したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

歌手の“声質”区分――声の重さ・サイズの違い、役柄の違い(改)

11ユルシュール:2004/10/19(火) 23:57 ID:7EFJExfM
続きです。

【バス=バリトン(ヘルデン・バリトン) (Bass-Baritone [Heldenbariton])】
<他作品:ヨカナーン(『サロメ』)・バラク(『影のない女』)・ファルスタッフなど>
オランダ人/フリードリッヒ/クルヴェナール/ザックス/ヴォータン/さすらい人/アルベリッヒ/グンター/アンフォルタス/クリングゾール

「カヴァリエ・バリトン」は和訳すると「騎士バリトン」。二枚目、あるいは貴族的な役を担当することが多いです。リリック・バリトンと近いように感じるのは私だけでしょうか?
バス=バリトンとヘルデン・バリトンが同義にされているのは、私は少し疑問に感じてしまいます。前者は声の高さの分類、後者は声のタイプの分類なので、一緒にしてしまうこと自体どうかなという気が……。同じくらいの声の重さ、ということでしょうか?ヘルデン・バリトンは、ヘルデン・テノール同様、ヴァーグナーもので必要とされるヒロイックな、重い声を要求する役柄と解釈してよいのではないでしょうか。
ザックス役は本来バス指定ですが、本来ヴォルフラムなどが持ち役のベルント・ヴァイクルがバイロイトでザックスを歌ったあたりから、軽めのバリトンもよく歌うようになったそうです(最近ではブレンデルがこのタイプに当てはまるのでしょうか)。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板