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資料集 Part2

328アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2015/01/01(木) 16:29:41
>>327

過保護で、地域社会から浮遊した家庭環境に育つと、年齢に比して幼い印象を与える、社会性の欠落した子どもになります。

保護と依存とは対称関係にあって、親の保護が強ければ強いほど、子は親に依存するようになり、そうした依存性の強化が、子の人格の核の形成を遅らせるからです。

こうして過保護が常態化すると、人格の発達が促進されず、子供は自我の軟弱な人間に成長します。

一般的に「我が強い」というのと、「強い自我」というのは意味が違います。
自他未分化の自己中心性からなる単に我が儘としか言えないものを自我の強さとは言いません。


自然に自我が発揮されるように導かれれば、子供には現実検討力が備わり、創造的で目的意識が強くなり、そのために自制心も養われるようになりますが、依存性が強く、他者性・社会性が担えないまま自立できないでいると、現実と向き合えず、空想や神秘的なものへの憧れが高まって、考え方が非現実的で非生産的になり、衝動的でまとまりのない人間になるのです。


また、虚言癖も現れます。
当初は自己弁護や自己正当化のために意図してついていた嘘も、心が解放されないままでいると、妄想性が強化されて、現実の中に空想を、反対に空想の世界に現実感を持ち込んだりと、現実と空想の垣根が曖昧となり、自分が作り上げた虚構の世界の中で、嘘を嘘と自覚しないまま、嘘を言い続けるようになります。


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