ソリストのためのスレッド

29：ばすてぃ兄ーに </b><font color=#FF0000>（s3gSGobI）</font><b>：2004/04/15(木) 02:18 ID:4Uu6jrcQ: この第九オフの舞台は一度しかありません。
たとえ、次回があったとしても、初回のこの第九オフは、この一度きりしか味わえない、最も重要な第九演奏会なのです。
ソリストの成否に、この公演の成功の一端が掛かっているのです。
オーケストラは、ソリストの伴奏ではありません。合唱は、ソリストのバック・コーラスではありません。
言うなれば、オケも、合唱も、ソリストも、楽器の一つに過ぎないのです。
オーケストラが、合唱が、どんなに良い演奏をしても、ソリストが悪ければ、全体の印象は決して良くはなりえません。
ソリストの良し悪しが、全体の出来に多大な影響を与えるのです。

この覚悟を持ってゲネプロに臨んで下さい。
全体にとって、ソリストは上手ければ上手いほど良いのです。
指揮者も同様です。
ですから、一般では指揮者・ソリストは高いギャラを払って呼ぶのです。
実力のある人材であれば、客の入りも大幅に違います。

アンダーとは、万が一、ソリストが実力を発揮できない、演奏会を務めるに相応しくないと判断される事態の為に、
控えさせているのです。
アンダーはお飾りではありません。ソリストもアンダーも同等の立場です。

ソリストに応募された方々は、ソロパートを歌う自信が多少なりともあるから応募されたのでしょう。
当然、御自分のパートは裏声ではなく、実声で歌えるようにして下さい。
裏声であれば、歌える人はたくさんいます。
自分のパートに課せられた音符は余す事無くきちんと表現して下さい。

ソリストオーディション後にお送りした講評、１０日のオケ合わせの自分の演奏と真剣に向かい合い、
ゲネプロ前に今一度、ソリストとしてやるべき事を見つめ直して下さい。
ＣＤとなって、この演奏が残ると言う話もあります。
第九オフとして、最善の録音を残すべきでしょう。

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