした警察の振る舞いの影響を危ぶむ。
 「今回は天皇制反対のデモだったが、これからはどんなテーマであれ、お上に逆らう人びとに対しては、罵詈雑言を浴びせたり、暴行しても権力が擁護する社会になるかもしれない。この無残さは人の世とは思えない。どれだけ意見に相違があろうとも、デモヘの襲撃は犯罪にほかならない」

東京新聞・特報部の焦慮にも似た問題意識がよく伝わってくる。デモの実行委員会から提供を受けたという「デモの開始前に割られた先導車のフロントガラス」の写真も生々しい。

ところで、この点に関しての他紙や電波メデイアの報道はどうなっているのだろうか。まさか、「天皇制反対の過激デモ、痛い目に遭ってもやむを得まい」と思っているはずはないだろう。しかし、「報道は、天皇制に対するデモを擁護と受けとられかねない」としての黙殺や遠慮が少しでもあるとすれば大きな問題であり、それこそが天皇制の民主主義に対する危険性を物語るものでもある。

声を上げなくてはならないと思う。今ならまだ遅くはない。小さな声の集積が差別者集団のヘイトデモを追い詰めたように、表現の自由を守るべき声を上げなければならない。ことが天皇制の評価に関わるものだからと躊躇していては、「お上に逆らうすべての言論」が封殺されてしまうことになりかねない。

「警察は襲撃者集団を特定して訴追すべきである」と発信しよう。警察が撮影したデモ襲撃現場の動画もあるはずだし、ネットにも動画が掲載されている。警察が犯人を特定して逮捕できないはずはない。

そして、被害者は証拠を保全して告訴すべきだ。暴行、脅迫、傷害、窃盗、器物損壊、だけでなく、
「暴力行為法(暴力行為等処罰ニ関スル法律)第1条 団体若は多衆の威力を示し、団体若は多衆を仮装して威力を示し又は兇器を示し若は数人共同して刑法第208条(暴行)、第222条(脅迫)又は第261条(器物損壊)の罪を犯したる者は3年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処す」「同法第1条の3 常習として刑法第204条(傷害)、第208条(暴行)、第222条(脅迫)又は第261条(器物損壊)の罪を犯したる者 人を傷害したるものなるときは1年以上15年以下の懲役に処し其の他の場合に在りては3月以上5年以下の懲役に処す」も活用すべきだ。

仮に不起訴となれば、証拠を携えて検察審査会に審査申立をすべきだし、特定できた襲撃者に対しては、損害賠償請求訴訟も提起を考慮すべきだ。附和雷同の襲撃加担者に、軽挙が高くつくことを知らしめなければならない。

いま右翼は、政権も社会も自分の味方だと思いあがっているのだ。政権にも、右翼暴力にも、民主主義社会は毅然たる姿勢を示さなければならない。
(2016年11月24日)
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558凡人:2016/12/31(土) 10:53:37 ID:/9hL6NYE0
米、神戸山口組幹部に制裁 資金洗浄に関与
2016/12/31 5:22

 【ワシントン=共同】米財務省は30日、麻薬密輸やマネーロンダリング(資金洗浄)に関与しているとして、日本の指定暴力団神戸山口組と傘下の山健組、神戸山口組トップの井上邦雄組長ら幹部3人を経済制裁の対象に指定した。2団体と3個人の米国内の資産を凍結し、米国の個人、企業に取引を禁じる。

 財務省は声明で「国際的な犯罪集団の有害な影響から国際金融システムを守る」のが目的だと強調した。財務省はこれまでに指定暴力団山口組や住吉会などに経済制裁を科しており、今回の追加で日本の暴力団関連の制裁対象は17個人、7団体になった。

559凡人:2017/02/01(水) 00:05:55 ID:/9hL6NYE0
山口組ナンバー2、国を提訴 「刑務所の医療不十分」
2017年1月31日(火) PM 07:24 jomo

 府中刑務所(東京)に服役中の指定暴力団山口組ナンバー2、高山清司受刑者(69)が、刑務所の医療が不十分だとして、国に1100万円の賠償と、自身が指名した外部医師による診療の許可を求めて提訴していたことが31日、分かった。同日の東京地裁の第1回口頭弁論で、国は請求棄却を求めた。

 訴状によると、高山受刑者は背骨の難病「後縦靱帯骨化症」を患い、適切な治療やリハビリを受けなければ体が硬直し、生命の危険が生じると主張。移送前の大阪拘置所では毎日1時間半のマッサージを受けられたのに、府中刑務所ではリハビリの時間が限られ、内容も不十分だとしている。

560凡人:2017/05/01(月) 04:58:14 ID:jTwUztzs0
暴力団神戸山口組から新組織 分裂状態に、幹部が離脱【社会】
2017年4月30日 20時55分(共同)

 指定暴力団神戸山口組(本拠地・兵庫県淡路市)から離脱する動きが指摘されていた直系組長らが30日、同県尼崎市で、新組織の結成に向けた会合を開いたことが同日、捜査関係者への取材で分かった。会合後に関係者が取材に応じ、新組織の名称を「任侠団体山口組」とし、代表を傘下の有力団体「山健組」(神戸市中央区)の幹部が務めると明らかにした。

 神戸山口組は2015年8月、指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)から分裂し、対立抗争状態にある。神戸山口組が事実上の分裂状態に入ることが確実となり、兵庫県警は情報収集を進め、警戒を強めている。

Pic=新組織結成に向けた会合が開かれた暴力団事務所(左奥)周辺=30日午後、兵庫県尼崎市

561凡人:2017/09/24(日) 06:39:05 ID:tzjDGPFY0
恐喝未遂
男3人を逮捕 仁科亜季子さんを脅す
毎日新聞2017年9月23日 20時49分(最終更新 9月23日 21時56分)

 女優の仁科亜季子さん(64)から現金を脅し取ろうとしたとして、警視庁町田署は23日、神戸市中央区相生町5、自称元暴力団組長、笠岡和雄容疑者(73)ら男3人を恐喝未遂容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は2012年2月〜15年5月、東京都港区の仁科さんの自宅に「金を返済していない」と書いた封書を複数回郵送するなどして4600万円を脅し取ろうとしたとしている。いずれも容疑を否認しているという。

 同署によると、笠岡容疑者は仁科さんの元夫で俳優、松方弘樹さん(故人)と仁科さんが共同経営する会社に金を貸したと主張しているが、借用書は確認されていないという。仁科さんが15年7月、「いわれのない借金の返済で言いがかりをつけられ怖い」と同署に相談していた。【五十嵐朋子】

562凡人:2017/10/26(木) 11:07:04 ID:tzjDGPFY0
<不動産侵奪容疑>他人の土地に通路 暴力団組長逮捕
10月26日(木)9時44分 毎日新聞

 千葉県警旭署は24日、他人の土地に勝手に通路を作ったとして、旭市行内、指定暴力団住吉会系組長、斎藤忠久容疑者(46)を不動産侵奪容疑で逮捕した。斎藤容疑者は昨夏、国道126号に面した自宅近くの所有地にラーメン店やカラオケ店などの屋台村を開設。県警は屋台村の売り上げが組の資金源になっており、自宅と屋台村の間にある土地に通路を作ることで行き来しやすくし、自分の利便性を高める狙いがあったとみて調べている。

 逮捕容疑は昨年10月〜今年5月ごろまでの間、自宅に隣接する他人所有の休耕地の一部(約36平方メートル)に盛り土をして通路を作ったとしている。「盛り土はしたが通路にはしていない」と容疑を一部否認しているという。

563凡人:2018/02/09(金) 23:17:48 ID:HC7cQp4.0
生徒44人の髪切る、高校側「服装指導の一環」
2018年02月09日 11時11分Yomiuri

 富山県立水橋高校(富山市、全校生徒477人)で今年度、教員6人が服装指導の一環として男女計44人の生徒の髪の毛をはさみで切っていたことが分かった。

 中田靖弘校長は9日朝の全校集会で生徒に謝罪し、指導方法を見直す考えを示した。

 同校は校則で、男女とも前髪は眉にかからない程度、男子の側頭部は耳にかからない程度、女子の長髪はゴムで留めるなどと定めており、毎月、全ての生徒の頭髪を検査していた。同校によると、その際、校則の基準を超えた部分の髪を切っていた。切った髪は数ミリで、生徒の了承は得ていたという。

 中田校長は取材に対し「あってはならない指導で、生徒や保護者に申し訳ない。時代に合わせて、校則や検査のあり方を考えたい」と話した。検査は以前から行われており、同校は頭髪を切る指導が過去にも行われていたかどうかを調査する。


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