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製紙産業スレッド

1荷主研究者:2003/12/03(水) 00:45
業界の再編が進み、世界市場への進出と世界の上位を伺う日本の製紙産業。国内2強の王子製紙と日本ユニパックホールディングを筆頭に個性的な製紙メーカーも多い。また原料から製品まで鉄道貨物輸送との関連も深く興味深い産業である。

日本製紙連合会
http://www.jpa.gr.jp/

印刷関連リンク集(製紙メーカー、商社、インクメーカー等ある)
http://www.idek.jp/print/link.asp

1048荷主研究者:2021/12/12(日) 16:20:24

https://webun.jp/item/7805971
2021.11.18 00:11 北日本新聞
中越パルプが家庭紙事業参入へ

家庭紙事業に参入する中越パルプ工業の高岡工場=高岡市米島

 中越パルプ工業は2023年、ティッシュペーパーやトイレットペーパーなど家庭紙事業に参入する。人口減とデジタル化の進展で主力の印刷用紙は市場が縮小傾向にある中、家庭紙は新型コロナウイルス禍による衛生意識の高まりもあって需要増が見込まれる。高岡工場(高岡市米島)の既存設備の一部を停止し家庭紙向けのラインを新設する計画で、事業構造の転換によって新たな成長を目指す。

 高岡工場に4基ある印刷・情報用紙の生産設備のうち、1基を22年9月に停止する。そのスペースにティッシュペーパーやトイレットペーパー、ペーパータオルの原料となる「原紙」のラインを設ける。23年12月に量産を開始し、年2万2千トンの生産を予定する。

 同社は25年の印刷用紙の国内需要が20年比で15%減少すると予想。一方で、家庭紙は3%増えると見込む。また20年時点の家庭紙の国内需要200万トンのうち、1割強に当たる22万トンは輸入に依存しており、国産への切り替えニーズを取り込む余地は大きいとみる。

 新型コロナの感染拡大を機にペーパータオルの需要は急拡大しており、トイレットペーパーも観光需要が回復すれば家庭用だけでなく業務用の消費が伸びることが予想されている。

 同社は自社の紙製品の75%を占める印刷・情報用紙の比率を25年に60%へ引き下げ、家庭紙など成長分野の製品比率を高める目標を掲げる。同社は「生産体制を最適化し、収益力を高めていきたい」としている。

■CO2の半減目標

 中越パルプ工業は17日、2025年度までの新たな中期経営計画を発表した。脱炭素社会の実現に向け、製造工程で排出する化学燃料由来の二酸化炭素(CO2)を30年度までに半減させる目標を掲げ、新たな木質バイオマス発電所の建設やボイラーの燃料転換を進めるとした。

 同社のバイオマス発電所は高岡工場と鹿児島県の川内工場に1基ずつある。高岡工場では発電した電力を自社で消費し、川内工場では売電している。CO2削減と森林資源の有効活用を目指し、増設を検討する。

 植物由来の新素材「セルロースナノファイバー」の研究開発の加速や、プラスチックの代替素材「マプカ」の早期量産化も盛り込んだ。

1049荷主研究者:2021/12/12(日) 16:21:01

https://www.papermarket-blog.com/chuetsu-pulp-announces-entry-into-household-paper-business-shift-production-from-printing-paper/
2021年11月18日 世界の古紙・板紙市況ブログ
中越パルプ 家庭紙事業参入を発表 印刷用紙から生産シフト

 中越パルプ工業は17日、主力の高岡工場(富山県高岡市)に専用マシンを新設しティッシュなど家庭紙の生産に参入する5カ年の中期経営計画を発表した。一方、テレワークの浸透などライフスタイルの変化により情報用紙需要の縮小を受け、印刷用紙の抄紙機1台を止める。

 生産を停止するマシンは同工場6号抄紙機で、上質紙のほか晒クラフト紙を製造し日産は255㌧。採算性を高め、26年3月期の営業利益を22年3月期比2.4倍の40億円に引き上げる事を目標としている。

 新設する家庭紙マシンはティッシュ原紙のほか、トイレットペーパーやタオルペーパー原紙の製造を検討しており、23年12月に生産を始める。家庭紙の年産は2万2000㌧となる予定だ。

 同社は25年の印刷用紙の国内需要が20年比で15%減少すると予想。一方で、家庭紙は新型肺炎の流行によりタオルペーパーの需要などが増えた上に、観光需要などが回復すれば現在より3%需要が増加する事が期待できるとしている。また20年時点の家庭紙の国内需要200万トンのうち、1割強に当たる22万トンは輸入に依存しており、国産への切り替えニーズを取り込む余地は大きい。

 同社の発表する5か年計画では、家庭紙関連の事業を含め410億円を投資し26年3月期の自己資本利益率を5%に引き上げる。

 家庭紙部門では、今年5月に同じく印刷情報用紙メーカーである北越コーポレーションが家庭紙事業への参入を表明している。

1050荷主研究者:2021/12/12(日) 16:24:57

https://www.chugoku-np.co.jp/localeco/article/article.php?comment_id=810201&comment_sub_id=0&category_id=113
2021/11/19 13:01 中国新聞
日本製紙、江津にプラント新設 EV向け電池素材CMC

日本製紙が新設したCMCの製造プラント

 日本製紙(東京)はリチウムイオン電池の原料となるカルボキシメチルセルロース(CMC)を増産するため、江津工場(江津市)にプラントを新設し、稼働した。電気自動車(EV)向けなどで同電池の需要の増加を見込む。

 鉄骨5階建て延べ約1700平方メートルを建設した。従来の3倍以上にあたる年5千トン以上の生産を目指す。国内のほか韓国や欧州のメーカーへの出荷を強化する。投資額は約55億円。

 同社がCMCを生産しているのは江津工場が唯一。CMCは木質由来で、増粘性などの特徴があり保冷剤の原材料や食品の安定剤などとして使われてきた。世界的な脱化石燃料の流れを受けEVなどの市場が伸びると見込み、紙需要の低下を補う成長分野として力を入れる。同工場の武井久事務課長は「木を余すことなく使い、社会情勢に対応した製品を出していきたい」と話す。(下高充生)

1051荷主研究者:2021/12/12(日) 16:34:27

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00619158?isReadConfirmed=true
2021/11/22 05:00 日刊工業新聞
巴川製紙所、超軽量印刷用紙を譲渡 構造改革で三善製紙に

 巴川製紙所は、手帳用などに適する超軽量印刷用紙「トモエリバー」に関する全商標権と棚卸し資産の一部を中越パルプ工業子会社の三善製紙(金沢市)に譲渡すると合意した。洋紙事業の構造改革のため同製品群の製造および販売の中止を決めた。譲渡価格は約3億円、譲渡益は約2億円。譲渡予定日は28日。

 巴川製紙所は祖業である洋紙事業の構造改革の一環で、2019年12月に4台ある抄紙製造設備のうち1台を停止した。同機で抄造していたトモエリバー商標を付した超軽量印刷用紙は、他の製造設備で製造および販売を継続していたが、さらなる構造改革により超軽量印刷用紙の製造および販売を中止。関係資産の一部の譲渡を決めた。これにより、三善製紙は生産体制を強化する。

 現在、巴川製紙所の洋紙事業の売り上げは連結売上高307億円(21年3月期)のうち8%程度。半導体・電子部品業界向けの電子材料事業を強化し、事業構造を変革する。

(2021/11/22 05:00)

1052荷主研究者:2021/12/27(月) 23:50:10

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/617985?rct=n_hokkaido
2021年12/02 02:01 北海道新聞
名寄の紙生産に幕 王子マテリア、70人退職へ

段ボール原紙の生産を終了した王子マテリア名寄工場=1日午前

 【名寄】王子マテリア名寄工場が1日、段ボール原紙の生産を停止し、天塩川製紙時代などを含め60年を超す名寄での紙生産の歴史に幕を下ろした。関係者によると、関連2社を含む従業員計約180人のうち約70人は退職する意向だ。

 同工場は、抄紙機2台で段ボール原紙と特殊板紙を生産。1台は今年9月に停止して王子製紙苫小牧工場に移設しており、この日は残る1台も停止した。

 名寄市は親会社の王子ホールディングスに対し、22ヘクタールと広い工場敷地の跡地利用を働きかけてきた。市によると、複数の利用計画が浮上。一つは木質バイオマス発電事業で、JAG国際エナジー(東京)が王子側から土地を借りて展開する構想を明らかにしている。

 もう一つは物流拠点化構想。ドライバーの長時間労働解消などを目的に、物流事業者団体が道央圏と道北圏を結ぶ物流ルートの中継地として拠点化を検討中で、王子側と協議している。

 王子マテリアの森平高行社長は同日、加藤剛士市長を訪問。加藤市長によると、王子側が跡地利用に主体的に関わることはないが、可能な協力は惜しまないとの話があったという。(杉浦泰隆)

1053とはずがたり:2021/12/30(木) 20:31:45

三菱製紙、希望退職60人募集
12/23(木) 20:01配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/623326af18ad0733b04affe51a441ba2ee2be5f3
時事通信

 三菱製紙 <3864> は23日、希望退職者60人を募集すると発表した。生産現場を除く40歳以上(来年4月1日時点)の正社員が対象。印刷用紙や情報用紙など主力の紙・パルプ事業の市場縮小や原燃料価格の高騰など、経営環境が厳しいため。

1054とはずがたり:2021/12/30(木) 20:32:26

三菱製紙、40歳以上の正社員の希望退職募集…紙の需要低迷で人員削減へ
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20211225-OYT1T50151/
2021/12/25 19:01

 三菱製紙は、正社員の5%に当たる60人の希望退職を募集すると発表した。2022年6月1〜13日に募集し、翌月の退職を予定している。デジタル化の進展やテレワークの普及で紙の需要が低迷する中、原材料価格の高騰が負担となっており、人員削減に踏み切る。

 対象は22年4月時点で40歳以上の正社員。生産現場の勤務者は対象外となる。退職金に加算金を上乗せ支給し、希望者には再就職の支援も行う。

 三菱製紙の21年3月期連結決算は、25億円の最終赤字だった。

1055荷主研究者:2022/01/09(日) 16:45:24

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00621918?isReadConfirmed=true
2021/12/17 05:00 日刊工業新聞
王子HD、植物由来材で車部材用マット プラ使用量最大7割減

王子HDのセルロースマットを使ったドアミラーカバーの加工例

 王子ホールディングス(HD)は16日、植物由来のセルロースを補強繊維に使うマットを開発し、自動車部材用などにサンプル提供を始めたと発表した。従来のポリプロピレン(PP)樹脂成形体に比べ、石油由来のプラスチック使用量を最大約7割削減できる。

 曲げ弾性率は3ギガ―5ギガパスカル、曲げ強度は30メガ―50メガパスカル、衝撃強度は1平方メートル当たり20キロジュール以上。価格は個別見積もりで、PP成形体より数割高いとみられる。セルロースナノファイバー(CNF)製品と異なり、既存の量産設備で製造できる。

 セルロースマットには独自の不織布製造技術を活用し、セルロース繊維とポリオレフィン系繊維を均一に分散できる。低密度で柔らかく、立体的な形状にも成形できるという。

(2021/12/17 05:00)

1056とはずがたり:2022/04/24(日) 10:32:20

紙はエコだと思われがちだけど化学物質の塊みたいなモノで,ロシアでは漂白剤が足りなくて灰色の紙が使われ出している様子。戦争に拘わらず真っ白な紙に拘泥することないよな。。仕事で紙にプリントアウトする事が多いが白い必要は無いことが殆どなので色つきのやつ使ってみるか。。

https://twitter.com/MoterSensha/status/1516013482793402369
戦車
@MoterSensha
10:40ロシアでは、現在、白い紙の代わりに「eco」という接頭辞が付いた灰色の紙を販売しています。制裁により生じたロシア連邦の白書不足は、数年続く可能性があります。

チュメニの地方紙で取り上げられた案件、どうも全土的になってきたようだ。漂白剤がないのだ。

1057とはずがたり:2022/04/28(木) 22:24:31
三菱のパジェロ工場 大王製紙に売却へ ティッシュ生産拠点に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220318/k10013539841000.html?utm_int=all_side_ranking-social_005
2022年3月18日 17時01分

かつて人気を集めた三菱自動車工業の4輪駆動車「パジェロ」の製造工場が、大手製紙メーカーの大王製紙に売却されることになりました。
ティッシュペーパーなどの生産拠点として改修することを検討しているということです。

三菱自動車工業は、会社の構造改革を進めるため去年8月、岐阜県坂祝町にある子会社「パジェロ製造」の工場を閉鎖しました。

かつて人気を集めた4輪駆動車「パジェロ」を製造していた拠点で、閉鎖直前まで1000人の従業員が働いていました。

この工場について、三菱自動車は18日、大手製紙メーカーの大王製紙に売却すると発表しました。

売却額は公表していませんが、関係者によりますと土地と建物でおよそ40億円だということです。

大王製紙では工場を改修し、コロナ禍でも需要が堅調なティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの生産拠点とすることを検討しているということです。

三菱自動車は、新型コロナの影響などで業績が低迷していましたが、生産拠点を集約するなどの改革によって、今年度の最終的な損益は3期ぶりに黒字に転換する見通しだとしています。


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