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平成3年競馬法大改正の当日
22
:
第120回国会 農林水産委員会 第11号
:2006/07/30(日) 13:02:09
控除率25%は高すぎではないかという質疑を西中議員が行い。そのごの質問。
○西中委員
次に、法人馬主の問題についてお伺いをしておきたいと思います。
現在、中央競馬の約一割が法人馬主であり、またクラブ法人などという新しい馬主形態もあら
われてきているわけですが、こうした多数の馬を抱える法人馬主の増加によって、一つのレース
に同一馬主の競走馬が複数出走するケースがふえていると聞いております。
それで、一つは、馬主形態の変化に伴いまして、馬主登録要件もその変化に対応し得るもので
なければならないというふうに考えるわけですが、その点はどういうようにお考えになっておる
のか。それから、例えば昨年一年間で、こうした同一馬主の持ち馬が同じレースに複数出走する
ケースはどの程度あったのか、御報告をいただきたいと思います。
○岩崎政府委員
今回の法律改正におきましても、当然、自然人とあわせまして法人も対象になる。法人の場合
には、これは代表なり取締役もいかぬ、そういう要件に該当するかどうかということをやってい
く、こういう形になるわけでございまして、厳しい要件が課せられてくることは当然のことであ
ります。
さらに、クラブ法人の場合、特に問題になりますのは愛馬会という形のものが一つ問題になっ
てくるわけでございますが、愛馬会につきましては、これは馬主ではございませんので、今回の
法律改正で当然適用になるということではございませんが、私どもは、愛馬会の会員につきまし
ても、馬主登録の拒絶要件に該当する者は愛馬会の会員にはなり得ないような、愛馬会の規約を
整備するようにという形で指導をしてまいりたいというふうに思っております。
それから、同一馬主の馬が同一レースに出走しているということの実態でございますが、平成
元年に同一馬主の所有馬が複数出走したレースは六百十五レースでございまして、全レースの
一八・四%という形になっております。
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