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日々の事

1KAZUKI:2004/01/06(火) 12:05
日々の事。

2KAZUKI:2004/01/06(火) 12:09
メールのお返事は
http://jbbs.shitaraba.com/music/1173/storage/1064649975.html
このスレの最後の方にありまっする

前の「近況」スレが何を書くスレッドが判んなくなって来たので、も少し緩めの”日記兼日々思う事”スレとして
新規スレ立てです。

3KAZUKI:2004/01/06(火) 12:22
お昼休みだが自宅に戻ってCD整理。
ともかくレビュー途中の作品だけでも見つけてしまわないと。
にしても、せめて引越しのときにアルファベット順辺りで並べとくんだったなァ…。

4KAZUKI:2004/01/06(火) 12:53
>>2のラス辺り、政治絡みの意見やフールスメイト関連でご意見。
あんなグダグダした書き物がウケるとは(失礼ながら)よく判らん…
書いた本人にしてみれば「ここで書いたのは失敗だったかな」とちょっぴり後悔してるくらいなんだが

う〜ん…。政治関連の意見、読みたいですか?

まぁ、ここは現状、音楽サイトなんで、当面はあくまで音楽中心でと言う事で。
異端がらみはまず参考文献リストでも作ってみて、自分で勉強しながらコンテンツを増やしていく事にしよう。

5KAZUKI:2004/01/07(水) 21:09
突然の夜勤と残業で丸々一日つぶしてしまった。
帰りにジュンク堂。チェスタトンの随筆が復刊されているのを発見して未読分を購入。

8KAZUKI:2004/01/08(木) 23:06
今、このサイトはインフォシークの無料webスペースを使用しているのだが、なんでももう暫くすると現在のような
ポップアップ広告ではなくて埋め込み広告強制表示になるらしい。
ポップアップだって相当イヤなのに、埋め込み広告強制表示なんぞになったら迷惑極まりない。
とは言ってもそこは無料だし、タダで使わせて貰ってるのに抗議をかますわけにも行くまい。
そういう訳でここ数日新天地を探している。

今のところ独自ドメインの取得を考えているのだが、現行だと独自ドメインは登録者の情報開示が義務付けられて
いて、そこの所が少々踏み切りがたい。
今日はその”登録者情報”がどのくらい判るんだろうと思って知ってる所を数箇所試してみたのだが、当初想像して
いたより遥かに細かい所まで表示されてしまうので驚いた。
今日始めてその辺の記事を読んだので、もう少し勉強してみないと判らないが、なんつーか、危ないなァ。

9yuki:2004/01/08(木) 23:29
独自ドメインの登録ですが、WHOISにプライバシーを表示させたくない場合など
レンタルサーバ会社経由で登録してもらえば個人情報は開示されません。
例えば
http://21-domain.com/html/m1050_1.html のQ3や
http://j-navi.com/cgi-local/order/order_form.pl の4など
調べて見ると良いかもです。

10KAZUKI:2004/01/08(木) 23:35
yukiサンどうもありがとう。

ほへえ。開示しないことも出来るのか。そりゃ素晴らしいや。
んじゃあ我がサイトもいっちょ独自ドメインでやってみるかな。

11KAZUKI:2004/01/09(金) 00:16
それから今日はフォントをDL購入した。
バナーの新デザインに欠かせない最後のパーツがようやく。

「美学系」。最初は今さら感があってあまり深く考えなかったが、よく考えてみると「美学」なり「耽美」なり
そういうキーワードでひっくるめると”ヴィジュアル系”よりも成り立ちや経緯が考えやすくなるというか、
そういう意味で便利ではある。

”ヴィジュアル系”と括るとどうしても『X‐JAPAN』や『SHAZNA』を範囲に入れる必要が生じてくるのだけど
(そこでゲイ文化やLAメタルについての言及が必要になる)「美学」や「耽美」なら異端文学やゴス精神との
繋がりに集中して考えればいいしなァ。

まぁ、『SHAZNA』にしたって、当時徐々に失われつつあった”歌謡曲”を復興させたと言う意味では結構重要かも
しれないと思ってるんだが。

12KAZUKI:2004/01/11(日) 10:20
ドメイン取得デキター
新サーバ広告でなくて快適ー

せっかくだから俺はこの赤のサーバを
…じゃない、せっかくだからちょっと更新してから告知するとするか
パーツそろったからバナー更新したいんだが、残念ながら今日も夜勤だ

14KAZUKI:2004/01/11(日) 13:49
いわばヴィジュアル系の元祖であるところの『X-JAPAN』は勿論そうなんですけど、エクスタシー系の
バンド群にだって「美学」はあるわけです。
その辺は重々承知なんですけど、今後うちのサイトで扱うのはポジパンやニューウェーブ流れの
「暗闇の美学」路線で行きたいな、と。

『X-JAPAN』を筆頭とするエクスタシー系だと、自分の受け取り方がその辺、違ってきてしまいまして。
指向として”暗鬱”もしくは”空虚”と言うよりは”絢爛”や”豪奢”といった言葉の方が似合う感じです。
彼らの曲を聴いて感じるのはどちらかと言えばHR/HM寄りのカタルシスなので、今、自分が考えてる方向とは
ちょっと違ってきてしまうんですよね。
『X-JAPAN』だと「Jealousy」とか大好きなアルバムなんですけど。う〜ん。

15KAZUKI:2004/01/13(火) 11:32
早めのお昼休み、のんびりしてると不意に扉をガンガン叩く音が。
某運送会社のおっちゃん、あんた昼間はいつもそんな不在確認しとったんかい…。

さて今日は早く帰れますように。

17KAZUKI:2004/01/15(木) 23:17
ここ一ヶ月くらいの間、文章のスタイル、規則の類をほとんど気にせずに好き勝手に書いている訳だが
(なので接続詞が適当だったり間近で同じ言葉を繰り返し使ったりしてるのだ)
そろそろダラダラと書くネタも尽きてきたし、無秩序にも飽きてきた。

残ったお題についてはいつか書くかもしれない。書かないかもしれない。
(しかし、とりあえず「匿名掲示板」「社会党」「音楽雑誌」についてはいつの日か何か書くだろう。
「匿名掲示板」はとうの昔に過去の経験でしか無くなっているし、「社会党」は風前の灯だし、
「音楽雑誌」についてはこないだフールスメイトを読んだのが久々な程遠ざかっていたが、そんな題材
だからこそ、ダラダラと何か書いてみたくもある。)

ともあれそういう訳で『Diary』は一端終わり、『Guestbook』が始まる。

18KAZUKI:2004/01/17(土) 13:20
ここでダラダラ書かれている文章の内、呼びかける・話しかける形式で書かれているのはメールのみの方や
福岡に戻ってきてからとみに増えた実社会でのWeb仲間あての物です。
何度かメールには書いているのですが、俺は日常生活を共有する人がWebの掲示板で日常の雑記や通信を書き合う
ような状態と言うのが非常に苦手で(目指せ”気取りっこWebサイト”)、今のところそこの辺りはかなり
気を使ってもらっている訳ですが、そういう交流の内、メールに書き漏らしたことや、書けていない事のうち
書きたい事をダラダラと書いてたんですね。

しかしなんだかいびつな方法ではあり、妥協点を模索中です。
そんなだったらいっそBBS無くしちゃうとか。
その分LINK先にこまめに遊びに行って礼を欠かないようにしないとだけど。
メールフォーム式にするとか。

19KAZUKI:2004/01/17(土) 13:21
おおう”が”連チャン。

夜勤明け。明日は飲み会。

だから日記にはせんというのに

20KAZUKI:2004/01/17(土) 16:28
やぁグッドモーニング。
…う〜ん、オラなんだかBBSへのLINKを外したら済むだけの話のような気がしてきたぞ。

23KAZUKI:2004/01/20(火) 22:36
さりげな〜く開いてますが、過去ログ整理を少々行ってから休止するっちゅうわけです。
更新予定スレッドなんかは時々確認しておかんと。
そういうわけで今後は管理人が記憶の9引き出しを探るための幽霊BBSと化す予定であります。

今後はちっと作業して作業が一段落したらまた休止、で。
将来管理人がレスしないゲストブック専門の掲示板として復活したりする事もあるかもしれないし、
完全閉鎖はしないでおくかな、と。

Whois 検索でサーバ管理者、登録者の個人情報が判る事を知らなかった方(管理人)が…。
まぁ、よほど悪意を持った人が使用しない限りはそっからトラブルになったりはしないと思うけど、
もしも何かあったら迷わず警察にネ。

「あっ」と思った時は既に手遅れ、「おやっ?」で警戒、これ鉄則。

あと、うちみたいに希望すれば個人情報を開示しないレンタル先もあるみたいだし、そういう所を
使うのもいいやね。

24KAZUKI:2004/01/23(金) 23:23
いやぁ〜、アナタ。
とっもっかっくっアナタ。溢れでる物を抑えきれずに言葉にならない。

いや話の本筋とは関係ないが。

過去ログの整理ってともかくメンドイなァ。
仕事は仕事でアホみたいに忙しいし、仕事終わって家帰って過去ログの整理やってたらなんだか
機械人間にでもなったような心持ちだよ。
ゲストブックは新しく借りなおした方が早いんじゃないかとも思わないでもないが、せっかくだから
最後までやるとしようか。

仕事がヒマな時は”頼むから死ぬほど忙しくなってくれ”と思うが、なったらなったでイヤなもんだな
多忙な頃が夢なんて後からしみじみ思うもの、か。水谷豊の唄みたいだ。

本日の余談。
ぶっちゃけZARDと倉木麻衣の選曲は逆やろう。どっかの週刊誌ではホメてたが。

25KAZUKI:2004/01/23(金) 23:49
大方針は変わらないが小方針はしょっちゅう揺れ動く。

新規バンドのレビュー入れて更新してから移転告知するつもりだったが、こんなじゃ無理かもなー。
少しずつでも告知を始めたほうが賢明かもだ。
ともかく仕事してるからCDやら本やら満足に買えるわけで、そっちに穴を開ける訳には行かんからなァ。

しかし追加レビューならともかく、新規のレビューなら絶対に余裕のある時間が必要だ。
今無理に書いてもろくなものは書けないで虻蜂とらずが関の山だろう。
まぁ今日は早めに休んで、明日考えるとするか。ともかく疲れた!

26KAZUKI:2004/01/24(土) 00:01
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-040123-0003.html
ピンクフロイドバレエ。わーお

結構イケるかも

27KAZUKI:2004/01/28(水) 12:29
せっかくかぎをあげたのに できのわるいせいとだ
ねっきょうしたまえ
ねっきょうしたまえ
さらにねっきょうしたまえ

おけしょうばかりをべんきょうして
いつだつとこうぼうはいらないのかね?


…そうだね。
まんがいち かぎがかぎあなにあわなかったら こわいものね。

28KAZUKI:2004/01/28(水) 14:42
夜勤の時間まで使ってようやく集計が終わったのだけれど、肝心のプログラムをまだ上げてくれておりませんでした
おいらはドッと疲れてしまって帰ってくると同時に泥のように眠って現在に至りましたとさ。ふわぁぁ。

29KAZUKI:2004/01/28(水) 23:21
今はサイトと繋がってないし、そのせいで訪問者も少なめになってるので
このBBSの開店閉店は管理人の気分次第、完全ランダムになっちょります。

総スレッド数だけがじわじわと減っておるわけだね。ふふふ。
スレが空っぽになったぐらいにゲストブックとして再生、ちうわけやね

30KAZUKI:2004/01/28(水) 23:29
せっかく熱狂を手に入れた人もしばらくすると恥じ入るように小さくなって元の状態に戻ってしまう。

端正も冷静もどこにでもあるのにどうしてみんなそっちの方を欲しがるんだろう

32KAZUKI:2004/02/03(火) 17:02
宗教、神。う〜ん、神ねぇ。
自分はまだ未成年だった頃の一時期を除いて「世界を統べる絶対者」の存在を信仰したことは無いし
(両親の教育の一環として勉強した初歩の仏教だった)これからもないだろうけど。

(思考実験として仮に、例えば”世界の摂理”としてそういったものを仮定せざるを得ない場合でも、
少なくとも『人格を持ち、我々人類と交流が可能で、人間の欲望や、コンプレックスの解消といった
願望を解消してくれる存在』とは絶対に想定しないと思う)

人間は無限の何かを手に入れるために生きるのだと思っている。
(”無限の何か”があまりにも大仰なレトリックだと感じるなら”永続性のある何か”でも良い)
自分がそうなる事を望む場合もあるし(名誉欲)、他者にそれを委ねる場合もある(共同体への忠誠)。
だいたいは家族を構築し、子孫を作る事でそれを満たす場合がほとんどかもしれない
(しばしば人格の継承と混同される『血筋』の継承)。
それは殆どの場合人間の内面において手に入るもので、世界の外に存在する絶対者に与えられるたぐいの
物ではない、と自分は考えている。

では、1)何故世間には”世界の外もしくは全てである所の絶対者”を想定する宗教が存在するのか?
2)宗教が必要なのは誰か?
3)宗教の与える安息とは何か?それは通常の生活では手に入らないものなのか?
そして、
4)宗教は必要か?
…と、いう観点から考えてみる必要がある。
ちなみにそれぞれの問いに対して自分の中には答えがあるけれど、まだまだ不完全だと思うので
ここには書かない。

この設問に明確な答えを出すにはもっと人間の”弱さ”を見つめなければならないのではないかと
思っている。光の下だけでなく、光の差さない暗い所まで進んで行かないと答えの糸口すら掴めまい。

33KAZUKI:2004/02/04(水) 21:29
と、上のようなことを書くと(ぶっちゃけ上に書いてある事は現代のほとんどの宗教の否定なので)
「じゃあ管理人KAZUKIが余暇を削ってまでキリスト教や仏教の文献を読んでいるのは何ゆえ?」と思う人も
いるかもしれない。

そこでそれは何故かと問われれば、それは
「神、絶対者、世界の摂理の証明こそが人類の行った最も大胆な知的挑戦だからである」としか言いようがない。
その証明の過程そのものもいちいち興味深いのは勿論。

世界の外に、もしくは背後に絶対者を想定し、それを果敢に証明する事で人間はどこまでも偉大になり、
同時にどこまでも愚鈍になった。
神の名を冠する事でどれほどの偉大な美徳が生まれ、また、償いようもないほどの蛮行が繰り返されたかは
歴史を紐解けば誰にでもすぐに判る事である。
人は無限を蔵する人格を仮定する事で、ありえないその無限を手に入れる方法を考え、それに挑んだ。

神の設定の是非は別に論議するとしても。
管理人が最近とみに考えるのは、ニーチェが”神は死んだ”と呟いた瞬間に矮小化を始め、結果、現在では
全く喪われてしまったある精神性についてなのだ。

34KAZUKI:2004/02/04(水) 21:41
人間には”無限”が必要だ。
しかしそれは、人間が外から与えられる物であってはならない。

世界中の子供達に。未だ櫂無き小さな船達に逸脱と光芒と熱狂を。
まばゆい鍵が、彼らと彼女らの世界を拓きますように。

35KAZUKI:2004/02/19(木) 23:04
随分はかどったな…。あと一歩ナリィ

『人間は多面体』そんなに物珍しい意見ではないよ。
学生の頃から判ってる人は判ってるし、就職してからも何度となく聞いたし、自分が昔遊んでた
匿名掲示板でも何度でも見た気がする。

ていうか。
この手の「人生訓」に”自分しか思いつかない物”なんて、まず無いと思った方が。


>人間には”無限”が必要だ。
そう、欲望も無限です。
それでは、これを抑制するために(無限な「個人の内面」と「社会」を調和させるために)
人間は何を作ったか。
”宗教”だと解答としてはちょっと目が粗いです。

36KAZUKI:2004/02/20(金) 20:30
たまたま早めに帰れたので天神で買い物してたら、微妙なスタンスと謎のメール攻撃で
俺に「暗黒系サイトはもうコリゴリだ」と言わしめた某サイトの管理人氏とバッタリ出会う。
ベタなヒップホップ好きの格好で、今はヒップホップに興味がある、と眼を輝かせながら語ってくれた。

…かなりの困ったちゃんだが、同時にまた、愛すべき謎の人でもある。

39KAZUKI:2004/02/20(金) 21:22
遠い昔から変わらない性分なのだが、管理人は”自分に絡んでくる困ったちゃん”が、実は結構好きだ。
例えば一度困らされた相手でも、時折ふとその”俺を困らせっぷり”が懐かしく思い出されて
「あのコったら最近は元気でやってるのかしらウフフッ」等と親不孝通りのショーパブ『あんみつ姫』の
トマトママ風に語りつつ、その人物のサイトやら或いはその人物の生息する掲示板やらをちらっと覗きに
行ってみたりする。
(多分この辺りの性懲りの無さは「十年先の豪邸よりも目先の大騒ぎ」を重んじる我が家の家風が
 原因だと思う。
 思えばこんな性格の人物が今でも匿名掲示板に入り浸ったりしてなくて本当に良かった)

そんでもって相変わらずアレげな感じだったりしたら嬉しいのだが、ちょっと分別がついて成長してたりすると、
成長を確認した安堵と同時に一抹の寂しさを感じたりもするのである。

今かい?寂しいさ、もちろん。ちぇ。

40KAZUKI:2004/02/26(木) 12:10
ロップス画集を購入。な〜んだ、ジュンク堂に置いてあったのか、と脱力。
国内版では出てないと思い込んでたので完全に盲点になっていて、背表紙に「ロップス」の文字を
発見した時はホントに驚いた。
生田耕作が裁判沙汰に巻き込まれたバイロス画集もここから出てたのか。

生田耕作と言えば「ダンディズム」の単行本どこにやったっけか。
余暇が少ないときに限って不思議と読みたくなるんだよな。

あとは海外でも絶版になってるモッサの画集が欲しい。
あんまり熱心に探してる訳ではないけど、クリヴェリも。

ちなみに入り口には書き加えましたが。
ここ、以前のBBSと構えは同じなのですが、ホスト規制してあって管理人以外は書き込めない
(…はず。俺と同じ福岡県の某ベッドタウンに住んでて、かつ同プロバイダ加入者なら、
書き込めるかもしれないのだが)設定になってます。

45KAZUKI:2004/02/26(木) 15:22
・偶像と英雄
 興味深いですが、音楽に限らず何かを鑑賞するというのはそもそも虚像を追いかけることです。
 英雄になりうるのは創作者、表現者本人だけで、鑑賞者は全て偶像崇拝者なのです。
 ミイラ取りがミイラに、とまでは言わないけれど、自分も音楽が好きで、なおかつ他の音楽ファンとの
 差別化を図りたい意思があるのなら、前提としてそういう自覚、注意は持っていた方が良いと思うです。

 それにしてもそんな意見や会話が穏当に成り立つって事自体、某掲示板も俺が遊びに行ってた頃に比べて
 随分落ち着いた…って事なのか。まぁ再び見に行きだすとハマっちゃいそうなので行きませんが。
 ともかく、自治が成り立ってるのは良い事だと思いますよ。
 音を楽しむ人間同士、仲良くやれれば一番良いしね。

 なんか話がぼやけましたが、つまり偶像と英雄を判別する、なんて事に時間を使うぐらいなら、せめて自分が
 英雄になれるかどうか試してみるなり、「崇拝者」の自覚と覚悟を持った上でハジけて楽しんだ方がまだしも
 有益ですよ。と。
 それで仮に「英雄になれない」「崇拝者になれない」事が判ってしまったとしたら、尚の事Goodだと思うし。

 ともかく「俺は、私は他の奴と違うんだ」と固く信じたままでその”他の奴”と同じ事をやってる状態よりは
 かなりマシだと思います。

 どうも”又聞きの又聞き”で、上手く回答になってるか不安ですけど。

47KAZUKI:2004/02/26(木) 16:02
・リンク変更の件
 相互リンクは行っておりません、と明記してありますので、全く構いません。
 自由に変更してくださいませ。
 むしろそういった形で特別に処置していただける事自体、面映い気すらします。
 こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。

49KAZUKI:2004/02/26(木) 16:28
>>46に関して。
その人が嫌っているグループのファンと「崇拝者の自覚を持った崇拝者」(既にレトリックの罠が入ってますが、
ぶっちゃけ言ってしまうと「対象と距離を保つファン」の事です)の違いはどの辺なのか、と考えてみるのも
良いかもしれません。
”時代”に関する定義、”影響”に関する定義も必要ですね。
”次の時代”は誰が判別するのか。売り上げか、音楽雑誌か、自分自身か。ワイドショーに登場する回数で
判別するのもそれはそれで意義があるかもしれません。

何かを”英雄”として持ち上げている以上、”神格化”と冷静に距離を保っているようでいて、実は神格化を
行ってしまっているのです。

どうせならばもう一歩距離をとって、自分のスタンスへの自覚を持ち、他者への屈従としての神格化よりも
自分の中の”熱狂”に火を灯す材料として、その上でそこに訪れる物を待ってみて欲しい…と自分ならば
思うのです。

しかしここまで考えたら、実際にその書き込みの前後も見てみたくなりますね。
音楽関連の板なんでしょうけど、面白いことを書く人がいるものです。
その書き込みを「反論するに足る事」と「それ以外の事」で分けるなら明らかに前者ですし。
でもまぁ、自分との約束を破ってしまうのもアレですし、やっぱり我慢すると致します。

50KAZUKI:2004/02/26(木) 23:29
>>45>>49は某掲示板の書き込みを送って、質問してくださった方へのレスです。
そもそも”どこの板か”どころか、前後の流れすらわからない状態でそこだけ切り取った物を見てるので
相当判りにくいレスになってますです。ご指摘あったので一応そういう事実関係を注釈。

それから最近またポツポツ来る様になったんで見解をきちんとお答えしときますが
「いいじゃないですか、名前変えて書き込むくらい。いろいろ考えるさ、にんげんだもの」
そもそもウチはとっくの昔にモメてないし、ようやく自分の思う形で平和に運営出来て来てる所なので、
焚きつけられても困るのだよなァ(素レス)。
その話はちょっと聞いてはいますが、うちからイジるつもりは全く完全に超クリヤーに無いので無関係、
つー事でバーリヤッ
6ロックの人と4シの人に関する質問は今後一切受付けねーです

51KAZUKI:2004/02/27(金) 01:00
http://www.zakzak.co.jp/geino/n-2004_02/g2004022612.html
"タレントのKAZUKIこと"
やな芸名持ってる犯罪者だな

52KAZUKI:2004/03/05(金) 02:01
もうヘロヘロでござんす。
>>50
 焚きつけた訳ではないんですね。いや、面目ない。
 ”以前モメた(笑”とかのネガティブワードに過剰反応しちゃったですよ。
 「気になる理由」もなんとなく了解しました。ただ、言い分としては正しい所もありますよ。
 過剰供給で質が物凄く下がってるのも確かだし。その辺は身びいき無しで見た方が…と。
 で、とりあえず本件は

 「KAZUKIってばドジっ子!テヘッ☆」

 って事で収めといてください。よし丸く収まった!


 でもまぁどっちにしたって、俺には実際の所は判らんし、判った所で何がある訳でも無いからその件に対する
 スタンス自体は変わらないです。
 推測通りなのかも知れないし、全然違うのかも知れないし。
 「かもしれない」って話は前聞いた事ありますけど、別段掘り下げて聞き返そうとも思わなかったしなァ

 ご質問の欧州非英語圏の個人輸入代行、前使ってた所が潰れてしまったので新しい所を試してます。
 よさそうだったらLINKに加えますので。
 基本的に、個人輸入まで規制されるような事態にはならないだろうと思っています。

 ・弟
 負け犬になって帰って来るぐらいなら野垂れ死んどけ、とは言いました
 東京じゃ駆け出しなんだからシゴかれるのは当たり前です
 全力でやってもフィットしないのはしょうがないけど、力も出し切らない内から”言い訳”や”逃げ道”の
 記憶ばっかり抱えて戻ってくるような真似はするなよ、と
 歌唱力自体は上がっていて、きちんと頑張ってるみたいですよ。

53KAZUKI:2004/03/05(金) 03:06
『島耕作』だったら突然の辞令が来ても大丈夫なので心配無用だ。

どこからともなく彼に言い寄るレディーはみんな本件に関する重要人物の知り合いか上司か部下なので
相手の情報がツツヌケだったりこっちの言いなりになったり「島君はなかなか見所のある若者だワッハッハ」とかなので
全然心配無用だ。むしろビジネスチャンスだ。

言い寄ってくるレディーがいなくても一見ジェントルに見えた相手が実は裏社会に一枚噛んでたりするので
レディー達の人脈や情報網で相手はペシャンコだ。

しかし実際の話、そんな構造の話ばかりだからこそ”島耕作”はずっと第一線でやっていけてる訳だから。
そもそもこの作者、”島耕作”以外の作品だと結構真っ当にストーリーテラーしてて、しかも島耕作よりよっぽど面白いのだ。
傾向として”アクシデントから広がるアドベンチャー系”の話(ビジネス漫画向けの展開)よりは”時間軸を逆に辿って
行く類の因縁話”好きだしね。
そう考えていくと因縁話の構造をチマチマと書き上げるパターンを、ビジネスの舞台に「色恋絡み」という一種露骨とも
言える方法で持ち込んだ”島耕作”シリーズは、ひょっとしたらこの人にとって最大の問題作なのかも知れない。

ああ話それましたが。
俺が書きたかったのはね、”大衆性”と”ポップ”は似て非なるものだけど両立しますよ、とそういう感じの

54KAZUKI:2004/03/05(金) 03:13
全然違うし。
つーか7行目と8行目の間で破綻している。

そんな構造の話こそ大衆性のある話な〜のだ、とかバカボンのパパ口調じゃなくて書きたかったのだ
しかし島耕作だって現れた時は大衆性があるだけでなくポップだったのかも知れず、と

寝ようかな。

55KAZUKI:2004/03/05(金) 12:52
・『風の中のイーリアス』
 結構意図と違った捉えられ方が。でも元々あれはタイトルと中身のバランスが微妙だしナー(汗
 トロイの木馬、を。

56KAZUKI:2004/03/05(金) 12:57
語感にこだわらず『風の中のオデュッセウス』とかにしとけば良かったかなァ、やっぱ
アメリカンハードの乾いた質感と欧州ロックを思わせるウェットな部分のどちらが木馬でどちらがギリシャ軍かはともかく

57KAZUKI:2004/03/05(金) 13:05
解決されないジレンマ、という意味ではやっぱり「トロイの木馬」が出て来る『イーリアス』の方が似合ってるか。
『オデュッセイアー』の物語を連想されたらそれはそれでリンダ困っちゃうし。

60KAZUKI:2004/03/19(金) 00:28
すいません、3月中旬になったら更新どころか倍忙しくなりやした
せっかく移転のお知らせで回ったLINK先の方々にフォローが出来ておりませんです
4月までにはなんとかしたいネ
数多くないメールのお返事もまだ出来ておりません、スマンソン。

北欧系だなスマンソン。押入れの中からメロトロン引っ張り出してきたと思ったら返す刀で教会に放火したりしてるんだな
(北欧に対するかなり偏った理解)。

・自衛隊海外派兵
 う〜ん、無茶苦茶長くなりそうなんで避けてましたがどうしてもと言われれば…
 今回は大雑把に。で、そのうちまた改めて書くかも知れないです。

 ザッと言わせて貰えば、
 有事法制の整備自体は日本が一人前の国家になるためにもいずれやらなければならない事。
 (もちろん基本的に国内の防衛に関する法制に限り、解釈次第で予防戦争が引き起こせるような曖昧さ、自由度は
 文言内に含ませるべきではない)
 そもそも税金を払って養っている自国の防衛力が、イザという時に本当に使えないような軍隊である事の方が
 よほど怖いです。
 がしかし、国防に対する国民の理解がまだまだ得られていない現状での海外派兵、しかも”イラクへの派兵”を
 選んだのは選択肢として最悪…といった所でしょうか。
 戦後日本の”鬼子”扱いされてきた自衛隊にさらなる重荷を負わせる事になってしまったような気がします。
 派兵という行為自体は、危険地帯への治安維持任務など、東アジアの地域平和に寄与できる可能性もあり、一概に
 否定すべきとは思わないけれど(近隣諸国の国民感情、警戒感への配慮等、これもまた微妙な政治問題なのですが)
 仮に肯定するにしても、今回のようなケースを初舞台にして欲しくはなかったです。

 管理人は、戦争の永久放棄を謳った現行の憲法第九条を無価値と考えたり、戦争とそれに伴う自己犠牲を盲目的に
 賛美する意図等を全く持っていない事を最後に申し添えておきます。

 心を空にして音楽を楽しみ、レビューサイトを運営できるのも、日本が平和であればこそ…です。

61KAZUKI:2004/03/20(土) 13:17
ちなみに上記意見、現在猛威を振るいつつあるテロリズムに関する意見は含んでおりませんのでご了承の程を。

イラク戦争にせよ海外派兵にせよ、諸悪の根源は悪しきテロリズム、という点だけは誤解のないように。
テロとの戦い自体は国際社会が協力して推し進めなければならない問題であり、”イラク戦争”はそのための
方法として、国際社会の同意を得ないままのアメリカ軍による武力攻撃、という方法が選ばれた点が問題なのです。

テロリズムとの戦いに関しては、その発生過程を含めてどのように対応していくべきかと言う”方法”こそを
真剣に論議すべき時期なのだと思っていました。
欧州や中東で立て続けに起こる爆弾テロによって必要以上に過激な意見だけが幅を利かす事の無いよう願うばかりです

62KAZUKI:2004/03/20(土) 14:37
9.11のテロ攻撃が無ければイラク戦争は起こらなかったろう
9.11のテロ攻撃はアメリカの中東に対する軍事展開と武力行使に格好の口実を与えたと言える

どちらにせよ悲惨なのは、テロの犠牲になった人々と、戦争によって様々な物を奪われた民衆である事だけは間違いない

63KAZUKI:2004/03/27(土) 23:40
久しぶりに何か書こうかと思ったらいわゆる”身に覚えのない債権の請求”てのが4件も届いていた。
警視庁も最近はちゃんと連絡フォームを準備してあるんだがやっぱりメンドイのだ

ちなみに知らない人のためにLINKしておく
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/anket/mail1.htm

>灰サン
 『夜想/ゴス』のお話、近日中にこちらの方に書くことに致します。

64KAZUKI:2004/03/27(土) 23:42
ありゃ、跳ばないや。
ご使用の際はURLをコピペして使ってくんしゃい。

65KAZUKI:2004/03/27(土) 23:49
あと、ヘッダのコピーも忘れずに。

『薔薇の葬列』がピーターの主演映画のタイトルでもあったという事実を今日DVD売り場で初めて知って驚く俺。
そしてジャケのあまりのインパクトについついレジまで持ってってそのまま買ってしまう俺。

67KAZUKI:2004/03/30(火) 16:53
・ハマス
 季節の魚の話題みたいやな

 まぁ時期が時期だけに勘繰りたくはなりますよね。
 スペインに歩調を合わせる国家が多くならない内に、中東にさらなる緊迫した状態を形成して
 なしくずしにイスラエル&親米西側諸国VSパレスチナ&イスラム諸国という構造に持ち込もう
 とでもしているのか、とか。
 つーかせめてその程度でも何らかの遠謀はあった上で行われた、とでも思わなければ、ハマスが
 テロリズムを容認する危険な集団だという事実を差し引くとしても、タイミング的に訳が判ら
 なさすぎます。

68KAZUKI:2004/04/02(金) 23:04
引越しのお手伝いや新人さんへの研修資料作りとか

そういう訳なのでレスはもちっとお待ちを!

ところで、
・大の大人が
 よく判りませんが、流行ってるんでしょうか。

69KAZUKI:2004/04/03(土) 00:00
りるサン、快音サン、まっつんサンお久しぶりです、こちらこそ大変お世話になりました。
現在この掲示板は管理人以外書き込めない設定になっておりますので、何かありましたらお手数ですが
メールにてご連絡下さい。

>Crefサン
 時事問題を語る時に”凡庸”を懼れるべきでは無いと思います。
 むしろ”他人の耳目を惹き付けさせる為だけの過激、奇矯な意見”の害悪を知るべきです。

 >既成概念
 むしろ既成概念が”何処にあるのか”の方が優先して考えるべき問題だと思います。
 ありもしない物、というか自分の心の中にしかない物に対して、意気盛んに攻撃を加える…といった
 深刻かつユーモラスな光景はインターネット拡大期に時々見かけたものですが。
 少なくとも音楽に関しては、少し大きな街に行けば大概のスタイル、フォーマットが入手可能となった
 恵まれた状況の昨今、”ジャンルの定義にこだわるタイプ”は以前よりも明らかに減少しているのでは
 ないでしょうか。

 >HR3大バンド、プログレ四天王etc...
 もちろん彼らが優れた作品を実際に世に送り出し、それらの作品が入手し易かったから、と言うのは
 大きな理由の一つだと思います。

 それから個人的に考え続けている事ですが。
 現代ほど情報の流れが早くなかった時代、音楽マニアは同好の士を見分ける、”聴き方のスタンスや
 聴き込み具合を判定して自分との相性を判別する”為の共通言語、全国共通のリトマス紙を持つ必要が
 あったのではないでしょうか。

 長い間他者に取って代わられる事の無かった彼らが、インターネットによる情報、距離格差の僅少化が
 進む現代において徐々に神秘の祭壇から降ろされつつあるのは、むしろ良い傾向だと思っています。

 昔のように”聴いていなければコミュニティへの参入が困難になる”等と言う窮屈な存在ではなく、
 純粋に”良い音楽を長い間作り続けてきたミュージシャン達”として評価が進むのであれば(というか、
 昨今は既にそういった再評価自体が一段落した気配すら伺えます)それはインターネットがもたらした
 最も歓迎すべき出来事と言えるのではないでしょうか。

70KAZUKI:2004/04/03(土) 10:16
>>69書き足りてないとこあるんで、その辺はまた折に触れて。
ていうか久々にこんな時間まで寝ちゃったよ。昼から再び仕事場へ

71KAZUKI:2004/04/04(日) 22:12
一時帰宅。ついでに以前の書き込みにちょと追加です。
>Crefサン
 >「罪のない人が死ぬから悪いんだなあ」位しか言えません
 凡庸な意見だと卑下していらっしゃいますが、自分はCrefサンが仰るその立脚点こそが一番大事なのだと
 思っています。
 ”華麗な論理展開”や”諧謔にあふれる語り口”等々も確かに素晴らしいですが、そういった華麗さや
 サービス精神に彩られた論争を繰り返す中で、段々と自分の素朴な軸足の位置を忘れてしまうような人を
 (例えば掲示板やブログ等で)最近しばしば見かける気がしますし、そういった話よりも何よりも、人目を
 惹きやすい奇矯過激な意見が幅を利かすのを防ぐには(そういえばヒトラーも、最初は「子供だましの
 大げさな意見ばかりを言う小物だ」と思われていたそうですよ)日々を生き、生活を守る、権力無き
 一般人としての視点をしっかりと守る事以外に有効な方法は無いのではないだろうか、と思っていますので。

 サイト開設の際はご挨拶に伺わせていただきますので、そちらを選ばれた際はご一報ください。

72KAZUKI:2004/04/04(日) 22:21
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20040323ij21.htm
話がさらに進んでますね。まずは7月の参院選で。

73KAZUKI:2004/04/05(月) 22:13
>りるサン
 中心にある巨大な”がらんどう”には世間の柵からの開放があるのでしょうね。
 そしてそこには当然ジェンダーも含まれると思われます。
 過激さを彩る”グロテスク”は中心から遠ざかるための回転力、肌と血を爪の間にかきむしりながら
 鮮やかな朱の軌跡を描く彗星の尾なのです。

 妬み、震え、激昂し、喰らい、排泄し、本能のままに異性を求める人間と言う生き物の”生”は元々が
 秩序とは無縁なグロテスクなもので、そこには他人の説明や表現によって新しく付け加えられる要素は
 そもそもありません。
 しかし同時に、誰もが持つそのグロテスクな部分こそが”驕慢”という陥穽や”卑屈さ”の檻から人間を
 優しく救いあげているのです。
 誰もが経験するある季節の到来と共にそれが理解できた時、本能的にユニセックスな存在を求める事は
 無くなり、ジェンダーフリーな別世界の象徴としてのこういった種類の音楽(誤解の無いように一応
 書いておくと、管理人はそういったスタンスで彼らに注目している訳ではありませんが、かといって
 そういった要素を全く無視している訳でもありません)や、性差の溶解としての”やおい”の世界から
 離れていくのかもしれませんし、逆に全然そうではなくて、女性はそういう物、世界を一生心の中に
 アルカディアや隠れ里として持ち続けていく物なのかもしれません。

 「誠実である以外殆どとりえのない主人公が自動的に自分の事を好きになってくれる女の子達に囲まれて
 幸せな日々をすごす」フォーマットを持つ一連のマンガ達は、男から見た”男”と言う役割からの解放、
 ユニセックスへの仄かな憧れという要素を含んでいるかもしれない、と考えた事があったのを、この文章を
 打ち込みながら突然思い出したので、まとまりのないこの文章のシメとして最後に書き添えておきます。

76KAZUKI:2004/04/08(木) 12:30
後輩と上司が同時に休んだんでお昼休みがポッカリ空いてしまった。
まぁたまにはこんな日も。

>灰サン
 『夜想/ゴス』
 まず、あの書き込みに関してはあくまで一読した印象での”日本のゴス”の位置づけが面白く、見るべき部分がある、
 というスタンスなので、あの記事を「日本のゴス事情を包括した文章として全肯定」している訳ではない、という点を
 ご了承ください。
 ”夜想”はかなり好きな雑誌ですが、かと言って闇雲に”夜想”を擁護するスタンスは採るつもりはありません。
 (つーか俺もあの書き込みの後何回か読み返したんですが、他の細かい異論については別段急いで書かなくても良いなと
 想ってる内に、随分な時間が経っておりましたとさ。どっとはらい。)

 ただ、細かなあの記事の欠損、短所は別としても今回灰サンに教えていただいたサイト内にあったような、あの雑誌
 ”全体”に対するそういった批判は幾分的外れなのでは無かろうか…とも思うので、そこの点だけ少し。

 まず「夜想」自体、特集に暗黒舞踏やベルメールを採り上げてきたことからも判るように、現代日本における
 暗黒/異端/ゴス文化の一つの源流、揺籃とも言える存在であり、その「夜想」が”これまでのゴス”をそのまま
 復刊特集として取り上げたとしても、それは”新しい皮袋に薄められた古い酒を入れる”にも似た行為になるで
 あろう事は、百戦錬磨の編集者たちにとっては容易に想像できたであろう、という点には留意しておくべきでしょう。
 中身の薄い”広く薄いゴス紹介””これまでのゴス総集編”的な物を作るよりも、現代において進化し続ける先鋭的で
 新しい”ゴス概念”を提示しようと編集者たちが目論んだ結果があの特集内容であり、あれらの文章なのではなかろうか
 と思うのです。

 「夜想/ゴス」そのものを”一読すればゴシック、ゴス文化が一望できる便利なムック本”として読むか、現代日本において
 多種多様な展開を見せつつある”ゴシックという物に対する捉え方”の一つを提示したものとして読むか、で受ける印象も
 随分違ってくるのではないかと思います。

 …と、言うのが自分のスタンスです。
 ご紹介のサイトの記事も、そういった受け取り方の一つとして読むのが良いのではないかと思いますよ。
 また、その他の内容については個人的に首肯することも多く、楽しく読ませて頂きました。
 良いサイトを紹介してくださってありがとうございました。

77KAZUKI:2004/04/08(木) 13:31
ちょっと書き漏れ。

>中身の薄い”広く薄いゴス紹介””これまでのゴス総集編”的な物を作るよりも、現代において進化し続ける先鋭的で
>新しいゴス概念を提示しようと編集者たちが目論んだ結果があの特集内容であり、あれらの文章なのではなかろうか
>と思うのです。

その結果”ゴシック”の根源要素である”冷めた美的感覚”や”世界のロマン主義的解釈”に関しては幾分チープな
部分が現れている、とも思っています。そこの所は紹介していただいた記事と同じ見解です。
(年度末にかけて忙しくならなければ、そういった部分については書こうと思っていました。また、上記根源要素は
あくまで「KAZUKIにとっての条件」である事にはご注意を。)

78KAZUKI:2004/04/09(金) 18:51
ほぼ38時間の職場カンヅメから久々に開放されたと思ったらえらい事になってるなあ
しかしテレビ報道のこの動揺っぷりはなんなんだ
今のテレビマン達はダッカ事件から何も学んでないんだろうか?そんな事は無いと信じたいけれど。
人質となっている人々を無事救出する為にはまずテロリストたちの情報を集めなければ話にならないだろうに

海外ジャーナリストへのインタビュー。彼らはさすがに落ち着いている。
他国から見たこの”人道支援”は始めから”海外派兵”以外の何者でもないのだから

それにしてもほとんどの人々にとって最悪の展開ではある。
こんな馬鹿な派兵に、民間人の人命と日本の国家としての面子が被せられてしまった。
行くも戻るもままならぬとはこの事だ

韓国人牧師らは医療スタッフのふりをして難を逃れたらしい
仮にキリスト教徒と判ればただではすまなかったろうな。

ほとんど寝てないんで一先ず寝。拘束されている方々の無事を祈りつつ。

81KAZUKI:2004/04/10(土) 11:01
ミギの人もヒダリの人も陰謀論で足の引っ張り合い?う〜ん。
”日本経済への影響”は平時なら一つの有効な視点だけど、「テロリストの要求に屈せよ」派に対する説得力を
果たして持ち得るのかな。

拘束されている人たちの命は自分や他の人々と同じ一つの命だ。
しかし、ここで人質をとって要求に従わせるような手段、無差別テロリズムに屈すれば、日本人全てが「テロリストの
要求、(極言すれば暴力)に屈する人々」と世界中のテロリスト、過激派達に認識される事は考えておいた方がいい。
今後は金銭、外交、現地に居る他国軍隊や自衛隊の武力、その他あらゆる手段を使って拘束されている方々の救出を
図るべきだが、自衛隊の撤退だけはやってはいけない。
人質にされている方々の人命も、それ以外の人々の命も同じ一つの命なのだ。

それにしても、「イラク派兵反対・機を見て速やかに撤退」派の自分がこんな意見を書くハメになるとは…。
だからハナっからイラクへの派兵などしなければ良かったのだ。

しかし、”テロリストに対する怒りよりも先に”政府に文句を言う人々は一体なんなんだろう。
確かに海外派兵は戦後史に残る愚行だが、今は他にすべき事があるのでは。
人質になっている方達の不安や恐怖を考えれば非常に書きづらい事だが、そもそも三日以内の自衛隊の完全撤兵など
実質不可能なのだ。
今行うべきは、テロリスト達との交渉による期限の引き伸ばしと人質にされている人々の生命の暫定的な安全確保、
それと並行しての情報収集(イラク国内の勢力を使った交渉→解放の余地は無いか等、つまりテロリスト達に要求を放棄
させる、武力行使を含めたあらゆる選択のための情報を少しでも増やす事)ではなかろうか。

84KAZUKI:2004/04/10(土) 11:18
多分、中東のテロリストからすればダッカ事件の経験から言って日本が一番簡単で弱腰な相手と思われているだろう。
だからこそ日本人は狙われたという側面は無視すべきでない。
テロリストの要求に屈するというのは、弱みを握られた相手に恐喝されて金を払うようなものだ。
相手はしばらくは黙るけれど、金が無くなるとすぐに同じネタで次の要求を出してくる。
そして、”次の要求”でダメージを受けるのは自分の家族や最愛の人かもしれないのだ。

テロリストもイラク派兵も悪い。しかし今は、テロリストの不当な手段による要求に屈せずに、人質にされている方々の
安全を確保するための方法を探さなければいけない。

同じ陰謀論なら、むしろ日本に撤兵させないためのアメリカの陰謀かと疑いたくなる。
トホホ…

それにしても陰謀論は粗雑だ。デモに数千人の動員があったから「そんな人数を急に集められるのはおかしい」だとか…
日本のいわゆる”革新勢力”もひところに比べて随分元気が無くなったけど、まだまだその程度の動員力はあるよ。

85KAZUKI:2004/04/10(土) 12:31
結局今回の事件を複雑にしているのは
「テロリストに拘束されている方々の人命」という”世間的にもどう考えても大事な物”と
「自衛隊のイラクへの派兵」という”世間的にはかなり賛否両論が割れる物”の比較になってしまって
いるからなのか。
本質は「暴力的な手段で自らの要求を通そうとするテロリストへの対処」でしかないと思うのだけれど。

こういう時に留意しなければならないのは「人質の命はどうなってもいいのか」という論法で自分に敵対する人々や
論者の批判をする事に対する自覚の有無である。
実はその論法こそまさに”テロリスト/脅迫者の論法”なのだ。

陰謀論を唱える人々も、今この時期に小泉政権の責任追及に躍起となる人々も、人質の命を利用して敵対勢力の打倒を
図るという意味では立場としてテロリストと大差無いのかも知れない、という懐疑的な視点は忘れてはいけないし、
この問題に関する発言者は自分がそういった”手段”としてこの事件を論じていないかに常に留意する必要がある。

責任論は彼らが無事救出されてからでも遅くないのだ。今は彼らの救出に全力を集中すべき時だと思う。

86KAZUKI:2004/04/11(日) 12:49
一連の報道からピックアップ。
http://www.chunichi.co.jp/00/kok/20040411/mng_____kok_____002.shtml
http://www.sankei.co.jp/news/040411/kok051.htm
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040411-00000003-yom-int

この他に日本赤軍系グループ関与の疑いも報じられており、もしも多少也と赤軍系のグループが関与しているとすれば
日本との連絡が密すぎる事への疑惑や、声明文が日本の国内情勢に詳しすぎる点(文面が日本国内の革新系の主張と
似すぎているとの指摘)に関しては解消されると思う。
自作自演の疑いは決して0%では無いけれど、自分としては現時点ではほとんど問題にしていない。

上の報道から自分が推測するのは、今回の犯行グループの”多数”を占めるのはおそらく衝動的に愛国的行動を図った
まだまだ精神的に未熟な若者たちなのだろう…という事だ。
スニーカーを履いている、室内でロケット砲を持ち歩く(武装を必要以上に誇示する)等の疑問点もそう考えれば
説明可能である。
宗教指導者達の説得で人質の解放を決めたと言う点からも、彼らの世代的地位が伺えるのではないだろうか。

一番上の報道、拘束された人々の内の一人が事前にメンバーと接触していたという件に関しては、接触していた方が
ストリートチルドレン達の社会復帰支援に従事していたと言うことから察すれば、それほど不思議ではないと思う。
そもそも上記報道では単に「接触」とあるだけで、ここからはそれほど多くの推測は引き出せまい。

同じ上記報道からでも、自作自演説を補強する人もあるし、イラク国内のかなりの勢力が関与した陰謀説を推察する
人もいる。情報は見方によって大きく意味が変わると言う良い見本なのではなかろうか。

90KAZUKI:2004/04/11(日) 14:01
>同じ上記報道からでも、自作自演説を補強する人もあるし、イラク国内のかなりの勢力が関与した陰謀説を推察する
>人もいる。情報は見方によって大きく意味が変わると言う良い見本なのではなかろうか。
誤解の無いように書いておくと、自作自演を疑う精神性自体はむしろ健全なことだと思う。
特にイスラム圏のように日本人にまだまだ馴染みの薄い地域での事件に関しては、情報をいちいち鵜呑みにする
事の方がよほど危険だろうとも思うし。
ただ、現時点程度の情報レベルで憶測の話をどんどん進めていってもほとんど意味は無いのではなかろうか。
ブログや一般サイトの日記等を見ていると、かなり多数の場所であらゆる情報の読み方が「自作自演説の補強」に
傾いて行っているのが判って逆に恐ろしさを感じる。疑問点を追及するのは大事だけど、情報の読み方自体に
初めからバイアスがかかっていては逆に害の方が大きいのでは。
現時点ではあらゆる可能性を平等に考慮して情報を吟味する冷静な姿勢が必要なのではなかろうか。

どちらにせよ現在イラクに駐留している海外の軍隊には早く撤退して欲しいと考えるのがイラクの人々の本音だろうし
(ただ、そのためにはイラク人達による自発的な秩序回復の努力ももっと必要だと思うが)その流れを踏まえた意見の
一つとして、今回の犯行グループによる日本に対する「自衛隊撤兵」の要求があるのだと思う。
が、かと言ってその要求を実現させるための手段として今回のような方法が採られた事は絶対に許せる事ではないが。

やはり、イラクを始めとする中東諸国との友好関係を考えれば考えるほど、自衛隊は機を見てなるたけ早めに撤兵を
行うべきだとの考えが新たになる。
もっとも、今回の事件が起こったせいで早期撤兵はタイミング的にかなり難しくなってしまったが…。

91KAZUKI:2004/04/11(日) 14:02
今日は久々に飲み会。夏ごろに兵庫から知り合いが遊びに来るのでそのための打ち合わせを兼ねた、歴史サイト絡みの
ミニオフ会である。うちのサイトを知っている人も来るので、少しは音楽関係の話も出来そうだ。
まだ確認はされていないが、拘束されている方々の解放に関する報道も行われているので昨日よりは随分明るい気分で
外出する事ができる。
帰ってくる頃には拘束された三名の方々が無事解放されている報道に接する事が出来るように願いつつ…。

93KAZUKI:2004/04/11(日) 23:05
実際、”解放”が事実行われるとするなら”小泉政権の責任”と”対米追従せざるを得ない日本の現状”については
きちんと考えていかなければいけない問題ではあるし、拘束されている方達の解放後こそそういった問題を議論する
最良のチャンスでもあるのだ。
(しかし、現状ではやはり「テロリストへの対処」を核にしなければ話の重点が拡散しすぎてしまうだろう。)

最終的には「対米追従しなくて済むようにするにはどうすべきか」という”日本の未来図”まで考えていかなければ
ならないと思う。

あと、忘れられがちだけど覇権国家はアメリカだけではない。アジアなら中国、欧州ならフランス辺りは現状あまり
目立ってないだけで十分に覇権国家としての軍備、能力を持っているし、アフリカなら南ア、アジアならインド、
その他中央アフリカや南米でも数カ国は将来的にそうなり得る。
単にアメリカの傘の下から抜け出しても、他の国の後を追うだけなら意味は無い、という意見についても考え合わせる
必要があるかもしれない。
自分達の世代は”自立した平和国家”としての日本を、型紙だけでも完成させることが出来るだろうか。

94KAZUKI:2004/04/12(月) 08:18
>>92はよっぱらーとは言えちょっと書きすぎなので一端削除です。
芯となる意見自体は変わらないので今後も出るかも。

とりあえず、しばらくの間は職場にカンヅメなのであった。

95KAZUKI:2004/04/13(火) 00:04
茨城からの部品が届かなかったので、超・長時間残業になるはずが簡単な打ち合わせ程度ですんだ。
早く帰れたのはいいが、これはこれで微妙。

イラク問題に関してはとりあえず「現時点で書くべきだと思う」自分の意見はほとんど書いている。
付け加えは状況の変化に応じてぼつぼつと。

今回拘束された人々の内、他の二人については判らないけど、高遠氏について。
今回はこのような事件の渦中の人となり批判を受けているけれど、高遠氏がこれまで行ってきたストリートチルドレンに
対する支援活動自体は、その価値を少しも減じてはいないと思う。国外退去が勧告されている地での活動に対する批判は
甘んじて受けなければならないだろうけれど、高遠氏の活動がイラクの平和の下に再び再開される日の到来を待ちたい。

イラクで人質13人解放の報。早く全ての拘束された人々が解放されるように願いつつ。
イラクがアメリカの占領政策を耐え抜き、一日でも早くフセイン時代とは違う「平和と独立」を獲得する事を願いつつ。
同じく一日でも早く、アメリカが、現在の方法とは違う、本来の意味での”対話”を思い出すことを願いつつ。
そして日本という国家が”対米追従”でもなく”夢想的平和主義”でもない「意志力」を身に付ける日の到来を願いつつ。

96KAZUKI:2004/04/13(火) 00:18
音楽を選ぶ人が音楽を奏でるように、絵画を選ぶ人が絵画を描くように。
ある選択には、それを決意するだけの必然性を持ったそれまでの道のりがあるはずである。

なので、NGO活動を選ぶ人にはおそらくそれだけの必然性を持った人生があったのだろうと思う。
自分の主義としては「組織に属して行われるボランティア」の全肯定など出来ないが、その心情だけはどことなく
理解できそうな気もする…というお話。

97KAZUKI:2004/04/13(火) 14:45
>灰サン
 うちは無関係だと思います(汗。

 う〜ん。『レビューサイト』は、ただの『レビューサイト』ですからね。
 その文章の書き手がどんな理由でそこまで考えたのか判らないけど、ちょっと考えすぎてらっしゃるのかな?と
 いう印象を受けました。
 自分のスタンスとしては”レビューすること自体を楽しむ”というあり方はあっていいと思っています。
 例えば、ウチだってそうですし、ね。
 そのバンド、グループ、ミュージシャンを好きという点では全員同じ。
 しかしその表し方は各々バラバラ、という、それだけの話だと思うのですが。

 そのバンドのレビューやレビュアーのスタンスのどんなところに腹が立ったのかは推測するしかないのですが、
 ひょっとしたらどうも”表す”で構えちゃってるんでしょうか。聴いたままを説明してもいいし、感情の中に
 ガーッとやって来た物をそのまま書いてもいいのだし。
 どのみち、関心の無いものに関しては書けませんし、その人も、レビューを書いた人も、お互い『LUNA SEA』
 なり『X』なりが好きでそういう文章を書いてらっしゃる訳でしょうから。
 言葉を選ばずに言えば、「ファン同士の不毛な争い」には見えます。

 間に挟まれた灰サンは辛いかもしれませんが、もしも長引くようであれば、そういった考え方を二人に対して
 粘り強く話し合っていくしかないんじゃないでしょうか。

 >KAZUKIさんの考え方
 基本スタンス。「書く事が好き」ではあります。
 ”熱狂”は制御されるべきものだと思います。制御されない熱狂はただの無秩序です。
 「書く事」というのは単にその制御の方法だと思っています。
 だからどっちかといえば、そのレビュアーさん寄りになってしまうかなあ。

98KAZUKI:2004/04/13(火) 15:10
その、盛んに文句を言ってる側の友達の”自分の好きな物を楽しみ尽くしたい”というのはまさに自分の考え方とも
合致しているんですが、肝心の「楽しみつくす」というカテゴリーの中に「好きな物について何事か表現する」と
いうのを入れて考えてあげないのが、なんだか不思議といえば不思議な感じはします。

問題の根っこには音楽以外の、例えばその怒ってる相手に対する、素直で無い感情なんかも含まれているのかも
知れませんね。ちょっと厳しめの意見かもしれませんが…。

99KAZUKI:2004/04/15(木) 00:22
夜勤明け。新人を指導しつつの夜勤はこちらも勉強になるが、疲れも溜まる。
明日は新担当業務の打ち合わせ&顔合わせ。資料作りは午前中。

簡単な付け加え。
イスラム教圏に住む全てのイスラム教信者が「イスラム過激原理主義」を信奉している訳ではないのは勿論である。
”普通の”イスラム教徒であるテロリスト達が、むしろ西暦を使用する人々に読ませるために西暦を使用した可能性も
ある。

日本製電化製品は世界に広く輸出されており、ついでに書けば海外からの観光客が土産として求める物の上位でもある。
また、バグダッドにもブロガーがいる事からも判るように、FAXやインターネットの使用は”困難”ではあるにせよ
無理ではない。
イタリア製小銃等は他国の駐留軍隊でも使われており(つまり普通に海外に輸出されている兵器と言う事でもある)
それほど入手しにくい物ではないようだ。
そもそも根底には中東が相当な未開の地であると言う誤解があるのだろう。
そういえば職場では、中国やアフリカにはインターネットが無いと思っている同僚もいた。
中東は反イスラエルの立場からの日本赤軍の影響力が非常に強い場所でもあり、日本人協力者の存在は大いにありうる
と思っているが、しかしそれは巷間かまびすしい”自作自演”とは質の違うものだろう。

雑感。
ビンラディンの脅威を喧伝するときには豊富な資金力とそれを背景にしたハイテクやネットによる情報収集等が
言われていたのに、イラクのテロリスト達が起こした事件に対してはインターネットどころかパソコンの扱いすら
ままならない人々、との先入観が先行する。不思議と言えば不思議かもしれない。

今回の事件を起こした犯人に対してはやはり”テロリスト”と呼ぶしかない。
そうでなければ”犯罪者”だ。現在のイラクにおける人々の苦境や、今回の戦争そのものに対する不満はある程度
までは想像→理解可能だ(と思う)が、それでもその主張を世界に届けるための方法は完全に間違っていると
言わざるを得ない。

100KAZUKI:2004/04/15(木) 00:22
テロとの戦いと言う論理は対米追従だと言う論理を見て驚く。対米追従かどうでないかには関わりなく、
テロリズムには毅然として向き合わなければならない。
また、ただ毅然と向き合うだけでなく、その原因を良く探る事こそが大事でもある。テロリズムとは
”方法”であり、首謀者や構成員を排除すれば”根絶した”と言えるような物ではないのだ。
(アメリカの対テロ戦争論理に含まれる最も大きな欺瞞である。)
イラクの混乱のそもそもの原因がアメリカの行った強引かつ独善的な予防戦争である以上、もっとも単純な
対応処置は米軍を主体とする駐留軍の撤収、およびそれに並行しての国連への移管だろう。

傾向。
自作自演説を信奉する人々の動機に関して言えば。
初期はウヨクVSサヨクと言った非常に白黒のはっきりした単純なベースに基づく憶測の積み重ねが肥大して
いった物であったが、現在ではむしろ事件をネタとして処理する事によって、事件に対する局外者である
と言う立場を積極的に表明するために言及されているケースの方が多いようだ。

拘束されている方々の家族に文句を言うのは幾分筋が違う気もする。
自分も、自分の家族が同じ目に逢えばやはり程度の差はあれ似たような興奮状態にはなると思うし、テレビ等で
激する姿が放映されたためにバッシングを受けているが、その後は会見時の様子も落ち着いてきている。
少なくとも初期の興奮状態から来る言動に関しては、もうこれ以上あげつらう必要は無いんじゃなかろうか。

外務省に迷惑をかけるなと言う論調もあるが、ああいった状況に陥った海外渡航者の親族に対する対応も外務省の
仕事の一部であり、関係者に対する精神的なケア(その中にはもちろん「甘んじて親族や関係者からの文句を
引き受ける、文句の聞き役になる」というオプションも含まれる)も出来なければ困るだろう。
そもそもネットなりテレビを通して事件の経緯を見守る殆どの人間は部外者であって、事件解決や日本の今後の
政治状況に対して”今”可能なアクションはほとんど無いのだ。無用な混乱や手間を呼ぶ行動が誰かの得に
なるとは到底思えない。

すでに政府による(救出のための)情報管制も始まっている現在、我々部外者にとって今大事なのは、軽挙妄動せず
静かに見守る事だろう。

101KAZUKI:2004/04/15(木) 00:26
考えている事を断章としてパラパラ書いているので前後のつながりがわかりづらい事に関してはお詫び。

102KAZUKI:2004/04/15(木) 03:15
仕事で見る機会がなく、友人がビデオに撮っていてくれた高遠氏の母親の謝罪映像と、最近の記者会見の模様を
ビデオで見る。まるで刑事被告人のようだ。
ちょっと衝撃を受けたので友人に尋ね、ネットでも少し調べて大体の状況を掴む。

>少なくとも初期の興奮状態から来る言動に関しては、もうこれ以上あげつらう必要は無いんじゃなかろうか。
恥ずかしながら、上の文章ごときのような呑気な状況ではなくなっていた。

事件発生以来、主にイラク国内の政情をメインで見ていたせいで、そちらにはあまり注目していなかったのだが、
ともかくもどうしてこんな事になってしまったのか。
被害者の背景にどんな政治思想があったにせよ、それに対する糾弾は”今”やらなければいけない事だったのか。

ボランティアを行っていた娘は海外でテロリストに拘束されて生死も定かでなく、他の子供達は有名無名匿名の
様々な人々から”非国民”であるかのようなバッシングを受けている。母親の心労は察するに余りある。

いわゆる70〜80年代の”革新系”的な市民活動に熱心だった以外はごく平凡だったはずのこの家族が突然陥った
悲惨としか言えない現在の状況を、どう解釈したらいいのか。一体何なのか。正気の沙汰か。

背後の団体が気に食わないと言うのなら、自分が参加しなければいいだけの話ではないのか。
経済効果がどうのと言っても、起こってしまった物を、しかも被害者に怒ってもしょうがあるまい。
被害者の軽率さを責めるにしても、限度と言うものがあるはずだ。

104KAZUKI:2004/04/15(木) 04:32
ちょっと落ち着いてきた。俺が激してどうする。

イラク国内への入国の経緯にしても、又聞きの又聞きといった情報がメインで誰が主導した、等と
断定できる段階には無いと思う。
何にしても行動の責任は彼ら、彼女ら自身が「今後の自らの人生」を持って負うはずである。
見るべきはその”負い方”ではないのだろうか。

以前も少し書いたが、自分はその手のNGOだとかNPOだとかピースボートだとか、ともかく、組織に
所属して行われるボランティアや平和活動という物にはいろいろな意味でむしろ不信感を感じて
いる方だ(なので自分からは決して近づかない)。
が、だからと言ってそういった組織に所属する人が不幸な目にあった時に、揚げ足をとるように
人格攻撃や糾弾を行うのが正しい事とは思えない。
そういうのが好きな人たちはそれはそれで誰かの役に立っているのだから、そっとしておけば
いいんじゃなかろうか。

それにしても、国に損害を与えた人間を国賊呼ばわりするほど国家や国体への関心が高い人間が多い
この国で、どうして普通選挙の投票率があんなにも低いのか。
それとも前回の選挙以降、急に愛国者が増えたのか。

106KAZUKI:2004/04/15(木) 16:03
誤解の無いように付け加えておくと、危険地帯と判りながらも強引にイラクに入国した事については彼らが自分で
責任を負うべき事柄なのは間違いないし、第一報を聞いたときの率直な感想も「なぜ今のイラクに邦人が?」だった。

自分の考え方として
>何にしても行動の責任は彼ら、彼女ら自身が「今後の自らの人生」を持って負うはずである。
>見るべきはその”負い方”ではないのだろうか。
というのが根底にあるせいもあるが、それら行動の責任を追及するといっても”限度”と”時期”と言う物があると
思うのだ。
今回の状況では、被害者になったからと言って責任を全く問われるべきでない、等と言う事はありえないし、無事に
帰国したら何らかの方法で日本人に対してメッセージを発して欲しいと思う。
メッセージの内容によってはまたバッシングの種になるかもしれないが、それでもNGOやNPOのあり方や、海外への
自衛隊派遣の是非、日本の国策について深く考えるきっかけにはなるはずである。

それから、気になるのが拘束されている人々に関わるそれぞれの団体の現在の動向である。
彼らはイラク若しくはその近接地域の活動者に退避の連絡を行っているのだろうか。
再度似たような事件が起こったら、海外で真面目に志を持ってボランティアに従事する人々が今以上のダメージを
受けるであろう事を真剣に捉えるべきだと思う。

職場の組合から署名用紙が回ってくる。
”人質3人の命を救うために自衛隊の撤兵を求める署名”(うろ覚え)
自衛隊の撤兵には反対だが人質は救いたい、という人はどう活動すればいいのだろうか。
この用紙に署名したら自分は自衛隊即時撤兵賛成派とみなされてしまう訳か。う〜む。署名せずにスルー。

これは大雑把な観測だけど、アメリカ大統領選が近づけば米兵の死者を押さえる為に、占領政策は多少ソフト化
すると思う。撤兵するとしたらその機を捉えるのがタイミング的に一番良いのではなかろうか。
同時に欧州を始めとする他の国とも連携し、アメリカに粘り強く政策の転換を求めていくのがベストだろう。

個人的には、国連への移管、平和維持部隊の派遣手続きを大至急整えてからアメリカを始めとする他国駐留軍の
撤兵を見計らって撤兵すべきだと思っていたけれど、現在でも米軍と民兵が民間人を巻き込んだ苛烈な戦闘を
繰り広げているファルージャの状況を見るに、現時点ではそれは無理なようだ。

107KAZUKI:2004/04/15(木) 17:09
今回の一件では時間と共に問題の焦点がズレてきている印象が深い。
一番非難されるべきなのは人命を盾に政治的要求を通そうとするテロリズムを選択した武装勢力であって、今回の件を
論ずる人がまず対応すべきなのは、右だとか左だとかいったくだらない政治的区分ではないはずである。

108KAZUKI:2004/04/15(木) 17:49
>>104
 >そういうのが好きな人たちはそれはそれで誰かの役に立っているのだから、そっとしておけば
 >いいんじゃなかろうか。
 ボランティアなる物に関わりたくない人間はただ関わらないだけでよい、と言う程度の意味です。
 ちょっと誤解があったようなので捕捉しておきます。

109KAZUKI:2004/04/15(木) 23:50
とりあえず3人が解放されたが、今度は2人の邦人が行方不明。
所在不明の2人についても一刻でも早い無事の確認を待ちたい。

解放された3人は多少疲れているようにも見えるが予想以上に元気で、彼らに対するゲリラ側の扱いが乱暴な物では
なかったらしき事を物語っている。
そこからの推測だが、解放の決め手は彼らがアメリカに対する協力者ではない、とアピールしたためではなかろうか。
つまり逆に言えば武装勢力が”アマチュア”で助かった、と言う面もあるかもしれない。
今後は解放された3人からも情報を収集し、ゲリラ勢力の割り出しと再発の防止を図って欲しい。

多分この3人が帰国したら毀誉褒貶の嵐が吹き荒れる事だろうが、安易な英雄視は無視するつもりだし、下らない
バッシングにも関係したくない。
とりあえずは彼らが帰国後にどのようなコメントを出すか待とうと思う。

111KAZUKI:2004/04/16(金) 00:10
拘束されていた人々の扱いは丁寧で、客人のようだったらしい。
また、女性が含まれていた事も解放を決めた大きな要件だったとか。

関係者がこんな所見ていないのはよく判っているけれど、それでもとりあえず関係者の皆様に「お疲れ様でした」と
言いたい。
もちろん拘束されていた方々にも。

特に拘束されていた方々は、今後は事件の全容解明のために全力を尽くして欲しい。
それが軽率な行動が原因で様々な人に迷惑をかけてしまった事に対する最大のお詫びだろう。
落ち着き次第事件に関する聴取が行われる事も決定しているようで、解明へのさらなる前進を期待したい。

残る2人の無事、そして他国の拘束された人々の一日も早い解放を願いつつ。

114KAZUKI:2004/04/17(土) 01:52
行方不明の邦人2名の安否は依然不明。犯行声明が無い事等から、テロリストではなく盗賊に誘拐された、との観測も
あるようだ。金目当ての犯行グループがテロリストに引き渡すと言う事も十分ありえるので、状況は予断を許さない。

解放された3人に対して様々なコメントが送られている。心情的に一番近いのは逢沢副大臣のもので、自分も同じように
”その志には賛同するが、せめてイラクが平和になってから再開して欲しい”と思う。

ただ、一つだけ気になるのが一部与党政治家の発言で、解放された彼らに対して「再度イラクに入国して同様な事件に
巻き込まれても面倒は見ない」「今回の救出にかかった金額を実費で請求せよ」等の議論が出ているらしい事だ。
国民感情に配慮した物なのは理解できるし、既に公式に発言してしまった事は止むを得ないとしても、せめて発言だけ
に留めて置いて欲しいものだと心の底から思う。
心情的には理解できるのだけれど、それは「国家を担う立場の人たちは思っていても言ってはいけない」発言である。

与党にすれば”革新系活動家”が”退去勧告、警告の出ていた土地”で”自衛隊”を取引材料とするテロリスト達に
拘束されてしまったと言う事で、頭に血が上るのも非常によく判るし、今回の一件で日本が多大な人的・物的資源と
国費を損耗しているのも確かだが、ここは冷静になって”国家”の役割と、国家の威信を維持する事も一国の政権を
担当する政権党の重要な役割である事を思い出して欲しい。
彼らの行動が非常に軽率であった事を差し引いても、である。

国家とは、たとえ事件発生時点での自国の国策に反する思想を持つ人間であっても、それが自国民であり、その行動が
犯罪行為ではない限りは全力を尽くしてそれを保護しなければならないし、自国民を自力(勿論単純な軍事力だけ
ではなく、外交力等も含む国家の総合力である)で保護できないのならそれはもはや国家ではない。
そしてその際に発生するリスクは国家が自国民のために背負うべき”高貴なる者の債務”なのだ。
我々が払っている税金もそういった機能、権能を含む国家の維持のためにこそ支払われているのである。
国家が税金によって整えた機能を使用して国民の安全を守る事をしなくなれば、我々は個人レベルではどうにも
ならない不意のアクシデントの際に一体どうすればいいのか。
今回の被害者達が現在のイラクの情勢を甘く見ていた事を差し引くとしても、である。
心情的には理解できるが、日本と言う国家がその器の軽重を問われかねない危険な判断であると思う。

今、国が行わなければいけない事は一刻も早いイラク国内の残留邦人の把握と、可能な限りのイラク国外への移出を
進める事ではなかろうか。危険地帯の警告に法的強制力が無い点から困難が伴うとは思うが、それでも大至急これを
行わないとさらに日本人を狙ったテロリストの跳梁跋扈を許す事になると思う。

115KAZUKI:2004/04/17(土) 01:53
万が一被害者への実費請求などが実際に行われたら、”テロに屈して自衛隊の撤兵”並の愚行として扱われる可能性が
ある事は思慮に加えるべきである。
現在の趨勢から言えば国内メディアに非難される事は無いかもしれないが、それでも”後世の目”からの厳しい批判は
覚悟する必要がある。
(自分は上記一連の意見と同じような理由で、首相が自ら被害者達に対して苦言を呈するのも、本当はあまり好ましく
ないと思っている。尤も、未だにイラクに留まる民間人や、入国を志す民間人が実際に存在する以上、警告の意味を
兼ねたある程度厳しい表現を使うのも止むを得ない…とも思う。この辺、微妙な所である)

それにしても今回どれほどの人間が3人の救出のために心血を注いだか判らないし、現在も2名の方の安否確認のために
多くの人々が奔走している。現在のイラクが日本人ボランティアの活動に向かない土地である事は明らかだ。
とりあえず、解放された3人に関しては家族による説得を行ってでも一端日本に帰し、冷静さを取り戻させた方が良い。
特に今井氏と高遠氏に関しては、戦争状態の中で民間人が無理に行って効果が出る類の活動ではないと思う。
彼らの志は壮とすべきだけれど、今無理に活動するよりは、イラクの平和の訪れを待ってから活動を再開して欲しい。

118KAZUKI:2004/04/17(土) 02:10
>国家が税金によって整えた機能を使用して国民の安全を守る事をしなくなれば、
〜守る事をしなくなったり、対価を求めるような事になれば、ですね。

個人レベルでは機能的には勿論、金銭的にも対応できないであろうアクシデントはいくらでも有り得るだろうし、
ネットで個人が発言するならともかく”国家”がそういった発言を行うのはやはり問題があるのではないかと思う。

とはいえ、常識の範囲内である程度の負担(例えば医療費、帰国の際の航空賃等)を求めるのは別に構わないと思うので
被害者への過剰なバッシングを防ぐためにも、そういった雑費はむしろ積極的に請求、公表すべきではなかろうか。

119KAZUKI:2004/04/17(土) 02:18
もちろん、発言者の思考の中に「過剰な発言によるイラク入国希望邦人への注意喚起」の意図はあるかもしれない。
それでもやはり「明言してはいけない事」と言うのはある訳で、首相辺りはその辺、激しい遺憾の意は表明するが、
具体的にどうする、等とは言っていない。
アメリカに追従する形でのイラクへの派兵は愚行だと思うが、こういう点を見るとやはり”ある程度の判断力を持った
政治家ではあるのだな”と思う。

120KAZUKI:2004/04/17(土) 02:44
おおっ、いきなりメール入ってたからビックリしたよ

「理不尽に感じるだろうけど、それをしなければならないのが国家」って事です。
我々税金を払う側も国家のそういう”機能”は心に置いておくべきだと思います。

124KAZUKI:2004/04/18(日) 02:15
>>123はちょっと考える部分が出てきたので一旦削除しときます。

睡眠時間が減りすぎない内に寝るか、今夜は。

126KAZUKI:2004/04/18(日) 10:12
アメリカが「国連主導の暫定政府」構想に方針転換したというニュース。
日本にとってはGoodNewsで、この機を逃さずに撤兵のタイミングを検討すべきだと思う。
そもそもイラク戦争以前からアメリカに対する国際社会の反感は高まっていた訳で、自衛隊を派遣しても日本に対する
国際社会のイメージが悪化する可能性の方が高いと言うのは容易に予想できた事である。
海外紛争地帯に日本の軍事力を展開させる事自体に無条件で反対したりはしないが、国益と国際世論のバランスは
もっと慎重に検討されるべきではなかったろうか。
少なくとも現時点では日米同盟を堅持する以外に日本の道は無いけれど、追従するにも方法という物がある。
こんな馬鹿な戦争に結局派兵させられてしまう辺りが、今の日本の政治力の限界と言う事なのだろう。

『人質にナイフの脅迫映像は演出 政府分析、早期に認識』
http://www.sankei.co.jp/news/040418/sei039.htm
>今井紀明さん(18)らは武装グループに強要され、やむなく従ったとみている。
また”自作自演”だの”違う”だのといった話がやかましくなってくるだろうし、ブログ等には既にその気配がある。
個人的には上に引用した一行が全てだと思う。彼らを拘束していた一団が武装していたのは確かであり、実際別?の
グル−プに拘束されたイタリアの男性は無残にも殺害されてしまった事からも判るとおり、可能性としては解放と
殺害のどちらに転ぶかは判らない状況であったわけで、そういった状況下で、拘束された人々に選択権がほとんど
無かったのは理解する必要がある。身代金目的の誘拐事件等では犯人が被害者を目的のために”使用”するのは
ポピュラーなケースだと思う。
以前海外で起こった類似ケースで言うと、例えば以前フィリピンのマニラで起こった若王子信行氏誘拐事件の際、
人質となった若王子氏は指を切断された”ように見える”写真を撮影され、その写真は身代金要求のための道具に
使用された。

こういった方向を見て個人的に心配なのは「犯人グループに殺意が無かった」として、逆に犯人グループへの同情論が
出てしまう事と、自作自演の是非論議によって、拘束された方々の解放後に少しずつ盛り上がりつつあった、自衛隊の
海外派兵のあり方や海外ボランティアのあり方に関する議論が焦点を失ってしまう事だ。

127KAZUKI:2004/04/18(日) 10:25
”自己責任”について参考になる文章を紹介してもらったのでそのまま貼らせてもらいます。

http://jbbs.shitaraba.com/bbs/link.cgi?url=http://www.pot.co.jp/matsukuro/20040416_687.html
『松沢呉一●黒子の部屋』4/16日分

筆者は以前『Burrn!』に「アナルは負けず嫌い」を連載していた松沢呉一氏。
ちなみにこの連載は「ぐろぐろ」と改題の上、単行本として発売されている。
やはり連載時のコラム名のままでの発表は無理だったのだろうか。

自分とは考え方の違うところも結構あるけれど、ボランティアという行為そのものについて、また「自己責任」についても
大いに考えさせられる文章です。

129KAZUKI:2004/04/18(日) 11:23
>>126中の記事、落ち着いて内容そのものを読めばなんということは無い話なのですが、どうも細かい表現に自作自演に
関する論議を好む人たちが喜びそうな表現がありますね。
例えば”3人も事実関係をおおむね認めた”等はちょっと表現としていやらしいかな。

肯定派にせよ否定派にせよ、”自作自演論議”がやりたい人は飛びついてしまうのだろうなあ。

まぁ自作自演に関しては”どちらとも解釈できる推測の積み重ねによる議論は無益だ”という自分の基本スタンスを
再度踏まえた上で一応意見を書いておくと。

たとえ当座の生命の危険が無かったにせよ、武装グループに生殺与奪の権を握られている状況で、犯人グループに
脅かされて、もしくは迎合してやった事まで(特に高遠氏はイラクの人々と心情的に非常に近かっただろうし)
”自作自演”の列に加えてしまうのは、ちょっと可哀想かな。

自分は銃を持った人々、返答次第では自分を殺すかもしれない人々に取り囲まれた経験は幸いにして無いが、仮に
そんな危険にさらされたとしたら、”積極的に協力する代わりに生命の保証を得ようか”という行動はやはり
選択肢の一つとして真剣に検討してしまうだろうと思う。
この事件を論議する人々も含めた我々の大多数は、どんな思想信条であるかに関係なく、ランボーでも007でもない
普通の人間なのだから、それは止むを得ない事だろう。

130KAZUKI:2004/04/20(火) 00:44
夜勤明け。昼にPCの修理を行ってから友達と焼肉屋。電車と徒歩で帰宅。

ほろ酔いでブログを見て回っていたら面白い発言があって、今回の人質事件に擁した費用を換算すると、国民の一割が
3000円の無駄遣いをして発生した消費税に等しいのだそうだ。
発想としてはなかなかGoodだと思う。何億円、何兆円などと言われても掴みがたい人も、こういう風に言われたら判り
易いんじゃなかろうか。

まぁ今回はいろいろ皆に心配や迷惑もかけたけれど、イラクで日本人の評判をあげる事に貢献してくれた同胞(なんて
言葉を使うと急に民族主義者っぽくなるな)の救出費のたしとして、近々3000円ほど散在してこようと思う。
”散財”と言うからには新譜や新刊の本なんかじゃなくてL’Arcの「Dune」再発盤あたりが妥当なんだろうけども、
あれ多分CCCDだよなぁ。どうしようかな。

そもそも海外で事件事故に巻き込まれた人々は何らかの形で費用を負担しているそうだ。
ならば何の問題も無い。過剰にも過小にも偏らず、法規どおりに粛々と請求を行い、それが他の日本人にも同様に
適用される法である事を発表(というかこの機会を捉えて啓蒙)すべきだ。
それが今回拘束された方々のためにもなるし、今後の外務省のスムーズな活動のためにもなるだろう。

131KAZUKI:2004/04/20(火) 00:46
さて、イラク云々の話もそろそろ終了にしようと思っているのだけれど、先日からずっと気になっている事がある。
今回の一連のネット上の動きを現在省みて一番印象的なのは、匿名掲示板、特に2chに限らず、ある程度以上の規模を
持つ匿名掲示板は、発生当初の「メディアでは発表できない、されない情報の供給地」「メディアリテラシー補完」
という傾向から離れ、その匿名性を利用する事によって容易に特定の思想傾向に誘導する事が可能な場所に変質して
いるのではないか、と言う疑念である。

先日久しぶりに自分が最後に居た匿名掲示板(2chではない)に遊びに行ってみたのだが、不偏不党、独立独歩の
知性と、情報を精査する確かな目で一目置かれていた人が、感情的に今回拘束されていた方々の自作自演論を論じ、
そちらに幻惑されるあまり今後のビジョンに全く見るべきものがなかった事もこの疑念に影響している。
”嘘を嘘と見抜けない人は(以下略)”というのは2ch初期から存在する有名なフレーズだが、このフレーズを
もう一度思い起こす時期に来ているのかもしれない。

一部の人から指摘があったとおり、自分にとって現在の”革新系”の人々はどちらかといえば仇敵と言ってよい。
ここは音楽のサイトなので詳しく書くことは多分無いと思うが、まぁ結構いろんな経緯があるのである。
(それにしても「いわゆる”革新系”」の言い回しだけでよく判りましたね)
それでも、彼らが自分を含めた平凡な市民にとっての「オルタネイティブ(代替案)」、選択肢の一つとして存在
した方がよい、と言うのは理解できる。
そしてそれは「いわゆる”革新系”」の団体そのもののためではなく、成熟した市民社会の成員は自由かつ多彩な
選択肢を許容しうる物で無ければならない、という市民社会観によるものだ。
彼らに反感を感じるなら、その感情は誹謗中傷等によってではなく、”選択しない”という行動そのものによって
表現されなくてはならないのである。

現在の革新系団体の惨状は目を覆うばかりだが(代表的なのが”反対”ばかりを叫び続けて代替案を提示しなかった
結果、選挙民から見切られてしまった社民党)、彼らの拠って立つ思想はまだまだ命脈を失ってはいないし、現在でも
ある側面においては十分市民社会に貢献しうる可能性を持っている物だ、と言う事も書き添えておきたい。

132KAZUKI:2004/04/20(火) 00:48
>それでも、彼らが自分を含めた平凡な市民にとっての「オルタネイティブ(代替案)」、選択肢の一つとして存在
>した方がよい、と言うのは理解できる。
→〜と言う理解はできる

133KAZUKI:2004/04/20(火) 00:55
今回話題となった海外ボランティアにしても、また日本国内のボランティアにしても、そういった革新系の人々の
「弱者保護」「国家行政の手の届かない隙間を埋める」という思想に軸足を持つ地道な支援によって存続し、現実に
日本の海外での評判や、国内での実績に貢献している側面は無視できないのである。
(もちろん革新系に属する人々ばかりがそういったボランティアを支持しているわけでは無い事も書いておきたいが)

木を見て森を見ない議論、毛を吹いて傷を求める類の議論は無益なばかりでなく、再三書いているように、今回の
一連の事件の数々の要点から目をそらす事につながっている点も意識した方が良いのではなかろうか。

134KAZUKI:2004/04/20(火) 01:12
それにしても久々に仕事以外の文章を連日書いたのでかなり疲れました。
何通か質問のメールも来ていますが、判る範囲で書ける物は早めに、そうでない物も遅くならないように、返信なり
この日記上での回答なりを行っていこうと思っていますのでご了承下さい。

(多分)しばらくはイラク絡みの書き込みはお休み、と言う事で、明日からはまたいつものペースで仕事と音楽に
勤しもうと思ってます。

>匿名希望サン
例えば、今回拘束された方々に税金を使う事に反対した人々はそれはそれでOKなので、選挙の時は問い合わせ等を
行い、”そういった場合に税金を使わない”と表明する党派なり、立候補者なりに対して参政権を行使すればいい。
ともかく立場に関わらず、今回の事件で考えた事をきちんと投票に反映して欲しいな、と。そういう事です。

135KAZUKI:2004/04/20(火) 01:23
(補足)

まぁでも自分自身が全面的に賛同し、迷わず投票できる政党って、正直言うと国会にも在野にも無いんですけどね。
各論に対する是々非々を折り合わせて妥当な所にその時その時で投票してる訳です。

自分が音楽に関して書く文章と政治に関する思想は、現在、そしておそらく今後もほぼ関係ありませんので
もし万が一(いやもう本当に万が一ですが)KAZUKIの思想傾向に興味を持つ酔狂な方がおられたとしても、
それはこれまでの書き込みから自由に推測して下さい…という事で。

136KAZUKI:2004/04/20(火) 01:44
>”嘘を嘘と見抜けない人は(以下略)”というのは2ch初期から存在する有名なフレーズだが、
ひろゆきサンがテレビに出演してからだから、初期と言うよりは勃興期と言った方がいいのかな。

オヤスミナサイ

138KAZUKI:2004/04/21(水) 10:51
・右批判/左批判/国家至上主義 等の「政治運動」を土台に持つ言論は、参考にはしても幻惑されてはいけない
 →発言者の「軸足」「重心のかけ方/力配分」をこそ最初に読むこと

・責任を取るべき人/責任を取らせるべき人 はきちんと存在する。そしてそれはせいぜいPCのマウスやテレビの
 リモコンのチャンネルをプッシュしていただけの「我々」ではない。
 →対象に”没入しすぎた”感情的な批判合戦自体が既に今回の問題を考える場合に「外野」である事を表明
  したのと同然である
  →つまり「熱狂」を制御できなかった人々

・税金の使い方や国家の政策に関して興味を持った人々が増えたのは長い目で見て良い事
 →だが、折角現れたその興味を「感情の暴発」によって瞬間的に消費してしまう事の愚
  →パン(目先の利益)とサーカス(感情の暴発)による言論の誘導は果たして本当に無かったか?
  →「自作自演論議」の盛り上がりに比べ、上記のような立場に立ったメディアリテラシーが行われる事は殆ど
   無かった(メディアリテラシーと言うならばこの2つの立場はせめて「等価」であるべき)
   →事件が一段落してからは少しずつそういった論調も目立ち始めている

141KAZUKI:2004/04/21(水) 11:19
・自分の立場、そしてその立場と対立するものをどう位置づけ、処置するか
 自分の場合は
  →「市民の集合としての市民社会」を基礎においており、国家とはその維持/統合機能の総体である
   (べきであると考えている)
   市民社会を具体的に破壊する物こそ非難されるべきである
  →『いわゆる”革新系”』も『国家主義者』も『アナーキズム』も『リベラリズム』も『復古主義者』も『民族派』も
   ともかくあらゆる諸々の思想は
   つまり「雑多な思想を持つ市民の集合体」を具体的に破壊する可能性を持った時、初めて闘争の対象となる
   →しかし、その可能性が無い限りは、あらゆる存在はオルタネイティブの一つとして認容されるべきである
   →具体的な可能性を持つ存在、つまり「テロリズム」
    →「テロリズム」を生み出す物を見極める事
     →アメリカの「カウンターテロリズム」の基幹戦略に根本的な過誤、欺瞞は無いのか 
      →そもそも現状の「対テロ戦争」思想はテロリズムを実行した集団の根拠地、主要人物に武力攻撃を
       加える事で事足れりとする発想であり、その過程において他国の主権を侵す可能性、また、組織に
       属さない個人テロリストに対して全く無配慮でもある。
       →そして何よりも本来の目的であるはずの「テロリズム根絶」に対して全くその効果を発揮しない
        →「カウンターテロリズム」の名の下に新しいテロの芽が次々に作られる可能性
        →その事実に対する判断力、対応力を日本が発揮できていない事こそが「対米追従」の問題点である

・国家の過誤は市民社会がその対価を支払わなければならない。だからこそ「国家」は監視されるべきなのである。
 →国家が「市民社会の統合/維持機能の総体」としての立場を逸脱し、「統治機能の総体」に変質する日

142KAZUKI:2004/04/21(水) 11:50
・拘束された方々に対する「感情的な」批判はその”立場”に対する想像力の欠如に根を持つ
 →政治的な主張に対して「聴かない自由/スルーする自由」の行使
 →「生命の安否が気遣われる被拘束者の親」という立場、「武装勢力に拘束されている」という立場への想像力
  →ボランティアに情熱を燃やす人々の心情に対する想像力の貧困
   (国内か海外かに関わらず。海外に行く人々に「海外に行かざるを得ない必然性」が存在する可能性は?)
   →過誤は誰にでもある。そしてそれに対する非難、批判、責任にはそれにふさわしいレベルという物がある。
   →仮に新事実が明らかになったとしても、その場合は発覚した事実にふさわしい責任を取らせればよいだけ、
    という「立場」
    →動物的な感情に立脚した私刑(リンチ)は断固否定すべき
   →「疑わしきが(事実上、社会的に)罰せられている」という事実とそれに対する政権の迎合
    →政権の迎合自体が「疑わしさを加速する」という致命的なループ
 →自作自演論議、政治的主張に幻惑される事によって無力化された「相手の立場を思いやる想像力」

 →「選択しない自由⇒耳を貸さない自由⇒スルーするという対処」を常々きちんと根拠を持って意識しているか、
  いないか
  (それは本来「選挙制度」の根幹思想である)

143KAZUKI:2004/04/21(水) 12:27
>自作自演論議、政治的主張に幻惑される
結局、今回誰もが感情的になってしまっているのはこのためか。
そして感情によって判断力を大きく左右されてしまっているのも。
「それはそれ、これはこれ」の線をきちんと引いてから「白黒を付ける」に至らないと無意味どころか危険だ。

解放された安田氏と渡辺氏がテレビに出演中。冷静な語り口。
最初に拘束された3名のビデオの中に日本語らしき響き(「言って、言って」)があったとのサンケイ報道。
おそらく”どこまでその分析が信頼できるか”の精査は行われず、妄動の原因となるだろう。
日本赤軍等、海外過激派の関与関係の調査が進んでいる、との報道はもう忘れ去られている。
本来の意味での「メディアリテラシー」「情報判断力」の欠如。

もう一つ、そもそも日本国内のイラク問題に関する認識が甘かったからこそ彼ら5人を含む大量の人々がイラクに
入国している、という「社会そのものの責任」に対する視点、反省が考慮されていない点も気になる。
我々は「その無関心が原因で起こった事件」としての今回の拘束事件の責任も負担しなければならないのである。

昨日書かないと言った舌の根も乾かない内に書いてしまってますがスイマセン。
でもまぁ、これは書いても書いても同じことの繰り返し、堂々巡りであるなぁ

145KAZUKI:2004/04/21(水) 12:47
http://bravo650.exblog.jp/180684
立川談志を引っ張り出してくる辺りの妥当性等はともかく、視点としてちょっと面白くはある

まぁ、拘束された方々が精神的に落ち着いて全貌が明らかになるまではみんな落ち着こう、と。

146KAZUKI:2004/04/21(水) 20:35
>おそらく”どこまでその分析が信頼できるか”の精査は行われず、妄動の原因となるだろう。
>また、日本赤軍等、海外過激派の関与関係の調査が進んでいる、との報道はもう忘れ去られている。

…が、正しいですね。上の行の報道が間違っていると決め付けているわけでは無いので念のため。
日本人の関与の可能性は新事実でもなんでもないのだけれど、多分また騒ぎが…というお話。

147KAZUKI:2004/04/23(金) 02:17
破れた黒い傘の下 誰もが片手で眼を覆う
ほんとは荷物を持ちたいけれど 傘を持つので手一杯

148KAZUKI:2004/04/23(金) 11:58
>まっつんサン
 ご質問の件。
 う〜ん、自分の場合はぶっちゃけて言ってしまうと
 →個人が対応できない非常時には国家(組織)にきちんと仕事をさせろ
  と言う路線での発言なんですね。
 →国家には責任はない
  とは到底思えないです。同じように今回拘束された方々にも。
 ただ、それに対する責任の取らせ方、方法にはそれぞれ適した時期とレベルがあるのです。

 情報を発する側のメディアの責任、と言う話でもあるし、集団の中に個人が埋没する事に対する危機意識の
 有無、といった問題もあるし。

 仮に事件自体が一段落したとしても、そこに留まらず今後もずっと考えなければいけない問題がたくさん
 表れてきたと思いますよ。

 最後の一行ですが、それ、自分も今日読みました。
 あの逃げ道がある限り、現時点以上に伸びる事はないのでは。

149KAZUKI:2004/04/23(金) 12:11
>→個人が対応できない非常時には国家(組織)にきちんと仕事をさせろ

なので、拘束された方々が救出された今、政府の責任に関する議論や、それに付随して”情報を統制する機関”としての
マスコミに対する厳しい見方が出てくるのは、自分としては何の問題も無いどころか、むしろ健全な事だと思っています。

150KAZUKI:2004/04/23(金) 12:14
ザビエルレコードさんから商品到着。

前回のトラブルに対応した細やかな心遣い、ありがとうございます。

輸入盤規正法案がもしも可決されるような事になったら、こういうお店もどんどん無くなってしまうかも知れないな。

152KAZUKI:2004/04/25(日) 21:26
帰宅。日本×ハンガリーの開始時間に間に合うように帰りたかったのだがちょっと無理だった。

ハンガリー代表の試合が地上波で見られるのはハンガリー代表ウォッチャーとしては嬉しいが、今のハンガリーは
実力的には残念ながら欧州でも中の下で安定、と言ったレベルで、今の彼らが相手ならW杯を目指すチームとしては
前半で先制、あわよくば加点位していて欲しいところ。

そんな事を考えながらテレビをつけるとFKの低いボールが日本ゴールに押し込まれた所だった。あらら。

それにしてもハンガリー、ブンデスリーガやエールディビジで活躍する海外組を全く召集して無いのか。
日本も国内組ばかりだけど、これで負けたら、やっぱちょっとマズいよ。
このまま負けてジーコが「やはり日本国内でプレイする選手はレベルが低い」とか言い出したら困るな。
まぁいくらなんでもそんな事言わないとは思うけど。
ラモスの「オトナシスギルヨ、モットファイトダシテイカナイト」聞きながら久々にのんびりするか

とか書いてるうちにもハンガリー加点。大丈夫だろうかジーコジャパン

154KAZUKI:2004/04/25(日) 21:57
本山が入ってガラッと動きの良くなった日本、翻弄されるハンガリーDF陣、と言うわけであっけなく同点に追いついた日本。

…で、同点で終わりました、まとめ、という流れで書こうとしたらPKで敗戦。
あの時間帯、あのプレイ、試合の均衡を壊す判定としては非常に微妙だけど、そもそも現状のハンガリーに2点を取られる
時点で問題ありと判断すべきのような気もする。
もっとも、日本のFW陣が2点取ったのは良い材料で、今のハンガリーが相手では楽観も出来ないだろうけど、少なくとも良い
形は作れていたので、その辺は評価すべきだと思う。

あらジーコ何してんだ、審判団に文句を
ちょっとアンタ

156KAZUKI:2004/04/25(日) 22:00
しかしこれは2点取られた事を問題視するよりも最後の審判の判定にだけ文句が行きそうだなァ
チェコ相手にはみんな負けてもしょうがないと思ってるだろうし、そうなればやっぱり当分ジーコ安泰か

157KAZUKI:2004/04/25(日) 22:22
ハンガリーの3得点、確かに崩されて得点された、と言うのとは違うけど、してやられてるという点では大差ない訳で
まさかW杯予選で「今のセットプレーからの得点はDFが崩されたわけではないから無効だ!」と言ったってまともに
取り合う人間はいないだろう。
最後のPKを取られたプレイにしてもハンガリーは良い形を作っていたと思う。

…う〜ん。テコ入れすべきだと思うんだけどなあ。


イラク関連、まだ動きはあるようですが、当面自分の書くべきと思うことは書きました。
>>138 >>141 >>142
本当は上の3つの中にもまだまだ考えなければいけない事はあってそれは継続中な訳ですが、それをここに書くか
どうかは今後の状況次第だと思っております。
メールも昨夜でほぼ返信が済んだ所ですが、今後も何かあればご意見くだされば幸いです。

159KAZUKI:2004/04/25(日) 22:40
落ち着きを取り戻したブログ界隈でも日本のムラ社会に繋げて考察する、等の興味深い立脚点が少しずつ出てきて
いますし、今回の事件を冷静に判断した結果の産物はむしろこれから出揃ってくるのだろうと思います。
しばらくは余暇に色々とチェックするのが欠かせなくなりそうですが、少しずつ”仕事アタマ”から”余暇アタマ”に
切り替わっていく感覚は、仕事が多忙だった最近では久々に味わう爽快感です。

160KAZUKI:2004/04/26(月) 22:14
ふと疑問に思ったのだけれど
果たして現在どのくらいの数の人間が
自分の今言ってる事が将来どういう事態に繋がるかに関して
きちんとした予測、構想力を働かせて発言しているのかな。

自分だけは平気だ、自分の生活だけは変わる事がない、と
「今」を基点に漠然と
発言してるのではないかな。

その発言、書き込みの拠って立つ発想が、もしかしたら
遠い未来の自分への
死刑執行(もしくは無期懲役)命令書ではないのか、と
少しだけ想像してみるのは良いかもしれない。

いろいろな所でループする議論を見ていると
立場に関係なく、
軽率な発言者とそうでない発言者の差異が
際立って見えるように感じ。

「その根っこにあるのはなんだろう」と考えたりしているので。

161KAZUKI:2004/04/28(水) 09:14
>まっつんサン
>嘘を嘘と…
 その方とは直接絡んだ事は無いですが、ブログを見て歩いてる時に何度か目にして懐かしく感じました。

 言っている事はまさに正論で、そのキャッチフレーズの中には「俺達は嘘を嘘と見抜けるんだぜ!」という一種の
 啓蒙主義的驕慢さが入りやすい、という欠点は確かにあるのです。
 問題はそのセリフを「情報を吟味する段階で思い出すか」「事が終わった後で思い出すか」あるいは情報への
 スタンスとは全く無関係に、「騒乱から逃げるための口実として使うか」という利用者の良識にあるのではないかと
 思います。

162KAZUKI:2004/04/28(水) 13:55
『L'Arc〜en〜Ciel/Dune』再発盤、結局発売日に購入しました。
CCCDじゃなかったですね。売れ行きも好調なようで。

「Tieera」「Heavenly」「True」「HEART」のレビューも早めにアップしたいと思います。

164KAZUKI:2004/05/02(日) 00:39
佐賀市へ。江藤新平と副島種臣の墓に墓参。墓参と言うよりは故人の追慕。
三瀬峠のふもとで子ヤギと戯れたらシャツに飛びつかれて困った。

ジュンク堂で買い物。
『ドイツ・アナーキズムの成立』『バロックの聖女』『ルネサンス/美術と詩の研究』
CD数件届く。今の問題は購入に擁する費用ではなくて収納する場所だ。限界に近い。

軽めにブログチェック。
イラク人質事件、未だに自作自演話、今では強硬に陰謀論へ結び付けようとする者もあり、度し難し。
一方の擁護派もこれまでの反動か居丈高な口調、非難派への煽り等散見。道徳よりハムラビ法典か。嘆息。
泥仕合はまだ続く。その泥仕合の後何割程度が”政治”や”国家”への意識を保ち続けているだろう。
何割どころか何分、ヒトケタ台の%でも残れば上出来だと思う。それなら泥仕合とはいえども意味はあるか。

一部の人には政治に関心を持ってもらう方法としての「選挙」は迂遠な方法だと思われているようだが、結局
遠回りに見えるこの儀式を何度も体験する以外に、国家や共同体に責任をもって関わる、その意識を身に付ける
近道はないのだ。
これまでも繰り返し言われてきた事だけれど、”政治への無関心”と言うのはとっくの昔にシャレにならない
レベルになっているのだから。

F氏から電話。ネットの話。以前から偶然二人ともブックマークしていたブログの話。
軽めに話を進めるうちに二人ともほとんど同じ日に巡回路から外した、とのオチがついた。
”論旨”じゃなくて”文章”が目標だったのか、と二人脱力話。その”文章”もF氏は酷評。
自分も創作っぽい事をやっている手前、かなり耳の痛い部分もあったがそれはそれで。

166KAZUKI:2004/05/05(水) 22:22
>匿名希望の名無しサン
 とりあえず、誤解を解く事から。
 >>39は現在のLINK先はもちろん、過去のLINK先に対しての言葉でもありませんが、率直に言って自分の書き方が
 悪かったですね。

 以前からうちをご覧になっていらっしゃるようですので、多分以前お読みになった事があると思うのですが、
 運営方針の転換前、自分からのLINKを活発に申し込んでいた頃は、LINK先を選ぶ際にどこかしら尊敬できる所、
 あるいは「ここは越えたい」と感じさせるような所のある相手を選んでいました。
 (現在は運営方針の転換により、LINK先を新規に開拓しなくなったのであまり関係無くなってしまったのですが)
 名無しサンの仰るような、つまり感情の行き違い、すれ違い等によりLINKを解除した所に関してもそれは同じです。

 たとえ行き違いがあって交流が無くなったにせよ、一時は共に楽しく交流した事もあるかつてのLINK先を>>39
 ような視点で眺めるのは、言うなれば自分で自分の顔に泥を塗るような行為だと思います。

 つまり”困ったちゃん””困らされた”と言っても、ネット外でもありうる感情の行き違い、的な物とは全く質が
 違うんですね。
 どっちかと言うと”時として迷惑をかけられる事もある無軌道、無秩序系”の方が>>39の説明としては合ってます。

167KAZUKI:2004/05/05(水) 23:02
>匿名希望の名無しサン
 で、上記>>165を踏まえて以前のメールからも改めて書きますが、やはりそういった事は、直接本人に訴えるか、
 ご自分でメールを送る等して、自力で道を切り開くべき問題だと思います。
 ただ、個人的に言わせて頂けば、肝心の本人が”今は気にしていない”と言っているのであれば、その気持ちに従い、
 過去を忘れて新しい目標に向かって進むのが最上の選択肢なのではないでしょうか。
 メールにせよ何にせよ、言われた側も多分「なんでこの話を今更…」と思うでしょうし。
 ”気にしていない”というのが本心にせよ、辛い記憶を振り切るためのポーズにせよ、本人にとって既に過去の話と
 言う事なのだと思いますよ。

 一方の当事者にせよ”あの文章”は既に取り払われて、もっとずっと穏健で、妥当な表現に変えられているようです。
 となれば、貴方が今でも気になさっている事件は、双方の当事者にとって既に過去の話となっているのではないかと
 思うのですが。どうでしょうか。
 実際、Web上で起こる大多数のトラブルは、例えば仕事上のクライアントとのトラブル等に比べればはるかに
 「どうにかなりやすい」物が殆どです。時間が解決したり、当事者の内のどちらか、もしくは双方が、ネット自体に
 継続する熱意や興味を失ったり。…勿論、どうにもならない物も時にはありますが。

 自分のところにだけメールを下さる理由も了解しました。
 そういう事でしたら大歓迎です。酒を飲むのも遊ぶのも人並みに好きですので、メールの中に書かれていたような話は
 抜きにして、いつか福岡に遊びにいらして下さい。メールの話は忘れて歓迎しますよ。

168KAZUKI:2004/05/05(水) 23:40
それにしても。
自分に送られてくるメールの半分以上は(スパムを除いて)既に音楽の話を全くやってない訳だが、それはそれで
なんだか面白いな、と思うKAZUKIであった。
一体何のサイトだと思われてるんだウチは。

169KAZUKI:2004/05/08(土) 01:20
>Crefサン
 >儒教と神道
 その辺の事が知りたければ垂加神道は欠かせないでしょう。
 山崎闇斎と彼の学派については日本思想体系に収録されていますし、随分以前には全集も出ていたはずです。

 水戸学にも影響を及ぼした強烈なファナティズムと不寛容、神秘的儒教とでも言うべき異端のパワーが感じられます。

170KAZUKI:2004/05/24(月) 23:30
いきなりの多忙でメールが滞っております。
特にブラウザメールの方、もう暫くお待ち下さい。

171KAZUKI:2004/05/29(土) 11:14
昼からチェックの仕上げ。が、痛ましい事件も起こったのでちょっとだけ。

自己責任議論の復活は大いに結構だけど、どうせ考えるのであれば今回難にあった2人の方々も、先日人質として
拘束されて議論を呼び起こした5人も、命を盾にして何かを行っていた、と言う点では同等だった事にも思いを
馳せて欲しいけれど。

高遠氏ら3名の自作自演疑惑に関してだが、論じ方について一つ。
当初の”自作自演説”は「計画、実行、解決に至るまで3人の人質が関与していた」という疑惑だったはずだが
少しずつ焦点をずらしながら「人質3名と武装勢力の意思疎通」までも”自作自演”の枠内に含めようとする
動きがあるようだ。
一連の”疑惑”について真摯に解明しようとする気が本当にあるのならば、論者達はそういった議論の歪曲や
拡散をこそ避けるべきだと思うのだがどうだろうか。

まぁ自分の意見としては既にこれまで語っているので付け加えも削除も無いのだが。

多忙の中なので全部の議論やブログをチェック出来てはいないのだが、先日拘束された5名の方々がそれぞれの
方法で今回の事件に関する感想や意見を表明されたのにも関わらず、ブログや掲示板での議論は思ったほど
盛り上がっていないのは残念に感じた。

以上、バタバタと。

172KAZUKI:2004/05/29(土) 11:17
亡くなられた2人のジャーナリストの生と魂、残されたものと残せなかったもののために
黙祷

R.I.P

173KAZUKI:2004/05/29(土) 11:41
タイムリーなメールあり、ちょっとだけ。

>社会問題に興味を持つべきであり、持たない人間は市民社会の成員としての自覚が(以下略)
自分は”あらゆる個人があらゆる社会問題に興味を持つべき”という意見には全く組みしません。
ただ、政治への参加はそれを怠ると社会そのものが腐敗していく可能性が高いため政治への参加としての選挙への
投票は薦めますが。
それだって”薦める”というのが基本であって強制するのはおかしいと思います。

投票の判断自体は、自分の目や手の届く範囲での根拠でも全然構わないんです。
投票時の根拠がイラク問題でもいい、年金問題でもいい、CD輸入権でもいい、Winny開発者逮捕問題でも良い訳で。
イラク問題には興味が無いよ、という人がいたからといってその人を責めるのは全然筋が違う。

ただ、代議制、間接民主制というのは投票する人/分母が小さくなるとどんどん意味というか説得力が無くなって
いく制度ですから、興味自体は忘れないで欲しいと思います。
忘れても非難なんてしないし、する権利も無いけれど、自分としては”そういう物は大事だから、参加できる時は
しておいた方が良いよ”と。

例えば”イラク問題や年金問題に興味を持つ人は偉いが、そういった議論を放り出してその他の問題を論じている
人達は怠慢だ”等といった極端な見方を排し、むしろ”あらゆる問題はそこに解決されるべき謎があるという点で
等価だ”という事実を示すために。

まとまらねー。
さらば

174KAZUKI:2004/05/31(月) 14:26
早く再レビューとか新譜レビューとかしたいんだけど
周りは纏まらない事だらけだよ
EAST END & YURI 風に言うと DA・RA・KE だよ

そういう訳で夜勤から帰ってきたと思ったらまた出勤指令な訳だよ
EAST END & YURI 風に率直な感想を述べさせてもらえるなら YA・DA・YO だよ

でも現在新採用者の教育係でもあるKAZUKIさんとしては再出勤せざるを得ない訳だよ
90年代中盤頃のヴィジュアルバンドっぽく言うと
Die Die Die Die ダーイダーイ ダーイダーイ
だよ。

届いたばかりの『Crematory』の新譜まだ開封してもいないよ
ダーイダーイ ダーイダーイ

175KAZUKI:2004/06/13(日) 22:35
すいません、まだまだバタバタです。
佐世保の女の子とインターネットとか、イラクとか、輸入盤とか、いろいろと
書きたい事はあるんですが。

>Crefサン 灰サン
メールのお返事、も少し遅くなりそうです。もちょっと待ってくださいね。

>麻衣サン
了解いたしました!あくまで許可を得た分の一部をこちらに書いているだけなので、
全くお気になさらずに〜。

また、今日はとても懐かしい人からメールが届いていました。
近頃は特に疲れの溜まる日々ですけど、少し元気になりました!
ありがとうございます。

176KAZUKI:2004/08/01(日) 16:00
ふと気がつくと前の書き込みから一ヶ月以上経っていた。
う〜ん、せめて連続2日以上の纏まった休みが欲しいもんだな…。
9月末までもう一頑張りせねば。

178KAZUKI:2004/08/05(木) 13:49
元ヴィジュアルファンの同級生に久しぶりに直で会いに行ったら微妙な笑顔で一冊の雑誌を。

新創刊『Cure』から「Jロック完全系譜図」だそうです。かなりツッコミ所が多いんですが
(そもそも「ジャパネスクロック」の定義は?ザッと見ただけでも『Gilles de Rais』『BUCK−TICK』
『Merry Go Round』辺りが入ってない理由は?)

細かい所は置くとしても、とりあえず
・音やパフォーマンスの系統で分けるか
・人間関係で分けるか
ぐらいは明確にした方が良いのでは。

ていうかこの系譜図、シーンの歴史的な流れを掴むためでなく、今現在のシーンに居るバンド群を
細分化するために作られてるような気もするのだが。
”現在”はまだしも、”歴史”の部分が極端に粗いです。

180KAZUKI:2004/08/05(木) 15:17
>Marcoサン、Crefサン、ミヤーンの12号サン
 メールのお返事もう少し待ってくださいね。

 手短にメッセージのみ。
 >Marcoサン
 ご期待に添えていないのに励ましていただいて、いつも本当にありがとうございます。
 仕事一段落次第頑張りますね。

 >Crefサン
 まず、通しで聴いて浮かんだ印象を書き留めます。
 次に印象からイメージを繋げて、短いストーリーにします。
 なので「出来上がらない」というのはあんまり無いんですが、なんというか「時間と心の余裕」がないと難しいです。

181KAZUKI:2004/08/05(木) 15:27
 >ミヤーンの12号サン
 ラルクと爆笑問題の件についてはメールのみと言う事で、もうしばらくお待ち下さい。 
 しかし結構古い事件なんだなぁ。なんか時間の流れが早いや。

 『華氏911』について
 ドキュメンタリー、つまり編集の行われた映像の羅列→”広義”のフィクションの一つ
 ですから、見た人がそれぞれ自分なりの正解…「説明」を、と。
 浮かび上がる感情も、思考もどちらも疎かにしないように。
 最後に「考える」のは見た人自身です。

182KAZUKI:2004/08/08(日) 10:25
ここ一ヶ月位のうち、一週間に三度もPC立ち上げる機会があったのは久しぶりだ。

>弟が所属している『REDRISE』に関して質問してくださる方へ

いや〜、なんかいろいろ動いてるらしいんですが俺は本当にそっち方面の話には答えられませんので…。
ただ、兄として言わせて貰えば、東京に行ってからの月日はせーじにとって本当に勉強だらけ、毎日が修行の日々、に
なってるんじゃないかなと思います。

技芸を以て身を立てようと志す人間にとってそういう日々を過ごせる事がどれほど貴重な物かは言うまでも無い事で、
そういった観点から『REDORISE』中村氏を始めとして東京に弟を呼んでくださった方達全てに、せーじの兄として
深く感謝しております。

今後の『REDORISE』がどうなって行くとしても、『REDRISE』でこれまで得た物、これから得る物は、せーじにとって
将来を通じての貴重な財産になっていく事でしょう。

…あと、自分としては、弟を通じて聞かせてもらう東京メタルシーン話、特にメタルビジネスの現状についてはかなり
勉強になったなぁ
今の国内音楽シーンで”ハードロック””メタル”である事の意義と意味…やね。

183KAZUKI:2004/08/08(日) 11:32
しばらくネットショップ散策。
『CHAOSTER』新譜出てたのか。買おうか買うまいか。

185KAZUKI:2004/09/01(水) 16:41
TOMCATサンのURL変更。

あと、遅まきながらMP3プレイヤーを購入したので今度みんなのカラオケでも録音してみよう。

187KAZUKI:2004/09/01(水) 17:10
>匿名希望さん
 Dojoと誤解の件、初耳でした。お知らせありがとうございます。
 ちょっと自分なりの考えを書いてたんですが、上手くまとまらなくなった&これから夜勤で時間が無いので、
 また今度書きますね。どうしても纏まらなければ箇条書きで(笑 メールでもしますので。

 メールを頂いてから自分なりにいろいろ調べてみたのですが、話の詳細は殆ど確認出来ませんでした。
 仮に誤解されていたのがウチだとしたら、原因は多分>>23 とか>>39 辺りの書き込みだと思うのですが。
 時期的にも良いタイミングで重なりますし。

 ただ、自分の場合基本的な考え方として>>166 がありますので、LINK先や元LINK先に悪い意味での影響が
 及びそうな事はなるべく避けていますし、ましてや悪戯となれば、論外ですね。

 そもそも自分は音源はチェックしてますが、バンドの来日、イベント等は殆どチェックしていませんので…。
 チェックしても、今の仕事だと直前でシフトが変わったりするのが日常茶飯事なんで、怖くてチケットが
 買えないのです。

 ゴス系のイベントには、仕事が落ち着いたら行ってみたいと思ってるんですが。

 あと、ライブに関しては『シティ情報誌ふくおか』がほぼ唯一の情報源です(キッパリ
 ライブレビューとかやるんならもっと細かくチェックしますが、今の忙しさではそれは無理ぽいです。
 音源のレビューすらままならんので。とほほ。

188KAZUKI:2004/09/03(金) 14:20
>匿名希望さん
 今はもう滅多に見に行かないんで、よく判らないんですよねー。スイマセン。
 でも、少なくとも以前見に行った時点ではサイト内容もレビューも日記もごく普通でしたよ。

 北九州来訪、楽しみにしております!
 近場で門司港レトロでも見に行ってみますか。

189KAZUKI:2004/09/03(金) 14:25
ガーデンシェッドに『新月』LIVEアルバムが!
そういや、新譜はどうなってるんだろう。
今夜の夜勤明けたらころんたサンとこを訪問しようかな。

190KAZUKI:2004/09/03(金) 14:32
出勤するんでPC落とそうとしてたらエラいものを見せられてしまった。
細木数子って今レギュラー番組持ってるのか…。

193KAZUKI:2004/10/06(水) 21:38
おでんちサン、遺骨サン、灰サン、ミヤーンさん、メールどうもです!
ちょっと返事遅くなりますがご容赦くださいませ。
最近は特に家に長く居る事がほとんど無いもので、申し訳ないです。

194KAZUKI:2005/01/26(水) 23:55:44
久々にヒマになったので溜めといたメールの返信を、と思ったらメールが全然読めなくなっておるよ。
多分Officeの再インストールすればいいのかな。

しゃあないのでブラウザメールの人たちに先にお返事を。

そういうわけで遺骨サンもう少しお返事遅くなります。スイマセン。
灰サンとCrefサン、遅くなりましてスイマセン。

195KAZUKI:2005/02/17(木) 21:56:25
転勤決まって再びお引越しであります。
といっても今住んでる所はそのままで、新しい勤務地に家借りて
もう一箇所拠点を構えるカンジ。
PCは多分新しい拠点に運ぶと思うので、また手続きがいろいろと
せわしないであります。

>Crefサン
 確実に俺じゃないです(汗
 うちのトップに書いてあるとおり、うちの解釈はあくまで
 俺だけの「正解」なので・・・。
 しかしBUCK-TICKの新譜は楽しみですね〜。
 移転でバタバタだろうけど、いい息抜きになりそうです。

 『ALI PROJECT』は数年前によく聴いていて、レビューに
 加えようかと思った事もあったのですが、主なファン層は
 ”澁澤系”に被るのかな?とも考えて、止めておきました。
 そういえば最近よく名前を聞きますね。

196KAZUKI:2005/02/17(木) 21:57:44
>俺だけの「正解」
 自分にとって「最も美しく感じられる説明」て事ですね

197KAZUKI:2005/02/19(土) 02:09:25
>Crefサン
 >澁澤嫌い
 あはは。すいません、妙な誤解を招く書き方で・・・。
 いや、渋沢好きな人って結構居るんで、そういう人たちのサイトでとっくの昔に
 レビューされてるだろうな、と。
 そっち方面を避けてると言うのは確かにありますが、それは澁澤や種村が嫌い
 だからではなくて、そっち方面にまでLINK/交友を広げると、収拾が付けられなく
 なりそうだからです。
 ネットだけに没頭できるような環境だったら、なんでもない話なんですけどネ。

198KAZUKI:2005/02/19(土) 12:51:57
>灰サン
 シフ、ラーンキ、コチシュと言えば「ハンガリー若手ピアニストの
 三羽烏」と言われたりもしてましたね。
 コチシュの「バルトーク:ピアノ曲集」、一時よく聴いてました。
 ハンガリーのピアニストならヴァーシャーリもオススメです。

 こないだみたいなバタバタ観光ではあんまりなので、是非もう一度
 いらして下さい。
 犬鳴峠…オカルトかな?
 間道を辿っていくと地図に無い村(犬鳴村)が現れる、とかいう。
 ヒマな時に弟と一緒に遊びに行ったりしたな〜。
 確か『Neil』イメージ文の原型は「犬鳴村」が原型だった気がする。

 随分前に殺人事件があったりしたので、一頃は真夜中に見物に来る人も
 多かったみたいです。

199KAZUKI:2005/02/20(日) 17:48:40
上で書いたんで夜勤明けに久々コチシュを聴いてみた。
コチシュのバルトーク演奏には賛否両論あるみたいだけど、独特の…言葉を
選ばずに言えば”一歩間違うと下品になりかねない”緩急の付け方は好きだな〜。

自分は「クラシックにどっぷり」ってタイプでも無いし、緩急がついてた方が
気軽に聴きやすいってのはあるかもしんない。
まぁ結局はバルトークをどう解釈し、コチシュの表情の付け方をどこまで許容
するか、という問題になってくるんだろうけど。

200KAZUKI:2005/02/20(日) 18:01:24
それほどたくさんクラシックを聴いた訳では無いけど、コチシュのバルトークと
比べてみると、同じハンガリー出身のシフの演奏でも少しあっさりしすぎて
物足りなく感じたりしてしまう。
シフ自身がそういう個性のピアニストであるというのも一因だと思うし、シフの
若い頃の演奏しか聴いた事が無いから、最近の演奏では違うのかもしれないけど。
ちょっと探して買ってみようかな、最近のシフが弾いたバルトーク。

201KAZUKI:2005/02/20(日) 18:37:51
コチシュが正統に…打楽器的に”バルトークにおけるピアノ”を使うのに
対して、シフは上品で静かな印象。
どちらにも良さがあるから、曲ごとに聴き分けるのがいいんだろうかな。
しかしこの上クラシックのCDまで聴き(集め)始めたら身代が潰れますワイ。

202KAZUKI:2005/02/28(月) 01:32:37
>灰サン
 山田風太郎
 久生十蘭
 岡本綺堂
 G.K.チェスタートン
 宮崎市定
 M.D.ポースト
 海音寺潮五郎
 マルセル・シュウォッブ

 こんな感じです。”純文学”はほとんど読まないですね。

203KAZUKI:2005/02/28(月) 14:17:12
メールに書き忘れ。スイマセン。ここで補足ってことでご容赦!

詩人なら
ディラン・トマス
ミシェル・モルポワ
西脇順三郎

204KAZUKI:2005/03/04(金) 01:49:18
更新休業中(まあ今も実質そうなんですが)に時々このサイトを知ってる知人と話をしてたんですが、
話の中で「誤解されてるな〜」と思った事が何度かありました。

一つは、サイトの内容。
 『異端者の庭』はメタルサイト、プログレサイト、ヴィジュアルサイト、ゴシックサイト、以上の
 いずれでもなく、管理人が好きな音楽をレビューするサイトです。
 特にゴス系サイトと思われてたのを知った時は、自分にそういう意識が無かったのでちょっと
 ビックリしました。

もう一つは、この板で語った事。
 軍隊に対する誤解なのですが、管理人は基本的に反戦派です。
 反戦派ですが、現在の周辺情勢や世界の趨勢から考えて、日本が軍備を保持するのはある程度
 止むを得ない事だ…というのがスタンスで、従って9条の条文改正についてはもっと慎重である
 べきだ、と考えています。

 ”軍備を語る事”と”反戦派である事”は少し前まで公の場では両立しない事柄であったような
 気がします。本当は両立する、と言うか、現在の現実世界を真面目に検討すれば、両立しないと
 おかしいような気すらするのですが。
 しかしこの辺の問題を突き詰めていくと「”いわゆる革新系”の功罪」なんてエリアに立ち入る
 事になるので、ここでは突き詰めませんが。

勿論、話の中で誤解は解いてある訳ですが、もしかしてこのサイトをROMってる人の中にもそういう
誤解があるのかな?と少々不安になったりはした訳です。

205KAZUKI:2005/03/08(火) 19:14:29
刀は、その所持者にそれを自在に扱えるだけの腕力と、抜きどころを誤らない
判断力があってこそ、護身の役に立ちます。
力の無い人間が刀を振り回しても最終的には身の破滅を待つだけだし、真っ当な
判断力を持たない人間が刀を持てば無闇に力を濫用するだけでしょう。
自衛隊=日本の武力に関しても、それと同じだと自分は考えているのです。

我々が生きる世界は残念ながら”童話の世界のドングリ村”ではないので、
何の備えもなく安穏と過ごしていれば、強盗が入ってくる事もありうるし、
詐欺師に利用されそうになる事もありうる訳で、そういうものに対する準備
自体は必要だと思います。

しかし、それを持つ前にその前段階として、まずは刀を持つだけの腕力
(軍備と軍事に関する理解)と、抜き所を誤らないための判断力(戦争の
恐ろしさを含めた、戦争そのものに対する理解)が必要であり、それを身に
付けるための、”英雄譚では無い”『戦争論』と『戦略論』が必要なのでは
ないか、と考えているのです。

206KAZUKI:2005/03/08(火) 19:29:01
>灰サン
 >現在の現実世界を真面目に検討すれば、両立しないとおかしいような気すら
 するのですが。

 確かに「現在の条件下では」という留保が無ければ単なる傲慢な意見ですよね。
 ちょっと安易に書きすぎました。今後は気をつけようと思います。
 ご指摘ありがとうございます。

>ミヤーンさん
 『BUCK-TICK』の新譜、今日購入しました。
 オフィシャルも見てきましたよ!アルバムの曲目ももう出てたんですね。

 テーマは”ゴシック”かー。
 ”ゴシック”ってのも掴み所があるようで実は無い言葉ですから…。
 議論を呼びそうですが、今は楽しみに作品を待つ事にします。

207KAZUKI:2005/03/15(火) 01:23:29
>灰サン
 ALI PROレビューは確かに面白そうだけど、それ以前の宿題が多いからなあ…。
 転勤して落ち着いて、もし余裕があれば…って感じです。

 畑亜貴とかZABADAKとか黒百合姉妹とかALI PROとか。
 少しずつ中心のずれたリング、って感じですかね。

 >ベストサイト
 プログレならやっぱりOffice ChipmunkやFragile Isolation Ward辺りがトップを
 争うのではないかな。
 レビュー内容の濃さでは未だに他の追随を許してないのではないでしょうか。
 両サイトのレビューにそこはかとなく漂う”昔ながらの頑固なプログレ聴き”って
 雰囲気は大好きですね。
 一筋に聴き重ねてきた人と言うのはやっぱりああいう風を醸し出す物なんでしょう。
 俺自身はああいうレビューを書こうとは全然思いませんが、それでもたまに閲覧しに
 行く度に、彼方の峻厳な高峰のようなサイトだなあ、と思います。

210KAZUKI:2005/03/21(月) 18:11:23
福岡にしては珍しい規模の地震。
大した影響は無かったけど、引越しの荷物が崩れて、本をもう一度箱詰めする
羽目になりました。
メールくださった方、ありがとうございます。
ご心配かけましたが全く損害なしです。

211KAZUKI:2005/03/21(月) 18:11:43
>灰サン
 >ネオプログレ論争
 論争と言うほどではないのですが、こないだうちのサイトの事を知ってる人と
 ご飯食べた時に出た話題なんです。

 うちのサイト内、主に掲示板や、特に『PALLAS』のレビューではNeoprogの
 再評価を強く訴える形になっているのですが、もちろんこれは
 「自分の基準で聴いて良いと思える物や部分に関しては、これまでの通念や
 定評に惑わされずに”良い”と評価すべき」というのが主眼であって、
 それがたまたま従来の評価への苦言と言う形になっているだけであり、
 「Neoprogは、従来が時代の流れとシーンに登場してきたタイミングの悪さに
 よって不当に評価されていただけなのであって、実際は全てが素晴らしい、
 ”隠れた名作”群なのである」等という馬鹿げた主張では無い、という話を
 したのです。
 当然と言えば当然な事で、本サイトのヴィジュアル系の評価にしてもスタンス
 としては同じなのですが。
 要は、Neoprogだろうがなんだろうが、自分の耳で聴いて良ければよいと言えば
 いいし、カッコ悪ければカッコ悪いと言えばよい、と言う事です。

 権威より自分の耳。Neoprogの再評価が進んでいるからといって、無闇に褒め
 称える必要は全然無いですから。

212KAZUKI:2005/03/21(月) 18:11:58
 再評価や揺り戻しが始まると、自分の耳よりそういう流れの方に従ってしまう人は
 当然存在すると思いますが、しかしそれもまた個人の自由な鑑賞態度だ、と言う
 現実をよく踏まえた上で、管理人自身としては、音楽雑誌の評価という権威から
 逃れて、時代の勢いという別の権威に逃げ込んでいては意味が無いように思います。
 これはあくまで”管理人の立ち位置”の表明であって間違っても鑑賞態度の他者への
 強制ではありません。
 時代の空気を掴んで下されるのも「評価」、自立自尊の価値観に拠って下されるのも
 同じ「評価」です。

 例えて言うなら、歴史の専門書をそっち系統の専門書の古書店に持ち込めば高値に
 なり、ブックオフに持ち込めば一般書として十把一絡げになるような物です。
 どちらにも一長一短があり、どちらが善でどちらが悪か、というような問題では
 ありませんよね。

214KAZUKI:2005/03/21(月) 18:21:05
なんかヘタなたとえ話のせいでかえって判りづらくなった気がするな。

で、前段に続けて、うちとしては”一般書としての市場評価”になるべく左右されない、
自分の評価に自信を持った”専門書の書店”でありたい、って事です。

Neoprogの話をしながら、そういう事を考えたのでした。

215KAZUKI:2005/03/21(月) 22:34:49
ブックオフの評価も”正しい”し、専門古書店の評価も”正しい”
ただ評価の基準が違うだけ。
その基準の違いによって、同じ本でもビックリするほど高く値ぶみされる事もあるし
その逆もある。
要するに大事なのは、”しっかりとした評価の基準がある”と言う事。

『PALLAS』や『IQ』『MARILLION』は管理人である俺にとって高値で買い取れる本だった
けれど、同じNeoprogだからといって無条件に高く買うとは限りません。
逆に、Neoprogでも、俺は高く買わないけれど、他の、例えばブックオフ系の古本屋
(レビューサイト)では高値がつく事も十二分にあり得る。

『PALLAS』という音源、バンドに対して高い評価はしたけれど、Neoprog全てに高い
評価を下している訳では無いって事です。
Visual、Gothic、Progmetal、Newroma、Gothicrockにしても同じ事で、評価は
ジャンルに対する物ではなくて、個々の音源に対する物ですよ…と、長々と説明した
割には平凡なオチですが。これも結構誤解されてるようなので。

216KAZUKI:2005/03/21(月) 22:48:57
>他の、例えばブックオフ系の古本屋(レビューサイト)では高値がつく事も
 専門古書店だって評価基準が違えばうちと違う値段がつく事だって普通にある訳で、
 よそ様のレビューを始めとする他人の評価を気にしてたらキリは無いってモンです。

>レビューしてない作品とジャンル
 例えば『Theater of Tragedy』の4th以降とか、レビューしてないもんで
 「KAZUKIサンはデジ系ゴシックは嫌いなんでしょうか」等と、他ならぬ灰サンから
 以前も聞かれたりしたんですが、そんな事はありませんでしたよね。
 単にレビューが遅いだけです。エヘンエヘン

 ジャンルを認めない、というのは自分には無いです。
 「ジャンルに拘るな」という話はしますけど、ジャンルの有無とそれに縛られる事の
 長短は別にして考えた方が良いでしょうね。
 例えば”ジャンルという枠を作って考える事から発生した発想の飛躍”と言うのも
 理論的にあり得ますから。

 そもそも音楽自体が沈黙と言う無音との差異の集積によって成り立つものであって、
 差異の共通点の集合と言う意味でのジャンルは当然存在します。

217KAZUKI:2005/03/21(月) 23:06:10
自分が気になるのは、若い人や、世間的に高い評価を得ていないジャンルの音楽を
愛好する人にしばしば見られる”ジャンルをくくる事によって、ジャンルの外や、
多数派に対して極端に排他的になってしまう”ようなケースであって…。
「○○以外はみんな糞」「○○を聴く人は耳が腐っている」
「○○はどれを聴いても一緒(に違いない)」
「○○が楽しめない人は崇高な精神性を理解しない凡人だ」
「○○ばかり聴いている人には××を聴かせても理解できない(だろう)」
etc...

排他的に他者を攻撃するような事さえなければ、自分の聴いている曲をどう分類
しようが、本来聴き手の自由なのですが。

218KAZUKI:2005/03/21(月) 23:12:55
多数派の差別意識も、少数派の選民意識も同じ物の裏返し。
そんな意識に囚われっぱなしにならない為には、お互いどんな立ち位置を保てば
ベストなんでしょうかね。

219KAZUKI:2005/03/22(火) 02:27:35
>Crefサン
 >>217はひと昔前のヴィジュアル好きの会話でわりかし頻出していた内容を、
 ニュアンスで要約した物です。
 ○○の中にはジャンル名なりミュージシャン名なりを入れてくだされば。

 >2ch
 こういう発言がわりかしサラッと世間やネットに出てくるようになったのは
 確かに2ch拡大以降なんですが、音楽ファン、マニアの間ではずっと燻って
 いた事でもあったんでしょうね。
 絵画好きにも歴史好きにもこの手の排他意識は存在しますし、”隣の畑”への
 罵倒、陰口となれば。

 生活に関わる物ではなくて「嗜好品」だからこそ、選民意識や差別意識、
 (多数派もしくは少数派への)帰属意識で、”そういう音楽を聴いている自分”を
 飾りたい、と思う部分も出てくるのかもしれませんね。

220Cref:2005/03/25(金) 01:11:53
ルール違反ごめんなさい!PC調子悪いです。ついでにアド変えるので携帯の方に連絡よろです

221KAZUKI:2005/03/26(土) 13:42:21
>Crefサン
 了解でっす。
 後、こういう時は遠慮なく普通のメアド使ってもらっていいですよ〜
 LINK先の方とか、普通のメアドで送ってもらってますから。
 堆朱サンについては了解です!
 楽しみにお待ちしております、とお伝え下さい。
 クラシックにはあまり詳しくありませんが、一緒に勉強していきましょう。

222KAZUKI:2005/03/31(木) 20:39:11
>堆朱サン
 初めまして!
 なんか秘密クラブみたいになってますが管理人の気まぐれゆえです、スイマセン。

 >Crefサンとメール
 元は、以前メーラーに使ってたOutlookが調子悪くなったのが始まりで、その時に
 いろいろとフリーのメーラーやブラウザメールを試用してたんですよね。
 で、その時はいずれサイトのメールも含めて全部ブラウザメールに統一する気
 だったので、その頃知り合った人達に新メアドとしてそのアドを教えてた訳なんです。
 まあ結局、OSを入れ替えるとメーラの調子が戻ったので、メアド変更の件も
 うやむやになった訳ですが、そのままダラダラとブラウザメールと併用してる内に
 ブラウザメールの方が来るメールの数が多くなってしまったので、これはこれで
 良いか、とそのまま使うとる訳なんです。

223KAZUKI:2005/03/31(木) 20:59:48
 時事ネタについて書かないのは別段特別な事ではなくて、むしろイラク人質事件の
 頃の方が例外だったんです。
 殺害された香田氏の件についても基本的なスタンスは変わりませんでしたし、同じ
 内容を繰り返し書くのもどうだろう?と思いましたので。痛ましい事件でした。
 同じ人命、と書いた部分が変わらないスタンスという事です。

 >戦争論
 戦後の反戦教育が「情」の部分に偏りすぎていた、とは言えると思います。
 「情」の側面から偏って見すぎているので、同じ”情”だけでなく、”利”や
 ”理”といった別方向からアプローチされると、何か凄い事でも言われた気になって
 苦も無く真逆の戦争肯定派になってしまったりする。
 情にも利にも理にも偏ってはいけないし、かといってどれかを排除してもいけません。

 「兵は国の大事、死生の地、存亡の道」とは有名な兵法書『孫子』の冒頭に書かれた
 言葉ですが、これ以降の章はよく読むのに、冒頭のこの章を流し読みしている人は
 案外多いのではないかな、と最近は特に感じます。

224KAZUKI:2005/05/04(水) 23:06:03
>灰サン
 なるほど、確かに初期の方が俺には合いますね、『ALIPRO』。
 「月下の一群」とかってもう手に入らないんですか?

 レビューは…う〜ん。作品以外、つまり音楽以外の要素で苦労しそうなんで、
 やっぱ他の宿題の後になるかと…。
 今持ってるアルバムにしても、音や歌詞自体は好きなんですよ。

226KAZUKI:2005/05/05(木) 22:39:38
>Crefサン
 >ゴシックとゴシックメタル、ゴスシーン
 まず音だけ見てみても、ゴシックロックとゴシックメタル、というのが既に別物ですからね。
 思想の面から見れば、観念・概念としてのゴシックと、ライフスタイルとしてのゴシックが
 また微妙に違う。
 勿論、建築様式としてのゴシック、もポピュラーですよね。

 しかしゴシックメタルの中にはゴスの要素を含む物が多いですし、ゴシックロックの歌詞世界、
 特に初期のバンドたちの歌詞世界が現在巷間で言われている”ゴス的思想”に即、結びついて
 いるかと言われれば、実はそうでもない。
 ゴシックロックの歌詞世界というのは文学的ではありますが、直接思想を表している物というのは
 予想に反して少ない。

 ただ、ゴシックロックは”ライフスタイルとしてのゴシック、ゴス”を生きる人たちのBGMとして
 非常に優秀である、とは言えると思います。
 その文学性、装飾性、退廃美などは今更列挙するまでもありませんが、何よりも大事なのは、
 優秀なゴシックロックがその中核に必ず持っている(グノーシス思想にも似た)現世否定、そして
 ”空虚”です。
 ゴスを生きる人々を支える冷徹な世界観は、血と肉ではなく、青白い遺骸が詰め込まれた底なしの
 井戸のような空虚を足場にして出来ています。

 さて、ご質問の核心である所の”現在のゴスシーンに対して「ゴシックメタル」が拠って立つ
 所とは何なのか”というのは、自分にとっても大いに気になっていた部分ですし、自分としては
 回答もあります。
 いずれゴシックメタルのレビュー内で語っていく事になると思うので、気長にお待ち下さい。

227KAZUKI:2005/05/05(木) 22:58:06
 >ゴシックメタルの名盤紹介
 現時点では純生サンの所が一番優秀なガイドでしょうね。
 コーナーの最初に書かれている通り、一人で楽しむのなら別に好きな物を好きなように
 聴いていって構わないんですけど(ていうか自分的にはその聴き方こそ王道だと思います)
 しかし、それに関して他者とコミュニケーションをとるのであれば、やはり話し相手の事も
 考えて”一般的な名盤”は一通り聴いておいた方が話がスムーズでしょう。
 始めから”ゴシックメタル全般が好きな人”を探して話に行くのに、初対面からあまりにも
 マイナーなバンドの話題ばかりだとお互いキツいと思います。
 それをCrefサンが良いと思うか、悪いと思うかに関わり無く、話のネタにはなるはずですよ。
 >>69で書いた事にも関連しますが、「○○の××の良さが判らない奴とは話は出来ん!」と
 言うような偏狭な相手ならともかく、普通のゴシックメタル好きの人とはそれで十分に
 コミュニケーションが取れるでしょう。
 (ちなみに>>69で書きたかったのは、そういう偏狭なコミュニティーが昔はあった、と
 言う事なんです)

 ちなみに自分も名盤と呼ばれるものは一通り聴いてはいます。
 レビューはしませんが。多分しないと思う。しないんじゃないかな?まちょと覚悟はしておけ。

 ちゅーわけでウチでは”世間が言ってる名盤紹介”はしないですけど、ある程度Crefサンの好みに
 合いそうなのをいくつかピックアップして、返信しておきますね。

228KAZUKI:2005/05/19(木) 23:01:27
>堆朱サン
 テミルカーノフ!爆発的な人、って印象がありますけどね。
 確かその人のチャイコフスキー持ってます。

 確か、初めて買ったのはモントゥーの白鳥の湖とドラティのワーグナー?かな?
 今は実家にあるはずです。

229KAZUKI:2005/05/19(木) 23:10:23
>堆朱サン
 書き忘れましたが、最初のメールでお奨め頂いたナクソスの日本作曲家シリーズ、
 5枚ほど入手して聴いています。
 大澤寿人、大栗裕、諸井三郎…と、しばらく楽しめそうです。

230KAZUKI:2005/05/23(月) 02:39:36
>Crefサン
 >ゴシックメタルとゴシックロック
 むしろ今、出てきている物については、両者は近づきつつあるのかな、という気もしますよね。
 どちらかと言えば”ゴシックメタルからのポップサイドへのアプローチの結果”という面が強いのでは
 なかろうかと思いますが。

231KAZUKI:2005/06/02(木) 13:23:52
>灰サン
 そうですかー。ついに衝突してしまいましたか〜…。
 メールで伺う限りでは、時間の問題かな、という感じはしてたのですが…。

 参考になるかどうかは判りませんが、自分が似たようなケースになった時の経験を。

 自分も歴史系のサークルでそういうトラブルに巻き込まれそうになった事があるんですが、
 その時はとりあえず、周囲に飛び火しないように気をつけました。
 サークルそのものが壊れてしまったり、自分達のトラブルが元で他がギクシャクしたら
 取り返しがつかないな、と思いまして。
 当時のリーダーには、トラブルに関わった両者プラス自分を例会から外してもらうように
 申し入れて、その通りにしてもらいました。
 灰サンにも見せた事がある「九州戦国史」と「太平天国の乱」を少しずつ書いてたので、
 直に感想を聞けないのは当時の自分にとっては結構なダメージでしたね…。

 ネットでも似たようなトラブルがあって、その時も似たような展開でしたが
 (首突っ込んで巻き込まれ型、の人間なんす。好奇心は猫をも殺す。老婆心も猫をも殺す?)
 LINK先には早めに対応のメールを送りました。

 もしもメールなどでサークル内全員に対応するのであれば、
 事情説明は極力私情を交えず、どちらかと言えば自分の方を悪目に書いておく、というような
 気遣いをしておけば、それほど大きく飛び火はしないと思います。

 ネットと違ってリアルの人付き合いでそこまで派手にモメるとキツいっすね。
 相手側のやってる事も単なる誹謗中傷を超えて、ヘタすれば警察沙汰になりかねない行動だし。

232KAZUKI:2005/06/02(木) 14:08:25
>ゴシック
 雑誌送っていただいてありがとうございます。
 自分もちょうど先週末に本屋で見つけたので購入しましたが、灰サンの方が早かったです。
 『BUCK−TICK』に深く関わる人の記述だけに興味深いですね。

 特にゴシックに関する記述は、日本におけるゴシックの受容については賛成。
 欧州ゴシックの根っこにはキリスト教美術や思想がある、という部分はその通りだし、日本人に
 それがそのまま再現できるのか、わかってんのか、というのはもっともな疑念ですよね。

 ただ、欧州文化の輸入としての”ゴシック”と同時に、国籍人種を問わず存在する”ゴシック
 要素”という論点もある訳で、欧州文化の完全再現は、味噌汁飲んでタクアン食べながら育った
 日本人にはまだまだ時間がかかる事業なのかもしれないけど、「ゴシック要素」を強調して
 ”日本独自のゴシック”を完成させる事は現在でも十分可能だと思うんです。
 (欧州文化の再現、という点に関して言えば、『MALICE MIZER』はその辺の匙加減がとても上手い
 バンドだったと思っています。現在のmanaはむしろ欧州ゴシックに対してHR/HM的な音像からの
 アプローチを試みているようで、それはそれで非常に興味深いですね。)

 そこで”欧州文化の輸入”も大事だけど、そういう行動と並行して、クリエイターの人たちにはもっと
 日本人として育った日本人が作る”日本的なゴシック”を表現して欲しいし、『BUCK-TICK』に
 ついて言えばそれは新譜『BUCK−TICK/十三階は月光』で既に十分実現されていると思うんですよね。
 あのアルバムを自分は「これが”『BUCK-TICK』が表現するゴスだ”」という重みを感じながら
 楽しんでいます。

 ゴシックを欧州伝統がなければ解釈できない一神教と捉えるのも正しいし、百人にいれば百の表現で
 ”ゴシック”が存在する多神教だ、と捉えるのも、どっちも正しい。
 自分にとってそんな事を考えさせられる、興味深い記事でした。

 日本のゴスの現状というのは”欧州文化としてのゴス”と厳しく比べれば、悪口(今回の記事は
 悪口ではないと思いますが、例えとして)はいくらでも言えてしまう物だと思うけど、でもそれでは
 進歩が無いですよね。
 今現在根付きつつある物として、いろんな人の手や意見(今回の記事はそういう意味で貴重な
 意見だと思うんです)で着実に成長していって欲しいし、もしかして自分がそれに少しでも
 貢献できれば、嬉しいかな、などと分不相応な事を思いつつ新しいコンテンツを考えてます。

233KAZUKI:2005/06/02(木) 14:15:55
日本ナイズされたゴスだから詰まらない、というスタンス(ex.欧州ゴスへの回帰)
日本ナイズされたゴスだから面白い、というスタンス(ex.ヴィジュアル系の欧州進出)

どっちも正しいし(そもそもスタンスに正しいも間違いもないし)、どっちの意見も、深めれば興味深い論点が
いくらでも出てくる素材なのではないかな。

234KAZUKI:2005/06/02(木) 20:27:54
『TYRANT』の新譜が届いた。
とりあえず、MASATO氏が『聖飢魔Ⅱ』のエース清水みたいになっていた!
KEISUKE氏には取って食われるかと思った。
Z3氏は相変わらずだったのでちょっぴり安心した。
ほんで後はAYUMI氏がシックゴス美麗だったので全て良し!

…と、これじゃあんまりなので久々にレビュー書こうかな。
最近仕事忙しくて音楽聞く時間自体少なかったし。

235KAZUKI:2005/06/03(金) 22:36:14
引越し荷物の中から1stと2ndを探してる内に半日が過ぎてしまった
しかしCDの整理が進んで思わぬ掘り出し物が
て言うか『MOONSPELL』の4th、気づかずに2枚買ってた。トホホ。

236KAZUKI:2005/06/05(日) 00:12:41
ついでと言ってはちょっと言葉が悪いですが『CREMATORY』『TRAIL OF TEARS』の新譜も鑑賞中。
『TYRANT』の新譜と三つ合わせて更新できたらいいなあ

237KAZUKI:2005/06/05(日) 23:40:41
書く内容は大体決まってるんですが、急な仕事が入って更新できませんでした。
久々にタイミングよくやる気になったと思ったらこれだ。
明日の仕事が終わったら休みが入るから、その間に時間をとろうかな。

238KAZUKI:2005/06/13(月) 00:13:06
『TYRANT』新譜レビュー、出来たには出来たけど…
どうも偏りすぎているような気もする。

LINK先だからこそ安易なレビューはUPしたくないし
もう少し聴き込んで、高い評価に今以上の自信が持ててからにするのも一手かな。

「華麗なるレビュー」が持て囃される一部の風潮もあまり好きじゃないし、久々の
レビューだからこそ”好きな物を、じっくり評価してアップする”という基本を
もう一度自分の中で確認する契機にしたい。

まあ、とりあえずアップしといて後で修正しても良いんだけどさ。
良い作品なのは間違いないし、今完成してる分くらいの地味なレビューの方が
逆に良いかもしれないなあ。

…明日読み直して、また検討するとするか。

239KAZUKI:2005/06/19(日) 11:21:46
とりあえず、『TYRANT』のレビューはあのまま置いておく事に。
気になる所が無いでもないけど、それほど大きな瑕疵ではないから、いいかな。

240KAZUKI:2005/10/12(水) 18:17:32
ようやく復帰というか、少しは時間が出来そうです。
旧メアドはもうすぐ使えないように処置するので、新しいメアドをこちらに
貼ろうと思います。

248:2020/10/29(木) 10:01:04
下のURLにあめぞうの情報がありますのでそれを見て知ってください
あめぞうさんという方のためにもどうかお願いします
ttp://resistance333.web.fc2.com/newpage1.htm
ttp://tiyu.to/1ch_08.html

↓私の掲示板です
ttps://9207.teacup.com/aaaa/bbs


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