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実験しつつみんなでかんがえるサーヴァントスレ20
708
:
僕はね、名無しさんなんだ
:2024/04/21(日) 08:23:49 ID:YIiLoOmc0
完成乙
絶対悪のミヒラクラ、中立中庸の厳包の対比として
候補スレから功罪併せ持つ生涯を送った2名の人物を推薦
2人とも遺跡破壊の逸話があるから
陣地の作成と破壊を両方出来るキャスターになれそう
【真名】:ハインリヒ・シュリーマン
【クラス】:キャスター、バーサーカー(トロイアに狂った)?、ランサー(スコップで)?
【元ネタ】:史実
【解説】
ドイツ人の貿易商にして、アマチュアの身でありながらトロイア遺跡発掘を成し遂げた考古学者。
彼は北ドイツの貧しい牧師の子として生まれ、商館の事務、書記となり、その後商人として独立した。
商人としての彼はゴールドラッシュに乗じてカリフォルニア州サクラメントに商社を設立し成功を収める。
またクリミア戦争時にはロシアに武器を密輸して巨万の富を得た。
41歳の頃に商人を引退し、幼き頃より信じていたトロイア、ミケーネの実在証明の為考古学を学び、トロイア、ミケーネの発掘に成功した。
シュリーマンの自伝に曰く、当時トロイア戦争は伝説上のものだと考えられていたが彼は調査の末ヒッサリクの丘でトロイアの遺跡を発掘。
シュリーマンはトロイア戦争は史実であると主張した。
またミケーネの発掘では「アガメムノンのマスク」を発掘している。
功罪両方を併せ持つ人物であり、考古学や発掘作業の整備が未発達だった事もあるが、財宝の国外持ち出しや、遺跡の損傷を起こしている。
(トロイアの発掘も当初は無許可で行っていた。)
特に遺跡の損傷は現代の再発掘・再考証を困難なものにしている。
また功名心の強い人物でもあり、自伝についても後付けの逸話が混じっており、上述の幼き頃からトロイアを信じていた逸話も後付けの可能性もある。
商人として活動しつつ考古学を学んでいたとも述べているが、実際には引退してから発掘を思いついたとも言われる。
【備考】
・胡散臭い面もあり、やらかした面もあるが、それでも功績の大きな人。
立ち回りとしてかつての武器商人みたいなムーブもイケるか。
・宝具候補はトロイア発掘の逸話になるはず。トロイア戦争由来のアイテムを発掘する?(損傷させちゃうケースもあったり?)
また神話の英雄の存在を補強して強化する能力もアリか?
・スキル候補は黄金律、カエムワセトの持っていた歴史解明、フェイカーの偽装工作も持たせられなくもないか?
【真名】:マアムーン
【クラス】:(掘り進める力そのものを槍として)ランサー、キャスター
【元ネタ】:史実
【解説】
アッバース朝第7代カリフ。 アル=マムーンとも。
彼の治世中には多くの反乱があったものの、文化の発展に力を尽くしアッバース朝でもっと教養高いカリフと言われる。
詩を愛好し、天文学・数学・医学・ギリシア哲学の造詣が深く、ユークリッドの幾何学に精通していた。
ギリシアの学問を尊重し、ギリシアの文献を集め、アラビア語への翻訳を奨励した。
『アルマゲスト』の翻訳や、緯度差1度に相当する子午線弧長の測量なども命じた。
そして優秀なギリシア語学者を多く集め、バグダードに図書館『知恵の館』を建てた。
そこはギリシア文献翻訳の本拠地とされ、立派な天文台も併設され、経緯度の測定、天体の運行表の作成、大地の大きさの計算なども行われた。
またエジプトに行った際にはギザの大ピラミッドに穴を開けさせ、内部の調査もさせたという。
伝承では火と酸を使って掘られたと言われている。
【備考】
・治世内容では問題があったかもしれないが、学問においていろんな事をした君主。
・宝具は『知恵の館』とピラミッドに穴を開けた逸話だろうか。
前者はプトレマイオス、後者はナポレオンが参考になるか。
・スキルは学問に関するスキルはあるだろうがカリスマ系はなさそう。
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