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医療過誤・医療事故に関する諸問題

1いのげ:2002/11/04(月) 21:17
いろんな意見があると思います。

2いのげ:2002/11/04(月) 21:18
http://k-net.org/opinions/adr1.html
一部で評判悪い粂先生ですがここに書いてあることには
かなり散瞳できる部分も多いわたくしです。

3いのげ:2002/11/04(月) 21:24
医療消費者ネットワークMECON
http://homepage2.nifty.com/MECON/index.htm

4卵の名無しさん:2002/11/05(火) 13:26
既出?チーム医療で防ぐ医療過誤
http://medtoolz.s21.xrea.com/omake/error/error.html

5卵の名無しさん:2002/11/06(水) 00:24
なんで医師会はカルテ開示の法制化に反対するんだろうね。

医師会独自のカルテ開示指針なんて、良い悪い以前に、あれを「開示」と称
している時点で、悪い冗談だとしか思えない。隠した方が得という状態が続
く限り、医療過誤・事故ともに隠され続けるのではないかな。そして隠され
た結果、いつまでたってもその防止措置が検討されることもなく放置され続
ける。「真実を知るため」に起こされる訴訟も減ることもない。医療システ
ムの明らかな欠陥だと思うのだけど。

6げき:2002/11/06(水) 00:42
過誤があるにしろ無いにしろ透明性がもう医療の基本理念となっている
昨今の状況では開示しない方がすでに医師にも不利と考えるべきでしょう。
ただし 一定の手続きの必要性などは確保してほしい。
ところで 医師会の見解のソースを示していただけるとありがたい。

7げき:2002/11/06(水) 00:46
>4
すばらしい お気に入りにいれさせていただきます

8卵の名無しさん:2002/11/06(水) 02:01
平成11年版の最終報告書の前文では、明確に法制化反対を述べていたし、
医師会会長やガイドラインの検討委員の各所での発言も法制化反対で一
貫していたと理解している。今回の見直しで、従来指摘されてきた問題
点の改善はあったようだが、法制化賛成に転じたとは聞かない。

医療の透明性の確保が基本理念になって欲しいが、果たして全ての(或い
は大多数の)医師の実践としてそうなっているか ... 理想と現実の落差は
まだまだ大きいのでは。

9学生:2002/11/06(水) 09:03
医師会の見解としてはこの辺が参考になるのではないでしょうか。
自分は未見ですので、資料の提示のみにとどめます。

日本医師会 診療情報の提供に関する指針(要AcrobatReader)
http://www.med.or.jp/nichikara/joho/joho.html

第1回診療に関する情報提供等の在り方に関する検討会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/07/txt/s0705-1.txt

議事録・会議資料へのリンクはこちら↓から
http://www.mhlw.go.jp/shingi/other.html#isei
カルテ開示は医政局案件の一番下に出てきます。

10いのげ:2002/11/16(土) 17:35
>9
法制化には反対ですが開示はすべしということになってるようですな。
法律屋さんがDQNな法律を作ることは大いに予想できる。
法律抜きで自発的に開示ってのがベストだがそうもいかんかな。

11いのげ:2003/01/01(水) 00:12
2ちゃんねる医者板ではたいへんけなされている熊本大学の粂先生だが
この問題に対する方向性・考想はじつは私とかなり近い。
(今後の支援活動についてスレ参照)
http://www.k-net.org/opinions/adr1.html
しかし、将来的な方向として、私は、医療事故を
裁判以外の方法で解決する方向とすることや、さらに医療関係者の
刑事訴追免除も一定の条件を満たすケースに限り認めることに対しては、
肯定的・積極的な立場です。しかし、その実現のためには、下記の2つが、
最低でも必須です。

1.まず、医療情報の最大限の開示です。
2.次に、医療事故を、第3者的に公平に裁定できる機関の設置です。

この情報開示の法制化と、刑事処分に替わるペナルティ(再教育や医師免許剥奪など)
の強制力・実行力を持つ第3者組織の確立をする前に、責任免除しろだけでは、
まったく一般市民に受け入れてもらえるわけはないと考えています。

また、さらに理想的には医療事故における無過失補償制度が確立することです。
つまり、現状の「過失があった医療事故に限り、医師・医療機関、あるいは製薬
会社などが、患者側に対して補償する」という制度では、医療事故が起きた際に、
医療従事者は、「常に過失が無かったことを主張」し、被害者は、「常に、
事故が過失に基づくものであると主張する」方が、利益があるため、事実に関わらず、
過失の有無に関して、双方の利害関係は相反します。しかし、結果として予測されない事態で、
患者が被害を被ったことが事実である場合、なんらかの保険制度を創設することで、
これらの事故が過失の有無に関わらず補償される仕組みを作れば、医療事故が起きた際の、
医療者と患者の利害の方向が一致して、良い医療事故対策も実現できるのではと夢見ています。

12雷(イカズチとお読み下さい):2004/04/17(土) 13:49
>>11
初めまして。

カルテ開示や充分な説明、情報公開は僕も結構なことだと思います。
しかしマスコミや役人に欠けているのは、それをするにも時間と
人手がいると云う認識なんですよね。端的に云えば「金」

80〜100時間/週労働が当り前の医者に対し、人手と時間を保障せず、
これ以上何をしろと云うんでしょうか??好い医療を受けたければ
金が掛る。アフォなマスコミや役人、権利意識過剰な患者達には、
当り前の事を当り前に考えて欲しいものです。

13いのげ:2004/10/08(金) 02:51
某公立病院ではカルテ開示手続き上
コピー一枚50円くらいとってたような
これはなんぼなんでもぼったくりですね

14卵の名無しさん:2004/12/30(木) 16:21
>>10
初めまして,DQNな法律屋です。

私の乏しい経験上,医師側にカルテの開示を拒まれた経験というのは
無いのですが,開示していただいたカルテの判読がスムーズにできた
ということもありません(他の医師の協力を得ても)。

字の上手い下手はともかくとして,自分にしか分からない略語とかを
多用されると「何かの予防線を張っているのかな」などと逆に不審な
気持ちを抱いたりとか。
(他の医師が理解できないというのは,それ自体危険な気がします。)

そんな状態で開示のみが強制されても,あまり効果は期待できないので
はないでしょうか。

無知な法律屋としては,電子カルテのようなものがもっと進化して
一般に普及し,その上で開示が義務づけられれば,状況はかなり改善
されるのかな,などと素人的発想を抱いたりします。

もちろん,医師の方々に,入力の時間をきちんと確保できるような
労働環境を提供する(あるいは入力作業の軽減)ことが前提ですが。

>>13
N県の公立病院に,裁判所を通じて送付嘱託したら,裁判所に謄写費用
の請求が来ました。だいたいそれくらいでした。

15いのげ:2004/12/30(木) 17:03
電子カルテは現場を知らない人たちが
願望を込めて美化しているようですが
現実は医師に対して入力のアシストは一切無し
日本語にニュアンスの無い用語の表現の問題などなど
問題山積
政府は10億円のシステム導入に補助金一億円
(導入による増益は一銭もなし)
といったぐあいでひたすら現場へのしわ寄せに終始してます
未完成のシステムを強行導入することによって
目に見えないけど患者さんの死亡につながってる例も
少なくないとにらんでおります
現場の負担を最小限にするなどという意思は
厚生労働省には全く無いと思ってます

医者が字が汚いというだけならアメリカのように
カルテの代書士制度を導入すればよい
(ドラマ「ER」にもみられますな
医者は最後に確認→サイン)
人件費の安い労働力で医者の作業負担も減
システムダウンも停電も文字化けも無い
やる気さえあれば明日にでも開始可能です

16いのげ:2004/12/30(木) 17:05
略語については医者でも専門が違うとわからない
同じ畑なら分かるはずです
同じ畑でもわからないのはNGでしょう

こういう現象はどの分野でもあると思います


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