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資料集 Part2
343
:
アルゴラブ
◆gNfxxWHnBY
:2015/01/01(木) 16:49:19
>>317
-
>>342
(後段)
一般的に、境界例、ボーダーラインなどと言われる「境界性パーソナリティ障害 」が、「自己愛性パーソナリティ障害」と似た点が多く、明確に区別できないのには、それが自己愛の観点から分析したとき、自己愛が委縮したタイプの自己障害の側面があるからです。
そして、この自己愛の歪みの性質の違いは、両者の決定的な差を示しています。
「自己愛性パーソナリティ障害」の自己愛が、他者性のない(共感性のない)幼児的万能感からのものであるのに対して、「境界性パーソナリティ障害 」の自己愛は、他者性に対し委縮した矮小な自己からの防衛によるものであり、未成熟な段階のまま発達の停止した自己愛と、幼児化によるものとでは、人格の発達の階層が別になってきます。
障害分類の仮定に基づき、それを人格の発達段階の視点から検討すれば、教団内の、教祖を頂点にしたヒエラルキーは、そっくりそのまま逆転し、最下層、最深部に独り鎮座するのが教祖の大川隆法で、少なくとも信者は大川より上位に位置することになります。
見かけからすれば、教祖に心酔し、奴隷の如く従う者であっても、人格構造からすれば、足を引っ張られて発達を妨害されている状態であって、教祖から伸びて足に絡み付いたその触手を断ち切ることができれば、個人差こそあれ、持って生まれた命の浮力の働きによって、水面に向けてバランスを取り戻す道は、あくまでも残っているのです。
願わくは、一人でも多くの方に、そうしたチャンスが訪れることを。
【参考図書】
「ようこそ精神医学へ」(ミネルバ書房)
「臨床精神医学ハンドブック」(創元社)
「自己愛と境界例」(星和書店)
「対象関係論を学ぶ」(岩崎学術出版社)
「自己愛の構造」(講談社選書)
「マインドコントロール」(文藝春秋)
「対象喪失」(中公新書)
「対象喪失の乗りこえ方」(大和書房)
個人的には、小此木啓吾氏著「対象喪失」(中公新書)をお薦めしたいところです。
立場によって読み方はそれぞれですが、読みやすい良書だと思います。
今後は現存信者に関する以上に、カルトへの入信予防という現実的な課題をテーマに注力していきたいと考えています。
http://algorabarchives.blog.fc2.com/
(ブログ開設します)
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