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【マターリ】闇のS★Mスレ2【調教】

1extright:2005/08/14(日) 04:53:03
SM関連の質問・雑談専用。
経験者に聞いてみたいあんなこと、そんなこと。
SMの未経験者、初心者、経験者が入り乱れて、
マターリとSMについて語り合うスレです。

▼ ここはWeb調教スレでも、パートナー募集スレでもございません。
▼ 誹謗・中傷・各種言葉責めは、禁止です。
▼ 煽り、荒らしは放置プレー。
▼ 良識のある内容推奨。

★★★ このスレをご使用前に必ず↓をお読みください。 ★★★
「この掲示板利用にあたって/管理人」
http://jbbs.shitaraba.com/study/bbs/read.cgi?BBS=2470&KEY=1040148566

812飼い主:2011/01/01(土) 04:05:46
私は以前、ある男を犬として飼っていた。
その男とはクラブで知り合った。
私をどういう女だか知らないその男はある年のクリスマスにしこたま酔った挙げ句、私に「キスしたい」と言った。
私は「この男を調教しなくてはならない」と思った。
その日は男が飲みすぎていたため調教を始めるにはふさわしくないと判断した。
泥酔状態では何も学習できない。
私は機会を待った。

813飼い主:2011/01/01(土) 04:36:19
その日私はドレスアップしてバーへ出掛けた。
偶然その男も居合わせたので隣り合わせで飲んだ。
男がうっかり私の足を踏んだので、おろしたばかりの靴に傷がついてしまった。
「あ、ごめん!」と男は謝ったが、これはますます調教しなければならない。
帰りは私のマンションまで送らせることにした。
途中で「新しい靴があわなくて足が痛い」とコーヒーショップに立ち寄った。
使い捨ての紙おしぼりを渡し、「靴を拭いて」と促したがグズグズしている。
「あなたが足を踏んだからこんなに目立つ傷が靴についちゃったんじゃないの」と再度促すと、男はテーブルの下にひざまずき私の靴を吹き始めた。
これはいけそうだ。
「もう歩けない、うちまでお姫様だっこして」。
私の言葉に素直に従い、息を切らしながら歩く男に私は耳元で言った。
「息が切れてるわよ?」
「切れてないよ」
男は強がりを言った。
このときから私は男のことを内心『小力(こりき)』と呼ぶようになった。
(お笑い芸人長州小力の
「小力さん、切れてますか?」
「切れてないよ」
に因む)

814HRK ◆l/an/smhrk:2011/01/02(日) 20:53:36
続けてくれて構わないよ。
何故に中断してるかは知らないが。

815飼い主:2011/01/03(月) 01:27:01
私の自宅マンションま前でたどり着いた小力は抱え上げていた私をおろした。
「ご褒美あげなきゃね。ご褒美は何が欲しい?」
小力は物言いたげな目をしたまま黙っている。
「何が欲しいか言ってごらん」
小力は夢を見ているような目をして私を抱き寄せようと腕を伸ばした。
私の唇が欲しいようだ。
どん!
と小力の肩を突き飛ばし、
「言えない奴にはやらないよ!」
私がぴしゃりと言うと小力はがっくりと背中を落とした。
突き飛ばされた勢いで小力は私に背を向けるような格好になっている。
小力はそのまま一歩も動かず、一言も発しない。
小力の表情は見えないし小力の考えていることもわからないが、少なくとも小力はまだ帰りたくはないのだ。
これはまだ遊べる。
私はもう少し小力をおもちゃにすることにした。

816飼い主:2011/01/03(月) 01:28:56
後ろから小力の肩に手をかけながら、
「ねぇ、コーヒーでも飲んでいく?」と甘い声で誘った。
すこしの沈黙の後、
「飲んでいこうかな・・・」
消え入りそうな声で小力が答えた。
キスはできなかったけど部屋に上がり込める!
思わぬ展開に動揺しながらも私の誘いには抗えないらしい。
「コーヒーはブラックでいいわね?」
とマンションの玄関前にある自販機で缶コーヒーを買い、
「大儀であった」と労いの言葉と共に渡し、「じゃ、ゆっくり飲んでってね」と言って小力を玄関前に置き去りにして私は自室に帰った。
コーヒーならさっきコーヒーショップで二杯も飲んだところだ。
本当はコーヒーなんてもう飲みたくないくせに。
スケベ心出して赤っ恥かいたな、とおかしくてたまらなかった。

817HRK ◆l/an/smhrk:2011/01/04(火) 21:40:26
表現が上手だね。
ただの恋愛小説にならないことを祈りつつ次を待とう。

818飼い主:2011/01/04(火) 22:32:41
それから約一年間、小力は私を避けるようになっていた。
恥ずかしくて合わせる顔がないのだろう。
次に小力と再会したのはとあるハプニングバーだった。
私は女王様の格好をしてカウンター席で飲んでいた。
「冬香さん」、
ちょっとハスキーな声に振り向くと小力が立っていた。
「隣、座っていい?」思い詰めた顔で小力は尋ねた。
「どこに座ろうとあなたの自由よ」
小力はおずおずと私の隣に座った。
「ここに来れば冬香さんに会えるってKに聞いたんだ」
Kとは行きつけのバーのバーテンダーのことだ。
「私に何か用があったの?」
「いや、しばらく会ってなかったから・・・」
「から?何?」
「会いたいと思って・・・」
「思って?どうしたの?」
「会いに来たんだ」
「はるばるこんな所にまで?」
「うん」
「この一年、何度もバーでニアミスしてたじゃない、あんな近場で」
「ごめん。いつも冬香さんと俺のどっちかに連れがいたりして間が悪くって・・・」
無言で小力をみつめると、
「ごめんなさい!言い訳です。あのバーじゃなくてこの店で冬香さんに会いたかったんだ」
尚も無言でみつめると、
「いや、そうじゃなくて。あのバーでも話したかったんだけど、冬香さんと面と向かって話すのが恥ずかしくて・・・」
「何焦ってるの?別に怒ってないわよ」
「ほんと?よかった」

819飼い主:2011/01/04(火) 23:36:53
約一年前の赤っ恥事件があまりにも衝撃的過ぎて忘れられないこと、あれからどんな女と付き合っても物足りなくて満足できないこと、
自分がマゾだなんて認めたくないけどまた私にひどい目に合わされることを夢想してしまうことを小力はぽつりぽつりと話し出した。
そしてとうとう小力は私に奴隷志願した。
私のハイヒールに何度もキスをして
「俺を冬香さんの奴隷にして!何でも言うことを聞くから。どんなことにも堪えるから。お願いだから・・・」と涙を流しながら哀願した。
「何でも言うことを聞くのね?じゃあ犬におなり」
こうして私は小力の飼い主になった。
ハプニングバーのスタッフに麻縄で首輪とリードを作ってもらい、犬になった小力を店の中で散歩させてやった。
小力の犬っぷりはたいしたもので、他の客にお手をしてなでられたりして喜んでいた。

820HRK ◆l/an/smhrk:2011/01/05(水) 23:20:10
ふむ、毎日二話連載なのかな。
SM話を催促したみたいで悪かった。
好きに続けてくれ。

821飼い主:2011/01/06(木) 00:55:50
小力が私を避けていた一年の間、私はクラブで何人かのM男とプレイをした。
そのクラブは私と小力の住む街にある合法的に営業しているクラブだが、実態はドラッグパーティーが開かれたりもする非合法に近いわりと何でもありのクラブだった。
そんなわけでそのクラブ内でSMプレイをしても問題にはならなかった。
公開羞恥プレイにはちょうどいいことにギャラリーもいる。
小力はクラブスタッフや知り合いの客から私の噂を聞き、M男たちが羨ましかったと言った。
自分もそんなふうに扱われたかったと。
だが、知り合いだらけのクラブの店内では抵抗がある。
そんなときにバーテンダーKから私の行きつけのハプニングバーのことを聞き、思い切って訪ねてきたらしい。そのハプニングバーは普通のハプニングバーとは違うSMフェティッシュバーだ。
私と小力の住む街からは電車に乗って30分かかる。

822飼い主:2011/01/06(木) 00:58:46
店内は長いカウンター席とその後ろに広いボックス席。
小さなステージとマジックミラーで囲まれたベッドルームがある。床は絨毯張りで四つん這いになっても痛くないようになっている。客層が良いのが特徴的と言えるだろう。
知らない人に無理矢理プレイをさせたりしない。
まずは礼儀正しく挨拶をして穏やかに話をして双方が合意に達したらプレイに移るという流れだ。
私がM男を調教しているとよそのM男たちが寄ってきて
「素敵な女王様だなぁ、いいなぁ」
と全裸で羨ましがっていた。
自分の女王様が褒められたので私の奴隷のM男も全裸で嬉しそうだった。
ただ虐めたり苦しめたりするだけがプレイではない。
SMのSはサービスのS、SMのMは満足のMなのだ。
私はそれをモットーにしている。

823飼い主:2011/01/06(木) 04:53:07
>>HRK
はじめまして。
2話まで書いた後で噴き出しスレのほうがふさわしかったかなと気付いて続きを書くのを躊躇してた。
携帯からプチプチ打ってるのでまともに下書きも推敲もできてなくて誤字脱字もあってお恥ずかしい限り。

リョウのブログでリョウに質問されたことに対する返事としてこちらの掲示板にに書き込みをさせてもらっている。
あちらのブログに載せようとすると長くなってしまうから。
リョウにはこちらに書き込みしていることを書き込みで伝えておいたけど、リョウがあちらのブログをチェックしてるのかわからないから伝わっているのかどうかはわからない。

824HRK ◆l/an/smhrk:2011/01/06(木) 22:30:29
いらっしゃいませ。
歓迎します。
誤字脱字は掲示板の華ですから、気にしない。
あまりに意にそぐわない時だけ訂正すれば。

目的が判明して安心しました。w
このスレはともかく、SM話を歓迎されるとは限らない掲示板なので。
リョウくんがこのスレを読んでるとは限らないので、
本スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2470/1263642452/
に、リョウくんに判る名前でこのスレで連載してる旨書き込んだ方がいいかもしれない。

いずれにしろ、私自身は歓迎します。

825飼い主:2011/01/07(金) 00:37:32
小力が奴隷志願して私の犬になった日、私が小力に脱ぐように命じたのは上半身だけだった。
小力の上半身は顔の色と同じく浅黒く、やや逆三角形に引き締まっていた。
四つん這いにさせるとシルバーのネックレスは邪魔なので私が外して預かった。
店内は全裸になっても寒くないように若干高めに温度設定されている。
まずは「お手」から調教を始め、ひととおり調教を終えると店内を散歩させてやった。
客からも可愛がられ、小力は夢中で芸をした。
散歩を終えると私は小力を連れソファに座り、小力を足元にお座りをさせた。
小力の額からは汗が流れていた。
小力は息を切らし瞳を輝かせ私の言葉を待っている。
「息が切れてるわよ」「切れてないよ」
フッ。
奴隷になってもまだ強がりを言っているのがおかしくて私は思わず笑った。
私が笑ったことに気が緩んだのか、小力はこの日初めての笑顔を見せた。
小力のために牛乳を頼んでやり、「ご褒美よ、お飲み」と足元に皿を置いて飲ませてやった。
犬のくせに言葉を発したことは初日だから多めに見てやったのだが、小力はこの時まだ理解していなかった。

826飼い主:2011/01/07(金) 02:03:13
「もういいわよ、タカ。人間に戻って」
タカはゆっくりと立ち上がり
「隣、座っていいの?」と尋ねた。
小力とは以前に私が勝手に付けた名前だが、犬であるときに呼ぶ名にした。
小力の本来の呼び名はタカだ。
「あぁ〜」
とソファに腰掛けたタカは両手両足を広げて伸びをしながら頭をグルグルと回した。
「疲れたでしょう」
優しく労ってやると
「うん、首がだるいよ」
とタカは肯定した。
まったく口の聞き方がなっていないな、と思いつつも怒る気にはならなかった。
むしろタカが私に敬語で話すほうが不自然なことのように思われた。

827飼い主:2011/01/09(日) 00:17:13
「タカ、いいこと?私に小力と呼ばれている間は犬なんだから言葉を話しちゃだめ。」
「うん」
「『はい』は『ワン』、『いいえ』は『ワンワン』よ」
「うん、わかった」
終電の時刻ははとうに過ぎていた。
閉店までまだ時間はある。
「これからどうする?もう帰る?」
「まだ帰りたくないよ。冬香さんもう帰りたくなっちゃったの?」「週末だし私は朝まで平気だけど、タカはもう疲れたんでしょ?」「いや、ちょっと休憩したら大丈夫だから!」
「じゃ、いらっしゃい小力。膝枕してあげる」
「ワン!」
小力は大喜びでソファに横たわり私の膝に頭を乗せた。
「よしよし」
と頭や体を撫でてやると小力は顔をくしゃくしゃにして照れ笑いした。
「小力」
「ワン」
「嬉しいの?」
「ワン」
「照れてるの」
「ワン」
小力は身をよじらせて答えた。

828飼い主:2011/01/09(日) 01:02:13
「優しい女王様だなぁ」と全裸に眼鏡のM男。
「いいなぁ膝枕」とふんどし姿のM男。
「羨ましいなぁ」と裸ネクタイのM男。
M男たちに羨まれて小力は嬉しそうだった。
「クラブにお勤めですか?」
とM男の一人が尋ねてきた。
なぜわかったんだろうと思ったが
「ええ」
と答えた。
私は銀座のクラブに勤めていたのだ。
「そのワンちゃんとはクラブで知り合われたんですか?」
「ええ。と言っても別のクラブだけど」
「どこのクラブですか?」
私は私と小力の住む街の名を答えた。
「あの街にクラブがあったんですか、知りませんでした」
「クラブと言っても踊るほうのクラブだけど」
「ああ、そうでしたか!失礼しました。てっきりSMクラブかと」
ここでやっと自分達の会話がちぐはぐなことに気付いて可笑しくなった。
「うふふ。私、職業女王じゃないのよ」
「ではお勤めのクラブに行っても女王様とプレイができるわけじゃないんですね」
「飲んでおしゃべりするほうのクラブだもの。お店でプレイしたらママがひっくり返っちゃう」
小力が私の膝で悶えるように笑っていた。

829飼い主:2011/01/09(日) 02:40:40
クラブの女性スタッフが小力の足元のほうから寄ってきた。
パチンパチン!
小力の臀部がスパンキングの道具で叩かれたのだ。
不意打ちをくらった小力は飛び上がった。
だがこの道具、音は派手だが叩かれても全然痛くないのだ。
女性スタッフはニッコリしながらスパンキングの道具を私に手渡した。
「全然痛くなかったでしょ?」
「ワン」
「これじゃつまんないわねぇ」
「ワンワン」否定だ。「これが気に入ったの?」
「ワン」
「もっと叩かれたいの?」
「ワン!」
「じゃ、床に四つん這いにおなり」
パチンパチン!
パチンパチン!
パチンパチン!
ジーンズに被われている下半身を叩いていてもつまらない。
裸の上半身を叩くと更にいい音が鳴った。
パチンパチン!
「ワン!」
歓喜の鳴き声だ。
パチンパチン!
「ワン!」
パチンパチン!
「ワン!」
小力の顔を正面から見ると小力はうっとりした表情で
「キューン」
と言った。
「顔も叩かれたいの?」
「ワン」
小力は頷いた。
パチンパチン!
小力は目を閉じて陶酔の表情を浮かべ、反対側の頬も突き出すようにして叩かれるのを待っている。

830飼い主:2011/01/09(日) 03:21:35
もしかして、と思い確認するために私は小力に言った。
「そろそろズボンも脱ぎましょう」
「ワンワン」否定だ。「パンツは脱がなくていいから」
「ワンワン」
「パンツも脱ぎたいわけ?」
「ワンワン」
小力はぶんぶん頭を振って否定している。
「どうして脱ぎたくないの?」
「・・・」
「見られたら恥ずかしいことになっちゃってるの?」
「ワン」
「勃起しちゃってるの?」
「ワン」
「変態ね」
「ワン」
「全身を叩かれて勃起するなんてマゾだわ」「ワン」
「じゃあ、ここにいるみんなの前でカミングアウトしなさい」
「ワン」
「立ってついてらっしゃい、タカ」
私はタカをステージに連れていった。
ハンドマイクを取り、
「紳士淑女の皆様〜、私の奴隷が皆様にカミングアウト致しますので聞いてやってください」
客たちはハプニングが始まったぞとステージ上の私たちに注目し、拍手が沸き起こった。
ハンドマイクを受けとったタカは
「俺は冬香さんの奴隷でマゾです。さっき全身を叩かれて勃起しました。今もまだ半立ちです。俺は変態です」あちこちから拍手が沸いた。
「足コキしてもらいなよー」とS男。
タカは真っ赤になって口ごもっている。
「彼は奴隷初日だからまだ全裸にもなれないの。だから足コキなんてまだまだ先」
私が助け舟を出してやったら
「がんばれー」
「脱げー」
「ピューピュー」など口笛や声援が飛んできた。
「これからどんなプレイがしたいのか皆さんに聞いていただきなさい」
「俺は、全部脱げるようになって冬香さんに思い切りひっぱたかれたり足蹴にされたりしたい。言葉責めもいっぱいしてほしい、です。ろうそくとかムチは怖いけど」
「低温ろうそくがあるよ!」
「バラムチなら平気よー!」
いろんな声援と口笛と拍手に包まれてタカのカミングアウトは終わった。

831飼い主:2011/01/11(火) 00:13:25
「飼い主」と言っても一緒に暮らしたことはなかった。
プレイしているときだけのパートタイム飼い主だった。
プレイしているとき以外、タカ(小力)が何をしているのかほとんど知らなかったし干渉するつもりもなかった。

私は羞恥プレイは好きだがハードなプレイ(スカトロや暴力的なこと)はあまり好まない。
小力が犬として従順であれば良かった。
無理な調教にも興味はなかったので、少しずつ調教した。
しかし小力が全裸になって肛門に尻尾のプラグを挿して人前で芸を見せるようになるまでは意外と早かった。
プラグを挿す前に腸を綺麗にする必要があったので浣腸と洗腸をしつけるのが初めは少しだけ大変だった。
だが小力はすぐに慣れ、自分でできるようにもなった。
浣腸は薬局で買える使い捨ての浣腸を使った。
小力の恥ずかしがる姿、便意を我慢する姿、堪えきれず排便する姿を見て私は喜んだ。
洗腸はウォシュレットでの洗腸をしつけた。

832飼い主:2011/01/11(火) 01:38:09
「冬香さん優し過ぎるよ」
プレイの休憩中、ホテルのソファに寝そべりながらタカは言った。
「もっと厳しくして欲しいの?」
ベッドに寝そべりながら私は尋ねた。
「うん。もっとひどいことして」
「虐めて欲しいの?」
「うん。思い切りひっぱたかれたい」
「何も悪いことしてないのにひっぱたけないじゃない」
「悪いことしたらひっぱたいてくれる?」
「そうねぇ・・・」
ソファから跳ね起き私の枕元に来てタカはもう一度尋ねた。
「悪いことしたらひっぱたいてくれる?」
「う〜ん、悪いことの内容にもよるかな。万引きなんかしたらひっぱたくだけじゃ済まないし」
「警察の世話になるような悪いことじゃないんだ」
「どんなこと?」
「いい?するよ?」
プッとタカは放屁した。
「ハハハハ」
笑ってしまった。
「怒ってくれないの?」
「ハッハハハハ。そんなことじゃひっぱたく気にならないわ」
「冬香さんに尻向けてしたら怒ってた?」
「そりゃ怒るわよ。でも絶対にするんじゃないわよ。」
「ひっぱたく?」
「ひっぱたかない。私に向けて放屁は禁止。わかったわね?」
「うん、わかった。じゃあ首締めてほしい。散歩のときグイッと引っ張ったりしてほしい。もっと乱暴に扱われたい」
「それはいけない飼い主じゃないの。私は模範的な飼い主になりたいの。小力はいい子だからそんなことする気にならない」
「じゃあ俺、悪い犬になる。悪い犬になって冬香さんに思い切り折檻されたい」
「言うことを聞かない犬を折檻するのは悪い飼い主よ。私は従順な小力を可愛がりたいの」
あきらかにタカは欲求不満だった。

833飼い主:2011/01/12(水) 00:13:42
「冬香さんにはほんとに感謝してるんだ。
俺の女王様になってくれたこと、俺を冬香さんの奴隷にしてくれたこと。
『小力』でいるときはほんとに嬉しいんだ。
いい子いい子してくれるしいっぱい可愛がってくれるから。
でもそれだけじゃ物足りないんだ。
全然物足りないんだよ。
もっと刺激が欲しい。それも強烈なのが。
俺が冬香さんのことを避けてたとき、クラブでいろんな奴隷とプレイしたでしょ?
そのときは往復ビンタしたりとか蹴りを入れたりとか馬乗りになったりしたって聞いたよ。
俺、そういうのが欲しい。すごく欲しい。
なんでしてくれないの?」
「なんでって小力は犬だからよ」
「じゃあタカは?タカは奴隷じゃないの?」ぐい。
私はタカの頭頂部辺りの髪をつかんで顔を睨みつけた。
「ゴチャゴチャうるさい奴隷だね」
突然のことにタカは呆然としている。
私はそのままタカを床に掴み倒した。
タカの胸の上に馬乗りになり、髪を掴んだまま頭をグラグラと揺らしてやりながら
「痛い目に遭いたいんだね?」
タカの目に恐怖の色が浮かんでいる。ここでやめたら大失敗だ。
バシーン!思い切り平手打ちをくらわせてやった。
タカは打たれたまま顔を横に向けている。放心しているようだ。
顎を掴んで正面を向かせて
「黙ってちゃわからないよ。痛い目に遭いたいんだね?」
タカはコクコクと小さく頷きながら
「痛いめに遭わせて」「よし」
「ああああーっ!」
いきなり乳首をつままれタカは声を上げた。
「これじゃ足りないんだろう?もっと欲しいか」
「欲しい」
「これでどう?」
「ああー!もっと欲しい」
しばらく続く乳首責めの後、タカを壁側に後ろ向きに立たせて背中と尻をベルトで鞭打った。
「アウッ!」
「ウ!」
「アアッ!」
タカはいろんな鳴き声で私の耳を喜ばせた。

834飼い主:2011/01/12(水) 00:50:36
「これ以上やると出血するからこれで勘弁してやろう」
私はベルトを振り回したせいで息が切れてしまってハアハアしている。
「ありがとう!冬香さん!」
タカが仁王立ちの私の膝にしがみついて言った。
「満足したかい?」
「うん!すごく満足した!最高。冬香さん素敵だったよ。こんなふうにしてほしかったんだ、ずっと」
タカは喜びのあまり泣いている。
「俺、ずーっと冬香さんの奴隷だよ」
「この変態奴隷」
「冬香さん大好きだ」頭をスリスリと私の脚にこすりつけて私を見上げた。
「可愛いじゃねえか、この野郎」
と私は心の中だけで言った。
加虐中はこんな言葉を言ってはならない。奴隷がしらけてしまう。

女王様は奴隷が満足するようなプレイをしてやるサービス業みたいなものだ。
奴隷を満足させられない女王様は奴隷に捨てられてしまうのだから。
まったく、奴隷って奴はわがままで欲深で冷淡で薄情なものだ。
サービス精神がなければ女王様なんてやってられない。
しかも職業女王様ではなくボランティアだから自己犠牲精神も必要だ。

835飼い主:2011/01/12(水) 01:20:29
私とタカの外見やその他を記しておこう。

私(冬香)は漫画『臨死!江古田ちゃん』のヒロイン江古田ちゃんに似ている。
初めは友人から私にそっくりな漫画の主人公がいる!と聞き、書店で確認して自分でも納得した。
目が印象的な近寄りがたい雰囲気の顔。
銀座のクラブホステス。
中肉中背ただし胸はFカップ。
毎週美容院でヘアエステを受けているのでツヤツヤピカピカの黒髪。

タカは元光GENJIの赤坂晃をチンピラにした感じ。
初めてタカと出会ったときは本職のチンピラかと思ったが、本職はサラリーマンだと聞いて驚いた。
サラリーマンと言ってもネクタイも締めずスーツも着ない。
髪は茶色でライオンのように逆立っている。平均的身長で細身の筋肉質。
シルバーアクセが好きであれこれ身につけている。
タカは四つ年下。

836飼い主:2011/01/12(水) 01:28:03
江古田ちゃん
ttp://www.mobstyle.jp/mobile/detail/?i=http%3A%2F%2Fvvcaparvo.up.seesaa.net%2Fimage%2FB9BEB8C5C5C4A4C1A4E3A4F3201.jpg&t=%E8%87%A8%E6%AD%BB%21%21%E6%B1%9F%E5%8F%A4%E7%94%B0%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93&_s=519c09d03f6f1b64856c1514476a403e

赤坂晃
ttp://talent.yapy.jp/talent/5125/?F=image&url=http://wiki.d-addicts.com/static/images/9/9f/AkasakaAkira.j

うまく貼付けできたかどうか。

837飼い主:2011/01/12(水) 01:30:35
失敗か。

江古田ちゃん
http://www.mobstyle.jp/mobile/detail/?i=http%3A%2F%2Fvvcaparvo.up.seesaa.net%2Fimage%2FB9BEB8C5C5C4A4C1A4E3A4F3201.jpg&t=%E8%87%A8%E6%AD%BB%21%21%E6%B1%9F%E5%8F%A4%E7%94%B0%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93&_s=519c09d03f6f1b64856c1514476a403e

赤坂晃
http://talent.yapy.jp/talent/5125/?F=image&url=http://wiki.d-addicts.com/static/images/9/9f/AkasakaAkira.j

838飼い主:2011/02/06(日) 02:01:15
大事なことを忘れてしまった。
ずっと思い出そうとしているのだが、記憶に濃い霧がかかったように何も思い出せない。
小力が本気で私を怒らせたことがあったのだ。
小力としては激しい折檻を期待してのことだったのだが、私が本気で怒ってしまったので折檻などしてやらなかった。
折檻すれば小力を喜ばせるだけだ。
私は最も小力が精神的に傷つくことをして復讐した。
そう、それは「復讐」だった。
復讐しようとさせるほどのことを小力にされたのに、それがどんなことだったのかを思い出せない。
とにかく復讐によって私の計算どおり、小力は激しく傷ついた。精神的かつ肉体的に。
首輪と鎖で繋がれた状態で小力が暴れたため、首輪が首に食い込み痛々しい疵をつけた。

私の復讐は小力の目の前で他の男に抱かれることだった。
「やめて冬香さん!お願いやめて!」
小力は叫んだが私たちはやめなかった。
四つん這いになって後ろから激しく突かれながら私は獣のような声でよがり狂った。
自分の女王様が他の男に征服されている姿を見せつけられて小力は泣きながら暴れていた。
暴れても小力の首に首輪が食い込むだけだった。

男とのセックスが終わって男を帰らせた後、私は小力とのプレイで使う道具をごみ箱に捨てた。
「なんで捨てちゃうの!?」
小力の言葉など無視した。
繋いでいた鎖をはずし鎖も捨てた。
「冬香さん、どうして?」
私は無言のまま小力の首にある首輪をはずした。
首輪もごみ箱に捨てようとしたとき、
「俺の首輪だよ!」
小力は叫んだが私は無視して首輪をごみ箱の中へ落とした。
最後に小力の肛門に挿してあるしっぽのプラグをはずしてごみ箱の中に落としたとき、小力は大声で泣いた。 泣いている小力を置き去りにして私はホテルの部屋を出た。

839元飼い主:2011/03/05(土) 10:11:04
小力を捨てた後、私はハチという犬を飼った。
ハチについても語るつもりだったが書けなくなってしまった。
先に述べたように小力に関する重要な記憶が欠落してしまっている。
そして小力とハチは密接に関係しているからだ。
記憶を想像で補って書き続けるといういい加減なことはしたくないのでこれで終わりということにする。

リョウ、中途半端でごめんね。

840飼い主:2011/03/05(土) 10:13:11
最後にハンドルネームを間違えてしまった。ひとつ前のレスのハンドルネームは「飼い主」。

841HRK ◆l/an/smhrk:2012/01/01(日) 08:22:02
明けましておめでとう御座います。

今年もよろしく。

誰も読んでない気がするけど。w

842zebla:2012/01/21(土) 13:51:29
読んでるぞw よろすく。

843HRK ◆l/an/smhrk:2012/02/05(日) 22:09:54
うわ、びっくりした。
よろすく。w

856HRK ◆l/an/smhrk:2013/12/15(日) 20:45:40
Dr.houseというドラマを見て思ったのだが、
Sとは、破綻した人格が性癖に影響を与えたもの。
Mとは、出産時の痛みを堪えられるように、出産時に多幸感を与えられるようにした遺伝情報によるもの。
という見方もあるなと。

861HRK#Dzr ◆/fRZ/Xuyx6:2015/11/24(火) 20:21:19
お世話になりました


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