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少林寺拳法or丸廉への批難・文句受容スレ
802
:
ビスキュイ
:2004/03/02(火) 20:48
>通りすがりの休眠拳士さん
ビスキュイと申します。興味深い話題を出していただいてありがとうございます♪
技の体系について考えるいい機会になりました。話題はだいぶ進んでしまっていま
すが,私の考えを少しずつ書いていきたいと思います。
さて…通りすがりの休眠拳士さんのご意見を読んで私なりに纏めてみると,
「なんでAという動きは法形として定められているのに同じような理屈のA’
という動きは単にAの応用と言うだけで名前が付いていないんだ?法形の定
め方の基準が曖昧だし615期生の言うところの「名前が付けられることに
よって形式化が進み失伝が防がれる」に矛盾するじゃないか!」と言うこと
と理解したのですがよろしいでしょうか?(違ってたら言ってくださいね〜)
それでですね…実は私も学生時代に同じようなことを考えたんですわ。「技の
使い分け」っていう観点で。「相手がこう来た時はこの技,こう来たらこっち
の技だよな?」「うんうん,そうだろな」「あれ?でもこの攻撃の時はAとA'
とBのどの技を使えばいいんだ?」「それは間合やタイミングで…」「でもこれ
とこれはどちらも逆突に対する蹴反撃で間合は同じじゃないか?」「相手との
位置関係で…」「いやどっちも外に避けて蹴りだし…」「うーん…」
というような状況でしたが。
んでそれから色々考えてきたわけですが…現在の私の意見としては「法形の意味
(役割)は一つじゃない」と「法形には直列の関係を持つものと並列の関係を持
つものがある」です。
これはどういうことかと申しますと,まず「法形の意味(役割)は一つじゃない」
については,「法形の役割は「公式」「例題」「学習意欲の持続のための課題」と
言ったそれぞれの役割だけで割り切れるものではなく,それぞれでありその全てで
もある」ということです。ですから「公式である」という観点から見ると「何で?」
という技も「例題」という観点で見ると説明がつく場合があったりするかと思います。
このあたりについて「そんなあやふやな体系付けでは分かりにくい!」と感じる方が
おられるかもしれませんが,この「幅の広い」ところが魅力だと感じているんですよね。
長くなったのでまたあとで…
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