■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■

ホルマリン
1 名前:荷主研究者 投稿日:2002/11/06(水) 21:22

2000年6/20 日本工業新聞 12面

ホルマリン事業 三菱瓦斯化学と大日本インキが関東の生産拠点を集約

三菱瓦斯化学と大日本インキ化学工業は、関東地区でのホルマリン事業を統合・集約する。2001年3月末をメドに三菱瓦斯化学の東京工場
(東京都葛飾区)のホルマリンプラント(年産能力12万トン)を停止し、両社折半出資の同事業統合会社、日本ホルマリン工業(東京都
千代田区)の千葉工場(市原市)に生産を全量シフトする。

接着剤などに使われるホルマリンの国内需要は、1990年の年間146万トンをピークに減少に転じ、1999年は同125万トンに落ち込み、今後は
同120万トンレベルで推移すると予測されている。両社は同事業の集約化と稼働率の向上を目指して関東地区の生産拠点を集約化、収益改善
を図る。

三菱瓦斯化学の東京工場のプラント停止伴い、日本ホルマリン工業は千葉工場のホルマリンプラントの一部増設に近く着手し、年内に生産
能力を現在の年間5万4千トンから8万6千トンに増強する。また日本ホルマリン工業の美川工場(石川県美川町)のホルマリンプラント(年
産能力2万9千トン)は2001年3月末に停止させる。

これにより大日本インキ化学工業の美川工場のホルマリン消費分は、三菱瓦斯化学新潟工場(新潟市)から供給する予定である。

※ちなみに大日本インキ化学工業美川工場は、「敦賀ターミナル」から韓国や台湾から輸入した安価な化学品の供給を受けている。
1994年2/25 日経産業新聞 17面

2 名前:荷主研究者 投稿日:2002/11/06(水) 21:23

2000年7/25 日本工業新聞 27面

ホルマリン生産受委託契約 三井化学と広栄化学が合意

三井化学と広栄化学工業は、両社のホルマリン事業で相互に製品を融通し合う生産受委託契約を結ぶことで合意した。2001年7月をメドに、
三井化学は茂原工場(茂原市)で生産しているホルマリン1万数千トンを広栄化学の千葉工場(袖ヶ浦市)に、一方の広栄化学は大阪工場
(大阪市城東区)の同量生産分を三井化学の大阪工場(大阪府高石市)にそれぞれ生産委託。工場の稼働率アップで国内需要が低迷して
いる同事業の効率化を図る。

木質系接着剤やポリアセタール(POM)樹脂の原料であるホルマリンは、接着剤向けが住宅着工数の伸び悩みで、またPOM樹脂も海外生
産シフトで今後国内の需要増は見込めないと判断。両者の生産受委託による製品融通でお互いの工場の生産性を引き上げ、採算性を向上させる。

これにより、三井化学は茂原工場でのホルマリン及び誘導品の生産を停止。一方、大阪工場の稼働率を現状の75%から90%に引き上げ、下関工場、
大牟田工場、関連子会社2社と合わせた年産能力は約25万トンとなる。
広栄化学は大阪工場と千葉工場を合わせて年間能力14万トンだが、生産委託後の大阪工場での同事業継続は検討中という。

3 名前:荷主研究者 投稿日:2002/11/06(水) 21:24

2002年5/27 化学工業日報 32面

木田株式会社(仙台北港駅に専用線所有)

本社は東京都、仙台支店と秋田、八戸出張所が営業拠点。東北の営業ウェイトが高い。
仙台には、苛性ソーダ、合成塩酸、濃硫酸、ホルマリン、希硫酸(75%)、次亜塩素酸ソーダ、PAC、塩化第二鉄の液体用タンクを備えている。

特に東北地方でホルマリンタンクを設置する唯一の化学専門商社である。
東北地方の産業空洞化で市場が縮小傾向であるため、関東エリアでの営業を強化している。

4 名前:■とはずがたり 投稿日:2002/11/07(木) 13:33
◆ホルマリン
■広栄化学…住友化学が55.7%出資する。提携は三井・住友両化学経営統合の一環であろう。その他,塩野義6.6%,武田5.7%,田辺3.7%が出資している。
http://www.koeichem.com/index-j.htm

◆塩化第二鉄FeCl2
塩化第二鉄は、無機系の凝集沈降剤として広く一般的に使用されている薬品です。
下水処理用の凝集剤のほか、金属を腐蝕する性質から、写真製版・金属板などプリント配線回路用
エッチング液などとして利用されています。
鉄、塩酸と塩素ガスを原料として生産。

■東ソー
http://www.tosoh.co.jp/seihin/kagaku.htm#FECL2
http://members.tripod.co.jp/tohazugatali/kamotsu/tank-sha-yusou.html#sin-nan-you-touso

■旭電化工業(アデカ)
http://www.adk.co.jp/chemical/basic/basic2.htm

■ラサ工業
製品名:塩化第二鉄液
化学式:FeCl3
化学名:塩化鉄(Ⅲ)、塩化第二鉄
荷姿:25Kgポリエチレン容器、ローリー
用途:都市下水処理、工場廃水処理、し尿処理、顔料の製造用、 プリント配線・写真製版等 のエッチング剤、etc.
http://www.rasa.co.jp/s_mizushori.html


■日本下水道施設協会
2−2.無機系凝集剤 無機系凝集剤は、アルミ系の硫酸バンド、ポリ塩化アルミニウム(PAC)と鉄系の塩化第二鉄、ポリ硫酸第二鉄が主なものになり ます。一般的にアルミ系は凝集力に優れるため凝集処理に、鉄系は荷電中和力、消臭効果、りんの除去効果に優れるため、濃 縮、脱水工程に使用されています。
http://www.siset.or.jp/odei/G2-2.htm


◆PAC(ポリ塩化アルミ)
http://members.tripod.co.jp/tohazugatali/kamotsu/takikagaku.html
※ PACorポリ塩化アルミ+大明化学でgoogleしても引っかかるのは我々のページのみ。

■大明化学
http://www.tensi.jp/shop/info.html
最近は美肌水も売っているようである。


■朝日化学工業
http://www.asahi-chem.co.jp/jpn/enkaku.htm
1969年 5月 鴫野工場でポリ塩化アルミの製造を開始。
1969年 10月 米子工場を建設し、液体硫酸バンドの製造を開始。
1975年 10月 日南工場を建設し、液体硫酸バンドの製造を開始。

5 名前:荷主研究者 投稿日:2003/05/05(月) 13:35

強引にホルマリン記事。

2003/04/30 西日本新聞
ホルマリン 罰則付きの禁止指示 フグ寄生虫駆除で長崎県漁業調整委 県内全域を対象
 長崎県内のトラフグ養殖業者の六割が寄生虫駆除に禁止されている薬物ホルマリンを使っていた問題で、漁業法に基づき有識者らでつくる同県連合海区漁業調整委員会は三十日、県内全域でホルマリン使用を禁止する指示を出した。今後の違反者には、同法により罰則(懲役一年以下、罰金五十万円以下)が科されることになる。同県によると、同様の指示が出るのは天草・不知火海区漁業調整委員会(熊本県)に次いで二例目。 ホルマリン使用は、水産庁が一九八一年に通達で禁止してきたが、罰則規定はなかった。今国会に使用禁止を定めた薬事法改正案が提出されているが、成立までの措置として、県知事と一連の問題を受け発足したトラフグ養殖適正化対策協議会が同委の指示発動を求めていた。指示の発効は、県広報記載日の五月六日か九日になる見通し。

6 名前:■とはずがたり 投稿日:2003/05/05(月) 13:40
これでサルベージ完了か。

8 名前:とはずがたり 投稿日:2006/12/31(日) 11:32:16
化学・薬品産業総合スレッドに移動の上このスレ削除。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/268-272n
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/?KEYWORD=%A5%DB%A5%EB%A5%DE%A5%EA%A5%F3

■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■