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資料集 Part2
339
:
アルゴラブ
◆gNfxxWHnBY
:2015/01/01(木) 16:43:14
>>338
続
自己の断片化というものは、通常は自己評価の喪失、空虚感など、激しい抑うつ不安をもたらします。
けれども、「寄らば大樹の陰」とばかり、類似性を受容してもらえる教団などの組織に参画していることによって、かりそめでも凝集性のある自己の構造を維持し続けることができているわけですが、そこで大きな挫折、失敗、葛藤と直面してしまったとき、それまで目を逸らしてきた断片化の局面にさらされることになります。
自分と一体化していた対象を失うことは、その対象と一体化していた自分をも失うこと。居場所を失うことは、即自己評価の低下を意味し、自己が凝集している状態から、自己の構造が喪失した状態へ退行し断片化していく、その主観的な自己喪失体験は、自己の死の感覚にも似た耐え難いものであるため、自己組織を維持し、断片化した状態に陥るのを避けようとした「行動化」が始まります。
自己喪失による無感覚に陥る体験を退け、自己評価を押し上げるには、環境に無理やり働きかけて、自己対象体験が供給されるよう操作しなければならず、この際の「行動化」は、絶望的な自己刺激の様相を呈します。
そして、浪費、性的倒錯、ギャンブル、薬物やアルコール依存、非行、様々な奇行など、それら狂乱めいた行動は、やがて敵対的で、反社会的な性質を帯びるようになります。
教祖ばかりでなく、職員や信者の姿に表れている症状、特にカルト末期にそれらが先鋭化する理由は、こうした作用によるものです。
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