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管理人の日記

1管理人:2004/04/01(木) 03:44
年度も明けた。日記を書こう。

−ご注意何点かー
※管理人だけが書きます。他の方の書き込みはご遠慮ください。
※自分も日記を書きたいという方は別にスレッドを立ててください。
※管理人の意図に反する書き込みは、予告なく削除します。
※えらそうですね。
※こうやって一方的にルールを決められて、悔しくないですか。
※だけど、自分にできることをやっていけば、きっと道は開けます。
※そう信じるしかないです。がんばってください。
※がんばります。

2管理人:2004/04/02(金) 00:56
4月1日

昨日から何度か日記を書き始めようとしては途中で挫折、ということが
あったのだがこれはなぜだと問うてみるにああそうか、
俺には仕事がないのだということに気がついた。

仕事がなくなったってことは語るべき話題がおおむね半減したということだ。
これは痛い。しかしそれでいいのだ。
こうやって毎年毎年人付き合いのしがらみをなくしていけば、
とても身軽な老後がおくれるというものだ。
年を取るってのがそんなもんなのかどうかは、知らんけども。

さて食えんので仕事を探さなければならんのだがこれが一向にやる気すらおきない。
なんで朝十時半におきることのできる生活から離れなければならないのか。
誰か説明できるものならしてもらいたい。

というわけで起きて昼までベッドの上でゴロゴロ。
たまった洗濯物を一気にやっつけるべくコインランドリーで大物洗濯そして乾燥。
待ち時間外のベンチで日向ぼっこしつつ道を挟んで向かいにある空き地を眺める。
男の子が二人してバドミントン風テニスをしている。
楽しそうだ。仲間に入れてもらいたい。

そんなこんなでいい一日。明日も明日でいい日だろう。
予定がなくてバイクに乗れてなんで日が悪いものか。
楽しみだ。

3管理人:2004/04/04(日) 01:26
4月3日(土)

無職のくせに外に出た。
しばらくぶりにバイクを磨いた。中々きれいになってくれた。
ホイールも丁寧にやろうかと思ったが、時間が迫ってきてたので後回し。
スポークが入り組んでるって構造になってるので、いったんやりだすと大変だ。

見た目ピカピカと赤く光って気分が良い。
そのまんま職場に残した仕事を片付けにいった。
小さな会議室の中で、一人こもらせてもらった。
別に集中したいわけではなくて、単純に俺の机が無くなっただけの話だ。
机が無い、ってのにでまだ仕事を残しているのだから、恥ずかしくて
元の同僚達には顔向けも出来ない。一人、廊下ですれ違い様
「俺も全然終わってないんだよ、ゆっくりやればいいよ」なんて
言ってくれる方がいて、ありがたいやら、申し訳ないやら。
すみませんと言うより他無い。

会議室の窓を開けて、グランドから聞えてる掛け声のボリュームを上げた。
しばらくはその音をBGMに作業を続ける。ひたすら手書きで、首筋も痛む。
息抜きに外を眺めると、そこかしこに植わってる桜の木がサラサラと花びらを
風に流している。去年の春は、都市部にある職場には似つかわぬその美しさに
ちょっと驚いたものだ。その桜をまた見ることが出来て、
「ああ、一年が終わったなあ」と実感する。
いや、仕事終わってないんだけども。

昼から夕方までかけて、やっと出口が見えてきた。
日曜も午前中3時間くらいかけてなんとか本当に片をつけんといかん。
またきます、と挨拶をして出て行く。

今日の夕食はちょっと豪勢だ。3000円がとこ払って焼肉だ。
バイクでお店に着くと今正に始まろうとしたところだった。
騒がしい中で肉を食う。騒がしい騒がしい。この騒がしさとも今日でお別れだ。
かいがいしくみんなの注文をとりまとめ、
また離任式で、と食事をともにした30人以上の楽しい子らに手を振った。
手にはおみやげぶらさげて、これでなかなかいい気分だ。
ろくな仕事せんでほんとすまんかったでした。

気が狂ったように読み続けた、人様の日記をようやく読み終えた。
気が狂った人が書いたものだから、こちらもあやうくやられそうになった。

今夜は八王子でたくさんバンドが出るオールナイトの企画があるのだが、
大人しく寝よう。最後仕事を片付けんといかんし、昼から練習だ。
バンド、一生懸命やらんと、いろんな人たちに顔向けできん。
真剣にやるのは、きついんだけどもなあ。やらんとなあ。

4管理人:2004/04/05(月) 01:56
4月4日(日)

無職のくせに移動が多い一日だった。

11軸くらいに外に出た。もっと早くに起きるつもりだったが
無職の精神力が弱いということは、これはもう常識だ。
しばらく仕事して、練習に向かう。当然仕事は終わってない。ヤバイよママ。

練習ではドンキャマ(←個性を出してみました)を使ってみっちりやった。
なんとなーく、いい感じにできるようになった。
単にカチカチいう音にあわせるだけでなく、ライブで叩く叩き方に近い
感じで叩けた。

終わった後でスタットに向かう。ライブを見た。
知ってる方も何人かいらしてて、楽しかった。

武蔵境からの帰り道はこれで中々距離がある。
車中寝ようかと思ってたら田舎よりメール。
母ちゃんから仕事どうなったとの内容。素直に現況を返信する。
返信に返信はなかった。

さっさと片付けんといかんなあ。
なにかしら、きつくなってきた。

5管理人:2004/04/06(火) 04:47
4月5日(月)

無職ではあるものの、まだネットには接続できるので日記を書く。

12月の事故、いまさら保険金請求の手続きをとる。
事故当時着ててボロボロになった服とかの写真を撮り、
金額を書いた紙を同封して投函。いつお金が振り込まれるのやら。

バイクに乗るとちょっと寒め。まだ寒いってのは意外。
革ジャン着て走るのは好きなので、暑くなるよりはましだ。
バイクはいい。とてもいい。事故服の写真を撮るついでにバイクも撮った。
とてもいいアングルから撮れたのがあって満足。凶暴な一枚だ。

松屋の牛丼を食いに行った。うまい。卵なんかかけてみて、これまたうまい。
吉野家の売上が強力に落ちているらしい。豚丼値下げとか。
しかしそうじゃないのだ吉野家よ。高くてもいい、牛丼を復活させるしかない。
客のニーズは安い肉丼にあるんじゃないんだよ、牛丼にあるんだ。
どっからでもいい、牛引っ張ってきて牛丼再開だ!
がんばれ吉野家!負けんな吉野家!!

そんなことはどうでも良くて、求人情報のフリーペーパーを
探しに行ったのだ。こっちがメインの目的。
めぼしいのがないかと探してみたらば、一件気にかかる奴発見。
派遣、時給1350円、イラストレーター、マック使う。K淵駅10分。
時給いいじゃない。後半二つほどよくわからない条件があったが、
駅が近いのも大きく、明日連絡してみることに。
パソコン使う仕事には興味があります、とここまで書いて
なんかすごく薄っぺらい自分にちょっと嫌気がさしました。
でもいいじゃない、そこに可能性っていう甘い蜜がたれてるんだから、
ペロペロなめたっていいじゃない。いいじゃない…

まあ、俺がマウス使って描いた絵を見れば面接する人も
不採用通知を出しやすいだろう。ちなみにこんなだ。
http://yorback25.zero-city.com/gazou/img_000082.png
http://yorback25.zero-city.com/gazou/img_000083.png
二つとも塩マンです。よく描けた。

しかし明日は八時前に元職場に行かねばならんのだが大丈夫かしら。
まあいいや。

6管理人:2004/04/07(水) 03:22
4月6日(火)

離任式。とにかく眠かった。
何人かの子らと握手したり話したり。ほんとはもっといたかったが、早々に帰宅。
花束を抱えて走ったもんで危なくてしょうがない。ありがたい。

スーツ着てるもんだからその勢いで履歴書に貼る写真を撮る。
白黒で写りもよく、俺大満足の出来。
久し振り履歴書を書いてみた。なかなか大変、手間だこりゃ。

昨日の日記に書いてた会社に電話。「未経験の人に教えてる時間がありませんので」
とのことで玉砕。それならしょうがない、ということで、別口に電話。
あさって面接。飯田橋まで行かねばならん。遠いが、なんでも経験だ。
この電話の模様は、パソコンに記憶させた。ふっと思いついたのだ。

ちょっとビール飲んだ。
原稿書いた。
携帯から見られるBBSを用意した。

明日は夜から練習だが、それまでは暇だ。
寝るか。

7管理人:2004/04/08(木) 04:03
4月7日(水)

無職なので寝汗が出ても気にならないくらいに眠れる。
何しろ春だ。いくらでも眠れる。
誰が俺の春眠を邪魔できるというのか。いたらでてこい。
添い寝してやるから。寝汗でじっとりさせてやる。

どうも行動がちぐはぐだ。
明日バイトの面接に行かねばならんので、一張羅をクリーニングに出すことにした。
出し終わったらその足でバンドの練習に行こうと思い、スーツを袋とかに入れず
裸で持って歩く。
クリーニング屋さんについたら本日定休の看板が掛かってたのでがっくり。
ここで素直に家に帰ってスーツ置いてこればいいのだが、
「ああ、もう着ることも無いだろうからどっかゴミ箱に捨てればいいか。
 明日の面接は普段着で行けばよかろう。
 それも乱暴だから、町田かどっかでクリーニングだそうかな。
 よし、王将行こう」
ということで駅にある餃子の王将にスーツ持って入場。革ジャンは暑いので脱ぐ。
食べ終わり、練習に行こうと店を出たところで商売道具であるスティックを忘れたことに気付く。
スタジオで買うのも勿体無いので家に帰る。
練習時間まではまだ五時間以上あるなあと思い、服を脱いで寝た。実によく寝れた。

というわけで、小学生より落ち着きが無い。
日常がすべてこんな感じだ。何をやるか、その瞬間になってから考えるので、
前後の行動に整合性がない。
先を見て動くことが出来ないのは学生時分からの悪癖だが、
ちょっと最近どうしようもない。これはいかん。計画性のある人生を送りたい。

なんてことが思うだけで出来るのだったら今ごろ俺は総理大臣だ。
俺じゃなくたって、思ったことを実行できるんなら他の人たちも
大統領とか宇宙最強とかくらいになってるだろう。

計画、あるいは理想なんかと実現できたことのギャップというのは
あって当然だと思うのだが、その差が余りに大きすぎると精神的にきつい。

高校時代からバンドはやりたかったので、その面では全く申し分ないのだが、
仕事とか生活の面ではどうにもならん。

とここまで書いて、それもなんだか必然のような気がしてきた。
思いの量が違う。
願いは叶うとかいうが、あれは大体においてあってると思う。
逆に思わなければ叶いようも無い。
用は俺が仕事とか生活についてこうしたいという願いを持たなかったということだ。
実生活にリアリティがないのもその辺が原因だろう。
ただただ親に申し訳ない。真面目に先生になれなくてすんません。

まとまらん。明日は昼から都内で面接なのだ。寝よう。

8管理人:2004/04/09(金) 03:54
4月8日(木)

無職から抜け出したくて面接に行ってきた。
2時半に間に合うように12時20分に家を出る。ちょっとした旅行みたいなもんだ。

飯田橋についたはいいがなにがなんだかわからぬ。
目白通りがどこだかてんでわからない。わかったあとも右か左かわからない。
地図みたんだけどなあ。都会の入り組んだ道イズフィアー。

面接した。久し振りだ。
いわゆる派遣会社だ。4人ばかりのスタッフがパソコンをいじったりしてた。
しばらく待たされる。別の人が面接してるようだ。
盗み聞きしてるとあれだ、平日はできるだけ休むなみたいなことを言ってる。
履歴書にこの日とこの日休みたいってもう書いちゃったしなあ。モチベーション低下。
なんか仕事がうまくいかなかったら23時くらいまでかかることもあるとか言ってる。
俺バンドの練習21時とかからあるのは休めないしなあ。モチベーション低下。
なんかもう半分くらいやる気なくなる。

前の人たちの面接が終わり、俺の順番が来たのでいろいろ聞いたりなんだりする。
淡々と進むが最後に面接の方が「あ、一つ言い忘れてましたが」。
「正和さん、髪はバンドでどうしてものばさなきゃならないの?」
「いえ、伸ばしたいから伸ばしてるんです」
「ああ、それはねえ、横のはねもすごいしねえ、なんとかならないかなあ」
「家でいろいろ挑戦してみます、ハハハ」
というわけで髪型がお気に召さなかったようだ。モサモサだしな。
完全にやる気がなくなったのでこの仕事はパス。
明日また何か考えよう。

やはり飯田橋で面接をしてた某さんと落ち合い、メシくいにつれてってもらう。
ビックリするくらいの肉が出てきた。ホイコーロ−。注文して七秒で出てきた。
味噌汁に泣けるほどのごはんがついて750円はお安い。
その後甘味処に趣き甘いものを食いつつ社会とか人とかに毒を吐く。
俺たちは望まれてこの社会にいるわけじゃねえー
この社会は俺たちがいることをまるで望んじゃいねえー
泣きたくなって駅への帰り道とぼとぼ歩いていたらヤフーBBの糞バイトが
「そちらお父さんお二人!インターネットどうですか!使い放題!」
などと声をかけやがった。お父さんか。もう、あいつ殺して俺も死ぬ。
今日はおいしいもの以外は散々だ。
おいしいものを食べることができたってので、満足するがいいか。
いいことが一個あったから、それでいいか。
それでいいか。

9管理人:2004/04/13(火) 18:10
4月13日(火)

無職なのでもうすぐダメになる。
ここ一週間ほど日記をさぼってましたがこんにちは。
みなさん働いてらっしゃいますか。俺は働いていません。
いろいろあったような気もします。何もなかったような気もします。
思いつく端から書いていこうと思います。どれ、その前にちょっくらジュース。

うまい。
9日はあれだ、夜に収録があった。ネットラジオの収録。阿佐ヶ谷のカラオケボックス。
前日あたりお金が無いのでどうしようと思ってたのだが、この日午前中にCD売り払ったて
出来たお金でなんとかまかなう。セーフ。夜遅くまでかかったので車で送ってもらった。
バイクで来ればよかったなあと反省しきり。
10日は確か寝日だ。何もせなんだ。
11日は午前中もとの職場にちょっと顔出し。午後は横浜でライブ。
GUGってところでやりました。初めてのとこです。えらい狭かった。
バンドたくさんでたんで15分のステージでした。しかも初っ端。
最後んとこではお客さんいっぱい来てたけど、俺らを見た人はあんまりいなかったなあ。
残念。演奏は楽しかったです。ビール飲んでやったのがいけなかったのか
無職のくせに酒を飲んだのがいけなかったのか、演奏後ダウンしてしまい
他のバンドあまり見れませんでした。
また17日にライブあるんで、頑張らねばな。
帰りがけに寄った吉野屋でへんてこなお客さんと遭遇。
独り言を呟きながらメニューを確かめ、店員さんにいろいろ注文をつけてましたが
俺が入ってから出るまでの間そのメニューが決まった様子はなし。
気持ちの面でいろいろ抱えているのか、生きるのも中々大変だ。
12日は月曜日。先日面接に行ったところに連絡して、「時間の面で合わないんで
お断りさせてください」とお願いしようとしたら「今回は不採用とさせていただきます」
と先手を打たれた。なんかこう、スッキリするな。うん。
この水は涙なんかじゃない。心の汗だ。
新宿で飲み会があったのだが金など無く行けぬ。泣く泣く寝る。
13日。今日は火曜日だ。入るはずだった保険金が入らないので極端に財政ピンチ。
ジュースを買うのも勇気がいる。保険屋に問い合わせてみると明後日か明々後日の入金と
いうことで口から幽体が離脱しそうになった。死ねる。
そんなこんなで、若い俺の夜はこれからだぜ!がんあbれ!俺!明日は練習だ!!

10管理人:2004/04/15(木) 03:07
4月14日(水)

無職なので雨の降る日もお休みだ。
目覚めが午後になるのはもう、これは基本的な無職人の生活スタイルであって
何も特別なことではない。遮光カーテンも締め切ってあるので日の光も
俺の安眠を邪魔することはしない。寝れるだけ寝る。

目が覚めてから何もすることがない。
今極端に金がないので外に出たとしてもやはり何もできない。
仕事と金がなく時間だけが俺に与えられている。
贅沢なことのか、拷問にあっているようなものなのかわからない。

無職とはいえバンドをやっている以上は練習に行かねばならない。
財布の中には1000円あるきりだ。
一回の練習に必要な金額は、スタジオ代がまず1400円。
平日二時間だとこんなものなのです。
さらに、そこに行くまでの電車賃が往復で900円。
足して2300円。1300円足りない。
電車賃に関してはこれまでならばプリペイドカードなんか使うんだけども
あいにく残高が全く無い状況。手元の1000円では行って帰って終わりになってしまう。
メンバーさんスタジオ代借りればいいような気もするのだが、みんなそんなにお金持ちな
わけでもなく、仮にみんなギリギリしか持ってきてなかったらえらいことになる。
なんとかしてお金を捻出せねばいかんということで、またCDを売ることにした。
しかし先日ある程度は売ってしまったので、もう売れるものが残ってない。
今残ってるのは何度かの間引きを生き抜いてきたある意味での精鋭なのだ。
これ以上削るのは、痛い。俺の精神衛生上、痛い。
困った困ったとあたりを見渡すと、雑多に詰まれてる漫画本が目に付く。
漫画は学生時代から大好きで良く買っておったのだが、手放すことはしなかった。
二束三文にしかならんだろうし、自分の感性になにかしら影響を与えてくれた作品を
手放すというのはこの上なく辛いからだ。
しかしとにかく場合が場合、背に腹は変えられない。何しろ飯すら食えてない。
その辺に転がってるダンボールにあれもこれもと入れてったがあまりたいした冊数に
ならない。どうみつもてtもたいしたお金にはなりそうもなく、困る。
CDもなんとか引っ張り出して、しかしそれでも物足りない。
うーんと唸って糞汚い部屋を見渡すと、これは、と目に付くものがある。
エロ本の束だ。以前友人が引越しの際邪魔になった思い出の品を俺に譲ってくれたのだが、
縛ってある紐を解くのもめんどくさく、また、最近もっぱらサンプル画像で夜の
所用を足している俺にはあまり魅力的なアイテムではなく、その辺に放置してあったのだ。
これも持ってくかということでダンボールに積め、雨の中ブックオフに向かって歩くことにした。

長いので続く。

11管理人:2004/04/15(木) 03:08
14日続き。

死ぬほど重い。腰に来る。前に抱えたり肩に担いだりするが、ダンボール一杯の
雑誌というのはもうどうにもごまかしようの無いレベルの負荷になる。
信号を渡るとき向こうからこの春のフレッシュマンらしき集団とすれ違ったのだが、
なんというかあまりに彼らとは向かう方向が違う自分に心底嫌気がさした。
段々新しい社会にも慣れてきて、よーしみんな一杯やってくか、といった風情。
上司の悪口とか、これからの意気込みとか話すのでしょう。そうでしょう。
中には気になる異性の同僚なんかもいたりして、うまいこと話したりできないもんかと
策を練ったりしてるのでしょう。
そんなんじゃないんですよ、俺はこのエロ本売らないと今日電車に乗れないんです。
この肩に担いだダンボールに一杯入ったエロ雑誌をきっちり売らないと、
今日これから数時間の生活がままならないんです。
フレッシュな人たちを視認したからすれ違うまではほんの数秒だったが、
その短い時間はこれまで俺が歩んできた人生の道のり、そのところどころに
あった分岐点での俺の選択を、疑ってみるには充分な時間だった。

なんだかんだでブックオフに到着。こんなに明るくしなくていいよ、と
入店前から陰鬱な気持ちになっていたが、中に入って買い取りカウンターに
箱を置いた瞬間気分はさらに落ち込んだ。担当の店員さんがあまりにも若く
かわいらしい女性っていうのは、これはもう拷問でしかない。結婚したい。
とりあえずCDと漫画本を見せ、それからエロ本ダンボールを開く。
このかわいい店員さんはなんて思うんだろう、こんな俺を。
雨の中汗をかいてダンボール箱にエロ本満載で持ってくるこの俺を、なんて思うんだろう。
その上きついのが査定の現場である買取カウンターが店の入り口に直近だってことだ。
俺の後で入ってきたお客さんたちはまずこのエロ本群に出迎えられる。
そのエロ本を持ってきたのは僕ですよ、この元中学講師のバンドマンですよ。
もう以前足の手術したとき陰部にカテーテル差し込まれてたのをきゅっと
抜かれた時以上の恥ずかしさが俺を襲う中、担当のお姉さんがしばらくお待ちください
なんていうので店内を徘徊する。
もし教え子とかと顔あわせちゃったら最悪だなあ、なんてお客さん入ってくるたび
ビクビクしながら過ごすこと20分ほどか。「買取でお待ちの正和さまー正和さまー」
と玉を転がすような声で放送が流れる。
カウンターには俺が持ってきた恥ずかしい本が散らばっており、誰の目にもそれはエロ本ですよ
とわかる様子だった。消え入りたい。
「本日はお客様の大切な品物をお売りいただきありがとうございます」なんて
お姉さんがものすごく丁寧に言ってくれるのだが俺がもってきたのは
『パックリハイティーン特集!え!?イマドキ女子校生ってこんなにスゴいんですか!?』
『う〜ん熟女の匂い・あんなことこんなことさせちゃってドックン必至スペシャル号』とか
そんなうじ虫がわいちゃってたかっちゃってもうどうにもならんようなのばっかりで、
ああもうそんな目で俺を見ないで下さい、俺はもうあなたとは永劫に結婚できないんです、
勘弁してください許してください。死にそうになってお姉さんが差し出した明細を
見ると、漫画・雑誌890円CD1100円。
あんな思いして、2千円か。そんなもんか。
ある程度安いだろうとは思っていたのと、一刻も早くこの場から立ち去りたいという思いで
速攻手続き済まして帰ろうとしたらお姉さん「こちら買取できない品物なんですけど・・・」
と上目遣いに俺を悩ませやがる、さっさと帰らせてくださいお願いします。
なんとか金を握って外に出る。
お姉さん、あなたの顔を見にまた来たいけど、しばらくは来れません。
俺のセンシティブなハートはズタズタだ。

どうも書いててあまり楽しくないのでさっさと終わらそう。
その後浮いたお金でメシ食って電車のって練習に行きました。
スタジオ代払って帰りの電車賃引いたら何十円しか残らない計算だったので
ジュース買うのも我慢しました。
清算したら割引利いて300円くらい浮いたのですごく嬉しかったです。
ジュースを買いました。すごくおいしかったです。

今サイフの中身は30円ですが、明日になればきっと保険金がたくさん入ります。
昨日保険屋さんが「15日、遅くても16日には振り込みます」って言ってたので、
たぶん明日振り込まれます。明後日だったらもう泣くしかないので明日大丈夫です。
寝れば、寝て起きればお金が入ってるはずだ。きっとそうだ。
信じて俺は寝る。寝るしかない。
                      終わり

12管理人:2004/04/17(土) 00:40
4月16日(金)

無職ではあるが入金を確認した。
朝帰ってきた。朝まで飲んだのは久し振りだ。
等と書くとまるで大酒飲みさながらであるが実際は餃子の王将でビール三杯飲んだだけ。
料理の方が多く出た。
下北沢のカプセルホテルに何度か泊まったことがあるが、そんなときには朝になって帰る途中、
パチンコ屋の前に並んでいる人達を必ず見かけた。七時から八時くらいなのだが、
開店前にそうして行列が出来るってのは人気のある店には良くあることで、
俺も7・8年前にはたまにやってたことがある。
どこにでもパチンコ好きの人はいるものだ。

しかしいくらなんでも朝の5時前から並んでるってのはどうかしてるだろう。
飲み終わって始発で帰ろうという弾になり、その店の前を通り過ぎたわけだが
なぜか入り口に一人座り込んでいる。携帯なんかいじっている。
まさか、とは思ったが、常識的に考えて今まで飲んでた人がちょっと疲れて休んでる
のだろう、と思うことにした。いったん駅に行く。始発まではもう少し時間があったので
いったん駅から出てコンビニに行くことにしたのだが、さっきの店に目をやると一人増えてた。
さっきの一人とにこにこ話してやがる。
これは果たして飲んでた仲間なのかそれとも並び仲間なのか。
その様子をチラと眺めるにどうもしらふっぽい。しかし時間も時間だ。
開店を待って並んでいるのかそれとも飲みつかれた身体を休めてるだけなのか。
いっしょにそこに座って調査してみようかと思ったがだるいので電車に乗り込む。

一駅寝過ごしてまた戻る。町田でいったん下車。
いくら大きな街とはいってもさすがに朝の六時にはあまり出歩く人もいない。
身体は疲れてたが静かな街になんとなく気分もよくなりしばらくうろついてみる。
裏口のところで火事があったらしく消防車などが止まってた。
近辺で座ってたおじさんが風俗情報誌を座り込んでたんねんに読んでいる。
朝とはいえ仕事をしている人もいるし性欲を慰めている人もいるし
人の営みは時間など関係ないのだなあ。

教え子とすれ違うことに極端におびえつつ最寄り駅到着。
フラフラと歩きなんとか帰宅。
寝まくる。
寝すぎて行くはずのライブ行けんかった。

明日は三軒茶屋でライブ。早めに休もう。

しかし気になる輸入版の輸入禁止問題。
いっぺん整理してみたい。なんかどのサイト見ても問題が
うまく把握できん・

13管理人:2004/04/19(月) 02:35
4月18日(日)

無職なので生活の密度が薄い。
3月までは「忙しくない生活を送りたいものだ」などと思っていたのだが
実際にそんな状況を迎えてみると大変につまらない。
目が覚める。することがない。ベッドから出ない。ネット繋ぐ。
見てると眠くなる。寝る。目が覚める。
これを繰り返して一日が終わる。素敵だ。

昨日はライブがあってがんばったのだが散々だった。
俺以外のメンバーさんは大変カッコよかったのだが俺はダメすぎた。
早いテンポの曲に手が追いつかない。
失敗したことが後の演奏に響いてどうにもならん。
そんなわけで落ち込みました。前のライブが良かっただけに残念。

仲良しバンドの方も見にきてくれてたんだけどなあ。
もうちょっといいとこ見せないと、前の3人に悪い。

今回はプロモの撮影も兼ねてたんですがうっかりなんの準備もしてなかったんで
もっさもさの髪にボロtシャツなんてしょうもない感じになってしまいました。
使われないだろなー。

終電も近いんで打ち上げ参加せず帰る。いつものことだがいい加減相模原は遠い。
途中乗換えの際に時間があったので駅の外に出てラーメンを食べに行く。
餃子がプリプリしてて大変においしい。水ギョーザ。ラーメンも麺が好みのタイプで
偶然当たりのお店を引いた喜びに胸がいっぱい。
せっかくおいしいおいしい思いながら食べてたのにげんなりすることが。
テーブル席に陣取った二人のお客さん(男性・推定30代後半)がずっと
「勃起」とか「夢精」とか声高に話してたんで食ってる間ずっと汚れた大人チンポの映像が
脳裏に浮かんで消えませんでした。
みなさんも食事の際の会話内容には気をつけてください。聞かれてるものですぞ。
もし俺がすごく怒りっぽくて手の早い、天涯孤独の連続殺人犯だったら容赦なく
殺してたなあ。そんな人が身近にいないとも限らないのでほんと要注意です。

さて今日は今日で昼頃目を覚ましました。
で、チラッとネット繋いでまた寝ました。
風呂入ろうと思ってお湯張ったはいいんですがその後ベッドでゴロゴロしつつ
3時間放置。ぬるくなったのでまたお湯入れ直し。無駄だ。
テレビをつけたらアニメ特集やってたんで何の気なしに見てたら19時半くらいになる。
よしと気合を入れて飯食いに出発。今日は肉を食いにいきました。
無職のくせに生意気な、と憤った方もいらっしゃるでしょうが堪忍してください。
俺だって無職である前に人間なのです。人間だもの、肉も食えるさ。
駅の待ち時間口寂しかったのでハンバーガーを二個食べたのだが
それが良くなかったのか、いざ肉食という段になって思う通りに腹に入っていかない。
いつも通りならこれくらいいけんだろ、と思って頼んだメニューが次から次から
出てくるのだが段々と苦しくなってくる。
腹が膨れすぎて常に身体のどこかを動かしていないとどうにもならないくらいに
苦しくなる。チジミを遺してしまったのは最近にない悔しさだ。
もう、ただたくさん食べるって時期は過ぎちゃったのか。

さて明日はまた平日ですがあいかわらず予定がありません。
みなさんどう過ごされるのか。俺はもうしばらく寝てます。

14正和:2004/05/03(月) 04:22
五月二日(日)

田舎の生活はとても心地のいいものだけれども
やっぱり今はどうしても神奈川にいないといけないので帰らざるをえない。
明日もまたライブがあるのだ。

今日は親父の一周忌で高野山まで行ったのだが明日ライブというので
長居もできず日帰りで和歌山まで行って帰るっていうかなり強力な日程だった。
体も疲れて早く寝ないといけないのだけれども
寝てしまうと目が覚めてしまい目が覚めてしまうと
飛行機に乗らなければならなくなってしまうから
最後に少しもがこうとして今漫画喫茶に逃げ込んでいる。
さすがに時間も迫ってきたので家に帰らないといけない。

実家に帰るのか神奈川の部屋に帰るのか
バンドに帰るのか家族に帰るのか
帰る先がひとつじゃないのでどうにも困ってしまう。

あまりうまくまとまらないのだが、とりあえずやりたいことをやりに
神奈川に出張ったわけだからやり遂げる前に実家に帰ってしまうのはおかしいと思う。
実家の皆を安心させたいのにまた神奈川に帰ってしまうのは人としておかしいと思う。

何をいっても始まらないので明日は遅れず目を覚まして
飛行機に乗り込んでいつものライブハウスにライブをしにいこう。

今日までにあったことはいずれまとめて書かないといけないなあ。
そのまえに部屋のネットを復旧させないといけない。
次の仕事が決まるまでは身内から借りた金を使って生活だ。
やらなきゃいけないことを明確にしよう。
疲れた様子を見せて喜ぶのはもうこの辺でおしまいにしないといかん。

さっさと出よう。

15管理人:2004/05/07(金) 03:02
5月6日(木)

長いこと日記をさぼっていたのは料金未払いのためにネットが止められてたからなのだが
何とか復旧することができた。長いこと更新もしなかったのに見てくれてた方々どうもでした。

こないだ帰省中漫画喫茶で書いたのをのぞけば実に3週間ぶりの日記であり、
キーを叩くのがめんどくさくもあり嬉しくもある。
無職とはいえ俺も年齢的にはいい大人であるのでこれだけ時間があれば
日記に書けるようなできごともいろいろあった。
覚えてる分だけ書いてきます。

・4月23日(金) ラジオ収録→ライブ

ネットラジオの収録があった。
相当寝坊してしまい、カツカツの時間の中での収録。迷惑かけました。
お好み焼きが大変においしい。ホットプレートが懐かしい。
丸太ん棒を何本かよっこらせと移動する。重いものを持つのは久し振りだった。
収録した内容はすでに放送済みであるわけだがネットがつながらないので聞けなかった。
何もお好み焼きを食べたり丸太を担いだりするのを放送したわけではない。

収録現場をあとにして一路目指すは渋谷駅、赤い建物ギグアンティック。
余裕をもって到着するも何かしら違和感を感じる。
大概のライブハウスにはその日に出るバンドの名前が書かれたメッセージボード
みたいなのが入り口付近に置いてあるのだが、その中に見覚えのある名前が微塵も無い。
何でか全然分からない。「今日は二部構成なんじゃなかろうか」なんて思ったりする。
メールやら電話やら、いろいろ聞いてみたりして実は新宿のアンチノックであったことが
判明する。ひいひい言って電車に乗ってリハーサルの時間ギリギリで会場入り。
予定はしっかり管理しないといかん。

メンツは普段全く交流のないハードコアの方々。出られなくなってしまった
バンドさんがいらして、その代打として出たのです。
つまり「代打バンド正和真剣です!」というわけなのだが、
これが「代打教師秋葉真剣です!」という漫画のパロディになっているというのは
別に知らなくてもいいことだし、その漫画を好きだったわけでもないです。
あと、代打教師とか言うとつまりは3月まで俺がやってた仕事のわけなんだが
真剣って感じじゃなかったですね。頑張ろうとはしてたんですけどね。
さて出てたバンドはみなさん髪が長かったり、染まってたり、ごっついかっこしてたり、
喉も裂けんばかりの大声で歌ってたり、ギターがすごくひずんでたりと非常に恐ろしい。
ハードコア・恐ろしい。意味も無く中黒を入れてみたりするくらいに恐ろしい。
「音楽にジャンルなんて関係ねえぜ!」とかいうと非常にかっこよく聞えるわけだが、
こうして見てみると厳然として「鋲ジャン・デス声・自由が欲しい」という一つの文化が
そこに存在しているし、どうにもその場の状況にしっくり来ないものを感じる自分もいる。
ここからパンク史とかロック史にまで話を進めたいのだがあいにくそんなことを語れるほどの
知識もないし、調べようとかまとめようとかいう意欲もない。
どうでもいい話ではあるが、対バンさんのお客さん(女性・推定20歳)が
「彼がねー、ア○ルでさせてくれって言うのー。キモイんだけどー」とかしゃべってたのが笑った。
そんな話は人前でしちゃいかん。どうなんだろう。してもいいのか。いやいかん。

次の日は名古屋にいかなきゃいかんので早めに帰る。

16管理人:2004/05/07(金) 03:57
思い出し日記・続き

4月24日(土)部屋→名古屋

小学校からの友人が現在名古屋に住んでいるのだが、結婚式をやるというので
大変にめでたい。めでたい席に行くには持ってたスーツじゃぼろくてあんまりなので
10日ほど前にやっすいのを一着買った。シャツやらネクタイやら込みで3万ちょっと。
何かスーツは作るのに2週間くらいかかるって聞いてたので店に行った際店員さんに
「すんません、ちょっと急ぎなんですけども大丈夫でしょうか」なんておそるおそる
聞いてみたのだが「そうですね…25分ではどうでしょうお客様?」と
ひっくりかえるような答えが返ってきた。吊るしで裾上げだけだとそんなもんなのかー。
世の中ってのはすごいものだと感心した。

結婚式当日、新横浜に向かう途中町田で下車してスーツを取りに行き、速攻また電車に乗る。
準備万端整ったので、新幹線では安心して眠れた。

以前ライブを見にいって以来一年以上ぶり二度目の名古屋。明
駅の便所でスーツに着替え鏡の前で「かっこいい、かっこいいよ俺」と数度繰り返した後に
タクシーで会場入り。丁度式を挙げる二人がまさに式場に向かおうとしていたところで、
参列者が赤じゅうたんの周りに立ってやいのやいの言ってるとこだった。
俺もすぐその並びに参加して歩いてきた新郎の幸せにあやかろうと肩口あたりをパンパン
叩く。プロレスの試合が終わった後「三沢さーん!三沢さーん!」と喜ぶファンさながらの
高揚感を自分自身に演出してみた。
式場は教会風味で合唱隊がいたり神父さんだか牧師さんだかが正面に陣取っていたりもしたのだが
この神父さんが曲者で卑怯なことに外人さんなのだ。
「外人さんで何が卑怯か」と怒られそうではあるがこの緊張感あふるる、
絶対に静かにしてはいけない空間で、ものすごい典型的な外人なまりの日本語を聞かされる
こっちの立場にもなってもらいたい。
「ヤ ミェルトギモゥ ス コヤーカナルトギモゥ オ ラガィヲアイスィアーウ
コロヲ チ ガーイマスカァ?」と満点の笑顔で二人に語りかけるその姿に俺と隣に座ってた
友人は下を向いて堪えるしかなかったのだが、俺が機転を利かして携帯のメール作成画面に
「アーメェン」と打ち込み友人に見せたものだから二人とも噴出す寸前までに苦しむこととなった。
緊張感のあるシチュエーションというのは、ほんとに賜り物だと思うわけです。

披露宴は名古屋の言葉や富山の言葉が入り混じって、新郎の趣味でストーンズやラモーンズなんか
流れたりして、おいしいお肉が食べられたりして、大変楽しゅうございました。
詩吟を始めるおじさんには大いに笑わせてもらったが、幸せな席っつうのは大変すばらしいものですな。
俺もいつか幸せのお返しをしたいものですがとんとあてがない。
中学の時に「28で結婚します」とかなんあk書いてたわけですが、あと3ヶ月か。
無理だな。すまん14の俺。

とどこおりなく式が終わり用意してもらったホテルに移動する。
着いた早々パンツ一丁で廊下に出てオートロックに締め出されるという
なんとも古典的なドジを見せつけ、「俺もまだまだ現役だな」と納得する。
ちょっと外に出て本場名古屋のパチンコはどうだいと視察に行ったのだが
パチンコじゃなくてパチスロをやったせいか負けました。帰り道の長いこと。
途中お好み焼き屋さんによって親父の風俗話にげんなりしつつうまいうまいと
ねぎ焼きを食いました。3月に万博があるらしいのですが、出店されるそうです。
北尾ってお店です。良かったらよってやってください。
きんぱっつぁんの相場は2万だそうです。

明けて25日。バイキング式の朝食はさほどおいしくも無いのだが
貧乏性から腹が裂けんばかりに食う。食う。食いちぎる。飲んだ牛乳が
へそから染み出てくるんじゃなかろうかと思うほどに食う。
そうして昨日得た幸せ感をだいなしにして名古屋をあとにした。シャチホコ最高。

17管理人:2004/05/08(土) 08:04
続き日記

4月25日(日)

名古屋から帰ってきて即バンドの練習。
そんな日程もどうかと思うのだが、たゆまぬ努力こそがのちに豊かな果実を実らすための唯一の近道なのだ。
そうは思うのだけども正直だるーい。
しかし人からほめられるためには俺はがんばるぞ。
ほめられるのはいい。幸せ感にひたれる。ちゃんとみられたのだなあと実感できる。
しかし、俺なんかよりうまくてかっこよくてスゴいドラマーはザラにいる。
そんな人たちを見ると褒められた喜びなんて一瞬で消える。
だけどそのマッチみたいな束の間の輝きだけが今のとこ俺がバンドを続ける最も大きな動機付けになってる。
できれば俺も人を褒めて喜ばせたいのだがこれがなかなか難しい。
褒め語彙が少なすぎて自分自身嫌になる。
以前テレビで有名なホストさんが「私はこの水の入ったグラスでも褒め称えることができますよ」
なんて言って実演して見せてた。この水滴の輝きがまるでダイヤモンドのようですねとかなんとか。
もttこう、おもしろい表現だったような気がするけども。
そんな風にはなれないけれども、素直に良いなあと思ったことを人に伝えられるだけの力は欲しいものだ。

その日の帰りはよくわからなかった。

4月26日〜28日

たぶん、ごみ虫みたいな生活をしていたと思う。
仕事もせず、寝て起きて寝て、メシを食って金を使った。
何の生産性もない。

28日、梅ヶ丘まで練習に行った。
次の日の昼ごろに2駅ほどで先で用事があったので
今から家に帰ろうかどうしようか迷い、漫画喫茶で夜明かしすることにした。
最近電車に乗るのがいやなのだ。
次の日の朝仕事があるわけでもないのに律儀に糞溜めの終電に乗ってまで帰ろうという気力がない。
夜明かしすることを決めたら余裕が出てきたのか、いつもは駅から徒歩30秒のスタジオに
行くくらいしか使わないこの駅の周辺を散策してみたくなりうろうろうろつく。
夜の12時過ぎなんでそんなもん飲み屋くらいしかやってるとこなどなく
つまらんのでラーメン屋に入り適当に食う。たいしてうまくもない。
店を出てさて落ち着こうと漫画喫茶に行ってみたら2時までしかやらないとのこと。
時計見たらあと1時間も無い。
それじゃ困るんだよ。2時からどうしろっつうのか。どうしろと。
などと店員さんとか神さまに愚痴を言っても始まらないので
結構あっさり決断し二駅先まで歩くことにする。時間なんて売るほどあるのだ。
間違えて逆方向に行ったりなんかもしたりしたが気付いたのちは
大きなトラブルも無く快調に歩き続けた。中学生とか高校生の頃を思い出した。

なんでかしらんが散歩が趣味だった。別にそんな遠くに行くでもなく、
昔からなじみのある道をある程度決まった道順で歩く。
家を出たら何年も前につぶれてしまった銭湯までまっすぐ行って、
その角を左に曲がり川に出る。
例えば今ごろの季節なら葉のつき始めた桜の並木を歩く時、何かしらいい気分になったものだ。
お金があるときには缶ジュースなんかを自販機で買ってその辺に腰をおろし何かしら
考え事をしたりした。人と話すのも好きだったが、そうして黙ってぼんやりするのも
自分の性にあっていた。
              長いので続く

18管理人:2004/05/08(土) 08:05
続き日記の続き(4月28日)

電車で行けばほんの4分くらいの距離であり、二駅間を走る電車の平均時速を40キロ位とするならば
せいぜいで2、3キロといったところだろう。
人間の歩く速度はだいたい時速4キロ程度らしいので、歩いたとしてもたかだか一時間だ。
そんな計算をしてたかをくくりつらつらと歩くと3月までの教え子の顔なんかが
フワフワと浮かんできて少し情けなくなる。人に見せられた姿じゃないなあ。

途中小便したり一服したりでのんびり歩いたがやっぱり一時間くらいで現場到着。
以前この界隈にも漫画喫茶があると聞いてたので駅のそばのにぎやかなところを
散策したところほどなくして見つける。近くに深夜営業のモスバーガーもあったので
そこで食料を買い込んでから喫茶入店。設備的には全てオープンスペースばかりで
個室が無いなどあまり良い感じではなかったがリクライニングシートがあるってのは
何よりのありがたみ。ごろり横になりバーガーをぱくつきながらジパングとか国民クイズとか読む。
ジパングはあれか、昔チラッとテレビ見た映画、戦国自衛隊とほとんど同じ設定か。
「戦国自衛隊」って響きは、かっこいい。
で、コーヒー飲んだりタバコ吸ったり楽にしてたら有線の放送が切り替わって
蛍の光が流れる。うおーい流すなよ。蛍の光は、流すなよ。まだ朝の5時半じゃないか。
店員さんに聞いたら閉店だとのこと。なんでよもう。そりゃ始発出てるけどさあ。
泣く泣く外に出るととても明るく素敵な朝だ。素敵だ。
まだ用事が始まるまでには随分と時間があったので途方にくれる。
練習して2駅歩いて一睡もせずに漫画読んで体力はもう付きかけてたんだけども
どうしようもないので街を歩く。パチンコ屋に並んでる若いのがいた。6時前だぞ。

前から知ってたサウナに行く。鷹つきそうだから敬遠して漫画喫茶に行ったわけだが
もうどうでもいいやってんで入店。風呂に入って漫画読んで時間潰して用事に向かう。

とここまで書いて、上記の内容が日を間違えてることに気付いた。
おらあ29日に帰省してるから、無理なんですよな。こんなに日程。
いったいいつのことなのやら。こんな日があったのは間違いないんですけど、
いつのことだったかもうわかりません。すみません。
もう頭悪くてT自分でもよくわかりません。これ書いてるのも寝ずに夜明かしした
朝だしな。うん、もうどうでもいいや。

19管理人:2004/05/12(水) 05:49
記憶が曖昧になっていきます。

4月29日(木)

ほんとなら昨日の夜練習が終わった後帰省するはずだったのだが、
数日前に急な用事が入少し遅らせることになった。
その用事というのがなんとまあ「PVの撮影」というおよそ
誰に言っても信じてもらえないようなかっこよい響きの内容。
そんなわけで朝から移動開始、都内某所の地下道にて撮影。
スネアを置いて、ラジカセから流れる曲を聴きつつ演奏。
お客さんもいないところでライブさながらグリングリン頭やら身体動かして
叩くのはほんとのライブのときでさえいつもテンションあげるのに一苦労の
テンション低い病患者である俺にとってはかなりの苦行でありましたが
頑張ってソロで撮られたりしてきました。開き直れば何とかなるものさね。
地下道は当然一般に使われてるところなので結構人通りも激しく、
ラジカセやスネアの音がかなりうるさく響いていたんで強力にご迷惑を
おかけしてしまいました。
行き交う方々に睨まれたり励まされたりしてなんとか終了。
スネアスタンドとイス貸してくれたジョージ君に感謝感激であります。
あとどうでもいいことですが地下道のそこかしこにエロ落書きが
書いてあって面白かったです。直接的な単語と心くすぐる有名人のお名前が
素敵にコラボレート。あんまり書きたくありませんが
「河野景○貴乃花夫人(38)とア○○○○クスしたい」
「河野○子貴乃花夫人(38)の○尿シーンをみたい」
「河○景子貴乃花夫人(38)を剃毛したい」(以上伏せ字俺)
などと欲望に対してあまりにも忠実な表現にあやうく落涙の危機でした。

どうにかこうにか撮り終えたわけですが、まあ、誰かしら目にするんだろうなあ。
こっぱずかしいです。

そんなこんなで帰宅。
夕方4時過ぎに弟と落ち合い友人の車に乗せてもらって帰省。
寝不足がたたってか助手席で熟睡の7時間でした。すまん友よ。

20管理人:2004/05/12(水) 06:24
ようやく5月に入りそうです。

4月30日(金)

帰省二日目。
午前だか午後だかに墓参りを3件ほど。我ながら信心深いぜ。
その後何をしたのか良く覚えてないが、田舎の友人とメシを食いに行ったのは
確かこの日だったような気がする。バーミヤンで素敵ディナー。

5月1日(土)

一周忌の法事。早いものだ。
親戚が何人か実家に集まった。兄弟三人ともいい年なのに結婚してないので
その辺つっこまれたりしてどんよりとなる。できるもんならしてみてえよもう。
久々にスーツ着たりして疲れたので早々に寝る。

5月2日(日)

こないだ書きました。

5月3日(月)

ほんとはもっと長居したかったのだがライブなんだものしょうがない。
東京に戻らねばならない。兄に空港まで送ってもらう。昼過ぎに羽田着。

ライブの出来はどうだったでしょう、あんまり覚えてません。
赤字がでなくて助かった。
めずらしく打ち上げに参加する。いっぱい飲んだ。
漫画喫茶で仮眠とろうと思いJRの高円寺駅まで移動。
やけにダンディな店員さんだったなあ。
「関西の方ですか」と指摘される。やっぱりなまりがあるんだなあ。
「ああ、富山です」と応えると「自分長野です」と返される。そうですか。
朝起こしてもらって中央線にて帰宅。

5月4日(火)

ゴールデンウィーク地獄連荘ライブ継続中。
渋谷ギグアンティックでやるはずがなぜか新宿アンチノックに行ってしまう。
この二つはもういやだ。これで2回目の間違いだ。
着いたーと思ったら全然知らないバンドの名前しか書いてないんだもの。
えらくがっくり来ます。

急いで渋谷に移動。近いんですね。
リハやって一番目にライブ。あとでメンバーさんも言ってたが大変に楽しくできました。
満足の行くライブもひさしぶりのことだ。

だのになぜか気分がものすごく悪くなりどんどん沈み込む。
たまにこういうことがあるのだがとにかく何にもする気にならない。
人のいるところにいたくなくなって誰もこなさそうな階段の踊り場で
横になったりしてた。見れば楽しめるメンツがライブやってるのに全然
見る気になれない。そこに立っているだけの気力がわいてこない。
合間に本屋にいって漫画二冊買ってくる。
それがまたおもしろい漫画なのだが、「ライブの途中になにやってんだ」って
気分になってまたへこむ。自分でどんどん墓穴をほってしまう、
どうにもならん。

田舎から友人が出てきてたので落ち合う。お好み焼きを食いたくなったのでたくさん食べた。
とてもライブハウスに戻れる気がしなくってそのまま帰宅した。
とりあえず仕事しないといけないと思った。

21管理人:2004/05/15(土) 22:56
五月五日(水)

なんにも覚えていない。何かヒントが無いかと思って携帯のメール履歴を見てみると
「今日は一日中ソリティアをやっていました」とあった。
そういえばネットが止まってて外にも出ず一日中ソリティアやってた日があったなあ。
結構上達しました。ほんと、一度沈み込むとどこまでもどこまでももぐりこむものなのだなあ。
実感した。

5月6日(木)

これまた記憶がない。バンドの練習も無く、何をしてたか検討もつかん。
メールの履歴見ても全く分からず。グダグダしてたのだろう。

5月7日(金)

どうやら下北で一泊したらしい。

5月8日(土)

夜から練習があったのだが、いつもと違う日程だったためか全く記憶がなく、
夜町田で飯を食っていたらメンバーさんより電話あって死ぬほど驚く。
急いで行ったが残り30分くらいしかなくて自己嫌悪。次の日ライブだというのに。
体力的にも精神的にもだらけきっていていやになる。

5月9日(日)

バンド企画のライブ。新宿アンチノック。
メンツがすばらしく、大変に楽しむ。首が痛む。
合間合間に階段に座り込んでいたらいろいろ話してくれる人がいて嬉しい。
ビックリしたのは富山の方にお会いしたこと。わざわざ見にきてくれてありがたいことです。
写真をいただく。金沢で取ったものらしく、これまた大変におどろく。
兄の勇姿を移した一枚にほのぼのした気持ちになる。しかしスタイル良いな兄ちゃん。
ありがとうございます。
階段では他にもほろ酔い気分のお二人に寄る素敵な掛け合いを見て心底ほのぼのとしたり、
目に力があるといわれて少し嬉しくなったり、でもどう考えても人間としては力ないよなあと
沈み込んだり、デイビー時代からたまにお話させていただく方と小さな幸せ探しをしたり、
それで「最近からあげくんが二個増量中なんです」というのが五月九日段階での最高の幸せということが
判明してなんとも言え無い気分になったり、大変に愉快でした。階段最高。

そんな階段で聞いた話、アウツとテキサコってのは、あまり無い組み合わせだそうで。
BFTGの時にも時期的にずれてたそうなのです。そういう意味で、貴重なイベントでした。

明日の仕事を考える必要がないため、打ち上げに出た。
なんじゃかじゃと身の上話なんかするが、どうなんだろな、もっと愉快な話が
できんものかね俺よ。まあいい。
いい一日でした。ライブもまあ良かった。一番いいとこでミスったけども。

22管理人:2004/05/15(土) 23:28
5月10日(月)

前日打ち上げに参加したため終電を逃し、しょうがないので新宿で夜明かし。
サウナねーかと駅そばの交番なんかで道を聞いて歌舞伎町方面に歩く。
交番から出るときにおまわりさんに付き添われてパトカーに乗り込もうとする
少年を見た。何だろなああの子。夜の二時近くだぜ。顔付きが不安そうだったなあ。

雨がしとしととふっておりあまりいい気分ではない。繁華街も嫌いだ。
道教えてもらったサウナに行き着く前に24時間営業の漫画喫茶を発見したので入店。
シャワーなんかも使えてすっきりする。個室にこもってメッセなんかしてると
「オラア!何しとるんじゃコラア!」とでかい声がする。トラブルだ。
「ああ〜!?おまえこそ何しとるんじゃこら」
「でてこいや、お前今なにしたこらあ!」
なんか怖くて外出てまで確かめようとも思わんだが、
どうやら店員さんだかなんだかが客の万引き(窃盗ですな)を発見したらしい。
どういう状況下で発見したのかよく分からんが大声出す騒動が10分くらい続く。
なんだかなあ。欲しかったのかなあ。被疑者は言い訳ばっかりしてるらしく
ものすごく怒られ続けて、そのままどこかへ連れ去られてしまったようだ。
MANBOO歌舞伎町店はそんなバイオレンシーな一面もありますが基本的には
良いマンキツです。みなさんどうぞご利用あれ。5時間くらいいて1500円
(バスタオル・お泊りセット込み)でした。サウナより安いな。

で、朝新宿から帰宅。昼間で寝て、また東高円寺に行く。
疲れた。一番かっこいいとこで間違えた。死にたい。

掛け持ちでやってるってのは双方のメンバーも知ってることなのだが
特に高い箱のメンバーには気兼ねしてしまってライブがどうとか
練習がどうとか、いわないようにしている。
高い箱の予定を聞いて、合間合間に活動してる感じだ。
しかしそれももう限界にきている。
集中できないのなら、一本にしぼるべきだ。
そんなことを考えたライブでした。
きれいに抜け出してうどんを食いにいった。ご馳走様でした。

23管理人:2004/05/15(土) 23:48
五月十一日(火)

メールの履歴みても何にも残ってない。何しとったんだろうか。
夜中、富山の友人から来たメールに返信を返してなかったらしい。
23時ごろには寝てたようだ。次の日もライブなわけだ。

五月十二日(水)

東高円寺でライブ。スーパースナッズ、テリー島村グループ、
ギミーズ、チョップスティックス。チョップスティックスさんは
世界のジェリービーンさんがベースを勤めるパンキッシュなバンドです。
最後電撃バップなんてやってらっしゃいました。はし投げたりして。

自分らは初っ端だったんでそのあと安心して見てられるなあと思ってたのだが
ビールと疲れがあいまって死にそうにだるい。
階段の踊り場で横になりぐでーとする。
そんな態勢のまま見知った顔の人なんかと何くれと無く話するが若い女の子から
「先生今なんの仕事してるんですかー」と聞かれ「無職でーす。働きたくな〜〜い」
なんていつもの調子で受け答えしてたら吐き捨てるように「最低・・・!」なんて
言われたのでやっぱり無職って世間的にだめなのだなということを再認識した。

ここ最近見てるバンドの中でもギミーズのかっこよさは今最も期待できるものが
あると思うのだがいかがでしょう。音の確かさ凶暴さ、ライブに臨む態度なんかが
ちょっと頭抜けている。こうしたバンドと一緒にライブが出来るのは本当に嬉しい。
彼らは今輸入盤に対する規制法案に対してアクションを起こしているのだが
これは、と思ったときに行動に出ることのできる力を持った人ってのはほんと
スゴいと思う。俺など何も考えずに日々生きているのだが、こういうとこは
是非に見習わないといかんと思った。

とにかくこのライブ一番驚いたのは以前富山でバンド組んでたときに
お世話になったスモークチェダーさんってバンドのドラムの方が
見にきてくれたことだ。声かけられてビックリした。お仕事の都合で
たまたま来られてたそうな。この人のドラムは富山時代ほんとに
強烈に印象に残ってて、全身使って最後の一滴まで汗搾りだすようにして
叩くその姿に深く感銘を受けたものです。
今も活動してらっしゃるそうで、これで13年になるとか。
富山の方々、機会があったら是非見にいってあげてください。
今も変わらず最高のドラムとひずんだ音を聞かせてくれると思います。

終電逃しそうだったんでライブの途中で走って帰った。
なんとかロマンスゲット。息を弾ませロマンに包まれた。

24管理人:2004/05/15(土) 23:53
五月十三日(木)

次の日が個人ラジオの放送日だったので、
流す曲を選ぶ。一日そんな感じ。

五月十四日(金)

夕方銭湯に行く。久々の大きな風呂に愚息も大満足だ。
店の外で手いざ帰ろうと思ったらおばあちゃんに呼ばれる。
自転車が倒れたので起こして欲しいとのことだった。
自転車なんて軽いもんですけどな。
おばあちゃんにはもうどうにもならんのだろうな。
そんなおばあちゃんがハヤブサとかに乗ってるところを想像したらおもしろかった。

夜22時から個人放送開始。
いろいろ狙いはあったのだが、空回り感が強かった。
まあ、新しくやりたいことも少し明確になったので、
何も完全に無駄だったということはあるまい。
聞いてくれた方ありがとうございました。

25管理人:2004/05/21(金) 05:56
ここ数日日記に書くようなことが何も無いです。
まあ、それはいつものことでもあるんで、正確には日記を書こうという気持ちが
湧かない、ということになります。
毎日毎日仕事もせずにダラダラしてるだけなんで、よし!書くぞ!という
気迫が出てこんのですな。言い訳言い訳。
最近何をしてたかと言いますと、バンドの練習、ネットラジオの台本書き・収録、
そんなもんですな。あと、ハローワークに行きました。PCばっかりでなるほどなあと思いました。
あとはそうすねえ、北斗の拳ちょっとやりました。あたぁ!そんなものか。ケーン。
バイクに乗って雨ん中帰宅したりもしましたね。徒歩で帰ってきたりもした。
町田−自宅間は一時間半で歩けます。終電なんて怖くない。
あとなにがあるかなあ。ネットで調べも伸したり。車の値段とか。
なんだろなー。立ち読み。これは外せない。寸評スレに反映させてます。

とまあそんなわけで、怠惰な毎日を送っていますがここらで宣言。
俺、職につくよ!バイトでもいいから!むしろバイト!金稼ぐ!!
それで、ダイエットもする!10キロ瘠せるよ!
髪も切る!前髪伸びすぎて目が痒いし、モサモサだから!
それと、部屋片付ける!!足の踏み場もないんだ!
スネアの裏皮張り替える!!もう長い間穴あいてるんだ!
個人練習もする!!最近怠けすぎ!
自炊する!!金かかってしょうがないよ!
もっと本読む!!!知識がまるで増えていかない!!
ジョギングも始めるよ!基礎体力ががた落ちだ!!!
格闘技も習う!!田村の道場町田にあるし!

よし!!!以上!!!!!!

26管理人:2004/05/29(土) 03:34
五月もそろそろ終わりですが俺もそろそろどうだろう。働いてみんかね。
そう思って派遣会社に登録してもらったんですがその際行ったスキルチェックとか
いうテストに惨敗して悲嘆に暮れる毎日です。なんもできなんだ。
ワードにエクセルなんですけども、入力すらまともに出来んかったですよ。
時間制限ありの問題ではイライラして「なんよ!」「あー!」とか声出したので
もうダメだろうなと思いました。翌日電話がかかってきて、やっぱり派遣先から
断られたそうです。そらなあ。
でも派遣会社の担当お姉さんがロック好きだったようでバンド話が少し楽しめました。
ダムドとかの名前出しても通じたってのはありがたかったですな。
今度ライブに来てくれるようお願いしましたがそんなこと言ってる場合ではない。

カセットテープをMDに落とせる環境が整ったのでテープ聴き返してます。
昔こっちでバンド始めたころのライブ音源が出てきてとてもおもしろい。
結構頑張ってるなあ俺。

というわけでまたがんばらんといかんです。無職最高だけどもうダメだ。

27管理人:2004/05/30(日) 07:55
5月29日(土)

今回の日記は長いです。過去最長になりそうな勢いです。

午後3時過ぎに目を覚まして活動開始。
外に出なきゃいかんのだが着ていくものがないので洗濯物を短時間でやっつけるべく
久方ぶりにコインランドリーまで赴く。30分で乾ききるってのはすごいよ。
ほかほかのシャツに皮のコートだかなんだか着て出発。
「この時期になんて厚着をするか」と思われる方もいらっしゃるでしょうが
全くそのとおりでして、ただバイクに乗っての移動にはまだシャツだけじゃあ
心細いのです。夜もあるし。風邪を引くのはいやなのです。無職といえども。
で、バイクに乗って町田まで移動。裏道通ると15分で到着。早いものだ。
新宿まではあったりまえのように素敵列車ロマンスカーを使用。
たかだか30分弱でついてしまうので多少物足りなくもあるロマンス紀行では
あるが、その間も快適に過ごしたい贅沢な俺は旅のお供に漫画雑誌と小説を購入。
こまねずみ常次郎とかキーチとか読んで瞬く間に新宿に到着する。
もっとロマンスを、モア・ロマンスを。望んでも叶わぬところがまたロマンス。
ロマンスカーについての解説はまた後日。小田急線の特急です。

さて今宵の目的はあれですよ、ライブ観戦です。レッドクロスってライブハウスに
日本ガレージシーンの重鎮かつ新人かつ至宝であるところのTHE OUTSが
出るってんで見にいったのです。ライブあるって知らなかったんだけども
お誘いいただいたのでこれはいかなくちゃと思ったわけですよ。間違いないしな。

会場に向かう途中腹が減ったのコンビニによりましたらば携帯に懐かしい友人から
着信がありました。久し振りと思って出てみると今どこ−って聞くので新宿だと
答えるとなんだか意外そうな声。今日は高校時代の結婚披露パーティーが
あったそうで、別の友人からその旨俺に連絡行ってるはずだったとのことでした。
そうは言われても俺のほぼ時計代わりにしかなってない携帯電話には着信の記録も
何もなかったし、それでそのことについては全く知らなかったのでびっくりすることしきり。
おめでたい話なのでできれば参加したかったのだけれでも今からってわけにもいかんので
丁重にわびて祝辞を述べる。また実家帰ったときに連絡しよう。
近況を話し合ってたのだが友人の中には家を建てるとか言うやつもいてなんだか
すげえなあと思う。すげえよ。家ですぞ。結婚する友人に新婚旅行とか行くのって
聞いたらばすでにハワイで式挙げたからなどと言われるし、俺の周辺はなんだか
すごいことになってるなあ。もっとがんばらんといかんと思うがどうすればいいのやら。
とりあえず今度金沢でライブやるから見に来てねとお願いしつつ再会を約束して
電話を切る。めでたい話が聞けてよかったです。

開演時間を小一時間も過ぎて到着。入り口でアウツさんたちがたまってらしたので
ちょいと驚き、少しお話していただく。
引っ込み思案の俺はバンドやってなかったら自分から話し掛けるなんて出来ないので
こんなとき「ほんとバンドにいてよかったなあ」と思うのです。
そしてまたそのバンドがガレージ界隈で活躍するバンドでほんとによかった。
ありがとう高い箱。ありがとうデイビークロケッツ。
ありがとうEVVさん。ありがとうごねさん。ありがとうインターネット。

                               続く

28管理人:2004/05/30(日) 07:59
続き。

ありがとうありがとうばかりでよくわからんでしょうから解説します。
現在神奈川に住む俺でありますが実家は富山県にあります。
なんでまた引越ししたのかと言えばそれはもうバンドやりたかったからでありまして
どんなバンドやりたかったのかといえばガレージバンドです。
そうした思いを持つきっかけとなったのがギターウルフでありまして
学生時代何気なく見てた深夜の音楽番組(小室てつやとその取り巻きらしい人が
司会やってた奴)に出演してた彼らを見た瞬間「これだー」と思ったわけです。
それまではスターリンとかスタークラブとか和製パンクの大御所、
あるいはラモーンズとかダムドとか海外のオリジナル・パンクを好んでたんですけども、
スターリンは終わっちゃっててソロ活動とかやってるし、
スタークラブは往時の輝きをなくしていまいちパッとしないし、
ラモーンズは解散したしダムドは日本に来ないんで見る機会ないし
そんなこんなで音楽的な欲求がたまってたんでしょうな。
そのとき流行ってるような音楽にもピンと来ませんでしたし。
それでギターウルフです。
テレビつけたときにはもう曲は演奏し終わった後らしく、
なんだか投げやりなトークが展開されておりました。覚えてるところ一部抜粋。
司「・・・この曲のタイトルですけど、『ミサイル・ミー』っていうのは?」
ギ「ああ、ミサイルロックで、ミサイルしてくれって感じ。(歌詞のまんま)」
なにがなんだかわかりませんでしたが「ああ、これだなあ」と思いました。
次の日早速ギターウルフでミサイルミーってのを大学の生協に置いてあったCDカタログで検索。
注文して買うなんて待ってらんなかったので存在を確認した後すぐさま車に乗って
近所の大手CD屋さんにて購入ですよ。よくあったなあ。俺も勢いあったなあ。
車にはCDチェンジャ−つけてたんで速攻挿入してアクセル踏みながら聞いてたんですが
こりゃまたなんと汚い音なのか。ノイズですよノイズ。
こんな音質のものを果たして売ってもいいのだろうか。しかしやっぱりかっこいい。
聞き取れる分の歌詞も最高にくだらない。
そこから知り合いにギターウルフいいよーって電話していろいろ話したんですけども
面白いことに何人かはすでに注目してたんですな。不思議なものです。
で、いろいろ情報を探ってくうちに日本や外国のガレージバンドを紹介するビデオ
(ソフトヘルのやつですな)を見せてもらったり、コンピレーションアルバムを買ったり、
そのうち金沢にガレージシーンの大物バンドであるMAD3が来るとか聞いて友人と見にいったりしました。
それがその後長く世話になるノースペースってライブハウスに初めて行ったときなんですが、
そのときはお客さんいっぱいで入れませんでした。今にして思えばすごい話です。
道わからなくてバンドマンらしき人に声かけて教えてもらったんですが
あの人も今にして思えば今は解散してしまったトラウザーズの、
現在はショットガンランナーズで活躍してらっしゃるミヤモトさんではなかったか。

                               続く

29管理人:2004/05/30(日) 08:06
続き。

ネットでいろいろ調べ始めたのもこの頃で、ギターウルフで検索してったら
面白いサイトを見つけました。「極悪ガレージ地獄」ってところなんですが、
ここに紹介されてるバンドが全ておもしろくかっこよい。というのは紹介されてるお二人の
管理人の方々それぞれの文章やセンスが良かったんですな。
引っ張り込まれて見てるうちに設置されてた掲示板に書き込むようになりまして
そこからのつながりでさらにいろいろバンドを知るようになっていくのでした。

そうこうしてるうちに俺もドラムを始めまして
兄貴のやってたバンドに入れてもらうことになりました。
初めてのバンドは楽しかったですなあ。簡単なことしか出来ないんですけど
ギターのジョニロボさんやベースの奥田氏が作ってくる曲は性に合ったのが多くて一回の練習で二曲
新曲が出来たりしてました。これも今思えば無茶な話だ。
ライブを何本か重ねるうちになんとギターウルフが富山に来るってんでなおかつ対バンを探してるってんで
しかも俺らに声が掛かったわけです。いくつかのバンドに声かけて、
関係者の方がそれぞれ練習を見たうえで決めるというなんだかオーディションまがいな
ことをやることになったんですが、ほとんどラモーンズのコピーやってたら
なぜか合格。運良く前座を務めることとあいなりました。
その頃働いてた中学校で授業中そのこと話したらみんなきょとんとしてたなあ。

いざ本番ってことになりまして緊張しつつもバスドラ踏み鳴らしたら満員のお客さんが
ずんずん揺れるわけです。これで頭がどうかした。

ライブ終わってしばらくして、ベースの奥田氏と「東京に出て一旗あげよう」ということになりました。
あの感動をもう一度、というわけですな。
ボーカルの兄貴とギターのジョニロボさんはどうしても出て来れないってんで、
二人でいって新しいメンバー見つけようってことになりました。

それで引越ししたわけなんですけども、思ってたようにうまく行くわけもなく、
結局奥田氏とは袂を分かつことになってしまいました。
ありゃりゃーってかなり落ち込みましたが、めぐり合わせってのはおもしろいものでして
以前ネット上でやりとりのあったごねさんのお気に入りバンドであるところの
THE FOXYSが渋谷のエッグサイトでやるから見にくればとお誘いを受けたわけです。       
当時やってたの俺サイトが残ってまして、そんときのレポもありました。
まだ時間のある方はご覧下さい。
http://masa26.hp.infoseek.co.jp/r.1.html
3年前ですよ。なつかしいなあ。
                              まだ続く

30管理人:2004/05/30(日) 08:34
上のリンクは間違ってました。正しくは下記。
http://masa26.hp.infoseek.co.jp/r.1.htm

続きはまた後ほど書きます。流石に疲れた。
しかし今日のおしゃべり好きはどうしたわけだか。

31管理人:2004/06/01(火) 07:38
長々書いてましたがサイト名やら個人名やら丸出し状態でちょっとどうかなあ
これは削除かなあと思ってましたがすみませんもう少し続きます。
「レポにFOXYSのこと書いてないじゃないか」と気付いた方は全く持って
そのとおりでして間違いでした。すみません。
このあとの話にいいわけめいたことが書かれる予定です。

渋谷でいいライブ見てますます加速していくバンドへの熱量なんですが
やはりあれですバンドがないわけでしてこればっかりはどうしようもない。
まあただ手をこまねいてたわけでもなくメンバー募集してみたりそれで実際
会ってみたりしてたわけなんですが、どの方々もまあなんといいますか芳しくない。
何がと言われてもそこはそれ感覚的なものでして、どうにもこうにもといったところです。
述べ人数で30人くらいに会ったりしましたがやっぱり趣味の合う人ってのは中々いないわけですな。

そうこうしてるうちにあれです前述のごねさんからFOXYSが武蔵境のスタットって
とこでやりますよとの情報を得て見にいったわけですが、その際紹介していただいたのが
スタットでイベントを企画してらしたEVVさんなわけです。で、なんだかんだで
この人のイベントに行っとけば間違いないなってんで足しげくかよってるうちに
バンドを二つ紹介されました。一つがデイビークロケッツ、もう一つが高い箱です。

デイビークロケッツに関してはなぜか以前からサイトを見たりして知ってまして、
こんなかっちょよいバンドに入ってもいいのかしらと思いつつ練習に参加。
自分の未熟さを痛烈に味わうことになるわけですが、音やなにから全部好みと
ピッタリでしてライブもずんどこ行ったわけです。ガレージって界隈のど真ん中を
行こうとするバンドでしたから対バンさんも大変すばらしく、
グレートマングースさん結成当初のアウツさんいろんな大御所バンドさんと
ライブが出来まして天にも登る心地であったものです。
しかしその後活動停止。なんともはやといった心境になりました。

さて高い箱の方はといえば最初デモをもらったときにはなんだかピンと来ることもなく
なんだかよくわかんねえなあといった印象でしたがそれでも一緒にやってみることにしました。
断ることを知らんというのがいいことなのか悪いことなのかわかりませんが、
このときばかりはいい方に働いたんじゃないかなあと今にして思います。

蓋をあけたらアレですよ高い箱のメンバーさんもガレージ界とのつながりが強力に深く
ライブのときにもやっぱり富山でビデオ見ながらあこがれてたメンツさんたちと
一緒にやることが出来たりしました。ボーイフレンズさんにアントニオスリーさん
マグナトーンズさんに他いろいろですがな。
とにもかくにもガレージシーンにあこがれて上京してきた者にしてみれば最上級の
アガリっぷりですよ。
それまで知らなかったバンドの中にもあったりまえのように強烈な方々もいらしたわけでして
そんなバンドの一つギミーズさんなんかはもうはやく世界に出て欲しいと思うような勢いです。
一緒にライブ出来る機会が多いのですが幸せなことと思いますよ。
もちろん最初は良くわからなかった楽曲も次第にそのカッコよさがわかってきまして楽しんでやってると
こういった塩梅です。楽曲にあったドラムを叩けるようになればいいなあと思いますよ。

一般的に縁を結ぶきっかけってのはどんなとこに転がってるかわからないものだと
思うんですけどもとりあえず俺の場合はネットでした。
そこから派生した人間関係の中で随分とよくしてもらってるような気がします。
さっき名前をあげた方々には感謝しても仕切れない部分がありますが、
失礼なことも沢山しちゃってるので反省しつつバンドの方をがんばっていくことで
恩返しとしたいと思います。そんなわけでありがとう尽くしの解説でした。 
                               まだ続く

32管理人:2004/06/01(火) 08:02
続き

そんなこんなで感慨にふけりつつライブハウスに入りましたら
トップバッターのマイティムガルスさんは終わってましてとても悲しむ俺でした。
次のバンドのシャルネさんはなんちいますか歌姫さんがきらびやかな衣装で
伊勢崎あたりでシャバラシュビルドゥビドゥワ〜とフランスの香りを漂わす、
外国への憧れがまだ残っている時代の歌謡バンドって感じでした。
最後にジミヘンだかのファイヤーをカバーしたのにはビックリ。

次のバンドがアウツなのですが出番までの間にムガルスさんの新しいCDを購入。
すぐ聞きたいわけですが楽しみにポケットにしまいます。シャツも欲しかった。
それを見かけたらしいライブハウスでよくお会いする女性が声を掛けてくれまして
「あーら先生CD買ったの?金持ってるじゃない飲み物おごって」なんて言うもんですから
さすが魔界都市新宿、油断もすきもねえなと思ってましたところその俺の苦悶の表情に
気がついたのか「あ。先生無職だものね。いいわ。また就職したらおごりなさいよ」
ってんでちょっとほっとしたもののいささか情けなくなりすごすごと壁際に戻りました。
なろうなろう明日なろう。明日は金持ちになろう。その方法がわからない。

さてアウツですけどもう何言ってもしょうがないくらいかっこいいです。
信頼置けるなあ。この人たちと対バンしたことあるんですよ、すごいでしょうと
触れ回りたい気分です。どうやったらここまで高揚感を煽れるのかなあ。
ギターの音と、フロントのシャウト、突っ走るドラムですかねえ。
そして何よりボーカルさんの動きが実にいい。ミチロウ以来の怪しげなたたずまいです。

最後は九州は福岡からお越しのザ・ヤング。全員九州男児でしたが
きれいな標準語しゃべりよるわい。R&Bってんですかねー。
スクービィドゥをさらに洗練させた感じがしました。

さて終演とあいなりましてその後行われる東高円寺のUFOCLUBでのイベントに
足を運ぼうとしましたが強力に腰がメリメリ言ったので断念。
花園神社の夜店を楽しんで帰宅とあいなりました。ヤンキーが沢山いました。

ギリギリでしたがロマンスカーにも乗れてこの上ない幸せ。
町田からの帰り、夜のバイクも爽やかでいい一日でしたわい。
はい以上日記終わり。

やっぱりどうにも個人名(HNとはいえ)出すのはどうかと思いましたので
この日記はもうすぐ削除して該当部分を伏せ字にしつつ工事中の文章倉庫に
突っ込みます。ではどうも。精読感謝。

33管理人:2004/06/05(土) 06:39
6月4日(金)

朝から転職情報誌とかバイト情報誌とか見まくる。何も考えたくなくなる。
電車の中吊り広告にそういった情報誌のものがぶら下がってることがあるが
「転職成功者に聞く!成功の秘訣!」とかの見出しのそばに、
「一日に書く履歴書は10枚」とかどうとか書いてあるが、なんかすごすぎて
泣けてくる。俺はなんでこんなにも根気がないのか。もう少しなんとかならんか。
結局一件も電話せずに寝る。ダメだ。

夜中にメッセでラジオ収録の打ち合わせ。お互い遠方に住む出演者3人とゲストが
集まろうというのだから時間的な都合がつきにくい。難航する。
2時すぎくらいになんとかまとまる。そのあと必要な原稿書いてたら3時過ぎとかになり、
さすがに寝ようかと思うが今回の収録現場は千葉なので出発が朝の8時台であり、
遅刻は絶対にしてはいけないような塩梅なので寝るのがためらわれる。
暇つぶしにサイトのちょっとした更新やもう一個やってるバンドの企画の宣伝をする。
してる途中に前に宣伝しておいた結果が出たのか3枚分の予約メールが来てとてもうれしい。

で、今6時半なのだが、ちょっとでも寝ておけばよかったかなあ。
まあ、いいや。

34管理人:2004/06/11(金) 15:04
6月10日(木)

9日、アルバイト情報誌で「1日からOK・日払い可・業種:運転手」という派遣の仕事を
見つけたので電話してみたところ登録の説明するから翌日会社まで来いと言われた。
それで昼頃行ってきた。

派遣の仕事は以前一度だけやったことがあるがもの凄く気が狂いそうになったので
短期間でやめてしまった。
何がそんなにいやだったかと言われればそりゃまあなにかとあるのだけれども
大きな原因の一つとしては仕事の内容だ。工場でミサイルを作った。
別に反政府組織の片棒を担いだとかゲリラに雇われたとかそんなんではなく、
日本の一流企業が公然とやってることであり、やましいことは何もしていない。
してはいないのだけれども、耐え切れないものがあったのでやめることにした。

仕事をするっていうのは、収入を得るという目的のためだけではなく、
誰かの役に立つという目的もあると思うのだがいかがでしょう。
家を作ればその家に住む人の顔を創造して楽しめるだろうし、道路を作れば
その便利さに喜ぶ人の顔も想像できる。学校で教壇に立てばその知識は享受者の
能力を高めてさらに次代に受け継がれるだろう。音楽やってれば楽しんでくれる
人の顔なんてのはかなり至近距離で見ることができる。いや、受けないことも多々だけど。
もちろんその仕事によって何かしら困ったり不利益を被る人もいるはずなんで、
自分のやるその仕事が百パーセント喜ばれるものであるとは言い切れない。
しかし、割合はともかく、喜んでくれる、誰かしらに利益が生じるっていう
手ごたえが得られないことには仕事ってのはなかなかきついと思う。
仕事をするってのには自己実現っていう側面もあるはずなんだけれども、
人に喜んでもらえるってのは相対的に自分の存在っていうものを浮き彫りにしてくれる。
「俺は誰かに必要とされてるなあ」というあの感覚だ。どんな仕事にもこれが
付随してないとまずいと思う。なかったら穴掘って埋める拷問と同じだ。

そこでミサイル工場なわけだが、俺はこの仕事に「俺が収入を得るため」っていう
個人的な必要性以外の何かを見つけることができなかった。
作ったものが誰かに与える影響を考えて作業の励みにするという方法はこの仕事には
通用しなかった。ミサイルなので発射される。目的物に当たる。爆発する。
誰かが死んだり大怪我をする。ここまで簡単に想像できるわけだがいかがでしょう。
そりゃあ発射した人は「よし!命中!全く性能のいいミサイルだ!」と
喜んでくれるかもしれないが、それは動機付けにはならなかったです。
人殺しの道具を作ってるんだって認識した瞬間からそれ以前に教壇に立ってたことが
思い返されて、まあ、そん時の子どもたちの顔がとんでもなく重くのしかかったわけですよ。

続く

35管理人:2004/06/11(金) 15:38
続き

もちろん俺が作ってたミサイルは自衛隊や米軍に卸されるものであって、日本に住む
俺の教え子に向かって発射されることなんかまずないわけなんだけれども、
どこか他国で使われるってことは十分考えられるわけで、そうなるとその国の誰かが
死んでしまうわけであり、その人の親御さんや奥さんや旦那さんやお子さんやお友達が
悲しむことになるってのはまあ容易に想像できるわけです。
ここまで書いてほんと自分自身馬鹿だなあと思うのは「じゃあやらなきゃ良かったじゃない」
ってことなんだけれども、俺だってまさかミサイル作りますって会社に積極的に応募したりは
しません。最初は携帯電話の基盤作成ってことで募集してたんで応募しに行ったわけです。
で、面接したら「んー、正和さんねえ、大学出てるしどうですか。宇宙とか…興味ないですか」
(このくだりは前にやってたサイトの掲示板にも書いたことがあるんで知ってる人は勘弁してください)
そりゃちまちま携帯作ってるよりはスケールのでかい宇宙の方が興味ありますよ。
それで見学行った時に「正和さんねえ、宇宙もあるけど…ミサイルもあるんです」って
言われてどっちに決まるかわかんないって言われて結局のところミサイルでした。
それまでに1日か2日かかってるわけでして、徹底的に金のなかった俺には
また新しいバイト先を探す時間的な余裕がなかったんです。
金の無いのは頭のないのと同じです。貧乏は目先のことしか見えなくなる。よくない。

そんなこんなで勤め始めたんですけども、結局さっきから書いてるような気持ちになって
もう限界がきちゃったんでやめました。その間およそ4ヶ月。「3年はやってくれ」って
言われてたんで派遣会社とちょっとした悶着もありましたが、それまで鬼みたいに
厳しかった現場の班長さんなんかもすごくよくしてくれて、サラッとやめることができました。
しかしかけた迷惑は大きかったろうなあ。

だらだら長くなってしまいましたがそんなわけで俺はなんか「派遣」って言葉に
どうもいい印象がないのです。搾取の権化みたいな雇用形態だし。
どんな仕事も時間を売って対価を得るってのは同じなのかもしれないけど
あんまり金金言われると萎えます。アマちゃんですかねえ。

で、話は戻りまして登録しにいったわけです。
なんかいろいろ書類渡されてテレビの前に座らされました。
何人か集めて定時になったらビデオで仕事とか登録とかの説明するっちゅうことで、
しばらく余裕あったもんだから書類に記入しつつ待ちました。
さすが運転手の登録だけあって車に関する記入項目がびっしり。
つらつらと眺めてサラサラ書いてったんですけども、やっぱり今までまともに
やった仕事がないだけに職歴とか書くのはきつかったなあ。「フリー歴」って
とこがあって、講師も仕事っちゃ仕事なんだけど、正規の採用じゃなかったしなあって
考えて「7年」って書いたときにはさすがにどんよりしてしまいました。
こういう経歴ってのはいわゆるダメ人間のそれだろうなあ。母ちゃんすまん。

続く

36管理人:2004/06/11(金) 16:40
あー今ゴキブリやっつけました。梅雨だなあ。

続き

他にも「知ってる幹線道路の名前を全て挙げなさい」って設問がありまして、
そんなもん遠出する時はいつも電車ですからわかりません。
しょうがないので9つの空欄中に「東名」「中央道」「16号」「246」と
殴り書きしてあきらめました。情けない。
そんなこんなで他にも住所書いたり名前書いたり時間潰してたら担当が
テレビの横にやってきて挨拶したあとビデオ試聴開始。
快活なヤング青年田中君の1日を追う形で進んでいくのだが合間合間に
派遣会社の社長が何かコメントするのだがもうなんだかうるせえよくらいにしか
思えない。「いいですよ田中くーん!時間に対してプロ意識を持ってますね!」とか
「あいさつは社会人の基本!いいですよ田中くーん!」とか先生じゃないんだから
いい大人相手に何言ってんだ。田中と寝ろ。
搾取の仕組みはさわりだけ紹介して終了。バイト氏が補足する。
たびたび電話がかかってきて説明が中段されるのでイライラしたが書類に記入して
時間を潰す。ようやく説明が終わってからまた書類書く時間が取られたんで
さっさと仕上げて提出したら速攻別室に呼ばれて仕事の話。
なんか安かったり朝早かったりするけど半年の仕事ありますよどうですかってことだった。
1日ごとの仕事だとあるかないかもはっきりわからんそうでそれなら言いかと思い
といあえず受けることにする。ルート配送で遅くても18時前には終わりそうってのが
ありがたい。副業も可能だろう。細かい点はまた面接するから後で連絡するといわれる。

しばらく時間が空いたのでちょっと図書館でも行こうかと思ったが良く考えたら場所知らない。
それでバイクでフラフラしてたら版画美術館ってのを見つけたので入管。20分で退出。飽きた。
しかしいろいろ目の保養にはなりました。手間のかかる芸術だ。
建物は自然に囲まれて大変に良い環境。水辺で遊ぶ小学生を見てまた先生やりてえなあと
強く思うが良く見たらそのガキ髪の色抜いてやガって親の糞馬鹿加減が推し量れて
やっぱろやりたくなくなる。

続く

37管理人:2004/06/11(金) 17:14
長くなっちゃったなあ。昼寝したいなあ。

続き

ようやく時間も潰れて再び来社、派遣会社の担当者と面接。
内容の確認したがまあ途中である程度までは給料があがるそうなので
そこは我慢しようと思う。朝早いのがいつになるかわからんてのは不安だ。
前の派遣では休み取るときメタクソに言われたので、今度も言われたら断って
しまおうと思い「すんません来月バンドのレコ発がありまして」と正直に
言ったところ「バンドですか。私も昔バンドやってまして、メジャーまで
いったんです」とか言う。アラー、話が変な風になっちゃったなあと思い
いろいろ聞こうかと思ったが、問わずがたりに話してくれた「○○ってバンド
知ってますか?」とかいう話題がまるきりわからず深入りしないでおくことにする。
しかしまあ、世の中いろいろだ。今度支店長になるらしい。

そんなこんなで面接も終わり、あとは翌日の返事を待つだけだったわけだが
その翌日である今日、今さっき電話があって決まったみたいです。
とりあえず無職ストップ。良かった。

終わり

38管理人:2004/06/14(月) 00:51
6月13日(日)

ライブやってきました。
共演はマディフランケンシュタイン、ブルースビンボーズ、夜のストレンジャーズのみなさん。
自分らが一番最初であとは物販やってたもんだから見れませんでしたが
俺ももうちょっと確かに叩かんといかんなあと思いました。
明日っから久々の仕事なんで、しかも5時起きとかなんでこの辺で。
だるい。

39管理人:2004/06/15(火) 01:01
6月14日(月)

初仕事。初日2日目と助手をして、三日目から一人立ちだそうだ。なんだろなあ。
というわけで運転もさせてもらう。久々のトラックは車体感覚も久し振りで
おっかなびっくりでしたが事故らずに済んだ。

天気がよくってフロントガラスの向こうに見える足柄山などは
仕事中にもかかわらず俺をにんまりとさせてくれました。
運転は楽しいです。

まあ、朝五時台出勤とかはほんと勘弁してほしいけども。
半年くらい健康的な生活が続きそうです。やせねえかなあ。

40管理人:2004/06/16(水) 00:24
6月15日(火)

朝早い。嫌だ。
明日から一人で配達だが道がわからんので都内1万分の1の地図を買ってみた。
アホみたいな値段がした。泣けるくらいだ。
元とるぞー。

41管理人:2004/06/23(水) 02:27
6月22日(火)

朝早いのが大変だ。
家を出る分には特になんちゅうこともなく出られるのだが
夕方あたり眠くなってたまらん。たまらんのです。
まだ時間に余裕作るほど慣れてないので休憩時間も取れず
今日など小便漏れる寸前までいった。都内にトラック止めるのは怖い。
止めるのも怖いけど走るのも怖い。道わからん。

昨日家帰ったら水道が止まってた。
汗だくで帰ったのに風呂にも入れぬ。洗濯も出来ん。
停止の通知もなかったのでわけがわからず、
今日仕事帰りに水道局に行って聞いてみたら別に止めてないとか言う。
そういえば先日マンションの管理会社から「月曜水周りの点検するから
家にいてください」とお知らせがあり、月曜に実施された。
おそらくその影響だろうというので施行会社に電話を入れると飛んできた。
「昨日点検した後あいてる部屋は元から締めちゃって、間違えたんですよー」
だそうだ。いいから迷惑料50万もってこい。すごく助かるから。

明日も早い。寝よう。千葉まで行きます。

42管理人:2004/06/24(木) 01:57
6月23日(水)

人生の大筋にほぼ関係ないところでの不都合が畳み掛けるように襲ってきた。
今日という日がなんのためにあったのか意味を知りたい。
笑ってしまうくらいにツイてない、とかそんな言い回しがあるけれども、
五周も七周もしてしまったら笑うどころの騒ぎではなくなってしまうということが
よくわかった。逐一書こうかと思ったが思い出しただけで腹が立つやら悔しいやら。
でも忘れたらあれなのでかいつまんで書く。

もっとも近しく起こった不都合:
寝転がってて起き上がろうとしたら腹の上に灰皿置いてたのを忘れてて体と布団に
灰がどさー。シーツ交換。

かなりきつかった不都合:
なんだかんだで14時間以上仕事に拘束された→そのあとバンドの練習。死んでしまう。

他多数。どうでもよく、ちびちびと削り取られてもう嫌になりました。
一万HITは嬉しいです。

43管理人:2004/06/29(火) 05:09
6月28日(月)

トラックをバックで出そうとしたら上司の車に引っ掛けてしまい
しばらくはタダ働きになりそうです。なんだか死にそうです。
再来週の大阪がんばろう。ライブしかない。ライブしかない。

44管理人:2004/06/30(水) 04:04
6月29日(火)

今午前3時とか4時とかなわけだけども、こんな時間に目が覚める。
仕事が6時くらいに終わって、それで給料貰いに行ったりして
家帰って寝た。熾きてらんない。

都内の運転にも慣れてきた、とか書けばいいのか知らんが
ほんとどうでもいいなあといったところだ。
なんというか道順以外に考えなきゃいかんことがないので退屈だ。
赤信号で待ってたら一瞬寝てしまってクラクションで目が覚めた。
それでなんということもなかった。

明日は、というか今日は珍しく8時スタートだ。七時半まで、寝ていよう。
起きて働いて眠るだけだ。RCの歌みたいでかっこいいじゃないか。

45管理人:2004/07/01(木) 01:48
6月30日(木)

明日は早出です。五時半前には動かなきゃ。
もう1本タバコ吸おう。

46管理人:2004/07/03(土) 23:37
7月3日(土)

何日かぶりの休日です。休まるなあ。

昨日だか一昨日だかにトップをものすごく更新しましたが、
ほとんどの方はお気づきにならないでしょうな。
かっこいいJAVASCRIPTたらによるタイトルのランダム表示、
以前はマック大好きっ子さんたちにはまったくその効果が反映されてなかったのですけども、
さる筋から入手したテクニックでもっておマックさんにも楽しんでいただけるようになりました。
もう10回でも20回でもリロードしてください。また増やしときます。

携帯が停まってましたが払い込んできました。少し真人間の生活にもどりました。
受付のお姉ちゃんがタレントのベッキーさんに似てまして、
俺も早く芸能界入りしてベッキーと結婚したいと思ったり思わなかったり、
とりあえず毎月の支払い滞ってるようじゃマリッジなんて夢のまた夢だなあと思いました。

パンクス御用達の音楽情報誌DOLLの今月発売号に高い箱のインタビューが
載ったとのことでしたので買ってきました。
「意見が割れる可能性があるから参加は二人まで」とのことで俺はあいにく
参加できなかったんですけども、インタビューしてくれた大越よしはるさんが
褒めてくれた(と思うのだけど)ので良かったです。
曰く「耳を引いたのはドラム」だそうで。ありがたいことです。
その後メンバーさんが思いっきり俺の本名さらしてくれたのには
いささかびっくりしましたが、もともと本名でやりたかったのでまあいいか。

夕方に銭湯に行ってきました。広い風呂はいい。
あがったあと体重量ったら、久方ぶりに70キロ台をマークしてました。
こっちに引越してきてから初めてじゃないかなあ。
トラックダイエット、効果大ですよ。飯食う暇もないものな。
あと10キロ落とすまでがんばります。ストレス溜めるぞー。

47管理人:2004/07/05(月) 23:11
7月5日(月)

水が停まってしまってはや二週間くらい経つがなんとか復旧した。
バルブを開けてもらったそのときの、トイレの貯水タンクに流れる
水の音のなんと鮮烈なことか。
嬉々として風呂を掃除したが、その際にちょっと右足の中指辺りにお湯がかかった。
瞬間あまりの気持ちよさに「うひぃ!」と声をあげてしまった。
そんなだから実際湯に浸かったときには「ああー ああああー ああー」などと
風呂場に俺の嬌声がこだまする有様だ。
平成も16年がはや半ばを過ぎようとしているが、
戦時中並にもののありがたみがわかりすぎるというのもどうかと思う。

バンドのライブが今週末あるが、また遠くに行くので旅費も溜めねば。
無駄遣いのできないこの2ヶ月であります。節制節制。

48管理人:2004/07/06(火) 23:05
7月6日(火)

仕事大変だ。暑いし暇ないし。運ぶものも紙コップで軽いはずなんですけど、
1箱に2千個とか入ってたらそりゃ重いよ。なにしろせまいとこ走るのが
神経使うんでくたびれます。今日は同僚が誤配したのだけどもなぜか俺に疑いが
かかり電話で叱られた。あたまっから俺がミスしたものと思い込んでたらしく、
怒鳴り口調だ。全く身に覚えがないんで「どこで間違ったんでしょうか」
と聞いてみた。誤配が発覚したということはその店からクレームがきてるはずで、
直接そこに確認取りたかったのだ。すると電話の向うで上司はこういう。
「それ調べんのはオメーの仕事だろ!」
何がなんだかまるでわからぬ。困ってしまって今日行ったところ六箇所全て
電話かけて確認してもらった。折り返し連絡してもらうということで
その辺に車停めて待機していたら、3箇所ほどから間違いなく届いてるという
連絡をもらったところで先ほどの上司が「いや、おまえじゃなかったよ。わりいな」
と電話してきた。電話入れて誤配の確認してもらってるということは余計な仕事を
先方に押し付けたということなのだが、この上司はそこまで頭が回ってるのだろうか。
誤配先がはっきりわかってないのならなぜ俺に疑いをかけたのか。
なんのつじつまもあわない。書いて理解してもらえるとも思えない。
ただ嫌な気分だけが残った。これで時給は1000円いきません。泣けてくる。
なんてことを思ってたら同僚が人をはねた。幸い怪我ですんだそうだが、
怖い。
                        第一部終わり 二部に続く

49管理人:2004/07/09(金) 03:27
7月8日(木)

ガロン単位で汗が出た。
風呂あがってから
一歩足りとも動いてない。
今日はそんな1日でした。死ねる。

※前日の日記、第二部は明日書きます。
タイトルは「飛行機 VS 新幹線」です。

50管理人:2004/07/09(金) 20:27
6日 第二部「飛行機 VS 新幹線」

どっちが強いかという話です。

こないだバンドのCDが出たんでツアーを組んでるんですけども、
再来週福岡まで行くのです。
それで飛行機でってことになったんですけども、
安いチケットってものすごく安いんですな。
普通なら片道3万以上するのに、格安ツアーパックですとアレですよ奥さん、
往復で2万弱ですよ。3分の1。ホテル付きです。いったいどんな仕組みだ。
まあ、便が限られてたり、それ以外だと追加料金必要だったりしますけれども、
なんにしても安いです。
高速遠距離移動一方の雄、新幹線での旅ってのにもひかれます。
電車での旅ってのは大変に風情のあるもので、車内を動き回れたりして
リラックスできるんですけれども、料金鷹ついちゃって5、6万とかしちゃうんじゃなかろうか。
高いし時間は掛かるし、乗換えもめんどくさかろうし、風情以外にいいとこ少なすぎ。
だから飛行機の勝ち。

そういうことではないんです。
例えば熊と虎、戦ったらどっちが勝つかとか、三沢と武藤ってどっちが強いのとか、
まあ、三沢の方が6万倍強いけど、つまりそういうところでの勝ち負けです。
飛行機と新幹線、もし闘わば。死ぬのは奴らだ。

俺も男ですからそう考えるのはごく自然なことでして、今この日記読んでる人も
それで納得いってくれると思うんです。だから実際両者が戦ったらどうなるか、
今からそれ書いてもう家出ます。時間ない。

かたや軌道上しか走ることのできぬ新幹線、かたや大空を自由に駆け巡ることのできる飛行機、
ちょっと考えれば飛行機の方が断然有利と言えましょうが、ことはそう簡単ではないのです。
この勝負、その勝敗のつき方が問題でありまして、言うまでもなく判定無しの完全KO制ですから、
どちらかが動けなくなるまで勝負は続くのです。
そうしますと、パンタグラフから無尽蔵にエネルギーが供給される新幹線、
燃料に限りのある飛行機。新幹線にも大きなチャンスが訪れます。
飛行機の燃料切れを待っていれば自然と勝利が手中に転がり込むわけです。
しかしそのあたりは飛行機サイドも重々承知ですから、対策を立てます。
そもそもいくら自由自在に動き回ることが出来るといっても飛行機の領域は空。
地を這う新幹線にはまるで差し支えがないのです。
そうしますと、なんとかして新幹線の動きを止めるには、
生命線であるパンタグラフをちょん切るしかない。
空飛ぶ飛行機が地上のパンタグラフをちょん切るためにはこれは超低空飛行を
敢行しなければなりません。
地上スレスレまで高度を下げて収納していたタイヤを出したり
あるいは翼のジェット部分を近付けたりしてパンタグラフへの接触→断線を試みます。
この辺想像するとかなり迫力あるでしょう。
一歩間違えたら墜落です。すごく怖い!ドキドキする!
しかしその恐怖を克服しないことには勝利は訪れないのです。
飛行機の運転手も大変だ。

一方新幹線はそうはされたくないですから、
運転手が持ち前のとてもよい目と頭脳で飛行機の進路を即座に計算し、
その最下降地点に全速で向かうわけです。
その目的は相打ち。「おまえもしここまで下がってきたら俺とぶつかるよ?」ということです。
もちろん新幹線も大破するでしょうが、引き分け上等、みすみす勝ちは譲りたくないという
気持ちの表れです。
さあこうなると両者ともに打つ手がありません。
新幹線は飛行機の燃料切れ、あるいは相打ちを狙います。
飛行機は相手のパンタグラフ切断のみを狙います。

どちらに転んでもどちらかの乗客は全滅をまぬがれません。
必ず悲惨な結果が訪れるこの勝負、果たして最後に笑うのは誰なのか。
何にしても遺されたもののことを考えて保険には入っておきたいものです。
あと最後のメッセージとか入れなきゃならんですから、
テレコも持参で明朝六時に空港集合です。
遅刻した奴ジュースオゴリな!!おうともよ!よし、終わり!

51管理人:2004/07/14(水) 02:26
7月13日(火)

最近の暑さは世間的に見てもただごとではない様で、仕事中に聞くラジオなんかでも
DJだかなんだかのみなさんが暑いですね暑いですね言ってらっしゃる。
気温がどこそこで何年ぶりにどうだの渇水が心配だのどうだの。
とにかく暑いですねみなさんも熱中症なんかに気をつけて、なんて
鈴を転がしたような声でもっておっしゃるんだけれども、なんかこう、腹が立つ。

日本には身分とか階級とかがないことになってるはずなんだが、あれは嘘で、
人のランク付けってのは確実に存在する。
FMラジオを流してる人ってのは、カーストで言えばクシャトリア、あるいはバラモンに
位置してもおかしくないわけであり、AMでやってた長寿番組「秋山ちえこの談話室」を
愛していた俺などはさしずめスジコをほぐしてイクラにする
職人の方々の玄関先に脱ぎ散らかした靴を丁寧にそろえとく仕事程度の階級だ。
FM階級の方が話す内容ってのはそれこそ夢のようなそれであり、
「ウチって夜にけっこう多くの方ガいらっしゃったりしてー」だとか、
「だめですよー、夏に向かって女磨かなきゃ!」とか、
あと坂上なんたらいう女とか、あいつらだめだ。貴族だ。
男にしたってコメント一つ一つが癇に障りやがる。
生活レベルの違いがすごく感じられる。
そんな彼彼女らの話す内容を楽しめるリスナーっていうのは、いったいなんなのか。
同じ生活レベルにいる奴らなのか。どうだろう。
あこがれでもって聞いてるのか。通販コーナーなんかもう劣等感煽るためだけに
作ってんだろとしか思えないんだけども、なにがいいんだろなー。

どうでもいい。不安定な生活に不安を感じてるだけだ。FMにあたってもしょうがない。
どうでもいいといえば、「秋山ちえこの談話室」は40年続いたんですぞ。すごい。

福岡行きのチケットが紆余曲折を経てなんとか手に入りそうです。
なんでも早めに動かねば。

52管理人:2004/07/15(木) 01:23
7月14日(水)

仕事がだるかったり暑かったり金が苦しかったりで
大変なことはいくつもあるのだけれども、
ドラムが叩けないのには参った。心底参った。
正確には、「速くて長いスネアのロール」が叩けなくなった。
こないだ出たCDお持ちの方は一曲目をどうぞ。
冒頭、4小説分のロールがあるでしょう。あれが駄目になったんです。
俺のドラムは口が裂けてもうまいとはいえるものでなく、
その中で唯一「楽しんでもらえるかなー」と自負してたのが
この高速のロール部分だったので、今回のスランプは本当にきつい。
原因がなんなのか、はたからみてると随分力が入ってるらしい。
そしたらその力の入り具合は何によってもたらされたものななのかってことを
考えたいのだけれども、これがもうてんでわからん。
ひょっとしたら、仕事の疲れが出てるのかもしれない。
でももう一月になるってのに、今さら疲れもないだろう。

とにかくライブやってても練習でもその部分にきたら止まっちゃうのです。
叩いてもリズムが崩れてしまうのでそうなるともうアウト。
3回くらいやるともう話にならなくなります。

これはどうなんだろう、いつか元に戻るんだろうか。
正直不安で仕方がない。とりあえず練習するしかない。
前はできてたんだけどなあ。おかしいなあ。
困った。

53管理人:2004/07/16(金) 06:23
7月15日(木)

トラックの運転は腰に来ますな。前々から腰痛持ちではあるんですけど
ここ2日ほどたくさんの荷物を右に左にやってるうちに効果てきめんですよ。
立ってるときはさほどでもないんですけど何十分か運転してるともうアウトです。
また整体通わなきゃなあ。
最近運んでるのはマーガリンの箱なんですけども。万単位ですわ。
マーガリンてのはそんなにも消費されるもんなのか。
パンにぬってんのかなあ。毎朝毎朝どれだけマーガリンぬってるんだろう。
ぬらずにおれぬ、そんな人たちがたくさんいるのかなあ。
食事以外の用途に使われてるとしか思えないような量の箱を収めてるんですけども、
一体全体何に使われてるのだろう。

帰ってきてから腐ったベッドの上で目だけ動かしてたら母親から電話があった。
前に金沢行った時は時間がかみ合わず会えなかったのでおおむね
五月以来、二月ぶりくらいの会話か。
どんな生活してるのか心配で電話しようとは思ってたけど、
芳しい状態でなかったら辛いからためらってたとのこと。
兄に俺が働いているらしいということを聞いて連絡してみたのだという。
60手前の母親にこんな心配させちゃいかんよなあ。
ここまで頑張って生き抜いてきた人にどこか楽な時間を持ってもらいたいのだけれども
その方法がてんで見つからない。
いや、なんとなくわかってはいるのだけれど実行に移せない。
もう少しバンドさせてください。

さて今日もマーガリン運ぶんですけども、明日は九州福岡でライブです。
今だにチケットが手元にないという非常に危険な状態なんですけども、
まあ、なんとかなろう。しかしのんびりしたい。

54管理人:2004/07/16(金) 22:45
7月16日(金)

マーガリンもなあ。なんつうか、浅い、っていうのかしらんが、
配達時間が昨日に比べて大体一時間くらい短くなった。初日に比べたら1時間半短縮だ。
もうなんつうの、フォークとか運転しちゃったし。スキルアップも兼ねてね。
とにかくきびきび行動して早目早目の展開ですよ。
おかげで五時上がりのはずが給料そのままで4時半上がりです。
やるね俺。

これでマーガリン運ぶ時は定時前に上がれるかもしれないという
希望を胸に働くことができる。精神衛生上大変によろしい。
とはいえそんなウキウキした状態で運転していては油断も隙も出てくるだろうので
停止発進時、また交差点に差し掛かったときの指差し確認は
もちろんきっちりやりましたよ。これでまた安全指数があがりましたって
そんなことはどうでもいいんだ。どうでもいい。糞が。
俺は何を安全運転のためにいろいろ工夫してヒヤリハット事項を少なくしていこうと
してるのか。もちろんそれは大切なんだけれでも馬鹿野郎俺のやりたいことは
そんなことじゃねえ。イライラする、すごくイライラする。
簡単に仕事に充実感を見出す俺死ね。
じゃあ何やりたいのか。しらんけども、おらあ別にトラックの運ちゃんになろうと
思って神奈川くんだりまで出てきたわけじゃねえんです。
だのに1日と体力の大半をこんなわけのわからんことにつかわなきゃならんだ
なんてもうほんと腹が立つやら情けないやら、だけど金は稼がんといかんし
もうなんだってんだろかわけわからんです。

ちゅうわけで明日は福岡に向かいます。飛行機飛行機。朝4時起きです。
全然休みになってねえ。

55管理人:2004/07/20(火) 22:49
7月20日(火)

たまには色気のあることでも書かないとお客さんも退屈するだろうので
今日はちょっとサービスして全裸で書き込みしてみる。
その様子たるや禁断のデルタ地帯がキーボードで心許なく隠れてるといった塩梅です。
あまりのハレンチぶりにあなたドキドキわたしソワソワ、
今世紀初頭期待の大型フリーターがついにその淫乱ベールを脱ぎ捨てた。

どうでもいいので日記に戻りますが、
今日は埼玉まで配達に行ってきました。遠い。
以前よんどころのない事情でもって滝に打たれたことがあるのですが、
その近所まで行ってきました。二度とは訪れないだろうと思ってたんですけど、
これも何かの縁かしら。あいかわらず緑のきれいな、いいところでした。

そろそろ小・中学校が休みに入るらしい。
みんな勉強すると良い。がんばれ。

56管理人:2004/07/31(土) 13:39
7月30日(金)

ライブでした。
昨日レコ発記念のライブが下北沢シェルターっていうところであったんですけども
今日は同じく下北沢の251ってとこでやりました。トゥーファイブワン、あるいは
ツーファイブワンって読みますよ。若い人は前者、俺は後者で読むのがよいです。

今回のライブはいわゆる異種格闘技戦で、普段全く交流のないスカパンクの方々との
共演でした。勉強になったのはお客さんとのやりとりですね。MCうまいわ。
アイドルかと思いました。「みんなー!手拍子手拍子!」とか、ああ、思いだせんわ。
どうでもいいです。まあ、そんな感じのMCうちのメンバーさんがやった日にゃ
たまんないってことで勘弁です。

客席には中学1年生くらいの子どもが何人もたまってたり、なんか不思議でした。
親御さんもきてたようですけども、どっからこういうライブの情報仕入れてくるのか。

全てのバンドが終わった後セッションでお嫁サンバを演奏し歌い上げるという
イベントがあったのですが、何もお嫁サンバはあるまいと頃合を見計らって俺一人
外に避難しまして、そっと中に戻って見ましたらメンバーさんが一人で
他のバンドさんのメンバーたくさんと壇上にあがってました。
なんか主催の人から「そして!高い箱!」とか紹介されたとき一人だけだったんでえらい恥ずかしかったそうです。
あとで俺も含めた残りの三人が怒られました。いやだったからすんません。
あとの二人は車の中で音楽を聴いてたそうです。二度と呼ばれねえだろうなあ。

さてライブ終わりましたらばこっからが本番でありまして、
三十路前の俺似つかわぬ元気炸裂ですよ。ライブ見に行きました。
スネアやキックペダルなんかの重めの荷物は車に入れっぱなしにしまして身軽にウォーキン。
新宿駅は西口に出て歩くこと十数分、クラブドクターに到着です。
中央線沿線を8ビートの血の池地獄に引きずり込む、戦慄の180センチオーバースカイハイDJ、
秋田スリムさんが企画してDJもやらっしゃるイベントが催されておりまして、
そちらにお邪魔させてもらいました。ほんと入場に融通利かせてもらったりして、
秋田さんお世話になりました。ありがとうございました。
先日行われた高い箱ツアーでもご一緒させてもらったラットホリックさんや、
メンバーチェンジ後なかなか見る機会にめぐまれなくてずっと気になってた
マイティームガールスさん、きれいどころがそろったペブルスさんなんかが
出てまして、他にも女の子4人のロカバンド、スーツでロックのスペクターズさん、
計5バンドがオールナイトでロックンロールでした。

会場内にはこちらの掲示板でもおなじみヴィヴァラさん御一行が遊びに来てらして、
先月以来久方ぶりにお会いすることができました。
楽しく遊んでいただきまして、ありがたい限りです。
大沢さんにライターをお借りしようとしたところ、
「ボケろや」の一言とともにリップクリームを渡されたんですが、
不甲斐ない俺は全く反応できずにおそらく完治まで数週間はかかるかと思われる
トラウマを抱えました。一発芸苦手なんだよなあ。

某バンドさんのMCが最高で、過剰にロックロックしててもう発狂しそうになるくらい
おかしかったです。失礼な話ですけどな。あんまり覚えてないんですけども、
「・・・今日はさあ、金曜の夜、だっぜえ?平日だけど、明日は土曜日、だっぜえ?
みんな、最後まで、躍っろうぜえ?じゃあ、いくぜえ!?」だとか、語尾の「ぜえ?」
がネッチリと右肩上がりでして、もうしつこくってしつこくってたまらんです。
あと、どんな脈絡で使われたのか全く記憶にないのですが、
「ボインちゃんなんて、ここにはいないんだっぜえ?」ってのが最高におもしろかったです。

そんなこんなで朝の5時までフラフラしたあとは身長の高いオカマさんに遭遇したり
突然の雨に打たれたりしながら帰路に着きました。

で、今目が覚めて昼日中なんですけども、これからバイクに乗って移動です。
なんかキャンプとかやるそうでして、めずらしくアウトドアです。
奥多摩っぽいところだそうで。道わからんよ。

57管理人:2004/08/01(日) 22:04
8月1日(日)

キャンプなんてまあ久しく久しくしばらくぶりなわけですが参加してきました。
時折雨に降られつつ、バイクで行くこと3時間、なんとか奥多摩周辺の某村会場に
到着し、飲んだり食べたり寝て起きたり、いい塩梅な時間を過ごしましたよ。
俺など一介のガレージバンドファンがよくもまあこんなかにいるものだと
感慨深げにならざるを得ないような面子でしたが、緊張していかんやね。

そんでまあ、帰ってきて寝てました。明日っからまた仕事です。
昨日高一昨日だか電話掛かってきまして、「いやあ、クビになっちゃいました」
とは元同僚Sさんの報告でした。なんでも事故を起こしっちゃったらしいです。
真面目ないい人だったんですけども、それでクビだそうでして。
なんともはや、荒野のような職場です。
しかし気をつけないといかんちゅうことですな。
俺の母親もトラックとぶつかって死にかけたことがあるのです。
仕事中電話で呼ばれて搬送先の病院に行ったらこれがまあ
えらいかっこになっておりまして、このまま逝ってしまうんではなかろうか、
そんな感じだったんですけれども、意識にはずなのにうわごとのように
「・・・相手どこいったがけ・・・逃げたがけ・・・!!」
とものすごい気迫を見せておったのには心底たまげました。
あの時の母の姿を忘れぬように、事故だけはやっちゃいかんなと
肝に銘じなければなるまい。うむ。

それにしてもキャンプからの帰り道、バイクで二時間ほど走ったんですけども、
右手には山、左手には川、目の前には青空でして、心底気持ちよかったです。
バイク掃除してやらんとな。

58管理人:2004/08/05(木) 04:56
8月4日(水)

ケツがかゆい。
毎日長いことシートに座ってるせいであせもができたみたいだ。
あわせめんところと太股との境目がかゆい。たまらん。
足の甲にも湿疹ができてて、かゆい。風呂上りなど
かさついてえらいことだ。たまらん。かゆい。
そんなのがもう収拾間続いてるので、先日塗り薬を
買ったんだけども、縫ってる割には治りが遅い。
仕事が変われば元に戻るだろう。

59管理人:2004/08/06(金) 01:22
8月5日(木)

高速道路に乗って運転してると、あまりの退屈さにあくびが頻繁に出るようになる。
そのうちに目がトローンとなってきて、最後はもう意識が飛びそうになってしまう、
こうなるともう後は車ぶつけて死んでしまうだけなので、よっぽどきつい時には
いくら高速道路とはいっても脇に停めて仮眠をとるようにしている。

5分10分眠ればかなり気分は爽快になるのだが、
その10分を短縮できないかと思い今日は大声で歌ってみた。
中途半端だとそれは良くないので喉も避けよとばかりに
こないだラジオで聞いたばかりの「夏の思い出」たらいう山口ぼぼえさんの歌だ。
「ひとつ結ぶ ひとつ開く 恋という名前の 夏の花
   ひとつ結ぶ ひとつ開く めくるめく光の な か  で」
などと振りつき(俺のオリジナル振り付け)で歌ってると
段々と興奮してきて眠気が飛んでいった。
これはいい。何事も集中してやると眠くなるどころではないのだ。

でもこの技が効くのは午前中だけであり、
労働時間が12時間を超えてからはそんなもんやろうとも思わなくなるので
注意が必要だ。むしろこのまま眠ってしまえばいい、とか思うようになる。
うん、毎日だるいです。

60管理人:2004/08/07(土) 07:08
8月6日(金)

愚痴ばっかかいてたらバチがあたったのかしらんけれども
仕事終わり際に解雇通告された。「今日でアガリなー」ですって。
理由は知らん。
怒られたりしたわけではないので、向うの都合ってことじゃなかろうか。
俺は派遣社員(という名の奴隷)だったのだけども、
派遣先の会社は派遣会社にまず日給として1万2千円渡してるそうだ。
で、残業があったらその分の残業代も別に払って、だから結局1日当たり
1万5千円くらいは払ってたんじゃなかろうか。
その中から俺が貰う金額ってのは基本的に9時間で8千5百円、これは
交通費1千円が含まれてます。そこに残業一時間千円くらいがつくわけです。
1日働いて4千円くらいが派遣会社に流れる仕組みですな。
で、派遣先は最近独自にバイトをたくさん雇ってます。
そのバイトさんたちってのは日給1万なんですな。
それ以上は残業しようが何しようが一切出さないって約束で働かせてるみたいです。
だから俺が1日のんびり仕事しちゃうと、バイトの方々の賃金に5千円くらいの
差が出ちゃうんですな。同じ仕事でそんだけ違えばそりゃ高い方切りますわ。

と、おそらくそんな感じでクビになったのではなかろうかと思いますが、
半年契約とかなんとか言ってたのどうなったのかしら。
もうほんと口約束だけだし、気分悪いったらない。
頭にきたので仕事探します。
九月から講師できるところないか、近郊の教育事務所に電話してみよう。
結局あれだ、仕事は教職しかやりたくないってことだ。
気付いたんだからそれでよいじゃないか。

なんて言ってても講師の口があるかないかなんてわからんし
生活もしなきゃならんしバンドもあるしで金稼がんといかんです。
思うに任せない毎日が続きそうですがもうすぐ8日にはまた一つ年をとって
三十路に向かって稲妻リーチ棒がビシャッと叩きつけられてしまいますから
何かしら真剣に動かんといかんなあ。うーーーん。

61管理人:2004/08/09(月) 20:11
8月9日(月)

長崎の方どうもです。黙祷。

黙祷終了。

昨日は誕生日でして何人かの方からメールやら電話やらいただいたり
この掲示板にも書き込んでいただいたりと、無職で金欠の豚野郎には過分な
お祝いを受けて大変ありがたいことでした。

さてそんな誕生日でしたがライブなんかありまして、
これが千葉の稲毛海岸海浜公園という野外での催し物。
天気もいいだろうってことが前からわかってたんでバイクで行こうと
決めてたんですけども実際行ってみると大変でした。
暑いし遠いし道わからんし、それで時間は迫ってくるしで多少ドキドキしましたよ。
白バイの警官さんに道聞いたりしてなんとか到着。
着いた瞬間一発目のバンドさんが演奏をはじめてライブハウスとはまた一味違う
音の大きさに度肝を抜かれました。
いいバンドがたくさんでてたのと野外の解放感に気分も上々で
その上出演者はビールがタダなんてすばらしいシステムなものですから
ビールが進む進む。そしたら案の定自分の演奏がめっちゃくちゃになりました。
俺もう酒なんて飲まんと固く誓ってしょんぼりと退場。
しかし演奏するときたくさんのお客さんが集まってくれたのには驚きました。
知ってる顔もあれば初めて見る顔もあって、興奮しましたねえ。
終わった後はまた他のバンド見てたんですけども、般若(β)ってバンドが最高でした。
バンド、っていうかユニットってんですかね。
もともとは漁港ってバンドのメンバーさんが二人でやってんですけども、
構成はシンセサイザーと三味線。
一曲目は三味線の弾き語りのみでシンセは仁王立ち、
二曲目はシンセのみで三味線はダンスを繰り広げました。
最後はチンポコさらして終わったんですけども、実に良かった。
その後控え室で主催の方の好意で紹介してもらい、なにくれとなく
話を聞けたんですけども、馬鹿馬鹿しいことに血道をあげるその姿勢に
大きく感銘を受けましたよ。

なんだかんだで夕方にはイベントも終わり、その後武蔵境のスタットに向かいました。
当たり前だけども道もわからず、途中コンビニによって地図を立ち読みしたりして
なんとかたどり着きました。あれだ、トラック仕事やってて良かったのは
地図読むのが早くなったことですな。街道と街道をこう、結ぶんですよ。
まあ、もう役にたたんけどな。
                       続く

62管理人:2004/08/09(月) 20:11
続き


そんなこんなでスタットに入店、一番目ラットホリックさんに間に合わなかったのは
残念でした。
二番目がボリュームアウトさんって三人組だったんですけども、
その風体やドラムセットにこれまた大きく衝撃を受けました。
なにしろ置いてあるのがスネアにフロアタム、あとクラッシュシンバルが一枚だけ。
おかずもへったくれもないですから、延々単調なリズムでひっぱるんですけども、
ベースが滅茶苦茶うまいもんだからこれが不思議な味なんですな。目から鱗。
ギターさんはウガンダに似ていて掛け声がおもしろかったです。
一曲だけそんなのがあったんですけども、歌詞が「イェー」だけってのもどうかと
思いました。

日頃お世話になってるビバラスベガスさんの強力なライブも見れて大満足。
いやほんと曲がすげえとっつきやすくてなおかつかっこいいんです。
なんつったらいいんですかねえ、やっぱりうまく言えんのですけども。
作詞どなたがやってらっしゃるのか知りませんが、
「君といつまでも」って曲は郷愁を誘いますな。泣けるかもしらん。

よくわかんねえけど見にいった方がいいってことですよみなさん。

最後ドラムの佐々木さんによる薬師丸ひろこの顔真似も飛び出して
これでよし、今日はいい1日でしたと帰路に着いたわけですが、
行き着けのコンビニに寄ったらばレジで客が店員にわめいてまして
「俺は金払ってるよな?なんで金払って嫌な思いしなきゃいけねえんだ?
俺はお前この辺に住んでんだぜ?この辺に住んでる俺がさぁ、
こうやってクレームつけるってことの意味わかるか?
おまえ顔覚えたからな?お前訴えるからな?必ずこっちが勝つぜ?
金払ってんだからよ、俺はお前なんかよりいろいろ経験してるからな?
裁判になったら文字が物言うんだよ、お前書け。自筆でだぞ、書けよ。
こっちはお前絶対負けないんだからよ、わかってんのかよ!?」
と責任者の方は出てくるしレジのバイトは平謝りに謝ってんのに
自分ひとりエキサイトしてとどまるところをしらずにクレームつけてんですけど
一体なにがあったのやら。怒られてるバイトさんを見たところ
確かに俺もこの人の無愛想な接客態度には覚えがあるなあと思ったんですけども
何もここまで言うこたない。致命的なミスでもあったんですかね。
何しろいたたまれなくなったんで結末を見届けることなく退転しました。
まあ、それでも5分くらい品定めするふりして盗み聞きしてたんですけどな。

というわけで後味の悪さの残る1日となりました。なんじゃこりゃ。

63管理人:2004/08/10(火) 22:03
8月10日(火)

仕事がなくなって、それでも早くに目が覚める。
二ヶ月弱と短い間だったとはいえ、毎朝五時台に起きてたのが習慣になったみたいだ。

やらなきゃいかんことはなにかとあるのだが悪い癖で全部あとまわし、
ベッドに身体を横たえてるとまたうつらうつらとしてくるので
そのまま寝る。一時間くらいでまた目が覚める。起きずにまた寝る。
何度目かの目覚めで流石にダメだこりゃ、と思いまずやったのがネットの接続。
あっちみたりこっちみたりして昨日暇に任せて書き込んだ各所のレスに
何か反応がないか確認してみて、世の中の人はそんなに暇じゃないんだなあと
いうことを確認する。哀しくなって泣きながら部屋の掃除をしようと思い、
狭い汚部屋を見渡してみるがこれがまあ引越してきてからはや数年、
いまだかつてない汚れぶりで片付け上手を自負していた俺ではあったが
もはやどうしようもないと思わざるを得ないような状況だ。
とはいってもいつまでもこのままじゃいけないぜ、と反戦パンクスのような
気負いでもって積み重なった服やらなんやらを畳むことにする。
40分ばかり畳み続けてさすがに嫌になった。もう知らん。
気分を変えて外に行き、バイクを磨くことにする。

去年の9月に買ったから早一年になろうとしている。
カウルが滅茶苦茶になるような大きなずっこけも経験した割りには
よく走ってくれるし、きれいに直してもらったおかげで目立った外傷はないけれども
やっぱりそれ相応に汚れや小さな傷がついていて、もうちょっといたわってやれば
良かったかなと反省しきり。アルミの部品、なんて言うのか知らんけれども
泥除け?タイヤの上部に被さってる奴なんかアルミなのに小さくサビが浮いてきちゃったり
しててちょっと切ない。研磨剤で擦ろうかとも思ったけれども前述の如く
部屋が大変なことになってるのでどこにあるのか皆目検討もつかん。
とにかくタオルでごしごしごしごしと磨く。ある程度はきれいになった。
俺は機械に疎いのでせめて見た目だけはもっと気にかけてやらんと、
いろんなところを渡り歩いてきたであろうこのバイクが気の毒だ。
ひょっとしたら最後の乗り手になるかもしらんわけだから、
いい気持ちで走ってもらいたいものだ。

などと機械相手にしんみりしたりして、これは相当弱ってるなあと
自分自身思うわけだが、今俺のいる状況っていうのはこれはもう
一般的な三十路前の男と比べるとやばいなんてものじゃないのではなかろうか。
定職につかず、音楽にうつつを抜かし、かといってそれでやっていけるほどの
技能や知識もなく、その日その日をただ漫然と暮らしている。

何か目標をもたないといけない。
バンド、生活どっちも成り立たせたい。
将来的に夏の野外フェスメインステージに立てるような、
アルバム万枚単位で売れるような、そんなバンドにしつつ、
職場では若い女教師から「へえ〜正和先生ってバンドやってらっしゃるんですかぁ、
あたしロック大好きなんですよ〜一度ライブ魅せてくださいよ〜」などと
エサをねだる子猫ちゃんの如き媚態でもってすりよられるような、
そんな生活を築きたい。うん、いいね。

教員として採用された上に売れるバンドになる。
これは古のバンド「餃子大王」がすでに為しえた偉業ではあるけれども、
俺が目指す人生の目標としては最大のものといっていいと思う。

                               続く

64管理人:2004/08/10(火) 22:04
続き

中には「ロックやる奴が公務員になりたがってどうする」と馬鹿にする向きも
あるがろうが、そんなことは気にならない。いや、気にはなるんだけれども、
じゃあフリーターでクスリやって墨入れて傍目から見て破天荒な生活を送れば
それはロックなのか。何が必要で何が不必要か、それがはっきり決まって
方程式として成り立っているというのでのであれば、
俺はそんなものを信奉している君こそロックじゃないよといいたい。

たとえばパンクの定義っていうのは未だにいろいろ語られてるんだけれども
直訳したら「ゴミ・クズ・二流」とかそんな意味だ。
パンク発生当時の本流だった音楽に対して、あまりに稚拙な演奏技術や
その乱暴な人となりを表してこう呼ばれるようになったのだろう。
それ以外どんな要素もないと思う。
いろいろ知識が増えるにしたがってこれはパンクでこれはパンクじゃないなんて
ことを昔は良く考えていたものだけれどもそれは自分の感性にしたがって
より分けているだけの話であってけっして一般的に通用するような
定義付けを完了させていたわけではない。

ロックはこう、パンクはこう、って言い切ってしまったときから
腐っていくんじゃなかろうか。自分にできるのはただ好きだと思った
音楽に対して向かっていくだけのことであって人が聞いて納得するような
定義付けを行うことではないのだ。

バンドを組んで俺が叩いてその音を聞いてくれた人が
「このドラムはパンクだね」とか言ってくれれば俺はこの上なくうれしいけれども
それを目的にやってたんじゃあどうにも外堀ばかりがうまってしまって
芯の無いものになってしまい荘な気がする。
俺の外側、仕事やかっこや物腰なんかはどうでもいいのでただ叩いて出す音が
ロックであってパンクであるって認めてもらえばこれに勝る幸せはない。

などと今日も一瞬たりともスティック握らなかったくせに
熱く語って今日の日記は終了。えらそうですんません。まとまらんし。
つうか誘われた仕事受ける返事したのに先方からの返事がありません。
死ねばいいんでしょうか。

65管理人:2004/08/10(火) 23:03
軽味のないこと書いちゃったなあ。反省。

66管理人:2004/08/11(水) 19:59
8月11日(水)

無職なんで遅くまで寝てるつもりだったんだけども
やっぱり五時六時に目が覚めちゃって、それでも横になってたら
うつらうつらといい気持ちになってって、こりゃいいぞ寝れるぞなんて
ほくそえんでたら突然携帯がなる。七時半ですよ。
出てみると派遣会社。首切ったとことは違いますよ。そこを世話してくれたとこ。
奴隷市場の元締め。
何だろなと思って出てみると、今日仕事に出ないかという。無茶言うなーと
笑ってしまった。なんか欠勤が出てどうにもなんないのだという。
とりあえず条件を聞いてみたところ、作業内容は引越しで、場所は住んでるところの近辺。
それくらいなら別に普通なんだけれども、残業が強力らしく深夜12時過ぎてやるかもしれんとのこと。
それは無理だ。今日夜からバンドの練習だし、出来ませんっつって断ったんだけどもいったい全体
どんな家庭が日受けが変わってまで引越そうと言うのか。気になるところではあった。
しかし世話する方も大変だなあ。見つかったんだろか。

さて目が覚めちゃったもんだから相変わらずネットとかなんだかモタモタやって
時間を潰し、10時になるのを待つ。いってみたかったスーパー銭湯の開店時間だ。
バックの中に洗面道具とか着替えとか詰め込んでバイクに跨り走ること10分程度で到着。
入湯券を買って中に入るとやたらめったらいろんな風呂があって中々に楽しめました。

当たり前といえば当たり前だしどうでもいいといえばどうでもいいんだけれども
風呂場には男しかいないわけで、全員油断しきっているのかしらんけれども、
まあ金玉がそこかしこに転がっている。こっちとしては別にそんなもん見たくもないし
また向こうも見せようともしてないことは確かなんだけれども銭湯という場の特性と
いうのか、もう360度見渡す限りどこにでも金玉がある。
若い金玉老いた金玉黒ずんだのに白々しいのそれはもう相模原産のいろいろな金玉を
目にしたのだが今回最も衝撃的な金玉はそのもの自体の色とか形ではなく
陳列のされ方とでも言おうか、持ち主の解放感が良くあらわれた一品。
この銭湯、ただの銭湯ではなくスーパーと冠がつくだけあって面積も普通の銭湯よりは
多少広く、さっきも書いたけれどもいろいろな種類のお風呂がある。
薬湯だとかジャグジーだとか、まあそんなのだ。俺はぬる湯ってのが気に入りました。
ぬるいってだけなんですけど、楽だったなあ。名前もいい。
それはさておき、露天風呂なんかもあって、つぼに入る壷湯、日替わりの薬湯である替わり湯、
腰かけてつかる腰かけ湯なんてのがある。ネーミングがことごとくそのまんまだ。
俺はその腰かけ湯につかって効能書きなんか読んでたんだけれども、視線を移すと
そばに板間がしつらえてあって、2、3人ならそこで横になれるようになっている。
すでにそこには2人の方が寝転んでらして、思い思いの姿勢で休憩をとっている。
年のころ30代後半40代前半といったところか。大の字になってる人は、
局部にタオルをかけて、これはまあ一般的なマナーと言っていいだろう。
誰も好き好んで金玉やら付属の変な棒とか見せようって奴はいない。
ところがその隣、俺から見て手前にいる人は大の字じゃないんですな。
なんか金玉が放り出されちゃってるんですよ。
「マーちゃん、おやつそこおいといたから」くらいの自然さでもって。

                                  続く

67管理人:2004/08/11(水) 19:59
続き

文字だけではわかりにくいかもしれんけれども、いすに座った時足組むでしょう。
あれを寝っころがってやってるものと思っていただきたい。
格闘技好きな人ならば寝技の攻防の時にサイドポジション取られちゃった下の人が
マウント取られないように足組む感じわかりますか。あれです。
太股同士が完全に密着してるんじゃなくて、一方のひざに一方のふくらはぎあたりが
ひっかかってる感じですな。三角締めです。
で、そうなるとどうかっちいますと俺から見て変な棒は隠れちゃうんですな。
太股の表側、へそのあたりに位置してるんでしょう。
その代わり垂れ下がった金玉がこれでもかと迫ってくるんです。
よく熟れたいちじくが今正に枝から落ちんとしてるかのような、
ドラキュラ除けに吊り下げとくニンニクを油でこんがり揚げたかのような、
たしかに金玉は精巣を冷却する目的でもってああいう形状をしてるんだし、
タオルで隠すよりもその効冷却果は高いと思うけれども、
せめてもうちょっと回りの目ってのが気にならんかなあと思うわけです。
そう思って見てるとタオルは顔にかかってるんですな。
これを日光を防ぐためと見るか、はたまた照れ隠しと見るかでまた一つ
違った楽しみが生まれそうです、って別に金玉一つ(二個パック)で
そこまで引っ張らんでもいいような気もします。

なんだかんだで二時間ばかりいましたか、体重量ったら脅威の77キロ台をマーク。
最肥え時からは10キロ減です。うれしかったんで丼飯くいました。

帰ってからは昼寝。もう怖いもん無しだなあ。
そろそろ練習の時間なんで支度していってきます。

最近アクセス数がやけに多いですけれども、
リンクしていただいたところの影響でしょうかね。
どうもありがとうございます。なんだったら一言書いてってくださいな。

68管理人:2004/08/18(水) 03:05
8月17日(火)

退院しました。以下12日からのレポです。ファック夏。

12日(木)

前日派遣会社から電話があって、引越しの仕事世話してもらう。
担当曰く「かなりえぐい仕事」とのことで、やる気も萎えたが金がないのでしかたない。
朝6時過ぎに会社に向かい、支給されたつなぎを着込んでトラックに乗り込む。
同行する社員さん2人は若い感じ。俺とその2人に分かれて、トラック2台で現場に向かう。
8時ごろ藤沢の現場着。現地集合してたバイトさん2人と合流し、計5人で仕事にとりかかる。
泣けてくることに集合住宅の5階。そこをバケツリレーの上に下に全力で駆けて荷物を降ろす。
10時前に一服するがすでに汗は尋常じゃなく流れてる。
つなぎの色が青から紺に変わった。履いてた安全靴からも汗がしたたり落ちて
足元に小さな水溜りを作っている。だるい。
仕事の進度はこの段階でまだ5分の1程度。これからが本番だ。
ふうふういいながらやってたら右足がつる。足の裏が内側にひっくり返る感じ。
昔ラグビーやってたときとかたまになったことがあるんで、
あわてずさわがず足を地面に押し付けて回復。またしばらく運ぶ。
日光も直接さしてるわけでなく、風も適度に吹いていて、環境としては悪くない。
だけども汗は止まらない。足もまたつる。なんかヤバイなあと思う。寒気もしてきた。

69管理人:2004/08/18(水) 03:25
12日続き

どうにかこうにかトラック2台分の荷物を運び出す。
まだ部屋には荷物が残ってるんで、また戻ってこなきゃいかん。
絶望的な気持ちになりながら、引越し先に向かう。

しかしだるい。耳がなんかプールに入った後みたいになってて、
しゃべるたびに耳穴から空気が抜けてボゲボゲ言う感じがする。
休憩時水をがぶ飲みしたのだ汗は出続けた。変だ。
もうあと2現場あるかもしれないという。
今1現場めの半分も終わってないんだけども、大丈夫だろうか、
と強く不安を感じつつ運転する。すぐ着いた。休めなかった。

持ってきた荷物を運び込む。なんだって高台に家建てやがるか。
玄関に行くまでに15段階段上らんといかん。
足がつりまくる。足の裏からふくらはぎに、さらに太股に広がった。
右足がやばいんで、さっきと同様右足に力入れて回復図ったら
左足がつった。やばい。止まらない。
つりが腰に来た。腰をかばう。肩がつる。意味がわからん。
肩をかばったその手の指が動かない。手がつった。
呼吸が荒くなる。

やっと休憩が入る。シャレにならんので横になって休んだ。
その横になった、ってのが間違いだったらしい。
全身がつった。
足の裏とふくらはぎとふとももと腰と腹と背中と肩と首と指先が
順繰り順繰り、痛んだところをかばって、かばったところが痛み、
そのサイクルがとぎれない。
「いてえええええええ!!!いてえええええ!!!!」と声に出しても
痛みがおさまることもなく、何事がおこったかわからない社員とバイトの
計4人は笑ってみてる。「救急車呼ぶか?」といわれるが、
寝てれば治ると思ったのでもう少し様子を見ることにする。
この段階で呼んどけばよかった。
クソな条件の中、4人はまた仕事に取り掛かった。
ひたすら情けない。
そのうち詰んできた荷物を全て運び終えたらしく、もう少し残ってる
荷物を取りに戻ることになった。俺もいかなければならなかったが、
身体が動かん。運転席に座れる気がしない。居残りで休憩させてもらう。

一人で待っている間、派遣会社に電話して泣きを入れる。
代わりの人をよこしてくれないか、どうにもならない場合は救急車を呼んでいいかと尋ねる。
代わりは無理、最悪運転だけしてくれ、救急車呼ぶんだったら労災のこともあるから
仕事したって証明にサインだけもらってきてくれとのこと。
代わりがこないってのにまず絶望的になり、まだ仕事半分も終わってないという
事実に泣きそうになり、労災という言葉にことが大きくなったらいやだなあと
不安になり、休んでも休んでも回復しない身体に恐怖を感じる。
電話を切ったら指がつってた。
中腰で立ってるのが一番楽な姿勢だということがわかった。
呼吸が荒くなっててそれがおさまる気配もない。
なんの解決もないうちに、トラックが戻ってきた。仕事再開だ。

70管理人:2004/08/18(水) 03:40
12日 続き

正味の話1ミリだって動きたくなかったのだが、
「○○(派遣会社の社名)ー!」と呼ぶ声がし、「いつまで休んでんだ!」と
怒鳴られたんでこりゃもうやるしかないなと泣き顔で荷物を運ぶ、でも無理だ。
無理だがやる。つる。かばう。またつる。
とにかく早く失神しないかとそればかり楽しみに仕事を続けた。
なんとか終わった。10やるべき俺の仕事量はおよそ3しかできなかった。
早退の旨を告げる。派遣会社、派遣先には通知済みだ。社員2人にも
伝わってたらしい。
現場を後にして、幹線道路まで移動する。その際も運転は全くできず
バイトさんの一人が変わって運転してくれた。

「じゃあ帰ってもらうけど、絶対事故らないで。どんなに遅くなってもいいから
運転して帰って。なんかあったら電話して。」
そう指示を残して社員とバイト2人は1台のトラックで次の現場に向かった。
俺はほっとしても良かったようなものだがそんなこと言ってる間もなく
痛みが襲ってきたので運転席に乗り込むこともできず、トラックからキーを抜いて
方向指示器をチカチカさせつつ道路に寝転んだ。少しでも体力を回復させないと、
帰れるはずもないという状態。でも寝たらつる。寝ないと立ってられない。
5分たっても10分たってもまるで回復の兆しは見えず、いてえいてえうなって
ごろごろ転がりながら「いっそひいてくれ」と結構な速度で脇をすりぬける車たちに
お願いするが、普段から素直に気持ちを伝えるのが下手くそな俺の願いなど
誰にも受け入れてもらえずただただ失神するのを心待ちにした。
そのうちやってきたのは忘我の瞬間ではなくどこかのおじさん。
「大丈夫かね」と関東圏ならではのナイスイントネーションで
何があったかを尋ねてくれ、俺はなんとか説明してるうちに
決心がついて「ここはどこですか」と地名を聞いたあと救急車を呼んだ。
時間は夕方の5時。これで助かると気持ちが楽になった。

71管理人:2004/08/19(木) 02:12
12日 続き(面倒)

救急車が来て安心したのはいいのだが、安心するのはまだ早かった。
仰向けに寝てるわけなんだけども、横揺れしてベッドから落っこちないように
身体がバンドで固定されてる。で、普通だったら実に楽チンでいいのだが、
今回は全身がつる状態であり、身体が固定されてるってことは、
自分の思うように姿勢を変えてつりの痛みを和らげることが出来ないということである。
したがって走り始めて1分もしないうちから俺が大絶叫であり、
「いってえええええええええ!!!!!いてえいてえいてええ!!!
 ああああああああいてえええええええええ!!!!!
 すんません足!足の裏!!!!!足の裏伸ばして!!!!!
 もっと!強くのばしてえええええーーーーーーーー!!!!!
 もうちょい下もっと下!!!!!強く!!!ああああああ
 左足いいいいいいいいいいいいいてえええええええ!!!!!!!
 いでえ〜〜〜  いでえええ〜〜〜〜〜〜〜
 足いてえ、足いてエエエエエエエエよおおおおおおお」

これを病院に運ばれるまで、運ばれてからも、都合20分は続けた。
ほんとに早く失神しないかなとそればかり考えていた。
俺は自分では痛みには強い方との自負があったのだが、
それは今まで本当の痛みを知らなかったからだと悟った。
もう、強がらない。痛いもんは痛い。

72管理人:2004/08/19(木) 03:29
12日 続き(飽きた)

さて処置室に入ると血圧やら採血やらいろいろやってその間も
痛い痛い言い続けたのだが、何気なく打たれた点滴が徐々に効果を
発揮してつる間隔が長くなっていく。小一時間ほどしたらおさまった。すごい。

この点滴には電解質という成分がたんまり入っているらしい。
筋肉ってのはこの電解質があるからスムーズに動くのだそうだ。
身体から電解質がなくなると、つる。痙攣する。
電解質は汗と共に大体外に排出されてしまう。
これはどれだけ水を多くとっても防げないそうで、
ポカリとかそんなのを飲んで補給しなきゃいかんそうなんである。
結構飲んだんだけど、足りなかったみたいだ。

つりは収まったがやはり身体は痛い。全身筋肉痛だ。
これをお医者のみなさんは「つりが残った状態」とかおっしゃってた。
感覚的によくわかる言葉だ。わからないみなさんはつればいい。

点滴のおかげで小康状態が続く。容態が落ち着いてからというのも
ベッドの上にほったらかしになってた俺だが、別にお医者のみなさんに
見放されたわけではなかった。みなさん採血の結果を待ってるらしい。
しばらくしてもどってきた先生の言うことには、
「筋肉が壊れて、死んだ細胞が腎臓につまっちゃってます。
それで、血液中の壊れた筋肉細胞密度が通常の200倍近い数値を出してますね」
通常のザクの3倍の速度で動いた赤ザクがあんなに強かったのに、
俺と来たら200倍だ。これはもうえらいことだ。

73管理人:2004/08/22(日) 01:18
続き(辛い)

血液中に融解した横紋筋の細胞が腎臓に目詰まりを起こさせて
それで俺の病名急性腎不全。かっこいい。病名がつくとうれしくなりませんか。
俺はなるんですけども、うれしがってばかりもいられない。
本日の山場が待っていました。さんざっぱら山登ったつもりだったんだけどなあ。

医者「正和さん、今日おしっこ出ましたか」
俺「あー、そういえば、朝の六時ごろから一回も小便してませんねえ」
医者「なるほど。かれこれ12時間以上出てないわけですね。となると…」
医者「じゃあね、おしっこださなきゃいけないから、管入れますね」
俺「…あああ〜 カテーテルですか」
医者「そうそうカテーテル。ご存知でしたか」

過去二度ほどちんぽこに管を差し込んだことがあるので、もうあきらめた。
されるがままに服を脱がされ、どうぞとばかりにちんぽこをさらす。
もうどうぞお好きに。好きにしてください。さあどうぞ。
これからおこることを敏感に察知したかマイ・サンは縮こまっている様子。
俺もここで甘やかしてはいけないと思い目をそらし見てみぬふりだ。

医者「じゃあねー入れますからねーちょっとだけ我慢してねー」
俺「はーい…アァウ!」
医者「ちょっとだけだからねー、もう少し我慢ねー」
俺「ウウー…アァウ!」
医者「おかしいなーはいったかなー」
俺「ううううう…」
医者「…はーい、じゃもう一回だけだからねー」

なんていってやり直したと思ったらまた失敗しやがって終いには
「カテーテルといえば○○先生」みたいなこと言い出して
よそから医者呼んできやがった。
人のちんぽこいじり倒すためだけにやってきた医者も医者だが
その医者に親指の腹をうまくつかわれて3分立ちした俺も俺だ。
7人くらいの中年男医者どもが見守る中反応した俺の体死ね。

74管理人:2004/08/22(日) 02:08
続き(もういい)

ちんぽこからだらりと垂れ下がった管を見ては
汚れっちまった悲しみに一人泣きぬれていると、
一通り検査が終わったのでそのまま救急病棟の入院施設にまで運ばれた。
完全に個室でもなく、かといって大部屋でもないという微妙なつくり。
緊急の動きに対応しやすいようにしてあるのか、扉はなく、廊下に面した
壁には大きな窓ガラスがあり、こちらの様子は外から丸見えだ。
そんな感じで筒抜けなもんだから、廊下の足音とかよく聞こえる。
「看護婦さーん たすけてくださーい」
いきなり大きな声で叫ぶ人がいてびっくりした。
「看護婦さーん たすけてくださーい」
すぐまた大きな声で叫ぶ。こりゃ一大事だ、と思ってそっちを見ると
別に看護士さんがあわててかけつけるでもない。
「看護婦さーーーん」
「おねえさまー おねえさまー」
「おたのみしますー たすけてくださーい」
「おおーーーーーい きてくださーーーーい」
「ヘルプミーーーー ヘルプミーーーーー」
いくら呼んでもきてくれないのでなんだか工夫してるらしい。なんじゃこりゃ。
2分くらい叫び続けてようやく一人その部屋に入っていったと思ったら
「○○さん、もう夜中なんですから、ほかの方の迷惑ですよ。静かにしてください」
とたしなめられている。なんかまたごちゃごちゃ言ってるようだがいまいちよくわからん。
そしたらその看護士さん帰る時に俺のとこにきたんで聞いてみると
「ああ、あの人ねえ、頭おかしいんですよ。それで頭打っちゃって」
とのことだった。そうか頭がおかしいのか。しかしまあ、歯に衣着せぬ物言いであることだ。
基本的に温厚なはずである看護士さんにそこまで言わすのだから
よっぽどのことなんだろうなと思ったらまったくその通りであり、
結局その叫ぶおじさん(推定62歳)は目が覚めてる間はほとんど
看護士さんを呼びっぱなしなのであった。
「ヘルプミーーーー ヘルプミーーーー」
「お願いします きてくださーい」
「おねえさーーーん おねえさーーーーん」
「…ぜんぜんこないじゃないか どうなっとるんだ」
「おねえさまーーーー おねえさまーーーー」
「はさみをとってください」「カッターをとってください」
「おたのみしまーーーーす ちょっとですみます」
「お時間とらせませんからーーー」
「ここはどうなっとるんだ これじゃ仕事にならんじゃないか」
「俺に任せてくれればいい仕事するから」「二日じゃ終わらんな」
「いい欄間を作ります」「この程度ならすぐできる」
「なんでこないんだ」「おたのみしますーーーーー」
「お姉さまーーーーおねえさまあーーーーーあ」

きりがない。なにしろ次の日などほんとに朝から晩まで叫びどおしだ。
その上奇行というのか無茶な行動が多く、なんかのチューブをはずしたり、
床に痰を吐いたり、汚物を散らかしたりだのとにかく問題を起こしてばかりだった。
看護士さんもこれじゃ大変だ。

しかしこの人には誰もただの一度もお見舞いにこなかった。
いったい普段はどんな生活を送っているのだろう。

75管理人:2004/08/22(日) 02:17
続き(きつい)

弟や友人が見舞いに来てくれる。
弟にはなにかと世話になった。
遠いところからその日の深夜にわざわざきてくれて、
何の準備もしてなくて困ってたところを助けてくれた。
友人はわざわざ見舞いの品まで持ってきてくれたが、
中身はエロ本(ナースものと熟女もの→57歳)、そしてグッズ。
あんまりだったので即刻ロッカーにしまってもらった。

しばらくして大部屋に移り、管も抜けた。
なけなしの金でテレビカードを買う。12時間半で1000円。
テレビ見るのに金がかかるというのは、これはもう無茶な気がするのだが。
大部屋では向かいの人も隣の人もいいお年で、プープーおならばかりするので参った。
すぐに慣れたのには我ながらおどろいた。

点滴を打ちまくり、カテーテルをさし続けたかいがあったか、
しばらくして尿が出るようになった。
大きいほうの便意を催したときが変な感じだ。
用を足すときも中心からはニョキリと管が伸びている。
ケツが拭きにくくてしょうがない。

リハビリもなく薬を飲むこともなく、ただただ点滴を打つ。
ひたすら尿を出す。
何日かして管をはずしてもらった。声が出た。

76管理人:2004/08/31(火) 15:17
続き(おしまい)

しばらくは車椅子に乗って看護婦さんに運ばれたりして非常に
不便な生活をしていたが、採血のたびにダメ数値が減少して
良くなっていったので、三日目くらいには腕に刺した点滴の針と
チンポコに刺した管が取れて行動しやすくなった。

治療と行っても別に何のリハビリをするわけではなく
ただただ安静にするだけだったので1日が暇でしょうがない。
コンビニが併設されてるのだが金がないのでアレ買ってコレ買ってってのは無理。
テレビカードの購入も一枚に押さえて夜のオリンピックで柔道だけ見る。
あと昼時に笑っていいとも。ドランクドラゴンかなんかが出てるですね。
お笑いの人は毎年いろいろ面白い人がでてくるなあ。この新陳代謝はすごいです。
それはそれとして、で、暇なんです。携帯電話を使ってもいいよってコーナーがあるので
誰彼構わずメールしたりしたかったのだけども電池がなくて充電器もない。
それで最低限必要な連絡以外には絶対に使えない状況。
買い物できないテレビ見れない電話できない外いけないととにかく金の無いのは
首の無いのと同じ、自由も利かずにとにかく寝るしかない。グーグー寝た。

寝てたらなんかゴロゴロ音がするので見てみると本棚が入ってきた。
ボランティアで移動図書館のサービスをやってるのだという。
これ幸いとばかりにマンガやら小説やら数冊借りる。
マンガは確か北斗の拳だった。じいさんがハンマーみたいに投げられてた。
小説も読んだ。久し振りに読んだ。
先日若くして亡くなられたなんちゃら萌さんたらいう作家さんのとか
ノーベル賞受賞した数学者さんの半生記みたいのを借りてみた。
なんちゃらさんのは当時十代だったなんちゃらさんがなんちゃら賞を
受賞した際の作品らしかったが、家族のつながりとかなんかがテーマらしい。
解説にそんなことが書いてあったが、読んでるときにはもやもやしててよくわからなんだ。

普段ゲームとかパチンコとかばっかりしてると、何しろはっきりした結果が欲しくなる。
また、結果に対してはっきりした結論が欲しくなる。脳みそがそうなる。
敵をやっつければレベルが上がるし、宝箱を開ければ宝物がある。
いくらかつっこめば確実に天井にまで近付くし、連荘したのはある役を引いたからだ。

はっきりしないのが退屈になってしまうようではこれはもうなんというか末期だ。
人として末期だ。思いをめぐらすことができなくなってしまった。

数学者さんの話はこれがまあ波乱万丈なお話で、若くして天才と呼ばれていた
学者さんが発狂してしまう。でも何十年かかけて治る。奇跡的に治る。
それでノーベル賞を受賞する。すごい。
のべつまくなしに出てくる数学専門用語の波に飲まれて頭が良くなったような錯覚に陥った。

そんなこんなで結構厚みのある本を読みました。ナイス時間つぶし。

77管理人:2004/08/31(火) 15:40
続き(おしまいその2)

ようやく退院できる運びとなったが、実際外に出るまでには困難を極めた。
まず、服がない。靴もない。運ばれた時は作業着姿で、それも汗にまみれて
とてもじゃないがちょびっとだって触れたくもない。
寝巻きとスリッパという格好で出るより他無い。

出るより他無いのだが、移動のための足がない。何しろ救急車で運ばれたのだから、
バイクは派遣先の駐車場だし、タクシーなんて無理だ。しつこいが金がない。
また、タクシーは寝巻き姿じゃ乗せてくれないそうだ。
脱走する人がいるらしく、警戒されてしまうとのこと。婦長さんが教えてくれた。
いっそ歩いて帰ってやろうかと思ったが、家まではざっと7キロくらい距離があり、
さすがにまだ体力が戻ってないのでそれは無理だった。雨も降ってたので余計無理。

どうでもいいけど婦長ってのは言葉としてダメなんじゃなかろうか。
看護婦って呼称がもうアウトってんなら婦ってのはダメでしょう。
看護士の長なら士長じゃないのか。どうでもいい、実際どうでもいい。

というわけで友人にお願いする。車で迎えにきてもらおうという寸法だ。
しかしこの友人も仕事が何時に終わるかまるで検討が付かないという。
最悪だと午前様らしい。それまで何をして時間を潰すのかが問題だ。
退院のリミットを午後九時にしてもらい、それまではベッドの上にいてもいい
ということにしてもらう。
時間がわからないってのはこれは不安だ。
仕事どうよ、とかまだかとかメールで最速したいがさっきも書いたように電池がない。
なけなしの金(正味の話何百円もなかった)でコンビニに設置されてた携帯充電器を
使い、10分だけ充電する。百円使うのもものすごい勇気がいった。
23度のやりとりで、十時くらいに迎えにきてもらえるとわかり心底安心する。
ベッドから出て荷物をもち、ロビーでごろごろして待つ。
人を待つための一時間がこれほど長いものだとは知らなかった。
連絡があったときには新しいステップでもって小躍りするところだった。

少し雨がぱらつく中、職員用の出口をパジャマとスリッパで通り抜け、無事退院。
車の中、久し振りにタバコを吸っていい音楽を聴いて、くだらない話をしながら
健康やら人のありがたみっちゅうのをかみしめました。良かった良かった。

                               完

78管理人:2004/09/05(日) 01:41
9月4日(土)

ライブの日でした。三軒茶屋ヘヴンズドア。
一ヶ月ぶりくらいのライブでしたが調子いつもどおりといったところ。
ライトがべらぼうに熱かったです。
しかしまあ開演ギリギリになって振り出した飴には閉口しました。
たくさんのお客さんが来てくれてありがたいやら申し訳ないやら、
なんちゅうか叩いてておもしろかったです。
新曲も結構うまいこといったし、もっと楽しんでできるようになりたいですな。
後ろの方で腕組んで見てるお客さんを無理矢理にでも躍らせるような
そんな太鼓を叩きたいものです。まあ、俺が他所さん見るときも
腕組んでみてる方が圧倒的に多いんですけどな。
今日はあんまりどす黒い気持ちにならなかったので良かったです。
何人かの人に俺のチンポコ管挿入体験を語ることができて
少し気持ちよかったですよ。元とらんとな。とれんか。

79管理人:2004/09/06(月) 00:17
9月5日(日)

2銀杏はバンドの練習日なんですけども、前日ライブだったんで
変則的にお休みとなりました。
それでもって運転免許の更新にいってきました。
これから更新受ける肩の為に、どこまでずぼらでも大丈夫か
参考になればいいなあと思います。


更新期間  誕生日の前後一ヶ月 俺の誕生日は八月上旬ですが、今日でもセーフ。
場所    曜日とその人の状態(優良か違反かとか)によって警察署でできることも。
受付時間  優良とか一般とか違反とか、その人ごとに受付時間は異なります。
      ※遅刻したら
      受付でその旨話しましょう。講習受ける必要のある人は、
      とりあえず更新の手続きをして、時間のかかる講習は後日受けることに
      なります。機関は3ヶ月。それまで受けなかったら免許失効となるらしいので
      注意が必要ですね。

必要なもの 更新のお知らせ(誕生日数日前に届くはがき)
      旧免許
      お金(5千円くらい)

さて、俺は受付時間に遅刻するという失態を犯したのですけども、
つうか遅刻確実の時間に家出ちゃったり、一秒でも早くつかなきゃいけないのに
小田急の売店で本選んでたら目の前で急行出てったりと糞野郎ぶり全開でした。
で、上記のように・・・お、地震。さっきも揺れたなあ。
上記のように・・・おお、揺れる揺れる。とまらんなあ。シェイキン。
で、遅刻したんですけども、受付で相談したらすごく怖そうな警官さんが
うまいことやってくれました。葉書もなくしてたんですけどもな。ダメですみません。
講習はもう受けられないけど、更新の手続きはできるから、それやって
新しい免許作って、それでまた後日講習だけ受けに来いとのこと。
その期間は三ヶ月だそぅで、余裕です。
それでもって証紙買ったり写真とったりなんだりしてましたら、
係りの方が「正和さん2時間ほど時間ありますか、講習受けてってください」と
声をかけてきます。でも後日講習受けろって話なんですけど、って言うと
ほかでやってる講習にもぐりこませてくれるとのこと。ありがたいので受けました。
こっそり入室するとすでに違反者に反省を促すビデオが始まってまして、
永島敏行さんが自分の起こした罪の重さにグスングスンと泣いていました。
それで講師のお話が始まってしばらくして、俺はなんだかおなかが痛くなってきたのですが、
手を挙げて「すみません、トイレに行きたいんですけども」「どうしたのかね」
「いえ、ちょっと腹が」「うんこかね。君は違反者なんだよ」
「はい、すみません。でも腹が痛くって」「しょうがないな。講習中にうんこだなんて、
前代未聞だよ。しょうがない、いってきなさい。もらされちゃかなわん」と
こんなやりとりをすることもなく、スムーズに抜け出ることができました。
これは講師の先生がやさしかったからだ、と思ってたら居眠り始めた
2人の男が怒られてました。厳しいぜ、

なんだかんだで講習も終わり、新しい免許も貰うことができました。
顔写真みたらなんかふけたなあと思いました。

80管理人:2004/09/07(火) 00:30
9月6日(月)

仕事から帰ってきたら足がジンジンする。
歩き疲れて靴の中でも蒸れ続けて、働き者のえらい足だ。
今日は配達先に若奥さまが微塵もいらっしゃらなかったので残念。
食事は山田うどんでホルオン丼セット。冷やしたぬきうどんでいただきました。

それだけの1日なんですけど、さーてどうしたもんか。
胸躍らないなあ。

81管理人:2004/09/08(水) 01:51
九月七日(火)

仕事を始めて一週間、いまだ研修の真っ最中なわけだが、
今日はいつもついてくれる人ではなく別の方が隣に乗った。
人が変わったことで緊張感も増し、なおかつコースが団地だったため、
尋常でなく焦ってしまい強力に疲れた。
車中の会話が今にしてみれば大変おもしろいものであったのだが、
ちょっとだけ記録しておく。

「いやあ、道を覚えて、仕事を覚えて・・・大変ですよねこのお仕事も」
「なーに正和さんならすぐ慣れますよ、全然大丈夫ですよ」
「いやいや、でももうこんな時間じゃないですか、ほんと遅くなっちゃってすみません」
「いいんですよ、もうそんなこと全然気にしなくていいんですから。
 自分のペースでやってください「」
「いやあ、ほんと迷惑かけちゃって・・・でもこんなに丁寧に教えてもらえるなんて
 ほんとありがたいです」
「いえいえ俺なんかなんにも教えてないですよ。おおざっぱにしか言ってないですもん」
「いやほんとありがたいですよ、もう俺なんか食いつめて派遣とかやってるんですけど、
 仕事もらえるだけでありがたいのに、こんなに丁寧に教えていただいて。ありがたい限りです」
「いやね、正和さんこれお世辞でもなんでもないんですけど、4日5日でここまでできるってすごいですよ。
 ほんとたいしたもんですよ」
「いや、そんなことないですよ、失敗ばっかりで。でもほんと良く教えていただいて、
 助かってます。もっと早く回れるようにがんばらなきゃなあ」
「ええ、絶対すぐできますよ。なれちゃえばあっという間ですから」
「がんばらなきゃなあ。またよろしくお願いします」
「正和さんがいないと仕事にならないってくらいになってくださいよ」
「ああ、そんなふうに言われるようになれば最高ですね。がんばります」

この2人はいったい何をしたいのか、俺には全然わからない。
なんだこの心無い会話は。
同僚でもなく直接の雇用関係でもない微妙な距離感、そして普段
主婦のみなさんを相手にしている社員の方特有の物腰の柔らかさ、
俺のもつ腰の低さがこのようななんともいえぬ会話のやりとりを
作り出したのだろう。気持ち悪言ったらない。自己啓発セミナー受講後か。

で、仕事は死ぬほどきつかった上にバンドの練習も変則的に火曜日実施だったので
もうほんと充分疲れて今当たり前のように永眠したいです。
マジでだるい。台風とかなんかうまいこと好転させてくれんかな、マイライフ、

82管理人:2004/09/08(水) 21:45
9月8日(水)

一人立ちに向けて研修中なわけだが、今日はもう散々で泣きたくなった。
隣に社員の方に座ってもらって、地図見ながら運転しつつ
荷物配ってあれこれ一人でやったのだが、2時間経過した段階で
「このペースだと終るの夜の9児すぎちゃいますから」とのお達しで
交代してもらうはめに。俺は一時間に7件のペースだったのだが、
変わった途端時間あたり20件になった。話にならん。
これでは来週からの本番がいったいどうなることか。
大変に嫌な汗をかいた。

でもまあそんなこと言っててもなるようにしかならんのでしょうがない。
終業御は職場内の喫煙所に出入りしたりなんかして情報収集にいそしんだりする。
内勤の人たちになんとなくコツみたいなのを聞いたりして、
結局慣れるしかないねとのところに落ち着いた。そりゃそうだな。

というわけで全裸による日記終了。ララバイララバイお休みよ。

83管理人:2004/09/09(木) 23:31
9月9日(木)
仕事が大変大変ってここ数日書いてはいるんだけれども
金を稼いでいるんだから大変なのは当たり前、と自分に言い聞かせてみるが
言い聞かせたところで仕事が大変なのには変わりない。
終盤のマンションでは体力も気持ちも萎えていくのが手に取るようにわかり
仕事しないで暮らしたい、自分ちに配達させる側に回りたいと、
さながら飢饉に苦しむ貧農が南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏と唱えるように
一心に思い続けた。

夕飯は松屋。久し振りに入ったが、冷やしうどんなんてやってるんですな。
ミニ豚丼とみに冷やしたぬきうどんのセットを頼む。450円は高いか。
味噌汁もつくのでどうでしょう。どうでもいいや。
一度仕事にとりかかると、配り終わるまで飯は食えないというのがこの仕事の
恐ろしいところ。朝でも抜こうものならまーた病院送りだ。しっかり食べたい。

かえってシャワー浴びたらもう起きてられなくてこの時間まで熟睡。
さて朝までの数時間で何かできることがありましょうかねえ。
明日は地元のお祭です。参加したくてしょうがない。でもできない。残念。

84管理人:2004/09/13(月) 00:41
9月10日 11日 12日(金土日)

とにもかくにも疲れっぱなしの週末でありました。

金曜
仕事が終って休憩室まで着替えに行く。
4枚ばかり畳が強いてある一角に2人正座している。
対面して2人が長いすに座っている。
正座してる2人のうち若い方が年のいった方を叱責している。
それを黙って聞くいすの二人。
正座してる年長さんは半ば涙ぐんでいるようだ。失敗したのだろう。
怒ってる方の若い衆もなんか責任があるんだろう。
俺が半裸状態からおおむね着替え終わった頃に長いすの一人が
何かまとめるようなことを言ってた。
もうどうにもいたたまれなくなってさっさと出る。
俺もなんかあんな感じで怒られることもあるのだろうか。すごく嫌だ。

アウツってバンドがすごくかっこよいアルバムを出した。
その記念ライブを見に急いで駅に向かう。
一番目のマイティムガルスさんこそ見逃したものの
二番目キングブラザーズには間に合ったようだ。何年ぶりだろう。
しかしもの凄い人の量だ。たばこなんぞ吸おうもんなら回り中から
ボコボコにされかねん。つねられたりもするかもしらん。
歌ってる人の顔なんかもまるで見えん。音が聞えるだけ。
キングブラザーズのキチガイスクリーム担当マーヤ氏が
天井に足をつけて歩き回るというニンニン言う人もびっくりのアクションを見せ付ける。
ただもんじゃねえー。
一極が眺めで6曲くらいやったかと思うが半分以上の曲に退屈って言葉が歌われてて
いやしかしほんと退屈なんだなあと素直に思った。

夜ストでは危うく泣くところだった。涙腺の ゆるみが加速 三十路前。一句詠んでみました。
きつくて誰にも見向きもされない仕事をしてる毎日にこれは染みる。
何度見たって何度聞いたっていいもんはいい。見る度にこっちもチャンネルが合ってきて
さらに良くなる。いい循環です。
アウツは言うことなしです。凶暴だなあ。
極端に速いわけでもないし歌詞なんて英語だからわからないし、
それでいてなんでこんだけ興奮できるのか。考えて身につくもんでもないんでしょうけども
俺もなにかしらステージに活かすことが出来ればと無理なことを考えましたよ。

その後打ち上げにふらふらと御邪魔。朝まで遊んで寂しく帰る。
酒はあれですな、先延ばしの道具ですな。電車に乗るときは結局きつい。

土曜。新宿ドクターでたくさんのバンドが出るイベントがあり、
ちょこっと遅れて8時過ぎに入場。秋田君ありがとうございます。
なんだかきつめのお酒を飲みながら見てたらいい具合に酔っ払った。
終盤には割れながら素敵なステップで踊りまくる。
人のいなくなったフロアはいい遊び場だ。気の合う人がそこにいてくれるってのは
大変にありがたいことです。
新宿駅に五時。家着いて6時半。シャワー浴びて寝る。

新木場でギターウルフ、スクービードゥの出るイベントがあると聞き、
行こうかと思ってたけど身体が言うこときかん。
誘ってくれた方すんませんでした。俺も年なんです。
1日ダラダラする。飯とか作る。パンも卵も肉もうまい。

ちょっと更新して、そんで終わり。いい塩梅に疲れた、
明日っからもまた疲れよう。

85管理人:2004/09/14(火) 01:08
9月13日(月)

急すぎる坂をトラックで走るのは下るのも上がるのも恐ろしい。
ちょっとしたことで、なんか横転してしまうんじゃなかろうかとドキドキしてかなわん。
上から関取衆なんかが転がってきた日にはお終いだ。
積荷の卵が割れるくらいじゃとてもすまない。
これから家を建てよう、あるいは引越そうなんて方は是非とも平地に
住むことを検討して欲しい。結局あれでしょ、車で家具とか運ぶんであれば、
運転手のみんなを不必要に震えさせるのは止めましょうよ。高台反対!

仕事終えて事務所に戻ってみたら同じ派遣会社の人が積荷広げてて
上司に金を払ってた。なんか荷物が被っちゃってて浮いた分を
買取させられたらしい。3千円だか5千円だか出してた。
米やらヨーグルトやら。事情を説明してもらったのだが、
なんでそんな面倒なことになるのかシステムを十分理解してないのでよくわからん。
「いや、俺も生協の食材試してみたかったしね。ちょっと割高だけど、
ミスしてただ金払うだけとかじゃないから、ありがたいよ」なんて笑って言う
四十絡みのその派遣社員の顔を、とてもじゃないけど正視できなかった。
もちろん「すげえ前向きっすね!」なんて笑いあっては見たけれども、
なんだかあんまりだ。確かにミスはミスだし、品物買ったと思えば
そんなに損した気にもならないだろう。しかしどうにも腑に落ちない。
何が納得いかないのかと考えてみて、自由にならないからだということじゃなかろうか
と思い至った。
買い物くらい好きなものを自分の意思で選びたいし、
最初に入った会社で長く勤めていられるもんならそうしたいはずだ。
なんかの事情があってそのおっさんは安い日銭しか稼げないような
こんなところで働くことになって、雨でも台風でも40分かけて原チャリで
通勤し、年が一回りも違うような担当に二週間ひっついてもらって
知らない土地をぐるぐると回されて「覚えが悪い」とか陰で言われて、
品物配ることに関するややこしい決まりごとを中途半端にしか
理解できなくて客先に品物うまく届けられなくて挙句欲しくもないような
品物買い取るはめになってそれで笑ってって、一体どうなんだ。
なんか今日家帰ったら楽しいことでも待ってたのか。
上に書いたことは全部俺がこれから経験する可能性の高い事柄で、
なんだかもう嫌になってしまいましたよ。
まあ、慣れればいいんだろうけども。よくわからなくなりました。

だけど俺が世の中をうまく回せていないってことは最近ほんとに良くわかってきてますよ。

俺に優しい社会の創造を心の底から願います。

86レスなんてなかった、のよ・・・:レスなんてなかった、のよ・・・
レスなんてなかった、のよ・・・

87レスなんてなかった、のよ・・・:レスなんてなかった、のよ・・・
レスなんてなかった、のよ・・・

88レスなんてなかった、のよ・・・:レスなんてなかった、のよ・・・
レスなんてなかった、のよ・・・

89管理人:2004/09/17(金) 21:08
9月17日(金)

やっとこさの週末だ。
仕事がきついとは前から書いてたが、今まではそれでも研修中だったので
横に一人ついていてくれたものだから時間は結構早めに終ったのだ。
昨日から完全に一人でコースを回ることになり、だるさ倍増の時間倍増。
初日であった昨日などはもう道に迷うわ誤配はやるわで散々遅れっぱなし、
結局それまで研修に着いていてくれてた人が助っ人にきてくれて、なんとか8時過ぎに終った。
お客さんにさんざ迷惑かけてしまったので、これはもうお詫びの手紙を書くしかないかなと思ったが、
そこに記された電話番号なんかがきっかけとなって団地妻との不倫騒動が
巻き起こるとも限らないのでやめておく。正直凹んだ。

今日は今日でもっともきつい団地階段五階まで山盛りコースなのだが、
さすがに昨日の失態を考慮してくれたのか件数は少なめだった。ような気がする。
それでも飯時間なしで6時半までびっちり9時間労働。
慣れるとこれが3時前には終るそうで、はたして一体どんな生まれ変わり方を
すればそうなるのかこれは全く興味深い。

今なにしろ背中がパンパンだ。荷物もって八時間九時間歩いて御覧なさいよ、
そりゃ疲れますよ。なんて言ってはみるものの実際にはそんなに歩きっぱなしな
わけもなく、一番時間を食ってるのはトラックの中での荷捌きだ。
箱を積む、箱を片付ける、文字にすればこれだけのことだが、
限られたスペースの中ではこれがなかなか大変だ。
最も時間がかかる作業なわけだが、逆にいえば最も時間を稼げる作業でもある。
とにかく慣れるしかないのだろうが、この作業を短くしてなんとしても
休憩時間を確保したい。どっかでサボりながら教員採用試験の勉強でもしたいものだ。

しかしだるい。ロマンスカーで箱根まで行きたい。箱根で温泉につかりたい。
なんだったらうまいものも食ってやってもいいくらいの気持ちは持っている。
誰か連れてって下さい、俺を桃源郷に。

90管理人:2004/09/21(火) 00:00
9月20日(月)

三連休の最終日みたいなんですけども、台所を預かる主婦のみなさんを
お待たせするわけにはいかないので仕事に行ってきました。
昨日はライブでちょっとやるせなくなったので飲んで飲まれて飲まれて飲んで、
始発まで駅前で横になったりといい塩梅になってました。
家に着いたら六時ごろ、仕事出発が8時半くらいとなんとも素敵です。
実際仕事に取り掛かるとあんまり影響しないので不思議。まだ緊張してるんでしょうな。
しかしあれですよ、さんまは曲者で、別の箱に詰められてるものだから、
お客さんのとこに持ってくの忘れちゃうんですよ。憎い奴ですよ。
それで全部配り終わったーと思ったらさんま二袋がちんまりと箱に収まってたりして、
三十分はロスするの決定で泣けてきたんで夕暮れどきの恩田川にさんまぶん投げてやろうかと思いました。
その後俺も身投げして、さんまも俺もスイムで躍るんですよ。スイムで躍るんですね。

眠すぎるので眠りますよ。でも疲れてるのかしらんですけど眠くないのです。

91管理人:2004/09/25(土) 16:51
9月25日(土)

どうも腰が痛いです。寝ててもきついものな。
また整体に通いたいけど日給8500円の俺が一回4000円は痛い。
高給取りになりたいなあ。
今後俺がいい給料をもらえるようになる。そんな可能性は残されているのだろうか。
いくつか考えてみたい。
1)教員 免許があるので試験に受かれば可能。月収25万前後。年収400万前後。
2)バンド かなり薄いが当たればでかい。当たるのか。 
3)自営業 酔いつぶれて食べた屋台のラーメンに感動。弟子入り、独立。

これくらいしか思いつかん。億単位で稼ぐってのは、もう無理なのか。
まあいいや、今日はお食事会です。

92管理人:2004/09/26(日) 21:13
9月26日(日)

昨日は気の合う方々tとのお食事会。いろいろとおいしいものをたべさせてもらい、
久々に満腹感を味わえた。ゲフー。
餃子にあさりのおいしく茹でたのにお寿司。それだけ食べて
1500円てのはマジか。集団自炊ってのはお得なんですな。

雨がしょぼく振る中、練習に向かう。
前夜夜更かししてたので3時間練習はきつかったがそれなりに進展があった。
新曲がどうやら形になりそうで、またライブでの楽しみが増えそうだ。
終了後来月の予定とか確認して解散。
各停の電車の中、ぐっすりと眠って帰宅。
明日の仕事に備えよう。うーんだるい。

93管理人:2004/09/28(火) 00:20
9月27日(月)

雨が嫌で嫌で久方ぶりに電車で派遣先に向かう。
時間と金の負担が大幅にアップする。往復1000円オーバーですよ。いかん。
比較的淡々と件数をこなす。本来担当するべきところを十箇所ほど
サポートしてもらってるせいもあって、なんとか時間内に終ることができた。
しかしまだまだミスも多く、無駄な時間が多い。
パンとねぎだ。パンとねぎを積み忘れさえしなければ、あと40分は早まろう。
がんばらねば。不平を言わずがんばらねば。進んで明かりをつけなければ。
とでも思わんとやってられん。

それでもって米炊き中。いい匂いが漂ってきてます。卵をかけよう。

94管理人:2004/09/28(火) 21:35
9月28日(火)

身体を使う仕事をしてるんだが、やっぱり疲れる。
疲れてると困るのが何もしたくなくなるということだ。
俺はドラムを叩くのでもっと上手になろうと常々思ってるわけだが
こう疲れてると個人練習しにいく気力もない。
実は本職の教員にもなりたいのだがこう疲れてると
教員採用試験の勉強をしようという意欲も出てこない。
知識を増やして今書いている日記も内容の厚みを増したいのだが
こう疲れてると本を読んだりネットで新たな情報源を見つけようという
気持ちも湧いてこない。
外食ばかりだと食費がかさむので自炊しようと思うのだが
こう疲れてると台所に立つのも億劫になる。
一人でいても寂しいのであっちこっちのライブハウスに行って
楽しんでこようとも思うのだがこう疲れてるとまた電車やバイクに乗って
移動しようという気にもならない。

なんだかんだと書いては見たが、何が言いたいかというと早い話が怖いのだ。
進歩や成長のないまま日々が過ぎていくことがこの上なく怖い。
淡々と流れていく時間の中で確かに俺は仕事を覚えて楽曲を覚えて
以前の自分とは変わってきてはいるのだが、
それはあくまでも最低限のレベルでの成長であって、
こうありたいという最高のラインに近付いているという感覚が全くない。
生きているだけでも身体はどんどん大きくなるが、
腕立てすれば腕が強くなるし、腹筋すれば腹が強くなる。
今はただ大きくなってるだけだ。

じゃあ最高のラインってのはどんなんだといわれると、
これがまあ情けない話だがよくわからん。立派になりたいんです。
たくさんの知識が欲しい。その知識をうまく活かして楽しい話がしたいですよ。

そんな不安を書いたところでまあ、何の面白味もないだろなと反省しつつ、
本日の日記終了。

95管理人:2004/09/30(木) 02:11
9月29日(水)

何しろ台風が大接近ということでバイク通勤の俺は泣けてしょうがない。
朝は良かったものの帰りは散々だった。
俺が今使ってるヘルメット、いわゆるフルフェイスという頭部全体を覆うタイプなのだが
顔の前面にあるはずのシールドがないためになんもかもが素通りするという
ちょっとトリッキーな仕様となっている。だからスピード出せば
風の抵抗をもろに感じるし、雨が降ったら素もぐりしたみたいにびしゃびしゃになる。
今日も今日とて水もしたたるいい男になりました。
明日も午前中は雨が強くふる場合もあるとかで、かなり気分がよろしくない。
窓をすり抜けて聞えてくる雨の足音に明日への活力を全て流され5てしまいつつ
みなさんさようなら。

96管理人:2004/10/01(金) 04:56
9月30日(木)

台風一過っつんですかね。晴れてくれてよかったですよ。バイクは楽しいです。
しかし仕事ででけえマンションに寄ったんですが、
強風がふたとかバンバン飛ばしてくれるもんだから無駄な時間がかかってしょうがない。
イライラして困りました。
ああ今、朝の五時ですよ。なんか五時間くらいしか寝れてません。
なんかどうでもいいや。

97管理人:2004/10/02(土) 10:04
10月1日(金)

仕事中に伝票書いて初めて今日から十月だってことに気がついた。早いものだ。
暦の上での今年はもう二ヶ月しかありませんよ。だからどうだって話ですけども、
やっぱり時間が過ぎていくことが恐ろしくなってきました。

日曜日にライブがあるので、本来あるべき3時間練習が潰れてしまうものだから、
今日やることになった。仕事帰りの練習は大変ですよ。背中も腰もメリメリ痛い。
ここ一ヶ月ほどスタジオを変えてたのだが、今回から元に戻す。
声やら楽器やら、音の聞え方がまるで違う。大変に心地よい。
調子にのってバカスカ叩く。気持ちいいです。新曲も良い塩梅。
2時間みっちりやって解散。

明日休みってのはなんとも心強く、さらには途中までバイクできたものだから、
いつもとちがって終電までかなり余裕があり、少し時間を遅らせて電車に乗り込む。
流石に週末の夜、日付も変わる時間帯とあってか各駅停車だというのになかなか
たくさんの人が乗ってる。一つだけ空きを見つけてヌルリと着席。
2駅ほどドアが開いたり閉じたり。

どこだったかの駅で乗り込んできた女性に、完全に持っていかれた。
男女のペアなのだが、会話から推測するに会社での飲み会帰りらしい。
年のころ男性は30台前半、スーツ。女性は20台前半、いっても25くらいか。ジーンズ姿。
女性は結構ふらふらで、男性のエスコートにしたがって千鳥足で俺の座ってる目の前までやってきた。
ようやくつり革を握って姿勢をキープしたがどうにもふらつきは止められず、危なっかしいことこの上ない。
「こりゃあ弱った酔っ払いだなあ、ゲロでも吐くんじゃなかろうかしら」などと
チラチラ見てるとこれが中々かわいらしい顔立ち。ふちの太いめがねが実にいい。
おそらく飲み場ではハッスルしたのでしょう、軽く当たったパーマ髪もなんだかわんさかしています。
腰がふらつくたびにジーンズと上着の間が開くもんだからへそが見えそで見えないなんて
チラリズム全開。眼福眼福。軽く欲情。
男性は飲んではいても彼女ほどではなく、話しぶりもしっかりしている。
「オイオイ、大丈夫か。お前駅どこだっけか。登戸?ずいぶんあるなあ。
寝ててもいいよ、俺は見捨てて帰るから」などと軽口を叩いていると、その女が間髪いれず
「やっ、それもやむを得ないっす」とフラフラしながら答えるのを盗み聞いて俺は参ってしまった。
「やむを得ない」ってのは半ば泥酔状態といっても差し支えない中で出てくる言葉なのか。
しかも「っす」。確かに男は話の内容からすれば上司かなにかなのらしいが、
語尾に「っす」ですよ。これにはもう、正和お手上げであります。
どう説明していいものやらわかりませんが、
一目ぼれってのはこういうことをいうのかなと思いました。
一駅二駅して俺の隣が空くとすばらしいことに彼女が着席。
今日は仕事もドラムもがんばったので神さまがごほうびをくれたに違いない。
なんてことのない会話をその隣に座った件の男性と話してるのだが、
そのしゃべりっぷりがいちいち気持ち良い。大変に気に入った。
その後案の定こっくりこっくりしだしてこれがまあうれしいことに
頭をこの汗塗れの俺の肩なんかに預けてくれました。最高。
それがブレーキがかかるたんびに離れちゃうもんだから
「慣性も少しは遠慮しろよ!気を利かせろよ!」と憤ってみましたが、
さすがは力学、こちらの思惑通りにはならなかったのです。

幸せな時間あHやはりあっという間で登戸の駅に着いたところで男性が
寝ていた彼女を起こし彼女はするっと下車していきました。
ドアが閉じて発射したのですが窓に目をやると両手を大きく振って
お別れの挨拶です。Sの様子も実にいい。徹頭徹尾最高の酔っ払いだ。
二度と会うことはないだろうので俺の一目ぼれこれにて終了。
あとは淡々と帰った。
バイク最高。すげえ調子いい。

98管理人:2004/10/02(土) 22:04
10月2日(土)

足掛け2時間くらいにかけて書いてた日記がテレビでやってたタイタニック
見てるうちに誤ってキー押して消してしまった。みんな死ね。沈め。
内容はシーズン中の安打記録を更新したイチロー選手と俺の会談(会場は和民)、
あと銭湯に行ってたくさんのポコチンが輝いていたこと、
久々に前の職場に行って生徒と遊んだことなどだ。
消えちゃったのでもう書かんものね。どうでもいいや。

99管理人:2004/10/04(月) 01:02
10月3日(日)

雨の日曜は横浜関内でライブ。「匂いがきつい、床がべたべたする」と評判の
某クラブが会場だったわけだが、別に慣れればなんてことはない。
ただ単に便所に入ったら酢酸系の身体に良くない匂いがきつくて
歩けば歩いただけべったべったべったべったするだけのことだ。
噂は百パーセント真実だがどう考えても俺の部屋のが汚いので
深刻になるほどのことではなかった。

金が強力になかったので昨日前の職場に遊びにいったときに渡された
互助会からの図書券数千円分を関内駅近辺の金券ショップ(場所はネットで
検索済み)にて換金しょうと目論んだがいざ着いてみると土日祝日は
お休みとのことで雨の関内、一人立ち濡れる俺だ。渋い。ここ最近人生は渋い味がする。

残り少ない金をどう使おうかと困ったり泣けてきたりしつつライブ開始。
どうにも腕が張るってのが情けない。練習が足らんのか。まだ足らんか。
それでも段々気持ち良くなってきてこいつはいいねこいつは中々だと
頭やらどこやら振りまくって叩きまくってたら曲が飛んだ。いいとこで
間違えてペロリと舌を出すも覆水盆に還らず、せっかくいい感じに
やってたことがだいなしになって猛烈に反省するが、1年前に全く同じところでの
ミスがあったのを思い出し、そのときだって反省したのに進歩がないなあと
またガックリ来る。情けないったらない。
でも良く見にきてくださるお客さんから褒められたので少し復活。
また頑張ろう。来週も再来週もその次の週もライブだ。
がんばらんといかん。

終電が早く、明日仕事のため打ち上げには参加せず。なんのためにライブやってるのやら。
なかなかきつい相模原バンド生活ではある。
家に還ってカレーを食った。実家から送られてきたのだ。
母親の作るのカレーはなぜこんなにもうまいのか。
かぼちゃの煮つけが食べたくなった。

100管理人:2004/10/04(月) 22:15
10月4位(月)

月曜日は仕事があるので嫌な曜日だ。
火曜も水曜も木曜も金曜も仕事があるので嫌な曜日だ。
そうすると年間365日を7で割って5をかけた日数は嫌な日だということになる。
つまり年間260日くらいは嫌な日なわけだ。
こんなにも多くの日を嫌な気分ですごさなければならないだなんて、
世の中のシステムはどこか間違っているのではないだろうか。

などと言っても仕事をしないと金が入らぬ。
雨が降ってはいたが電車で通勤すると時間と金がかかるため、
バイクで出ることにする。傘すら持たない俺であるがなぜか
カッパは持っていたのでそれを着る。多少は
出た瞬間後悔したが出てしまったんだからしかたがない。
仕方ないといえば、今日の日記これにてお終い。
すげえ中途半端だが、眠いんだからしょうがない。


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