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15：委員醱：2004/06/23(水) 15:05: 中２少女補導…高田馬場・男児投げ落とし (夕刊フジ)
中２少女補導…高田馬場・男児投げ落とし（写真提供　産経新聞社）
　「親に告げ口されると思った」－。２２日夕、東京・高田
馬場で男児（５）がマンションから突き落とされた殺人未遂
事件。２３日未明に補導された中学校２年の少女（１３）の
口から漏れた言葉は、愕然（がくぜん）とするほど単純な動
機だった。ゲームセンター通いを密告されると思った衝動的
な殺意と、死への希薄な現実感。突き落とされた男児は、楠
木のクッションがなければ死亡していた可能性がある。目障
りなものを排除するためには殺人もいとわず、全国で暴走す
る子供たち。現実とバーチャル（仮想）の境界がなくなるな
か、子供たちに巣くう「心の闇」はやはり、深くて暗い。
　【頭にきた】
　「ゲームセンターで男の子に『ゲームセンターに来ちゃだめ
でしょ』と言ったら、『お姉ちゃんだってだめでしょ』と言わ
れたので頭にきた」
　殺人未遂容疑で補導された少女は、警視庁捜査１課と少年事
件課の調べに、こう供述する。
　男児はさらに「お姉ちゃんのお母さんに会ったら、毎日ゲーム
センターに来ていることをバラす」と反論。少女はＪＲ大久保駅
前のゲーセンに行っていることを親に内証にしていた。
　このため、「どうやって口を止めようかと思った。ゲームセン
ターでいつもお金を上げていたのに、（男児の）態度がデカかっ
た」と動機を供述しているという。
　少女は「突き落としてやろうと思った」と供述していることか
ら、捜査１課では明確な殺意があったとみている。
　「今はすごく後悔して、（男児に）謝りたいです」と、反省の
様子も見せているという。
　捜査１課と少年事件課では、刑事罰を問えない１４歳未満の「
触法少年」のため、非行事実を東京児童相談所に通告。詳しい動
機を調べる。

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