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少林寺拳法or丸廉への批難・文句受容スレ
806
:
ビスキュイ
:2004/03/03(水) 00:58
>通りすがりの休眠拳士さん
順番にレスするつもりだったのですが皆さんのテンポが速いので(私が遅い?)
まずは今回のご意見について私の考えを…
>・多くの技を覚えようとすると、多くの時間が取られるため、
>→ 1つの技あたりの修練時間が減る。(技をきちんと覚えられない)
>→ 技の変化・応用を研究する時間が減る。
>→ 乱捕の場で実践してみる時間が減る。
>・技を覚えることが、修行時間の大半を占めてしまうため、
>→ 覚えるということ自体に主眼が置かれてしまう。
>→ 実践することの重要性が薄れてしまう。
とのご意見ですが,正直こういう傾向はありえます。しかし私はこれは指導の問題
であり技の体系の問題ではないと考えております。さらに言えばこれは少林寺拳法
体系の特色(利点?)と考えます。
中国武術の言葉だったと思いますが,「千招を知る者よりも一招を得たものを恐
れよ(だったかな?)」という言葉があります。「千の技を知ってる者よりも一つ
の技に熟達した者の方が恐ろしい」という意味だそうです。含蓄のある言葉です。
しかしながら少林寺拳法は「千招を知ることにより一招を見つけ出せ」という教授
法をとっているのだと考えます。多数の技を練習することによりその中に潜む共通
原理を掴み取る。最終的にはある技を修練することが同時に(同じ原理の)他の技
を修練しているのという状況になることを目指すのだと思います。しかも技の種類
が多いから興味が持続し飽きない。これを利点と考えます。
ただ教える側が技の関連や体系を理解してないと通りすがりの休眠拳士さんのおっ
しゃる「技が多い弊害」が出てしまいますが…
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