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歴史・政治経済スレ〜居酒屋政談

49COZY:2009/05/16(土) 08:39:33
400年続いた国が滅びようとするとどんなイデオロギー転換があるだろうか、
という疑問からの出発でした。
実際、漢の衰退に伴って儒教道徳も衰退し、代わりに道教が力を付けていきます。
黄巾党や五斗米道はもちろんのこと、建安文学やら竹林の七賢も、
儒教的全体主義の否定から生まれたと言えます。
逸民という世捨て人がブームになったり、面白い時代です。

>蜀の主戦力になる劉備の基礎兵力も黄巾党の残党を巻き込んだり

曹操も黄巾党の残党を吸収して、兵力の基盤を作ってるんで、
袁紹、袁術や劉表なんかも同様かもしれないですね。
「蛮族と三国志勢力」の話にも関わってきますが、
異民族は蜀や呉の兵力供給源だったようです。
蜀漢は南蛮を制圧して物資や兵士を補給して北伐を可能にしましたし、
呉は山越という蛮族を制圧しつつ、それを兵力に組み入れていたみたいです。
「海からやって来る蛮族」は記憶にないですね……興味深いので調べてみます。

隋や唐も北方騎馬民族の系譜なので、
純然たる漢民族の国は、魏晋が滅んだ後は宋まで600年待たなきゃいけない。
そんな異民族流入の元になったのが三国時代辺りなので、
世界史の教科書に載っている以上に異民族の影響は大きかったのでしょう。


異民族との戦いと言えば、
三国志のシミュレーションゲームで、
はじめて南蛮のπ突骨(ゴツトツコツ)の名を見たときに
「いかにも蛮族」な名前に大笑いした記憶が。


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