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一時停止のための具体的方策を練るスレ
1
:
名無しの1
:2003/10/03(金) 01:17
勝手に立ててすいません。
有効活用ということで。
いままで停止派スレで出た話題など、2以下にコピペします。
20
:
名無しさん
:2003/10/09(木) 08:00
あるばーと氏の案
>>13
がなかなかだと思うので,それを元に,手に入る(できるだけ
市民団体以外の)ソースを参照した参考資料と結びつけて質問状案を作ってみました.
結果的に,かなり質問を変えてしまいましたが,ご意見お願いします.
フォーマットは,一応,地元の選挙区から郵送する場合を想定してつくってます.
長いので次以降にポストします.
21
:
名無しさん
:2003/10/09(木) 08:01
平成15年10月○日
(´∀`)(案) 質 問 状 (案)(´∀`)
○ ○ ○ ○ 様
○○ ○区有権者
○ ○ ○ ○
三陸南地震、十勝沖地震と今年になって各地で大きな地震が頻発しております。
つきましては、地震およびそれに伴う災害(特に原発災害)に関するご見解を伺いた
く、来るべき衆議院選挙に立候補を予定されている皆様に、簡単なアンケートを送付せ
ていただいております。
東海地震の想定震源域である静岡県西部において、近年、従来とは異なる変動が検出
されていることが地震防災対策強化地域判定会の定例会などで報告されています[1]。
特に幾人かの地震学者は数年以内の東海地震の発生を危惧しているようです[2]。また、
宮城県沖地震、三陸沖南部地震、東南海地震、南海地震、根室沖地震などの巨大地震も
遠くない将来に発生することが危惧されています[3]。
私は、国内最大のインターネット掲示板「2ちゃんねる」の地震板に上げられたス
レッド[4]での東海地震と震源域に位置する中部電力浜岡原子力発電所の安全性の議論を読み、地震により引き起こされるこのような大規模災害に不安を抱きました。国は、昭
和53年に大規模地震対策特別措置法を施行するなど、東海地震を始めとする巨大地震の
被害を軽減する努力を講じてきましたが、地震と原子力発電所の安全性の問題は依然十
分に議論が尽くされていないのではないかと危惧いたします。そこで、以下に挙げるい
くつかの質問に対するご見解をお聞かせいただければと思います。ご回答は、告示日前
にインターネット上の掲示板に投稿させていただく予定にしておりますので予めご了承
下さい[5]。
なお、このアンケートは、当該のスレッドにおいて起草された質問案を元に、私個人
としてお伺いしております。政治・思想・宗教・反原発団体などいかなる団体の立場に
基づいたものでもありません。また、勝手ながら同封の返信用封筒にて10月○日までに
返送下さいますようお願い申し上げます。
22
:
名無しさん
:2003/10/09(木) 08:02
質 問
■ まず、私たちの居住地域における地震災害についてお伺いします。
【質問1】
上述のような想定巨大地震が発生した時、私たちの居住地域で被害がどのくらいになる
とされているか、ご存知ですか?
知っている。 知らない。
自由記述欄
[ ]
【質問2】
私たちの選挙区内に、原子力関連施設(原子力発電所、核物質取扱施設、実験用原子炉
等)はありますか?
ある。 ない。
自由記述欄
[ ]
【質問3】
国がこれまでに試算した被害想定には、「計算できない」という理由で、鉄道(含新幹
線)、道路(含高速道路)、原子力発電所等の損壊による被害は、含まれていない[6]
ことをご存じですか?
知っている。 知らない。
自由記述欄
[ ]
【質問4】
あなたが当選された暁には、防災政策についてどのような認識を持って取り組んでいく
つもりですか?
重要である。 どちらかといえば重要である。
どちらかといえば重要では無い。 重要では無い。
自由記述欄
[ ]
■ 次に、想定東海地震と原子力発電所災害についてお伺いします。
【質問5】
近々起こる可能性が高い東海地震の想定震源域の中央に、中部電力浜岡原子力発電所[7]
があることをご存じですか?
知っている。 知らない。
自由記述欄
[ ]
【質問6】
前地震防災対策強化地域判定会会長・前地震予知連絡会会長・東大名誉教授の茂木清夫
氏や、1976年に東海地震説を始めて提唱した石橋克彦神戸大教授は、ともに浜岡原子力
発電所の危険性を繰り返し訴えています[8]。このことについて、どのようにお考えで
しょうか?
主張を検討すべきだ。 主張を検討する必要はない。
自由記述欄
[ ]
【質問7】
浜岡原子力発電所の耐震基準の元となる地震の加速度の想定や津波の規模の想定は、十
分なものとはいえない可能性があります[9]。このことについて、どのようにお考えで
しょうか?
想定を再検討すべきだ。 想定を再検討する必要はない。
自由記述欄
[ ]
【質問8】
内閣府原子力安全委員会は、原発周辺の半径8〜10km以上を目安としてそれ以上に及ぶ
事故は「技術的に起こり得ない」としており、自治体の対策もこの目安に従っていま
す[10]。行政は、震災が同時に発生した場合も含め、もっと様々なケースでの原発事故
の危機管理対策をとるべきだと思いますか?
とるべきである。 とる必要はない。
自由記述欄
[ ]
【質問9】
浜岡原子力発電所を『東海地震が来るまでで良いから一時停止して欲しい、またはすぐ
に耐震補強工事を行なって欲しい』という声がありますが、どのようにお考えでしょう
か?
停止すべきだ。 補強工事を行なうべきだ。
検討すべき課題だ。 検討する必要はない。
自由記述欄
[ ]
質問は以上です。ご協力ありがとうございました。
23
:
名無しさん
:2003/10/09(木) 08:03
参 考 資 料
[1] 気象庁地震防災対策強化地域判定会報道発表によると2001年3月ごろより東海地域
想定震源域の西部から非定常的な地殻変動が観測されはじめ、周囲に広がりながら
現在もなお継続しています。
http://www.shizushin.com/jisin/mizoue2001/20020225.html
(静岡新聞「東海地震どこまで分かったか(21)」溝上恵判定会会長)
http://jma.go.jp/JMA_HP/jma/press/0107/30a/p3.html
(平成13年7月30日判定会資料)
http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/gaikyo/hantei20030929/p2.html
(平成15年9月29日判定会資料)
これは、スロースリップ(ゆっくり滑り)とよばれる地震を伴わないプレート間の
大規模な地殻変動によって引き起こされているとされています。この現象が領域を
東に拡大し加速すれば東海地震を引き起こすという意見があります。
http://www.shizushin.com/jisin/mihiraki030101.html
(静岡新聞「目離せぬスロースリップ」2003年1月1日)
[2] 東海地震の発生時期に明確に言及した研究は多くないと思われますが、その中で、
五十嵐丈二東大助教授は、御前崎の地殻変動のゆらぎに最新の臨界現象のモデルを
適用し東海地震の発生時期を2003.3±1.1年と予測した発表を1999年に行なってい
ます。その後の追加の観測結果から、2001年にはこの値を2004.2±0.8年としてい
ます。
http://www.eqchem.s.u-tokyo.ac.jp/member/iga/research/tokai.html
また、独立行政法人防災科学技術研究所の松村正三博士は、日経サイエンス2002年
10月号で、微小地震の減少・スロースリップ・御前崎の沈降停滞の持続時間の解析
から、地震の発生時期を2004〜2006年としています。
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0210/sp1.html
一方で、安藤雅孝名大教授らは、同じ号で(もう少し時間的余裕のある)東南海地
震や南海地震をも巻き込んだ巨大地震に警戒するよう警告しています。
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0210/sp2.html
[3] 文科省地震調査研究推進本部は、東海地震以外の海溝型(プレート境界型)地震や
活断層(直下型)地震の発生する確率の長期評価を行なっています。
http://www.jishin.go.jp/main/choukihyoka/ichiran.htm
平成15年8月のデータでは、宮城県沖、茨城県沖、三陸沖南部(海溝寄り)、東南
海、南海、根室沖各地震の30年以内に発生する確率は、それぞれ99%,90%,
70〜80%,50%程度,40%程度,20〜30%などとなっています。
[4] 「2ちゃんねる」の地震板のURIは、
http://aa2.2ch.net/test/read.cgi/eq/
です。この中の「【東海】浜岡原発をなんとかスレ【地震】」において東海地震
と浜岡原子力発電所に関する議論が行なわれています(10月9日現在)。
また、このスレッドの内容をまとめた「まとめサイト」が、
http://www.geocities.jp/stop_hnps/
にあります。
[5] 掲示予定のサイトは10月9日現在未定ですが、上記[4]のスレッドでアナウンスされ
る予定です。
24
:
名無しさん
:2003/10/09(木) 08:05
[6] ???
[7] 中部電力浜岡原子力発電所のウェブページのURIは、
http://www.chuden.co.jp/hamaoka/index.html
です。また、中部電力の原子力発電所の地震対策についてまとめたページが、
http://www.chuden.co.jp/torikumi/atom/library/fr_jishin.html
にあります。
[8] 茂木清夫氏(専門は固体地球物理、地震学、岩石力学)の東海地震と浜岡原発に関
するコメントは、静岡新聞「論壇」2001/11/13, 2001/12/9, 2002/3/5, 2002/6/5
にあります。この中で同氏は、
「原子炉本体の強度は十分高いと言えるが、それをとりかこむ各種の装
置とそれらを連結するパイプ網(例えば、冷却水用)は一大複合体と見
なすべきである。それは全体として予期できない脆弱さをもっていると
考えた方がよい。」(2001/11/13)
「M8(M7地震のエネルギーの三十倍もある)の巨大地震が近いうちに起
こることが想定されているそのど真ん中に原発があるなどという国はほ
かにどこにもない。全く異常な状況である。」(2002/6/5)
などと述べています。また今年札幌で行なわれた国際学会、国際測地学・地球物
理学連合総会においても浜岡原発の危険性について発表しています(朝日新聞
科学欄 2003/07/01)。
また、石橋克彦氏は「科学」(岩波書店 1997年10月号)中の「原発震災―破滅
を避けるために―」という論文の中で、通産省(当時)が直下でM6.5を越える地震
が発生することはないという考えに基づいて原発の耐震設計を行なった点を挙げ、
それが地震学上は誤りであることを指摘し、
「正常な安全感覚があるならば、来世紀半ばまでには確実に発生する巨
大地震の震源域の中心に位置する浜岡原発は廃炉を目指すべきであり、
まして増設を許すべきではない」
と記しています。また、国際測地学・地球物理学連合総会において茂木氏と同じく
浜岡原発の危険性を警告しています(日本経済新聞 2003/7/8)。以下は、石橋氏
のこの発表に対する中部電力のプレスリリースです。
http://www.chuden.co.jp/press/data/pre2003/pre0708_01.html
(「国際学会における石橋教授の発言について」2003/7/8)
25
:
名無しさん
:2003/10/09(木) 08:05
[9] ■ 地震の振動の加速度について
浜岡原子力発電所の1,2号機の建設が着工されたのは、石橋克彦氏が東海地震説
を提唱する前でしたが、通産省(当時)は、1,2号機の安全性は現状のままで十分
であるとし、耐震設計の変更は行なわれませんでした。
http://www.shizushin.com/jisin/jisin010422.html
(静岡新聞「2001東海地震は今―安全対策・原発(1)―ぬぐえぬ不信感」)
1,2号機の耐震基準は加速度の単位で450ガル(地球の重力は980ガル)で、M8.5の
考え得る最大の地震にも耐え得るとされていますが、近年おそらくは地震計の増加
により、450ガルを大きく越える加速度が発生することがまれではないことが明ら
かとなりました。
例えば、1995年の直下型の兵庫県南部地震(M7.3,阪神淡路大震災)では神戸海
洋気象台で800ガル以上を記録しています。このとき、倒壊した阪神高速道路があっ
た東灘区では499ガルでした。その他2000年の鳥取県西部地震(M7.3)では1,584ガ
ル、今年7月26日の宮城県北部地震(M6.2,深さ12km)では、宮城県鳴瀬町で観測
史上最高の2,037ガルを記録しています(ただし、振動の周期・継続時間ともに短
く大きな被害にはつながりませんでした)(読売新聞 2003/7/27)。
5月26日の三陸南地震(M7.0,深さ71km)では、岩盤上に建設されている東北
電力女川原発3号機においても225ガルを記録し、原子炉が自動停止しましたが、
地震の規模・震源までの距離からいって東海地震ではこれより2桁程度大きな振動
のエネルギーが浜岡に到達する可能性があります。
http://www.hinet.bosai.go.jp/topics/miyagi2003/maxG.html
(5/26三陸南地震における加速度分布、防災科学技術研究所)
http://www.k-net.bosai.go.jp/k-net/news/miyagi_av_200307260013/maxG.html
(7/26宮城県北部地震における加速度分布、防災科学技術研究所)
■ 津波について
中部電力は、過去の記録などを根拠に、東海地震で想定される浜岡原子力発電所
における津波の最大の高さを約6m、地盤の隆起を1.4mと想定し、その影響を評価し
た結果を公開しています。
http://www.chuden.co.jp/torikumi/atom/library/jishin10_02.html
一方、平成13年12月18日の内閣府中央防災会議「東海地震に関する専門調査会」報
告では、浜岡を含む御前崎付近の想定される津波の高さを、検討ケースの最大値と
してを5〜10mとしています。
http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/20011218/index.html
(中央防災会議 平成13年12月18日 資料2-2 p.17 参照)
よって、中部電力の想定する津波の規模は十分とはいえない可能性があります。ま
た、中部電力の想定した津波においても、津波の引き潮によって5号機の取水塔か
らの取水が4分程度困難になることを認めています。津波の規模の予測の困難さか
らいって、取水槽の許容量20分は十分でない可能性があり、場合によっては2次冷
却水の取水障害が発生する懸念があります。
[10]静岡県における2001年の原子力防災訓練と、想定範囲の問題については、
http://www.shizushin.com/jisin/jisin010426.html
(静岡新聞「2001東海地震は今―安全対策・原発(4)―根拠欠く「想定外」」)
を参照ください。
1975年の米原子力規制委員会 (NRC) の報告「原子炉安全性研究」では、100万kW
の原子炉に最悪の事故が発生した場合、約1万3千人の急性放射線障害による死亡者
と、約14万人の晩発性ガン死者を生み出すと予測しています。人口密度が高く、浜
岡の風下側(北東側)に首都圏を抱える日本では、浜岡で想定外の万一の事故が発
生した場合、はるかに多くの被害を出すと予想されますが、そのような事態に対す
る危機管理はなされていません。
26
:
名無しさん
:2003/10/09(木) 08:05
あっと質問3(参照[6])のソースがわかれば教えて下さい.
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