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資料集 Part2
338
:
アルゴラブ
◆gNfxxWHnBY
:2015/01/01(木) 16:42:09
>>337
続
グルに心理特性があるように、信者にも心理特性があります。
>>192
-
>>207
の「ダブルバインド」の中で、それを「メランコリー親和型」と指摘しました。
このメランコリー性格の持ち主というのは、自分より以上の対象、信者の目線で言えば教祖や教団に対して自己を合体させ、一体化を起こすことで安定し、教祖や教団の信条を自らの信条とし、対象に対して献身的で忠実であることに生き甲斐を見出します。
これはメランコリー性格の、元々やや主体性が動揺しやすい傾向によって、自己に対する確信を持ちきれず、妥当な自己評価として自己を肯定的に捉えることができないための、自己評価を保証してくれる他者への承認欲求の強さから成り立っています。
その関係性は実質的に依存であり、自分の身体、人生の全てを投入し、その一体化した共同体の中で、道徳、価値観も共有するようになっていくわけですが、それが過剰となるところに危険が潜んでいます。
道徳心や良心の形成に役立つ、発達過程における本来的な価値観の「摂取」とは異なり、こうした不安を背景にした他者からの価値観の「摂取」というのは、主体性を容易に喪失させ、委縮していた自我を肥大化させて、さらには自他の未分化な態勢へと人格を退行させるのです。
そして、その依存する対象や帰属する集団が人畜無害であれば、さほど問題はないのでしょうが、ここで自己の凝集性や調和の達成が危機にさらされると、不可逆的な自己の解体感を体験させることにつながり、自己障害の状態を生み出すことになっていきます。
主体性が動揺しやすく常に不安感を抱いている状態ゆえに、対象に帰属し一体化を起こすことで安定を得ようとする過程では、程度の差はあれ、自己がバラバラな分裂した状態に退行していく、「断片化」と言う自己の構造上の変化が進行しています。
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