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今聴いているワーグナーCDを書き込むスレ【その2】

13ユルシュール:2004/10/15(金) 00:21 ID:eB6KSgtM
しばゆうさま、プライのヴォルフラムをお気に召されたようで、私とても嬉しいです!
彼のシリアスなオペラの全曲録音は少ないので、これは数少ない(!?)“シリアスな”プライさんの貴重な記録ですね(何だか語弊があるかも)。結構濃厚に響く声でしょう?『マイスタージンガー』は’84年の録音ですから、年月と共に彼の声も変化しているのだと思います(でもまだまだ衰えてはいないのが凄いところ)。
トーマスのタンホイザー、私もお気に入りです。一・二幕のご感想も、聴かれましたら、よろしければお聞かせ下さいませ(……これって催促ですね。ごめんなさい)。リザネクのエリーザベトを聴かれたご感想を、ぜひうかがいたい……。

二重唱での違和感はきついですよね。以前話題になったバレンボイム盤『タンホイザー』ですが(夏に音楽資料室で聴きました)、私はザイフェルト(タンホイザー)にも、こちらでは不評だったイーグレン(エリーザベト)にも、個々では気になることはほとんどありませんでした。しかし二重唱になったとたんの違和感だけは如何ともし難いものがありました。
ザイフェルトに合わせるならもう少し軽めのソプラノを、イーグレンに合わせるならもう少し重くて息の長い、たっぷりした声のテノールを、とにかくどちらかに合わせる人選をしてくれたらなあと……いえ、蒸し返してしまってごめんなさい。
マーガレット・プライスのイゾルデは、好きな方ごめんなさい、私も苦手です(はっきり書いてしまった……)。彼女のシューベルト歌曲集などは大好きなのですが、イゾルデはやはりちょっと違うかな、彼女の声ではあまりに(声質が)軽過ぎるかな、という感じがどうしても……。
でも逆に、ヴァーグナーの重さや濃さが苦手な方には、深々とした声のイゾルデよりも彼女の歌声の方が親しみやすいのかも?という気もします。おそらくカルロスは、従来の(例えばフラグスタートやニルソンのような)堂々たるイゾルデではなく、少女らしい可憐なイゾルデを求めていたのでしょう。
実演ではカルロスは、カタリーナ・リゲンツァという歌手をイゾルデに起用していたのですが、どうして録音ではリゲンツァを起用しなかったのかな、と思うことがあります。かく申しながらも私はリゲンツァを聴いたことがないので、あまり大きな声では言えないのですが……。

アッバードのヴァーグナーは、恥ずかしながらまだ聴いたことがありません。せいぜいヴェルディとマーラーくらいでしょうか(彼とスカラ座の『シモン・ボッカネグラ』(DG・1977年)は最高です)。いつか『ローエングリン』を聴いてみたいと思います。
ロマンと毒のないヴァーグナーはカレー粉のないカレー……思わずうなずいてしまいました。


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