久保田啓「蓮實重彦は、ドゥルーズを、「と」の人と、発言しています。「と」というのは、器官なき身体における、「と」、のことです。少し、ドゥルーズを勉強したのですが、公平に判断して、「器官なき身体」の、理論が、ドゥルーズの理論で、最も、重要な理論と言うのは、蓮實重彦の持論でしかなく、独断でしかないです。例えば、「器官なき身体」に関する、理論と、「リゾーム」の理論を、比較した場合、リゾームに関する理論が、平易で、重要度が、「器官なき身体」の理論より、低いというのは、蓮實の持論です。また、「消尽するもの」という著書は、個人的には、「器官なき身体」より、ドゥルーズの重要な著書であると、考えます。少なくとも、ドゥルーズは、「と」、の人であるという、蓮實の意見は、持論でしかないのは、間違いない感じでした。
また、蓮實は、唯物論を最上なものとして兼用するのですが、ドゥルーズの理論による場合、「唯物論が全てを侵食することを拒む意味、イメージの強度。」というものが浮上します。」
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