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【大阪府】事件総合スレッド

453名無しさん:2013/11/17(日) 05:46:31
◆好きな場所で返却 大阪市内ポート30か所に

 借りた自転車を目的地周辺で乗り捨てできる「コミュニティーサイクル」が、大阪市中心部で広がってきた。導入できるかを見極める社会実験を含めると、少なくとも民間の3業者が約150台を運用しており、「ポート」と呼ばれる駐輪場は約30か所に上る。喫茶店やレンタカー店にポートを置いて店員に受け付けをしてもらったり、業者同士でポートの共同利用を試みたりと工夫も進む。

 大阪市北区中崎西の喫茶店「サロン・ド・アマント(天人)」を訪れた若い男女2人が、自転車の貸し出しを申し込むと、店員がカラフルな2台を出してきた。

 一般社団法人・水都大阪パートナーズが10月から始めた「コイデコ」(1日735円)のポートの一つだ。趣旨に賛同した店や企業が、無償で自転車の保管と利用者への応対を担当する。協力店は難波のレンタカー店など7か所に上り、さらに拡大を目指す。

 コミュニティーサイクルは全国50都市以上で行われているが、ポートに職員を配置したり、無人で応対できる端末機器を置いたりする業者が多く、費用負担が課題。同法人は喫茶店などにポートになってもらうことでコストを抑える。ただ、協力店についても「利用者がついでに買い物や食事をして相乗効果を得られる仕組みにしたい」と話す。

 大阪市内10か所で約50台を貸す「ハブチャリ」(1時間100円、1日700円)も、うち5か所でホテルなどに頼んで導入している。

 JR大阪駅北側のうめきた広場の1か所だけでレンタル事業を行ってきた「うめぐるチャリ」(最初の1時間200円)は10月から12月1日まで、実験的に難波付近まで範囲を広げ、ポートを10か所に増やしている。このうち新梅田シティの1か所は、先に事業を始めたハブチャリのポートを共同利用しており、双方の自転車をここで返すことなどができる。ハブチャリを運営するNPO法人・ホームドアの川口加奈理事長は「ポートの共同利用をすれば、借りたり返したりできる場所が増え、さらに使いやすくなる。今後も協力したい」と話す。

◇課題は経費削減

 コミュニティーサイクルの課題は安定した収入だ。

 国土交通省が昨年、全国で展開中の40事業を運営・支援する自治体に対して行った調査では、1台当たりの1日平均利用回数は0・39回と、5回以上のパリより少なかった。課題として「費用負担」を挙げた自治体も約4割あった。

 堺市が、6か所のポートで行う「さかいコミュニティサイクル」(450台)では、月契約会員が毎日使っても、1台当たり1日約1・1回。市は「浸透してきたが、採算を取るには1日2回以上が必要」と話す。

 コスト削減への模索も進む。携帯電話会社のNTTドコモが運営する仙台市の「ダテバイク」は、事前にインターネットを通じて利用予約し、自転車に搭載された小型の情報機器に予約番号を入力するだけで鍵が開く仕組み。このため、ポートに、職員を配置したり、鍵付きの駐輪設備などを置いたりせずに済むという。

◇コミュニティーサイクル あらかじめ指定された複数のポートにそれぞれ自転車が置かれ、好きな場所で借りて、別のポートで返せる。放置自転車の減少が期待され、自治体が運営したり、支援したりすることが多い。欧州で盛んで、仏・パリでは約1400か所のポートがあり、計約2万台が備えられている。


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