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不適正な眼鏡

1管理人:2005/02/09(水) 00:00:30
勤務先のある練馬区の教職員を対象にした「VDT健診」という厚生事業が毎年行われていまして、
そこで気になる方を対象に「二次健診」が毎年この時期行われます。

その検査をしながら気になるのは、使っている眼鏡が不適正なことによると思われる症状の多さです。
ほとんどの場合、「頭痛」や「眼精疲労」という形で訴えられることが多いようです。
こういう場合の眼鏡は、処方された度が弱い(低矯正)というよりは、むしろ強すぎる(過矯正)処方が原因の不快さと思われます。

最近は様々な事情で、眼鏡を作る際に眼科を受診される方は少ないようで、量販店に直接いらっしゃる場合が増えているようです。
そのこと自体は構わないのですが、そこできちんと教育を受けていない検査員やスタッフが、
安易にコンピューターが測定したデータ通りにレンズを選んでしまうと、こういうケースを招きます。

遠方視(遠くを見る)の場合、5メートル先に指標を置きますが、日常は5メートル先を見る生活ばかりではないわけで、
むしろ両手の届く範囲かその少し先、つまり2〜3メートル範囲くらいの中での生活が主でしょう。
つまりそのくらいの距離が見えれば困らないわけです。
最も視力の出る度(完全矯正)よりもやや低めの度に合わせた方が、かえって見やすくなります。

眼科では、その方の生活パターンを考慮しながら、どのくらいの度にすると負担が少なく快適に過ごせるかを考え、処方します。
「見えているから良い」とは言えない場合がありますので、例えば作ってから10年以上も経つ(加齢による変化)とか、
生活環境の変化(外回りからデスクワークになったのような)など、思い当たることのある方は一度チェックされると良いかもしれませんね。

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