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【ワンピース】 史上最強海賊同士の死闘 【空想小説】

1韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:25:22
麦わらの一味。ののたん海賊団出撃!

           ↓麦わら海賊団船長ののたん
       /⌒ヽ
    , -=┴===┴=-、
    l   ノノハヽ   l
    `─从 ´酈`)─'  のんも麦わら帽かぶって海賊王になるのれす
       l´iー、 \ ~
     ヾ ト、⊇≡≡m〔二
       |`─'´  |
      └u〜u-┘

            ↓麦わら海賊団砲撃手あいぼん

    (  ))  プヒン! うりゃー ののたん海賊団の砲撃やでー
  ((  ⌒  ))_@ノハ@__   モロン
 ((   (≡三(_( ‘д‘)__() ミヽ
  (( ⌒ ))    (  ニつノ     ヾ
  (( )      ,‐(_  ̄l         <コトッ
          し―(__)


※注意
この物語は原作のワンピースを参考も、原作の流れとは無関係の空想物語。

このスレからのコピペ
ttp://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/book/0082/L50

2韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:26:07
司法の島でウソップに敗れてからニ年。その間、サビサビの実を食べた海軍大佐は海軍をやめて、かってバスターコールによって廃墟(はいきょ)と化した無人の都市で一人修行にはげんでいた。
その廃墟(はいきょ)となった都市には鉄の塊(かたまり)がふんだんにあった。それらの鉄をサビらせたり元の鉄の塊(かたまり)に戻したりと、サビサビの奥義(おうぎ)を習得する修行にはげんでいた。

ニ年もの間、厳しい修行を積んできたサビサビの実を食べた海軍大佐に、もはや昔の面影はなく同僚(どうりょう)の海軍達ですら顔を見てもわからないぐらいに変貌(へんぼう)していた。
厳しい修行の結果、サビサビの実を食べた海軍大佐は、鉄に直接触れなくても触れる直前にサビらせて鉄粉(てっぷん)にするまでの能力をきわめていた。
その能力は海軍一の巨大な鉄の軍艦でさえも、手で少し触れただけで一瞬で軍艦全体をサビらせて鉄粉(てっぷん)にしてしまうほどであった。

また、鉄粉を体にまきつけて完全防御(かんぜんぼうぎょ)する技と、大量の鉄粉(てっぷん)を敵に噴霧(ふんむ)して火を点火させて大爆発を起こさせる大技(おおわざ)も身につけた。
さらに、体にまきつけた大量の鉄粉を鉄の塊に戻したりするサビサビの効果を調節する技も習得。
中でも最強の大技(おおわざ)は、鉄の軍艦100隻分に相当するほどの大量の鉄を、サビらせて鉄粉として、それを大きな島全体がすっぽりと隠せれるくらいの鉄粉(てっぷん)の霧にできるようになったことだ。
鉄粉(てっぷん)の霧を自分の周囲をただよわせて自在に操り、自分の体を鉄粉(てっぷん)の霧の中に隠したり、大きな島全体をおおうほどの鉄粉(てっぷん)に火を点火させて大爆発させることで、バスターコールの千倍の破壊力を一瞬で起こす能力をも手に入れた。

3韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:26:35
こうして無敵(むてき)の強さを誇るようになったサビサビの実を食べた元海軍大佐は、自らの名前をサビサビと変えて海賊へと転進した。
元海軍大佐のサビサビが海賊になった理由は、サビサビの技の奥義(おうぎ)をきわめて無敵となった今、もはや海軍などという組織で働く気もなくなり、世界最強の海賊として世界制覇の野望を抱いたからであった。
世界最強の海賊として世界制覇をするためには、もっとたくさんの鉄粉(てっぷん)が必要であった。

廃墟(はいきょ)となった都市にある鉄の量だけでは、バスターコールの千倍の破壊力を何度も起こせるだけの鉄粉が作れなかった。
鉄がふんだんにある場所といえば、そう海軍基地だ。
サビサビはかって働いていた海軍基地を次々と襲っては、何百隻もの鉄の軍艦を鉄粉(てっぷん)に変えていき、バスターコールの千倍の破壊力を起こせれるだけの鉄粉集めをしていた。

そういう目的でかっての元海軍大佐が海賊となり、各地の海軍基地で暴れ回っているという報告を受けた海軍本部としても、このままだまっているわけにはいかなかった。
だが、相手はサビサビの実を食べた無敵(むてき)の元海軍大佐の海賊。海軍の総力を挙げて軍艦1万隻を派遣しても勝てる相手ではなかった。

サビサビにかけられた懸賞金も5億ベリーと、これまでの大物海賊とは比べ物にならないほど、世界一の懸賞額(けんしょうがく)がかけられた。
何しろ、どれだけ懸賞額(けんしょうがく)を上げても、サビサビを倒せれる海賊など一人もなく、海軍本部内ですらサビサビを倒すことのできる人間はひと握りであった。

4韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:26:55
こうした中、海軍本部にサビサビが、ある無人島を拠点にしているとの情報がもたらされた。
ただちに、海軍本部きっての最強エリート、海軍大将青キジにサビサビを倒してくるようにとの命令が下った。

青キジは一人ではサビサビに勝てないと考え、スモーカーの持つ海楼石十手(かいろうせきじゅって)でサビサビの悪魔の実の能力を封じ込めれるようにと、少将に昇進したばかりのスモーカー少将とその部下も引き連れてサビサビのいる島へと向かった。
島の中ではどんな戦いが繰り広げられたのか?海軍本部の連中は誰も知ることはなかったが、島を取り囲んで見張っていた海軍の軍艦十数隻のうち、1隻から海軍本部へ最後の報告があったのが「今、島で大爆発が起きました。」「大爆発の影響で津波が本艦を襲ってきます。」「ああっー。ツーツー。」
この報告を最後に、サビサビを倒しに向かった海軍部隊からの連絡は途絶えて、海軍大将青キジとスモーカー少将以下の海軍部隊は消息を絶った。

島の中での戦いの報告は数ヵ月後に海軍本部にもたらされた。
大爆発を起こして完全消滅した島から、奇跡的にスモーカー少将の部下の一人で、飛び飛びの実を食べたトーリ中佐が、大怪我を負いながらも、鳥になって空を逃げて助かり、たどり着いた無人島にいる所を偵察行動中の海軍軍艦に発見されて無事救出されたのだった。

5韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:27:15
大怪我を負ったトーリ中佐が海軍本部に到着して、島の中での戦いを報告したのはこうだった。

海軍大将赤イヌ「トーリ中佐か。大怪我の中、海軍本部まで来てもらって、ごくろう。」
トーリ中佐「申し訳ございません。サビサビを倒す事はできませんでした。」
海軍大将赤イヌ「まあよい。あの青キジまでやられたのだから仕方のない事だ。」
トーリ中佐「私だけが、おめおめと生きて戻って・・・」
海軍大将赤イヌ「生きて戻ったからには、しっかりと戦いの報告をしてもらわんとな。さぁ話してみせよ。」

トーリ中佐「私はスモーカー少将に命じられて、空からサビサビの位置を報告せよと命ぜられていました。」
トーリ中佐「島全体が鉄粉(てっぷん)の霧で隠れていたので、地上からではサビサビの位置がわからなかったのです。」
トーリ中佐「島の中でサビサビを探している海軍将兵の多くが、霧状(きりじょう)の鉄粉(てっぷん)を肺に吸い込んで倒れていきました。」
海軍大将赤イヌ「海軍将兵にマスクをつけさせても肺の中が鉄粉(てっぷん)のサビでやられたのか。マスクも通す鉄の粒子か。ううむー。」
トーリ中佐「それでも霧状(きりじょう)の鉄粉(てっぷん)を吸い込んでも無事だったのは、悪魔の実の能力者である私と、スモーカー少将と青キジ大将だけでした。」

トーリ中佐「鉄粉の霧の中で、かすかに動く人影が見えましたので、私はただちにスモーカー少将にその位置を報告しました。」
トーリ中佐「それから数分経ったでしょうか、島の中から激しい戦いが起きている事が上空からわかりました。」
トーリ中佐「スモーカー少将の体から放つ煙も見えましたが、鉄粉(てっぷん)の霧に混ざって戦いはよく見えませんでした。」
トーリ中佐「私は戦いの行方(ゆくえ)をもっとよく観察(かんさつ)しようと、さらに上空へと上昇したのです。そしたら。」
海軍大将赤イヌ「そしたら?」

6韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:27:40
トーリ中佐「青キジ大将の放つ氷が、すさまじい勢いで島全体に広がるのを見たその時でした。」
トーリ中佐「突然、島全体から火柱が上がって、島ごと大爆発を起こしたのです。」
トーリ中佐「私は島から吹き上がる爆風と熱風で、さらに上空へと吹き飛ばされていったのです。」
トーリ中佐「私は吹き飛ばされながら大やけどを負い、そのまま海に落下しないように飛び続けるのがやっとでした。」
海軍大将赤イヌ「島が大爆発で吹き飛んで完全消滅したのは、その後の報告でもわかった。」

海軍大将赤イヌ「サビサビが鉄粉(てっぷん)の霧を大爆発させて、バスターコールの千倍の力で島を吹き飛ばしたのは、充分承知(じゅうぶんしょうち)している。」
海軍大将赤イヌ「して、青キジとスモーカーは大爆発から逃げ延びれたかな?」
トーリ中佐「いえ、私も大爆発の爆風から逃げるのが精一杯で、青キジ大将とスモーカー少将が逃げ延びれたかどうかはわかりません。」
海軍大将赤イヌ「そうか、報告ごくろう。早いとこ怪我を治すようにな。おまえのトビトビの能力は海軍には必要だからな。」
トーリ中佐「ありがとうございます。それでは失礼します。」

赤イヌは、いよいよ自分も悪魔の実の能力を出して、本気で戦わなければサビサビを倒せれないと感じ取った。
「しかし、ううーむ。どうして倒そうかの。」赤イヌはしばし考え込んだ。

「いくらワシが溶岩人間で何でも溶かせるといっても、バスターコールの千倍の力でバラバラに吹き飛ばされたんじゃあ、ワシに勝ち目はないわい。」
「ましてや、サビサビが海軍本部での戦いを望んだら、海軍本部は大爆発でバラバラで消滅じゃ。」
「アツアツ対サビサビの対決かー」赤イヌは何度もつぶやきながら、これから行われる海軍本部の総本部会議へと向かった。

7韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:28:05
赤イヌの悪魔の実の能力はアツアツの実である。何でもドロドロに溶かす溶岩人間が赤イヌの正体である。
何でもドロドロに溶かすのが赤イヌの悪魔の実の能力であるが、元海軍大佐のサビサビも赤イヌの悪魔の実の能力の事は知っている。
当然、サビサビも赤イヌとの戦いに向けての作戦も、あれこれと練っているだろう。

サビサビの本当の強さは、バスターコールの千倍の大爆発を起こして島ごと消し去るだけでなく、海軍総兵力100万人で攻めていっても、サビサビの周囲をおおう鉄粉の霧の中で戦いをすれば、全兵士がたとえマスクをしていても、マスクを通す鉄粉(てっぷん)の粒子を肺に吸い込んで、100万人の兵士すべてが2日以内とすべて死んでしまう事だった。
青キジもスモーカーも赤イヌもすべてロギア(自然系)の悪魔の実の能力者であるために、サビサビの周囲をおおう鉄粉(てっぷん)の霧の中で、鉄粉(てっぷん)の粒子を肺に吸い込むことなく生き続けることはできる。

しかし、ロギア(自然系)は爆風に弱い。バスターコールの千倍の大爆発で発生する高熱と爆風で、はるか遠くまで体をバラバラに吹き飛ばされてしまえば、高熱でダメージを受けてバラバラになった体を集めて、元通りに戻す事はできなくなる。
煙の実の能力者であるスモーカー少将が、サビサビにやられたのもこれだった。
スモーカー少将の煙の体は、大爆発で発生する高熱と爆風で、大気中にバラバラに吹き飛ばされて、元通りに戻すだけの距離にスモーカー少将の体の煙がいなくなってしまった。

8韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:28:24
氷の実の能力者である青キジ大将も、氷の塊(かたまり)は大気中にバラバラ吹き飛ばされて氷の粒子としてさまよい、さらに高熱で氷の粒子は完全に溶かされて、青キジの体を元通りにできなくなってしまったのだ。
何でもドロドロに溶かす溶岩人間の赤イヌ大将も、これと同じ方法でサビサビにやられるだろう。
大爆発の爆風で吹き飛ばされないように、固い溶岩で赤イヌの体をガチガチに固めても、しょせん溶岩は岩でできている。
鉄粉(てっぷん)の霧が大爆発を起こして固い岩がバラバラにならないわけがない。

かといって赤イヌがドロドロの溶岩のままでいたら、サビサビからバスターコールの千倍の大爆発を引き起こされれば、ドロドロの溶岩のまま
大気中にバラバラに飛ばされて、元通りの体に戻れなくなる。

唯一、赤イヌがサビサビに勝てる方法があるとすれば、鉄粉(てっぷん)の霧をドロドロに溶かしながらサビサビに迫って、巨大な鉄の塊(かたまり)で完全防御(かんぜんぼうぎょ)されたサビサビの体ごとドロドロに溶かして倒すこと。
さらに溶かした鉄粉(てっぷん)はドロドロの溶岩の中に紛れ込ませることで、赤イヌの体を岩の塊(かたまり)から鉄の大きな重い塊(かたまり)にして、大爆発の爆風で赤イヌの体をバラバラに吹き飛ばされないようにすることもできる。

9韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:28:46
だがこの方法も、サビサビに迫ってサビサビの体をドロドロに溶かす前に、島ごと消し去る大爆発を起こされると、バラバラに吹き飛ばされないように、重くて大きな鉄の塊(かたまり)になった赤イヌの体は、消えた陸地から海の中に投げ出されて、そのまま海底まで沈んでいくこととなる。
赤イヌが海の上に浮き上がるためには、沈んだ海底の下でドロドロの溶岩の体にして溶岩の爆発を起こして、赤イヌの体を奇跡的に浮上させて脱出するしか手がない。

では、サビサビは島ごと消し去る大爆発によってどうして生きていられるのか?
サビサビは自分自身の体は巨大な鉄の塊で完全防御して、その周囲を島ごと鉄粉の霧でおおい隠している。
島をおおう鉄粉の霧を大爆発させると、巨大な鉄の塊で防御されたサビサビの体ごと、大気中に吹き飛ばされるが、鉄の塊(かたまり)のおかげでバラバラにはならない。

サビサビの体は巨大な鉄の塊のまま上空に吹き飛ばされるが、巨大な鉄の塊のまま飛び続けて失速して海に落ちる前に、飛びたい方向の反対側の鉄を、鉄粉(てっぷん)の霧にして小爆発を起こさせることで、空を再び飛び続けるだけの加速を得ることができる。
こうしてどこかの島にたどりつくまで、巨大な鉄の塊(かたまり)のサビサビの体は、空を好きな方向へ自由に飛び続けることができる。

10韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:29:08
青キジとスモーカーがサビサビにやられた数ヵ月後、サビサビが再び海軍基地を襲っているとの報告で、赤イヌはサビサビが暴れている海軍基地へと急行した。
アツアツの実を食べた溶岩人間赤イヌとサビサビとの対決は熾烈(しれつ)をきわめた。

バスターコールの千倍の大爆発で、海軍基地のある島が跡形もなく消し飛んだという報告を、海軍本部に残っている海軍大将の黄ザルが受けた。

黄ザル「また海軍基地がひとつ消滅したか・・・」
黄ザル「ところで赤イヌは無事かのー。」

数日後、海軍大将赤イヌは海軍本部に戻ってきた。海軍大将黄ザルが出迎えて、サビサビ退治への会話がはずんだ。

黄ザル「おおー、赤イヌは無事に戻ってきたかー。」
赤イヌ「ワシは無事じゃ。しかし・・・。サビサビはやはり倒せんかったわい。」
黄ザル「仕方ないのー。青キジがやられるくらいじゃからのー」
赤イヌ「氷の塊の青キジが熱で消し飛んだのがわかるくらいの凄い爆風熱じゃったわい。」
黄ザル「溶岩人間のおまいさんが熱いと言うくらいじゃから、よっぽど熱かったんじゃろのー。」

11韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:29:30
赤イヌ「さて、これからどうしたらいいかの。」
黄ザル「んー。ワシもいろいろと考えたんじゃがのー。海賊にやらせるしか手はないのー」
赤イヌ「やはり、サビサビ退治は海賊を使うしかないかの。うーむ。」
黄ザル「そこで考えたんじゃがのー。ルフィ一味をオトリに使って、赤ひげ海賊団にサビサビ退治をやらせるのはどうかのー」
黄ザル「だがのー。ルフィ一味をオトリに使うんでなー、ルフィもサビサビもやられてしまうのじゃがー。」

赤イヌ「ワシの事なら心配せんでええ。たとえ孫のルフィ一がサビサビにやられようとも、ワシは家族よりも海軍を選んだ男じゃ。」
黄ザル「そうかー。その言葉を聞いて安心したわいのー。」
赤イヌ「それよか、赤ひげ程度でサビサビを倒せるかの。」
黄ザル「それよー。それじゃー。わしに妙案(みょうあん)があるでのー。」
黄ザル「赤ひげ海賊団におるシャンクスの覇気覇気(はきはき)の実の力で、サビサビの大爆発を抑えられんかと考えとるがー。」

赤イヌ「ほほう。覇気覇気(はきはき)の実の力で、大爆発を起こさせようとするサビサビの気力を奪い取るとな。」
黄ザル「なー。妙案じゃろー。意味のない戦いを嫌うシャンクスでものー、かわいがっていたルフィがサビサビにやられりゃー、さすがに怒るてー。」
赤イヌ「それは妙案じゃが、マスクをつけても肺の中に粒子の鉄粉が入り込むのに、シャンクスが鉄粉(てっぷん)の霧の中、サビサビに近づけれるかの。」
黄ザル「問題はそこじゃー。ロギア(自然系)の悪魔の実の能力者じゃないとなー。鉄粉(てっぷん)の霧の中では生きてはいられまいてー。」
赤イヌ「また王下七武海(おうけひちぶかい)の力を借りんといかんかの。」

12韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:29:53
黄ザル「王下七武海の力(おうけひちぶかい)は、できるだけ借りとうないがのー。仕方がないかものー。」
赤イヌ「さて誰が、王下七武海(おうけひちぶかい)のジンベイとゲッコーモリアに頭を下げにいくかの。ワシは嫌じゃぞ。」
黄ザル「わしも、あいつらの顔を見るのさえ嫌じゃー。こういう時に青キジでも生きてたらのー。」
赤イヌ「そうじゃの。青キジはなぜかあいつらとは不思議と馬が合うからの。」
黄ザル「物はついでじゃー。超大物海賊全員をサビサビ退治に向かわせて、共倒れ作戦といくかのー。」

こうして、サビサビ退治は、ルフィ海賊団、赤ひげ海賊団、白ひげ海賊団、黒ひげ海賊団、王下七武海(おうけひちぶかい)などの、グランドラインを股にかける超大物海賊達にやらせる事で、海軍本部の方針は決まった。

しかし、大きな問題がひとつあった。
ルフィ海賊団、赤ひげ海賊団、白ひげ海賊団、黒ひげ海賊団、王下七武海(おうけひちぶかい)などの、グランドラインを股にかける超大物海賊達は、すでに大金も権力も手に入れていて、いまさら5億ベリー程度の懸賞金で、バスターコールの千倍の破壊力を使う、サビサビの実の悪魔の能力者を倒すなどという危険を冒すはずがないと、海軍本部の参謀連中は思っていた。

そこで、海軍本部はとっておきの切り札を出してきた。
それが、サビサビ退治の懸賞金(けんしょうきん)を倍の10億ベリーに引き上げて、さらにワンピースの秘宝を手に入れられる島への地図を懸賞(けんしょう)に加えると発表したのだった。
海軍本部はワンピースのある島への地図を密かに隠し持っていた。
はるか昔、海軍本部が海賊王ゴールドロジャーを追い詰めて捕らえた時に、手に入れた地図だった。

13韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:30:14
また、島への地図を懸賞に加える事で、海軍本部がワンピースの手がかりとなる島への地図を持っている事を、グランドライン中に知らしめて、サビサビが海軍本部を襲撃(しゅうげき)して、バスターコールの千倍の破壊力で、海軍本部もろとも吹き飛ばす作戦を練らないようにする目的もあった。
世界制覇の野望をたくらむサビサビにしても、ワンピースの手がかりとなる島への地図がほしいはずで、海軍本部を襲撃(しゅうげき)して地図を隠し持っている海軍本部もろとも吹き飛ばせば、ワンピースはサビサビの手に入らなくなる。

サビサビが海軍本部を襲撃(しゅうげき)して、海軍本部もろとも大爆発で吹き飛ばさないように、海軍本部はとっておきの切り札を出してきた。

サビサビが海軍本部をなぜ襲撃(しゅうげき)するかというと、無敵を誇るサビサビにも大きな弱点があったからで、サビサビがどれだけバスターコールの千倍の破壊力で大爆発を起こして島ごと消し去ったり、鉄粉(てっぷん)の霧を肺に吸わせて海軍総兵力の100万人全員を倒す事ができても、鉄粉(てっぷん)にする材料の鉄を大量に手に入れなければ戦えない。

その大量の鉄を手に入れるために、サビサビは海軍基地を次々と襲っては、鉄の軍艦や武器の銃や大砲から大量の鉄を手に入れているのだった。
そして、鉄が最もたくさんある基地が、鉄の軍艦1000隻が停泊しており巨大な造船ドッグがいくつもある海軍本部であり、いずれサビサビが鉄を大量に手に入れるために、海軍本部を襲ってくるだろうという予測は海軍本部参謀内もしていた。

14韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:30:35
海軍本部の計算によれば、サビサビがこれまで襲った海軍基地や、戦争で廃墟(はいきょ)と化した都市から手にいれた鉄の総量は、バスターコールの千倍の大爆発を起こせる回数が6〜7回分であると試算された。
青キジ大将とスモーカー少将の戦いで1回、赤イヌとの戦いで1回と、これまでバスターコールの千倍の破壊力を2回使ったサビサビ。
あと使える回数は4〜5回分であり、残る4〜5回分を超大物海賊達との戦いですべて使い切ってくれれば、バスターコールの千倍の破壊力を使えなくなったサビサビなら、海軍本部のロギア(自然系)の能力者である精鋭達(せいえいたち)で倒せれると読んでの事だった。

うまく行けば、サビサビと超大物海賊達との戦いで共倒れ。失敗しても超大物海賊達は全滅してくれて、サビサビもバスターコールの千倍の破壊力を使うだけの鉄が不足する。そこを襲えば、無敵(むてき)を誇るサビサビ相手とて倒す事は可能。海軍本部の立てた作戦がこうだった。

こうして、海軍本部の立てた作戦にまんまとはまったグランドライン中の海賊達が、ワンピースの手がかりとなる島への地図ほしさに、サビサビが拠点にしている島探しにやっきとなった。

15韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:31:01
この海軍本部の発表に、超大物海賊達は色めきたった。
サビサビを倒せば、ワンピースのある島に行ける宝の地図が手に入ると、グランドライン中の海賊達で大騒ぎになったのだ。

この話は当然、ルフィ達一行の耳にもすぐに入ってきた。
航海している船の中で、一報を聞いたルフィは叫んだ。

ルフィ「よし!サビサビを倒してワンピースの地図を手に入れるぞー。」
ゾロ「賞金10億ベリーかー。世界一の剣豪を目指す俺の相手に不足はないな。」
ウソップ「じ、じゅ、10億ベリーいぃ?ちょーちょーっ。ヤベーだろ、それは。俺知らね。俺は関わらないからな。」
サンジ「ナミちゅわーん。10億ベリー手に入ったら、あんな所やこんな所を旅行に・・・」
ナミ「うっさいわね。今それどころじゃないのよ。」ドガッ!

チョッパー「10億ベリーかー。あんな医療器具やこんな医療器具が買えるなー。」ウッシッシ
ナミ「ちょ、ちょっと。ちょっと。あんたたち。サビサビがどんだけ強いか知ってんの?」
ルフィ「いや知らね。とにかくサビサビとかいう奴を、俺がブッ飛ばす!」
ゾロ「だな。とにかくぶっ飛ばせばいいんだよ。」
サンジ「サビだかダビだかなんだか知らねえが、この俺の足ゲリでイチコロだよーん。見ててねー。ロビンちゃわーん。」

16韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:31:25
ウソップ「超ヤベーって。絶対ヤベー相手だって。俺は行かないぞ。俺は絶対に行かないからな。」
ナミ「あーあー、いつもこうなんだからー。ったくもうー。」
ロビン「クスクス。」
チョッパー「ところでサビサビってどんな奴?」
ロビン「サビサビっていのうはね、サビサビの実を食べた悪魔の実の能力者で、以前ウソップが倒した人よ。」

ウソップ「えっ?俺が昔倒した??ああー、あいつか。あの刀をサビらせるなんとか能力って海軍の奴かー。」
ウソップ「でも何だってそんな奴が海賊なんかになるわけ?まぁ、俺が倒した相手だから強いのには間違いないけどな。」
チョッパー「へー、ウソップが倒したのか?ウソップは強ええんだな。」
ウソップ「ま、まあな。10億ベリーの賞金首ったって、ウソップ様の手にかかればチョロイもんよ。」エッヘー
ゾロ「げっ。。俺の名刀をボロボロにしやがったあいつか・・・。」

サンジ「おまえ、刀をサビつかされてウソップに助けてもらったのか?」ニヤニヤ
ゾロ「うるへー。おめーなんぞに言われたくねーんだよ。」
サンジ「おめーとはなんだ。やるか!このヤロー。」
ゾロ「なんだとー。今日という今日こそは決着をつけてやる。」
ナミ「あんたたち、毎度毎度うっさいわよ。」ドガッ!ドガッ!

17韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:31:50
ロビン「クスクス。」
ルフィ「なんだ、ウソップが倒したことあるのか。なら簡単だな。よし。サビサビ倒しに出航するぞー。」
ナミ「ちょ、ちょっと、あんたたち。10億ベリーの賞金首がそんな弱いわけないじゃないの。」
ルフィ「いいからいいから。ナミ。サビサビのいる島まで航海頼むぞ。」
ナミ「あのさ、ルフィ。サビサビのいる島までって、サビサビがどこの島にいるのかわかってるの?」

ルフィ「いや、全然知らね。全部ナミに任した。」
ナミ「任したって、ルフィあんたね。いくら航海士だって目的地がわからなければ・・・」
ロビン「とりあえず、一番近い島に着いてからサビサビの情報を集めたら?」
ゾロ「俺は島に着くまで一眠りでもするかー。」フアーァ
サンジ「おいしいコーヒーいますぐ入れるからねー。ナミちゅわーん。ロビンちゃわーん。」

ウソップ「よし!みんな。サビサビ倒しはこのウソップ様にまかせとけっての。む、無視かよ。ガックシ。」
チョッパー「俺はー。俺はー。いつも何も役に立ってないんだな。」
ナミ「そんなことないわよ。チョッパーだっていろいろと役に立ってるわよ。」
チョッパー「ホ、ホント??俺は、俺は・・・俺は役に立ってるんだああー!!!」
ロビン「ウフフ。」

ロビン「でも、10億ベリーなんて、聞いたこともないような破格の賞金がつくぐらいだから、サビサビが海軍基地をいくつか、島ごと消滅させたって噂は本当のようね。」

この時、ルフィ海賊団一向は、サビサビがあの青キジとスモーカーを倒した事を知らないでいた。
もちろん海軍本部も青キジ海軍大将が、サビサビにやられた事は海軍本部の最重要極秘事項として、外部に絶対に漏れないように扱っていたのはいうまでもないが。

18韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:32:25
半年後、グランドラインの各地を暴れ回っていた超大物海賊達が、とある島に続々と集結していた。
超大物海賊達が続々と終結している島こそ、サビサビが拠点にしている大きな島だった。

その島はかって王国があり繁栄していたが、王家の相続争いによる相次ぐ内乱と戦争が長く続き。
それに島の内乱に乗じて外から海賊達が次々に襲撃(しゅうげき)してくるなど、島の王国内で長引く戦争と混乱によって、住民は次々に島を脱出して離れていき、住民の立ち去った王国は崩壊(ほうかい)。
いつしか大きな島の中の都市はどこも廃墟(はいきょ)と化していた。

そうした廃墟(はいきょ)の都市がいくつもある、捨てられた島に目をつけたサビサビが、ここを拠点にして廃墟(はいきょ)となった都市の中からや、海軍基地を襲撃(しゅうげき)しては、世界制覇を達成できるだけの大量の鉄集めに奔走していた。

集めた鉄は、廃墟(はいきょ)と化した都市のいくつかに鉄クズに分散して隠された。
戦争で荒廃(こうはい)して廃墟(はいきょ)と化した都市に、鉄クズがあちこちに散乱しているのは不思議でもなく、たまに海賊達がこの島に立ち寄って廃墟(はいきょ)と化した都市を寝グラにしても、大量に捨てられていて価値のない鉄クズを集めようとする海賊達はひとりもいなかった。

19韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:32:52
金銀財宝には目の色を変える海賊達でも、廃墟(はいきょ)の都市に無数に散乱している鉄クズには全く興味がなかった。
こうした事もあり、サビサビの鉄集めは順調に進んだ。
サビサビは大きな島の中心にある廃墟(はいきょ)の都市を拠点に選んだ。
金品財宝も何もなくいたる所、廃墟(はいきょ)だらけで無人と化した大きな島の中心部にある廃墟(はいきょ)の都市までは、海賊や海軍どもも入ってはこないという計算があり、ここをサビサビの隠れ家にするのは絶好の場所だった。

ここを拠点に選んだサビサビは、廃墟(はいきょ)の都市全体がすっぽりと隠れるように、鉄粉(てっぷん)の霧でおおい隠した。
この島は大きすぎて、島全部を鉄粉(てっぷん)の霧でおおい隠せるほどの鉄の量がなく、また島全体を鉄粉(てっぷん)の霧でおおい隠すと、自分の居場所を捜索している海軍や海賊達に発見されやすいので、島の中心部にある廃墟(はいきょ)の都市だけを鉄粉(てっぷん)の霧でおおい隠して、そこにサビサビは隠れ住んだ。

こうまでして、サビサビが海軍や海賊達から発見されにくい場所を拠点に選んだのに、超大物海賊達がこの島を見つけて、続々となぜ集結できたのか?
その答えは、かって青キジ大将やスモーカー少将と共にサビサビと戦い、唯一生き残ったトーリ中佐の活躍のおかげたった。
トーリ中佐は飛び飛びの実を食べた悪魔の実の能力者であり、先ほどの戦いで大怪我(おおけが)を負ったものの無事に生還できた。

20韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:33:10
そして大怪我(おおけが)も治り、半年ほど前から海軍本部の命令でサビサビ捜索隊に加わって、鳥人間として空からサビサビの拠点を、島から島へと探し回っていた。
そうやってたどり着いたのが今回の島であり、この大きな島を空から捜索しているトーリ中佐は、島の中心部にだけ霧か雲のようなもので陸地が全く見えない場所がある事を発見した。
トーリ中佐は、もっとよく観察しようと霧か雲らしき物がおおっている場所に空から近づいた。

トーリ中佐「むむっ。これは霧でも雲でもない。間違いなく、サビサビの放つ鉄粉の霧だ。」
トーリ中佐「奴(サビサビ)はこの鉄粉(てっぷん)の霧の中にいる。間違いない。」
島の名前は、イラム島といい。かってイラム王国が繁栄していた島だった。

こうしてトーリ中佐からの「サビサビの拠点を発見。」の第一報が海軍本部にもたらされて、ただちに海軍本部はグランドライン中の島々に、
サビサビの拠点がついに見つかったとの情報をもたらした。
この情報を元にグランドライン中の各地で暴れ回っていた超大物海賊達が、サビサビを倒してワンピースのある島への地図を手に入れようと、
この島に続々と集結してきたのだった。

21韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:33:32
続々と集結してくる、この超大物海賊達の中にルフィ海賊団一行もいた。

ルフィ「いやー、やっとイラム島に着いたなー。これでやっとワンピースが手に入るぞー。」
ナミ「ちょっと。ルフィあんたね、気が早すぎなのよ。サビサビを倒してからにしなさいよ。」
ゾロ「心配いらねーよ。サビサビのいる島を見つけたからには、サビサビは倒したも同然。」
ウソップ「そうそう。サビサビを倒したこのウソップ様がついているんだぜ。どーんと前祝いだー。」
チョッパー「お祝いするのか?みんなでお祝いするのかー。久しぶりだな。わーい。」

サンジ「ナミちゅわーん。ロビンちゃわーん。お祝いの料理いますぐ作るからー。」
ルフィ「サンジ、俺。肉大盛りな。」
サンジ「てめーはさっき、たらふく食ったばっかりだろが!」ドガッ!
ルフィ「いてっ。いいじゃねーかよー。もう一回食わせろよな。サンジぃ。戦いの前の腹ごしらえだ。」
ゾロ「ルフィ。おめーはいつもそうやって食ってばかりじゃねーかよ。ったく。船長が毎回これだもんな。」

ロビン「クスクス。」
ナミ「それはそうと、他の海賊達もこの島に集まっているみたいよ。先を越されちゃう。」
ロビン「でも、今度の相手は普通じゃないわよ。他の海賊達の戦いの様子を見てから戦った方がいいんじゃない?」
ルフィ「何いってんだよロビン。俺達が普通じゃない相手と戦った事が一度でもあるか?」
ゾロ「ルフィの言う通りだ。俺達がいつも普通じゃない相手と戦ってきて勝ってきただろ。」

22韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:33:58
ウソップ「このウソップ様率いるルフィ海賊団は無敵なんだよ。どんな相手だろうがウソップ様がけちらしてやるぜ。」
チョッパー「うほー。。やっぱみんな強えええんだなー。俺も、俺も、みんなに負けないようにもっと強くなるぞー。」
ナミ「でもさ。ロビンの言うことも一理あるわね。何しろ相手は10億ベリーの賞金首よ。まともに戦って勝てる相手じゃないわ。」
ロビン「私。いろいろな島に立ち寄った際に、サビサビについて情報を集めたの。そしたら・・・いいえ、やっぱりやめとくわ。」
ナミ「そしたらって。なんだか気になるじゃないの。ちゃんと説明してくれないと困るわ。ロビン。」

ウソップ「なんだよー、水くせえなーロビン。俺達はみんな仲間だろ?隠し事はなしだぜ。」
ロビン「これはあくまでも噂なんだけど・・・どうやら、今回のサビサビ退治は海軍本部の私達へのワナらしいの。」
ゾロ「ワナってなんだよ。海軍本部はいつも俺達をワナにはめようとしてるだろうが。」
ロビン「いいえ。今回だけは大変なワナみたいなのよ。いい?みんなちゃんと聞いて。」

こうしてロビンは、今回のサビサビ退治は海軍本部のルフィ一行へのワナらしい噂をメンバー全員に話した。
ロビンがなぜこんな噂を仕入れたかといえば、海軍大将赤イヌがロビンの耳に入るように極秘に流した情報だった。

海軍大将赤イヌと海軍大将黄ザルとの、サビサビ退治の作戦のやり取りで、ルフィ海賊団をオトリに使って、覇気覇気(はきはき)の実の能力者であるシャンクスとサビサビを戦わせようという話を覚えているだろうか?

23韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:34:28
赤ひげ海賊団のシャンクスはルフィを弟のようにかわいがっていた。
そのルフィがサビサビにやられれば、理由がない戦いを嫌うシャンクスは、必ずサビサビを倒しに向かうだろうという黄ザルの巧妙な作戦だった。

しかし、赤イヌにとってルフィは孫であり、黄ザルの前ではルフィをオトリに使う作戦を認めたものの、やはりルフィをこのまま見殺しにしてはおけぬと感じたのか、ルフィ一行の仲間であるロビンの耳に入るように、今回のサビサビ退治に関するオトリ作戦の情報を極秘(ごくひ)に流した。

こうして赤イヌから流された極秘情報(ごくひじょうほう)は、サビサビに関する情報集めをしていたロビンの耳にも入り、今回ロビンの口からルフィ一行全員に伝えられたのだった。

ルフィ「んー。ロビンの話が本当だとするとシャンクスに会えるわけかー。楽しみだなー。何年ぶりだろシャンクスに会うのは。」
ナミ「あんた、ロビンの話ちゃんと聞いてんの?あんたが先にサビサビにやられるのに、なんでシャンクスに会えるのよ。」
ルフィ「でもよー、俺がやられなきゃいいんだろー。俺、メッチャ強えええから。シャンクスに早く会いてええなー。」
ナミ「ったくもう。ルフィがこんなんじゃあ、私達に勝ち目はないわね。」

24韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:34:53
さらに、ロビンの話は続いた。

ゾロ「でもよー。ロビンの話が本当なら、あの青キジやスモーカーでもサビサビにやられたって話になんだろ?にわかには信じられんな。」
ルフィ「すっげー。青キジやられたのか。サビサビすっげー。」
ナミ「青キジやスモーカーだけではないわよ。赤イヌも倒せなかったってんだから、やっぱ10億ベリーの賞金首だけのことはあるわ。」
ナミ「なんてことなの。。私達はとんでもない相手と戦おうとしてたのよ。ロビンありがと。いいみんな。こんな所からさっさと逃げ出すのよ。」
ウソップ「おいおい、俺達は、スゲーの相手にしようとしてたんだな。俺もナミに賛成だ。ヤベーからさっさとズラかろうぜ。」

ルフィ「やだ。俺は逃げねーぞ。サビサビと早く戦いたくてワクワクしてきたぞ。」
ゾロ「俺も逃げねーぜ。世界一の剣豪目指すからには、こんな敵相手にビビってたまるかよ。」
ナミ「ゾロあんたね。昔のサビサビにも負けてたあんたが、今のサビサビに勝てるわけないでしょ。」
ナミ「ああー。神様なんて事なの。こんなバカ船長とバカ剣士と一緒に死ぬなんてゴメンだわ。どうか助けて。」
チョッパー「俺・・・俺はどうしたらいいのか?誰か死ぬのか?俺が助けてやれるのか?」

サンジ「ナミちゅわーん。ロビンちゃわーん。お祝いの料理ができたよーん!」
ゾロ「てめー。突然現れて大事な話の腰を折るんじゃねえ!」ボコッ!
サンジ「なにすんだてめー。今度という今度はてめーを叩き潰す!」ガシッ!
ゾロ「いってー。上等じゃねえか。やんのかコラー!!!」
ナミ「ちょっと、あんたたちいい加減にしなさいよ。」

25韋駄天はふと考えた:2007/06/12(火) 04:35:17
ルフィ「とりあえず。メシだ!メシ!!」
ロビン「そうね。食事しながらこれからの事ゆっくり考えましょう。時間はたっぷりあるわよ。」

こうして、ロビンの噂話を一応信じて、サビサビと無計画に戦うことを中断したルフィ海賊団一行は、とりあえず今後の行動は、イラム島に続々と集結している他の超大物海賊団の行動を見てから決めることにした。

グランドライン中からイラム島に続々と集結してきた超大物海賊団と、新進気鋭(しんしんきえい)の海賊団の光景は圧巻だった。
なにしろグランドラインで暴れ回った名のある海賊共の大半が、サビサビを倒してワンピースの島への地図を手に入れようとしていたからだった。

夜が明けると、ルフィ海賊団一行はイラム島の南側の狭い水路に船を停泊させて上陸した。
この上陸からわずか数時間後には、島の中で激しい戦いが始まるとは夢にも思わないルフィ海賊団一行だった。

26メシア・エステバン:2012/02/02(木) 21:58:45
どんなに小説家としての才能とセンスがあろうが、頭の中にひらめいただけでは誰も感動させられない。
気合を入れて時間をかけてしぶとく書き続けてこそ、その気合としぶとさの感動長編小説に人々は感動するのだ。

頭の中に各場面場面の様子が、文字ではなく映画の名場面のように切り取ったイメージ動画として、ひらめいただけでは
結局忘れてしまい幻の小説となる。そんな感動長編小説の中身を忘れないためにも、ここに書き残しておこう。


時間と気合がたっぷりとあればいつか書こうを思っている超長編感動小説 


小説のタイトル
絶対皇帝。


『第一幕 絶対皇帝。親友との二人三脚で下克上の戦い』

第一章 世界評議会の腐敗と混乱で治世乱れる世
第二章 親友の誘いで世界評議会軍の末端組織に入隊
第三章 親友の軍人としての才能にあこがれ混乱の世の天下制圧の野望を抱く
第四章 幼いころから苦楽を共にした唯一無二の親友との出会いと少年時代の絶対皇帝。
第六章 戦の才能がある親友と共にあらゆる敵をなぎ倒し連戦連勝の道をばく進
第七章 負け戦知らずの絶対皇帝軍最強部隊。ここに誕生
第八章 絶対皇帝軍部隊が世界評議会軍の主要部隊に昇格。絶対皇帝の名が世界に知れ渡る
第九章 相次ぐ激戦と最大の強敵との会戦。そして自らの強運すぎる運命を知る絶対皇帝。
第十章 最大の強敵撃破と親友の死。戦の才能がある親友を失い強運のみで勝ち進む絶対皇帝。

27メシア・エステバン:2012/02/02(木) 22:00:12

『第二幕 絶対皇帝。ついに州都独立宣言へ』

第十一章 激戦を制し帰郷した故郷と親友との約束
第十二章 親友の残した妻と子との対面。
第十三章 親友の残した妻と子との生活を通じてしばしの平和と安息の日々
第十四章 平和の約束が破られ世界評議会の命令下で新たな戦いへと旅立つ。
第十五章 絶対皇帝軍の破竹の活躍により再び平和が訪れる
第十六章 世界評議会軍内部の絶対皇帝軍部隊排除の動きが活発化
第十七章 絶対皇帝軍が世界評議会軍の地方面軍司令内部を制圧下に置く
第十八章 世界評議会内外にて絶対皇帝軍包囲網の四面楚歌に置かれる
第十九章 絶対皇帝。世界評議会軍中枢部への反乱を決起し州方面軍内部を完全制圧する
第二十章 絶対皇帝。州政治中枢部も制圧し州都独立宣言と軍政合体統制を敷く


『第三幕 世界評議会。絶対皇帝軍へ宣戦布告』

第二一章 州都独立宣言に対し世界評議会内部は制裁派と賛同派の二つに割れる
第二二章 絶対皇帝軍に忠誠を誓う州都が世界評議会と決別し相次いで独立宣言
第二三章 世界評議会制裁派の州都が絶対皇帝軍へ宣戦布告
第二四章 絶対皇帝軍と世界評議会軍の世界を二分した戦いがきって落とされる
第二五章 絶対皇帝軍が世界各地の州都で世界評議会軍を相次いで撃破し降伏させる
第二六章 劣勢に立った世界評議会軍が禁を破り絶対皇帝軍の州都へ核兵器を投下
第二七章 報復として絶対皇帝軍も世界評議会軍の各地の州都へ核兵器を投下
第二八章 長らく繁栄を誇った世界各地の州都は崩壊。政治の舞台は小都市に拠点が移る
第二九章 世界評議会の中枢州都も核の炎に包まれて消滅。世界評議会中枢は海底の小都市群に移転
第三十章 禁を破った世界評議会の権威と威光は大きく低下。世界各地の小都市は絶対皇帝軍に降伏

28メシア・エステバン:2012/02/02(木) 22:02:47

『第四幕 世界評議会の消滅と絶対皇帝。世界の方面界を完全制覇』

第三一章 世界評議会の命令と意向は絶対皇帝軍に降伏した世界各地の小都市で採択されず
第三二章 世界評議会中枢部が拠点とする海底の小都市群以外で世界評議会の命令と意向は完全消滅
第三三章 世界評議会中枢部支配地域の海底の小都市群へ絶対皇帝軍が攻撃を開始
第三四章 海底深くと海底の地中に掘られた小都市への絶対皇帝軍の攻撃は難航を極める。
第三五章 州都への核兵器投下から生き延びて避難してきた州民は新たな拠点として各地に小街村を作る
第三六章 州都への核兵器投下の禁を破った世界評議会と共に絶対皇帝軍も各地の小街村から反発を受ける
第三七章 世界各地の地上の小街村では絶対皇帝軍に従わずに武装化とゲリラ攻撃が活発化する
第三八章 絶対皇帝。海底の小都市群と一部の小街村以外の方面界を完全制覇したとして絶対皇帝の世を宣言する
第三九章 世界各地の賢者と識者を集めて絶対皇帝が君臨する治世作りを開始する。絶対皇帝が天下制圧の野望を抱いてから32年の月日が経った
第四十章 絶対皇帝。天下治世憲法を制定。核兵器で破壊された世界中の州都建て直し計画が始まる

29メシア・エステバン:2012/02/02(木) 22:10:34

『第五幕 絶対皇帝。方面と線はすべて制した。残るは無数に点在する点のみ。と神の子峡谷の制圧に乗り出す』

第四一章 絶対皇帝が君臨する治世作りを行う傍ら。絶対皇帝政府に従わない小街村と世界評議会中枢部支配地域への攻撃激化
第四二章 絶対皇帝政府に従わない地域が各地に点在するのは神の子が住むと云われる神の子峡谷の小街村の存在が大きい事を知る
第四三章 絶対皇帝。核兵器投下で神の子峡谷の小街村ごと消滅させる作戦を立てるが集めた賢者と識者だけでなく軍内部の要人からも猛反対される
第四四章 絶対皇帝。連戦連勝で負け知らずの我が作戦が始めて拒絶されたショックと一人残らず粛清すらできないほどの反対者の多さに衝撃を受ける
第四五章 世界各地から集めた賢者と識者に神の子についての由来と歴史を細かく聞き取り絶対皇帝ですら小物になるほど神の子の存在の桁違いな大きさに愕然とする
第四六章 絶対皇帝。数年も前から神の子峡谷への情報収集に情報収集スパイを何十人も潜り込ませているが誰一人として戻って来ない事を知る
第四七章 神の子を見てみたい好奇心と神の子峡谷の小街村制圧への情報を得るため絶対皇帝。自らが単身で潜り込む事を決意
第四八章 絶対皇帝。神の子峡谷の小街村へ潜入成功。潜入作戦中に思わぬ人物と遭遇
第四九章 思わぬ人物とはかって絶対皇帝と唯一無二の親友であった忘れ形見の娘が成長した姿だった
第五十章 絶対皇帝。神の子峡谷の小街村から無事帰還。しかし思わぬ人物と遭遇した事で今は亡き親友との約束を思い出す

30メシア・エステバン:2012/02/02(木) 22:11:38

『第六幕 絶対皇帝。神の子峡谷の小街村の軍事制圧に乗り出す』

第五一章 絶対皇帝が君臨する治世作りを行う傍ら。絶対皇帝政府に従わない小街村と世界評議会中枢部支配地域への攻撃激化
第五二章 絶対皇帝政府に従わない地域が各地に点在するのは神の子が住むと云われる神の子峡谷の小街村の存在が大きい事を知る
第五三章 絶対皇帝。核兵器投下で神の子谷の小街村ごと消滅させる作戦を立てるが集めた賢者と識者だけでなく軍内部の要人からも猛反対される
第五四章 絶対皇帝。連戦連勝で負け知らずの我が作戦が始めて拒絶されたショックと一人残らず粛清すらできないほどの反対者の多さに衝撃を受ける
第五五章 世界各地から集めた賢者と識者に神の子についての由来と歴史を細かく聞き取り絶対皇帝ですら小物になるほど神の子の存在の桁違いな大きさに愕然とする
第五六章 絶対皇帝。数年以上も前から神の子峡谷の小街村への情報収集にスパイを何十人も潜り込ませているが誰一人として戻って来ない事を知る
第五七章 神の子と呼ばれる人物を見てみたい好奇心と神の子峡谷の小街村制圧への情報を得るため絶対皇帝。自らが単身で潜り込む事を決意
第五八章 絶対皇帝。神の子峡谷の小街村へ難民飛行機に乗り潜入成功。潜入作戦中に思わぬ人物と遭遇
第五九章 思わぬ人物とはかって絶対皇帝とは唯一無二の親友であった忘れ形見の娘が成長した24歳の美しい姿だった。絶対皇帝。が抱き上げたころの娘の年は4歳。
第六十章 絶対皇帝。神の子峡谷の小街村から無事帰還。しかし思わぬ人物と遭遇した事で今は亡き親友との懐かしい日々とあの日の約束を思い出す。あれから20年の歳月か

31メシア・エステバン:2012/02/02(木) 22:13:02

『第七幕 絶対皇帝。親友の忘れ形見の娘に合うために神の子峡谷へ再び潜入』

第六一章 絶対皇帝主導の下で治世を進める傍ら。神の子峡谷潜入時に親友の忘れ形見の娘と遭遇してから数ヶ月。再び会って話をしたいという願望は強くなる一方だった
第六二章 治世を進める忙しさの合間。ようやく神の子峡谷へ潜入できる時間が取れた。絶対皇帝。一度目と同じく空から逃亡兵に混ざって潜入していく
第六三章 神の子峡谷の防衛部隊では一度目の絶対皇帝。潜入事件の顛末を神の子に報告。二度目も潜入してくると神の子の預言と指示によって策略芝居を準備する
第六四章 絶対皇帝。神の子峡谷の防衛部隊の目を盗みながら要所で偵察活動及び忘れ形見の娘を探すも見つからず。車を盗んで逃亡しようと知らずに神の子の家の庭に潜入
第六五章 絶対皇帝。神の子の家の庭の車を盗もうとするも燃料切れで動かず。そこを神の子に見つかり銃で脅す。神の子は家政婦として働いていた若い娘に燃料補給を指示
第六六章 絶対皇帝。目の前の農民臭い爺が神の子だと知らずに神の子の家の中で神の子と会話をしながら待つ
第六七章 家政婦の娘が燃料補充が完了したと報告。絶対皇帝。家政婦の娘を人質に取り車で逃亡を図るも神の子の家に数十人の防衛小隊が車で到着
第六八章 絶対皇帝。人質の家政婦の娘と共に物置に隠れて様子を伺う。神の子峡谷に不審者が潜入した事を神の子に報告している防衛小隊の指揮官が忘れ形見の娘だった
第六九章 神の子は不審者など現れなかったと対応するも防衛小隊の指揮官は念には念を入れて庭や周辺を捜索する。娘の指揮官としての軍務ぶりに親友の姿をダブらせる絶対皇帝。
第七十章 防衛小隊が去った後に絶対皇帝。人質の家政婦の娘と共に神の子峡谷外へ車で逃亡。峡谷外脱出後の娘との会話で17歳の娘の母が親友の妻であった事を知る

32メシア・エステバン:2012/02/02(木) 22:14:32

『第八幕 絶対皇帝。神の子峡谷へ三度目の潜入』

第七一章 約束を交わした親友の妻と娘二人が神の子峡谷に住んでいる事を知った絶対皇帝。親友の娘だけでなく妻とも再開したくなる気持ちが日々強くなる
第七二章 そのころ神の子峡谷の防衛部隊では絶対皇帝。が三度目の潜入をしてくると神の子の預言される。神の子の指示により策略芝居を練る
第七三章 公務や軍務をすっぽかしてでも一刻も早く神の子峡谷へ潜入したい気持ちが強くなり前回の潜入からわずか三ヶ月目で三度目の潜入日を決める
第七四章 交易商人の姿に変装した絶対皇帝。商人として神の子峡谷に潜入成功。商人姿で峡谷うろついて親友の妻の住む家にたどり着く
第七五章 親友の妻と二十年ぶりに対面する絶対皇帝。しかし親友の妻の命は長くなく病床に着いていた。親友の妻から絶対皇帝。と縁が切れた後の生活と二人の娘の過去を知らされる
第七六章 親友との約束を破った自分に対する罪悪感に落ちる絶対皇帝。そして親友そっくりな軍務ぶりの24歳の娘に恋心を抱き始める絶対皇帝。
第七七章 商人に変装した姿で親友の娘の軍務ぶりをじっくりと観察する絶対皇帝。親友の面影を残す娘の態度や言動に恋心を抱いた絶対皇帝。の瞳からかっての冷酷無慈悲な瞳は消えていた
第七八章 神の子峡谷から無事に帰還した絶対皇帝。かっての常に冷静沈着。冷酷無慈悲な絶対皇帝。の姿はどこにもなく重要な軍務の敵攻略作戦指示においても部下に任せっきりとなった
第七九章 激務の連続で疲れと病気を理由に公務と軍務から休養すると内外に対して突然発表する絶対皇帝の軍務部。それ以降は絶対皇帝。の姿を目撃した者は一人もいなくなってしまった
第八十章 絶対皇帝。休養中に神の子峡谷へ四度目の潜入計画を立てるも有能な部下から今度ばかりは絶対皇帝。の身が危険と反対される

33メシア・エステバン:2012/02/02(木) 22:15:46

『第九幕 絶対皇帝。傷病の乞食姿で神の子峡谷へ最後の潜入』

第八一章 絶対皇帝。親友の忘れ形見である娘を妻にするためになりふり構わず姿で神の子峡谷へ潜入する事を決意
第八二章 そのころ神の子峡谷では神の子から絶対皇帝。が最後の潜入をしてくると預言。絶対皇帝。を改心させる策略を神の子から指示される
第八三章 絶対皇帝。の姿は見るも哀れな傷病の乞食姿。側近からは絶対皇帝。の地位からでは想像できない姿であると驚かれる
第八四章 絶対皇帝。傷病の乞食姿で神の子峡谷のはずれで神の子峡谷防衛部隊に捕らえられる
第八五章 私は絶対皇帝。の地位にいたが部下のクーデターにより失脚した身。何とか逃れてここにたどり着いたと絶対皇帝。は説明する
第八六章 真否不明も失脚した絶対皇帝。神の子峡谷はずれで捕らえるの報を受けて神の子と親友の娘二人が牢内の絶対皇帝。と対面して会話する
第八七章 神の子峡谷指導部内では失脚した絶対皇帝。の取り扱いが議論されて絶対皇帝。の名を隠して神の子峡谷はずれで処刑との決定がされる
第八八章 絶対皇帝。処刑前夜。絶対皇帝。しかいない警備が厳重な牢内の建物に指導部の軍服を着た一人の女性が現れる。
第八九章 一人の女性は親友の娘だった。一族が受けた恨みがあると説明。絶対皇帝。と最後の会話をするために警備兵の責任者に中に通すように要求
第九十章 牢内の建物の外に全員追い出された警備兵。二人っきりとなった牢内の絶対皇帝。の前に全裸の姿で立つ親友の娘

34メシア・エステバン:2012/02/02(木) 22:17:06

『第十幕 絶対皇帝。親友の娘と牢内で一夜の愛に燃える。そして奇跡の生還』

第九一章 牢内の絶対皇帝。の前に立ちはだかる全裸の女性。絶対皇帝。と激しく抱き合い一夜限りの愛が燃えさかる
第九二章 牢内で絶対皇帝。と一夜を共にした親友の娘は夜明けと共に牢外へ去っていった
第九三章 絶対皇帝。処刑場へと連衡せよの命令が下った昼下がり。牢外へ連れ出される絶対皇帝。
第九四章 絶対皇帝。を乗せた護送車の一団は神の子峡谷はずれの処刑場へとひた走る
第九五章 神の子峡谷はずれ地域の警備を任された部隊長と100人ほどの中隊が絶対皇帝。を乗せた護送車の行く手をさえぎる
第九六章 ここから先の護衛は私どもの管轄であるとの部隊長からの迫力ある言動と粘り強さに根負けした護送車の一団は絶対皇帝。を渋々引き渡す
第九七章 引き渡された絶対皇帝。を乗せた装甲車の一団は処刑場へのルートを外れて神の子峡谷外への道を走りに走る
第九八章 ここまで来れば安全との部隊長の命令によって絶対皇帝。は開放される。部隊長と中隊はかっては絶対皇帝軍に所属していた裏切り者達だったのだ
第九九章 部隊長と中隊の部下達はこの地では我々は信頼されず僻地防衛ばかり任務だったのでこれから先は絶対皇帝。に忠誠を尽くすと宣言
第百章 絶対皇帝。は自分を救ってくれた部隊長と中隊を引き連れて奇跡の生還を果たす

35メシア・エステバン:2012/02/02(木) 22:18:43

『第十一最終幕 神の子峡谷から無事生還を果たした絶対皇帝。の改心。そして世界平和への道のりへ大きく歩む』

第百一章 無事生還を果たした絶対皇帝。親友の娘と連絡を取り合いあなたの子を宿したと打ち明けられる
第百二章 神の子峡谷指導部内では神の子の指示通りに絶対皇帝。の改心攻略が最終局面に向かった事を知り歓喜に包まれる
第百三章 絶対皇帝。改心攻略を完成させるために最後の策略を指示する神の子。実は神の子峡谷内すべての者が神の子の指示通りに働いたのだった
第百四章 絶対皇帝。の子を宿した親友の娘は妻となる約束として絶対皇帝。の権威でもって世界の地を自由と笑顔に満ちた平和な世にに導くように要求する
第百五章 親友の娘と生まれてくる子のために絶対皇帝。約束通りこの世界を永遠の平和の地にすると親友の娘に約束。二度と約束は裏切らないと亡き親友に誓う
第百六章 絶対皇帝。世界各地での攻略作戦中止を発表。世界評議会中枢部や戦闘を繰り広げていた各地の小街村との和平交渉に乗り出す
第百七章 絶対皇帝。戦いに明け暮れていた忙しい日々から一転して和平交渉の忙しい日々に明け暮れる
第百八章 絶対皇帝。病に倒れる。前々から我が身が病に冒されていた事を薄々感じ取っていた絶対皇帝。残り少ない命を親友の娘と生まれてくる子の未来に託したのだった
第百九章 絶対皇帝。病に倒れながらも神の子の指示を仰ぎながら世界各地の紛争を和平交渉によって静めていき各地での争いが次々に終結していく。
第百十章 長く続いていた混乱と戦乱の世が完全終結。世界平和が訪れたと絶対皇帝。が高らかに宣言する。その日に親友の娘と晴れの結婚式を挙げる絶対皇帝。の姿が


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