ニュース用のスレッド

12：委員醱：2004/06/02(水) 03:12: 少６女児が校内で同級生女児を切り殺す (夕刊フジ)

　小６女児（１１）が刃物で同級生を襲撃－。１日午後、長崎県佐世保市の市立大久保小学校（全校生徒１８７人）で６年生の女児が同級生の女児をカッターナイフで襲い、切りつけた。女児は首の付近を切られ、駆けつけた救急隊員によって現場で死亡が確認された。失血死とみられる。長崎県警捜査１課と佐世保署は殺人の非行事実で捜査を始めた。長崎市内では昨年７月、中学生による幼稚園児殺人事件が起きたばかり。度重なる凶行に、学校関係者は大きな衝撃を受けている。

　捜査一課の調べだと、死亡したのは佐世保市天満町、毎日新聞佐世保支局の御手洗恭二支局長（４５）の長女、怜美（さとみ）さん（１２）。

　調べによると、同日午後０時４５分ごろ、大久保小学校から「６年生の女児が同級生にカッターでやられ、出血している」と１１０番通報があった。

　捜査員が現場に駆けつけたところ、校舎３階の特別教室・学習ルームで怜美さんが刺されて倒れているのを確認、切りつけた女児は補導する予定。

　怜美さんの全身には切りつけられた跡が多数残されていたという。

　同小は６年生が３８人在籍しているが、加害女児は給食中に怜美さんと口論となった。その後、怜美さんを学習ルームに呼び出し、首の部分を切りつけたらしい。

　出崎校長は事件当時、留守で教頭が通報したという。

　大久保小は事件後、事件の対応や連絡などに慌ただしく追われた。

　同小の女性職員は問い合わせの電話に、「いま事実関係の確認中で、詳しいことは何も分かっていません。何も答えられません」などと興奮した口調で話した。

　学校の各門には警察の規制線が張られ、グラウンドには駆け付けた２０台近い警察の車が集まった。

　救急車が入るのを見て、心配になって見に来たという６年生の子供を持つ母親は「学校からは何の連絡もない」と言って、不安そうに校内の様子を見守っていた。別の母親は「みんな仲がいい学校なのに」と泣き出した。

　近所の人の話によると、同小では３０日に運動会が開かれ、３１日は休みだったという。

　長崎市では昨年７月、幼稚園児の種元駿ちゃん＝当時（４）＝が市立中１年だった男子生徒＝同（１２）＝に立体駐車場の上から投げ落とされ、殺害される事件が起きている。大久保小学校は佐世保市の中心部から北西に１キロ。

　加害女児は１４歳以下のため、刑法、少年法の刑事罰の対象とならない「触法少年」として扱われる。警察は児童相談所に通告した後、少年審判に付する必要がある場合は、家庭裁判所に送致する。

[ 2004年6月1日18時0分 ]

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

（画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります）