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奇跡が起きた!!

6津多姫=^_^=☆ミ:2012/02/01(水) 22:16:58 ID:Bhj6TDXI0
奇跡が起きた!!その6

以前元気な頃、Dさんは、Rさんの見せた私たち夫婦の写真を見て、「大変やさしそうな人たちだ。ぜひお会いして、挨拶したい。」私たち二人のプロフィールや、いろんな話を聞きながら、「結婚式には、日本の第二の両親である、宮司さん夫妻をぜひオーストラリアに招待したい。」とまで、言ってくれていました。

一向に快復しないDさんの、絶望的な容態に、担当する医師も、「あと2〜3日が峠です。覚悟していてください。」と伝えていました。

Dさんの両親も、Rさんも、Dさんの兄弟も、親友も仕事仲間も、ほとんど眠れず、食事もろくに取れていない状態で、彼らの健康もとても心配な状態でした。

そんな最中に、Rさんは、勇気をふりしぼって、Dさんを死地に追いやった、インド人運転手の顔を収監先の警察まで見に行ったそうです。
Rさんの行為は、とても勇気ある行為です。
誰もができない行為だと思いました。
しかし、見ておく必要はあるのです。

案の定、そのインド人には同じような事故の前科があり、そのような人を雇っていた、運送会社の責任と合わせて、Dさんの弁護士仲間がきびしく追及していくことになっています。

私の妻も母も、私もグッタリしていました。
心配の余り、ろくに眠れず、食事もろくにのどを通らない状態でした。
私は、ご祈祷している神職の立場として、Dさんのご祈祷には直接関わっていないにせよ、ご祈祷依頼者であるRさんがこんな悲惨な目に合わなければならないことに、とてもいたたまれない気持ちでいました。

やがては死にいたるであろうDさんのことを考えると、ご祈祷を通して、Rさんを幸せにできなかった神職の立場としての自分を悔やみ、また、神様は今回のことを通じて、一体私たちに何をお伝えなさろうとしているのか?延々と考え続けましたが、考えは堂々巡りに陥るだけでした。

一番強く思っていたことは、今一度神職の立場としての自分を見つめなおさねばならぬと言うことでした。(続く)


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