したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

УТП Зона9

499СТАЛКЕР:2011/08/25(木) 15:50:34
本日の院内集会のまとめ

会場提供:川田龍平議員(みんなの党)
出席議員:宮崎岳志議員(民主党)・本多平直議員(民主党)・高井美穂議員(民主党)
井上哲士議員(共産党)・森隆之議員(民主党中野区議)、出版労連の方も参加
公明党の女性議員も足を運んできたらしいが、本多議員の話の最中に帰ってしまったらしい。

参加者:70人程度。

田島泰彦先生(上智大学教授)
・単純所持罪をもりこまなかったことや、都条例に対する反対意見を取り入れて法の趣旨を明確化したことは、
民主案で評価できるところ。
・しかし、2009年案では削除されていた3号ポルノが定義が厳格されたが残っていることや取得罪が創設されたことは
不満。
・2009年の修正協議では民主党は自公案を丸呑みした。民主案は2009年案より後退しており、自公との修正協議が心配。

坪井節子先生(弁護士)
・単純所持罪の導入に血道をあげる前にやることがある。
・性虐待を受けた子供が家出し、生きていくために援助交際などをしてさらに性的に搾取されるという
構造をまず知るべきだ。
・まずやるべきことは、
専門家による面接制度の導入(捜査機関による被害児童の聴取があまりにもひどいため。「気持ちよかったか?」とか
平気で聞く)
被害児童に生活の場を確保すること(「汚い子」などと言って、被害児童を拒絶する親がいるため。家出した子は帰る家がない)

立石聡明先生(日本インターネットプロバイダー協会)
・日本国内のサイトのブロッキングは既に何年も前から自主規制でやっている。
事業者が削除依頼をし、それでも削除しない場合は強制削除。
・海外サイトは国によって基準はまちまちであり、ブロッキングしかない。しかし、
通信の秘密をおかさないよう、またオーバーブロッキングをしないよう細心の注意でやっている。
・国ではなく民間の自主規制でより良いネット環境を築くよう努力している。

質疑応答

質問:児童ポルノ禁止法には児童保護以外の立法趣旨があるのでは?
田島先生:長い目で見れば、民主党も表現規制をなくそうという方向には向かっていない。
特に尖閣事件・震災以後はネット規制に乗り出している。
本多議員:自公の議員も「規制してやる」という気持ちではなく、素朴な善意でやっている人が
多い。だから、こちらも対応が難しい。

質問:「不潔だからなくせ」「表現規制をなくせ」という対立になって、児童の保護、特に被災地の
児童の保護がなおざりになっているのでは?
坪井先生:私は児童ポルノの存在を人一倍憎んでいる。しかし、表現の自由を侵害することには反対だ。
性的被害で苦しんでいる子どもたちを前にして無力感におそわれてばかりだ。しかし、私は被害から目をそらさないことにしている。
被害児童を一人にしないようにしている。それだけで子どもたちは救われる。

質問:ブロッキングは過度な自主規制にならないか?国家の肩代わりを民間がやっているだけではないか。
立石先生:児童ポルノブロッキングは、もしもとばっちりを受けた場合や問題のないサイトが見られないという
場合は誰でも訴えることができる。事業者がやらないことも選択できる。
立石先生の部下の方(補足):ブロッキングには事業者の意見を聞いてもらえる会議と
警察主導の会議が並存している。警察に対しては議論の公開を求めて実現した。震災以後の流言飛語の削除に
関しては、警察から依頼があったことを公開すると言ったら、依頼が減少した。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板