[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
満月
1
:
すえきち
:2006/05/24(水) 19:22:49
他で1作だけ書いたことがありますが、
初心者です。
よろしくお願いします。
658
:
満月
:2006/11/27(月) 18:27:17
「ひとみちゃん、ごっちんにまだ、おめでとう、言ってないの?」
「・・・・・うん。」
もぉ、しょーがないなぁ って感じで、梨華ちゃんに頭を撫でられた。
まだ、受け入れられてないんだよねぇ・・・・・
仕事から帰って、さっそく、母となち姉に連絡をして、
梨華ちゃんの両親と会う日にちを決めた。
ごっちんが、居なくなる、カウントダウンは、確実に始まっている。
659
:
満月
:2006/11/27(月) 18:31:24
夜、いつものように梨華ちゃんの腕の中で、眠った。
もぉ、ずっと、見なかった悪夢が、また、蘇った。
顔の見えない相手に追いかけられる。
ウチは、必死で走って逃げる。
「・・・・・・み、ちゃん!」
「・・・ひと、み、ちゃん!」
「・・ひとみちゃん! ひとみちゃん!」
梨華ちゃんの呼ぶ声で、ウチは目を覚ました。
660
:
満月
:2006/11/27(月) 18:40:30
「・・はぁ、はぁ、はぁ、」
「ひとみちゃん、魘されてたから・・・・夢、見たの?」
ウチは、黙ったまま、梨華ちゃんに抱きついた。
「大丈夫だよ。私がついてるから、1人じゃないから、」
背中を擦ってくれる梨華ちゃんの手が、あったかい。
呼吸が落ち着いてきた頃、
「汗、かいちゃったから、シャワー浴びよう?」
「ごっちんが、居なくなっちゃう。」
「うん。」
「ウチ、欲張りなんだよ。梨華ちゃんも、ごっちんもって。ウチなんか、ウチなんかが、そんな、」
「ひとみちゃん!ウチなんかって言い方しないで!!そんな、自分を戒めるような言い方、しないで。」
661
:
満月
:2006/11/27(月) 18:48:46
「だって、だって、ウチは・・・」
「ひとみちゃんは、汚れてなんかないんだよ!なんで、なんで、そんなに自分をいじめるの?」
梨華ちゃんは、泣きながら怒ってて、
「・・・・ごめん、なさい・・」
「大好きなんだから、大好きなんだから、私の気持ち、否定されてるみたいじゃない!!」
「・・梨華ちゃん・・・・ご、めん・・」
「はぁ・・もぉ・・・バカァ!」
ポカポカ腕を叩かれたけど、大人しく、叩かれてた。
「・・・ごめん・・」
「お風呂、行こ。洗ってあげる。汚れてなんか、ないんだから!!」
梨華ちゃんは、泣きながらウチの手を引いていく。
662
:
満月
:2006/11/27(月) 18:56:44
怒りながら、ウチの体を洗う梨華ちゃんは、ちょっと怖い。
お風呂から上がっても、怒ってるんだ。
「夢を見るの、怒ってるんじゃないんだよ。ひとみちゃんが、自分を卑下した言い方するのが許せないの!
過去の辛いこと、一緒に乗り越えたいの。一緒に闘うの。だから、ウチなんかって、言わないで!!」
じっと見つめる梨華ちゃん。
梨華ちゃんだって、辛い目に遭ってきたんだ。
「ごめん。」
「謝らないで!!約束して?」
「うん。約束、する。」
うんって頷いて、ウチの好きな笑顔になった。
663
:
すえきち
:2006/11/27(月) 18:58:50
ご無沙汰しております。
少量ですが、更新しました。
>38様
また、ヘタレに戻っちゃいましたw
664
:
38
:2006/11/27(月) 22:50:43
更新お疲れ様です。
ごっちんが居なくなっちゃうことの不安が大きいようですね。
ガンバレよっすぃー!君には梨華ちゃんが居るんだから。
665
:
名無し(0´〜`0)
:2006/12/26(火) 00:51:59
いしよしの愛に心打たれました
更新お待ちしております
666
:
すえきち
:2006/12/28(木) 22:53:31
ご無沙汰しております。
1カ月も間が開いてしまい、申し訳ありません。
本来の予定では、年内完結を予定していたのですが、
どうしても時間が取れず、更新が滞ってしまいました。
年内は厳しいのですが、年明け後には更新出来る予定です。
待っていて下さる方、申し訳ありません。
もう少し、お待ちください。
667
:
38
:2006/12/30(土) 00:31:21
大好きな作品なので何時までも待ちます。
668
:
名無し(0´〜`0)
:2006/12/31(日) 04:13:11
作者様のペースで書き上げて下さいね
楽しみに待たせていただきます
良いお年をお迎え下さい
669
:
名無し(0´〜`0)
:2007/01/04(木) 23:10:48
作者さ〜ん 年明けたよ〜!
670
:
満月
:2007/01/08(月) 18:03:26
翌日、会社に行き、ごっちんに報告。
「ごっちん、今度の土曜日に梨華ちゃんの実家に挨拶に行くことになったんだ。」
「おぉ〜!着々と進んでるんだねぇ〜。」
「うん。梨華ちゃんは金曜日に仕事終わったら実家に行くって。」
「よしこは?」
「ウチは土曜の朝に、お母さんとなち姉を迎えに行って、一緒に梨華ちゃん家に行くよ。」
「じゃ、ごとーは金曜日によしこのとこに泊まろうかな?」
「えっ!ごっちん、彼放っといていいの?」
「・・・・もぉ、大阪だから。」
671
:
満月
:2007/01/08(月) 18:08:26
「えぇっ!いつ行ったの?」
「ん〜?・・・よしこに話した時には、もぉ居なかったよ」
そ、そんなぁ〜
ごっちん、ずっと1人だったのぉ・・・
「な〜んでよしこが泣きそうな顔するのさぁ」
「だって、ウチ、全然知らなくって・・・」
「話してないんだもん、知らなくてとーぜんでしょ?」
「・・・ごめん・・・自分の事しか考えてなかった・・」
「もぉ〜、泣くなよぉ〜 ヘタレなんだからぁ」
672
:
満月
:2007/01/08(月) 18:19:42
「ひとみちゃん、なんで泣いてるのぉ?」
梨華ちゃんがやってきて、泣いてるウチを不思議そうに見てる。
「ヘタレだからだよん♪」
ごっちんにからかわれても、反論出来ず・・・
「泣くなよぉ〜」
って、ごっちんに後ろから抱き締められ、梨華ちゃんはウチの頭を撫でてくれた。
「・・うぅ・・グスッ・・・ご、ごっちん・・」
「なぁ〜にぃ〜」
「あ、ありがとぉ」
涙と鼻水でぐちゃぐちゃ。
「な〜に、言ってんのさ!」
相変わらず、不思議そーな梨華ちゃんに、どもりながら説明すると、
「じゃ、ごっちんが大阪に行くまで、私達と一緒に夕飯食べよ?
1人ぼっちじゃ、淋しいよぉ・・・・ね?」
「いいよぉ〜」
「だ、だめ!!一緒に食べるの!もぉあんまり時間無いんだから!」
「時、時間が無いなんて、言わないでよぉ〜 」
ごっちんと梨華ちゃん同時に
「もぉ〜」 って、言われました。
673
:
満月
:2007/01/08(月) 18:26:41
その日から、3人で一緒に帰って、
キッチンで、ごっちんと梨華ちゃんは楽しそうに夕飯の支度をしてる。
ウチはと言うと、楽しそうな2人を見て、ウルウルしてるヘタレっぷり。
「よしこさぁ、いつからそんなに泣き虫になったの?」
「・・・・・・。」
「上目遣いされてもねぇ〜 ごとーは萌えないよ。」
「いや、ごっちんに萌えられても・・・」
「梨華ちゃんに萌えられたら、押し倒しちゃうんでしょ?」
「うん♪」
「バカップル!? じゃないか、よしこだけだから。」
はぁ こんな会話もあと少しだなぁ・・・
674
:
すえきち
:2007/01/08(月) 18:33:59
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
久々更新しました。 少量ですが・・・
38様,668様,669様 お待たせしてすみません。
はぁ、新年早々、卒業発表とか・・・
気持ちの整理がまだつかず、卒業後のビジョンが明確でなく、
更新が滞り待っていて下さっている方、ごめんなさい。
675
:
38
:2007/01/08(月) 22:37:35
新年明けましておめでとうございます。
更新お疲れ様です。
ヘタレよすぃ〜炸裂ですねw
石川家への挨拶はきっとビッシッと決めてくれますよね?
卒業は・・・何となく踊れモーニングカレーのDVDを観た時に卒業が近いのかなって感じてました。
でも、5月とは・・ちょっと気持ちの整理が確かに付きませんね。
更新はすえきちさんのペースで行って下さい。
676
:
すえきち
:2007/01/13(土) 17:29:02
よっすぃ〜の弟さんが亡くなられました。
更新は、しばらく自粛します。
心より、ご冥福をお祈りします
677
:
すえきち
:2007/02/07(水) 18:09:17
本日より再開します。
少しづつの更新になると思いますが、よろしくお願い致します。
678
:
満月
:2007/02/07(水) 18:17:47
金曜日
仕事が終わったらそのまま実家に行く梨華ちゃん。
ウチはごっちんと一緒に梨華ちゃんを駅まで送って、アパートへ帰った。
「なんか、この部屋によしこと2人っきりって、久しぶりだよね?」
「うん、そーかもねぇ・・」
「何?梨華ちゃん居ないから元気ないの?」
「ち、違うよ!」
「じゃ、なにさ?」
「明日の事で緊張してるのもあるし、ごっちんと居られるのも後少しだからさぁ・・」
「ごとーに会えなくなって淋しいって?」
「・・・・うん。」
「認めるなよ!?」
だって、ほんとのことだもん
679
:
満月
:2007/02/07(水) 18:28:26
ごっちんはウチの頭をぽんぽんと叩くと、キッチンへ
「さ〜てとぉ、何作ろうかなぁ?よしこ、何食べたい?」
「オムライス!!」
「りょ〜か〜い!」
相変わらずの手際の良さで、あっとゆーまに完成。
「ごっちんは、ほんと、料理早いよねぇ」
「ふっふっふ。ごとーの実力思い知ったかぁ!」
はぁ〜 「何ため息ついて?」
「うん?」 「なんだよぉ〜」
「ごっちん、ありがとね」
黙ってウチを見つめるごっちん
680
:
満月
:2007/02/07(水) 18:37:47
「今までさ、ありがと。ほんと、ありがと。」
「バ〜カ」 っておでこを小突かれた。
「早く、食べよ!」 「「いただきま〜す!」」
「よくこの部屋で、オムライス作ったよね?」
「うん。なち姉と住んでる時からだもんね」
「うん・・・・」
「ごっちん、ぜってー幸せになれよ!!」
「・・ゲホッ・・急にバカデカイ声出さないでよ!」
「ごっちん、結婚おめでとー!!ばんざ〜い!!」
大声で、万歳をするウチをごっちんは大笑いしながら見てた。
やっと、言えたよ。
ほんと、感謝してるんだ。
いっつも、支えてくれてありがとう。
681
:
満月
:2007/02/07(水) 18:51:28
いろいろ思い出話をした
もぅ遅いから寝ようとゆーことになって、
「梨華ちゃんに悪いから、ごとーは下に寝るよ」って
だから布団を敷いて一緒に寝た。
「よしこ、おいで」
両腕を広げてくれたごっちんに抱き締めてもらった。
「ねぇ、ごっちん。あの時の傷、痕、残っちゃった?」
ウチが壊れて、死のうとした時、ウチの目の前でごっちんは腕を切ったんだ。
「う〜ん、薄くだけど、残ってるかなぁ〜。謝るの無しね!」
「だって、ウチの、せい・・・」
「違う!ごとーの意思でやったんだから、気にしなくていいんだよ!」
「でもっ」
「でもじゃない!! 今はしてないんでしょ?」
「うん、してない。」
「そっか。頑張ってんじゃん。」
ぎゅうって、抱きしめてる腕に力が入った。
「ごっちん、苦しいよぉ」
泣いてるのをごまかすように言うウチに
「黙れ!」 って言ったごっちんの声も、涙声だった。
682
:
すえきち
:2007/02/07(水) 18:52:52
本日は以上です。
683
:
すえきち
:2007/02/07(水) 21:19:36
今日はあいぼんの誕生日だったんですね
もう、1年経つんだなぁ・・・
684
:
満月
:2007/02/09(金) 18:24:16
駅で母となち姉と待ち合わせをし、梨華ちゃんの実家に向かう。
はぁ 緊張するなぁ・・・
認めてもらってるとはいっても、今回は結婚だし。入籍できる訳じゃないんだけどさ
「よしこ、歩くの早いよ!!」
あっ!そーだった
「ごめん!考え事してたから・・」
「わかるけどさぁ、なち姉、身重なんだから〜」
「大丈夫だべ!ひとみも緊張してるんだから仕方ないっしょ」
「お母さんも緊張しちゃって、早起きしちゃったもの」
「よしこも早起きだったね!」
「うん。緊張しすぎで吐きそぉ・・・」
「何情けないこと言ってんのさ!」
685
:
満月
:2007/02/09(金) 18:36:10
「よしこのヘタレは今始まったことじゃないからねぇ〜♪」
「・・・・はい・・否定しませんよ」
みんなに笑われながら、梨華ちゃんの実家に到着。
深呼吸、深呼吸
よしっ!!
ピンポ〜ン 「は〜い!」
梨華ちゃんの声
「いらっしゃい! お母さん、お姉さん、ご無沙汰してます。」
「いいえ、こちらこそお邪魔します。」
「梨華ちゃん、久しぶり」
「お腹、大きくなりましたねぇ」
「もぉ、お腹蹴って大変だべ!」
「まぁ、皆さんいらっしゃい。さぁ、上がってください」
梨華ちゃんのお母さんに促されて、みんなでリビングへ
「あっ、ひとみちゃん。お父さんが2人で話したいって」
「うぇぇぇ 何だろう? 何かしたかな?」
「違うのよぉ、“お嬢さんをください!”って言うのを聞きたいのよ!」
「ほんとに、ドラマの見すぎなんだよ!」
お姉さんが冷たく言い放つ。
「はぁ〜。どちらに行けば・・・」
「客間で待ってるわ。緊張して真っ青な顔してね!」
梨華ちゃんのお母さんに案内され、客間へ
「お父さん、ひとみちゃん来たわよ。さ、どうぞ」
686
:
満月
:2007/02/09(金) 18:45:34
「し、失礼します」
座布団が2枚。正座して待つお父さんの前にウチも座る。
「ご、ご無沙汰してます。」
「いや、あの、梨華から聞いてるんだが、吉澤さんから、聞きたいんだが・・」
「は、はい。あの、梨、梨華さんと、結婚したいんです。」
「したい?」
「あ、いや、あの・・・」
緊張するよぉ〜 うまく、話せないよぉ〜
「え、えっと、あの、結婚、結婚します。で、あの、あの、」
腕を組んだまま、じっとウチを見る・・とゆーか、睨むお父さん。
「お、お嬢さんを、ウチ、ウチに、ください!!!」
正座したまま頭を下げた。
「・・・・・・・・。」
うぅ・・お父さんが何も言ってくれない。
どーしよぉ・・・・・
687
:
満月
:2007/02/09(金) 19:41:41
恐る恐る顔を上げると、
腕を組んだまま、目を閉じ、唇をかみ締めているお父さん。
何も言えずに、ウチは俯いたまま・・・
だめ・・なのか、なぁ・・・・・
どのくらいの時間がたったのか、お父さんが
「・・・吉澤さん、1つだけ、約束して欲しい。」
「は、はい。」
「これからいろいろな事があると思う。偏見、誹謗、中傷。傷付く事も、沢山ある。」
「はい。」
「悲しいことも、辛い事も、きっと、幸せな事より多い。」
「・・・・はい。」
「1つだけ、約束してくれ。
いつか、人は死ぬ。その時に、不幸な人生だったと思うような、そんな人生は歩んで欲しくない。」
688
:
満月
:2007/02/09(金) 19:47:17
「梨華だけじゃない。吉澤さん、あなたも同じだ。」
「は、はい。」
涙が溢れてきた。
お父さんも泣いていたから・・・
「約束、できる?」
「はい。約束、します。」
「うん、うん、他には何も言うことはないよ。娘を、よろしくお願いします。」
「こ、こちらこそ、よろしくお願いします」
お父さんとウチと、お互いに頭を下げた。
689
:
満月
:2007/02/09(金) 19:51:46
お父さんとウチがリビングに向かうと、みんながビックリした顔で見る。
そりゃそーだよね!
2人とも、今まで泣いてましたって顔してるのに、笑顔なんだもん!
「ひとみちゃん、泣いたの?」
梨華ちゃんが心配そうにウチに駆け寄ってくる。
「泣いたけど、でも、悪い涙じゃないよ。幸せな涙だよ!」
690
:
すえきち
:2007/02/09(金) 19:52:47
本日は以上です
691
:
38
:2007/02/09(金) 23:27:57
更新お疲れ様ですそして、お帰りなさい。
梨華パパの言葉に感動して泣いちゃいました。
692
:
満月
:2007/02/10(土) 15:59:22
リビングで自己紹介をした。
そこで、改めてみんなに結婚するつもりだと話した。
「お母さん、うちも娘が3人になったんだなぁ」
「そうね」 って、梨華ちゃんの両親にも認めてもらって、
「こんな娘ですが、よろしくお願い致します。」
って、母となち姉が頭を下げてて、
ウチは、お父さんと話して力尽きたのか、ぼーっとしてた。
「ひとみも頭下げるぅ!?」
なち姉に頭を叩かれ・・・
693
:
満月
:2007/02/10(土) 16:07:42
「もぉ、堅苦しい挨拶は終わりにしようよ!!」
お姉さんがそー言うと、ごっちんが
「そーだ!そーだぁ!!」
って・・・・・・・ ごっちんは当事者じゃないしねぇ・・
「お腹すいたから、食事にしましょう! ごっちん、手伝って!」
「は〜い!」
お姉さんとごっちんで、キッチンからごちそうを運んでくる。
「す、すごいね!?」
「昨日から、お母さんとお姉ちゃんと3人で用意してたの」
テーブルいっぱいに料理が並べられる。
「じゃ、乾杯しましょうか」
694
:
満月
:2007/02/10(土) 16:15:13
「今日のために用意しておいたんだ。」
お父さんは日本酒の一升瓶を持ってきた。
「お姉さんは、お腹に赤ちゃんがいるから、無理だけども、皆さん、今日は飲みましょう!」
た、高そうなお酒だなぁ・・・
「なっちも形だけでも、お酒ください。舐めるくらいなら大丈夫だべ!」
「じゃ、少しだけ・・」
全員でグラスを持ち 「「かんぱ〜い!!」」
「よしこ、梨華ちゃん、おめでとー!」
「ご、ごっちん・・・・」
「ぷはぁ〜 おいしいねぇ〜 さ、さ、梨華パパ、飲んで、飲んで」
日本酒をイッキに飲み干したごっちんが、一升瓶を抱えてお父さんと酒盛りを始めた。
695
:
満月
:2007/02/10(土) 16:21:37
ウチは、ほんとに腑抜け状態。
ぼーっと、みんなを見てた。
「ひとみちゃん、食べないの?」
「・・・あぁ、うん。なんか、気が抜けちゃったのかぁ?」
なち姉はお姉さんと盛り上がってるし、母親同士で話し込んでるし
ごっちんとお父さんは・・・ 酔っ払い・・
「ひとみちゃん、少し私の部屋で横になる?」
「・・いや、それは、まずいでしょ?」
「梨華、ひとみちゃん、どーかしたの?」
「緊張してたから・・疲れちゃったみたい。私の部屋で少し休んでてもいいよね?」
「大丈夫よ!どーせお父さんはもう酔っ払ってるんだから・・」
「ひとみ、お言葉に甘えて休ませてもらったら?」
696
:
満月
:2007/02/10(土) 16:28:51
「うん。じゃぁ、少しだけ・・・」
ふらふらと立ち上がると、梨華ちゃんに手を引かれて部屋へ
一面ピンクなんですけど・・・
チカチカするんですけど・・・
すっごい乙女チック・・・
「ベットに横になって」 促されるまま寝た。
「ごめんね。こんな大事な日に、こんなんで・・」
「ううん。昨日、あんまり寝てないんじゃない?」
「夜中に何回も起きちゃったから、ね。」
「眠っていいよ。ずっと、ここにいるから」
梨華ちゃんはウチの手を握ってキスをした。
ウチはあっけなく、眠りに落ちた。
697
:
満月
:2007/02/10(土) 16:40:19
目が覚めると、目の前に梨華ちゃんの顔が・・・
「梨華ちゃん」
「・・・ん・・ぁっ ひとみちゃん、起きたの?」
「うん。ごめんね、ウチ、だらしなくって・・」
「ううん。もぉいいよ。お腹すいてない?」
そう聞かれた途端、ぐぅ〜 って・・・ は、恥ずかしい
「・・ふふっ 下行って食べよ!」
「うん。でもその前に・・・」
目の前に梨華ちゃんの顔があるんだもん!
「・・・んんっ・・・はぁ・・・ん・・・・ひ、とみちゃ・・だめぇ・・」
キスだけで、そんな声出す梨華ちゃんのがだめでしょ?
698
:
満月
:2007/02/10(土) 16:46:19
「そ、そんな、色っぽい声出さないでよぉ〜」
「だってぇ、ひとみちゃんがぁ・・・」
「だめ!そんな瞳で見ないで! 我慢出来なくなっちゃう! ご飯食べ行こ!」
梨華ちゃんの艶っぽい瞳を振り切って起き上がった。
リビングに行くと、ごっちんとお父さんは酔い潰れてた。
「うっわっ!2人で一升瓶空けたんだ!?」
「ほとんど、真希ちゃんが飲んだのよ。」
はぁ〜 恐るべし・・・ 空瓶抱えて寝てるし・・
699
:
満月
:2007/02/10(土) 16:55:37
帰る母となち姉を駅まで送り、潰れたごっちんを客間に運ぶ。
ウチは梨華ちゃんの実家に初お泊り。
でもね、お父さんはごっちん同様潰れてるし、お姉さんは友達と遊びに行くとかで外泊らしく・・・
お母さんと梨華ちゃんとウチの3人。
「お母さん、先に休ませてもらうわね。」
「うん、おやすみ〜」 「おやすみなさい。今日はありがとうございました。」
「いいえ。じゃ、おやすみなさい」
「私達もお部屋行こっか?」 「うん。」
700
:
満月
:2007/02/10(土) 17:02:18
部屋に入ると、梨華ちゃんが抱きついてきた。
「梨華ちゃん、どーしたの?」
「・・・・昨日、一緒に居れなかったから・・」
「でも、一緒に昼寝したじゃん?」
「・・・・・・いじわる・・・・」
力一杯梨華ちゃんを抱き締める 「冗談だよ。梨華ちゃん、好き。」
「わたしも。ひとみちゃん、大好き」
ウチの首に両腕を回して引き寄せられるように、深い、深い、キスをした。
701
:
すえきち
:2007/02/10(土) 17:15:41
以上です。
夜、更新できるかな?
>38様
ただいまですw
泣いて頂けるなんて・・・
梨華パパに代弁してもらいましたが、ほんとにそー思うんです。
前にハロモニだったかな?
「辛いに1本線を足すと、幸せになるんだよ!」
って、言っていたのを思い出しまして。
悲しみ・苦労≠不幸 だと、思うんです。
702
:
38
:2007/02/24(土) 22:32:43
更新疲れ様です。
甘える梨華ちゃんは最高にカワイイです。
「辛いに1本線を足すと、幸せになるんでよ!」この言葉を言ったのは
あいぼんでしたね、彼女も復帰の兆しが見えてきて4人の4期を見れるのも
そう遠い話では無くなって本当に良かった。
703
:
すえきち
:2007/03/29(木) 07:34:25
ご無沙汰しております
仕事が鬼のように忙しく、PCも開けない状況です。
携帯からなんですが、待っていて下さる方、申し訳ありません。
放棄はしません。
必ず、復帰します。
もうしばらく、時間をください
704
:
38
:2007/03/29(木) 22:04:49
放棄しないと聞いて安心しました。
無理せず仕事が落ち着いてからすえきちさんのペースで更新してください。
また〜り待ってます。
705
:
名無し(0´〜`0)
:2007/03/30(金) 02:16:03
復帰楽しみに待っています^^
落ち着くまでは、じっくり待っていますからがんばってくださいね
706
:
T-bone
:2007/06/08(金) 15:17:19
初めて書き込みさせてもらいます。
いや〜、よっすぃーと梨華ちゃんの愛に、めちゃくちゃ胸が痛いです。
本格ラブロマンスですよねぇ。ハ〜って感じです。
更新はボチボチで大丈夫ですよ〜。
無理しないでくださいね(^^)!
707
:
名無し(0´〜`0)
:2007/10/17(水) 21:36:09
やっぱり放棄?
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板