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【大分県】事件総合スレッド

1名無しさん:2005/05/17(火) 21:28:08
練習中のグライダー墜落、2人死亡 大分の学生大会

 17日午前9時ごろ、大分県竹田市久住町の久住滑空場で、第23回久住山岳滑翔(かっしょう)大会(日本学生航空連盟、朝日新聞社主催)の開会前に練習飛行をしていた2人乗りグライダー1機が上空約70メートルから墜落した。乗っていた日本学生航空連盟教官の中村光宏さん(60)=北九州市若松区高須南5丁目=と九州工業大航空部主将の3年三村隆浩さん(20)=同市戸畑区天神1丁目=が全身を強く打つなどして約1時間半後に死亡が確認された。

 関係者によると、このグライダーはポーランド製の「プハッチ」。全長8.38メートル、翼幅16.67メートル、重さ370キロ。三村さんが前に座り、中村教官が後ろで指導していた。

 グライダーは離陸・滑空に向けて午前8時53分ごろ、長さ1200メートルのワイヤで引っ張られ始めた。ワイヤは「ウインチ」という自動車のエンジンを利用した機械で巻き取られていた。通常、ワイヤは十分な高度と速度が確保されてから切り離されるが、この日は、弱い追い風が吹くなどしていたため、スピードが出なかったという。

 上空70メートルに上がった地点で失速して、頭を下にして2回半回り、墜落した。墜落後の機体とワイヤは切り離された状態だった。大分県警によると、墜落地点は出発地点から約600メートルだった。

 中村教官はグライダー教官歴30年のベテラン。三村さんはグライダー歴約2年で、130回18時間の飛行歴があった。

 九工大によると、航空部主将だった三村さんは部員の信頼が厚く、今秋にはライセンスの取得を目指していたという。

 大会を主催する日本学生航空連盟と朝日新聞社は17日から23日まで開催予定だった大会の中止を決めた。大会には全国19大学から43選手が参加することになっていた。

 〈鈴木明治・日本学生航空連盟専務理事(朝日新聞航空センターマネジャー)の話〉 中村教官はグライダー教官歴30年のベテランで、三村さんは九州工業大航空部主将を務め、責任感のある学生でした。日頃から、安全運航を最優先に考えてきましたが、このような痛ましい大事故になり、信じられない思いです。事故原因については今後の調査結果を待ちたいと思います。


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