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少林寺拳法or丸廉への批難・文句受容スレ

910ビスキュイ:2004/03/09(火) 17:55
おお,マックネタが!最近はスレの内容が交錯して混沌としていていい感じ♪

さてさて,では話の続きを…

>通りすがりの休眠拳士さん

ありがとうございます〜,体調はなんとか平常に復帰いたしました。
しかし通りすがりの休眠拳士さんの問題提起のおかげで大変有意義な議論が展開できて
おり大変感謝しております。引き続きガンガンと意見を述べていただければ幸いに存じま
す。
さて…では今回のご質問の件ですが,まず

1、具体的且つ詳細な例を示してしまっているため、例以外の変化に対する寛容性が
  薄れるのではないか?

ですが…
まあこの危険性はないとは言えません。法形の見た目のみに目を奪われてしまっていれば。
ただこれは「具体的且つ詳細な例を示してしまっている」ことが原因でしょうかね?正直
私にはそうは思えないんですよ。ここの部分こそが「指導のあり方の問題」だと思うので
す。実際に私がお世話になったことのある先生方を例に考えると…
例えば拳暦40年を超えるある先生「技は全部同じですから〜」と言いながらも見た目の
動きは変幻自在,でも確かに芯の部分は同じ動きで投げている。
例えば40代で7段を取得しているある先生「あっ,僕はいま動きを変化させたよね?あ
れはビスさんの動きがこっちに変わったからそれに合わせてああいう風に変化させたんだ
よ。でも掛け方同じね(ちなみにこの時の技は外巻天秤でした)」。
例えば丸廉にも参座してくれているある先輩拳士「攻者の攻めが変われば守者の動きが変
化するのは当たり前なのであって〜。その変化の早さが少林寺拳法の特色なのである!」。
現在のカリキュラムでも正しく行えば多くのこうした「寛容な」拳士が生まれているので
す。って言うか例にあげた拳暦40年以上の先生なんてバリバリの「伝統派少林寺拳法」
の使い手なわけですが,初めてお会いして逆小手を教えていただいた時などニコニコしな
がら「こんなやり方もあるし,こういうやり方もあるし…」と言いながら足は払うわ耳は
掴むわ髪の毛は掴むわ鼻を擦り上げて来るわ肘打ちをブチ込んで来るわ指は捻るわ耳孔は
抉って来るわ…およそ思いつく限りの(プラス思いもしないような)ありとあらゆる変化
技をブチかまして下さいました。で,ニコニコしたまま一言「少林寺拳法っていうのは本
来こういうものですから〜」…。これですよ。「伝統的な練習法」をずっ〜としてきている
先生がこれです。こういう実例を何件も(少なくとも両手両足の指では足りないくらいに
は)味わってきているので(聞いただけならもっと多い),「不寛容」の原因が技術体系に
あるとは思えないのですよ。
「じゃあなんで不寛容な拳士や先生が存在するんだ?」
…なんででしょうね〜?ホントに不思議です。同じやり方をしているのに全く相反するよ
うな考え方の拳士が生まれてしまう。ちなみに通りすがりの休眠拳士さんとは反対に「法
形多くても問題ないやん」派の138Bさんやアップルさんも「変化技?やって当たり前
じゃ〜!」派なんですよね。当然に私も。やっぱり法形の多い少ないは「変化に不寛容」
の直接的な原因ではないんじゃないですかね〜。そういえばご逝去された森道基先生も月
刊「秘伝」の記事で同じような趣旨のお話(「私は形はともかく技が効けばいいじゃないか
という考えでやっていたから…」みたいな話)をされていたような気が…
ですから私の意見としては

「法形の数が多いことは不寛容の直接的な原因ではない。ただ法形を「絶対的な型」「それ
ぞれ全然別の技」として指導してしまえばそのデメリットは極めて大きい」

となります。
(続く)


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